JP4917303B2 - エレベータ自動着床装置 - Google Patents

エレベータ自動着床装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4917303B2
JP4917303B2 JP2005341787A JP2005341787A JP4917303B2 JP 4917303 B2 JP4917303 B2 JP 4917303B2 JP 2005341787 A JP2005341787 A JP 2005341787A JP 2005341787 A JP2005341787 A JP 2005341787A JP 4917303 B2 JP4917303 B2 JP 4917303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
elevator
current
power supply
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005341787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007145495A (ja
Inventor
坪 亮 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2005341787A priority Critical patent/JP4917303B2/ja
Priority to CNA2006800440999A priority patent/CN101316782A/zh
Priority to PCT/JP2006/323679 priority patent/WO2007061109A1/ja
Publication of JP2007145495A publication Critical patent/JP2007145495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4917303B2 publication Critical patent/JP4917303B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベータ自動着床装置に関し、特に、地震等による停電の発生のような非常事態の際に交流電源からの電力供給が停止しても最寄りの階床まで昇降してから運転を停止するように動作するエレベータ自動着床装置に関する。
一般に、建物等に設置されたエレベータにおいては、停電等の非常事態が生じた場合にエレベータかご内部に搭乗している利用者が安全に避難できるようにするため、自動着床装置が提案されている(特許文献1参照)。
図14および図15は、それぞれ第1および第2の従来例を示している。図14に示す第1の従来例においては、交流電源2、ブレーカ3、エレベータ制御装置5、巻上機9よりなる電源系統1に停電時自動着床装置10Aが並列に接続されており、その接続点はブレーカ3とエレベータ制御装置5との間と、エレベータ制御装置5と巻上機9との間の2箇所設けられている。自動着床装置10Aは、ブレーカ3側から充電回路11、蓄電装置12、昇降圧回路13、直流−交流変換回路14を直列に接続して構成されており、直流−交流変換回路14がエレベータ制御装置5と巻上機9との間の接続点に接続される。エレベータ制御装置5は、制御回路6とインバータ7より構成されている。
したがって、第1の従来例の自動着床装置10Aは、電源系統1とは別系統として構成されており、非停電時には充電回路11によって蓄電装置12に充電を行なっている。また、停電時にはエレベータ制御装置5が停止するため、蓄電装置12から昇降圧回路13と直流−交流変換回路14を経て巻上機9を駆動して利用者を最寄りの階床まで移動させており、蓄電装置12や昇降圧回路13が停電時の非常電源として機能すると共に巻上機9を制御している。
また、図15に示す第2の従来例においては、交流電源2、ブレーカ3と巻上機9との間に接続されたエレベータ制御装置5に自動着床装置10Bが直接電力を供給するものであり、ブレーカ3とエレベータ制御装置5との間の接続点に充電回路11が並列に接続され、充電回路11には蓄電装置12が直列に接続されている。蓄電装置12は、エレベータ制御装置5のインバータ7の直流部に直流電力を直接供給すると共に、蓄電装置12とインバータ7の直流部との接続線に並列に昇降圧回路13が設けられて、この昇降圧回路13はエレベータ制御装置5の制御回路6にも接続されて電力を供給している。第2の従来例の場合、ブレーカ3が遮断されて蓄電装置12によりバックアップされたときでも、エレベータ制御装置5の制御回路6はそのまま利用されてインバータ7の直流部に供給される直流電力により巻上機9が駆動されるのを制御するようになっている。
特開2003−34947号公報
しかしながら、上述した第1および第2の従来例によれば、何れも幾つかの問題を有している。まず、図14に示す第1の従来例によれば、定常運転時には、エレベータ制御装置5の行なっている制御機能を非常運転時である停電時には蓄電装置12や昇降圧回路13を動作させるための制御回路が行なっているため、定常運転時と非常運転時用のそれぞれの制御回路が必要となり、同じ構成要素が重複することからコストが増大するという問題がある。
