JP4910613B2 - リーダライタ - Google Patents

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Description

本発明は、ICタグと無線によって通信可能なリーダライタに係り、特に通信可能な範囲を視覚によって認識できるようにしたものに関する。
ICタグ(RF−IDタグ)のリーダライタでは、通信範囲を広げることに力が注がれてきている。特に、UHF帯(300MHz〜3GHz)の電波を用いるものでは、数m先のICタグと通信可能であり、最近では、遠方、広範囲のタグとどれだけ通信できるかについて技術開発がなされている。
ところが、通信範囲が広がると、本来通信することを期待していないICタグとまで通信してしまうという不具合を生ずる。ハンディタイプのリーダライタでは、通信したいICタグの存在位置方向に狙いを定めて読み書きのための操作を行うので、ユーザはそのICタグとだけ通信しているものと思い込み勝ちで、期待していないICタグと通信してしまうことの弊害は大きい。これを防止するためには、例えば、特許文献1に開示されている技術を用いて通信範囲(電波の放射範囲)を絞り込むことが考えられる。
特開平3−234617号公報
しかしながら、通信範囲を絞っても、具体的にどの範囲にあるICタグと通信するのかは、ユーザは認識できない。例えば、リーダライタを通信したいICタグの方を向けたつもりでも、実際には、絞られた通信範囲がICタグからずれている場合もある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、通信可能な範囲を視覚によって認識することができるリーダライタを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1の手段を採用することができる。
この手段によると、ユーザが通信したいタグ付き物品を撮影手段により撮影し、そのタグ付き物品を表示画面に表示させる。すると、そのタグ付き物品までの距離が測定される。次に、ユーザの操作により、表示画面に表示された範囲内において、通信したいタグ付き物品を含む範囲を通信範囲として設定すると、その通信範囲の実際の大きさが求められる。そして、タグ付き物品までの距離、通信範囲の実際の大きさに基づいて、アンテナの指向性およびアンテナの電波出力が調整されると共に、通信可能な範囲が表示画面に表示される。
請求項2の手段によれば、画角調整、例えばズームレンズのズーミング操作で表示画面に表示される範囲を変えることによって通信範囲を設定できるので、通信範囲の設定操作が容易となる。
請求項3の手段によれば、表示画面上のタッチパネルに2点を指定するだけで通信範囲をその2点間を直径とする円の範囲に定めることができる。
請求項4の手段によれば、表示画面上のタッチパネルに円を描くことにより、その手書き円の外接円を通信範囲として定めることができる。
請求項5の手段によれば、電波の指向性および電波出力の調整によっては、通信範囲として設定された範囲を通信可能な範囲として絞り込むことができない場合、これを報知するので、現在の状況では、通信したいと思ったタグ付き物品と通信できないことを事前に知り得、タグ付き物品に近付くなどして対処することができる。。
請求項6の手段によれば、反射器の角度を調整することによって容易に電波の指向性を調整することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、ハンディタイプのリーダライタに適用して図1ないし図8に基づき説明する。図2に示すように、ハンディタイプのリーダライタ1は、手持部2の前部に本体部3を設けてなる。手持部2の上面側には、操作手段としての複数のキースイッチ4が設けられ、本体部3の上面側には、表示手段としての例えば液晶ディスプレイの表示画面5が設けられている。
本体部3には、撮影手段としてのカメラ6、アンテナ7、レーザ光投射器8が設けられている。これらカメラ6の撮影方向と、アンテナ7からの電波の放射方向と、レーザ光投射器8から放射されるレーザ光の放射方向は、同じ方向、即ち本体部3の前方に定められている。カメラ6は、集光用レンズとしてズームレンズ(図示せず)を使用しており、そのズームレンズの焦点距離(画角)は、ズームレンズの図示しない調整リングを回転操作することによって変えることができるようになっている。ズームレンズによる撮影像は、撮像素子としての例えばCCDエリアセンサ(図示せず)上に結像され撮影画像とされる。そして、CCDエリアセンサにより撮影された画像データ、レバー操作により調節されたズームレンズの画角θのデータは、図1に示す制御回路(制御手段)9に入力される。
