JP4915285B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器に関するものであり、例えば、冷凍サイクル装置に用いられる蒸発器などに適用して好適である。
従来、この種の熱交換器として、例えば、特許文献1に示されるものが知られている。すなわち、複数積層されるチューブと、内部に流体が流通する流通部を形成して、チューブの積層方向に延びる一対のタンクとを有し、チューブの長手方向の端部をタンクに接合させて、流通部とチューブの内部とを連通させている。
複数積層されたチューブは、複数の行きチューブ群と、その複数の行きチューブ群に対して、逆方向に流体が流れる複数の戻りチューブ群とが、空気流れ方向に2列配列されている。
また、一対のタンクは、流通部を複数の行きチューブ群の内部と複数の戻りチューブ群の内部とを区画、または連通可能に形成されており、一方のタンクに流入された流体の流れが、空気流れ方向に対して、前後Uターン式に流通するように構成されている。
例えば、特許文献1の図1に示される構成の熱交換器は、2パスタイプの前後Uターン式の熱交換器であり、また、特許文献1の図11に示される構成の熱交換器は、1パスタイプの前後Uターン式の熱交換器である。
特開2006−250412号公報
しかしながら、上記前後Uターン式の熱交換器によれば、特許文献1の図2に示されるように、タンク内の流通部が、空気流れ方向に対して、風上側と風下側とに分割可能なように形成されている。つまり、一対のタンクは、複数のチューブ孔が形成されたコアプレートと、空気流れ方向に対して、2列の円弧状の膨らみが形成されたタンクプレートとを対向させて組立てることにより、流体が流通する流通部を形成している。
そして、風上側と風下側との中央部位には、連通口が形成されており、複数の行きチューブ群の内部と複数の戻りチューブ群の内部とを連通することができる。この連通口により、風上側と風下側との流通部において、空気流れに対して前後間の流体の移動が可能である。
また、車両に搭載される熱交換器では、軽量化のためにタンクの板厚の薄肉化が要求されている。例えば、薄肉の金属板材を用いてタンクを形成すると、タンクプレートの外郭の剛性が低下する。特に、風上側と風下側との中央部位に連通口が形成されるタンク側では、タンクの長手方向において、タンクプレートの剛性が低下する部位がある。
さらに、流通部には、流体として冷媒が流れることにより、タンクプレートの面共振によって、冷媒通過による騒音が上昇する問題がある。
そこで、本発明の目的は、タンクの薄肉化が図れるとともに、騒音の低減が図れる熱交換器を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、複数積層されるチューブ(110)と、内部に流体が流通する流通部(151)を形成して、チューブ(110)の積層方向に延びる一対のタンク(140a、140b)とを有し、この一対のタンク(140a、140b)にチューブ(110)の長手方向のそれぞれの端部を接合して、流通部(151)とチューブ(110)の内部とを互いに連通する熱交換器において、
複数積層されたチューブ(110)は、複数の行きチューブ群と、その複数の行きチューブ群に対して、逆方向に流体が流れる複数の戻りチューブ群とが、空気流れ方向に2列配列されており、一対のヘッダタンク(140a、140b)には、流通部(151)が複数の行きチューブ群の内部と複数の戻りチューブ群の内部とを区画、または連通可能に構成されており、更に、複数の行きチューブ群及び複数の戻りチューブ群の内部が連通されたタンク(140a、140b)のうち、空気流れ方向の前後に位置し互いに連通しているタンク(140a、140b)には、剛性低下部位の流通部(151)近傍に、タンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が配設されていることを特徴としている。
この発明によれば、剛性低下部位に補強部材(190)が配設されることにより、タンク(140a、140b)の剛性を高めることができる。これにより、タンク(140a、140b)の薄肉化が図れるとともに、騒音の低減が図れる。
請求項2に記載の発明では、タンク(140a、140b)は、空気流れ方向に前後して、二つの略円弧状の外郭を繋ぐように形成されたタンクプレート(150)と、短辺方向が略コ字状に形成されたコアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合した構成を有しており、タンクプレート(150)は、一方の略円弧状の外郭が、複数の行きチューブ群の端部と対向する側に形成され、もう一方の略円弧状の外郭が、複数の戻りチューブ群の端部と対向する側に形成されており、
補強部材(180)は、一方、及び/又はもう一方の略円弧状の外郭の内側に配設されていることを特徴としている。
この発明によれば、略円弧状の流通部(151)の内側を補強部材(180)により補強することにより、タンク(140a、140b)の剛性を高めることができる。これにより、薄肉化が図れるとともに、騒音の低減が図れる。
