JP4912063B2 - ガラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、例えば図1に示すような自動車用ドア1のサッシュ2に取付けられるガラスランに関する。
図2は、従来のこの種ガラスランの一例を示すもので、このガラスラン4は、中央部に折曲部5を備えた底壁6と、該底壁6の両端より対向して一体形成される車内側側壁7及び車外側側壁8とよりなり、ドアインナーパネル11と、ドアアウターパネル12に組付けたサッシュ2に嵌着される略U形断面のガラスラン本体14と、車内側側壁端および車外側側壁端よりガラスラン本体内に延出し、ドアガラス15に弾接してドアガラス15との間をシールするシールリップ16及び17と、車内側側壁端よりガラスラン本体外側に延出し、ドアインナーパネル11に被さるカバーリップ18と、車外側側壁端よりガラスラン本体外側に突出し、ドアアウターパネル12のへミング加工された折曲端に係止する突部19と、基端が底壁6に連結される車内側側壁7の基端にガラス本体外側に突出し、サッシュ2に折曲形成されてサッシュ内に突出するガラスラン保持部21に係止する保持リップ22と、基端が底壁6に連結される車外側側壁8の基端にガラスラン本体外側に突出し、サッシュ2に折曲形成されてサッシュ内に突出するガラスラン保持部23に係止して前記保持リップ22と共にガラスラン本体14の抜け止めを行い、ガラスラン4をサッシュ2に保持させる保持突起24よりなっている。
サッシュ2へのガラスラン4の組付けは、一般に、折曲部5で折り込んで両側壁7及び8を内方に押込んだ状態で図3に示すように、車外側がサッシュ2の奥側に入り、ついで車内側が入るようにガラスランを図3の矢印方向に押込むことにより行われ、保持リップ22がガラスラン保持部21に引掛かった状態で強く押込むと、保持リップ22がガラスラン保持部21を乗り越えてガラスラン4が図2に示すようにサッシュ2に保持されるようになっている。
ガラスランのサッシュへの組付け時、図3に示すように保持リップ22がガラスラン保持部21に引掛かった状態でガラスラン4を押込むと、図4に示すように保持リップ22が矢印方向に押下げられて根元から下方に撓みながらガラスラン保持部21に案内されてサッシュ2の奥側に入り込み、ガラスラン保持部21を乗り越えるが、保持リップ22がガラスラン保持部21を乗り越えるのに大きな力が必要で、このため作業性が悪く、時間が掛かっていた。この問題を解消する方法として、保持リップ22を薄くして剛性を小さくし、これによりガラスラン保持部21を乗り越えやすくすることが考えられるが、この場合、ガラスランのサッシュへの保持力が弱くなり望ましくない。
本発明は、保持力を弱めることなく、サッシュへの組付けが容易で、作業性を向上させることができるガラスランを提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、底壁6、42と、該底壁6、42の両端に一体形成される車内側側壁7及び車外側側壁8よりなり、自動車用ドア1のサッシュ2に押込んで嵌着される略U形断面のガラスラン本体14と、車内側側壁端及び車外側側壁端よりガラスラン本体内に延出し、ドアガラス1に弾接してドアガラス15との間をシールするシールリップ16、17と、基端が底壁6、42に連結される車内側側壁7の前記基端には、サッシュ2より内方に突出するガラスラン保持部21に係止する保持リップ22が形成されるガラスラン31、41において、
前記保持リップ22の根元には、底壁6とはなだらかに連続し、保持リップ22とは段状をなすガイド壁32a、36aを有するガイド部32、36をガラスラン本体14と同材質で、肉盛りにより突出形成し、サッシュ2への組付けのためサッシュ2への押込み時に前記ガラスラン保持部21に係合し、係合後、該ガラスラン保持部21に案内されてサッシュ2の奥側に滑り込むように、保持リップ22の根元の剛性を高め、
前記ガイド部32、36が車内側側壁7の前記基端から車内側側壁の車内側側面の延長上よりも車内側に突出し、前記ガイド壁32a、36aが車内側側壁7の車内側側面の延長上と、保持リップ22の車内側側面の延長上の範囲内に位置するように形成されることを特徴とする。
好ましい態様では、ガイド壁の形成位置は、図6において、車内側側壁7の車内側側面の延長線から保持リップ22の車内側側面における底壁との接続点aまでの直線距離をlとしたとき、lの1/3〜2/3の範囲に設定される。
従来のガラスランでは前述するように、サッシュへの嵌着時に図4に示す保持リップ22が根元から撓んで変形しながらガラスラン保持部21に案内されて押込まれるが、本発明のガラスランにおいては、保持リップは根元の剛性が高いため変形しにくく、ガイド部はガラスラン保持部への押込み時に主としてガイドとして機能するようになり、保持リップの根元からの撓みが少ない分、撓みに要する力が軽減される。またガイド部がガラスラン本体と同材質で形成されることにより成形が容易となる。
したがってガラスラン嵌着に要する力が軽減されて作業性が向上し、サッシュへの組付けが容易となる。保持リップはまた、根元にガイド部が突出形成されて剛性が高くなっているため反ってサッシュのガラスラン保持部より抜け出しにくくなり、その結果、サッシュへのガラスランの保持力が向上する。
以下、本発明の実施形態のガラスランについて図面により説明する。図中、図2及び図3に示すガラスラン4と同一構造部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
