JP4915597B2 - 超音波センサ - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、超音波が出射又は入射する入出射面を有し、該入出射面の反対側に底面を有する一の収容部が設けられた複数個の振動ケースと、前記複数個の収容部を連結する連結部と、前記収容部の底面に配設された複数個の圧電素子と、を備え、前記圧電素子のうち少なくとも1つは超音波を送波するために用いられる送波用の圧電素子であって、圧電素子のうち少なくとも2つは超音波を受波するために用いられる受波用の圧電素子である超音波センサにおいて、前記振動ケースの入出射面の反対面には、送波用の圧電素子が収容される収容部と受波用の圧電素子が収容される収容部との間を仕切る仕切り凹部が設けられており、前記連結部は、前記入出射面と前記仕切り凹部の底面との間に設けられ、前記圧電素子は、送波する超音波の中心周波数が72kHzタイプのものであって、その周波数が設定されている場合における前記振動ケースの高さと前記連結部の厚みとの比を、2:1〜3:1の範囲に設定し、前記連結部は、樹脂形成されていることを要旨とする。
請求項2及び請求項3に記載の発明によれば、2つの振動ケースを並べるだけで、樹脂やゴム材のような比較的コストのかからない部材によって2つの振動ケースを連結させることができるので、超音波センサの製造にかかるコストを削減することができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態の超音波センサ10を構成するハウジング11は、水平方向への断面視が略楕円状をなしている(図2参照)。ハウジング11には、圧電素子26a,26bを収容するための複数個(本実施形態では2個)の収容部21a,21bを長手方向に並べて凹設した金属製の振動ケース20が、ハウジング11の開口部側から挿入されている。
本実施形態の超音波センサ10は、超音波を検知範囲に送波するとともに、障害物で反射された反射波を受波することによって障害物の存在を検知する。そして、反射波を受波する2つの圧電素子26a,26bの出力を比較することによって障害物の方向を検知することができる。詳述すると、圧電素子26aが検知範囲に向かって超音波パルスを間欠的に送波し、検知範囲に存在する障害物Pに反射された反射波を、圧電素子26a,26bが、それぞれ受波し、超音波を送波してから反射波を受波するまでの時間によって障害物Pまでの相対距離Lを検知することができる。そして、圧電素子26aが超音波を受波するまでの時間と、圧電素子26bが超音波を受波するまでの時間との差から、圧電素子26a,26bが並ぶ方向に沿った直線を法線Hとする平面に対して超音波センサ10と障害物Pとを結ぶ直線Fがなす角度θを検知することができる。そして、角度θに基づいて、障害物Pの方向を検知することができる。
図4は、本実施形態における超音波センサ10の受波の波形を示す。なお、図4では、圧電素子26aにおける出力信号波形を「送受波側」と示し、圧電素子26bにおける出力信号波形を「受波側」と示す。
(1)圧電素子26aが送波する超音波の中心周波数が72kHzタイプのものであって、その周波数が設定されている場合における振動ケース20の高さと連結部23の厚みとの比が2:1となるように、振動ケース20の高さ、及び連結部23の厚みを設定するようにした。このことにより、収容部21bの振動を抑制し、より超音波の指向性を安定させるとともに、残響特性を良化することができる。
次に、本発明を車両用障害物検知装置に用いられる超音波センサに具体化した第2の実施形態を図8にしたがって説明する。以下に説明する実施形態では、既に説明した実施形態と同様の構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
(7)連結部23を樹脂形成したことにより、2つの振動ケース20を水平方向に並設するだけで、樹脂のような比較的コストのかからない部材によって2つの振動ケース20を連結させることができるので、超音波センサ10の製造にかかるコストを削減することができる。
○ 第2の実施形態において、連結部23を、例えば、合成ゴム、天然ゴムのようなゴム材や、コイルバネなどのような弾性材料で構成しても良い。
Claims (3)
- 超音波が出射及び入射する入出射面を有し、該入出射面の反対側に底面を有する複数個の収容部が並設された振動ケースと、
前記複数個の収容部を連結する連結部と、
前記収容部の底面に配設された複数個の圧電素子と、を備え、
前記圧電素子のうち少なくとも1つは超音波を送波するために用いられる送波用の圧電素子であって、圧電素子のうち少なくとも2つは超音波を受波するために用いられる受波用の圧電素子である超音波センサにおいて、
前記振動ケースの入出射面の反対面には、送波用の圧電素子が収容される収容部と受波用の圧電素子が収容される収容部との間を仕切る仕切り凹部が設けられており、前記連結部は、前記入出射面と前記仕切り凹部の底面との間に設けられ、
前記圧電素子は、送波する超音波の中心周波数が72kHzタイプのものであって、その周波数が設定されている場合における前記振動ケースの高さと前記連結部の厚みとの比を、2:1〜3:1の範囲に設定したことを特徴とする超音波センサ。 - 超音波が出射又は入射する入出射面を有し、該入出射面の反対側に底面を有する一の収容部が設けられた複数個の振動ケースと、
前記複数個の収容部を連結する連結部と、
前記収容部の底面に配設された複数個の圧電素子と、を備え、
前記圧電素子のうち少なくとも1つは超音波を送波するために用いられる送波用の圧電素子であって、圧電素子のうち少なくとも2つは超音波を受波するために用いられる受波用の圧電素子である超音波センサにおいて、
前記振動ケースの入出射面の反対面には、送波用の圧電素子が収容される収容部と受波用の圧電素子が収容される収容部との間を仕切る仕切り凹部が設けられており、前記連結部は、前記入出射面と前記仕切り凹部の底面との間に設けられ、
前記圧電素子は、送波する超音波の中心周波数が72kHzタイプのものであって、その周波数が設定されている場合における前記振動ケースの高さと前記連結部の厚みとの比を、2:1〜3:1の範囲に設定し、
前記連結部は、樹脂形成されていることを特徴とする超音波センサ。 - 超音波が出射又は入射する入出射面を有し、該入出射面の反対側に底面を有する一の収容部が設けられた複数個の振動ケースと、
前記複数個の収容部を連結する連結部と、
前記収容部の底面に配設された複数個の圧電素子と、を備え、
前記圧電素子のうち少なくとも1つは超音波を送波するために用いられる送波用の圧電素子であって、圧電素子のうち少なくとも2つは超音波を受波するために用いられる受波用の圧電素子である超音波センサにおいて、
前記振動ケースの入出射面の反対面には、送波用の圧電素子が収容される収容部と受波用の圧電素子が収容される収容部との間を仕切る仕切り凹部が設けられており、前記連結部は、前記入出射面と前記仕切り凹部の底面との間に設けられ、
前記圧電素子は、送波する超音波の中心周波数が72kHzタイプのものであって、その周波数が設定されている場合における前記振動ケースの高さと前記連結部の厚みとの比を、2:1〜3:1の範囲に設定し、
前記連結部は、ゴム材で形成されていることを特徴とする超音波センサ。
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