JP4918276B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4918276B2
JP4918276B2 JP2006123889A JP2006123889A JP4918276B2 JP 4918276 B2 JP4918276 B2 JP 4918276B2 JP 2006123889 A JP2006123889 A JP 2006123889A JP 2006123889 A JP2006123889 A JP 2006123889A JP 4918276 B2 JP4918276 B2 JP 4918276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
function
revision
specifying
specified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006123889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007299036A (ja
Inventor
睦 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006123889A priority Critical patent/JP4918276B2/ja
Publication of JP2007299036A publication Critical patent/JP2007299036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4918276B2 publication Critical patent/JP4918276B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、複数のデバイスを接続可能な情報処理装置および情報処理方法に関するものである。
コピー機能、ファックス機能など複数の機能を備えた複合機が知られている。このような複数の機能毎にハードウェア資源を利用する場合には、ハードウェア資源に対するデバイスドライバをカーネル内部に構成する必要がある。したがって、ハードウェア資源が増加するとデバイスドライバのデータサイズが増大するという問題があった。
この問題を解決すべく、ハードウェア資源ごとのデバイスドライバを用意し、必要なデバイスドライバのみをドライバI/Fに設定するものが知られている(例えば、「特許文献1」参照)。
特開2003−296064号公報
しかしながら、上記のようにハードウェア資源ごとのデバイスドライバを用意することとするとROMにはハードウェア資源毎のデバイスドライバを準備しなければならない。また、ハードウェア資源毎のデバイスドライバをRAMに読み込む必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、RAMの利用効率を向上させることのできる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、複数のデバイスを接続可能な情報処理装置であって、当該情報処理装置に接続可能であって、1または複数の機能を有する複数のデバイスの前記機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶する第1記憶装置と、当該情報処理装置に接続されている第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1デバイスの第1機能を特定する機能特定手段と、前記機能特定手段が前記第1機能を特定すると、前記第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1機能のリビジョンを特定するリビジョン特定手段と、前記機能を識別する機能識別情報と、前記機能に対するプログラムと、前記リビジョンとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段と、前記リビジョン特定手段が前記第1機能のリビジョンを特定すると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記機能特定手段により特定された前記第1機能の機能識別情報と、前記リビジョン特定手段により特定された前記第1機能のリビジョンに対応付けられている第1プログラムを特定するプログラム特定手段と、前記プログラム特定手段が前記第1プログラムを特定すると、特定された前記第1プログラムを第2記憶装置に書き込み、起動する書込手段とを備え、前記機能特定手段は、前記書込手段が前記第1デバイスが有する第1プログラムの書き込みおよび起動を完了した後に、当該情報処理装置に接続されている第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2デバイスの第2機能を特定し、前記リビジョン特定手段は、前記機能特定手段が前記第2機能を特定すると、前記第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2機能のリビジョンを特定し、前記プログラム特定手段は、前記リビジョン特定手段が前記第2機能のリビジョンを特定すると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記機能特定手段により特定された前記第2機能の機能識別情報と、前記リビジョン特定手段により特定された前記第2機能のリビジョンに付けられている第2プログラムを特定し、前記プログラム特定手段が前記第2プログラムを特定すると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第1プログラムを終了させる終了手段をさらに備え、前記書込手段は、前記プログラム特定手段が前記第2プログラムを特定すると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第2プログラムを前記第2記憶装置に書き込み、起動することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