請求項3に記載の発明では、補強部材(180)は、タンクプレート(150)とコアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合して形成された流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状か、または空気流れ方向に対して、2分割された流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状のいずれか一方の形状に形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状は、簡素な形状で、かつ軽量化が図れる補強部材(180)を形成することができる。更に、例えば、冷媒の流れを妨げることなく補強部材(180)を設けることができる。
請求項4に記載の発明では、補強部材(190)には、嵌合形状の内側に流体を通す通し孔(190a)が形成されていることを特徴としている。この発明によれば、流通部(151)の長手方向側に流体を通すことができるため、例えば、冷凍サイクル装置の起動時の冷媒挙動を安定させることができる。また、冷凍サイクル装置の停止時における熱交換器(100)の均圧時間の短縮が図れるとともに、均圧まで、冷媒が移動する間に発生する騒音を抑制することができる。
請求項5に記載の発明では、流体が流通する複数の第1のチューブ(110)と、この第1のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、第1のチューブ(110)の内部と連通する一対の第1のタンク(140a、140b)と、冷却空気の流れ方向において、第1のチューブ(110)の上流側及び下流側のいずれか一方の側に配列され、かつ流体が流通する複数の第2のチューブ(110)と、この第2のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、第2のチューブ(110)の内部と連通する一対の第2のタンク(140a、140b)とを有するとともに、第1のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された第1のチューブ(110)は、第1のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に流体が流れる行きチューブ群を有し、第2のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された第2のチューブ(110)は、第2のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に流体が流れ、かつその流れ方向が行きチューブ群における流れ方向とは逆方向となる戻りチューブ群と有する熱交換器において、
第1及び第2のタンク(140a、140b)は、薄肉の金属板材から構成されており、行きチューブ群の流体下流側になるタンク(140a、140b)に形成された第1の流通部(151)と戻りチューブ群の流体上流側になるタンク(140a、140b)に形成された第2の流通部(151)とは、冷却空気の流れ方向において相互に連通するように構成されており、第1及び第2の流通部(151)の少なくともいずれか一方に、薄肉の金属板材から構成されている第1及び第2のタンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
この発明によれば、補強部材(190)が設けられることにより、タンク(140a、140b)の剛性を高めることができる。これにより、タンク(140a、140b)の薄肉化が図れるとともに、騒音の低減が図れる。
請求項6に記載の発明では、第1及び第2のタンク(140a、140b)のそれぞれは、複数の第1または第2のチューブ(110)に接合されるコアプレート(160)と、このコアプレート(160)に接合されて流通部(151)を形成するタンクプレート(150)とから構成されており、
第1及び第2のタンク(140a、140b)の長手方向と直交する面におけるタンクプレート(150)の断面形状は、略半円形に形成されており、
補強部材(190)は、その補強部材(190)が設けられるタンク(140a、140b)の内部に設けられるとともに、補強部材(190)の外側形状は、その補強部材(190)が設けられるタンク(140a、140b)の内側形状に一致するように形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、タンク(140a、140b)の内部を補強部材(180)により補強することにより、タンク(140a、140b)の剛性を高めることができる。これにより、薄肉化が図れるとともに、騒音の低減が図れる。また、タンク(140a、140b)の内側形状に一致するように形成されることにより、簡素な形状で、かつ軽量化が図れる補強部材(180)を形成することができる。更に、例えば、冷媒の流れを妨げることなく補強部材(180)を設けることができる。