また、図15に示す第2の従来例によれば、高圧直流を遮断する回路が必要となり、制御装置の内部回路切換のために回路が複雑となり、停電時に蓄電装置側に電力の供給源を切り換えた際に複雑な回路構成に起因して予期しない問題が発生し易かった。また、停電時と非停電時との切換えを厳格に行なった場合、非停電時の電力設備容量に充分な余裕を持たせて設計しなければならないが、その反面で停電時バックアップ用の蓄電設備を別途に付加する構成となっているため、電力設備の設計または設定の仕方に無駄があるという問題もあった。
さらに、従来のエレベータ自動着床装置によれば、何れの装置も既に設置されている既設のエレベータ制御装置に取り付けるには、多大なコストと時間を要し、また、特許文献1にも記載されている構成に近い第2の従来例に関しては、エレベータ制御装置の制御回路側やインバータの直流部の構成がエレベータの自動着床装置を後付け可能な構成となっていない場合には、取り付けること自体が不可能であるという問題があった。
本発明は、主電源回路からは独立して構成できて後付け可能であると共にコストの増加を抑え、電力設備の設計または設定の無駄がなく、近年の要求である電源系統の小容量化の要求を満たし、さらに電源系統における各種の波形の歪みを抑制することのできるエレベータ自動着床装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の基本概念となる第1構成に係るエレベータ自動着床装置は、少なくとも巻上機を含むエレベータ駆動部を制御するエレベータ制御装置と前記エレベータ駆動部および前記エレベータ制御装置を動作させる電源との間である電源系統に並列に接続された変圧器と、前記電源系統における前記変圧器の接続点よりも電源側に介挿されて前記電源から供給される交流を開閉可能な開閉器と、前記変圧器に直列に接続されて前記変圧器側から流れる交流を直流に変換すると共に前記変圧器側へ流れる直流を交流に変換する電流変換器と、前記電流変換器を介して前記変圧器に直列に接続され、前記開閉器が閉止された定常運転時には前記交流電源から供給される電源電力を充電し、前記開閉器が開放された非常運転時には蓄積した電力を前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に供給してエレベータかごを所定の階床まで昇降移動させる蓄電装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の第2構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記電流変換器と前記蓄電装置との間に、前記蓄電装置の電力量が変動したときでも前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に対して安定した電力を供給するための昇降圧回路をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第3構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記非常運転時に前記蓄電装置の電力量を監視して、前記電力量が十分にあるときには前記定常運転時と同等の昇降動作を前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に提供するように電力を供給し、前記電力量が乏しいときには最寄りの階床まで前記エレベータかごを移動させる電力量監視装置をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第4構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記定常運転時に前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部が消費する電力を検出する負荷消費電力検出部と、前記負荷電力検出部の検出値が所定値を超えるときに前記定常運転時であっても前記開閉器を閉止したままで前記蓄電装置からの電力を供給させる定常時電力補充部と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第5構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記定常運転時に電源電流を検出する電流検出器と、前記定常運転時に電源電圧を検出する電流検出器と、前記電流検出器および前記電源電圧器によりそれぞれ検出された電流値および電圧値に基づいて電源の無効電力を補償して力率を改善する電力を前記蓄電装置から供給させる無効電力補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第6構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記定常運転時に交流電源から負荷への漏れ電流を検出する漏れ電流検出部と、前記漏れ電流検出部により前記交流電源から前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に供給される電流の漏れが検出されたときに前記漏れ電流を補償する電力を前記蓄電装置から供給させる漏れ電流補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第7構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記定常運転時に前記交流電源の電源電圧を監視する電圧監視部と、前記電圧監視部により監視された前記電源電圧の歪みを補償する電力を前記蓄電装置から供給させる電圧歪み補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第8構成に係るエレベータ自動着