アンテナ7は、図4にも示すように、電波を放射するアンテナ素子10と、このアンテナ素子10から放射された電波を前方に反射する反射器11とからなる。反射器11は、例えばパラボラ型で、その広がり角ψは可変となっている。ここで、反射器11の広がり角ψを可変とする構成の一例を説明するに、反射器11は、例えば複数の反射片12から構成され、各反射片12は、一端側が本体部3に設けられた軸13に回動可能に支持されている。これら反射片12の外側には、調整機構14のリング15が前後方向にスライド可能に設けられ、このリング15には、本体部3にスライド可能に支持されたスライドバー16が連結されている。
スライドバー16には、ラック17が形成され、このラック17には、ピニオン18が噛合されている。ピニオン18は、モータ19によって正逆回転駆動され、正転時にはスライドバー16を前進させ、逆転時にはスライドバー16を後退させる。そして、スライドバー16の前進、後退に伴ってリング15が反射片12を窄めたり、拡げたりすることにより、反射器11の広がり角が小さくなったり大きくなったり変化する。
このようなアンテナ7は、RF−IDタグと通信するためのもので、図1に示すように、そのアンテナ素子10は、送受信部20を介して制御回路9に接続されている。制御回路9は、RF−IDタグへの送信データを送受信部20に送る。送受信部20は、制御回路9から送られた送信データを変調してアンテナ素子10から送信する。このときのアンテナ素子10からの送信出力は、送受信部20が有する出力調整手段としての増幅器21の増幅率によって変えることができるようになっており、これにより送信信号の届く距離を変えることができるようにしている。
また、RF−IDタグから送信された送信信号は、アンテナ素子10によって受信され、送受信部20により復調されて制御回路9に入力される。制御回路9は、RF−IDタグからの送信データを解読し、解読結果に基づき所定を処理を行うようになっている。
レーザ光投射器8は、レーザ光の投射を主制御回路9によって制御される。このレーザ光投射器8から投射されるレーザ光は、カメラ6のズームレンズがどのような焦点距離(画角θ)に調節されても、当該ズームレンズの撮影領域を通るように、その投射方向が設定されている。レーザ光投射器8から放射されたレーザ光は、撮影対象物に当てられると、小さな明るい円となって投射部分を照らす。このレーザ光により照らされた明るい円をレーザポイントということとする。
制御回路9は、レーザ光が照射された撮影対象物までの距離を、レーザポイントの大きさを基にして検出する。従って、レーザ光投射器8と制御回路9とは、測距手段を構成する。レーザポイントにより測距する構成は次の通りである。即ち、レーザ光投射器8から放射されたレーザ光は、程度は小さいが拡散する。このため、図5に示すように、カメラ6の撮影対象物にレーザ光を照射したとき、遠距離にある程、そのレーザポイントLpの大きさは大きくなる。制御回路9は、カメラ6から撮影画像データを取得したとき、レーザポイントを検出して、その大きさを画素数によって検出する(レーザポイント検出手段)。この場合、カメラ6のCCDエリアセンサにより撮影されたレーザポイントは、周囲よりも明度が高く、且つ円形であることによって検出するようにしている。
そして、制御回路9は、レーザポイントの大きさ(画素数)と距離との関係をデータベース化して図示しないメモリ(記憶手段)に記憶している。制御装置9は、レーザポイントの大きさを検出した後、データベースから距離を検索し、その検索した距離を撮影対象物までの距離として検出するようになっている。
次に、上記のように構成したリーダライタ1により物品に付されたRF−IDタグと通信する場合の作用を図3に示すフローチャートをも参照しながら説明する。
リーダライタ1を手に持ち、キースイッチ4を操作して電源を投入する。すると、カメラ6による撮影が開始されると共に、レーザ光投射器8からレーザ光が放射される。そして、カメラ6による撮影画像は、表示画面5の表示画面に表示される(以上、図3のステップS1〜3)。