請求項7に記載の発明では、補強部材(190)が設けられるタンク(140a、140b)に形成される第1及び/または第2の流通部(151)は、タンク(140a、140b)の長手方向において、補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されることを特徴としている。この発明によれば、タンク(140a、140b)の長手方向を補強部材(190)により補強することができる。
請求項8に記載の発明では、補強部材(190)には、複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴としている。この発明によれば、通し孔(190a)により流通部(151)の長手方向側に流体を通すことができるため、例えば、冷凍サイクル装置の起動時の冷媒挙動を安定させることができる。また、冷凍サイクル装置の停止時における熱交換器(100)の均圧時間の短縮が図れるとともに、均圧まで、冷媒が移動する間に発生する騒音を抑制することができる。
請求項9に記載の発明では、補強部材(190)は、第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられていることを特徴としている。この発明によれば、タンク(140a、140b)の長手方向において、剛性低下部位に補強部材(190)を設けることができる。
請求項10に記載の発明では、第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている補強部材(190)は、冷却空気の流れ方向において、一直線上に配置されていることを特徴としている。この発明によれば、簡素な形状で、かつ軽量化が図れる補強部材(180)を形成することができる。更に、補強部材(190)を一体的に形成することができる。
請求項11に記載の発明では、補強部材(190)設けられる第1及び第2の流通部(151)は、タンク(140a、140b)の長手方向において、補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されるとともに、補強部材(190)には、複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、通し孔(190a)により流通部(151)の長手方向側に流体を通すことができるため、例えば、冷凍サイクル装置の起動時の冷媒挙動を安定させることができる。また、冷凍サイクル装置の停止時における熱交換器(100)の均圧時間の2パスタイプのUターン方式の蒸発器100に適用させたものであり、図1中に示すWがコア厚さ、2Lがコア長さであって、1パスあたりの最大コア幅Lに基づいて2L長さに形成されている。
蒸発器100は、図1及び図2に示すように、コア部101及び上下のヘッダタンク140a、140bから構成されている。これらを構成する各部材は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、嵌合、かしめ、治具固定などにより組み付けられ、予め各部材表面に設けられたろう材により、各部材が一体的に接合されている。
コア部101は、内部を冷媒が流通する複数のチューブ110、及び波形に形成された複数のフィン120が交互に横方向に積層され、左右の最外方フィン120の更に外方に、断面コの字状に開口する補強部材としてのサイドプレート130が配設されている。チューブ110及びフィン120は、蒸発器100の厚さ方向Wに複数列(例えば、空気流れの前後方向に2列)設けられている。
ここで、空気流れの前後方向の一方短縮が図れるとともに、均圧まで、冷媒が移動する間に発生する騒音を抑制することができる。
請求項12に記載の発明では、第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている補強部材(190)は、冷却空気の流れ方向において、オフセットされて配置されていることを特徴としている。この発明によれば、通し孔(190a)を形成する必要がないため、簡素な形状で補強部材(180)を形成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態における熱交換器を図1乃至図5に基づいて説明する。ここでは、本発明の熱交換器を、車両用冷凍サイクル装置内の冷媒を蒸発する蒸発器100に適用したものである。図1は、蒸発器の全体構成を示す斜視図である。図2(a)は、図1に示すA−A縦断面図、図2(b)は、図1に示すB−B縦断面図である。図3は、補強部材の配設位置を示す説明図である。図4は、補強部材の形状を示す正面図である。
本実施形態の蒸発器100は、上流側に設けられた膨張弁(図示せず)で減圧された冷媒が、図1に示すように、流体入口部210に流入され、図1中に示す矢印の方向に蒸発器100内を流れ、空気と熱交換することで冷媒が蒸発したガスとなって下流側に流出する。
本実施形態では、冷媒流れが冷却空気の流れ方向に前後する(上流側または下流側)に配設される複数のチューブ110が行きチューブ群であり、他方に配設される複数のチューブ110が戻りチューブ群である。行きチューブ群と戻りチューブ群とでは、その内部で流通する冷媒の流れ方向が逆方向になる。
