JP4913799B2 - 多数の無線通信システムからのページング及びデータの受信のための方法及び装置 - Google Patents

多数の無線通信システムからのページング及びデータの受信のための方法及び装置 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、通信に関し、特に、多数の無線通信システムからのページング及びデータの受信のための技術に関する。
(35のU.S.C.§119の下の優先権主張)
本出願は、2005年5月12日に出願され、本出願の譲受人に譲渡され、本明細書で参照によって組み込まれている"Switching algorithm between simultaneous and hybrid mode for HDR traffic and 1x paging"と題された仮出願番号60/680,853番の優先権を主張する。
無線通信システムは、音声、パケットデータ、ビデオ、ブロードキャスト、メッセージ等のような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することにより、多数のユーザのための通信をサポートできる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、及び周波数分割多元接続(FDMA)システムを含む。CDMAシステムは、cdma2000又は広帯域CDMA(W−CDMA)のようなラジオ技術を実施しうる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、及びIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、グローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施しうる。これら様々なラジオ技術及び規格は、当該技術で周知である。
幾つかの無線通信システムは、音声サービスとパケットデータサービスとを提供することができる。そのような1つのシステムは、IS−2000及び/又はIS−95を実施するCDMA2000 1Xシステム(又は、単に1Xシステム)である。音声サービス及びパケットデータサービスは、異なる特性及び要件を持つ。例えば、音声サービスは一般に、全てのユーザのために共通のサービスグレード(GoS:grade of service)を要求し、更に、比較的厳格な遅延要求を課する。対照的に、パケットデータサービスは、異なるユーザ及び可変遅延のために異なるGoSを許容しうる。音声サービスとパケットデータサービスとの両方をサポートするために、1Xシステムは、第1に、音声ユーザにシステムリソースを割り当て、次に、長い遅延を許容することが可能なパケットデータユーザに、残りのシステムリソースを割り当てる。
幾つかの無線通信システムは、パケットデータサービスのために最適化される。そのような1つのシステムは、IS−856を実施するCDMA2000 1xEV−DOシステム(単に1xEV−DOシステム)である。パケットデータセッションは、一般に、長い静寂期間と、突発的なトラフィックバーストとを持っている。1xEV−DOシステムは、所定の任意の瞬間において、システムリソースの殆ど又は全てを1人のユーザに割り当て、もって、サービス提供されるユーザのためのピークデータレートを大幅に増加させる。
サービスプロバイダ/ネットワークオペレータは、その加入者に高度なサービスを提供するために、多数の無線通信システムを展開しうる。例えば、サービスプロバイダは、大規模な地理的領域に音声サービスとパケットデータサービスとを提供するために、1Xシステムを展開させるかもしれないし、パケットデータ利用が高いと予想される領域にパケットデータサービスを提供するために、1xEV−DOシステムを展開させるかもしれない。一般に、2つのシステムの有効範囲領域は、オーバーラップする。
ハイブリッド端末は、1Xシステムと1xEV−DOシステムとの両方と通信することができる。端末は、端末の機能、所望のサービス、及び、端末がこれらシステムの有効範囲領域内にあるかに依存して、任意の所定の瞬間において、1つのシステム又は両方のシステムからサービスを受け取る。一般的な動作シナリオでは、端末は、1Xシステムに登録し、ページ又は他のメッセージのためにこのシステムをモニタする。端末はまた、パケットデータサービスを得るために、1xEV−DOシステムとのデータセッションを確立しうる。このシナリオの場合、到来するページを見失わないように、1Xシステムをモニタしている間、1xEV−DOシステムのために良好な性能(例えば、高いスループット)を達成することが望ましい。
従って、多数の通信システムからのページング及びデータの受信のための技術に対するニーズが、当該技術において存在する。
全てのシステムのために良好な性能を達成するように、端末において多数(例えば2つ)の受信機を操作し、多数(例えば2つ)のシステムからのページング及びデータを受信する技術が、本明細書で説明される。第1のプライマリ受信機は、例えば、大振幅の望まれない信号や妨害がRF入力信号に存在するような貧弱なラジオ周波数(RF)条件では、第2のセカンダリ受信機よりも良好な性能が関連付けられる。これら2つの受信機は、多数のモードのうちの1つで動作しうる。例えば、第1のハイブリッドモードでは、第1の受信機は、(例えば、1Xのために割り当てられたページングスロット)のような指定された時間期間中、第1のシステムを受信するために使用される。第2の同時モードでは、第2の受信機は、指定された時間期間中、第1のシステムを受信するために使用される。両モードでは、第1の受信機と第2の受信機とは、第1のシステムを受信するために使用されていない場合、第2のシステムを受信するために使用される。これらモードのうちの一方は、RF条件、受信電力、復調数的指標、及び/又は他の基準に基づいて、使用のために選択されうる。
実施形態では、端末は、第1のシステムのためのRF条件、受信電力、及び/又は、1又は複数の復調数的指標を判定する。その後端末は、第1のシステムのためのRF条件、受信電力、及び/又は、復調数的指標に基づいて、第1及び第2の受信機の動作を制御する。実施形態では、受信電力と、1又は複数の閾値とに基づいて、モードが選択される。例えば、低受信電力に対しては第1のモードが選択され、高受信電力に対しては第2のモードが選択される。ここで、低受信電力及び高受信電力は、閾値によって判定される。別の実施形態では、RF条件及び受信電力に基づいてモードが選択される。例えば、第1のモードは、貧弱なRF条件について選択される。よい良いRF条件の場合、受信電力と、1又は複数の閾値とに基づいて第1のモード又は第2のモードが選択される。また別の実施形態では、モードは、RF条件、受信電力、及び復調数的指標に基づいて選択される。例えば、復調数的指標が満足されない場合、第1のモードが選択され、RF条件が未知であるが、受信電力が十分に高く、復調数的指標が満たされる場合、第2のモードが選択される。
本発明の様々な局面及び実施形態が、以下に更に詳細に記載される。
本発明の機能及び特性は、同一の参照符号が全体を通じて対応している図面と連携した場合、以下に述べる詳細記述からより明らかになるであろう。
用語「典型的」(exemplary)は、本明細書では、「例、インスタンス、又は例示」として役立つことを意味するために使用される。本明細書で「典型的」(exemplary)と記載されたあらゆる実施形態又は設計は、他の実施形態又は設計に対して必ずしも好適又は有利であると解釈される必要はない。
本明細書に記載の技術は、W−CDMA等を実現する例えばcdma2000システムやUMTSシステムのような様々な通信システムのために使用されうる。明瞭さのため、これら技術は、以下において、1Xシステム及び1xEX−DOシステムについて具体的に説明される。
