JP4919397B2 - 核酸導入用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、核酸を細胞内へ導入するための組成物に関する。
遺伝子などの核酸を細胞内に導入する方法として、カチオン性脂質単独またはこれを含むリポソームと核酸とが形成する複合体を用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。実際、この方法用の試薬として、例えば、「リポフェクトアミン」、「リポフェクチン」、「トランスフェクタム」、「ジーントランスファー」、「リポフェクトアミン2000」などが市販されている。
しかしながら、これら市販の試薬には、次のような問題点が指摘されている。a)製剤としての保存安定性が悪く、リポソーム等を用いた遺伝子の細胞内導入・発現において再現性が悪い。b)細胞培養のための培地中に添加する血清(Fetal Bovine Serum)中で非常に不安定であり、細胞を培養している血清入り培地をいったん無血清培地に置き換え、導入後また血清入り培地に戻すという煩雑な手順が用いられている。また最近では、血液中あるいは体内においても非常に不安定であることが明らかになりつつある。c)市販品の多く(例えば、リポフェクトアミン、リポフェクチン、リポフェクトアミン2000)は既に脂質が水に分散した形でのみ提供されており、ここに外から遺伝子水溶液を添加する手順となっているが、これでは、リポソームの外側に遺伝子が結合した複合体は製造することができても、遺伝子を内封したリポソームを製造することは不可能である。また、リポフェクトアミン2000はカチオン性脂質の過酸化物形成を避けるため、過剰な撹拌、振盪ができず、細心の注意が必要であるといった煩雑さを有する。d)細胞毒性が非常に強い。
このように、遺伝子などの核酸をカチオン性脂質単独またはリポソームを用いて細胞内に導入させる試薬はいくつか販売されてはいるが、多くの問題をかかえている。
特開平2−135092号公報
本発明は、細胞毒性が低く、被導入核酸の細胞内導入性および細胞内での発現を改善した核酸導入用組成物を提供することに関する。
本発明者らは、低細胞毒性、遺伝子などの核酸の細胞内導入性、ひいては細胞内での発現を改善方法について鋭意検討した結果、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドおよびリン脂質を遺伝子などの核酸とともに投与または細胞に供給することにより、細胞毒性なしに、核酸が効率良く導入されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
1)ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドおよびリン脂質を含有する細胞への核酸導入用組成物。
2)ジテトラデシルジメチルアンモニウムブロミド、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミンおよびコレステロールを含有する細胞への核酸導入用組成物。
3)ジテトラデシルジメチルアンモニウムブロミド、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、コレステロールおよびプロタミンを含有する細胞への核酸導入用組成物。
4)ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド、リン脂質および核酸を含有する組成物をイン・ビトロまたはイン・ビボで細胞に適用することを特徴とする核酸の細胞への導入方法。
本発明の組成物を用いれば、細胞毒性なくして、核酸を効率良く細胞に導入できる。従って、本発明の組成物は、核酸導入用試薬又は医薬として有用である。
本発明の核酸導入用組成物は、被導入核酸と共に用いて、該核酸を細胞へ導入するための組成物であるが、少なくとも、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドおよびリン脂質を含有するものであればよく、被導入核酸を含有するもの(核酸含有組成物)、および被導入核酸を含有しないものが包含される。
本発明の組成物に係るジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドは公知化合物であり、公知の方法により製造することができる。この化合物の窒素原子に結合するC12-16アルキル基としては、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基を挙げることができ、窒素原子に結合する2つのC12-16アルキル基は同一の基でも異なる基でもよい。また、ハライドとしては、クロリド、ブロミドなどを挙げることができる。ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドとしては、相互薬工株式会社より、ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド(製品名:DC−1−12)、ジメチルジテトラデシルアンモニウムブロミド(製品名:DC−1−14)、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムブロミド(製品名:DC−1−16)が市販されており、このものを用いてもよい。本発明においては、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドとして、ジメチルジテトラデシルアンモニウムブロミドが特に好ましい。
本発明の組成物に係るジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドの含有量は、本発明の組成物中の全脂質量に応じて適宜決定すればよいが、全脂質量に対して20〜60モル%とするのが好ましく、30〜50モル%とするのがより好ましい。