因みに、本実施形態では、空気流れの風上側(上流側)に配設される複数のチューブ110では、コア部101の左半分が戻りチューブ群、コア部101の右半分が行きチューブ群となっている。そして、空気流れの風下側(下流側)に配設される複数のチューブ110では、コア部101の左半分が行きチューブ群、コア部101の右半分が戻りチューブ群となっている。
なお、請求項では、チューブ110において、行きまたは戻りチューブ群を形成するために、複数のチューブ110は、第1のチューブ110と第2のチューブとに分けて称している。また、ヘッダタンク140a、140bは、行きまたは戻りチューブ群の両端部に配設するために、第1のタンク140a、140bと第2のタンク140a、140bとに分けて称している。
更に、流通部151において、行きチューブ群の流体下流側に配設されるタンク140a、140bに形成された流通部151を第1の流通部151と称している。また、戻りチューブ群の流体上流側に配設されるタンク140a、140bに形成された流通部151を第2の流通部151と称している。
そして、複数のチューブ110の長手方向の両端部には、チューブ110の積層方向2Lに延びるタンクであるヘッダタンク140a、140bがそれぞれ設けられている。ヘッダタンク140a、140bは、図2(a)、図2(b)及び図3に示すように、タンクプレート150、コアプレート160、仕切り板170a、170b、エンドプレート180、及び補強部材190を備えている。
タンクプレート150は、板状部材をプレス加工して成形したものであり、流通部151の断面形状を、略円弧状として、空気流れ方向において複数個(本例では、2列)形成している。なお、流通部151の断面形状は、略U字状もしくは半円形の断面形状であっても良い。このように、タンクプレート150は、空気流れの前後方向に、二つの略円弧状の外郭を繋ぐように形成されている。一方の略円弧状の外郭は、複数の行きチューブ群の端部と対向する側に形成され、もう一方の略円弧状の外郭は、複数の戻りチューブ群の端部と対向する側に形成されている。
そして、コアプレート160は、板状部材をプレス加工して、短辺方向(空気流れ方向)が略コの字状に形成されている。チューブ110の端部に対応する位置に、チューブ挿入孔160aが積層方向に複数個設けられている。タンクプレート150及びコアプレート160は、薄肉化された板材、例えば、1mm程度の板厚の板材から形成されている。
タンクプレート150とコアプレート160とを対向させて、長手方向に接合させることにより、流通部151が形成される。そして、複数のチューブ110の端部が、チューブ挿入孔160aに接合されることにより、流通部151と複数のチューブ110の内部とが互いに連通される。
仕切り板170a、170bは、タンクプレート150とコアプレート160とにより形成される流通部151を入口側通路151a、出口側通路151b、及びその他の中間通路151cに区画するための仕切り部材である。
一方の仕切り板170aは、空気流れの前後方向に形成される流通部151を、風上側と風下側とに区画するための部材である。もう一方の仕切り板170bは、上方のヘッダタンク140aの長手方向に形成される流通部151を、左右に2分割に区画するための仕切り部材である。
この仕切り板170bは、上方のヘッダタンク140aの長手方向の略中央部の内側に配設されている(図3参照)。これにより、上方のヘッダタンク140aの長手方向の流通部151が左右に2分割に区画される。
仕切り板170aは、二つの略円弧状の外郭のほぼ中央部の内側に配設されている。仕切り板170aは、上方のヘッダタンク140aの左半分の内側と、下方のヘッダタンク140bの長手方向全長の内側とに配設されている。これにより、上方のヘッダタンク140aの流通部151は、左半分が仕切り板170aにより、風下側に入口側通路151aと、風上側に出口側通路151bとに区画されている。
また、上方のヘッダタンク140a内の右半分は、仕切り板170bにより、中間通路151cとして区画されている。更に、上方のヘッダタンク140aの右半分において、タンクプレート150とコアプレート160との間に、連通口152が形成されている(図2(b)参照)。
言い換えると、上方のヘッダタンク140aは、左半分が仕切り板170aにより、風下側と風上側とが区画され、右半分が連通口152により、風下側と風上側とが連通されている。従って、更に換言するならば、上方のヘッダタンク140aの左半分において、連通口152に相当する開口面積が仕切り板170aによって塞がれていることになる。
下方のヘッダタンク140bの流通部151は、仕切り板170aにより、風下側の中間通路151cと、風上側の中間通路151cとに区画されている。エンドプレート180は、タンクプレート150とコアプレート160とにより形成される流通部151の両端部を閉塞するための部材である。上方のヘッダタンク140aの右側端部、並びに下方のヘッダタンク140bの両端部に配設されている。
そして、上側のヘッダタンク140aの左側端部、即ち、入口側通路151a及び出口側通路151bの端部には、流体入口部210及び流体出口部220が形成された接続部材200が設けられている。この接続部材200により、流体入口部210が入口側通路151aに連通し、流体出口部220が出口側通路151bに連通されている。
