JP4915292B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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この発明は、再生装置および再生方法に関する。
自動車で長距離のドライブをする場合、カーオーディオによりBGMを流すことが多い。そのような場合、プレイリストを用意すれば、これに登録されている楽曲を再生しながらドライブすることができる。
図8Aは、そのようなプレイリストの一例を模式的に示すもので、このプレイリストにおいては、出発地点PSから到着地点PEまでドライブするとき、ユーザの指定した楽曲A〜Fが再生されるように設定した場合である。
なお、地点P1〜P5は、途中の通過地点で、地点P1は、それまで再生されていた楽曲Aが終了し、次の楽曲Bの再生が開始される地点である。同様に、地点P2〜P5もそれまで再生されていた楽曲が終了し、次の楽曲の再生が開始される地点である。
ただし、このプレイリストにおいては、地点P3は景色がよいなどの理由でユーザ(運転者や同乗者)にとって特別な地点であり、この地点P3を通過するときには、その地点P3にふさわしい楽曲Dの再生が開始されるように(あるいは、地点P3を通過中に楽曲Dの再生中であるように)それまでに再生される楽曲A〜Cが選択されている場合である。
すなわち、地点P3を通過するときに、楽曲Dの再生が開始されるように、それまでに再生される楽曲の長さを選択した結果が、楽曲A〜Cである。なお、以下、地点P3のように、特定の楽曲の再生を開始したい地点(あるいは特定の楽曲を再生しながら通過したい地点)を「マーク地点」と呼ぶ。
これに対し、地点P1、P2、P4、P5は、単に楽曲が切り換わる地点であり、したがって、その楽曲の切り換わりが、地点P1、P2、P4、P5から多少ずれても問題はない。
したがって、出発するとき、プレイリスト(図8A)により楽曲の再生を開始すれば、走行につれて楽曲A〜Fが順に再生されていくとともに、マーク地点P3を通過するときには、楽曲Dを再生することができ、楽しくドライブをすることができる。
なお、ユーザが所有している楽曲の一覧と連動して、地図上の出発地点PSと到着地点PEとを指定すると、プレイリストを作成するサービスも、Web上に存在する。
先行技術文献として例えば以下のものがある。
特開2005−050548号公報 特開2006−262254号公報
ところが、図8Aに示すようなプレイリストを作成しても、実際にドライブをすると、そのときの道路状況や運転状態などにより、図8Aのプレイリストが不適切になることがある。図8BおよびCは、そのような場合の例を示す。
すなわち、図8Bは、出発地点PSから地点P1までは、予定どおりの速度で走行したが、地点P1から道路状況に恵まれ、マーク地点P3を予定の時刻よりも速く通過した場合である。したがって、区間PS〜P1では、楽曲Aが予定どおり再生され、地点P1を通過したとき、楽曲Bの再生が開始されるが、マーク地点P3は予定の時刻よりも速く通過したので、楽曲Cはまだ終了していない状態にある。しかし、プレイリストにはマーク地点P3から楽曲Dを再生するように設定されている。
このため、マーク地点P3を通過するとき、楽曲Cの途中(点線部分)から楽曲Dの再生に切り換えられてしまう。つまり、マーク地点P3から楽曲Cが終了するまでの期間は、楽曲の再生が重複する区間PBとなってしまうので、マーク地点P3を通過するとき、楽曲Dの再生が開始されるが、このとき、楽曲Cは途中で再生が停止されてしまう。
また、図8Bにおいては、区間P4〜PEが渋滞などの理由により予定よりも遅く走行した場合でもある。この場合には、到着地点PEに到着する前に、楽曲Fが終了してしまい、以後、到着地点PEに到着するまでの期間は楽曲が再生されない無音区間PCとなってしまう。
さらに、図8Cにおいては、区間P1〜P3を予定よりも遅く走行した場合である。このため、マーク地点P3を通過する前に楽曲Cが終了してしまい、マーク地点P3を通過するとき、プレイリストにしたがって楽曲Dの再生が開始された場合である。したがって、この場合には、楽曲Cが終了してマーク地点P3を通過するまでの期間は、何も楽曲が再生されない無音区間PCとなってしまう。
また、図8Cにおいては、区間P4〜PEを予定よりも速く走行できた場合でもあり、この結果、到着地点PEに到着しても、楽曲Fが終了していない状態である。
一方、出発地点PSから到着地点PEまで予定どおりに走行できたとしても、ユーザが楽曲の再生を一時停止させたりすることもある。
このように、図8Aに示すようにプレイリストを作成しても、そのプレイリストが十分に機能しないことがある。
