JP4916348B2 - 排気用ルーフファン用シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は屋上に設置する排気用ルーフファン用シャッター装置に関するものである。
従来、屋上に設置する排気用ルーフファンの一つとして、図21及び図22に示す如く、上下が開放した円筒状のボディ101と、前記ボディ101の内部に配置され、モータ102をもって回転せしめられるファン103と、前記ボディ101の上方に所定の間隔をおいて取り付けられた、皿を裏返した形状の天蓋フード108とからなる排気用ルーフファン100が用いられている。
そしてまた、斯かる排気用ルーフファン100には、内部への雨水や埃等の侵入を防止するためのシャッター装置を設置しているが、従来のシャッター装置はボディ101の上部に設置してあるため、図22において矢標で示す如く、ボディ101の外面と天蓋フード108との間に形成される排気路内に迄雨水や埃が侵入する。そしてこの場合にはシャッターの開閉時に雨水や埃等が内部に侵入し易くなる。また風の流れに大きな抵抗となって、排気風量に影響を及ぼす。
また、従来のシャッター装置107は、ボディ101の上側開放部にシャッター取付枠104をもって取り付けられた、左右一対の平面から看て半円形の板状シャッター105、105(一方は図示せず。)からなり、外方の自由端側が基部を枢着する枢軸106を支点として同時に垂直方向に回動するバタフライ式のシャッター装置である。
しかし乍ら、斯かるバタフライ式のシャッター装置107にあっては、天蓋フード108のボディ101からの間隔が、雨水の侵入等を防ぐ必要性から低くせざるを得ない状況において、左右の板状シャッター105、105が夫々フラットな一枚板であることから、該板状シャッター105、105の夫々が、ファン103の回転による風圧によって跳ね上げられて風路を開いたときに、開き角度が小さく、大きな排気風量を得られないという問題点がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、ボディの外面と天蓋フードとの間に形成される排気路の出口部に設置することにより、上記従来装置の問題点を解消し、且つまた従来のバタフライ式のシャッター装置に比して排気風量を大幅に増大させることができるようになした排気用ルーフファン用シャッター装置を提供せんとするものである。
而して、本発明の要旨とするところは、平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連結機構を備えてなり、更に前記連動アームにおける本体部分の先端に斜め下方に突出する爪片を一体形成すると共に、軸断面コ字形をなした錘を、開放部を下側にし且つ基部側の内部に前記連動アームにおける爪片が入り込んだ状態において、前記連動アームの該爪片の基部位置に、前記軸をもって垂直方向回動自在に枢着し、更に前記連結杆に、前記錘を跨がらせる一方、その中央部に所要の高さの垂直部を形成すると共に該垂直部の上端に、前記錘側に向けて所要の長さの張り出し部を形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置にある。
また、上記構成において、平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームを複数に分割し、それらの端部において両者を連結する連結フレームを設けて分割されたシャッター装置とし、これら分割されたシャッター装置を円周方向に偏平又は円錐形に継設して環状の一つのシャッター装置となしてもよい。
また、平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連動機構を備えてなり、更に前記連結杆に錘を取り付けてなる排気用ルーフファン用シャッター装置となしてもよい。
また、平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連動機構を備えてなり、更に前記連結杆自体を錘と同程度に重くしてなる排気用ルーフファン用シャッター装置となしてもよい。
また、上記シャッター装置は、上下が開放した円筒状のボディと、前記ボディの内部に配置され、モータをもって回転せしめられるファンと、前記ボディの上方に所定の間隔をおいて取り付けられた、皿を裏返した形状の天蓋フードとからなる排気用ルーフファンにおいて、その円筒状のボディの外面と天蓋フードとの間に形成される排気路の出口部に設置するものである。
また、上記シャッター装置は、ファン停止状態においても開放できるように電動式となしてもよい。この場合には、前記シャッターフレーム上の適宜の位置にギヤードモータを設置すると共に該ギヤードモータの回転軸にカム板を固着し、連接杆の一方側の端部を前記カム板の周縁に植設したピンに枢着連結すると共に他方側の端部を前記連動アームのうちの一つにおける基部に立設した連結片部に軸をもって枢着連結するものである。
