JP4912130B2 - ラグ付きタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば農作業機械の車輪として使用されるラグ付きタイヤに関する。
従来のラグ付きタイヤは、水田や圃場で十分な牽引力を発揮するように、タイヤ本体のトレッド部に複数のラグが突出して形成されている(例えば、特許文献1参照)。
従来のラグ付きタイヤのラグには、例えば、タイヤ本体の幅方向の一方側に片寄って形成されたラグ(以下、第1ラグという)と、タイヤ本体の幅方向の他方側に片寄って形成されたラグ(以下、第2ラグという)とがある。
従来のラグ付きタイヤは、第1ラグと第2ラグとがタイヤ本体の周方向に沿って交互(千鳥状)に形成されたものとなっている。第1ラグと第2ラグは、その一部がタイヤ本体の周方向でオーバラップして形成されている。
特開平9−109617号公報
ラグ付きタイヤは、走行中にラグが接地して車体の荷重を支持する。この場合、第1ラグと第2ラグがオーバラップしていない部分では、第1ラグと第2ラグのいずれか一方で荷重を支持することになる。
このように、第1ラグと第2ラグの一方で荷重を支持する場合には、タイヤ本体の幅方向の中心から偏った位置で荷重を支持することになり、これによってタイヤ本体が傾いてしまい、これが繰り返されることで走行中にラグ付きタイヤから振動が発生していた。
このような走行中のラグ付きタイヤの振動を低減するには、例えば、第1ラグと第2ラグのオーバラップ量を大きくする等の措置が考えられるが、この場合には、第1ラグと第2ラグの間隔が狭くなってしまい、泥土がラグ間に詰まってラグ付きタイヤの排泥性が低下してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、走行中の振動を低減でき、かつ排泥性が大きく損なわれないようにしたラグ付きタイヤを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るラグ付きタイヤは、タイヤ本体の両端縁からそれぞれ幅方向の内方に向け赤道面を超えて延び周方向について前記幅方向で交互に千鳥状に配された、前記タイヤ本体から突出する複数のラグ前記幅方向の一方の前記ラグにおける前記赤道面を超えた内方の先端と当該ラグに隣り合う前記幅方向の他方の前記ラグにおける前記赤道面を超えた内方の先端との間に配されて当該ラグとハの字を形成するように前記幅方向に対し傾斜して帯状に延びた、前記タイヤ本体から突出するブロック部と、を有し、前記ラグの頂面における前記内方の先端部は、いずれも前記タイヤの端縁から前記幅方向の内方に延びる前記頂面の両側の端縁に角度を有して接続する、平面視において前記周方向にほぼ沿った直線状の第1縁部と、平面視において前記第1縁部に角度を有して接続し前記赤道面に交差して延びる直線状の第2縁部と、で形成され、いずれも前記タイヤの端縁から前記幅方向の内方に延びる前記頂面の両側の端縁の互いに異なる一方に角度を有して接続する、平面視において前記周方向にほぼ沿った直線状の第1縁部と、平面視において前記第1縁部に角度を有して接続し前記赤道面に交差して延びる直線状の第2縁部と、で形成され、前記ラグの前記第1縁部における前記第2縁部に接続されない側の端と当該ラグに千鳥状に隣り合う他の前記ラグの前記第2縁部における前記第1縁部に接続されない側の端との前記周方向における距離をAとし、前記ブロック部の周方向の長さをBとしたとき、0.5A≦B≦Aとされていることを特徴とする。
これによれば、周方向で隣合うラグ間にブロック部を形成し、このブロック部とその直近のラグの反対側に設けることによって、このブロック部とラグとが接地して車体の荷重をバランス良く支持できるようになる。
これによって、ラグ付きタイヤの走行中の振動を低減できる。また、ブロック部はラグから所定間隔離れているため、ラグとブロック部との間の泥詰まりは少なく、したがって、ラグ付きタイヤの排泥性は大きく損なわれることはない。
また、ブロック部の周方向の長さを0.5A≦B≦Aとすることによって、このブロック部は、排泥性が大きく損なわれないような大きさに形成される。
また、本発明に係るラグ付きタイヤは、前記ブロック部は、共にハの字を形成する前記ラグにその高さよりも低い高さの帯状の凸部によってつながっており、この凸部の高さをCとし、ラグの高さをDとしたとき、C≦D/2とされていることを特徴とする。
これによれば、凸部を所定の高さに形成することによって、ラグとブロック部との間の排泥性を維持できる。
また、本発明に係るラグ付きタイヤは、前記ブロック部が帯状に延びた方向における、共にハの字を形成する前記ラグと当該ブロック部との間隔をdとしたとき、A/5≦d≦A/4とされていることを特徴とする。