ユーザは、図6に示すように、本体部3を通信したいRF−IDタグ付き物品22の方に向け、その通信したいRF−IDタグ付き物品22を撮影対象物としてカメラ6により撮影する。このとき、通信したいRF−IDタグ付き物品22にレーザ光が当たるようにし、また、当該RF−IDタグ付き物品22までの距離が長い場合には、カメラ6のズームレンズの画角を調整して通信しようとするRF−IDタグ付き物品22が大きく映る(通信対象範囲を狭める)ようにする。ここで、後述するように、本実施形態では、表示画面5に表示された範囲が通信対象範囲となるようにアンテナ7の指向性および出力が調整されるようになっており、ズームレンズの画角を調整ことによって表示画面5に映る範囲を調整する手段は、通信対象範囲設定手段に相当する。
通信したいRF−IDタグ付き物品22を表示画面に映し出すと、制御回路9は、カメラ6の画角θを取得し(ステップS4)、続いてレーザポイントの画素数を取得して表示画面中央に映し出された部分までの距離yを演算する(ステップS5)。次に、制御回路9は、画角θと距離yとを用いて表示画面に映し出されている通信対象範囲の実際の大きさを演算する(ステップS6:実範囲演算手段)。この通信範囲の実際の大きさは、この実施形態では、縦方向長さzと横方向長さwとで表すものとする。
表示画面に写された通信範囲の実際の大きさz,wは、次のようにして求めることができる。図8に示すように、ズームレンズによる直接的な撮影範囲は円Aの範囲で、この円Aの半径r、つまりズームレンズにより直接的な撮影範囲Aの実際の半径rは、図6に示すように、画角がθ、撮影対象物までの距離がyのときr=y・tanθ/2 で求めることができる。この円形の撮影範囲Aを、例えば、図7に示すような縦横寸法がa,bである表示画面5に映し出すのであるから、表示画面5の対角線dと、この対角線dの中点を通る画面5の横軸eとのなす角をδとすると、表示画面5に映し出された撮影対象範囲の実際の縦方向長さzは、z=2r・sin δ=2y.tanθ/2・sin δ=(2sin δ)y. tanθ/2で求まり、横方向寸法wは、w=2r・cos δ=2y・tanθ/2・cos δ=(2cos δ)y・tanθ/2で求めることができる。
このようにして撮影範囲の実際の大きさz,wを演算すると、次に制御回路9は、撮影対象範囲の実際の大きさz,wに基づいてアンテナ7の指向角φを決定し(ステップS7)、その指向角φを実現する反射器11の広がり角ψを決定する(ステップS8)。そして、制御回路9は、モータ19を駆動してスライドバー16を移動させて反射器11の広がり角をψにする(ステップS9:通信範囲設定手段)。
この後、制御回路9は、表示画面の左右方向の端に写っている部分までの距離yΦを求める(ステップS10)。なお、yΦを求める式は図3に記載されている。そして、制御回路9は、アンテナ7の出力PyΦを図3に示す式により決定し(ステップS11)、次に送受信部20の増幅器21の増幅率を制御して決定した出力PyΦとなるようにアンテナ素子10から電波信号を出力する(ステップS12)。ここで、図3のステップS11のPyΦを求める式において、Tw[dBm]はRF−IDタグが反応する最小の電力(既知)、AΦ[dBi]はΦ方向のアンテナ利得、λ[cm/s]/f[Hz]は波長である。
次に、制御回路9は、電波信号にリードコマンド信号を重畳して送信する(ステップS13)。すると、撮影対象物つまりRF−IDタグ付き物品22に付されたRF−IDタグ(ICタグ)23が自身の識別情報としてID番号を返信情報として送信する。リーダライタ1のアンテナ7は、RF−IDタグ23から送信された返信情報を受信し、制御回路9は、このアンテナ7が受信した返信情報からID番号を取得して図示しないメモリ(記憶手段)に記憶する(ステップS14)。
このようにリードコマンド信号が送信された場合に返信情報を送信するRF−IDタグ23は、リードコマンド信号の送信領域が、表示画面5に表示されている領域全体を対象とした広さであるため、電波信号の出力がやや大きい。この場合の電波信号の送信範囲を図6にH1で示した。このため、ユーザが当初通信したいと思っていたRF−IDタグ付き物品22よりも遠い場所に別のRF−IDタグ付き物品が存在すると、その物品のRF−IDタグも返信情報を送信することがある。このように当初通信したいと思っていたRF−IDタグ付き物品22よりも遠い場所にRF−IDタグ付き物品が存在した場合に、その遠い場所にあるRF−IDタグとの通信を避けるために、本実施形態では、アンテナ7の指向性を狭め、且つ電波出力を弱めて2回目のリードコマンド信号を送信するようにしている。
即ち、制御回路9は、第1回目のリードコマンド送信を行い、RF−IDタグ23から返信情報を取得した後、アンテナ7の指向角φを最小に決定し、その最小の指向角φminとなる反射器11の広がり角ψminを決定する(ステップS15)。そして、制御回路9は、モータ19を駆動して反射器11を広がり角ψminとし(ステップS16)、次いでアンテナ素子10からの出力を当初通信したいとRF−IDタグ付き物品22が存する距離yにまで届く程度の大きさPminに決定する(ステップS17)。