次に、上方のヘッダタンク140aの右半分に配設される補強部材190は、タンクプレート150の外郭を補強するための部材である。補強部材190は、連通口152が形成される上方のヘッダタンク140a内の流通部151、即ち中間通路151cに配設されている。特に、タンクプレート150の板厚を薄肉にすると、連通口152が形成される上方のヘッダタンク140aの外郭の剛性が低下する。
例えば、タンクプレート150の板厚が1mm程度の場合、タンクプレート150の長手方向の長さが約70mmを超えると外郭の剛性が低下してしまう。そこで、本実施形態では、上方のヘッダタンク140a内の中間通路151cに、図3及び図4に示すような補強部材190を配設している。つまり、上方のヘッダタンク140aの長手方向に対して、補強部材190が略直角方向に交差するように配設されている。
従って、上方のヘッダタンク140aの中間通路151cでは、連通口152により、風下側の中間通路151cから風上側の中間通路151cに向けて冷媒が流れるため、冷媒流路を妨げずに、補強部材190を配設することができる。
そして、上方のヘッダタンク140aの右半分の長手方向の長さが、例えば、150mm程度の場合には、一つの補強部材190をその長手方向の中央部に配設し、例えば、200mm程度であれば、二つ〜三つの補強部材190を配設することが望ましい。より好ましくは、上方のヘッダタンク140aの長手方向の長さに対して、補強部材190を約70mm間隔で複数個配設することが望ましい。換言すると、タンクプレート150の剛性低下部位に、補強部材190を配設することが望ましい。
そして、補強部材190は、流通部151、即ち、中間通路151cの断面形状に対応する嵌合形状に形成されている。つまり、補強部材190は、タンクプレート150とコアプレート160とを対向させて、長手方向に接合させることにより、形成される流通部151の断面形状に対応する嵌合形状に形成されている。
このように、補強部材190は、その補強部材190が設けられるヘッダタンク140aの内部に設けられるとともに、補強部材190の外側形状は、その補強部材190が設けられるタンクプレート150とコアプレート160との内側形状に一致するように形成されている。
従って、補強部材190は、上記仕切り板170bと同一の形状で形成されている。これにより、このような形状の補強部材190を、タンクプレート150とコアプレート160との間に配設することにより、タンクプレート150の外郭が補強される。
ところで、本実施形態の補強部材190には、通し孔190aが形成されている。この通し孔190aは、流体(冷媒)を通すための貫通孔であって、冷凍サイクル装置の停止時における均圧促進と、起動時における冷媒の挙動を安定化させるものである。換言すると、通し孔190aがない場合には、上述したように、中間通路151cに空気流れ方向に直線上に補強部材190を配置することにより、隣接する中間通路151c間が分離区画されてしまう。
これを防止するために通し孔190aを形成している。これにより、冷凍サイクル装置の起動時及び/または停止時における冷媒の挙動が不安定のときに、隣接する中間通路151cの相互間が連通できる。従って、停止時における均圧促進、及び/または起動時における冷媒の挙動の安定化を促進できる。
次に、以上の構成による蒸発器100の作用について説明する。本実施形態の蒸発器100では、その流体出口部220が図示しない圧縮機の吸入側に接続され、流体入口部210が図示しない膨張弁に接続されるものである。
従って、冷凍サイクル装置の作動により、図示しない膨張弁で減圧された冷媒は、流体入口部210に流入し、図1に示す矢印のように、図示しない流入部を介して風下側の入口側通路151aに流入し、風下側左半分の複数のチューブ110を介して下方向に流れ、下方のヘッダタンク140bの風下側左半分の中間通路151cに流入する。
そして、風下側左半分の中間通路151cに流入された冷媒は、下方のヘッダタンク140b内で、風下側右半分の中間通路151cに移動する。そして、風下側右半分の複数のチューブ110を介して上方向に流れ、上方のヘッダタンク140aの風下側右半分の中間通路151cに流入する。
そして、上方のヘッダタンク140a内の連通口152を介して、風上側右半分の中間通路151cに流入する。このように、冷媒は、風下側の中間通路151cから連通口152を介して風上側の中間通路151cに移動する。そして、風上側右半分の中間通路151cから、風上側右半分の複数のチューブ110を介して下方向に流れ、下方のヘッダタンク140bの風上側右半分の中間通路151cに流入する。
そして、風上側右半分の中間通路151cに流入した冷媒は、下方のヘッダタンク140b内で、風上側左半分の中間通路151cに移動する。そして、風上側左半分の複数のチューブ110を介して上方向に流れ、上方のヘッダタンク140aの風上側左半分の出口側通路151bに流入し、流体出口部220から外部に流出する。この間に減圧された冷媒は、コア部101において、外部空気と熱交換して蒸発されて、圧縮機の吸入側に流出される。