本発明の組成物に係るリン脂質としては、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロール、カルジオリピン、スフィンゴミエリン、プラスマロゲン、ホスファチジン酸等を挙げることができ、これらは1種または2種以上を組み合せて用いることができる。 このうち、ホスファチジルエタノールアミンおよびホスファチジルコリンを単独または組み合せて用いるのがより好ましく、ホスファチジルエタノールアミンを用いるのが特に好ましい。なお、これらリン脂質の脂肪酸残基としては、特に限定されるものではなく、炭素数12〜18の飽和または不飽和脂肪酸残基が挙げられ、パルミトイル基、オレオイル基、ステアロイル基、リノレイル基等が好ましい。本発明に係るリン脂質としては、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミンが特に好ましい。
上記リン脂質の本発明の組成物への配合量は、全脂質量に応じて適宜検討すればよいが、ジ(C12-18アルキル)ジメチルアンモニウムハライドとリン脂質の比(モル比)が1:4〜4:1であることが好ましく、2:3〜3:2であることがより好ましい。
また、本発明の組成物においては、コレステロールおよび/またはコレスタノールなどのステロール類をさらに配合することができ、その配合量としては、組成物中の全脂質量の0〜50モル%が好ましく、10〜50モル%がより好ましい。
上記リン脂質の本発明の組成物への配合量は、全脂質量に応じて適宜検討すればよいが、ジ(C12-18アルキル)ジメチルアンモニウムハライドとリン脂質の比(モル比)が1:4〜4:1であることが好ましく、2:3〜3:2であることがより好ましい。
本発明の組成物に適用される被導入核酸としては、オリゴヌクレオチド、DNA、RNAのいずれでもよく、例えば、アンチセンスオリゴヌクレオチド、アンチセンスDNA、アンチセンスRNA、shRNA、siRNA、miRNAなどのショートオリゴペプチドや酵素、サイトカイン等の生理活性物質、アンチセンスRNA、shRNA、siRNAをコードする遺伝子等を挙げることができる。
本発明においては、核酸をより効率良く細胞内に導入するために、ポリL−リジン、プロタミンもしくはその塩、プロネクチン、スペルミン、核局在化シグナル(NLS)、酪酸ナトリウムなどのエンハンサーとして知られる成分をさらに配合してもよい、これらは単独でもよく、また組み合わせて用いてもよい。
本発明の組成物において、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドの含有量は、核酸を細胞内に導入するのに充分な量であればよく、核酸の種類、用途、組成物の形態等に応じて適宜決定すればよいが、例えば、核酸200ngに対してジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド125〜2000pモル含むものが好ましく、250〜1000pモル含むものがより好ましい。また、リン酸基換算で1モルのsiRNAに対してジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド0.1〜10モル含むものが好ましく、0.5〜2モル含むものがより好ましい。例えば、27merのsiRNAを用いる場合、siRNA1モルに対してジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド5.4〜540モル含むものが好ましく、27〜108モル含むものがより好ましい。
本発明の組成物は、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドとリン脂質やこれらのほかに所望によりステロール類やエンハンサーを含んだ単なる混合物としての形態でもよいし、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド、リン脂質およびステロール類との組み合わせで脂質膜構造体を形成した形態でもよい。
当該脂質膜構造体の形態は、特に限定されないが、例えば、乾燥した脂質混合物形態、脂質膜構造体が水系溶媒に分散した形態、さらにこれを乾燥させた形態や凍結させた形態などを挙げることができる。
このうち、脂質膜構造体が水系溶媒に分散した形態としては、例えば、一枚膜リポソーム、多重層リポソーム、O/W型エマルション、W/O/W型エマルション、球状ミセル、ひも状ミセル、不定型の層状構造物などを挙げることができる。これらのうちリポソームが好ましい。分散した状態の脂質膜構造体の大きさは特に限定されないが、例えば、リポソームやエマルションの場合には粒子径が50nm〜5μmであり、球状ミセルの場合、粒子径が5〜100nmである。ひも状ミセルや不定型の層状構造物の場合は、その1層あたりの厚みが5〜10nmであり、これらが層を形成しているものが好ましい。
以下に、各種の脂質膜構造体について、その製造例を説明する。
1)乾燥した混合物の形態の脂質膜構造体は、例えば、脂質膜構造体の構成成分全てを一旦クロロホルム等の有機溶媒に溶解させ、次いでエバポレータによる減圧乾固や噴霧乾燥機による噴霧乾燥を行うことによって製造することができる。
2)脂質膜構造体が水系溶媒に分散した形態は、上記の乾燥した混合物を水系溶媒に添加し、さらにホモジナイザー等の乳化機、超音波乳化機、高圧噴射乳化機等により乳化することで製造することができる。また、リポソームを製造する方法としてよく知られている方法、例えば逆相蒸発法などによっても製造することができる。脂質膜構造体の大きさを制御したい場合には、孔径のそろったメンブランフィルター等を用いて、高圧下でイクストルージョン(押し出し濾過)を行えばよい。