図1は、1xEV−DOシステムが1Xシステム上に存在する典型的な構成100を示す。1Xシステムは、基地局の有効範囲領域内にある端末130のために音声サービス及びパケットデータサービスを提供する多くの基地局110を含む。同様に、1xEV−DOシステムは、これら基地局の有効範囲領域内にある端末130のためにパケットデータサービスを提供する多くの基地局120を含む。基地局110,120は、異なるサイトに位置するか、又は、同じサイトに共に位置しうる。基地局コントローラ(BSC)142は、基地局110に接続しており、これら基地局のために調整及び制御を提供する。同様に、BSC144は、基地局120に接続しており、これらの基地局のために調整及び制御を提供する。BSC142,144は更に、1Xシステムと1xEV−DOシステムとの間の通信をサポートするコアネットワーク140に接続している。
一般に、基地局(1X用語)は、端末と通信する固定局であり、アクセスポイント(1xEV−DO用語)、ノードB(UMTS用語)、基地トランシーバ局(BTS)、又は、その他の幾つかの用語で称されうる。端末は固定式又は移動式であり、移動局(1X用語)、アクセス端末(1xEV−DO用語)、ユーザ機器(UMTS用語)、又は、その他の幾つかの用語で称されうる。端末は、無線デバイス、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、加入者ユニット、無線モデム等でありうる。本明細書における記載では、用語「基地局」は、固定局のために一般に使用され、用語「端末」は、固定局と通信する無線デバイスに使用される。ハイブリッド端末は、例えば1Xシステム及び1xEV−DOシステムと通信可能な端末である。
図1では、両端に矢印を持つ実線が、端末と基地局との間の通信を示す。片端に矢印を持つ破線は、基地局からのパイロット及び/又はシグナリング(例えば、ページ)の端末による受信を示す。端末は、所定の任意の瞬間において、順方向リンク及び/又は逆方向リンクで、1又は複数の基地局と通信する。順方向リンク(又はダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(又はアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。
ハイブリッド端末は、1Xシステムに登録し、1Xシステム内の何れの基地局とも実際にデータを交換していない場合、アイドル状態で動作する。アイドル状態では、端末は、一般に、1Xシステムからの、端末に利用可能なメッセージのためのページングチャネル(PCH)をモニタする。そのようなメッセージは、到来する呼び出しの存在に対して端末に警告するページメッセージと、端末のためにシステム情報及び他の情報を運ぶオーバヘッドメッセージとを含む。
IS−2000及びIS−95では、ページングチャネルは、PCHスロットへ分割される。各PCHスロットは、80ミリ秒(ms)の持続時間を持つ。端末は、TSC秒からなる各スロットサイクルにおいて、1つのPCHスロットが割り当てられる。TSCは、
SC=1.28×2SCI 式(1)
のように与えられる。ここでSCIは、端末に適用可能なスロットサイクルインデクスであり、端末と1Xシステムとの間でネゴシエートされる。SCIは、−4〜+7の範囲をとることができ、スロットサイクルは、80ms〜163.84sの範囲をとることができる。各スロットサイクルは、1から16×2SCIまでのインデクスが割り当てられるPCHスロットを含む。端末は、国際モバイル加入者識別子(IMSI)、電子シリアルナンバ(ESN)、又は、端末のためのその他の識別子によって決定される特定のPCHスロットインデクスが割り当てられる。端末に対するPCHスロットインデクスは固定され、そのスロットインデクスを持つ各PCHスロットは、割り当てられたページングスロットと称される。ページングスロット内の端末にメッセージが送られるので、端末は、各スロットサイクルにおいて、割り当てられたページングスロットを処理する。
図2は、1Xシステムにおいて端末によってページングチャネルを処理するスケジュールを示す。端末は、スロットモードにおいて動作する。スロットモードでは、(1)1Xシステムは、割り当てられたページングスロットにおいてのみ端末へメッセージを送り、(2)端末は、割り当てられたページングスロット中にのみ、メッセージを求めてページングチャネルをモニタする。端末は、各割り当てられたページングスロットについてページングチャネルを処理し、1Xシステムとの通信リンクを維持するために他の機能を実行する。割り当てられたページングスロットは、TSC秒によって分けられる。
IS−2000及びIS−95では、迅速ページングチャネル(QPCH:quick paging channel)が、メッセージがPCH上で送信されるかを示すインジケータを運ぶ。端末は、各割り当てられたページングスロット前の特定のインジケータにハッシュされる。端末は、一般に、QPCHを処理し、割り当てられたインジケータを検出し、更に、端末のためにメッセージがPCHで送られることを、割り当てられたインジケータが示す場合にのみPCHを復調する。
ハイブリッド端末は、送受信用に使用される単一のアンテナ又は多数のアンテナを備えうる。
図3Aは、単一のアンテナを備えた端末130aの実施形態のブロック図を示す。送信部分については、デジタルプロセッサ350が、1Xシステム又は1xEV−DOシステムに送信される出力データを提供する。送信機320は、出力データを調整(例えば、アナログ変換、フィルタ、増幅、及び周波数アップコンバート)し、RF出力信号を生成する。RF出力信号は、デュプレクサ314によって経路付けられ、アンテナ312から送信される。
受信部分については、アンテナ312は、1Xシステム及び1xEV−DOシステム内の基地局によって送信されたRF変調信号を受信し、送信されたRF変調信号の異なるバージョンを含むRF入力信号を提供する。RF入力信号は、デュプレクサ314によって経路付けられ、受信機330a及び330bの両方に供給される。受信機330aは、プライマリ受信機として指定され、受信機330bは、セカンダリ受信機として指定される。受信機330はそれぞれ、当該RFチャネルのためのRF入力信号を処理し、ベースバンド信号を提供する。受信機330a,330bからのベースバンド信号は(例えば、プロセッサ350又は受信機330a,330bによって)デジタル化され、データサンプルが生成される。そして、プロセッサ350は、データサンプルを処理し、復号データを得る。プロセッサ350による処理は、受信されているシステム(例えば、1X又は1xEV−DO)、受信されている送信タイプ(例えば、データ又はページング)、及び恐らくはその他の要因に依存する。
図3Aに示す実施形態において、データプロセッサ352は、1xEV−DOシステムを用いて交換されるデータのための処理(例えば、符合化、変調、復号、復調等)を行う。ページングプロセッサ354は、1Xシステムからのページのための処理(例えば、復調及び復号)を行なう。各システムは、多数のRFチャネルを含む特定の帯域クラス(例えば、セルラ又はPCS)上で動作する。ここで、各チャネルは、1X及び1xEV−DOについて1.23MHzからなる帯域幅を有する。信号検出器356は、当該各RFチャネルのための受信電力を測定する。
図3Bは、多数のアンテナを備えた端末130bの実施形態のブロック図を示す。この実施形態では、端末130bは、2のアンテナ312a,312bを含んでいる。アンテナ312aはプライマリアンテナとして指定され、デュプレクサ314に結合される。デュプレクサ314は更に、送信機320及び受信機330aに結合している。アンテナ312bは、ダイバーシティアンテナとして指定され、受信機330bに結合される。実施形態では、アンテナ312a及び312bは、異なる設計で実現され、アンテナ312aは、アンテナ312bよりも優れた性能(例えば、より高い利得)を有する。別の実施形態では、アンテナ312a及び312bは、同じ設計で実現され、同等の性能を有する。