本発明は上記の如き構成であり、排気用ルーフファンのボディの外面と天蓋フードとの間に形成される排気路の出口部に設置することにより、雨水や埃等の排気路内への侵入を完全に阻止することができるものである。且つまた、排気用ルーフファンにおけるボディの上側開放部から排気路の出口に至る排気路内において空気の流通の障害となるものがないから、従来のバタフライ式のシャッター装置に比して排気風量を大幅に増大させることができるものである。
また、シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連動機構を備え、更に前記連動アームにおける本体部分の先端に斜め下方に突出する爪片を一体形成すると共に、軸断面コ字形をなした錘を、開放部を下側にし且つ基部側の内部に前記連動アームにおける爪片が入り込んだ状態において、前記連動アームの該爪片の基部位置に、前記軸をもって垂直方向回動自在に枢着し、更に前記連結杆に、前記錘を跨がらせる一方、その中央部に所要の高さの垂直部を形成すると共に該垂直部の上端に、前記錘側に向けて所要の長さの張り出し部を形成するようにするか、又は錘を連結杆に取り付けるようにするか、或いはまた錘に代えて連結杆自体を重くするようになしたから、確実に一斉に多数のシャッターブレードを垂直方向に回動させることができ、排気ロスを少なくすることができるものである。
また、シャッター装置をファン停止状態においても開放できるように電動式となした場合には、点検その他の必要時において随時シャッターブレードを開くことができるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連結機構を備えてなり、更に前記連動アームにおける本体部分の先端に斜め下方に突出する爪片を一体形成すると共に、軸断面コ字形をなした錘を、開放部を下側にし且つ基部側の内部に前記連動アームにおける爪片が入り込んだ状態において、前記連動アームの該爪片の基部位置に、前記軸をもって垂直方向回動自在に枢着し、更に前記連結杆に、前記錘を跨がらせる一方、その中央部に所要の高さの垂直部を形成すると共に該垂直部の上端に、前記錘側に向けて所要の長さの張り出し部を形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置にある。

以下、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明を実施した排気用ルーフファンの中央縦断正面図、図2は同片側半分を断面で示した作用説明図、図3は環状の一つのシャッター装置を構成する分割された一つのシャッター装置の平面図、図4は図3中A部分の拡大図、図5は図3中B部分の拡大図、図6は図3中I−I線断面図、図7は図6中C部分の拡大図、図8は図6中D部分の拡大図、図9は連動機構における連動アームの正面図、図10は同左側面図、図11は同右側面図、図12は同平面図、図13は同底面図である。
図中、1は排気用ルーフファンにおける上下が開放した円筒状のボディである。2は前記ボディ1の内部に配置され、モータ3をもって回転せしめられるファンである。4は前記ボディ1の上方に所定の間隔をおいて取り付けた、皿を裏返した形状の天蓋フードである。また、Sはボディ1の上側開放部と天蓋フード4との間に設置した風向板(スプリッター)であり、風量をアップさせることができるものである。
6はシャッター装置であり、前記ボディ1の外面と天蓋フード4との間に形成される排気路の出口部5に設置している。また該シャッター装置6は、後記分割されたシャッター装置を、複数円周方向に偏平に継設して環状の一つのシャッター装置となしたものである。また、該シャッター装置6は、前記ファン2の回転による風圧によって後記分割されたシャッター装置における多数のシャッターブレードが一斉に垂直方向に回動して排気路を開通するようになしたものである。尚、図示はしないが、本実施例の如く分割されたシャッター装置を継設して環状の一つのシャッター装置とするものに代えて、最初から環状の一つのシャッター装置として構成してもよいことは勿論である。
6Aは前記シャッター装置6を構成する、分割されたシャッター装置の一つである。また、該分割されたシャッター装置6Aは、後記シャッターフレームとシャッターブレードとからなるものであるが、本実施例においてはシャッターフレームを、図3に示す如く、平面から看て環状をなす排気路の出口部5の一周の4分の1に相当する大きさに構成し、これを4個円周方向に偏平に継設して排気路の出口部5の全体にわたって設置するようになしている。