水系溶媒(分散媒)の組成は特に限定されるべきものではなく、例えば、リン酸塩緩衝液、クエン酸塩緩衝液、リン酸塩緩衝化生理食塩液等の緩衝液、生理食塩水、細胞培養用の培地などを挙げることができる。これら水系溶媒(分散媒)は脂質膜構造体を安定に分散させることができるが、さらに、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、イノシトール、リボース、キシロース等の単糖類、乳糖、ショ糖、セロビオース、トレハロース、マルトース等の二糖類、ラフィノース、メレジノース等の三糖類、シクロデキストリン等の多糖類、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコールなどの糖(水溶液)や、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコール(水溶液)等を加えてもよい。この水系溶媒(分散媒)に分散した脂質膜構造体を安定に長期間保存するには、凝集などの物理的安定性の面から、水系溶媒(分散媒)中の電解質を極力なくすことが望ましい。また、脂質の化学的安定性の面から、水系溶媒(分散媒)のpHを酸性から中性付近(pH3.0〜8.0)に設定することや窒素バブリングにより溶存酸素を除去することが望ましい。
ここで、糖または多価アルコールの濃度は特に限定されないが、脂質膜構造体が水系溶媒に分散した状態において、例えば、糖(水溶液)は、2〜20%(W/V)が好ましく、5〜10%(W/V)がさらに好ましい。また、多価アルコール(水溶液)は、1〜5%(W/V)が好ましく、2〜2.5%(W/V)がさらに好ましい。水系溶媒(分散媒)として、緩衝液を用いる場合には、緩衝剤の濃度が5〜50mMが好ましく、10〜20mMがさらに好ましい。水系溶媒(分散媒)における脂質膜構造体の濃度は特に限定されないが、脂質膜構造体の構成成分として用いるジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドおよびリン脂質、所望によりステロール類を含む全脂質の濃度は、0.2〜50mMが好ましく、1〜10mMがさらに好ましい。
3)脂質膜構造体が水系溶媒に分散した形態を乾燥または凍結させた形態は、上記の水系溶媒に分散した脂質膜構造体を通常の凍結乾燥や噴霧乾燥による乾燥または凍結方法等により製造することができる。水系溶媒に分散した形態の脂質膜構造体を一旦製造した上でさらに乾燥すると、脂質膜構造体の長期保存が可能となるほか、この乾燥した脂質膜構造体に核酸含有水溶液を添加すると、効率よく脂質混合物が水和されるために核酸を効率よく脂質膜構造体に保持させることができる長所がある。
凍結乾燥や噴霧乾燥する場合には、例えば、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、イノシトール、リボース、キシロース等の単糖類、乳糖、ショ糖、セロビオース、トレハロース、マルトース等の二糖類、ラフィノース、メレジノース等の三糖類、シクロデキストリン等の多糖類、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコールなどの糖(水溶液)を用いると安定に長期間保存することができる。また、凍結する場合には、例えば、前記した糖(水溶液)やグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール(水溶液)をそれぞれ用いると安定に長期間保存することができる。糖と多価アルコールとを組み合わせて用いてもよい。
本発明の核酸導入用組成物は、被導入核酸を含有させた組成物(核酸含有組成物)とすることができるが、以下にこの場合の組成物について説明する。
組成物の形態としては、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド、リン脂質と核酸やこれらのほかに所望によりステロール類やエンハンサーを含んだ単に混合物として存在していてもよいし、ジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライド、リン脂質およびステロール類との組み合わせで形成された脂質膜構造体と核酸とが混合した形態でもよいし、さらに脂質膜構造体に核酸が保持された形態でもよい。ここで、「保持」とは、核酸が脂質膜構造体の脂質膜の中、表面、内部、脂質層中、および/または脂質層の表面に存在することを意味する。脂質膜構造体が、例えばリポソームなどの微粒子である場合には、微粒子内部に核酸を封入することもできる。
また、脂質膜構造体の形態は、前述の脂質膜構造体と同様に、混合乾燥物形態、水系溶媒に分散した形態、さらにこれを乾燥させた形態や凍結させた形態などを挙げることができる。
以下に、各種の脂質膜構造体について、その製造例を説明する。
1)混合乾燥物形態とする場合には、例えば、脂質膜構造体の構成成分と核酸とを一旦クロロホルム等の有機溶媒で溶解させて混合物を得て、次にこれをエバポレータによる減圧乾固や噴霧乾燥機による噴霧乾燥に付することにより製造することができる。
2)脂質膜構造体と核酸を含む水系溶媒に分散した形態とする場合には、その製造方法としてはいくつかの方法が知られており、脂質膜構造体における核酸の保持様式や混合物の性状などに応じて、下記2−1〜2−5のように適宜の製造法を選択することができる。
2−1)製造法1
上述の混合乾燥物に水系溶媒を添加し、さらにホモジナイザー等の乳化機、超音波乳化機、高圧噴射乳化機等による乳化を行い製造する方法である。大きさ(粒子径)を制御する場合には、さらに孔径のそろったメンブランフィルターを用いて、高圧力下でイクストルージョン(押し出し濾過)を行えばよい。この方法の場合、まず、脂質膜構造体の構成成分と核酸との混合乾燥物を作るために、脂質膜構造体と核酸を有機溶媒に溶解する必要があるが、脂質膜構造体の構成成分と核酸との相互作用を最大限に利用できる長所がある。すなわち、脂質膜構造体が層状構造を有する場合にも、核酸は多重層の内部にまで入り込むことが可能であり、この製造方法を用いると核酸の脂質膜構造体への保持率を高くできる長所がある。
2−2)製造法2
脂質膜構造体の構成成分を有機溶媒で一旦溶解後、有機溶媒を留去した乾燥物に、さらに核酸を含む水系溶媒を添加して乳化を行い製造する方法である。大きさ(粒子径)を制御する場合には、さらに孔径のそろったメンブランフィルターを用いて、高圧力下でイクストルージョン(押し出し濾過)を行えばよい。有機溶媒には溶解しにくいが、水系溶媒には溶解し得る核酸に適用できる。脂質膜構造体がリポソームの場合、内水相部分にも核酸を保持できる長所がある。
2−3)製造法3