図3A及び図3Bに示す実施形態では、プライマリ受信機330aは、適用可能なシステム要件を満足するように設計され、セカンダリ受信機330bは、低電力用に、それほど厳格ではない要件で設計されている。これらシステム要件は、感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否等をカバーしうる。実施形態では、プライマリ受信機330aは、所定の任意の瞬間において、複数の線形状態(例えば、低線形状態、中線形状態、及び高線形状態)のうちの1つで動作することができる。低線形状態、中線形状態、及び高線形状態は、低電力消費、中電力消費、及び高電力消費それぞれにおいて、良好なRF条件、ほどほどのRF条件、及び劣悪なRF条件のそれぞれについて、良好な性能を提供しうる。実施形態では、セカンダリ受信機330bは、常に低線形状態で動作するように設計されている。この実施形態については、受信機330aが低線形状態で動作する場合、受信機330a及び330bは、同様の性能を有する。図3A及び図3Bで示されない他の実施形態では、受信機330a及び330bの両方は、同様の設計を有し、同様の性能を達成する。例えば、両受信機ともに、システム要件を満足するように設計される。
図3A及び図3Bで示される実施形態では、妨害検出器340が、RF入力信号内の妨害の存在を検出し、RF入力信号内に妨害が存在するか否かを示すステータス信号を提供する。妨害は、当該RFチャネルの近傍であるが、当該RFチャネルの外側にある大振幅の望まれない信号である。妨害検出器340は、プライマリ受信機330a内の、又は、セカンダリ受信機330b内の、あるいはそれら両方の受信機内の妨害を検出する。制御ユニット342は、妨害検出器340からのステータス情報と、プロセッサ350からの関連情報とを受信し、受信機330a,330bのための制御信号を生成する。各制御信号は、関連する受信機330をイネーブル又はディセーブルする。実施形態では、プライマリ受信機330aのための制御信号は更に、(1)良好なRF条件(例えば、妨害が検出されず、受信電力が予め定めた閾値を越える場合)の場合、受信機330aのために低線形状態を、そうでない場合、(2)別の線形状態を選択しうる。
端末130a,130bは、様々な方式で動作しうる。1つの構成では、所定の任意の瞬間に使用されるために、RF条件に依存して、受信機330a又は受信機330bかの何れかが選択される。別の構成では、受信機330a及び受信機330bの両方が同じ時間にアクティブになり、2つの異なるシステムのための信号を同時に処理する。端末130bに適用可能な別の構成では、受信機330aと受信機330bとの両方が同時にアクティブになり、受信/空間ダイバーシティを達成するために、同じシステムのための2つのRF入力信号を同時に処理する。
ハイブリッド端末は、異なる性能レベル又は非対称な受信経路を持つ多数の受信経路を含む。受信経路はそれぞれ、RF入力信号を受信し処理するために使用される様々な回路素子を含んでいる。図3Aに示す実施形態では、プライマリ受信経路は、アンテナ312、デュプレクサ314、及び受信機330aを含み、セカンダリ受信経路は、アンテナ312、デュプレクサ314、及び受信機330bを含む。図3Bに示す実施形態では、プライマリ受信経路は、アンテナ312a、デュプレクサ314、及び受信機330aを含み、セカンダリ受信経路は、アンテナ312b及び受信機330bを含んでいる。受信経路は、(例えば、図3Bに示すように)異なる利得を持つ異なるアンテナの使用、及び/又は、(例えば、図3A及び図3Bに示すように)異なる設計及び性能特性を持つ異なる受信機の使用によって、異なる性能レベルを持つ。例えば、セカンダリ受信機330bの感度は、(1)より低いフリースペースアンテナ利得を有するアンテナの使用、(2)セカンダリ受信経路のための内部アンテナについてのボディローディング効果(body loading effects)、(3)低電流でバイアスされているセカンダリ受信機等によって、プライマリ受信機330aの感度よりも悪いかもしれない。感度は、受信機が正確に復調することができる最低の信号レベルを指す。ボディローディング効果は、ユーザ(例えば、内部アンテナを覆っている手)によって覆われているアンテナによるRF入力信号の減衰を指す。
ハイブリッド端末は、1xEV−DOシステムとのデータセッションを有し、着呼を検出するために、1Xシステムからページングチャネルを受信する。ハイブリッド端末は、2つのシステムからのデータ及びページングを受信するために、幾つかのモードのうちの1つで動作する。表1は、2つの典型的なモードと、各モードの短い説明をリストする。
Figure 0004913799
表2は、ハイブリッドモード及び同時モードのため受信機330a及び受信機330bを操作する実施形態を示す。ハイブリッドモードでは、プライマリ受信機330aは、割り当てられたページングスロットの間は1Xシステムに調節され、他の時には1xEV−DOシステムに調節される。セカンダリ受信機330bは、受信ダイバーシティを提供するために、常に1xEV−DOシステムに調節される。同時モードでは、プライマリ受信機330aは、常に1xEV−DOシステムに調節される。セカンダリ受信機330bは、割り当てられたページングスロットの間は1Xシステムに調節され、他の時には1xEV−DOシステムに調節される。
Figure 0004913799
表2は、2つの受信機を動作させる具体的な実施形態を示す。これら受信機は、他の方式でも動作しうる。更に、受信機の動作は、逆方向リンクの性能にインパクトを与えうる。例えば、送信機320は、ハイブリッドモードではプライマリ受信機330aに関連付けられ、両者は、所定の任意の瞬間において同じシステムに向けられているかもしれない。この場合、プライマリ受信機が1xEV−DOから1Xに調節された時、順方向リンクで1xEV−DOデータを受信できないことに加えて、端末は、逆方向リンクで1xEV−DOデータを送信することもできない。表2に示すように定義された同時モードでは、送信機のみならずプライマリ受信機も常に1xEV−DOに調節されるので、上述した短所はなくなる。従って、同時モードは、幾つかのシナリオにおいて、1xEV−DO順方向リンクトラフィック性能よりも、1xEV−DO逆方向リンクトラフィック性能に対してより顕著にインパクトを持つ。
1xEV−DOシステムのための良好なデータ性能と、1Xシステムのための良好なページング性能とを達成することが望ましい。データ性能は、一般に、ハイブリッドモードよりも同時モードにおいてより良好である。なぜなら、プライマリ受信機330aは、常に、1xEV−DOシステムからのデータを受信するために使用されるからである。しかしながら、常に同時モードで動作する場合、ページング性能が低下する(例えば、ページのためのメッセージ誤り率(MER)が増加する)かもしれない。なぜなら、セカンダリ受信機330bは、良好なRF条件の下では良好なページング性能を提供するかもしれないが、劣悪なRF条件の下では低下したページング性能を提供するかもしれないからである。この性能低下は、セカンダリ受信機330bがプライマリ受信機330aよりも低い感度を持つことと、プライマリアンテナ312aよりも低い利得を持つダイバーシティアンテナ312bに接続されていることによる。劣悪な条件の下では、ハイブリッドモードに切り換えて、割り当てられたページングスロットの間、プライマリ受信機330aを用いて、ページングチャネルを受信することによって、改善されたページング性能を達成することができる。