また、該分割されたシャッター装置6Aは、排気路の出口部5に固着する、平面弧状の内フレーム7aと平面弧状の外フレーム7b及びこれらを連結する連結フレーム7c、7cとからなるシャッターフレーム7における内フレーム7aと外フレーム7bとの間に外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸8、8、8・・・に、幅の広い方のブレード部9aと、これより幅の狭い方のブレード部9bとを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレード9とし、該幅の広い方のブレード部9aと幅の狭い方のブレード部9bとの境目に前記軸8、8、8・・・を位置せしめると共に、該シャッターブレード9を所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つこれらシャッターブレード9、9、9・・・は、隣のシャッターブレードとの間において、ファン2による風圧のない状態では幅の広い方のブレード部9aの自由端と幅の狭い方のブレード部9bとが重合するようになし、更に該シャッターブレード9、9、9・・・における幅の狭い方のブレード部9bに適宜の重量の錘10を取り付け、ファン2による風圧がないときには、該錘10の作用により幅の広い方のブレード部9aと幅の狭い方のブレード部9bが水平位置となるようになしているものである。尚、前記錘10は、本実施例においては、後記連動機構における連動アームを介して取り付けている。また、前記シャッターブレード9は、ファン2による風圧を受けて押し開けられる側、即ち幅の広い方のブレード部9aにおける自由端側を、斜め上方に向けて折曲すると共に、もう一方の幅の狭い方のブレード部9bにおける自由端側を、前記幅の広い方のブレード部9aにおける傾斜と逆向きに傾斜させている。
また、本実施例においては、連動機構を備えることにより、全てのシャッターブレード9、9、9・・・が確実に一斉に垂直方向に回動して排気路を開通するようになしている。
また、該連動機構は、各シャッターブレード9における幅の狭い方のブレード部9bの上面に基部11aを固着し、隣のシャッターブレード9における幅の広い方のブレード部9a上に延びる本体部分の先端に、斜め下方に突出する爪片11bを一体形成した連動アーム11と、軸断面コ字形をなし、開放部を下側にし且つ基部側の内部に前記連動アーム11における爪片11bが入り込んだ状態において、前記連動アーム11の該爪片11bの基部位置に、軸12をもって垂直方向回動自在に枢着した錘10と、両端部を隣の前記連動アーム11、11における軸12、12に夫々連結すると共に前記錘10を跨がらせ、更に中央部に所要の高さの垂直部13cを形成すると共に該垂直部13cの上端に、前記錘10側に向けて所要の長さの張り出し部13dを形成した連結杆13とをもって構成してなるものである。尚、13a、13bは連結杆13の端部である。
次に、上記連動機構の作用について説明する。
ファン2による風圧がないときにあっては、図7及び図8において実線で示す如く、シャッターブレード9、9、9・・・は、錘10の作用によってその幅の広い方のブレード部9aと幅の狭い方のブレード部9bが水平位置となっている。また、このときには錘10は、連結杆13の端部13bによって受け支えられている。そして、ファン2が回転してその風圧がシャッターブレード9における幅の広い方のブレード部9aにかかると、該ブレード部9aは、錘10の作用に抗して軸8を支点として下側に回動して開く。またこのとき幅の狭い方のブレード部9bも上側に同時に回動する。そしてこの幅の狭い方のブレード部9bが上側に回動するとき、連動アーム11に形成した爪片11bが錘10を押し上げ、更に該錘10の自由端が連結杆13の張り出し部13dに当たってこれを押し上げるものである。これにより全てのシャッターブレード9、9、9・・・が連動し、確実に一斉に垂直方向に回動して排気路を開通するものである。また、排気路を閉じるときにも、全てのシャッターブレード9、9、9・・・が連動して水平位置に戻るものである。
また、上記実施例においては、錘10を連動アーム11の爪片11bの基部位置に軸12をもって枢着したが、図14及び図15に示す如く、連結杆13に取り付けるようにしてもよい。尚、図14及び図15において前記実施例と同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
また、上記実施例においては、錘10を用いてシャッターブレード9の閉止用の重みをかけているが、図16及び図17に示す如く、錘10に代えて連結杆13自体を重く構成するようになしてもよい。而して、本実施例では連結杆13を太くして重量を大きくしている。尚、その他の構成は上記実施例と同様であるから説明は省略する。
また、上記実施例においては、ファン2が作動してそれによる風圧がかかったときにシャッターブレード9が開くように構成されているが、ファンを停止させて点検を行う場合等、その他の必要時においては随時シャッターブレード9を開くことができるように、図18及び図19に示す如く、電動式となしてもよい。図18及び図19において14は連結フレーム7c上に設置したギヤードモータ、15は前記ギヤードモータ14の回転軸14aに固着したカム板、16は一方側の端部を前記カム板15の周縁に植設したピン15aに枢着連結し、他方側の端部を連動アーム11における基部11aに立設した連結片部11cに軸11dをもって枢着連結した連接杆である。
また、上記実施例においては、分割された各シャッター装置6A、6A・・・を円周方向に偏平に継設した場合を示したが、場合によっては、図20に示す如く、内側が低くなるように傾斜させて、即ち円錐形になるように継設してもよい。尚、その他の構成は上記実施例と同様であるから、説明は省略する。