この発明は、このような問題点を解決しようとするものである。
本発明の再生装置は、プレイリストに登録されているコンテンツを移動しながら再生する場合に、そのコンテンツを再生すべき地点あるいは時点が前記プレイリストに指定されている再生装置であって、前記プレイリストおよびこのプレイリストに登録されているコンテンツを保存しているストレージと、前記プレイリストからこれに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を読み出す読み出し手段と、これまでの移動状況から前記プレイリストに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を予測する予測手段と、前記読み出し手段による読み出し値と、前記予測手段による予測値とのずれを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果にしたがって、前記コンテンツの再生時間を動的に変更する変更手段とを有し、前記変更手段は、前記検出手段による検出結果がコンテンツの1曲分を越える場合、再生すべきコンテンツの数を増減し、前記検出手段による検出結果がコンテンツの1曲分に満たず、かつ、コンテンツの1曲分より短い所定の長さを越える場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分を削除する、または繰り返すことにより、前記再生するコンテンツの長さを変更する。
本発明の再生方法は、プレイリストに登録されているコンテンツを移動しながら再生する場合に、そのコンテンツの再生すべき地点あるいは時点が前記プレイリストに指定されている再生装置が、前記プレイリストからこれに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を読み出すとともに、これまでの移動状況から前記プレイリストに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を予測し、読み出した再生状況と、予測した再生状況とのずれを検出し、検出結果にしたがって、前記コンテンツの再生時間を動的に変更し、前記検出結果がコンテンツの1曲分を越える場合、再生すべきコンテンツの数を増減し、前記検出結果がコンテンツの1曲分に満たず、かつ、コンテンツの1曲分より短い所定の長さを越える場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分を削除する、または繰り返すことにより、前記再生するコンテンツの長さを変更する。
本発明においては、プレイリストからこれに指定されている地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況が読み出されるとともに、これまでの移動状況から前記プレイリストに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況が予測され、前記読み出した再生状況と、前記予測した再生状況とのずれが検出され、検出結果にしたがって、前記コンテンツの再生時間が動的に変更される。そして、前記検出結果がコンテンツの1曲分を越える場合、再生すべきコンテンツの数が増減され、前記検出結果がコンテンツの1曲分に満たず、かつ、コンテンツの1曲分より短い所定の長さを越える場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分が削除される、または繰り返されることにより、前記再生するコンテンツの長さが変更される。
この発明によれば、道路状況などによりオリジナルプレイリストでは、楽曲を適切に再生できない場合でも、出発地点から到着地点まで適切に楽曲を再生することができるとともに、マーク地点ではあらかじめ指定しておいた楽曲を再生することができる。また、到着地点に着いたときには、楽曲をちょうど終了させることができる。
以下の説明においては、コンテンツが楽曲であるとともに、移動体が自動車であり、自動車の走行距離に同期して楽曲を再生するようにした場合である。
〔1〕 この発明のアウトライン
この発明においては、
(1) プレイリストは、例えば図8Aに示すように、標準的な状況の内容に形成する。なお、以下の説明においては、この標準的な状況に対応したプレイリストを「オリジナルプレイリスト」と呼ぶ。
(2) 図8Bの区間P1〜P3および図8Cの区間P4〜PEは、それらの区間から見て楽曲B、CあるいはE、Fの演奏時間が長すぎる場合であるが、このような場合には、走行時、対応する楽曲B、CあるいはE、Fの再生時間をその区間に合わせて短くする。
