JP4915285B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
複数積層されたチューブ(110)は、複数の行きチューブ群と、その複数の行きチューブ群に対して、逆方向に流体が流れる複数の戻りチューブ群とが、空気流れ方向に2列配列されており、一対のヘッダタンク(140a、140b)には、流通部(151)が複数の行きチューブ群の内部と複数の戻りチューブ群の内部とを区画、または連通可能に構成されており、更に、複数の行きチューブ群及び複数の戻りチューブ群の内部が連通されたタンク(140a、140b)のうち、空気流れ方向の前後に位置し互いに連通しているタンク(140a、140b)には、剛性低下部位の流通部(151)近傍に、タンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が配設されていることを特徴としている。
補強部材(180)は、一方、及び/又はもう一方の略円弧状の外郭の内側に配設されていることを特徴としている。
第1及び第2のタンク(140a、140b)は、薄肉の金属板材から構成されており、行きチューブ群の流体下流側になるタンク(140a、140b)に形成された第1の流通部(151)と戻りチューブ群の流体上流側になるタンク(140a、140b)に形成された第2の流通部(151)とは、冷却空気の流れ方向において相互に連通するように構成されており、第1及び第2の流通部(151)の少なくともいずれか一方に、薄肉の金属板材から構成されている第1及び第2のタンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
第1及び第2のタンク(140a、140b)の長手方向と直交する面におけるタンクプレート(150)の断面形状は、略半円形に形成されており、
補強部材(190)は、その補強部材(190)が設けられるタンク(140a、140b)の内部に設けられるとともに、補強部材(190)の外側形状は、その補強部材(190)が設けられるタンク(140a、140b)の内側形状に一致するように形成されていることを特徴としている。
以下、第1実施形態における熱交換器を図1乃至図5に基づいて説明する。ここでは、本発明の熱交換器を、車両用冷凍サイクル装置内の冷媒を蒸発する蒸発器100に適用したものである。図1は、蒸発器の全体構成を示す斜視図である。図2(a)は、図1に示すA−A縦断面図、図2(b)は、図1に示すB−B縦断面図である。図3は、補強部材の配設位置を示す説明図である。図4は、補強部材の形状を示す正面図である。
以上の第1実施形態では、補強部材190を流通部151の断面形状に対応する嵌合形状に一体的に形成したが、風下側と風上側の二つに分けて形成しても良い。図6は、第2実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。
以上の第2実施形態では、補強部材190を空気流れ方向と平行でかつ直線上に配設したが、補強部材190を風上側と風下側とをオフセットさせて配設させても良い。図7は、第3実施形態における補強部材の配設位置を示す説明図である。
以上の第1及び第2実施形態では、補強部材190に形成される通し孔190aを貫通孔で形成したが、補強部材190の一部を切り欠くように形成しても良い。図8は、第4実施形態における補強部材の形状を示す正面図である。
以上の実施形態では、補強部材190を、冷媒の流れが空気流れ方向に前後する2パスタイプのUターン方式の蒸発器100に適用させたが、冷媒の流れが空気流れ方向に前後する1パスタイプのUターン方式の蒸発器100に適用させても良い。
以上の実施形態では、補強部材190を風上側と風下側との流通部151に配設したが、風上側か風下側かのいずれか一方の流通部151に、補強部材190を配設しても良い。
140a…上方のヘッダタンク、ヘッダタンク(タンク、第1のタンク、第2のタンク)
140b…下方のヘッダタンク、ヘッダタンク(タンク、第1のタンク、第2のタンク)
150…タンクプレート
151…流通部(第1の流通部、第2の流通部)
160…コアプレート
190…補強部材
190a…通し孔
Claims (12)
- 複数積層されるチューブ(110)と、
内部に流体が流通する流通部(151)を形成して、前記チューブ(110)の積層方向に延びる一対のタンク(140a、140b)とを有し、
前記一対のタンク(140a、140b)に前記チューブ(110)の長手方向のそれぞれの端部を接合して、前記流通部(151)と前記チューブ(110)の内部とを互いに連通する熱交換器において、
前記複数積層されたチューブ(110)は、複数の行きチューブ群と、その複数の行きチューブ群に対して、逆方向に流体が流れる複数の戻りチューブ群とが、空気流れ方向に2列配列されており、
前記一対のタンク(140a、140b)には、前記流通部(151)が前記複数の行きチューブ群の内部と前記複数の戻りチューブ群の内部とを区画、または連通可能に構成されており、
更に、前記複数の行きチューブ群及び前記複数の戻りチューブ群の内部が連通されたタンク(140a、140b)のうち、前記空気流れ方向の前後に位置し互いに連通しているタンク(140a、140b)には、剛性低下部位の前記流通部(151)近傍に、前記タンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が配設されていることを特徴とする熱交換器。 - 前記タンク(140a、140b)は、空気流れ方向に前後して、二つの略円弧状の外郭を繋ぐように形成されたタンクプレート(150)と、短辺方向が略コ字状に形成されたコアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合した構成を有しており、
前記タンクプレート(150)は、一方の略円弧状の外郭が、前記複数の行きチューブ群の端部と対向する側に形成され、もう一方の略円弧状の外郭が、前記複数の戻りチューブ群の端部と対向する側に形成されており、