図5は、本発明の実施形態のガラスラン31を示すもので、ガラスラン31が図2及び図3に示すガラスラン4と異なる点は、保持リップ22の根元に底壁6とはなだらかに連続し、保持リップ22とは段状をなすガイド部32を肉盛りにより突出形成したことで(図示する点線からの突出部分がガイド部32で、肉盛り部分を示す。以下の図においても同様である)、保持リップ22と段をなすガイド壁32aは、図6に示すように、車内側側壁7の車内側側面の延長上と、保持リップ22の車内側側面の延長上の範囲内、すなわち車内側側壁7の車内側側面の延長線から保持リップ22の車内側側面における底壁との接続点aまでの直線距離をlとしたとき、lの1/3〜2/3の範囲に設定され、かつ保持リップ22の車外側側面の延長上に位置するように形成されている。そしてガイド部32を形成した保持リップ22の根元の肉厚Tは、保持リップ22の肉厚tに比べT>tとなっている。
ガラスラン31のサッシュ2への組付けは、図3に示す従来法と同様、両側壁7及び8を内方に押込んだ状態で車外側がサッシュ2の奥側に入り、ついで車内側が入るようにガラスラン31を押込む(図7)。押込み途中、図6及び図7に示すようにガイド部32がガラスラン保持部21に当るが、この状態でなおも強く押え込むと、ガイド部形成部分は剛性が高いため、変形が少ない状態でガイド壁32aがガラスラン保持部21に案内されて押込まれる。つづいて保持リップ22がガラスラン保持部21に当るが、ガラスラン保持部21に当る箇所の保持リップ22は、根元に比べ剛性が低いため、容易に撓み、ガラスラン保持部21を乗り越えるようになる。
図示する態様では、ガラスラン31をサッシュ2へ組付ける際、保持突起24がガラスラン保持部23に当たらないでガイド部32がガラスラン保持部21に当たって押込まれ、これによりガラスラン31がサッシュ2の奥側に入り込むようになっているが、組付け作業によっては保持突起24とガイド部32が共にガラスラン保持部21及び23に当たって入り込むこともある。この場合もガイド部32が上記と同様に作用して組付けられる。
図8は、ガラスラン31がサッシュ2に組み付けられた状態を示すもので、ガラスラン保持部21に係合する保持リップ22はガイド部32により根元の剛性が高いため反ってガラスラン保持部21より抜け出しにくくなり、保持力が向上する。
図7に示すようにガラスラン31をサッシュ2に挿入した状態で株式会社コムラ製作所製の商品名、プッシュプルゲージ(型式名:S)を図7の矢印方向に押込んでガラスラン31を図8に示すようにサッシュ2に組付けた。このときの組付け力は3Nであった。
比較例
図3に示すように従来のガラスラン4をサッシュ2に挿入した状態で実施例と同様の方法によりサッシュ2への組付け力を測定したところ、組付け力は5Nとなった。
以上のように、本実施例のガラスラン31は組付け力が40%減少した。
図9は、別の態様の保持リップ35について示すもので、該保持リップ35は、車外側側面が車内側側壁7の車内側側面と鋭角をなして交差し、かつ車内側側面の延長が車内側側壁7の車内側側面の延長と交差するように形成されている。この態様においても、ガイド部36のガイド壁36aは、図示するように、前記両側面の延長上の範囲内に位置している。
図10は、別の態様のガラスラン41を示すもので、前述の図3及び図5に示すガラスラン4及び31と異なる点は、底壁42がほぼ平坦で均一な肉厚をなし、図3及び図5に示すような折曲部5を有さず、また車外側側壁8の基端と底壁6との連結部に図3及び図5に示すような切込13を有していないことである。
自動車用ドアの正面図。 サッシュに組付けた従来のガラスランの図1のA―A線断面図。 ガラスランをサッシュに組付けるときの状態を示す断面図。 保持リップがサッシュのガラスラン保持部に押込まれるときの状態を示す図。 本発明に係わるガラスランの図1のA―A線断面図。 ガイド部がガラスラン保持部に当った状態を示す図。 図5に示すガラスランをサッシュに組付けるときの状態を示す断面図。 サッシュに組付けた図5に示すガラスランの断面図。 保持リップの別の態様を示す図。 本発明に係わるガラスランの別の態様を示す断面図。
符号の説明
1・・自動車用ドア
2・・サッシュ
4、3、41・・ガラスラン
5・・折曲部
6、42・・底壁
7・・車内側側壁
8・・車外側側壁
13・・切込み
14・・ガラスラン本体
15・・ドアガラス
16、17・・シールリップ
18・・カバーリップ
19・・突部
21、23・・ガラスラン保持部
22、35・・保持リップ
24・・保持突起
32、36・・ガイド部
32a、36a・・ガイド壁

Claims (1)

  1. 底壁6、42と、該底壁6、42の両端に一体形成される車内側側壁7及び車外側側壁8よりなり、自動車用ドア1のサッシュ2に押込んで嵌着される略U形断面のガラスラン本体14と、車内側側壁端及び車外側側壁端よりガラスラン本体内に延出し、ドアガラス1に弾接してドアガラス15との間をシールするシールリップ16、17と、基端が底壁6、42に連結される車内側側壁7の前記基端には、サッシュ2より内方に突出するガラスラン保持部21に係止する保持リップ22が形成されるガラスラン31、41において、
    前記保持リップ22の根元には、底壁6とはなだらかに連続し、保持リップ22とは段状をなすガイド壁32a、36aを有するガイド部32、36をガラスラン本体14と同材質で、肉盛りにより突出形成し、サッシュ2への組付けのためサッシュ2への押込み時に前記ガラスラン保持部21に係合し、係合後、該ガラスラン保持部21に案内されてサッシュ2の奥側に滑り込むように、保持リップ22の根元の剛性を高め、
    前記ガイド部32、36が車内側側壁7の前記基端から車内側側壁の車内側側面の延長上よりも車内側に突出し、前記ガイド壁32a、36aが車内側側壁7の車内側側面の延長上と、保持リップ22の車内側側面の延長上の範囲内に位置するように形成されることを特徴とするガラスラン。
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