、複数のデバイスを接続可能な情報処理装置における情報処理方法であって、前記情報処理装置は、当該情報処理装置に接続可能であって、1または複数の機能を有する複数のデバイスの前記機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶する第1記憶装置と、第2記憶装置と、前記デバイスの機能を識別する機能識別情報と、前記機能に対するプログラムと、前記プログラムのリビジョンとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段とを備え、機能特定手段が、当該情報処理装置に接続されている第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1デバイスの第1機能を特定する第1機能特定ステップと、リビジョン特定手段が、前記第1機能特定ステップにおいて前記第1機能が特定されると、前記第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1機能のリビジョンを特定する第1リビジョン特定ステップと、プログラム特定手段が、前記第1リビジョン特定ステップにおいて前記第1機能のリビジョンが特定されると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記第1機能特定ステップにおいて特定された前記第1機能の機能識別情報と、前記第1リビジョン特定ステップにおいて特定された前記第1機能のリビジョンに対応付けられている第1プログラムを特定する第1プログラム特定ステップと、書込手段が、前記第1プログラム特定ステップにおいて前記第1プログラムが特定されると、特定された前記第1プログラムを第2記憶装置に書き込み、起動する第1書込ステップと、前記機能特定手段が、前記弟1書込ステップにおいて前記第1プログラムの書き込みおよび起動を完了した後に、当該情報処理装置に接続されている第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2デバイスの第2機能を特定する第2機能特定ステップと、前記リビジョン特定手段が、前記第2機能特定ステップにおいて前記第2機能が特定されると、前記第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2機能のリビジョンを特定する第2リビジョン特定ステップと、前記プログラム特定手段が、前記第2リビジョン特定ステップにおいて前記第2機能のリビジョンが特定されると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記第2機能特定ステップにおいて特定された前記第2機能の機能識別情報と、前記第2リビジョン特定ステップにおいて特定された前記第2機能のリビジョンに付けられている第2プログラムを特定する第2プログラム特定ステップと、終了手段が、前記第2プログラム特定ステップにおいて前記第2プログラムが特定されると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第1プログラムを終了させる終了ステップと、前記書込手段が、前記第2プログラム特定ステップにおいて前記第2プログラムが特定されると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第2プログラムを前記第2記憶装置に書き込み、起動する第2書込ステップとを有することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、第1記憶装置が、当該情報処理装置に接続可能なデバイスの複数の機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶し、機能特定手段が、当該情報処理装置に接続されているデバイスに格納されている情報に基づいて、当該デバイスの機能を特定し、プログラム特定手段が、第1記憶装置から機能特定手段により特定された機能に対応するプログラムを特定し、書込手段が、プログラム特定手段により特定されたプログラムを第2記憶装置に書き込むので、第2記憶装置にはデバイスの機能に対応したプログラムのみ書き込むことになり、第2記憶装置の利用効率をより向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、プログラムテーブル記憶手段が、機能を識別する機能識別情報と、機能に対するプログラムとを対応付けて記憶し、プログラム特定手段が、プログラムテーブル記憶手段において機能識別情報に対応付けられているプログラムを特定するので、処理効率を低下させることなく機能に対応するプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、リビジョン特定手段が、当該情報処理装置に接続されているデバイスに格納されている情報に基づいて、当該デバイスの機能のリビジョンを特定し、プログラム特定手段が、さらにリビジョン特定手段により特定されたリビジョンに基づいて、プログラムを特定するので、リビジョンに応じたプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、プログラムテーブル記憶手段が、機能を識別する機能識別情報と、機能に対するプログラムと、リビジョンとを対応付けて記憶し、プログラム特定手段が、プログラムテーブル記憶手段において機能識別情報およびリビジョンに対応付けられているプログラムを特定するので、処理効率を低下させることなく機能に対応するプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、終了手段が、プログラム特定手段が既に第2記憶装置に読み込まれている第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、第1プログラムに比べてリビジョンの高い第2プログラムを特定した場合に、第1プログラムを終了させ、書込手段が、リビジョンの第2高いプログラムを第2記憶装置に書き込むので、リビジョンの高いプログラムのみを第2記憶装置に書き込むことになり、第2記憶装置の利用効率をより