前記補強部材(190)は、一方、及び/又はもう一方の略円弧状の外郭の内側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。 - 前記補強部材(180)は、前記タンクプレート(150)と前記コアプレート(160)とを対向させて長手方向に接合して形成された前記流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状か、または空気流れ方向に対して、2分割された前記流通部(151)の断面形状に対応する嵌合形状のいずれか一方の形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
- 前記補強部材(190)には、前記嵌合形状の内側に流体を通す通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
- 流体が流通する複数の第1のチューブ(110)と、
前記第1のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、前記第1のチューブ(110)の内部と連通する一対の第1のタンク(140a、140b)と、
冷却空気の流れ方向において、前記第1のチューブ(110)の上流側及び下流側のいずれか一方の側に配列され、かつ流体が流通する複数の第2のチューブ(110)と、
前記第2のチューブ(110)の長手方向の両端部に配設され、前記第2のチューブ(110)の内部と連通する一対の第2のタンク(140a、140b)とを有するとともに、
前記第1のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された前記第1のチューブ(110)は、前記第1のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に前記流体が流れる行きチューブ群を有し、
前記第2のタンク(140a、140b)の長手方向に積層された前記第2のチューブ(110)は、前記第2のタンク(140a、140b)の一方に形成された流通部(151)から他方のタンク(140a、140b)に形成された流通部(151)に前記流体が流れ、かつその流れ方向が前記行きチューブ群における流れ方向とは逆方向となる戻りチューブ群と有する熱交換器において、
前記第1及び第2のタンク(140a、140b)は、薄肉の金属板材から構成されており、
前記行きチューブ群の流体下流側になるタンク(140a、140b)に形成された第1の流通部(151)と前記戻りチューブ群の流体上流側になるタンク(140a、140b)に形成された第2の流通部(151)とは、前記冷却空気の流れ方向において相互に連通するように構成されており、
前記第1及び第2の流通部(151)の少なくともいずれか一方に、前記薄肉の金属板材から構成されている前記第1及び第2のタンク(140a、140b)の外郭を補強する補強部材(190)が設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 前記第1及び第2のタンク(140a、140b)のそれぞれは、前記複数の第1または第2のチューブ(110)に接合されるコアプレート(160)と、前記コアプレート(160)に接合されて前記流通部(151)を形成するタンクプレート(150)とから構成されており、
前記第1及び第2のタンク(140a、140b)の長手方向と直交する面における前記タンクプレート(150)の断面形状は、略半円形に形成されており、
前記補強部材(190)は、その補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)の内部に設けられるとともに、前記補強部材(190)の外側形状は、その補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)の内側形状に一致するように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。 - 前記補強部材(190)が設けられる前記タンク(140a、140b)に形成される前記第1及び/または第2の流通部(151)は、前記タンク(140a、140b)の長手方向において、前記補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の熱交換器。
- 前記補強部材(190)には、前記複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
- 前記補強部材(190)は、前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の熱交換器。
- 前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている前記補強部材(190)は、前記冷却空気の流れ方向において、一直線上に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
- 前記補強部材(190)設けられる前記第1及び第2の流通部(151)は、前記タンク(140a、140b)の長手方向において、前記補強部材(190)により複数の流通部(151)に分離されるとともに、
前記補強部材(190)には、前記複数に分離された流通部(151)を相互に連通するための通し孔(190a)が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の熱交換器。 - 前記第1及び第2の流通部(151)のそれぞれに設けられている前記補強部材(190)は、前記冷却空気の流れ方向において、オフセットされて配置されていることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
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