(3) 図8Bの区間P4〜PEおよび図8Cの区間P1〜P3は、それらの区間から見て楽曲B、CあるいはE、Fの演奏時間が短すぎる場合であるが、このような場合には、走行時、対応する楽曲B、CあるいはE、Fの再生時間をその区間に合わせて長くする。
ようにしたものである。
また、上記(2)、(3)項のどちらの場合も、修正する再生時間として、
(A) かなり長い修正が必要がある。例えば楽曲1曲分以上(一般には、3分以上)の長さの修正を必要とする。
(B) (A)項ほどではないが、次の(C)項よりも長い修正を必要とする。
(C) 細かい長さの修正でよい。例えば数秒から十数秒の修正でよい。
の3つに分けることができる。そして、これらを組み合わせることにより再生時間を適正値に動的に調整することができる。
したがって、このような調整を行えば、道路状況などにより図8Aに示すオリジナルプレイリストでは、楽曲を適切に再生できない場合でも、出発地点PSから到着地点PEまで、適切に楽曲を再生することができる。
なお、マーク地点(上述では、地点P3)は複数を設定できるが、どのマーク地点でも処理内容は同じなので、以下の説明においては、1つのマーク地点P3で代表させる。また、図8Bの区間P1〜P3の状況と、図8Cの区間P4〜PEの状況は同じであり、図8Bの区間P4〜PEの状況と、図8Cの区間P1〜P3の状況も同じなので、以下の説明においては、区間P3〜PEは予定どおり走行できたものとする。
さらに、マーク地点で指定しておいた楽曲の再生を開始する代わりに、指定しておいた楽曲の再生中とする場合は、マーク地点の手前の地点で、指定しておいた楽曲の再生を開始することなるので、結果として、その手前の地点をマーク地点と見なせばよい。
〔2〕 かなり長い修正をする場合(上記(A)項の場合)
この場合には、楽曲単位で修正する。この楽曲単位の修正の結果、1曲分に満たない修正が必要になったときには、さらに、(B)項ないし(C)項で修正する。
〔2−1〕 再生時間を短くするとき
これは、上記(2)項の場合であり、例えば図8Bに示す区間P1〜P3における楽曲B、Cの場合が対応する。
この場合には、例えば図1Bに示すように(図1Aは図8Aと同じ)、マーク地点P3を通過する前に再生されるはずの楽曲は、楽曲Cなので、この楽曲Cがオリジナルプレイリストから削除される。さらに、削除する必要がある場合には、楽曲Cの前の楽曲Bが削除される。すなわち、図1Bの場合には、マーク地点P3を通過する前に再生されるはずの楽曲が、逆順に(後ろの楽曲から前の楽曲へと)削除される。
なお、図1Bに示すように、楽曲Cを削除した結果、無音区間PCを生じることがあるが、これは上記(3)項に対応するので、この(3)項に対処した処理を実行することもでき、あるいは重複区間PBを生じる楽曲を挿入し、後述の〔3〕を実行することもできる。
〔2−2〕 再生時間を長くするとき
これは、上記(3)項の場合であり、例えば図8Cに示す区間P1〜P3における楽曲B、Cの場合が対応する。
この場合には、例えば図1Cに示すように、楽曲Cが終了した地点から予備の楽曲Gが挿入されて再生される。この楽曲Gは、オリジナルプレイリストに含まれていないが、あらかじめ用意されているものであり、この楽曲Gは、楽曲Cが終了した地点からマーク地点P3までの区間におさまる長さの楽曲とされる。
なお、楽曲Gだけでは、不足の場合には、さらに別の楽曲が挿入される。したがって、楽曲G(あるいは、さらに挿入された楽曲)が終了したとき、自動車はマーク地点P3を通過することになる。
また、楽曲Gを挿入した結果、図8Bと同様の重複区間PBを生じるときには、これは上記(2)項に対応するので、この(2)項に対処した処理を実行することもでき、あるいは無音区間PCを生じる楽曲を挿入し、次の〔3〕を実行することもできる。
〔3〕 長い修正をする場合(上記(B)項の場合)
これは、(A)項および〔2〕における楽曲単位ほどの修正は必要としないが、やや長い修正に対応する場合である。また、(A)項および〔2〕における楽曲単位での修正を行った結果、必要になる修正のことの場合でもある。
〔3−1〕 再生時間を短くするとき
これは、上記(2)項の場合であり、例えば図8Bに示す区間P1〜P3における楽曲B、Cの場合が対応する。
〔3−1−1〕 短縮方法・その1
この例においては、オリジナルプレイリストの楽曲Cのメロディーパートをスキップする場合である。すなわち、図2Aは図8Aと同じであり、図2Bは楽曲Cのメロディーの一例を示すものである。そして、この場合には、図2Cに示すように、楽曲Cの第2回目のBメロに続くサビと、Cメロに続くサビとをスキップした場合である。この場合、必要なら楽曲Bのメロディーパートもスキップすることもできる。