向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、機能特定ステップが、当該情報処理装置に接続されているデバイスに格納されている情報に基づいて、当該デバイスの機能を特定し、プログラム特定ステップが、当該情報処理装置に接続可能なデバイスの複数の機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶する第1記憶装置から機能特定ステップにおいて特定された機能に対応するプログラムを特定し、書込ステップが、プログラム特定ステップにおいて特定されたプログラムを第2記憶装置に書き込むので、第2記憶装置にはデバイスの機能に対応したプログラムのみ書き込むことになり、第2記憶装置の利用効率をより向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、プログラム特定ステップにおいては、機能を識別する機能識別情報と、機能に対するプログラムとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段において機能識別情報に対応付けられているプログラムを特定するので、処理効率を低下させることなく機能に対応するプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、リビジョン特定ステップにおいて、当該情報処理装置に接続されているデバイスに格納されている情報に基づいて、当該デバイスの機能のリビジョンを特定し、プログラム特定ステップにおいては、さらにリビジョン特定ステップにおいて特定されたリビジョンに基づいて、プログラムを特定するので、リビジョンに応じたプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、プログラム特定ステップにおいて、機能を識別する機能識別情報と、機能に対するプログラムと、リビジョンとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段において機能識別情報およびリビジョンに対応付けられているプログラムを特定するので、処理効率を低下させることなく機能に対応するプログラムを特定することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、終了ステップにおいて、プログラム特定ステップにおいて既に第2記憶装置に読み込まれている第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、第1プログラムに比べてリビジョンの高い第2プログラムを特定した場合に、第1プログラムを終了させ、書込ステップにおいては、リビジョンの高い第2プログラムを第2記憶装置に書き込むので、リビジョンの高いプログラムのみを第2記憶装置に書き込むことになり、第2記憶装置の利用効率をより向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置および情報処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理装置としての複合機1の全体構成を示す図である。複合機1は、スキャナ機能およびプリンタ機能など複数の機能を有している。複合機1は、CPU10と、ROM11と、RAM12と、チップセット13と、スキャナ14と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)a15と、プロッタ16と、ASICb17とを備えている。すなわち、本実施の形態にかかる複合機1は、スキャナ機能とプロッタ機能とを有している。
ROM11には、電源起動時に実行される起動プログラム、圧縮されたOSカーネル、デバイスドライバファイルやアプリケーションファイルが格納されている。また、デバイスドライバ選択プログラムも格納されている。
デバイスドライバ選択プログラムは、ASICa15およびASICb17のコンフィグレーションレジスタのIDレジスタにアクセスし、各ASICの有する機能を特定する。コンフィグレーションレジスタとは、PCIバスに接続される装置が共通に持つレジスタである。さらに、ASICの機能に応じて、RAM12にデバイスプログラムを展開する。デバイスドライバ選択プログラムについては後述する。
CPU10は、ROM11内のプログラムに従って複合機1の各部を制御する。チップセット13は、CPU10からROM11やRAM12などの記憶装置や外部装置へのアクセスを制御する。また、外部装置から記憶装置へのアクセス、外部装置からCPU10への割り込みを制御する。ASICa15およびASICb17は、チップセット13にとって外部装置であり、PCIバスを介してチップセットに接続されている。
ASICa15およびASICb17は、それぞれコンフィギュレーションレジスタのIDレジスタに、機能IDと、リビジョンと、インスタンスナンバーとを格納している。機能IDとは、各ASICが有する機能を識別する情報である。複数の機能を有する場合には、各機能の機能IDを格納している。リビジョンとは、機能のバージョン情報である。インスタンスナンバーとは、1つのASIC中に同じ機能が複数インスタンスされている場合のインスタンスナンバーである。
図2は、ROM11に格納されるファイル特定テーブルのデータ構成を示す図である。ファイル特定テーブルにおいて、機能IDと、機能に対応するドライバファイルのファイル名とが対応付けられている。したがって、ASICa15やASICb17から特定した機能IDに基づいて、対応するファイルを特定することができる。なお、各機能に対応するファイルもROM11に格納されている。
図3は、複合機1における処理を示すフローチャートである。電源が起動すると、CPU10は、ROM11上の起動プログラムを実行する(ステップS100)。起動プログラムにより、圧縮されているOSのカーネル部分がRAM12上に展開される(ステップS102)。さらに、デバイスドライバ選択プログラムも同様にRAM上に展開される。
次に、RAM12上に展開されたOSカーネルに実行が移され、OSカーネルの起動を開始する(ステップS104)。次に、デバイスドライバ選択プログラムが実行され(ステップS106)。各アプリケーションが起動する(ステップS108)。以上の処理が完了すると、待機状態に戻る。