その後、制御回路9は、出力Pminとなるように増幅器21の増幅率を制御してアンテナ7から電波信号を出力し(ステップS18)、その電波信号にリードコマンド信号を重畳して送信する(ステップS19)。この場合の2回目のリードコマンド信号の送信範囲を図6にH2で示した。この2回目のリードコマンド信号の送信は、反射器11の向きを上下左右に変えることにより、表示画面に表示されている通信可能領域内の複数ポイントに向って電波を放射するように構成しても良い。この第2回目のリードコマンド信号の送信により、前後(遠近)方向の通信範囲が当初通信したいと思ったRF−IDタグ付き物品22に絞られた状態でリードコマンド信号が送られるので、今度は、当初通信したいと思っていたRF−IDタグ付き物品22のRF−IDタグ23だけから返信情報が送信される。
RF−IDタグ付き物品22のRF−IDタグ23から送信された返信情報は、アンテナ7に受信される(ステップS20)。そして、制御回路9は、第2回目のリードコマンド信号の送信により得られたID番号を、第1回目のリードコマンド信号の送信の際に取得したID番号と照合して一致するID番号があるかないかを判断する(ステップS21)。そして、一致したID番号があれば(ステップS21で「YES」)、制御回路9は、そのID番号を指定したコマンド信号を送信して当該ID番号のRF−IDタグ23と通信するようになる(ステップS22)。このときのアンテナ7の指向性および出力は、第1回目のリードコマンド信号の送信時と同じでも良いし、第2回目のリードコマンド信号の送信時と同じであっても良い。
このときのアンテナ7の指向性および出力が第1回目のリードコマンド信号の送信時と同じである場合には、制御回路9は、表示画面5をそのままとし、当該表示画面5に表示された範囲そのものが通信可能範囲を示す。従って、表示画面5がそのまま通信可能領域を表示することとなる(通信範囲指標手段)。また、RF−IDタグ23と通信するとこのアンテナ7の指向性および出力が第2回目のリードコマンド信号の送信時と同じであった場合には、制御回路9は、送信可能領域を例えば図7にQで示す円を表示し、この円Qを通信可能領域を表示する指標とする(通信範囲指標手段)。
このように本実施形態によれば、RF−IDタグ23と通信できる範囲を表示画面5で確認できるので、表示画面5に通信したいRF−IDタグ付き物品22が映るようにしながらリーダライタ1の向きを調整すれことにより、そのRF−IDタグ付き物品22と確実に通信できるようになる。
この場合、2回目のリードコマンド信号を通信したいRF−IDタグ付き物品22が存在する距離にぎりぎり届く程度の指向性および出力でもってアンテナ7から送信して当該RF−IDタグ付き物品22(RF−IDタグ23)の識別番号を確認し、以後、その識別番号を持ったRF−IDタグ付き物品22と通信するので、その後に1回目のリードコマンド信号と同様の広い通信可能領域を持った電波信号としても、当初通信したと思ったRF−IDタグ付き物品22と確実に通信することができる。
(第2の実施形態)
図9は本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態が上述の第1の実施形態と異なるところは、表示画面にタッチパネルを設け、1回目のリードコマンド信号を送信する際のアンテナ7の指向角φと、出力Pを決定する基となる通信対象範囲を、タッチパネルの2点をタッチすることで設定するようにしたところが異なる。
即ち、ユーザが表示画面に表示されたカメラ6の撮影画像を見て、通信したいと思うRF−IDタグ付き物品22の上下両側或いは左右両側の2点をタッチする。すると、制御回路9は、その2点p1,p1を直径とする円qを表示画面上に描いて通信対象範囲を表示すると共に、その円qで囲まれた範囲内を通信範囲とするようにアンテナ7の指向性、出力を設定する。
このようにすれば、カメラ6のレンズにズームレンズを用いなくとも済む。
(その他の実施形態)
本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
通信するRF−IDタグ付き物品との距離は、光式距離センサや超音波式距離センサによって計測するものであっても良い。