床装置は、第1構成に記載のものにおいて、前記定常運転時に前記交流電源の電源電流を検出する電流検出器と、前記電流検出器により検出された前記電源電流に含まれる高調波成分を補償する電力を前記蓄電装置から供給させる電流高調波補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、主電源回路からは独立して構成できて後付け可能であると共にコストの増加を抑え、電力設備の設計または設定の無駄がなく、近年の要求である電源系統の小容量化の要求を満たし、さらに電源系統における各種の波形の歪みを抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るエレベータ自動着床装置の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の基本概念に相当する第1実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は基本概念に近い概念的に上位の構成を示し、図2はより具体的な構成を示しているが、実線により示されている基本的な構成は何れも同一である。
まず、図1において、電源系統1は、交流電源2と、ブレーカ3と、エレベータ制御装置5と、エレベータ駆動部8を備える。エレベータ駆動部8は少なくともエレベータかご(図示せず)を保持する主ロープ(図示せず)を巻き上げる巻上機9を備えている。第1実施形態に係るエレベータ自動着床装置20は、少なくとも巻上機9を含むエレベータ駆動部8を制御するエレベータ制御装置5と前記駆動部8および前記制御装置5を動作させる交流電源2との間の電源系統1に並列に接続された変圧器21と、交流電源2から駆動部8に至る電源系統1における変圧器21の接続点よりも電源2側に介挿されて電源2側から供給される交流を開閉可能な開閉器4と、変圧器21に直列に接続されて電源2側からの交流を直流に変換すると共に逆方向に流れる直流を交流に変換する電流変換器22と、電流変換器22を介して変圧器21に直列に接続され、開閉器4が閉止された定常運転時には交流電源2から供給される電源電力を充電し、開閉器4が開放された非常運転時には蓄積した電力をエレベータ制御装置5およびエレベータ駆動部8に供給してエレベータかごを所定の階床まで昇降移動させる蓄電装置23を備えている。
図2を用いて、電源系統1を3相交流電源により構成した、より具体的な構成を説明する。まず、電源系統1は、交流電源2からブレーカ3を経て、エレベータ制御装置5に電力を供給し、巻上機9を駆動する構成となっている。また、エレベータ自動着床装置20は、エレベータ制御装置5におけるブレーカ3と前記制御装置5の間に開閉器4が設けられると共に、前記開閉器4と制御装置5との間に変圧器すなわちトランス21を並列に接続し、電流変換器すなわち交流−直流変換器22を介して、蓄電装置23を直列に接続する構成となっている。このような構成において、非停電時には、開閉器4は閉じており、エレベータ制御装置5はエレベータの昇降サービスを実施する。また、トランス21、交流−直流変換器22を介して蓄電装置23への充電を行なう。停電時には開閉器4を開放し、蓄電装置23から交流−直流変換器22およびトランス21を介してエレベータ制御装置5に電力を供給している。
なお、停電時に蓄電装置23とトランス21との間で電流変換を行なう電流変換器22は、蓄電装置23内に蓄積された直流電力を交流電力に変換してトランス21に供給している。また、トランス21は、電流変換器22から供給された交流電力における周波数を維持したままで電圧のみエレベータ制御装置5に最適な電圧に変換して前記制御装置5に供給している。また、図1では詳細構成を省略したエレベータ制御装置5は、従来のものと同様に、制御回路6とインバータ7を備え、電源系統1または自動着床装置20側からそれぞれ供給される交流電流を一旦は整流して直流に変換して周波数と電圧を調整した交流へと再変換して巻上機9等の駆動部8に電力を供給している。
基本概念に相当する第1実施形態の動作について説明する。図1および図2に示すように第1実施形態に係るエレベータ自動着床装置20は電源系統1とは別個の電源系統を構成している。定常運転時には、電源系統1からの電力供給に基づいて、エレベータ制御装置5が巻上機9やその他の駆動装置、例えばかご内ファンや照明やインジケータ等の電力負荷よりなるエレベータ駆動部8に電力を供給し、エレベータ制御装置5そのものも電源2から供給される交流電力により動作している。
地震、台風、落雷等の自然災害や、電力の過剰需要、送電線故障等の人為的不具合に起因して交流電源に所望の電力が供給されて来なくなるような停電状態となるとブレーカ3が切れたり、開閉器4が開放されたりして、エレベータは非常運転モードとなる。これにより、電源系統1は遮断されて、交流電源2からの電力供給は停止される。
このとき、何れかの階床で昇降動作中のエレベータかごがその動作地点で直ちに停止してしまうと、かご内に利用者が搭乗している場合閉じ込め事故が発生する。停電時にエレベータ管理者が最も憂慮する事態は、この閉じ込め事故の発生であり、さらに憂慮すべきことは閉じ込め事故の発生を管理センタ等の監視員が発見できない場合である。
また、近年、新しい型式のエレベータにおいては、地震発生時にエレベータを地震管制運転により自動制御するものも提案されている。この地震管制制御システムは、例えばエレベータ制御装置の近傍に設けられた地震感知器が地震を感知すると直ちにエレベータを管制制御するものであるが、地震感知器の作動により地震管制運転が実行される前に、停電等によりエレベータが緊急停止してしまった場合には、管制運転に制御を移行する時間的な余裕もなく、閉じ込め事故等が発生してしまうことになる。