このスキップ処理は、楽曲Cの構成情報(Aメロ、Bメロ、サビ、・・・)を解析した結果をあらかじめ用意しておいて実行してもよく、再生装置が楽曲Cを再生中にバックグラウンドで解析して実行してもよい。
〔3−1−2〕 短縮方法・その2
この例においては、例えば図2Dに示すように、楽曲Cの別バージョンCS、つまり、標準の再生時間の楽曲Cより再生時間の短いショートバージョンの楽曲CSを用意しておき、これを楽曲Cにに代えて再生する。
このショートバージョンの楽曲CSとしては、例えばCDシングルに収納されているリミックスバージョンなどがあり、あるいはユーザ自身がリミックスやマッシュアップなどにより作成したものでもよい。また、ネットワークを通じて入手できる場合もある。
〔3−2〕 再生時間を長くするとき
これは、上記(3)項の場合であり、例えば図8Cに示す区間P1〜P3における楽曲B、Cの場合が対応する。
〔3−2−1〕 伸長方法・その1
この例においては、オリジナルプレイリストの楽曲Cのメロディーパートを伸長する場合である。すなわち、図3Aは図8Aと同じであり、図3Bはオリジナルプレイリストにおける楽曲Cのメロディーの一例を示すものである。そして、この場合には、図3Cに示すように、楽曲CのAメロを間奏とCメロとの間に挿入するとともに、サビを間奏の前に挿入した(繰り返した)場合である。この場合、必要なら楽曲Bにおいても同様の挿入をすることもできる。
この挿入処理は、楽曲Cの構成情報を解析した結果をあらかじめ用意しておいて実行してもよく、再生装置が楽曲Cを再生中にバックグラウンドで解析して実行してもよい。
〔3−2−2〕 伸長方法・その2
この例においては、例えば図3Cに示すように、楽曲Cの別バージョンCL、つまり、標準の再生時間の楽曲Cより再生時間の長いロングバージョンの楽曲CLを用意しておき、これを楽曲Cにに代えて再生する。
このロングバージョンの楽曲CLとしては、ユーザ自身がリミックスやマッシュアップなどにより作成したものでもよく、ネットワークを通じて入手できる場合もある。
〔4〕 細かい長さの修正をする場合(上記(C)項の場合)
これは、オリジナルプレイリストや(A)、(B)項および〔2〕、〔3〕における修正を行った結果のプレイリストにおいて、例えば数秒から十数秒の修正をする場合である。
〔4−1〕 再生時間を短くするとき
これは、例えば図8Bに示す重複区間PBが対応する。この場合には、オリジナルプレイリストの楽曲Cのメロディーが例えば図4Bにより示されるとすれば(図4Aは図8Aと同じ)、図4C、Dに示すように、マーク地点P3で楽曲Cをフェードアウトさせるとともに、楽曲Dをスタートさせる。あるいは図示はしないが、マーク地点P3で楽曲C、Dをクロスフェードさせる。
〔4−2〕 再生時間を長くするとき
これは、例えば図8Cに示す無音区間PCが対応する。この場合には、例えば、〔3−2〕の処理により楽曲Cの再生時間を延長して無音区間PCをなくせばよい。この場合、楽曲Cの再生時間の延長結果が無音区間PCを越えるときには、〔4−1〕の処理を実行すればよい。
なお、一般にCDにおいては、あるトラックと次のトラックとの間に、3秒程度の無音区間があるので、例えば図8Cの無音区間PCが3秒以下のときには、何も処理をしないようにすることもできる。
〔5〕 まとめ
以上の処理を単独で、あるいは組み合わせて実行することにより、マーク地点P3を通過するとき、楽曲Dの再生を開始(あるいは再生中)することができる。また、到着地点PEに着いたときには、楽曲Fをちょうど終了させることができる。
〔6〕 再生装置の構成例
上述の再生処理を実現する場合、マーク地点P3に到達するまでは、図8Bの状況にあるのか(予定よりも速い)、図8Cの状況にあるのか(予定よりも遅い)は、不明である。したがって、自動車の走行中に、常に、マーク地点P3の通過時刻を予測するとともに、その予測時刻にあわせて楽曲の再生状況を上記〔2〕〜〔4〕にしたがって動的に変更することになる。そして、そのためには、現在の地点あるいは出発地点PSから現在の地点までの距離を知る必要がある。
以上のことから、この発明をカーオーディオ装置に適用した場合には、そのカーオーディオ装置を、例えば図5に示すように構成することができる。なお、この例においては、現在の地点を、カーナビゲーション装置、特にGPSにより検出する場合である。
すなわち、図5において、符号10は、この装置全体の動作を制御する制御回路を示し、この例においては、マイクロコンピュータにより構成されている。このマイクロコンピュータ10は、各種のプログラムを実行するCPU11と、それらのプログラムの書き込まれたROM12と、ワークエリア用のRAM13と、各種のデータを保存しておくための不揮発性のメモリ14とを有し、これらがシステムバス19を通じて互いに接続されている。