水系溶媒に既に分散したリポソーム、エマルション、ミセル、または層状構造物などの脂質膜構造体に、さらに核酸を含む水系溶媒を添加して製造する方法である。対象となる核酸としては、水溶性のものを利用できる。既にでき上がっている脂質膜構造体に外部から核酸を添加する方法であることから、核酸が高分子の場合には、核酸は脂質膜構造体の内部には入り込めず、脂質膜構造体の表面に存在(結合)した存在様式をとる可能性がある。脂質膜構造体としてリポソームを用いた場合、この製造法3を用いると、核酸がリポソーム粒子同士の間に挟まったサンドイッチ構造(一般的には複合体あるいはコンプレックスと呼ばれている。)を形成することが知られている。この製造法では、脂質膜構造体単独の水分散液をあらかじめ製造するため、乳化時における核酸の分解等を考慮する必要がなく、大きさ(粒子径)の制御もし易い。したがって、製造法1や製造法2に比べて比較的容易に製造することができる。
2−4)製造法4
水系溶媒に分散した脂質膜構造体を製造して乾燥することにより得られた乾燥物に、さらに核酸を含む水系溶媒を添加して製造する方法である。製造法3と同様に対象となる核酸としては、水溶性のものを利用できる。製造法3との相違点は、脂質膜構造体と核酸との存在様式にあり、この製造法4では、水系溶媒に分散した脂質膜構造体を一旦製造した上でさらに乾燥させた乾燥物を製造することから、この段階で脂質膜構造体は脂質膜の断片として固体状態で存在する。この脂質膜の断片を固体状態に存在させるためには、前記したように水系溶媒に、さらに糖(水溶液)、好ましくはショ糖(水溶液)や乳糖(水溶液)を添加した溶媒を用いることが好ましい。ここで、核酸を含む水系溶媒を添加すると、固体状態で存在していた脂質膜の断片は水の侵入とともに速やかに水和し始め、脂質膜構造体を再構築することができる。この時、核酸が脂質膜構造体内部に保持された形態の構造体が製造できる。
製造法3では、核酸が高分子の場合には、核酸は脂質膜構造体内部には入り込めず、脂質膜構造体の表面に結合した存在様式をとるが、製造法4はこの点で大きく異なる。すなわち、核酸の一部または全部は脂質膜構造体内部に取り込まれる。この製造法4は、脂質膜構造体単独の分散液をあらかじめ製造するため、乳化時の核酸の分解を考慮する必要がなく、大きさ(粒子径)の制御もし易い。従って、製造法1や製造法2に比べて比較的製造が容易である。また、この他に、一旦凍結乾燥または噴霧乾燥を行うため、製剤(核酸含有組成物)としての保存安定性を保証し易く、乾燥製剤を核酸の水溶液で再水和しても大きさ(粒子径)を元に戻せること、高分子の核酸であっても、脂質膜構造体内部に核酸を保持させ易いことなどの長所がある。
2−5)その他
脂質膜構造体と核酸との混合物が水系溶媒に分散した形態を製造するための他の方法としては、リポソームを製造する方法としてよく知られた方法、例えば逆相蒸発法などを採用できる。大きさ(粒子径)を制御する場合には、孔径のそろったメンブランフィルターを用いて、高圧力下でイクストルージョン(押し出し濾過)を行えばよい。
3)上記の脂質膜構造体と核酸との混合物が水系溶媒に分散した分散液をさらに乾燥させる形態とする場合には、凍結乾燥や噴霧乾燥等する方法を挙げることができる。この時の水系溶媒としては、上述の糖(水溶液)、好ましくはショ糖(水溶液)や乳糖(水溶液)を添加した溶媒を用いることが好ましい。脂質膜構造体と核酸との混合物が水系溶媒に分散した分散液をさらに凍結させる方法としては、通常の凍結方法が挙げられるが、この場合の水系溶媒としては、糖(水溶液)や多価アルコール(水溶液)を添加した溶媒を用いるのが好ましい。
斯くして得られる本発明の組成物を用いれば、細胞内に核酸を効率良く導入することができる。例えば、イン・ビトロの場合には、標的細胞を含む懸濁液に本発明の核酸含有組成物を添加したり、当該核酸含有組成物を含有する培地で標的細胞を培養する等の手段により、当該標的細胞に核酸を導入できる。また、イン・ビボの場合には、本発明の核酸含有組成物をヒトまたは非ヒト動物に投与すればよい。投与手段としては、経口投与でも、非経口投与でもよく、経口投与の剤形としては、通常知られているものでよく、例えば、錠剤、散剤、顆粒剤等を挙げることができ、非経口投与の剤形としては、通常知られているものでよく、例えば、注射剤、点眼剤、軟膏剤、坐剤等を挙げることができる。好ましくは、非経口投与である。中でも、注射剤が好ましく、投与方法としては、静脈注射、標的とする細胞や臓器に対しての局所注射が好ましい。
以下に実施例を示すが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
実施例1
ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド(相互薬工株式会社製(製品名:DC−1−12))、コレステロール(和光純薬株式会社製)、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン(DOPE;日本油脂株式会社製)を表1の配合比率(モル比)でクロロホルムに溶解させ、これを減圧乾固させて脂質混合物とした。この脂質混合物に9%スクロース溶液を加え、65℃加温下、ソニケーターで間接的に超音波照射することでジドデシルジメチルアンモニウムブロミド濃度2.5mMのリポソーム粗分散液を得た。次に、リポソームの粒子径を揃えるため、孔径0.22μmのフィルターを2枚重ねてイクストリューダーにセットし、約65℃加温、加圧下、イクストルージョン(押し出し濾過)した。更に、孔径0.1μmのフィルターを用いて同様にイクストリュージョンし、これを空のリポソーム分散液とした。このリポソーム分散液を2mLバイアルに1mLずつ分注し、凍結乾燥し、凍結乾燥リポソーム(処方例1および2)を得た。
NICOMP 380ZLS(Particle Sizing Systems社)を用いて、処方例1および2の平均粒子径およびゼータ電位を測定した結果、粒子径は141nm(処方例1)、94nm(処方例2)、ゼータ電位は22mV(処方例1)、26mV(処方例2)であった。
Figure 0004919397
実施例2