ところで、上方のヘッダタンク140a内の右半分においては、連通口152が形成されているため、タンクプレート150の板厚を薄肉化すると、タンクプレート150の剛性が低下する。この種の車両用蒸発器100では、冷媒が風下側から連通口152を介して風上側に移動するときに、タンクプレート150の面振動による騒音が上昇する場合がある。
そこで、本実施形態では、上述したように、中間通路151cの剛性が低下する部位に、補強部材190を配設している。これにより、タンクプレート150の外郭が補強される。ここで、冷凍サイクル装置の作動時の騒音を、補強部材190の有無により比較検討したので、その結果を図5に基づいて説明する。
図5は、補強部材190の有無による冷凍サイクル装置の作動時の騒音結果を示す特性図である。図5に示すように、横軸は周波数(H)を示し、縦軸は音圧(db)レベルを示している。図5中に実線で示す特性が、上方のヘッダタンク140a内に補強部材190を設けなかったときの騒音特性であり、破線で示す特性が、上方のヘッダタンク140a内に補強部材190を設けたときの騒音特性である。
これによれば、ある周波数において、補強部材190を設けた方が、補強部材190を設けなかったときよりも、数dbの音圧レベルの低減が見られる。これにより、冷凍サイクル装置の作動時の騒音の低減が図れる。
剛性低下部位に補強部材190が配設されることにより、タンクプレート150の外郭の剛性を高めることができる。これにより、タンクプレート150の薄肉化が図れる。更に、補強部材190の配置位置により振動の節が形成できるため、タンクプレート150の外郭の面振動を低減することができる。従って、騒音の低減が図れる。
また、補強部材190に通し孔190aを形成することにより、上方のヘッダタンク140a内の右半分において、中間通路151cの長手方向においても流体を通すことができる。従って、例えば、冷凍サイクル装置の起動時の冷媒挙動を安定させることができる。更に、冷凍サイクル装置の停止時における蒸発器100の均圧時間の短縮が図れるとともに、均圧まで、冷媒が移動する間に発生する騒音を抑制することができる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、補強部材190を流通部151の断面形状に対応する嵌合形状に一体的に形成したが、風下側と風上側の二つに分けて形成しても良い。図6は、第2実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。
補強部材190は、図6に示すように、風上側と風下側の二つに分けて形成されている。それぞれの補強部材190は、風下側及び風上側の流通部151の断面形状に対応する嵌合形状に形成されている。そして、それぞれの補強部材190は、上方のヘッダタンク140aの長手方向に対して、略直角方向に交差するように配設されている。つまり、補強部材190が、空気流れ方向と平行に、かつ直線上に配置されている。
以上のような構成によれば、剛性低下部位に補強部材190が配設されることにより、タンクプレート150の外郭の剛性を高めることができる。
(第3実施形態)
以上の第2実施形態では、補強部材190を空気流れ方向と平行でかつ直線上に配設したが、補強部材190を風上側と風下側とをオフセットさせて配設させても良い。図7は、第3実施形態における補強部材の配設位置を示す説明図である。
この補強部材190は、風上側と風下側の二つに分けて形成されている。そして、それぞれの補強部材190は、図7に示すように、上方のヘッダタンク140aの右半分の内側で、風上側と風下側とをオフセット(図中に示すL1)させて配設されている。
ここで、風上側と風下側の補強部材190がオフセットされて配設されることにより、補強部材190に隣接する中間通路151cが、通し孔190aに相当する開口部となる連通口152を介して、相互に連通できる。これにより、補強部材190に通し孔190aを形成しなくても良い。
(第4実施形態)
以上の第1及び第2実施形態では、補強部材190に形成される通し孔190aを貫通孔で形成したが、補強部材190の一部を切り欠くように形成しても良い。図8は、第4実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。
通し孔190aは、図8に示すように、補強部材190の下方側を切り欠いて形成されている。
(第5実施形態)
以上の実施形態では、補強部材190を、冷媒の流れが空気流れ方向に前後する2パスタイプのUターン方式の蒸発器100に適用させたが、冷媒の流れが空気流れ方向に前後する1パスタイプのUターン方式の蒸発器100に適用させても良い。
ここで、「冷媒の流れが空気流れ方向に前後する」とは、冷媒が風上側のヘッダタンク140a、140bの流通部151から、風下側のヘッダタンク140a、140bの流通部151に流れる(または、その逆方向に流れる)ことを言う。
図9は、第5実施形態における蒸発器の全体構成を示す斜視図である。図10は、図9に示すC−C縦断面図である。本実施形態の蒸発器100は、上流側に設けられた膨張弁(図示せず)で減圧された冷媒が、図9に示すように、流体入口部210に流入され、図9中に示す矢印の方向に蒸発器100内を流れ、空気と熱交換することで冷媒が蒸発したガスとなって下流側に流出する。