第1実施形態の自動着床装置20によれば、このような地震管制システム作動前の停電であっても、ブレーカ3の電力供給路の遮断等により開閉器4が開放されると直ちに蓄電装置23に蓄積されていた直流電力が電流変換器22に供給され、電流変換器22が直流を交流に変換した電力を変圧器23に供給し、この変圧器23により周波数は変更せずに電圧のみを所望の値に調整した交流電力をエレベータ制御装置5に供給する。
このようにして、交流電源2からの交流電力供給を蓄電装置23からの直流電源に切り換えることにより、停電等の非常運転時であることが検出されると、直ちに自動着床装置20が機能する自動着床運転を提供しているので、地震管制システムでは充分に補完できない閉じ込め事故等の発生を未然に防止することができる。
第1実施形態によれば、地震管制制御システムが設置されていても防止できなかった種類の閉じ込め事故を未然に防止することができ、地震等に起因する停電時の非常運転モードにおいても、蓄電装置内に蓄積された直流電力を交流変換および電圧調整して電源系統1と同等の電力により自動着床制御運転することができる。これにより、エレベータに対する停電時の信頼性を格段に向上させることが可能となり、最悪の事態である停電時の閉じ込め事故の発生については極力避けることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図3を参照しながら説明する。図3において、エレベータ自動着床装置20は、第1実施形態の構成に加えて昇降圧回路24を設けたものである。この昇降圧回路24は、電流変換器である交流−直流変換器22と蓄電装置23との間に設けられており、蓄電装置23の電力量が変動したときでもエレベータ制御装置5およびエレベータ駆動部8に対して安定した電力を供給するために、昇圧または降圧を行なう構成を有している。
この第2実施形態は、第1実施形態と同様に蓄電装置23の充電/放電を実施する。これに加えて、交流−直流変換器22と蓄電装置23との間に昇降圧回路24を挿入することにより、放電時には蓄電装置23の蓄積電力が低下して端子電圧が小さくなっても安定して電力を供給できると共に、充電時には最も効率の良い充電電圧となるように制御することができる。また、昇降圧回路24により昇圧または降圧を行なう構成とすることによりトランス21をフィルタ回路により置き換えることも可能となる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図4を参照しながら説明する。図4に示すように、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態の構成に加えて、電力量監視装置25をさらに備えることを特徴とする。この電力量監視装置25は、非常運転時に蓄電装置23の電力量を監視して、前記電力量が十分にあるときには定常運転時と同等の昇降動作をエレベータ制御装置5および駆動部8に提供するように電力を供給し、この電力量が乏しいときには最寄りの階床まで前記エレベータかごを移動させる。
この第3実施形態は、第1および第2実施形態と同様に蓄電装置23の充電/放電を実施する。これに加えて、第3実施形態は、蓄電装置23の蓄電電力量を監視してエレベータ制御装置5へ信号を出力し、蓄電電力量が多いときには通常運転を行ない、蓄電電力量が少ないときには最寄りの階で停止する。
第3実施形態によれば、電力量監視装置25により蓄電装置23の蓄電量を常時監視しており、開閉器4が開放されて交流電源2からの電源の供給が絶たれ、蓄電装置23からの電源の供給が開始されたときの蓄電装置23の監視された蓄積電力量に基づいて、エレベータ制御装置5が巻上機9を含む駆動部8の可能な駆動時間を算出して、最適な動作を確保することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図5を参照しながら説明する。図5に示すように、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態に記載の構成に加えて、電源系統1のトランス21の接続点と開閉器4との間に設けられて電源系統1の電流を検出する電流検出器26とこの電流検出器26の検出値に基づいて交流−直流変換器22に電力供給指令を指示して電力を補充させる定常時電力補充部(電力供給指令)27とを備えている。電流検出部26は定常運転時にエレベータ制御装置5およびエレベータ駆動部8が消費する電力を検出する負荷消費電力検出部であり、電力補充部27は負荷電力検出部としての電流検出部26の検出値が所定値を超えるときには、定常運転時であっても開閉器4を閉止したままで蓄電装置23からの電力を供給させる定常時電力補充部として機能している。
次に、第4実施形態を適用したエレベータにおける動作時間と電力量の関係について、図6の特性図を参照しながら説明する。エレベータを昇降させるためには動き始めてから加速して、定常状態となり、停止階でかごを停止させるために減速するという3つの動作期間がある。その3つの動作期間における電力量の変化特性が図6に示されている。加速期間では、定常期間に移行する瞬間まで正比例し、定常期間では一定の電力量を消費し、減速期間では移行の瞬間に電力量が一瞬跳ね上がった後、減速状態に比例して減少する。
したがって、加速期間から定常期間へと移行する直前の所定の期間だけ、図6に破線で示す設定値を超えている時間がある(ハッチング部分)。このハッチング部分の時間に対して、第4実施形態を適用することにより、電流量を検出して電力の設定値を超える部分を蓄電装置23からの供給電力で補うようにすれば、エレベータでの電力消費を含むこの建物の電力設備の容量を設定値までに制限することができる。