一般に、可能な場合には常に同時モードで動作し、良好なページング性能の保証が必要な場合にハイブリッドモードに切り換えることが望ましい。目的は、1Xシステムのためのページング性能に悪影響を及ぼさずに、1xEV−DOシステムのためのスループットを最大にすることである。同時モードは、受信機330aと受信機330bとが、同様のページング性能を達成することができる時間間隔中に選択されうる。そうでない場合、ハイブリッドモードが選択されうる。
ハイブリッドモード又は同時モードの何れかを選択するかの判定は、様々な基準に基づいてなされうる。表3は、幾つかの判定基準と、各判定基準の短い説明とをリストしている。
Figure 0004913799
RF条件は、RF入力信号中のスペクトル全体をカバーする。この信号は、当該RFチャネルのための所望の信号と、帯域外である所望されない信号との両方を含む。以下に述べる実施形態では、RF条件は、「貧弱」又は「良好」として定量化される。貧弱なRF条件は、RF入力信号における妨害の存在、弱い所望の信号レベル、その他の幾つかの条件、又はこれらの組み合わせによってもたらされうる。例えば、貧弱なRF条件は、(1)妨害レベルがTH1閾値を越えた場合、(2)妨害レベルがTH2閾値を越え、かつ、所望の信号レベルがTH3閾値を下回る場合に宣言される。ただし、TH2<TH1である。閾値は、プライマリ受信経路及び/又はセカンダリ受信経路の性能、所望のページング性能等に基づいて選択される。
図3A及び図3Bに示す実施形態において、妨害検出器340は、受信機330a,330bの各々によって観察されるRF条件を確認することができる。他の実施形態については、妨害検出器340は、セカンダリ受信機330bではなくプライマリ受信機330aによって観察されるRF条件を確認することができる。他の実施形態については、セカンダリ受信機330bによって観察されるRF条件は、(1)受信機330aと受信機330bとの両方が同じ帯域クラスで動作している場合に、プライマリ受信機330aによって観察されるRF条件と同じであるか、又は、(2)受信機330aと受信機330bとが異なる帯域クラスで動作しているかが分からないと仮定されうる。
プライマリ受信機330aによって観察されるRF条件が判定され、線形状態のうちの1つをプライマリ受信機330aのために選択するために使用される。従って、貧弱なRF条件は、高い線形状態で動作する受信機330aによって示されうる。異なるRF条件で異なる線形状態になるとはいえ、プライマリ受信機330aは、全てのRF条件のために良好なページング性能を与えうる。セカンダリ受信機330bは、良好なRF条件に対して良好なページング性能を提供し、貧弱なRF条件に対して貧弱なページング性能を提供する。
所望の信号条件は、帯域内の所望の信号をカバーする。これは、RF条件の一部である。1Xシステムのための所望の信号条件は、例えば、所望のRFチャネルに対する受信電力全体(Io)、1Xシステムにおけるページングチャネルに対するビット毎エネルギ対全体雑音比(Eb/Nt)、1Xシステムにおけるパイロットチャネルに対するチップ毎エネルギ対受信電力比(Ecp/Io)等のような様々な数的指標によって定量化される。端末における合計受信電力(Io)は、
Io=Ioc+Ior+No 式(2)
のように表される。ここでIorは、所望の基地局の受信電力であり、Iocは、その他の基地局の受信電力であり、Noは、端末における熱雑音である。
一般に、Noは固定値である。式(2)は、オープンな空間又は視線における実際の伝搬損失を考慮する。高い位置の場合、端末は、サービス提供基地局に接近しており、Ior/Iocは高い(例えば4dB以上)。低い位置の場合、端末は、2又はそれ以上のセルの境界上にある。従って、Ioc(他のセル干渉)は(サービス提供セルの)Iorに比べて高く、Ior/Iocは低い(例えば0dB)。
Ioc、Ior、Ecp、及びEbは、端末と所望の基地局との間の経路喪失により、端末において同量減衰する。端末が移動して基地局から更に離れると、経路喪失が増加し、Io、Ioc、Ior、Ecp及びEbは減少するが、Ecp/Io及びEb/Ntは、Io>>Noである限りは、ほぼ一定のままである。経路喪失が十分多い場合、Noは、Ioc及びIorに匹敵するようになる。この時点から、経路喪失が増加すると、Ioがほとんど一定を保ち、Ecp/Io及びEb/Ntは、経路喪失の増加に対して線形的に減少する。Ioが低すぎる場合、Eb/Ntが低すぎると、ページングチャネルを高い信頼性で受信することができず、Ecp/Ioが低すぎると、ページングチャネルを高い信頼性で獲得することができない。従って、特にEcp/Io及びEb/Ntが利用可能ではない場合、Ioは、所望の信号条件を定量化するための数的指標として使用されうる。更に、他の測定値が利用可能ではない場合、RF条件のための数的指標としてIoも使用されうる。例えば、IoがTh_low閾値未満である場合、貧弱なRF条件が宣言され、IoがTh_high閾値を越える場合、良好なRF条件が宣言される。
1Xシステムのための受信電力(Io)の測定は、各割り当てられたページングスロット中になされうる。Io測定値は、雑音が多いかもしれず、例えば有限インパルス応答(FIR)フィルタ又は無限インパルス応答(IIR)フィルタを用いてフィルタされるかもしれない。例えば、N個の直近に割り当てられたページングスロットのためのN個のIo測定値がフィルタ(例えば平均化)され、現在割り当てられているページングスロットのフィルタされたIoが得られる。一般に、フィルタされたIo又はフィルタされていないIoが、1Xシステムの受信電力として使用される。
復調性能は、PCH及び/又はQPCHに対する様々な数的指標によって定量化されうる。端末は、各割り当てられたページングスロット内のQPCHを処理し、QPCH内の割り当てられたインジケータに依存して、PCHを処理するかもしれないし、しないかもしれない。QPCHについては、Ecp/Ioのような復調数的指標が、モード選択のために使用されうる。Ecp/Ioは、フィルタされたパイロットのそれ自身との、1つのQPCHビットの持続期間にわたるドット積として推定されうる。このドット積は、幾つかのQPCHビットにわたってフィルタされ、雑音が低減され、Ecp/Ioの推定値が改善される。PCHについて、例えばEb/Nt、フレームエネルギ、シンボル誤り率、巡回冗長検査(CRC)等のような復調数的指標が、モード選択のために使用される。フレームエネルギは、PCHで受信されたフレームにわたって収集されたエネルギである。シンボル誤り率は、フレーム内のシンボルの総数で除されたフレーム内のシンボル誤り数と等しい。シンボル誤りは、フレームのための受信シンボルを復号し、復号されたフレームを再符号化し、再符号化したシンボルを、受信シンボルと比較することによって判定される。フレームがCRCチェックをパスしないと、CRC失敗が宣言される。一般に、復調数的指標のうちの何れか1つ又はいかなる組み合わせも、モード選択のために使用することができる。復調数的指標はまた、これら数的指標の信頼性を改善するために、時間にわたってフィルタされうる。フィルタリングは、1Xシステムのページング性能と、1xEV−DOシステムのデータ性能との間のトレードオフに基づいて選択される。
QPCHモニタリングが基地局側でイネーブルされる場合、チャネル推定器が、このモニタリングを行うことを許可すると、端末は、QPCHをモニタする。1Xチャネルが劣悪であり、端末が(1X上のセカンダリ受信機との)同時モードで動作しているとチャネル推定器が示すのであれば、端末は、ハイブリッドモードに切り換わるべきである。
図4は、1Xシステムのために、受信電力(Io)に基づいてモードを選択するための典型的な状態図400を示す。端末は、システムにアクセスした後にシングルモード410で開始する。シングルモード410では、端末は、受信機330a及び/又は受信機330bを用いて、1Xシステム又は1xEV−DOシステムでありうる1つのシステムから受信する。例えば、1xEV−DOシステムからデータを受信し、1Xシステムからページングするなどして2つのシステムにアクセスすると、端末は、シングルモード410から(図4に示すように)ハイブリッドモード420へ、又は、(図4に示さないように)同時モード430へ遷移する。