アンテナ7の指向性や出力の調整によっても、通信したいRF−IDタグ付き物品をアンテナ7の通信範囲とすることができない場合があるが、この場合には、その旨をスピーカによる音声や表示画面への表示により報知したり、或いは、もっと近付いてください、というように通信可能となるような対応の仕方を報知したりするようにしても良い(報知手段)。
本発明の第1の実施形態を示すもので、電気的構成のブロック図 手持式リーダライタの斜視図 リードライト時の制御内容を示すフローチャート アンテナの指向性を変えるための構成を示す概略的な断面図 対象物までの距離を測定するための説明図 通信したいRF−IDタグ付き物品とリーダライタの関係を示す平面図 RF−IDタグ付き物品を表示した表示画面を示す平面図 表示画面に示された範囲の縦横長さを演算するための説明図 本発明の第2の実施形態を示す表示画面の平面図
符号の説明
図面中、1はリーダライタ、5は表示画面、6はカメラ(撮影手段、通信対象範囲設定手段)、7はアンテナ、8はレーザ光投射器(測距手段)、9は制御回路(測距手段、実範囲演算手段、通信範囲設定手段、通信範囲指標手段)、10はアンテナ素子、11は反射器、20は送受信部、22はRF−IDタグ付き物品、23はRF−IDタグ(ICタグ)である。

Claims (6)

  1. ICタグと無線によって通信可能で、その通信のためのアンテナを備えたリーダライタにおいて、
    前記アンテナからの電波の放射方向を撮影する撮手段と、
    前記撮影手段よる撮影画像を表示する表示画面と、
    前記撮影手段によって撮影された撮影対象物までの距離を測定する測距手段と、
    前記撮手段により前記ICタグが付されたタグ付き物品を撮影対象物として撮影したとき、前記表示画面に表示された範囲内であってユーザ操作に基づいた範囲を通信対象範囲として設定する通信対象範囲設定手段と、
    前記表示画面上における前記通信対象範囲の大きさ、前記撮影手段の画角および前記測距手段により測定した距離に基づいて、前記通信対象範囲の実際の大きさを演算する実範囲演算手段と、
    前記通信対象範囲内の前記タグ付き物品に付された前記ICタグと無線通信するために、前記実範囲演算手段により演算された前記通信対象範囲の実際の大きさおよび前記測距手段により測定された距離に基づいて前記アンテナの指向性および前記アンテナの電波出力を調整することにより、前記アンテナの通信可能範囲を、前記通信対象範囲と一致するように定める通信範囲設定手段と、
    前記通信範囲設定手段により設定された前記アンテナの前記通信可能範囲を前記表示画面に表示する通信範囲指標手段と
    を具備してなるリーダライタ。
  2. 前記通信対象範囲設定手段は、
    前記撮影手段を画角調整可能に構成し、前記表示画面に表示された前記撮影手段の撮影領域内の所定領域を前記通信対象範囲として設定することを特徴とする請求項1記載のリーダライタ。
  3. 前記通信対象範囲設定手段は、
    前記表示画面に設けられたタッチパネルと、
    前記タッチパネルの2点がタッチされたとき、その2点を通り、その2点間の間隔を直径とする円を前記撮影対象範囲として定める撮影対象範囲演算手段と
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載のリーダライタ。
  4. 前記通信対象範囲設定手段は、
    記表示画面に設けられたタッチパネルと、
    前記タッチパネルにループ線が描かれたとき、そのループ線に外接する円を前記撮影対象範囲として定める撮影対象範囲演算手段と
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載のリーダライタ。
  5. 前記通信範囲調整手段による前記アンテナの指向性および前記アンテナの電波出力の調整によっては、前記撮影対象物を前記アンテナの通信可能範囲に含ませ得ないとき、これをユーザに報知する報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のリーダライタ。
  6. 前記アンテナは、電波を放射するアンテナ素子と、このアンテナ素子から放射された電波を反射する角度調節可能な反射器とを備え、
    前記通信範囲設定手段は、前記反射器の角度を調節することにより、前記アンテナの指向性を調整する構成であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のリーダライタ。
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