図5に示す第4実施形態によれば、停電していない定常運転時に蓄電装置23に充電しておくだけでなく、電源系統1の電源2から流れる電流を電流検出器26により検出することにより監視して、一定以上の電流が流れようとしたときに、蓄電装置23より電力を供給し、電源2側の電力供給を少なくする。これにより、電源設備の容量を小さくすることができる。近年、建物の電力負荷が増大化しているために、電源設備の容量を大きくする傾向があるが、この第4実施形態によれば、建物内の電力負荷の需要が増大した場合でもエレベータの電力需要を交流電源2のみに頼らないで、蓄電装置23の蓄積電力量の中から供給するようにしており、エレベータ用も含めて建物内の電源設備の低容量化にも寄与することになる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図7を参照しながら説明する。図7において、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態の構成に加えて、定常運転時に電源電圧および電源電流を含む電源の状態を監視する電源監視部としての電流検出器26と、この電源監視部としての電流検出器26により監視された電源の状態に基づいて無効電力を調整して力率を改善した電力を蓄電装置23から供給させる電源状態改善部としての無効電力補償制御器28とをさらに備えることを特徴としている。無効電力補償制御器28にはトランス21から電源系統1への蓄積電力を供給する供給線の電圧を検出する電圧検出器29の検出出力も供給されている。
上記構成の第5実施形態では、非停電時に蓄積装置23に充電するだけでなく、電流検出器26により交流電源2から流れる電流を検出し、電圧検出器29によりトランス21からエレベータ制御装置5への電力供給線の電圧を検出し、検出された電流値と電圧値に基づいて無効電力補償制御器28が無効電力を小さくするように制御して、蓄電装置23から電力を供給し、電源側の力率を「1」に近づけるように制御している。
図8は、上段から順番に、図7における電圧検出器29の検出電圧値、電流検出器26の検出電流値、蓄電装置23からの補償電力波形、電源系統1に現れる出力波形をそれぞれ示している。トランス21から出力される交流の電圧波形と、開閉器4の下流側の電流波形はそれぞれの位相が1/4周期ずれており、この位相差により電源側の力率は所望の値とはなっていない。蓄電装置23からはこの位相差に起因して力率が所望の値となっていない状態を補償するため、蓄電装置23の出力として示されているような補償波形が出力され、電源系統1には最下段に示されるような波形が現れる。このようにして、無効電力補償制御器28は電源側の力率を「1」にするように補償制御している。
以上の構成・作用を有する第5実施形態によれば、基本的な機能としては、第1実施形態と同様に非停電時に電力を蓄積しておいて停電時にエレベータのかごが自動着床するまでエレベータ制御装置5を制御しているが、これに加えて、非停電時の定常運転時に、電源系統1の電流値と蓄電装置23の出力電圧値をそれぞれ検出してそれぞれの位相差を補償制御することにより、無効電力の補償をも併せ行なうようにしているので、定常運転時のエレベータの運転効率を大幅に改善することができる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図9を参照しながら説明する。図9において、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態の構成に加えて、漏れ電流補償制御器30と零相電流検出器(ZCT)31とを備えることを特徴とする。図9において、定常運転時に交流電源2から負荷への漏れ電流を検出する漏れ電流検出部としての零相電流検出器31が設けられている。そして、この漏れ電流検出部としての零相電流検出器31により交流電源2からエレベータ制御装置5および駆動部8に供給される交流電流の漏れが検出されたときに、漏れ電流補償部としての漏れ電流補償制御器30がこの漏れ電流を補償する電力を蓄電装置23から供給させるように構成されている。
すなわち、第6実施形態によれば、非停電時に蓄電装置23に充電するだけでなく、交流電源2の零相電流を零相電流検出器(ZCT)31により検出し、漏れ電流補償制御器30により漏れ電流が小さくなるように蓄電装置23より電力を供給させるようにしている。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図10および図11を参照しながら説明する。まず、図10において、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態の構成に加えて、定常運転時に交流電源2の電源電圧を監視する電圧監視部としての電圧検出器29と、電圧監視部としての電圧検出器29により監視された電源電圧の歪みを補償する電力を蓄電装置23から供給させる歪み補償部としての電圧歪み補償制御器32とをさらに備えることを特徴としている。