さらに、システムバス19には、外部機器との接続端子15が通信インターフェイス回路16を通じて接続されるとともに、各種の操作キー(操作スイッチ)17がキーインターフェイス回路18を通じて接続されている。
また、符号20はオーディオ再生部を示す。この例においては、楽曲のデジタルオーディオデータをCDから取り込むとともに、ナビゲーション用の地図データをDVD−ROMから取り込む場合である。このため、ディスク(CDおよびDVD−ROM)40の読み出しができるCD・DVDドライブ装置21がシステムバス19に接続されている。
さらに、システムバス19には、大容量のストレージとして、例えばハードディスク装置22が接続され、このハードディスク装置22には、楽曲A〜Fを含む各種の楽曲のデジタルオーディオデータや後述するプレイリストなどが保存されている。また、システムバス19には、ドライブ装置21によりCD40から読み出されたデジタルオーディオデータのエラー訂正、エラー修整およびD/A変換などの処理を行うオーディオ処理回路23が接続されるとともに、この処理回路23の出力オーディオ信号がスピーカ24L、24Rに供給される。
また、カーナビゲーション部30が以下のように構成されている。すなわち、航法衛星、例えばGPS衛星からの電波が、GPSアンテナ31により受信されるとともに、その受信信号がGPSユニット(受信回路)32に供給され、GPSユニット32からは自分の位置などのデータが取り出され、このデータがマイクロコンピュータ10に供給される。
さらに、自律航法ユニット、例えばジャイロ33が設けられ、このジャイロ33からは、自分の移動する方向のデータが取り出され、このデータがマイクロコンピュータ10に供給される。さらに、自車の走行速度を検出する車速センサ34が設けられ、その出力信号がマイクロコンピュータ10に供給される。
また、システムバス19には、ビデオコントローラ35が接続され、このビデオコントローラ35にビデオデータが供給されると、これはビデオ信号に変換され、ディスプレイ、例えばカラーLCDパネル36に供給される。
このような構成において、楽曲の再生を行う場合には、ディスク40としてCDをドライブ装置21にセットして、再生のキー操作を行う。すると、ドライブ装置21によりCD40から楽曲のデジタルオーディオデータが読み出され、この読み出されたデジタルオーディオデータがオーディオ処理回路23に供給されてアナログオーディオ信号が取り出され、この信号がスピーカ24L、24Rに供給されて楽曲の再生が行われる。
また、保存のキー操作をすると、CD40から楽曲のデジタルオーディオデータが読み出されてハードディスク装置22に保存される。この保存されたデジタルオーディオデータは、所定のキー操作により読み出されてオーディオ処理回路23に供給される。したがって、ハードディスク装置22に保存した楽曲を再生することができる。あるいはハードディスク装置22に保存されている楽曲を対象にしてプレイリストを作成し、このプレイリストに基づいた再生を行うこともできる。
さらに、ナビゲーションを行う場合には、ディスク40として地図データのDVD−ROMをドライブ装置21にセットする。すると、GPSユニット32、ジャイロ33および車速センサ34の出力信号がマイクロコンピュータ10により処理されて自車位置が判別され、DVD−ROM40からは自車位置を含む地図の地図データが読み出される。そして、この読み出された地図データがビデオコントローラ35に供給され、この結果、LCDパネル36には、自車位置付近を中心とする電子地図が表示されるとともに、その自車位置に自車を示す例えば逆V字型のマークが表示される。
なお、GPSユニット32だけでも、自車位置をかなりの精度で判別することができるが、GPS衛星からの電波は、ビルの陰やトンネルの中などでは受信できないことがあり、そのようなときには、自車位置の判別が不正確になったり、まったくできなくなったりしてしまう。
そこで、このナビゲーション装置には、ジャイロ33および車速センサ34が設けられ、これらによりGPS衛星からの電波を受信できないときでも、自車位置を判別できるようにされている。
一方、自動車の走行につれてプレイリストに登録されている楽曲を再生する場合には、GPSユニット32、ジャイロ33および車速センサ34の出力信号により自動車の走行位置が判別され、この判別結果により、現在の楽曲の再生状況(再生時間)と、オリジナルプレイリストにおける楽曲の再生状況とのずれが検出され、この検出結果に基づいてリアルタイムで上述の〔2〕〜〔4〕の処理が動的に実行される。