ジドデシルジメチルアンモニウムブロミドにかえて、ジメチルジテトラデシルアンモニウムブロミド(相互薬工株式会社製(製品名:DC−1−14))を用いた以外は実施例1と同様にして表2に示す凍結乾燥リポソーム(処方例3および4)を得た。
実施例1と同様にして、処方例3および4の平均粒子径およびゼータ電位を測定した結果、粒子径は122nm(処方例3)、83nm(処方例4)、ゼータ電位は24mV(処方例3)、13mV(処方例4)であった。
Figure 0004919397
実施例3
ジドデシルジメチルアンモニウムブロミドにかえて、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムブロミド(相互薬工株式会社製(製品名:DC−1−16))を用いた以外は実施例1と同様にして表3に示す凍結乾燥リポソーム(処方例5および6)を得た。
実施例1と同様にして、処方例5および6の平均粒子径およびゼータ電位を測定した結果、粒子径は122nm(処方例5)、159nm(処方例6)、ゼータ電位は26mV(処方例5)、20mV(処方例6)であった。
Figure 0004919397
対照例
ジドデシルジメチルアンモニウムブロミドにかえて、ジオクタデシルジメチルアンモニウムブロミド(相互薬工株式会社製(製品名:DC−1−18))を用いた以外は実施例1と同様にして表4に示す凍結乾燥リポソーム(対照例1および2)を得た。
実施例1と同様にして、対照例1および2の平均粒子径およびゼータ電位を測定した結果、粒子径は94nm(対照例1)、177nm(対照例2)、ゼータ電位は26mV(対照例1)、22mV(対照例2)であった。
Figure 0004919397
試験例1 CHO細胞への核酸導入試験
以下の配列のsiRNAの水溶液(1 pmol/μL)をF-12HAM培地で6.25倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別に処方例1中のDC−1−12濃度が約1mMとなるように適量の水を加え復水した。
sense 5'- ACAUCACGUACGCGGAAUACUUCGA -AG -3'(配列番号1)
antisense 3'-UA- UGUAGUGCAUGCGCCUUAUGAAGCU -5(配列番号2)
この液をF12Ham培地で3.47倍、20.8倍および125倍に希釈した。各々の液にこれらと等量のsiRNA希釈溶液を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体を形成させた。この時、siRNA由来のアニオン量とDC−1−12由来のカチオン量の比は、それぞれ約33、6および1となる。さらにこれらの液にこれらと等量の20%FBS含有F-12HAM培地を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体含有培地とした。CHO(pMAM-luc)細胞(JCRB0136.1、ヒューマンサイエンス研究資源バンクより入手)の培地をsiRNA/リポソーム複合体含有培地と交換し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約41時間培養後、培地を1μMデキサメサゾン、10%FBS含有F-12HAM培地と交換した。37℃、5%CO2で約6〜8時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性をスコア化(−:視野の85〜100%程度を細胞が占めており、毒性による損傷の痕跡も認められない、±:視野の85〜100%程度を細胞が占めているが、一部に毒性による損傷の痕跡が認められる、+:視野の70〜80%程度を細胞が占めている、++:視野の50〜70%程度を細胞が占めている、+++:視野の50%程度未満しか細胞が占めていない)し、結果を表5に示した。培地除去後、PBSで洗浄した。PLBで細胞を溶解後、ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施した。また、処方例2〜6、対照例1および2についても同様に実施し、ノックダウン率(%)を式(1)に基づき算出した。結果を表5に示した。
式(1):100×(siRNA添加時のルシフェラーゼ活性値/siRNA無添加時のルシフェラーゼ活性値)
別に、陽性コントロールとして、リポフェクトアミン2000(商品名:インビトロジェン社)を用いて、ノックダウン率の評価を行った。
siRNA溶液(1 pmol/μL)をF12Ham培地で2.5倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別にリポフェクトアミン2000(商品名:インビトロジェン社)をF-12HAM培地で50倍希釈した。さらにこの液にこれと等量のsiRNA希釈溶液を加え、siRNA/リポフェクトアミン2000含有培地とした。この培地20μLを別途培養中のCHO(pMAM-luc)細胞(培地量:100μL)に添加し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約41時間培養後、培地を1μMデキサメサゾン、10%FBS含有F12-Ham培地と交換した。37℃、5%CO2で約7時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を前述のようにスコア化した。培地除去後、PBS(-)で洗浄した。1×PLBで細胞を溶解後、ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施し、式(1)に基づきノックダウン率(%)を算出した。結果、細胞毒性は、スコアにすると−であったが細胞中に白色の斑点が認められた。ノックダウン率は、41(%)であった。
試験例2 HeLa細胞への核酸導入試験
以下の配列のsiRNAの水溶液(1 pmol/μL)をDULBECCO'S MODIFIED EAGLE'S MEDIUM(以下、DMEM)培地で6.25倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別に処方例1中のDC−1−12濃度が約1mMとなるように適量の水を加え復水した。