本実施形態では、冷媒流れが空気流れ方向に前後する1パスタイプのUターン方式の蒸発器100である。つまり、本実施形態の蒸発器100では、連通口152が下方のヘッダタンク140bの内側に形成されている。従って、本実施形態の補強部材190は、図10に示すように、下方のヘッダタンク140bの内側に配設されている。
そして、下方のヘッダタンク140bの長手方向の長さが、例えば、300mm程度であれば、少なくとも三つの補強部材190を配設することが望ましい。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、補強部材190を風上側と風下側との流通部151に配設したが、風上側か風下側かのいずれか一方の流通部151に、補強部材190を配設しても良い。
第1実施形態における蒸発器の全体構成を示す斜視図である。 (a)は、図1に示すA−A縦断面図、(b)は、図1に示すB−B縦断面図である。 第1実施形態における補強部材の配設位置を示す説明図である。 第1実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。 第1実施形態における補強部材の有無による冷凍サイクル装置の作動時の騒音結果を示す特性図である。 第2実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。 第3実施形態における補強部材の配設位置を示す説明図である。 第4実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。 第5実施形態における蒸発器の全体構成を示す斜視図である。 図9に示すC−C縦断面図である。
符号の説明
110…チューブ(第1のチューブ、第2のチューブ)
140a…上方のヘッダタンク、ヘッダタンク(タンク、第1のタンク、第2のタンク)
140b…下方のヘッダタンク、ヘッダタンク(タンク、第1のタンク、第2のタンク)
150…タンクプレート
151…流通部(第1の流通部、第2の流通部)
160…コアプレート
190…補強部材
190a…通し孔

Claims (12)

  1. 複数積層されるチューブ(110)と、
    内部に流体が流通する流通部(151)を形成して、前記チューブ(110)の積層方向に延びる一対のタンク(140a、140b)とを有し、
    前記一対のタンク(140a、140b)に前記チューブ(110)の長手方向のそれぞれの端部を接合して、前記流通部(151)と前記チューブ(110)の内部とを互いに連通する熱交換器において、
    前記複数積層されたチューブ(110)は、複数の行きチューブ群と、その複数の行きチューブ群に対して、逆方向に流体が流れる複数の戻りチューブ群とが、空気流れ方向に2列配列されており、
    前記一対のタンク(140a、140b)には、前記流通部(151)が前記複数の行きチューブ群の内部と前記複数の戻りチューブ群の内部とを区画、または連通可能に構成されており、
    更に、前記複数の行きチューブ群及び前記複数の戻りチューブ群の内部が連通されたタンク(140a、140b)のうち、前記空気流れ方向の前後に位置し互いに連通しているタンク(140a、140b)には、剛性低下部位の前記流通部(151)近傍に、前記タンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が配設されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記タンク(140a、140b)は、空気流れ方向に前後して、二つの略円弧状の外郭を繋ぐように形成されたタンクプレート(150)と、短辺方向が略コ字状に形成されたコアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合した構成を有しており、
    前記タンクプレート(150)は、一方の略円弧状の外郭が、前記複数の行きチューブ群の端部と対向する側に形成され、もう一方の略円弧状の外郭が、前記複数の戻りチューブ群の端部と対向する側に形成されており、
    前記補強部材(190)は、一方、及び/又はもう一方の略円弧状の外郭の内側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記補強部材(180)は、前記タンクプレート(150)と前記コアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合して形成された前記流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状か、または空気流れ方向に対して、2分割された前記流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状のいずれか一方の形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記補強部材(190)には、前記嵌合形状の内側に流体を通す通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 流体が流通する複数の第1のチューブ(110)と、