これによれば、ブロック部を所定の大きさに形成することによって、ラグ付きタイヤは、所望の排泥性を維持できる。
本発明によれば、走行中の振動を低減でき、かつ排泥性を大きく損なわないようにできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図3の第1実施形態において、ラグ付きタイヤ1は、例えば農作業車両の車輪として使用されるものである。第1実施形態において、ラグ付きタイヤ1は、側面視円形のタイヤ本体2のトレッド部3に複数のラグ4を突出して形成したものである。複数のラグ4は、タイヤ本体2の周方向(図中に符号Yで示す)に間隔をおいて形成されている。
ここで、「周方向」とは、タイヤ本体2の円周方向をいう。また、この「周方向」は、図1のように平面図で表した場合には、紙面に沿って赤道面EP(タイヤ本体2の幅方向(図中に符号Xで示す)の中心を通るタイヤ本体2の回転軸に直角な面をいう)と平行な直線方向をいう。また、タイヤ本体2の幅方向Xの端部(以下、サイドウォール部5という)から赤道面EPに向かう方向を幅方向内方といい、タイヤ本体2の赤道面EPからタイヤ本体2のサイドウォール部5に向かう方向を幅方向外方という。
図1に示すように、ラグ付きタイヤ1は、矢印Eの方向に回転したときに、前進するようになっている。以下、ラグ付きタイヤ1の前進する回転方向を前方といい、これと反対の方向を後方という。
タイヤ本体2に形成されたラグ4は、赤道面EPに対して所定の角度で傾斜して形成されている。タイヤ本体2に形成されたラグ4には、このタイヤ本体2の幅方向Xの一方のサイドウォール部5a側に片寄って形成された第1ラグ4aと、他方のサイドウォール部5b側に片寄って形成された第2ラグ4bとがある。
第1ラグ4aは、タイヤ本体2の一方のサイドウォール部5aから赤道面EPにわたって形成されている。また、第2ラグ4bは、タイヤ本体2の他方のサイドウォール部5bから赤道面EPにわたって形成されている。各ラグ4(4a、4b)の幅方向内方側の端部(以下、先端部6という)は赤道面EPまで達している。
第1ラグ4aと第2ラグ4bは、タイヤ本体2の周方向Yに交互に形成されている。このようにタイヤ本体2の外周面には第1ラグ4aと第2ラグ4bが千鳥状に配列されている。図1に示すように、第1ラグ4aと第2ラグ4bは、その一部同士が周方向Yでオーバラップしている。各ラグ4は、その頂部に平坦状の頂面7を有する。
この頂面7の前方に形成された側面は、トレッド部3の表面3aに対して所定の角度で傾斜している(以下、この面を前面8という)。また、この頂面7の後方に形成された側面は、トレッド部3の表面3aに対して所定の角度で傾斜している(以下、この面を後面9という)。
図2に示すように、各ラグ4(4a、4b)は、所定の高さDで形成されている。ここで、ラグ4の高さとは、このラグ4の基部からラグ4の頂面7までの距離をいう。
第1ラグ4aおよび第2ラグ4bは、その中途部で折れ曲がり状に構成されている。第1ラグ4aおよび第2ラグ4bは、この中途部を境として、赤道面EP寄りに形成された第1傾斜部11と、この第1傾斜部11よりもサイドウォール部5寄りに形成された第2傾斜部12を有する。
第1傾斜部11および第2傾斜部12は、平面視において、赤道面EPに対して所定の角度で傾斜している。赤道面EPに対する第1傾斜部11の傾斜角度は、赤道面EPに対する第2傾斜部12の傾斜角度よりも小さくされている。
各ラグ4(4a、4b)の先端部6には、タイヤ本体2の周方向Yにほぼ沿って形成された直線状の縁部(以下、第1縁部6aという)と、この第1縁部6aに対して所定の角度で傾斜して形成された直線状の縁部(以下、第2縁部6bという)とが形成されている。図1に示すように、各ラグ4(4a、4b)の第2縁部6bは赤道面EPと交差している。
タイヤ本体2のトレッド部3には、ラグ4よりも小さなブロック部14が形成されている。このブロック部14は、平面視において長方形状の頂面14aを有する。このブロック部14の頂面14aは、平面視において、タイヤ本体2の赤道面EPに対して所定の角度で傾斜して形成されている。
ブロック部14は、タイヤ本体2の周方向Yで隣り合うラグ間(第1ラグ4aと第2ラグ4bの間)に形成されている。
図3に示すように、ブロック部14は所定の高さHで形成されている。ここで、ブロック部14の高さとは、このブロック部14の基部からその頂面14aまでの距離をいう。この実施の形態では、ブロック部14の高さHは、ラグ4の高さDと等しくなっている。
タイヤ本体2の外周面において周方向Yで隣り合うラグ4(第1ラグ4aと第2ラグ4b)の間隔をAとし、ブロック部14の周方向Yの長さをBとしたとき、0.5A≦B≦Aとされているのが望ましい。