sense 5'- ACAUCACUUACGCUGAGUACUUCGA -AG -3' (配列番号3)
antisense 3'-UA- UGUAGUGAAUGCGACUCAUGAAGCU -5 (配列番号4)
この液をDMEM培地で28.8倍、115倍および215倍に希釈した。各々の液にこれらと等量のsiRNA希釈溶液を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体を形成させた。この時、siRNA由来のアニオン量とDC−1−12由来のカチオン量の比は、それぞれ約4、1および0.5となる。さらにこれらの液にこれらと等量の20%FBS含有DMEM培地を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体含有培地とした。NFAT Reporter HeLa Stable Cell Line(Panomics社)の培地をsiRNA/リポソーム複合体含有培地と交換し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約18時間培養後、培地を10 ng/mLのPMA、0.5 μM Calcium ionophore A23187および10%FBS含有DMEM培地と交換した。37℃、5%CO2で約6時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を試験例1と同様にスコア化し、結果を表5に示した。培地除去後、PBSで洗浄した。PLBで細胞を溶解後、ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施した。また、処方例2〜6、対照例1および2についても同様に実施し、式(1)に基づきノックダウン率(%)を算出した。結果を表5に示した。
別に、陽性コントロールとして、リポフェクトアミン2000(商品名:インビトロジェン社)を用いて、ノックダウン率の評価を行った。
siRNA溶液(1 pmol/μL)をDMEM培地で2.5倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別にリポフェクタミン2000をDMEM培地で100倍希釈した。さらにこの液にこれと等量のsiRNA希釈溶液を添加し、siRNA/リポフェクトアミン2000含有培地とした。この培地20μLを別途培養中のNFAT Reporter HeLa Stable Cell Line(Panomics社)の培地(100μL)に添加し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約18時間培養後、培地を10 ng/mLのPMA、0.5 μM Calcium ionophore A23187および10%FBS含有DMEM培地と交換した。37℃、5%CO2で約6時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を試験例1と同様にスコア化した。培地除去後、PBS(-)で洗浄した。1×PLBで細胞を溶解後ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施し、式(1)に基づきノックダウン率(%)を算出した。結果、細胞毒性は、スコアにすると−であったが細胞中に白色の斑点が認められた。ノックダウン率は、9(%)であった。
Figure 0004919397
表5からわかるように、本発明に係る処方例1〜6は優れた核酸導入効率(ノックアウト率)および低細胞毒性を示した。中でも、処方例4はリポフェクトアミン2000を用いても核酸を導入しづらいCHO細胞においても、優れた核酸導入効率および低細胞毒性を示した。
実施例4
実施例2と同様にして、表6に示す凍結乾燥リポソーム(製剤例A〜O)を得た。
実施例1と同様にして、製剤例A〜Oの平均粒子径およびゼータ電位を測定した結果、粒子径は98nm(製剤例A)、133nm(製剤例B)、150nm(製剤例C)、319nm(製剤例D)、112nm(製剤例E)、107nm(製剤例F)、116nm(製剤例G)、58nm(製剤例H)、71nm(製剤例I)、89nm(製剤例J)、111nm(製剤例K)、84nm(製剤例L)、63nm(製剤例M)、55nm(製剤例N)、50nm(製剤例O)、ゼータ電位は18mV(製剤例A)、27mV(製剤例B)、23mV(製剤例C)、26mV(製剤例D)、27mV(製剤例E)、25mV(製剤例F)、16mV(製剤例G)、17mV(製剤例H)、22mV(製剤例I)、19mV(製剤例J)、23mV(製剤例K)、24mV(製剤例L)、22mV(製剤例M)、18mV(製剤例N)、24mV(製剤例O)であった。
Figure 0004919397
試験例3 CHO細胞への核酸導入試験
試験例1で用いたsiRNA溶液(1 pmol/μL)をF-12HAM培地で6.25倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別に製造例A中のDC−1−14濃度が約1mMとなるように適量の水を加え復水した。この液をF-12HAM培地で14.4倍、19.2倍および28.8倍に希釈した。各々の液にこれらと等量のsiRNA希釈溶液を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体を形成させた。この時、siRNA由来のアニオン量とDC−1−14由来のカチオン量の比は、それぞれ約8、6および4となる。さらにこれらの液にこれらと等量の20%FBS含有F-12HAM培地を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体含有培地とした。CHO(pMAM-luc)細胞(JCRB0136.1、ヒューマンサイエンス研究資源バンクより入手)の培地をsiRNA/リポソーム複合体含有培地と交換し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約41時間培養後、培地を1μMデキサメサゾン、10%FBS含有F-12HAM培地と交換した。37℃、5%CO2で約6〜8時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を試験例1と同様にスコア化した。培地除去後、PBS(-)で洗浄した。1×PLBで細胞を溶解後、ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施した。また、製造例B〜O、処方例3および4についても同様に実施し、式(1)に基づきノックダウン率(%)を算出した。結果を表7に示した。