本発明を実施した排気用ルーフファンの中央縦断正面図である。 本発明を実施した排気用ルーフファンの片側半分を断面で示した作用説明図である。 環状の一つのシャッター装置を構成する、分割された一つのシャッター装置の平面図である。 図3中A部分の拡大図である。 図3中B部分の拡大図である。 図3中I−I線断面図である。 図6中C部分の拡大図である。 図6中D部分の拡大図である。 連動機構における連動アームの正面図である。 連動アームの左側面図である。 連動アームの右側面図である。 連動アームの平面図である。 連動アームの底面図である。 錘を連結杆に取り付けた例の部分平面図である。 図14中II−II線断面図である。 連結杆自体を重く構成した例の部分平面図である。 図16中III−III線断面図である。 電動式に構成した例の部分平面図である。 図18中IV−IV線断面図である。 シャッター装置を傾斜させて設置する例の断面図である。 従来のシャッター装置を実施した排気用ルーフファンの片側半分を断面で示した説明図である。 従来のシャッター装置を実施した排気用ルーフファンの片側半分を断面で示した作用説明図である。
符号の説明
1 ボディ
2 ファン
4 天蓋フード
5 排気路の出口部
6 シャッター装置
6A 分割されたシャッター装置
7 シャッターフレーム
7a、7b 内フレーム、外フレーム
8 軸
9 シャッターブレード
9a 幅の広い方のブレード部
9b 幅の狭い方のブレード部
10 錘
11 連動アーム
11b 爪片
11c 連結片部
12 軸
13 連結杆
13a 連結杆の端部
13b 連結杆の端部
13c 連結杆の垂直部
13d 連結杆の張り出し部
14 ギヤードモータ
15 カム板
16 連接杆

Claims (4)

  1. 平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、
    前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連結機構を備えてなり、更に前記連動アームにおける本体部分の先端に斜め下方に突出する爪片を一体形成すると共に、軸断面コ字形をなした錘を、開放部を下側にし且つ基部側の内部に前記連動アームにおける爪片が入り込んだ状態において、前記連動アームの該爪片の基部位置に、前記軸をもって垂直方向回動自在に枢着し、更に前記連結杆に、前記錘を跨がらせる一方、その中央部に所要の高さの垂直部を形成すると共に該垂直部の上端に、前記錘側に向けて所要の長さの張り出し部を形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置。
  2. 平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、
    前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連動機構を備えてなり、更に前記連結杆に錘を取り付けてなる排気用ルーフファン用シャッター装置。
  3. 平面弧状の内フレームと平面弧状の外フレームとからなるシャッターフレームにおける内フレームと外フレームの間に、外に向かうに従って間隔が広がるように架設した軸に、幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部とを共に外方に向かうに従って末広がりに設けてシャッターブレードとし、該幅の広い方のブレード部と幅の狭い方のブレード部との境目に前記軸を位置せしめると共に、該シャッターブレードを所定の角度範囲内において垂直方向回動自在に取り付け、且つ隣のシャッターブレードとの間において、幅の広い方のブレード部と隣の幅の狭い方のブレード部とが重合するようになし、ファンによる風圧がないときにシャッターブレードが水平位置となるようになしたシャッター装置を、偏平又は円錐形に形成してなる排気用ルーフファン用シャッター装置であって、
    前記シャッター装置の各シャッターブレードにおける幅の狭い方のブレード部の上面に基部を固着し、隣のシャッターブレードにおける幅の広い方のブレード部上に延びる本体部分の先端に軸を設けた連動アームと、両端部を隣の前記連動アームにおける軸に夫々連結する連結杆とをもって構成した連動機構を備えてなり、更に前記連結杆自体の重量をファンによる風圧がないときにシャッターブレードを水平位置へ回動可能な重量とした排気用ルーフファン用シャッター装置。
  4. 前記シャッター装置をファン停止状態においても開放できるように、前記シャッターフレーム上の適宜の位置にギヤードモータを設置すると共に該ギヤードモータの回転軸にカム板を固着し、連接杆の一方側の端部を前記カム板の周縁に植設したピンに枢着連結すると共に他方側の端部を前記連動アームのうちの一つにおける基部に立設した連結片部に軸をもって枢着連結してなる請求項1、2又は3記載の排気用ルーフファン用シャッター装置。
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