図4は、図3を参照しつつ説明したデバイスドライバ選択プログラム実行処理(ステップS106)における詳細な処理を示すフローチャートである。まず、デバイスドライバ選択プログラムは、チップセット13に接続されたPCIデバイス群のIDレジスタを走査してその存在を確認する(ステップS200)。具体的には、IDレジスタにアクセスし、装置のベンダーIDとデバイスIDを取得することにより、外部装置の存在とその種別を特定する。
デバイスIDがASICのIDである場合には(ステップS202,Yes)、コンフィギュレーションレジスタのベースアドレスレジスタにメモリ空間上のアドレス領域を割り当てる(ステップS204)。このとき、IDレジスタの内容がPCIレジスタに書き込まれる。以上により、CPU10からのメモリアクセスにより各デバイスの内部機能にアクセスすることができる。
再び説明を図4に戻す。アドレス領域を割り当てた後(ステップS204)、デバイスドライバ選択プログラムは、当該デバイスの内部レジスタを0x1000番地単位に読み出し、各機能のIDレジスタを読み出す(ステップS206)。なお、機能がマッピングされていないアドレスについては、0が読み出される。
図5は、IDレジスタのデータ構成の一例を模式的に示す図である。機能IDが16ビットで記述されている。続いて、機能のバージョン情報、すなわちリビジョンが8ビットで記述されている。さらに、インスタンスナンバーが、8ビットで記述されている。ステップS206においては、これらの情報を読み出す。
図6は、メモリ空間を模式的に示す図である。図6に示す例においては、ASICaには、入力コントローラおよび画像処理コントローラの2つの機能が含まれており、これら2つの機能それぞれに関する情報が図5に示すようにメモリ空間上に読み出される。ACICbについても同様である。
再び説明を図4に戻す。図5に示すIDレジスタから機能IDを読み出すと(ステップS206)、IDレジスタから読み出した機能IDと、ファイル特定テーブルに格納されている機能IDとを比較する。両機能IDが一致した場合には(ステップS208,Yes)、ファイル特定テーブルにおいて、一致した機能IDに対応付けられているドライバファイルを特定し、これをRAM12上に展開し、起動する(ステップS210)。そして、ドライバファイルがタスクとして実行される。
以上の処理をデバイスに含まれるすべての機能IDに対して行う(ステップS212)。1つのデバイスに対しすべての機能IDに対応するドライバファイルを特定すると(ステップS212,Yes)、さらに、チップセット13に接続されている他のPCIデバイスに対し、ステップS200からの処理を行う(ステップS214)。チップセット13に接続されているすべてのPCIデバイスに対し機能IDの読み出しが完了すると(ステップS214,Yes)、デバイスドライバ選択プログラムの処理が完了する。
図1に示すように、ASICaとASICbが接続されている場合には、ASICaの各機能に対するドライバファイルがRAMに展開され、さらにASICbの各機能に対するドライバファイルがRAMに展開されて処理が完了する。
以上のように、本実施の形態によれば、ROM11に機能毎のドライバファイルが格納されており、チップセット13に接続されている各デバイスの有する機能に必要なドライバファイルのみをRAM12上に展開し、それ以外のドライバファイルの読み出しは行わないので、RAM12の利用効率を向上させることができる。ハードウェア資源毎のデバイスドライバを設けた場合には、ハードウェア単位でドライバファイルをRAMに書き込む必要があるが、本実施の形態にかかる複合機1においては、機能単位でドライバファイルをRAMに書き込むことができる。
さらに、デバイスドライバ選択プログラムは、必要なドライバファイルのみRAM12に展開することができるので、図1に示す複合機1向けのデバイスドライバ選択プログラムをスキャナのないプリンタ装置に適用することができる。
図7は、情報処理装置としてのプリンタ装置2を示す図である。このように、プリンタ装置2は、スキャナ14およびASICa15を備えない。この場合には、デバイスドライバ選択プログラムにより、チップセット13に接続されているプロッタ用ASICの各機能に対するドライバファイルのみがRAM12に展開される。
このように、外部装置が異なる装置にデバイスドライバ選択プログラムを適用する場合であっても、ROM11の構成を何ら変更することなく、適切なドライバファイルのみをRAM12に展開することができる。すなわち、製品構成毎のデバイスドライバ構成の管理が不要となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。そうした変更例としては、本実施の形態においては、プリンタ機能とスキャナ機能とを有する複合機1について説明したが、複数の外部装置が接続される装置であればよく、実施の形態にかかる複合機1に限定されるものではない。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる複合機1について説明する。第2の実施の形態にかかる複合機1は、さらにリビジョンに基づいて、新しいドライバファイルのみをRAM12に格納する。
図8は、異なるリビジョンのASICを搭載した複合機1を示す図である。例えば、ASICゲート規模やコストの都合で、前製品(図1に示す複合機1)ではASICa15に搭載されていた画像処理機能を図8に示す新たな製品においてASICb’18にも搭載したとする。なお、ASICb’18は、ASICb17の改良版であり、ASICb’18に搭載された画像処理機能のリビジョンは、ASICa15に搭載されている画像処理機能のリビジョンよりも大きいとする。
図9は、図8に示す新たな製品に対するファイル特定テーブルのデータ構成を模式的に示す図である。第2の実施の形態にかかるファイル特定テーブルは、機能IDとドライバファイルのファイル名に加えてリビジョンが格納する。