別に、陽性コントロールとして、リポフェクトアミン2000(商品名:インビトロジェン社)を用いて、試験例1と同様に細胞毒性のスコア化およびノックダウン率(%)を算出した。
結果、細胞毒性は−であったが細胞中に白色の斑点が認められた。ノックダウン率は、32.1±9.4(%)であった。
Figure 0004919397
試験例4 HeLa細胞への核酸導入試験
試験例2で用いたsiRNA溶液(1 pmol/μL)をDMEM培地で6.25倍希釈しsiRNA希釈溶液とした。別に製造例A中のDC−1−14濃度が約1mMとなるように適量の水を加え復水した。この液をDMEM培地で28.8倍、57.7倍、115倍および500倍に希釈した。各々の液にこれらと等量のsiRNA希釈溶液を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体を形成させた。さらにこれらの液にこれらと等量の20%FBS含有DMEM培地を添加、混合し、siRNA/リポソーム複合体含有培地とした。NFAT Reporter HeLa Stable Cell Line(Panomics社)の培地をsiRNA/リポソーム複合体含有培地と交換し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で約18時間培養後、培地を10 ng/mLのPMA、0.5 μM Calcium ionophore A23187および10%FBS含有DMEM培地と交換した。37℃、5%CO2で約6時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を試験例1と同様にスコア化した。培地除去後、PBSで洗浄した。PLBで細胞を溶解後、ルシフェラーゼ活性を測定した。コントロールとして上記siRNA溶液に代え水を用いて同様の実験を実施した。また、製剤例B〜O、処方例3および4についても同様に実施し、式(1)に基づきノックダウン率(%)を算出した。結果を表8に示した。
別に、陽性コントロールとして、リポフェクトアミン2000(商品名:インビトロジェン社)を用いて、試験例2と同様に細胞毒性のスコア化およびノックダウン率(%)を算出した。
結果、細胞毒性は−であったが細胞中に白色の斑点が認められた。ノックダウン率は、8.9±2.1(%)であった。
Figure 0004919397
表7および8から明らかなように、本発明に係る製造例B〜D、F〜Oおよび処方例4は優れた核酸導入効率および低細胞毒性を示した。
核酸の導入においては、導入効率および細胞毒性の観点から、本発明に係るジ(C12-16アルキル)ジメチルアンモニウムハライドの濃度を適宜検討することで、より優れた核酸導入組成物を提供することがわかった。
中でも、表7および8からわかるように、核酸導入組成物として製造例C、J、Nおよび処方例4が優れ、製造例C、Jおよび処方例4が特に優れていることがわかった。
試験例5 HeLa細胞への核酸導入試験
96穴プレートにHeLa細胞を7500cells/100μL/well播種し、約24時間培養した。DNA(pCMV-SPORT-βgal)をDMEM培地で8μg/mL(200ng/wellの場合)となるように希釈しDNA希釈溶液とした。別に、処方例2、4、6および対照例2中の各カチオニック脂質濃度が約1mMとなるように適量の注射用水を加え復水した。この液もしくは陽性コントロールとしてのリポフェクトアミン2000(インビトロジェン社)をDMEM培地で希釈した(復水した各リポソーム液もしくはリポフェクトアミン2000の細胞への添加量が、表9,10に示したリポソーム添加量(μL/well)となるように希釈した)希釈後、直ちに各リポソーム希釈液25μLに対しDNA希釈液を25μL加え、混合し、室温にて30分間静置してDNA/リポソーム複合体を形成させた。播種したHeLa細胞(約70〜90%confluent)に、DNA/リポソーム複合体50μLを添加し、トランスフェクションを開始した。37℃、5%CO2で1時間培養後、10% FBS/DMEM培地を100μL添加し、37℃、5%CO2で約21時間培養後、顕微鏡下で細胞の観察を行い、細胞毒性を下記のようにスコア化(−:細胞密度、形態共に、リポソームfree(細胞&DNAのみ)のウェルの細胞と変わらない、+:10〜20%程度の細胞が丸くなっているの、++:30〜40%程度の細胞が丸くなっている、+++:50〜60%程度の細胞に形態の異常が認められるもしくは細胞密度がやや薄くなっている、++++:殆どの細胞に形態の異常が認められ、細胞密度がかなり薄くなっている)した。
培養上清を除去し、PBS(-)で洗浄後、以下のβ-galactosidase(以下β-gal)活性、タンパク定量、および生細胞数の測定を行った。結果を表9および10に示した。
(1)β-gal活性測定およびタンパク定量
PBSを完全に吸引除去後、lysis bufferを30μL加え、攪拌し、-80℃で30分以上静置して凍結させ、37℃水浴上にて急速解凍後、再度-80℃で30分以上静置して凍結させ、37℃水浴上にて急速解凍後、2000g x 10分間遠心処理し、遠心上清(サンプル)を10μLずつ96穴マイクロプレートへ分取した。
β-gal活性測定は、β-gal Assay kit(インビトロジェン社)を用いた。すなわち、standard(β-galactosidase)をlysis bufferにて4, 2, 1, 0.5, 0.25 U/mLとなるように希釈した。サンプルおよび各standard希釈液 10μLに2Me含claevage bufferを50μL/well添加し、さらに4mg/mL ONPG水溶液を17μL/well添加し、37℃、30分間インキュベートした。インキュベート後、Stop bufferを120μL/wellを添加して、反応を停止させ、吸光度(405nm)を測定した。