この第7実施形態によれば、非停電時に蓄電装置23に充電するだけでなく、電源2の電圧歪みを電圧検出器29により検出し、電圧歪み補償制御器32により電圧歪みが小さくなるように補償制御して、蓄電装置23より電力を供給させるようにしている。図11は、この補償制御を行なっている電源電圧、電流、補償値をそれぞれ示す特性図であり、電圧波形のピーク部分に相当する期間に対応して電流波形が強く現れるため、これを打ち消すような緩い曲線の補償値を同じ期間で出力することにより、電圧歪みを補償するようにしている。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態に係るエレベータ自動着床装置について、図12および図13を参照しながら説明する。図12において、エレベータ自動着床装置20は、第2実施形態の構成に加え、定常運転時に交流電源2の電源電流を監視する電流検出器26と、この電流検出器26により検出された電源電流に含まれる高調波成分を補償した電力を蓄電装置23から供給させる高調波電流補償部33と、をさらに備えることを特徴としている。
この第8実施形態によれば、非停電時に蓄電装置23に充電するだけでなく、電源2の全ての相電流を電流検出器26により検出し、電流高調波補償制御器33により電流高調波が小さくなるように蓄電装置23より電力を供給する。図13の上段には、一例としての1つの相の検出電流の波形が示されており、図13の下段には破線で示すこの波形に対する高調波成分が示されている。この高調波成分を補償するような電力を供給することにより高調波成分が補償された電力によりエレベータ制御装置5および巻上機9を駆動することができる。
なお、上述した第1ないし第8実施形態は、それぞれ単独で実施することも可能であるが、記載された実施形態の幾つかを組み合わせて実施することも可能である。何れの実施形態によっても、エレベータ制御装置5以降の構成を変更することなく、エレベータ自動着床装置20のみを電源系統1に付加することが可能である。また、非停電時の自動着床装置の用途および作用を充電だけに限定することなく、電源系統1に供給される電力の各種の成分を補償するために用いられたり、補償作用を有したりすることにより、無駄な設備の付加という意味合いを打ち消すことができ、停電時のバックアップ機能に加えて定常運転時の正確な制御を可能にすると共に利用者に快適な搭乗感覚を提供できる。
基本概念の第1実施形態のエレベータ自動着床装置を示すブロック構成図。 第1実施形態の詳細構成を示すブロック図。 第2実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 第3実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 第4実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 図5のエレベータ制御装置への供給電力の波形を示す特性図。 第5実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 図7の各部の電圧・電流・電力波形を示す特性図。 第6実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 第7実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 図10の各部の電圧・電流。補償値の波形を示す特性図。 第8実施形態によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 図12の各部の電流・高調波成分の波形を示す特性図。 第1従来例によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。 第2従来例によるエレベータ自動着床装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
1 電源系統
4 開閉器
5 エレベータ制御装置
8 エレベータ駆動部
9 巻上機
20 エレベータ自動着床装置
21 変圧器(トランス)
22 電流変換器(交流−直流変換器)
23 蓄電装置
24 昇降圧回路
25 電力量監視装置
26 電流検出器
27 電力補充部(電力供給指令)
28 無効電力補償制御器
29 電圧検出器
30 漏れ電流補償制御器
31 零電流検出器
32 電圧歪み補償制御器
33 電流高調波補償制御器

Claims (8)

  1. 少なくとも巻上機を含むエレベータ駆動部を制御するエレベータ制御装置と前記エレベータ駆動部および前記エレベータ制御装置を動作させる電源との間である電源系統に並列に接続された変圧器と、
    前記電源系統における前記変圧器の接続点よりも電源側に介挿されて前記電源から供給される交流を開閉可能な開閉器と、
    前記変圧器に直列に接続されて前記変圧器側から流れる交流を直流に変換すると共に前記変圧器側へ流れる直流を交流に変換する電流変換器と、
    前記電流変換器を介して前記変圧器に直列に接続され、前記開閉器が閉止された定常運転時には前記交流電源から供給される電源電力を充電し、前記開閉器が開放された非常運転時には蓄積した電力を前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に供給してエレベータかごを所定の階床まで昇降移動させる蓄電装置と、
    を備えることを特徴とするエレベータ自動着床装置。