したがって、マーク地点P3を通過するときには、楽曲Cの再生が開始され(あるいは再生中とされ)、到着地点PEに着いたときには、楽曲Fがちょうど終了する。
こうして、図5のシステムによれば、自動車の走行状況にかかわらずプレイリストにしたがって適切に楽曲を再生することができる。
〔7〕 プレイリストの例
図6Aは、上述の再生方法の実現に適したプレイリストの一例を示す。すなわち、このプレイリストは、図1A〜図4Aに対応する場合で、地点PS、P1〜P5、PEと、これらの地点で再生を開始する楽曲A〜Fと、その楽曲の再生時間(演奏時間)TA〜TFとの対応関係を示している。例えば、地点P3では、楽曲Dの再生を開始するが、その再生時間は時間TDである。また、地点PEは、到着地点であって楽曲の再生は行わないので、対応する楽曲は登録されていない。
また、図6Bは、図1Cの区間P2〜P3の場合のように、挿入される楽曲のリストであり、これは、再生時間と楽曲との対応関係を示している。
なお、このプレイリストおよび挿入曲のリストは、例えば、ユーザが外部のパーソナルコンピュータにより作成し、接続端子15および通信インターフェイス回路16を通じてハードディスク装置22に転送し、保存することができる。あるいは冒頭でも述べたように、Web上のプレイリストを作成するサービスを利用して得ることもできる。
〔8〕 プレイリストの作成方法の例
図6Aに示すプレイリストは、例えば、パーソナルコンピュータを使用して以下のようにして形成することができる。なお、以下のプレイリストは、図1〜図4に対応する場合である。
すなわち、パーソナルコンピュータにおいて、プレイリスト形成用のソフトウェアを実行すると、パーソナルコンピュータのディスプレイには、例えば図7Aに示すような入力画面が表示される。この入力画面には、自動車で走行する場合の出発地(出発地点PS)、複数のマーク点(マーク地点P3など)、目的地(到着地点PE)の入力欄と、出発地点PSおよびマーク地点で再生したい楽曲の曲名の入力欄とが表示される。そこで、これら入力欄のうち、必要なものに希望する楽曲の曲名を入力し、[検索]の実行を指示する。
すると、パーソナルコンピュータにおいて、出発地点PSから地点P1〜P5を経由して到着地点PEまでの距離および標準的な所要時間が求められ、その所要時間から再生する楽曲B、C、E、Fが選択される。
そして、この選択結果が、図7Bに示すようにディスプレイに表示される。このとき、地点PSおよびマーク地点P3には、図7Aの入力画面で入力した楽曲A、Dの曲名が表示される。また、走行中に再生される他の楽曲B、C、E、Fの曲名も表示される。
そして、図7Bの再生内容でよければ、[OK]の実行を指示する。すると、このときの表示内容にしたがったプレイリストが作成される。
また、図7Bの再生内容に対して[修正]の実行を指示すると、例えば楽曲を変更できる状態となる。あるいは、[再度]の実行を指示すると、楽曲の組み合わせが再作成され、その結果が図7Bと同様に表示される。そして、これらの結果でよければ、[OK]の実行を指示する。すると、この図7Bの内容を示すプレイリストが作成される。
したがって、この作成されたプレイリストを、パーソナルコンピュータから接続端子15を通じてハードディスク装置22に保存すれば、上述のように自動車の走行時、そのプレイリストにしたがって楽曲が再生される。
〔9〕 まとめ
上述のカーオーディオ装置によれば、道路状況などにより図8Aに示すオリジナルプレイリストでは、楽曲を適切に再生できない場合でも、出発地点PSから到着地点PEまで、適切に楽曲を再生することができ、例えばマーク地点P3を通過するとき、楽曲Dの再生を開始することができる。また、到着地点PEに着いたときには、楽曲Fをちょうど終了させることができる。
〔10〕 その他
上述においては、カーオーディオ装置の場合であるが、例えば、ポータブルプレーヤを携帯してドラマや音楽などを視聴しながら通勤するような場合にも、この発明を適用できる。この場合には、例えば、
[1] 家から乗車駅までの徒歩期間は、その歩くテンポにあった楽曲を再生する。
[2] 乗車駅で電車を待っている期間は、ゆっくりしたテンポの楽曲を再生する。
[3] 電車に乗車したら、ドラマを再生する。
[4] 他の電車への乗り換え期間中は、何も再生しない。
[5] 乗り換え後は、[3]のドラマの続きを再生する。
[6] 降車駅に近づいたら楽曲の再生に切り換える。
[7] 降車駅から勤務先までの徒歩期間は、その歩くテンポにあった楽曲を再生する。
[8] 勤務先に着いたら、再生を停止する。
のようにすることもできる。
すなわち、上記[1]〜[8]のような場合には、各区間の所要時間はそれぞれほぼ一定なので、時間を基準にして楽曲や映像などのコンテンツを選択してプレイリストを作成することができ、[2]〜[7]の処理を開始する時点をマーク地点に置き換えればよい。