    前記第1のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、前記第1のチューブ(110)の内部と連通する一対の第1のタンク(140a、140b)と、
    冷却空気の流れ方向において、前記第1のチューブ(110)の上流側及び下流側のいずれか一方の側に配列され、かつ流体が流通する複数の第2のチューブ(110)と、
    前記第2のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、前記第2のチューブ(110)の内部と連通する一対の第2のタンク(140a、140b)とを有するとともに、
    前記第1のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された前記第1のチューブ(110)は、前記第1のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に前記流体が流れる行きチューブ群を有し、
    前記第2のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された前記第2のチューブ(110)は、前記第2のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に前記流体が流れ、かつその流れ方向が前記行きチューブ群における流れ方向とは逆方向となる戻りチューブ群と有する熱交換器において、
    前記第1及び第2のタンク(140a、140b)は、薄肉の金属板材から構成されており、
    前記行きチューブ群の流体下流側になるタンク(140a、140b)に形成された第1の流通部(151)と前記戻りチューブ群の流体上流側になるタンク(140a、140b)に形成された第2の流通部(151)とは、前記冷却空気の流れ方向において相互に連通するように構成されており、
    前記第1及び第2の流通部(151)の少なくともいずれか一方に、前記薄肉の金属板材から構成されている前記第1及び第2のタンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  6. 前記第1及び第2のタンク(140a、140b)のそれぞれは、前記複数の第1または第2のチューブ(110)に接合されるコアプレート(160)と、前記コアプレート(160)に接合されて前記流通部(151)を形成するタンクプレート(150)とから構成されており、
    前記第1及び第2のタンク(140a、140b)の長手方向と直交する面における前記タンクプレート(150)の断面形状は、略半円形に形成されており、
    前記補強部材(190)は、その補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)の内部に設けられるとともに、前記補強部材(190)の外側形状は、その補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)の内側形状に一致するように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)に形成される前記第1及び/または第2の流通部(151)は、前記タンク(140a、140b)の長手方向において、前記補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の熱交換器。
  8. 前記補強部材(190)には、前記複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  9. 前記補強部材(190)は、前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の熱交換器。
  10. 前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている前記補強部材(190)は、前記冷却空気の流れ方向において、一直線上に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
  11. 前記補強部材(190)設けられる前記第1及び第2の流通部(151)は、前記タンク(140a、140b)の長手方向において、前記補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されるとともに、
    前記補強部材(190)には、前記複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の熱交換器。
  12. 前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている前記補強部材(190)は、前記冷却空気の流れ方向において、オフセットされて配置されていることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
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