  2. 前記電流変換器と前記蓄電装置との間に、前記蓄電装置の電力量が変動したときでも前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に対して安定した電力を供給する昇降圧回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  3. 前記非常運転時に前記蓄電装置の電力量を監視して、前記電力量が十分にあるときには前記定常運転時と同等の昇降動作を前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に提供するように電力を供給し、前記電力量が乏しいときには最寄りの階床まで前記エレベータかごを移動させる電力量監視装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  4. 前記定常運転時に前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部が消費する電力を検出する負荷消費電力検出部と、前記負荷電力検出部の検出値が所定値を超えるときに前記定常運転時であっても前記開閉器を閉止したままで前記蓄電装置からの電力を供給させる定常時電力補充部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  5. 前記定常運転時に電源電流を検出する電流検出器と、前記定常運転時に電源電圧を検出する電圧検出器と、前記電流検出器および前記電圧検出器によりそれぞれ検出された電流値および電圧値に基づいて電源の無効電力を補償して力率を改善する電力を前記蓄電装置から供給させる無効電力補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  6. 前記定常運転時に前記交流電源から負荷への漏れ電流を検出する漏れ電流検出部と、前記漏れ電流検出部により前記交流電源から前記エレベータ制御装置および前記エレベータ駆動部に供給される電流の漏れが検出されたときに前記漏れ電流を補償する電力を前記蓄電装置から供給させる漏れ電流補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  7. 前記定常運転時に前記交流電源の電源電圧を監視する電圧監視部と、前記電圧監視部により監視された前記電源電圧の歪みを補償する電力を前記蓄電装置から供給させる電圧歪み補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
  8. 前記定常運転時に前記交流電源の電源電流を検出する電流検出器と、前記電流検出器により検出された前記電源電流に含まれる高調波成分を補償する電力を前記蓄電装置から供給させる電流高調波補償制御器と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ自動着床装置。
JP2005341787A 2005-11-28 2005-11-28 エレベータ自動着床装置 Active JP4917303B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341787A JP4917303B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 エレベータ自動着床装置
CNA2006800440999A CN101316782A (zh) 2005-11-28 2006-11-28 升降机自动着床装置
PCT/JP2006/323679 WO2007061109A1 (ja) 2005-11-28 2006-11-28 エレベータ自動着床装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341787A JP4917303B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 エレベータ自動着床装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007145495A JP2007145495A (ja) 2007-06-14
JP4917303B2 true JP4917303B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=38067329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005341787A Active JP4917303B2 (ja) 2005-11-28 2005-11-28 エレベータ自動着床装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4917303B2 (ja)
CN (1) CN101316782A (ja)
WO (1) WO2007061109A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5263726B2 (ja) * 2007-11-15 2013-08-14 東芝エレベータ株式会社 エレベータの電力供給システム
WO2011052015A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置及び制御方法
CN101860306B (zh) * 2010-03-23 2013-05-01 杭州双华科技有限公司 有刷直流管状电机速度控制模块及速度控制电路
JP5520174B2 (ja) * 2010-09-21 2014-06-11 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
US8810208B2 (en) * 2011-03-10 2014-08-19 Tesla Motors, Inc. Charging efficiency using selectable isolation
JP6188303B2 (ja) * 2012-10-17 2017-08-30 三菱電機株式会社 照明装置