図4に示す実施形態では、1Xシステムの受信電力がTh_high閾値以下である場合、端末は、ハイブリッドモード420にとどまる。1Xシステムの受信電力がTh_high閾値を越えると、端末は、ハイブリッドモード420から同時モード430に遷移する。1Xシステムの受信電力がTh_low閾値を越えると、端末は、同時モード430にとどまる。1Xシステムの受信電力がTh_low閾値以下である場合、端末は、同時モード430からハイブリッドモード420へ推移する。
Th_high閾値及びTh_low閾値は、受信機330a,330bの設計及び性能、アンテナ312a,312bの利得、1Xシステムの所望のページング性能、及び/又はその他の要因に基づいて選択されうる。実施形態では、Th_highは、ヒステリシスを提供するためにTh_lowよりも高い。例えば、Th_highは−85dBmに設定され、Th_lowは−95dBmに設定され、2つの閾値の差は10dBmかもしれない。ヒステリシスは、1Xシステムのための受信電力測定におけるランダムな変動によりハイブリッドモードと同時モードとの間で端末が絶えず切り換わるのを防ぐ。この変動は、雑音及び/又は測定不確実性に起因するかもしれない。
図4に示す実施形態では、セカンダリ受信機330bは、1Xシステムの受信電力が十分に高い場合に、1Xシステムからのページングを受信するために使用される。このシナリオの下では、受信機330a,330bは、同等のページング性能を提供し、プライマリ受信機330aが、1xEV−DOシステムの順方向リンクと逆方向リンクとの両方について良好なデータ性能を達成するために使用されるように、同時モードが選択される。プライマリ受信機330aは、1Xシステムの受信電力が十分に高くない場合に、1Xシステムからのページングを受信するために使用される。このシナリオの下では、プライマリ受信機330aが、1Xシステムのための良好なページング性能を提供するために使用されるように、ハイブリッドモードが選択される。
図5は、1XシステムのRF条件及び受信電力(Io)に基づいてモードを選択するための典型的な状態図402を示す。状態図402は、図4について説明した3つのモード410,420,430を全て含んでいる。明瞭さのため、論理演算は、大文字化された例えばORやANDのような用語で示される。
図5に示す実施形態では、1XシステムのRF条件が貧弱な場合、又は、1Xシステムの受信電力がTh_high閾値以下である場合に、端末はハイブリッドモード420にとどまる。また、1XシステムのRF条件が良好であり、かつ、1Xシステムの受信電力がTh_high閾値を越える場合に、端末はハイブリッドモード420から同時モード430に遷移する。また、1XシステムのRF条件が良好のままであり、かつ、1Xシステムの受信電力がTh_low閾値を越える場合に、端末は同時モード430にとどまる。更に、1XシステムのRF条件が貧弱であるか、又は、1Xシステムの受信電力がTh_low閾値以下である場合、端末は、同時モード430からハイブリッドモード420へ遷移する。
図5に示す実施形態の場合、RF条件が貧弱である場合、端末は、ハイブリッドモード420で動作する。RF条件が良好な場合、1Xシステムの受信電力と、Th_high閾値及びTh_low閾値とに基づいて、端末は、ハイブリッドモード420と同時モード430との間で切り換わる。
図5に示す実施形態では、1XシステムのRF条件が良好であり、かつ、1Xシステムの受信電力が十分に高い場合、1Xシステムからページングを受信するためにセカンダリ受信機330bが使用される。このシナリオの下では、受信機330a,330bは、同等のページング性能を提供し、プライマリ受信機330aが、1xEV−DOシステムの順方向リンクと逆方向リンクとの両方について良好なデータ性能を達成するために使用されるように、同時モードが選択される。1Xシステムの受信電力が貧弱であるか、又は、1Xシステムの受信電力が十分に高くないのであれば、1Xシステムからのページングを受信するためにプライマリ受信機330aが使用される。このシナリオの下では、プライマリ受信機330aが、1Xシステムのための良好なページング性能を提供するために使用されるように、ハイブリッドモードが選択される。
1XシステムのRF条件は、例えば図3A及び図3Bにおける妨害検出器340を用いることによって、1Xシステムに調節された受信機に基づいて確認されうる。幾つかの実施形態では、妨害検出器340は、プライマリ受信機330aによって観察されたRF条件を単に確認する。これらの実施形態については、1XシステムのRF条件と、1xEV−DOシステムのRF条件とは、(1)両システムが同じ帯域クラスにある場合に同等と仮定され、(2)プライマリ受信機330aによって観察されたRF条件を測定することにより確認される。これら2つのシステムが異なる帯域クラスにあるのであれば、プライマリ受信機330aが1Xシステムに調節している場合、1XシステムのRF条件が確認されうる。ハイブリッドモードでは、プライマリ受信機330aは両方のシステムのために使用され、1XシステムのRF条件は、割り当てられたページングスロットの間に確認されうる。同時モードでは、プライマリ受信機330aは1xEV−DOシステムのために使用され、1XシステムのRF条件は、例えばTm秒毎に、プライマリ受信機330aを1Xシステムに定期的に切り換えることによって確認されうる。ここで、Tmは、固定値又は設定可能値である。
図6は、1XシステムのRF条件、受信電力(Io)、及び復調数的指標に基づくモード選択のための典型的な状態図404を示す。状態図404は、図4について記述されたモード410,420及び430を含んでいる。
図に示す実施形態では、(1)最後のT1秒内に1X復調失敗に遭遇した場合、又は、(2)1XシステムのRF条件が貧弱である場合、又は、(3)1Xシステムの受信電力が、Th_high閾値以下である場合、端末は、ハイブリッドモード420にとどまる。例えば、Eb/NtがEb/Nt閾値未満である場合、フレームエネルギがエネルギ閾値未満である場合、シンボル誤り率がSER閾値を越える場合、CRCが失敗した場合等に1X復調失敗が宣言されうる。T1は、1又は複数の割り当てられたページングスロットにまたがるかもしれず、良好なページング性能を達成するために選択されうる。
(1)最後のT1秒において1X復調失敗に遭遇せず、かつ、(2)1XシステムのRF条件が良好であり、かつ、(3)1Xシステムの受信電力がTh_high閾値を越える場合、端末は、ハイブリッドモード420から同時モード430へ遷移する。(1)1XシステムのRF条件が不明であり、かつ、(2)最後の割り当てられたページングスロットにおいて、1X復調失敗に遭遇せず、かつ、(3)1Xシステムの受信電力が、Th_low閾値を越える場合、端末は、同時モード430にとどまる。また、1XシステムのRF条件が良好であり、かつ、1Xシステムの受信電力がTh_low閾値を越える場合、端末は、同時モード430にとどまる。(1)最後に割り当てられたページングスロット中で1X復調失敗に遭遇した場合、又は、(2)1XシステムのRF条件が貧弱である場合、又は、(3)1Xシステムの受信電力が、Th_low閾値以下である場合、端末は、同時モード430からハイブリッドモード420へ遷移する。
図6に示す実施形態では、最後のT1秒内で1X復調失敗に遭遇した場合、端末は、ハイブリッドモード420にとどまる。この判定基準は、ある操作環境の下で、ページング性能を改善するかもしれない。例えば、1XシステムのRF条件が良好であり、1Xシステムの受信電力が高いが、ページング性能は貧弱かもしれない。この貧弱な性能は、パイロット汚染による高い受信電力に起因するかもしれない。パイロット汚染とは、他の基地局の受信電力(Ioc)が、所望の基地局の受信電力(Ior)よりはるかに大きい状態である。そのような動作環境では、ハイブリッドモード420にとどまることが、ページング性能を改善するかもしれない。T1は固定値又は設定可能値でありうる。