また、図7Aにおいて、LCDパネル36に地図を表示し、その地図上の地点をポインティングデバイスにより指定して出発地点PS、マーク地点、到着地点PEやルートを入力することもできる。
〔略語の一覧〕
BGM:Back Ground Music
CD :Compact Disc
CPU:Central Processing Unit
D/A:Digital to Analog
GPS:Global Positioning System
LCD:Liquid Crystal Display
RAM:Random Access Memory
ROM:Read Only Memory
Web:World Wide Web
この発明を説明するための線図である。 この発明を説明するための線図である。 この発明を説明するための線図である。 この発明を説明するための線図である。 この発明の一形態を示す系統図である。 この発明を説明するためのデータテーブルの例を示す図である。 この発明を説明するための入力画面の例を示す図である。 この発明を説明するための線図である。
符号の説明
10…マイクロコンピュータ(制御回路)、20…オーディオ再生部、30…カーナビゲーション部

Claims (3)

  1. プレイリストに登録されているコンテンツを移動しながら再生する場合に、そのコンテンツを再生すべき地点あるいは時点が前記プレイリストに指定されている再生装置であって、
    前記プレイリストおよびこのプレイリストに登録されているコンテンツを保存しているストレージと、
    前記プレイリストからこれに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を読み出す読み出し手段と、
    これまでの移動状況から前記プレイリストに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を予測する予測手段と
    前記読み出し手段による読み出し値と、前記予測手段による予測値とのずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果にしたがって、前記コンテンツの再生時間を動的に変更する変更手段と
    を有し、
    前記変更手段は、
    前記検出手段による検出結果がコンテンツの1曲分を越える場合、再生すべきコンテンツの数を増減し、
    前記検出手段による検出結果がコンテンツの1曲分に満たず、かつ、コンテンツの1曲分より短い所定の長さを越える場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分を削除する、または繰り返すことにより、前記再生するコンテンツの長さを変更する
    再生装置。
  2. 前記変更手段は、
    前記検出手段による検出結果が前記所定の長さに満たず、かつ、前記予測値が示す再生状況が、前記読み出し値が示す再生状況より速い場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分を繰り返すことにより、前記再生するコンテンツの長さを変更し、
    前記検出手段による検出結果が前記所定の長さに満たず、かつ、前記予測値が示す再生状況が、前記読み出し値が示す再生状況より遅い場合、クロスフェードにより再生するコンテンツの長さを変更する
    請求項1に記載の再生装置。
  3. プレイリストに登録されているコンテンツを移動しながら再生する場合に、そのコンテンツの再生すべき地点あるいは時点が前記プレイリストに指定されている再生装置が
    前記プレイリストからこれに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を読み出すとともに、
    これまでの移動状況から前記プレイリストに指定されている前記地点あるいは時点における前記コンテンツの再生状況を予測し、
    読み出した再生状況と、予測した再生状況とのずれを検出し、
    検出結果にしたがって、前記コンテンツの再生時間を動的に変更し、
    前記検出結果がコンテンツの1曲分を越える場合、再生すべきコンテンツの数を増減し、前記検出結果がコンテンツの1曲分に満たず、かつ、コンテンツの1曲分より短い所定の長さを越える場合、再生するコンテンツの構成情報の解析結果に基づいて前記再生するコンテンツの一部分を削除する、または繰り返すことにより、前記再生するコンテンツの長さを変更する
    再生方法。
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