JP5963318B2 (ja) * 2014-03-06 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータの電源装置
CN106629298A (zh) * 2017-03-07 2017-05-10 西继迅达(许昌)电梯有限公司 电梯应急控制方法、装置及系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013475A (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 Mitsubishi Electric Corp 交流エレベ−タの制御装置
JPH0632553A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Hitachi Ltd エレベータ装置
JP2939869B2 (ja) * 1995-04-18 1999-08-25 富士ゼロックス株式会社 画像符号化装置および画像復号装置
JPH099526A (ja) * 1995-06-22 1997-01-10 Tsuken Denki Kogyo Kk 無停電電源装置
KR100186370B1 (ko) * 1996-10-24 1999-04-15 이종수 엘리베이터의 정전시 비상 운전 장치
JP3313334B2 (ja) * 1998-12-18 2002-08-12 株式会社東芝 ノイズ低減回路
JP2001019311A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置
JP3748394B2 (ja) * 2001-07-11 2006-02-22 東京瓦斯株式会社 無停電電源装置
JP2005015067A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータの非常時運転装置
JP2005089096A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007061109A1 (ja) 2007-05-31
JP2007145495A (ja) 2007-06-14
CN101316782A (zh) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4917303B2 (ja) エレベータ自動着床装置
JP4874404B2 (ja) 回生ドライブシステム用の自動救助運転
KR101930252B1 (ko) 엘리베이터 자동 구조 및 절전 장치와 그 제어 방법 및 슈퍼 커패시터 모듈
JP4727166B2 (ja) エレベータの制御装置
US6431323B2 (en) Elevator power management system having power storage apparatus maintaining a particular charge in accordance with time of day
RU2490201C2 (ru) Система питания лифта и здания с управлением вторичным источником питания
US8146714B2 (en) Elevator system including regenerative drive and rescue operation circuit for normal and power failure conditions
CN201238201Y (zh) 带自动平层功能的电梯专用不间断应急运行电源装置
KR20010085604A (ko) 엘리베이터의 제어장치
US7728456B2 (en) Vehicle auxiliary electric-power-supplying system
WO2010059139A1 (en) Power management in elevators during marginal quality power conditions
JPH11299275A (ja) エレベータの電源装置
KR102345574B1 (ko) 전력 회생 기능이 부가된 엘리베이터의 비상구출장치
JP2003333891A (ja) モータ駆動装置およびそれに用いられる電源装置、並びにモータ駆動装置の電源設備容量低減方法
CN115940172A (zh) 一种应用于地铁扶梯电压暂降治理的装置及其控制方法
JP2005145687A (ja) エレベータ制御装置
JP2003333893A (ja) モータ駆動装置
CN110356943B (zh) 电梯控制系统及直梯救援装置
JP2012218853A (ja) エレベータ制御装置
RU2401792C1 (ru) Система обеспечения бесперебойной работы двигателя лебедки лифта, привод лифта и способ обеспечения бесперебойной подачи питания на двигатель лебедки лифта
CN103825353A (zh) 一种电梯应急电源系统
CN109720949A (zh) 电梯电源系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4917303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350