図4乃至図6は、RF条件、受信電力、及び復調数的指標に基づくモード選択のための3つの実施形態を示す。モード選択はまた、他の判定基準、及び/又は他の方法に基づいて実行されうる。例えば、ハイブリッドモードが、貧弱なRF条件の場合に選択され、同時モードが、良好なRF条件の場合に選択されるかもしれない。2つのモードのトグリングを阻止するために、ヒステリシスを用いてRF条件が定量化されうる。
図4乃至図6に示す実施形態では、モード選択は、1Xシステムのための判定基準のみに基づいて行われる。他の実施形態では、モード選択は、1Xシステムと1xEV−DOシステムとの両方の判定基準に基づいて、あるいは、1xEV−DOシステムの判定基準のみに基づいて行われうる。両システムに適用可能な判定基準は、ブロードキャスト対通常の2方式トラフィックのようなサービスタイプを含みうる。1xEV−DOシステムの判定基準は、1xEV−DOシステムのRF条件(例えば、受信ダイバーシティが1xEV−DOのために要求されているか、セカンダリ受信機がオフされたか)、受信電力、データレート、データ性能、データとページングの相対的重要度等を含みうる。例えば、受信機330aと受信機330bとが、低データレートにおいて同等の1xEV−DOデータ性能を提供するのであれば、1Xシステムの判定基準に関係なく、低データレートにおいてハイブリッドモードが選択される。
図4乃至図6に示す実施形態では、切換判定基準が満足される場合、端末は、ハイブリッドモードと同時モードとの間で切り換わる。別の実施形態では、同時モードからハイブリッドモードへ切り換わった後、端末は、時間ヒステリシスを与えるために、少なくともT2秒間、ハイブリッドモードにとどまる。T2は、固定値又は設定可能値であり、良好なページング性能を提供するために選択される。例えば、動作環境が悪化し、同時モードからハイブリッドモードへの切換を引き起こし、端末は、この切換時又は切換直前のページを見逃すかもしれない。T2は、端末へ送られた次のページをカバーするように選択されうる。
実施形態では、ハイブリッドモードから同時モードへ切り換える決定がなされた後、1Xシステムからのパイロットの探索が、セカンダリ受信機330bを用いてなされる。このパイロット探索は、次に割り当てられたページングスロットにおいて、端末がハンドオフされる1X基地局を含む再獲得リストを構築するために使用されうる。この再獲得リストは、1xEV−DOシステムから1Xシステムへのハンドオフである1Xハンドダウンの性能を改善することができる。
図7は、2つのシステムから受信する端末によって行なわれる処理700を示す。第1のシステム(例えば、1Xシステム)のRF条件は、例えば、(1)第1のシステムのRF測定値に基づいて、あるいは、(2)第1及び第2のシステムが同じ周波数帯域にあるのであれば、第2のシステム(例えば、1xEV−DOシステム)のために判定されたRF条件に基づいて判定される(ブロック712)。第1のシステムの受信電力もまた判定されうる(ブロック714)。第1のシステムのための1又は複数の復調数的指標も確認されうる(ブロック716)。そして、第1の/プライマリ受信機と、第2の/セカンダリ受信機との動作が、第1のシステムのRF条件、受信電力、及び/又は復調数的指標に基づいて制御される(ブロック720)。
第1の受信機は、第2の受信機よりも良好な性能が関連付けられうる。第1の受信機と第2の受信機との両方は、両システムのための良好な性能を達成するために、第1のシステムと第2のシステムとを受信するために使用される。第1の/ハイブリッドモードでは、第1の受信機が、第1のシステムと第2のシステムとの両方に使用される。第2の/同時モードでは、第2の受信機が、第1のシステムのために使用され、第1のシステムのために使用されない場合には、第2のシステムのためにも使用されうる。
実施形態では、第1の受信機と第2の受信機との動作が、例えば図4に示すように、第1のシステムの受信電力に基づいて制御される。この実施形態では、低受信電力に対して第1のモードが選択され、高受信電力に対して第2のモードが選択される。別の実施形態では、第1の受信機と第2の受信機との動作が、例えば図5に示すように、第1のシステムのRF条件及び受信電力に基づいて制御される。この実施形態では、第1のモードは、貧弱なRF条件に対して選択される(ブロック722)。良好なRF条件では、第1のモード又は第2のモードが、例えば、1又は複数の閾値を用いて、第1のシステムの受信電力に基づいて選択されうる。また別の実施形態では、第1の受信機と第2の受信機との動作が、例えば図6に示すように、第1のシステムのRF条件、受信電力、及び復調数的指標に基づいて制御される。この実施形態では、復調数的指標が満足されない場合、第1のモードが選択される(ブロック726)。また、RF条件が不明であり、受信電力が十分高く、復調数的指標が満たされる場合、第2のモードが選択される(ブロック728)。第1の受信機と第2の受信機との動作はまた、他の方法でも制御されうる。
上述した実施形態では、全ての動作環境において良好なページング性能が達成されるように受信機が制御される。モード選択は、1Xシステム及び/又は1xEV−DOシステムについて判定される様々な判定基準(例えば、RF条件、受信電力、及び復調数的指標)に基づいてなされうる。
明瞭さのため、図3A及び図3Bにおいて、妨害検出器340と制御ユニット342は、個別のユニットとして示される。妨害検出器340及び制御ユニット342はまた、プロセッサ350又はコントローラ360内に実装されうる。制御ユニット342は、図4の状態図400、図5の状態図402、図6の状態図404、及び/又は図7の処理700を実施しうる。
本明細書に記述した技術は、様々な手段によって実施されうる。例えば、これら技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組合せで実施されうる。ハードウェアによる実施では、モード選択を行なうために使用される処理ユニットは、1又は複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能なゲートアレー(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、又はこれらの組合せ内で実施されうる。
ファームウェア及び/又はソフトウェアによる実施では、これら技術は、本明細書に記載の機能を実施するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実施される。ソフトウェアコードは、メモリ(例えば、図3A及び図3Bにおけるメモリ362)に格納され、プロセッサ(例えば、プロセッサ350又はコントローラ360)によって実行されうる。メモリは、プロセッサ内に実装されるか、あるいはプロセッサの外部に実装されうる。
開示された実施形態の前述した説明は、いかなる当業者であっても、本発明を活用又は利用できるように提供される。これら実施形態に対する様々な変形は、当業者に対して容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されうる。従って、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示した原理及び斬新な特徴に一致する最も広い範囲が与えられる。