図1に示した複合機1を図8に示す新たな製品である複合機1に変更した場合には、ASICb’18に搭載された画像処理の機能に対応する機能ID、リビジョンおよびファイル名をファイル特定テーブルに追加する。そして、書き換え後のファイル特定テーブルをROM11に格納しておく。さらに、対応するドライバファイルをROM11に格納する。デバイスドライバ選択プログラムは、リビジョンを参照することにより適切なドライバファイルのみをRAM12に展開する。
図10は、新たな製品である複合機1におけるメモリ空間を模式的に示す図である。ASICaには、入力コントローラおよび画像処理コントローラ(ver1)の2つの機能が含まれており、これら2つの機能それぞれにメモリ空間上のアドレスが割り当てられる。また、ASICb’には、画像処理コントローラ(ver2)の機能が含まれており、この機能にもメモリ空間上のアドレスが割り当てられる。
図11は、第2の実施の形態にかかるデバイスドライバ選択プログラム実行処理(ステップS106)における詳細な処理を示すフローチャートである。IDレジスタから読み出した機能IDとファイル特定テーブルの機能IDとが一致した場合には(ステップS208,Yes)、既に起動している同一機能のドライバがあるかどうか、すなわちRAM12に同一機能のドライバが展開されているかどうかを確認する。
同一機能のドライバが既に起動している場合には(ステップS220,Yes)、さらにリビジョンを確認する。今回新たに特定した機能のリビジョンが既に起動している同一機能のリビジョンより大きい場合には(ステップS222,Yes)、起動済みの同一機能のドライバを終了させる(ステップS224)。そして、今回新たに特定した機能IDに対応するドライバファイルをRAM12上に展開、起動する(ステップS210)。
なお、新たに特定した機能のリビジョンが既に起動している同一機能のリビジョンより小さい場合には(ステップS222,No)、新たに特定した機能のドライバファイルのRAMへの書き込みは行わない。
図8に示す複合機1においては、図11の処理においてまずステップS200からステップS210の処理により、ASICa15の機能である入力コントローラと画像処理コントローラ(ver1)に対応するドライバファイルがRAM12上に展開される。続いて、ステップS200へ戻り(ステップS212,No)、ASICb’18の機能である画像処理コントローラ(ver2)の機能IDが読み出される(ステップS206)。この機能IDは、図9に示すファイル特定テーブルの機能IDと一致するので(ステップS208,Yes)、ステップS220へ進む。
このとき、すでにASICa15の画像処理コントローラ(ver1)のドライバファイルが起動しており(ステップS220,Yes)、画像処理コントローラ(ver2)のリビジョンは、画像処理コントローラ(ver1)のリビジョンよりも大きいので(ステップS222,Yes)、起動済みのドライバファイル、すなわち画像処理コントローラ(ver1)のドライバファイルを終了させ(ステップS224)、画像処理コントローラ(ver2)のドライバファイルをRAM12上に展開、起動する(ステップS210)。
このように、同一機能でバージョンの異なる複数の機能が含まれている場合には、最も新しいバージョンに対するドライバファイルのみをRAM12上に展開するので、RAM12の利用効率を向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる情報処理装置としての複合機1の全体構成を示す図である。 ROM11に格納されるファイル特定テーブルのデータ構成を示す図である。 複合機1における処理を示すフローチャートである。 図3を参照しつつ説明したデバイスドライバ選択プログラム実行処理(ステップS106)における詳細な処理を示すフローチャートである。 IDレジスタのデータ構成の一例を模式的に示す図である。 メモリ空間を模式的に示す図である。 情報処理装置としてのプリンタ装置2を示す図である。 異なるリビジョンのASICを搭載した複合機1を示す図である。 図8に示す新たな製品に対するファイル特定テーブルのデータ構成を模式的に示す図である。 新たな製品である複合機1におけるメモリ空間を模式的に示す図である。 第2の実施の形態にかかるデバイスドライバ選択プログラム実行処理(ステップS106)における詳細な処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
2 プリンタ装置
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 チップセット
14 スキャナ
15 ASICa
16 プロッタ
17 ASICb

Claims (2)

  1. 複数のデバイスを接続可能な情報処理装置であって、
    当該情報処理装置に接続可能であって、1または複数の機能を有する複数のデバイスの前記機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶する第1記憶装置と、
    当該情報処理装置に接続されている第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1デバイスの第1機能を特定する機能特定手段と、
    前記機能特定手段が前記第1機能を特定すると、前記第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1機能のリビジョンを特定するリビジョン特定手段と、
    前記機能を識別する機能識別情報と、前記機能に対するプログラムと、前記リビジョンとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段と、
    前記リビジョン特定手段が前記第1機能のリビジョンを特定すると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記機能特定手段により特定された前記第1機能の機能識別情報と、前記リビジョン特定手段により特定された前記第1機能のリビジョンに対応付けられている第1プログラムを特定するプログラム特定手段と、