ここで、隣合うラグ4の間隔Aとは、周方向Yで隣り合うラグ4(第1ラグ4a、第2ラグ4b)のうち、一方のラグ4の先端部6と他方のラグ4の先端部6との周方向Yにおける間隔をいう。具体的には、この間隔Aは、一方のラグ4の先端部6の前記第2縁部6bの幅方向外方側の端部(以下、第2縁部6bの外端15という)と、他方のラグ4の先端部6の第1縁部6aの後方側の端部(以下、第1縁部6aの後端16という)との周方向Yにおける距離である。
図1に示すように、タイヤ本体2の外周面において、この間隔Aで示す範囲では、ラグ4同士がオーバラップしていない。すなわち、ブロック部14は、ラグ4同士がオーバラップしていない範囲に対応して形成されている。さらに、ブロック部14は、この間隔Aの範囲に位置する直近のラグ4と赤道面EPを挟んで幅方向Xの反対側に形成されている。これにより、ブロック部14は直近のラグ4と幅方向Xで隣り合うように形成される。
タイヤ本体2を赤道面EPを挟んで幅方向Xの一方側の部分と他方側の部分とに分けたとき、一方側の部分に直近のラグ4が形成され、他方側の部分にブロック部14が形成されている。
ブロック部14とこのブロック部14の直近のラグ4とは所定の高さの凸部17によってつながって形成されている。この凸部17の高さをCとしたとき、ラグ4の高さDとの関係は、C≦D/2とされているのが望ましい。
ブロック部14と、このブロック部14の直近のラグ4との間隔をdとしたとき、A/5≦d≦A/4とされているのが望ましい。なお、ブロック部14とその直近のラグ4との間隔dは、平面視において、ブロック部14の頂面14aが赤道面EPに対してなす傾斜角度に沿う方向における、ブロック部14とラグ4との間隔である。
このような構成のラグ付きタイヤ1によれば、タイヤ本体2の周方向Yで隣り合うラグ4間(第1ラグ4aと第2ラグ4bの間)にブロック部14を形成することによって、走行中に、オーバラップしていないラグ4の部分と、ブロック部14がほぼ同時に接地するようになり、このときに車体の荷重をバランス良く支持できるようになる。
これによって、走行中にタイヤ本体2が傾くことが軽減され、ラグ付きタイヤ1の振動を低減できる。さらに、ラグとブロック部14は所定間隔dで離れて形成されているため、このラグとブロック部14の間から泥土が排出されることになり、ラグ付きタイヤ1は排泥性の良いものになる。
そして、ブロック部14とその直近のラグ4との間隔dをA/5≦d≦A/4とすることによって、ブロック部14は、排泥性を大きく損なわないように、ラグ4から離れて形成されることになる。
また、凸部17の高さCをラグ4の高さDとの関係において、C≦D/2とすることで、ブロック部14とその直近のラグ4との間の領域の排泥性を維持できる。
図4、図5の第2実施形態では、ラグ4とブロック部14との間の部分の構成が第1実施形態と異なる。第1実施形態では、ブロック部14とこのブロック部14の直近のラグ4との間に凸部17が形成されていたが、第2実施形態では、ブロック部14とラグ4との間にはこの凸部17が形成されていない。
すなわち、図5に示すように、ブロック部14とその直近のラグ4との間の部分の面は、トレッド部3の表面3aと連続状に形成されている。第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同じである。
この第2実施形態のように、ラグ4とブロック部14との間の部分に凸部17を形成せず、トレッド部3の表面3aと連続状に形成した場合であっても、ラグ4とブロック部14が同時に接地することによって車体の荷重をバランス良く支持でき、ラグ4とブロック部14との間の泥土の泥詰まりを防止して排泥性を大きく損なわないようになっている。
本発明の効果を確認するため、ラグ付きタイヤ(タイヤサイズ 13.6−26−4PR)の実施例、比較例、および従来例(ブロック部14がトレッド部3に設けられていないもの)を用意し、トラクタ(38馬力)に装着して走行試験を行った。
この走行試験は、ラグ付きタイヤを装着したトラクタをアスファルト舗装路上で直進走行させてその振動の大小を測定した。また、このトラクタを圃場で走行させて排泥性について評価した。
また、走行試験は、トラクタを車速10km/h、15km/h、20km/hで走行させて、振動、排泥性等の測定を行い、測定値の平均値を求めて評価した。
この走行試験では、トラクタのステップ上に加速度測定器を設け、走行中の上下加速度を測定することにより、振動の大小を評価した。
この試験の結果を表1に示す。
表1の「d」はブロック部14とその直近のラグ4との距離を周方向Yで隣り合うラグ4の間隔Aとの比で示している。表1の「B」は、ブロック部14の周方向Yの長さを周方向Yで隣り合うラグ4の間隔Aとの比で示している。また表1の「C」は、凸部17の高さをラグ4の高さDとの比で示している。