図1は、1xEV−DOシステム及び1Xシステムを示す。 図2は、1Xシステムにおけるページングチャネルの処理のためのスケジュールを示す。 図3Aは、単一のアンテナ端末のブロック図を示す。 図3Bは、マルチアンテナ端末のブロック図を示す。 図4は、受信電力に基づいてモードを選択するための状態ブロック図を示す。 図5は、RF条件及び受信電力に基づいてモードを選択するための状態ブロック図を示す。 図6は、RF条件、受信電力、及び復調数的指標に基づいてモードを選択するための状態ブロック図を示す。 図7は、2つのシステムからのページング及びデータの受信のための処理を示す。

Claims (36)

  1. 第1の通信システムの無線周波数(RF)条件を判定し、少なくとも、前記第1の通信システムのRF条件に基づいて、第1及び第2の受信機の動作を制御し、前記第1の通信システム及び第2の通信システムを受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置であって、
    前記第1の受信機は第1の性能数的指標を満足するように設計され、第2の受信機は第2の性能数的指標を満足するように設計され、前記第2の性能数的指標は第1の性能数的指標よりも厳格ではなく、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1の受信機が、指定された時間間隔の間、前記第1のシステムを受信し、前記指定された時間間隔と同等ではない別の時間で第2のシステムを受信するために共有される第1のモードと、
    前記第1の受信機が、絶えず前記第2のシステムを受信するために使用され、第2の受信機が、前記指定された時間間隔の間に前記第1のシステムを受信するために使用される第2のモードと、
    からなる多数のモードのうちの1つを選択するように構成され、
    前記第1の受信機は、前記第1及び第2の性能数的指標によって判定されるように、前記第2の受信機よりも良好な性能に関係付けられている装置。
  2. 前記第1及び第2の受信機は、前記第1のシステムからページングを受信し、前記第2のシステムからデータを受信するように構成された請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のシステムの受信電力を判定し、更に前記第1のシステムの受信電力に基づいて、前記第1及び第2の受信機の動作を制御するように構成された請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のシステムの少なくとも1つの復調数的指標を判定し、更に前記少なくとも1つの復調数的指標に基づいて、前記第1及び第2の受信機の動作を制御するように構成された請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の通信システムの少なくとも1つの数的指標を判定し、更に前記第2の通信システムの少なくとも1つの数的指標に基づいて、前記第1及び第2の受信機の動作を制御するように構成された請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、貧弱なRF条件の場合に前記第1のモードを選択するように構成された請求項1に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のシステムの受信電力を判定し、貧弱なRF条件の場合に前記第1のモードを選択し、良好なRF条件の場合、前記受信電力に基づいて、前記第1のモード又は前記第2のモードを選択するように構成された請求項1に記載の装置。
  8. 良好なRF条件の場合、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信電力が第1の閾値未満であれば前記第1のモードを選択し、前記受信電力が、前記第1の閾値よりも高い第2の閾値を越えるのであれば前記第2モードを選択するように構成された請求項7に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のシステムの少なくとも1つの復調数的指標を判定し、更に前記少なくとも1つの復調数的指標に基づいて、多数のモードのうちの1つを選択するように構成された請求項1に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つの復調数的指標が満足されない場合に前記第1のモードを選択するように構成された請求項9に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、予め定めた時間期間内で前記少なくとも1つの復調数的指標が満足されない場合、前記第1のモードにとどまるように構成された請求項9に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの復調数的指標は、ビット当たりのエネルギ対雑音比(Eb/Nt)、フレームエネルギ、シンボル誤り率、巡回冗長検査(CRC)、又はそれらの組み合せを備える請求項9に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のモードから前記第1のモードへの遷移後、少なくとも予め定めた時間期間、前記第1のモードにとどまるように構成された請求項1に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサは、RF入力信号における大きな望まれない信号を検出し、もしも検出されれば、前記RF入力信号において検出された大きな望まれない信号に基づいて、前記第1の通信システムの前記RF条件を判定するように構成された請求項1に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の通信システムのRF測定値に基づいて、前記第2の通信システムのRF条件を判定し、前記第1及び第2の通信システムが同じ帯域クラスにあれば、前記第2の通信システムのRF条件を、前記第1の通信システムのRF条件として用いるように構成された請求項1に記載の装置。
  16. 前記第1の受信機は、貧弱なRF条件の場合、第2の受信機よりも良好な性能を有する請求項1に記載の装置。
  17. 前記第1の受信機と第2の受信機はそれぞれ、第1のアンテナと第2のアンテナにそれぞれ接続され、前記第1のアンテナは、前記第2のアンテナよりも高い利得を持つ請求項1に記載の装置。
  18. 前記第1のシステムはCDMA2000 1Xシステムであり、前記第2のシステムはCDMA2000 1xEV−DOシステムである請求項1に記載の装置。
  19. 第1の通信システムの無線周波数(RF)条件を判定することと、
    前記第1の通信システムからページングを受信し、第2の通信システムからデータを受信するために、少なくとも、前記第1のシステムのRF条件に基づいて、第1の受信機と第2の受信機との動作を制御することとを備える方法であって、
    前記第1の受信機は第1の性能数的指標を満足するように設計され、第2の受信機は第2の性能数的指標を満足するように設計され、前記第2の性能数的指標は第1の性能数的指標よりも厳格ではなく、
    前記第1の受信機と前記第2の受信機との動作を制御することは、
    前記第1の受信機が、指定された時間間隔の間、前記第1のシステムを受信し、前記指定された時間間隔と同等ではない別の時間で第2のシステムを受信するために共有される第1のモードと、
    前記第1の受信機が、絶えず前記第2のシステムを受信するために使用され、第2の受信機が、前記指定された時間間隔の間に前記第1のシステムを受信するために使用される第2のモードと、
    からなる多数のモードのうちの1つを選択することをさらに備え、
    前記第1の受信機は、前記第1及び前記第2の性能数的指標によって判定されるように、前記第2の受信機よりも良好な性能が関係付けられている方法。
  20. 多数のモードのうちの1つを選択することは、貧弱なRF条件の場合に前記第1のモードを選択することと、
    良好なRF条件の場合、前記第1のシステムの受信電力に基づいて、前記第1のモード又は前記第2のモードを選択することと