    前記プログラム特定手段が前記第1プログラムを特定すると、特定された前記第1プログラムを第2記憶装置に書き込み、起動する書込手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記書込手段が前記第1デバイスが有する第1プログラムの書き込みおよび起動を完了した後に、当該情報処理装置に接続されている第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2デバイスの第2機能を特定し、
    前記リビジョン特定手段は、前記機能特定手段が前記第2機能を特定すると、前記第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2機能のリビジョンを特定し、
    前記プログラム特定手段は、前記リビジョン特定手段が前記第2機能のリビジョンを特定すると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記機能特定手段により特定された前記第2機能の機能識別情報と、前記リビジョン特定手段により特定された前記第2機能のリビジョンに付けられている第2プログラムを特定し、
    前記プログラム特定手段が前記第2プログラムを特定すると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第1プログラムを終了させる終了手段をさらに備え、
    前記書込手段は、前記プログラム特定手段が前記第2プログラムを特定すると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第2プログラムを前記第2記憶装置に書き込み、起動することを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数のデバイスを接続可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、当該情報処理装置に接続可能であって、1または複数の機能を有する複数のデバイスの前記機能それぞれに対応する複数のプログラムを記憶する第1記憶装置と、第2記憶装置と、前記デバイスの機能を識別する機能識別情報と、前記機能に対するプログラムと、前記プログラムのリビジョンとを対応付けて記憶するプログラムテーブル記憶手段とを備え、
    機能特定手段が、当該情報処理装置に接続されている第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1デバイスの第1機能を特定する第1機能特定ステップと、
    リビジョン特定手段が、前記第1機能特定ステップにおいて前記第1機能が特定されると、前記第1デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第1機能のリビジョンを特定する第1リビジョン特定ステップと、
    プログラム特定手段が、前記第1リビジョン特定ステップにおいて前記第1機能のリビジョンが特定されると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記第1機能特定ステップにおいて特定された前記第1機能の機能識別情報と、前記第1リビジョン特定ステップにおいて特定された前記第1機能のリビジョンに対応付けられている第1プログラムを特定する第1プログラム特定ステップと、
    書込手段が、前記第1プログラム特定ステップにおいて前記第1プログラムが特定されると、特定された前記第1プログラムを第2記憶装置に書き込み、起動する第1書込ステップと、
    前記機能特定手段が、前記弟1書込ステップにおいて前記第1プログラムの書き込みおよび起動を完了した後に、当該情報処理装置に接続されている第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2デバイスの第2機能を特定する第2機能特定ステップと、
    前記リビジョン特定手段が、前記第2機能特定ステップにおいて前記第2機能が特定されると、前記第2デバイスに格納されている情報に基づいて、前記第2機能のリビジョンを特定する第2リビジョン特定ステップと、
    前記プログラム特定手段が、前記第2リビジョン特定ステップにおいて前記第2機能のリビジョンが特定されると、前記プログラムテーブル記憶手段において、前記第2機能特定ステップにおいて特定された前記第2機能の機能識別情報と、前記第2リビジョン特定ステップにおいて特定された前記第2機能のリビジョンに付けられている第2プログラムを特定する第2プログラム特定ステップと、
    終了手段が、前記第2プログラム特定ステップにおいて前記第2プログラムが特定されると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第1プログラムを終了させる終了ステップと、
    前記書込手段が、前記第2プログラム特定ステップにおいて前記第2プログラムが特定されると、特定された前記第2プログラムが、既に前記第2記憶装置に書き込まれ、起動している前記第1プログラムと同一の機能に対応するプログラムであって、前記第1プログラムに比べて、リビジョンの高いプログラムである場合に、前記第2プログラムを前記第2記憶装置に書き込み、起動する第2書込ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
JP2006123889A 2006-04-27 2006-04-27 情報処理装置および情報処理方法 Expired - Fee Related JP4918276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123889A JP4918276B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 情報処理装置および情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123889A JP4918276B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 情報処理装置および情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007299036A JP2007299036A (ja) 2007-11-15