この表1において、従来例の加速度の測定値を100として指数化し、これをもとにして実施例、比較例の値を指数化し、これらの数値を比較するようにした。ラグ付きタイヤ1の走行中の振動については、この加速度の値が大きければ大きい程、振動が低減されることを意味する。
また、表1において、「排泥性」は、従来例を圃場で走行させたときにトレッド部3に付着した泥土の量を100として指数化し、これをもとにして各実施例、比較例の場合の泥土の付着具合を同じように指数化した。
この「排泥性」は、その値が100よりも小さければ小さい程、トレッド部3に泥土が多く付着し、泥詰まりしやすいことを意味する
Figure 0004912130
表1によれば、本発明に係るラグ付きタイヤ1の実施例1〜6の場合には、従来例と比較して、ブロック部14の周方向Yの長さBが0.5A≦B≦Aの範囲で、振動が従来例よりも10%以上低減されることがわかった。
表1によれば、比較例1のようにB<0.5Aの場合には、振動低減効果が弱く、好ましくないことがわかった。また、比較例2のように、B>Aの場合には、振動低減効果は認めれるものの、排泥性を大きく損なってしまい、好ましくないことがわかった。
また、本発明に係るラグ付きタイヤ1の実施例1〜6の場合には、従来例と比較して、その排泥性の低下を10%以内に抑制して、排泥性が大きく損なわれないことがわかった。また、比較例4のように、d<A/5(0.2A)の場合には、排泥性を大きく損なってしまい、好ましくないことがわかった。
なお、本発明は上記の実施の形態に限らず、以下のように種々の変形・変更が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、ラグ4が中途部で折れ曲がり状のものを例示したが、ラグ4の形状はこれに限らず中途部で折れ曲がり状とされずに直線状とされたもの、湾曲形状とされたもの等、他の種々の形状のものを採用できる。
本発明は、農作業機械等の車輪に利用できる。
本発明の第1実施形態に係るラグ付きタイヤの部分平面図である。 図1のF−F矢示線断面図である。 図1のG−G矢示線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るラグ付きタイヤの部分平面図である。 のJーJ矢示線断面図である。
1 ラグ付きタイヤ
2 タイヤ本体
3 トレッド部3
4 ラグ
6a 第1縁部
6b 第2縁部
14 ブロック部
15 外端(第2縁部における第1縁部に接続されない側の端)
16 後端(第1縁部における第2縁部に接続されない側の端)
17 凸部

Claims (3)

  1. タイヤ本体の両端縁からそれぞれ幅方向の内方に向け赤道面を超えて延び周方向について前記幅方向で交互に千鳥状に配された、前記タイヤ本体から突出する複数のラグ
    前記幅方向の一方の前記ラグにおける前記赤道面を超えた内方の先端と当該ラグに隣り合う前記幅方向の他方の前記ラグにおける前記赤道面を超えた内方の先端との間に配されて当該ラグとハの字を形成するように前記幅方向に対し傾斜して帯状に延びた、前記タイヤ本体から突出するブロック部と、を有し、
    前記ラグの頂面における前記内方の先端部は、
    いずれも前記タイヤの端縁から前記幅方向の内方に延びる前記頂面の両側の端縁の互いに異なる一方に角度を有して接続する、
    平面視において前記周方向にほぼ沿った直線状の第1縁部と、
    平面視において前記第1縁部に角度を有して接続し前記赤道面に交差して延びる直線状の第2縁部と、で形成され、
    前記ラグの前記第1縁部における前記第2縁部に接続されない側の端と当該ラグに千鳥状に隣り合う他の前記ラグの前記第2縁部における前記第1縁部に接続されない側の端との前記周方向における距離をAとし、前記ブロック部の周方向の長さをBとしたとき、
    0.5A≦B≦Aとされている
    ことを特徴とするラグ付きタイヤ。
  2. 前記ブロック部は、共にハの字を形成する前記ラグにその高さよりも低い高さの帯状の凸部によってつながっており、
    この凸部の高さをCとし、ラグの高さをDとしたとき、
    C≦D/2とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のラグ付きタイヤ。
  3. 前記ブロック部が帯状に延びた方向における、共にハの字を形成する前記ラグと当該ブロック部との間隔をdとしたとき、
    A/5≦d≦A/4とされている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のラグ付きタイヤ。
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