    を備える請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のシステムのRF条件を判定することは、
    RF入力信号における大きな望まれない信号を検出することと、
    もしも検出されれば、前記RF入力信号において検出された大きな望まれない信号に基づいて、前記第1のシステムの前記RF条件を判定することと
    を備える請求項19に記載の方法。
  22. 第1の通信システムの無線周波数(RF)条件を判定する手段と、
    前記第1の通信システムからページングを受信し、第2の通信システムからデータを受信するために、少なくとも、前記第1のシステムのRF条件に基づいて、第1の受信機と第2の受信機との動作を制御する手段とを備える装置であって、
    前記第1の受信機は第1の性能数的指標を満足するように設計され、第2の受信機は第2の性能数的指標を満足するように設計され、前記第2の性能数的指標は第1の性能数的指標よりも厳格ではなく、
    前記第1の受信機と第2の受信機との前記動作を制御する手段は、
    前記第1の受信機が、指定された時間間隔の間、前記第1のシステムを受信し、前記指定された時間間隔と同等ではない別の時間で第2のシステムを受信するために共有される第1のモードと、
    前記第1の受信機が、絶えず前記第2のシステムを受信するために使用され、第2の受信機が、前記指定された時間間隔の間に前記第1のシステムを受信するために使用される第2のモードと、
    からなる多数のモードのうちの1つを選択する手段をさらに備え、
    前記第1の受信機は、前記第1及び前記第2の性能数的指標によって判定されるように、前記第2の受信機よりも良好な性能が関係付けられている装置。
  23. 多数のモードのうちの1つを選択する手段は、
    貧弱なRF条件の場合に前記第1のモードを選択する手段と、
    良好なRF条件の場合、前記第1のシステムの受信電力に基づいて、前記第1のモード又は前記第2のモードを選択する手段と
    を備える請求項22に記載の装置。
  24. 前記第1のシステムのRF条件を判定する手段は、
    RF入力信号における大きな望まれない信号を検出する手段と、
    もしも検出されれば、前記RF入力信号において検出された大きな望まれない信号に基づいて、前記第1のシステムの前記RF条件を判定する手段と
    を備える請求項22に記載の装置。
  25. 第1の通信システムの無線周波数(RF)条件を判定するための第1のコードと、
    前記第1の通信システムからページングを受信し、かつ、第2の通信システムからデータを受信するために、少なくとも、前記第1のシステムのRF条件に基づいて、第1の受信機と第2の受信機との動作を制御するための第2のコードと、
    前記第1の受信機が、指定された時間間隔の間、前記第1のシステムを受信し、前記指定された時間間隔と同等ではない別の時間で第2のシステムを受信するために共有される第1のモードと、
    前記第1の受信機が、絶えず前記第2のシステムを受信するために使用され、第2の受信機が、前記指定された時間間隔の間に前記第1のシステムを受信するために使用される、第2のモードと、
    からなる多数のモードのうちの1つを選択するための第3のコードとを備え、
    前記第1の受信機は第1の性能数的指標を満足するように設計され、第2の受信機は第2の性能数的指標を満足するように設計され、前記第2の性能数的指標は第1の性能数的指標よりも厳格ではなく、
    前記第1の受信機は、前記第1及び前記第2の性能数的指標によって判定されるように、前記第2の受信機よりも良好な性能が関係付けられている
    メモリに格納されたコードを備えるコンピュータプログラム。
  26. 第1の通信システムの受信電力を判定し、少なくとも、前記第1の通信システムの前記受信電力に基づいて、第1及び第2の受信機の動作を制御し、前記第1の通信システムからページングを、第2の通信システムからデータを受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置であって、
    前記第1の受信機は第1の性能数的指標を満足するように設計され、第2の受信機は第2の性能数的指標を満足するように設計され、前記第2の性能数的指標は第1の性能数的指標よりも厳格ではなく、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1の受信機が、指定された時間間隔の間、前記第1のシステムを受信し、前記指定された時間間隔と同等ではない別の時間で第2のシステムを受信するために共有される第1のモードと、
    前記第1の受信機が、絶えず前記第2のシステムを受信するために使用され、第2の受信機が、前記指定された時間間隔の間に前記第1のシステムを受信するために使用される、第2のモードと、
    からなる多数のモードのうちの1つを選択するように構成され、
    前記第1の受信機は、前記第1及び前記第2の性能数的指標によって判定されるように、前記第2の受信機よりも良好な性能が関係付けられている装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信電力が第1の閾値を越える場合に、前記第1のモードから前記第2のモードへ遷移し、前記受信電力が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値未満である場合に、前記第2のモードから前記第1のモードへ遷移するように構成された請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1の性能数的指標および前記第2の性能数的指標は、受信機感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否、又はそれらの組み合せを含む、請求項1に記載の装置。
  29. 前記第1の性能数的指標および前記第2の性能数的指標は、受信機感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否、又はそれらの組み合せを含む、請求項19に記載の方法。
  30. 前記第1の性能数的指標及び前記第2の性能数的指標は、受信機感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否、又はそれらの組み合せを含む、請求項22に記載の装置。
  31. 前記第1の性能数的指標および前記第2の性能数的指標は、受信機感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否、又はそれらの組み合せを含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  32. 前記第1の性能数的指標および前記第2の性能数的指標は、受信機感度、ダイナミックレンジ、線形性、帯域外拒否、又はそれらの組み合せを含む、請求項26記載の装置。
  33. 前記第1の受信機は第1のアンテナに接続され、前記第2の受信機は第2のアンテナに接続される、請求項19に記載の方法。
  34. 前記第1の受信機は第1のアンテナに接続され、前記第2の受信機は第2のアンテナに接続される、請求項22に記載の装置。
  35. 前記第1の受信機は第1のアンテナに接続され、前記第2の受信機は第2のアンテナに接続される、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  36. 前記第1の受信機は第1のアンテナに接続され、前記第2の受信機は第2のアンテナに接続される、請求項26記載の装置。
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