タンパク定量は、BCA protein assay kit(PIERE社)を用いた。すなわち、standard(BSA)をlysis bufferにて500, 300, 100, 50, 25μg/mLとなるように希釈した。サンプルおよび各standard希釈液 10μLにWR液を200μL/well添加し、30秒間攪拌し、37℃で1時間培養した。室温に冷却後、吸光度(562nm)を測定した。
(2)生細胞数測定
生細胞数測定には、WST-1アッセイを測定原理とした Cell Counting Kit(同仁化学研究所)を用いた。すなわち、PBS(-)洗浄した細胞に10%FBS/DMEM培地100μLを添加し、次いでWST-1溶液を10μL添加、攪拌して、37℃、5%CO2で4時間培養後、吸光度(450nm)を測定した。別途作製した細胞播種数希釈系列から、細胞数 vs A450の標準曲線を作製し、生細胞数を見積もり、リポソームfree(細胞&DNAのみ)のウェルの生細胞数を100%として、各ウェルの生細胞生存率を算出した。
試験例6 HT1080細胞への核酸導入試験
HeLa細胞にかえてHT1080細胞を用いた以外は試験例5と同様にしてβ-gal活性測定、タンパク定量、細胞毒性のスコア化および生細胞数の測定を行った。結果を表9および10に示した。
Figure 0004919397
Figure 0004919397
表9および10から明らかなように、本発明に係る処方例の中でも処方例2は優れた核酸導入効率および低細胞毒性を示した。
試験例7 HeLa細胞への核酸導入試験
試験例5と同様にして、処方例3、4および製造例A〜Oについて、β-gal活性測定、タンパク定量、細胞毒性のスコア化および生細胞数の測定を行った。結果を表11および12に示した。
試験例8 HT1080細胞への核酸導入試験
試験例6と同様にして、処方例3、4および製造例A〜Oについて、β-gal活性測定、タンパク定量、細胞毒性のスコア化および生細胞数の測定を行った。結果を表11および12に示した。
Figure 0004919397
Figure 0004919397
表11および12からわかるように、本発明の核酸導入組成物の中でも製造例C、J、Nおよび処方例4が優れていることがわかった。
試験例7 HeLa細胞への核酸導入試験
表13に示した各種エンハンサーをDMEM培地にて種々濃度に希釈した(最終的な添加量が、表13に示したエンハンサー添加量(μg/well)となるように希釈した)。そこへ、試験例5と同様に復水した処方例4をDMEM培地にて希釈した液(最終的な添加量が、表13に示したリポソーム添加量(μL/well)となるように希釈した)を等量加え、室温にて20分間インキュベーションした。容量をDMEM培地にて調整後、試験例5と同様に、DNA/リポソーム複合体形成およびトランスフェクションを行い、β-gal活性測定、タンパク定量、細胞毒性のスコア化および生細胞数の測定を行った。なお、リポフェクタミン2000は試験例5と同様に試験した。結果を表13に示した。
Figure 0004919397
試験例8 HT1080細胞への核酸導入試験
HeLa細胞にかえてHT1080細胞を用いた以外は試験例7と同様にしてβ-gal活性測定、タンパク定量、細胞毒性のスコア化および生細胞数の測定を行った。結果を表14に示した。
Figure 0004919397
表13および14から明らかなように、リポソーム液へ種々エンハンサーを適当な濃度添加することにより、優れた核酸導入効率および低細胞毒性を示した。中でも、酪酸ナトリウム、ポリL−リジン、プロタミン、プロネクチンの効果が優れていることがわかった。特にポリL−リジンおよびプロタミンの効果が優れていることがわかった。
試験例9 HeLa、HT1080、293T、COS-1、NB1RGB細胞への核酸導入試験
製造例Jへ種々濃度のプロタミンを配合した製剤を調製した。すなわち、表15記載濃度の2倍濃度のプロタミン硫酸塩の水溶液を調製し、DC−1−14濃度が約2mMとなるように適量の注射用水を加え復水した製造例Jのリポソーム分散液へ、等量加え、調製した。これらの分散液の核酸導入試験をHeLa、HT1080、293T、COS-1、NB1RGB細胞それぞれの細胞を用いて、試験例5と同様に実施し、β-gal活性測定を行った。結果を表15に示した。
Figure 0004919397
1mMの製造例Jの中へ約0.6〜1.0mg/mLのプロタミンを配合したリポソーム分散液は、殆どの細胞において優れた核酸導入効率を示した。
本発明の組成物を用いると、低細胞毒性で、核酸が効率良く導入されるため、核酸導入用試薬や医薬として有用である。

Claims (7)

  1. ジテトラデシルジメチルアンモニウムブロミド、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミンおよびコレステロールを含有する細胞への核酸導入用組成物。
  2. ジテトラデシルジメチルアンモニウムブロミド、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン、コレステロールおよびプロタミンを含有する細胞への核酸導入用組成物。
  3. さらに核酸を含有するものである請求項1又は2記載の組成物。
  4. 核酸が、遺伝子またはショートオリゴヌクレオチドである請求項記載の組成物。
  5. 脂質膜構造体を形成しているものである請求項1〜のいずれか1項記載の組成物。
  6. リポソームを形成しているものである請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
  7. 凍結乾燥物である請求項1〜のいずれか1項記載の組成物。
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