JP4918276B2 true JP4918276B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=38768500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006123889A Expired - Fee Related JP4918276B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 情報処理装置および情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4918276B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107729083B (zh) 2014-04-30 2021-02-12 华为技术有限公司 一种加载驱动程序的方法及嵌入式设备
JP2016207123A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 アプリケーションパッケージおよび電子機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001014151A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Nec Software Hokuriku Ltd ハードウエアロードファイルのインストール装置および方法
JP2002215358A (ja) * 2000-11-17 2002-08-02 Seiko Epson Corp プリンタ
JP2002373144A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Nec Corp デバイスドライバの組込み方式および方法
JP3787544B2 (ja) * 2002-08-21 2006-06-21 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法、実行プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007299036A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5835760A (en) Method and arrangement for providing BIOS to a host computer
TW518517B (en) Storing system-level mass storage configuration data in non-volatile memory on each mass storage device to allow for reboot/power-on reconfiguration of all installed mass storage devices to the same configuration as last use
JP4327363B2 (ja) 周辺リソース構成のためのacpiソース言語の自動生成
US8203733B2 (en) Image processing apparatus, storage medium in which image processing program is stored, and image processing method
JP4828816B2 (ja) メモリカード、半導体装置、及びメモリカードの制御方法
US20080091891A1 (en) Managing memory in virtualization system
JP4560493B2 (ja) 画像形成装置
JP4918276B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2008158991A (ja) Nand型フラッシュメモリの制御システム
WO2013111769A1 (ja) メモリー管理装置および画像処理装置
JP5060241B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2005078419A (ja) 情報処理装置及びファイル管理方法
JP6740785B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4895264B2 (ja) 記憶装置および情報処理装置
JP2006126987A (ja) 画像処理装置
JP2004272479A (ja) 情報処理装置、画像形成装置、スワップアウト制御方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
US20190235783A1 (en) Information processing apparatus and control method of information processing apparatus
JP4438740B2 (ja) 画像形成装置
JP2006344022A (ja) 機器及びプログラム起動方法
JP2023159710A (ja) 情報処理装置とインストール方法およびプログラム
JP2001014167A (ja) 情報処理装置及びシステム起動管理方法
JP5511747B2 (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JP2024065449A (ja) 周辺機器
US20040046998A1 (en) Image forming apparatus and program executing method in image forming apparatus
JP5602109B2 (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4918276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees