JP4908984B2 - 変倍ファインダ装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、デジタルカメラ等の撮影レンズのズーミングに連動してファインダの変倍を行う変倍ファインダ装置に関する。
デジタルカメラ等では、撮影レンズのズーミングに連動してファインダの変倍を行うために変倍ファインダ装置が用いられている。
この変倍ファインダ装置は、変倍機能を持つファインダ光学系を有し、ズーミングに連動してファインダ光学系の複数の可動レンズを光軸方向に移動させてレンズ間隔を変動させ、これにより、ファインダの変倍を行う。
このような変倍ファインダ装置として、図8に示すように、光学素子105aと、光学素子105aを保持する保持枠105bと、保持枠105bに設けられ、ガイド軸104に沿って光軸方向に案内されるスライド部105cとを備えるものが提案されている。
この変倍ファインダ装置は、光学素子105a、保持枠105bおよびスライド部105cが一体成形されており、これにより、部品点数の削減、および組み立て性の向上が図れるとしている(特許文献1参照)。
しかし、この変倍ファインダ装置は、保持枠105bの光軸方向の端面が鏡面となり、この鏡面で像形成用以外の光線が反射して、像形成用の有効範囲に入射し、ゴーストフレアが発生する。
そこで、図9に示すように、レンズ203と一体に成形された保持枠202に、該保持枠202へ入射する光線R2を像形成用の有効光束から遠ざける方向に案内するゴーストフレア防止部202aを設けたものが提案されている(特許文献2参照)。
実開平05−064836号公報 特開平11−167143号公報
しかし、特許文献2では、レンズ周辺の保持枠203以外の位置で光線が反射して像形成用の有効範囲に入射する場合があり、この場合はゴーストフレアが発生する。
また、レンズ、保持枠およびスライド部が一体成形されるファインダレンズでは、レンズのズーミングの際、光軸と直交する方向への振れが生じることなく、レンズが光軸に沿って円滑に移動することが求められる。
そのため、図10に示すように、レンズと一体の保持枠302,303に設けたスリーブ状のスライド部302a,303aをできるだけ光軸方向に長くすることが好ましい。
しかし、スライド部302a,303aを光軸方向に長くした場合、スライド部302a,303aに入射した光が、スライド部302a,303aを導光体として、像形成用の有効範囲内に入射し、ゴーストフレアが発生することがある。
そこで、本発明は、スライド部の光軸方向の円滑な移動を確保することができるとともに、ゴーストフレアが発生するのを防止することができる変倍ファインダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の変倍ファインダ装置は、光軸方向の被写体側の面に第1の球面が形成され、前記第1の球面の反対側の面に第2の球面が形成された光学レンズを保持する保持部と、該保持部から光軸方向に延設され、ガイド部材に沿って光軸方向に案内されるスライド部と、を備え、前記光学レンズ、前記保持部および前記スライド部は、樹脂により一体に成形され、前記スライド部は、前記第2の球面側から前記第1の球面側へ向けて延出して、前記第1の球面から被写体側に光軸方向に突出配置され、前記スライド部の前記第2の球面側で光軸方向に対して直交する面に光透過率減少加工あるいは光分散加工を施した、ことを特徴とする。
本発明によれば、スライド部の少なくとも一部に光透過率減少加工あるいは光分散加工を施しているので、スライド部を光軸方向に長くしてもスライド部を導光体としてプリズム内に入射する光を減少させることができる。
これにより、スライド部の光軸方向の円滑な移動を確保することができるとともに、ゴーストフレアが発生するのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例である変倍ファインダ装置を説明するための分解斜視図、図2は図1に示す変倍ファインダ装置のワイド端状態を示す斜視図、図3は図1に示す変倍ファインダ装置のテレ端状態を示す斜視図である。図4は図1に示す変倍ファインダ装置を構成する第2の対物レンズを説明するための斜視図、図5は図4に示す第2の対物レンズを背面側から見た斜視図である。図6は図1に示す変倍ファインダ装置を構成する第3の対物レンズを説明するための斜視図、図7は図6に示す第3の対物レンズを背面側から見た斜視図である。
本発明の実施の形態の一例である変倍ファインダ装置は、図1に示すように、対物光学系ユニット1Aと、接眼光学系ユニット1Bとを備える。
対物光学系ユニット1Aは、第1のファインダ地板1を備えており、第1のファインダ地板1には、第1の対物レンズ2、第2の対物レンズ3、第3の対物レンズ5、プリズム9、マスク4と、スプリング6,7、ガイドバー8が配置されている。
第1のファインダ地板1は、第1の対物レンズ2から射出した観察光が通過する開口部1aと、光軸方向に移動可能な第2の対物レンズ3および第3の対物レンズ5を収納するレンズ収納室1bとを有する。また、第1のファインダ地板1は、ガイドバー8を支持する孔1cと、第2および第3の対物レンズ3,5の振れを規制するためのガイド溝1dと、プリズム9を収納するプリズム収納室1eとを有する。
第2の対物レンズ3は、図4および図5に示すように、光軸方向の一方の面に第1の球面3aが形成され、他方の面に第2の球面3bが形成されたレンズ部と、該レンズ部を保持する保持部3cと、保持部3cから光軸方向に延設されたスリーブ部3eとを有する。レンズ部、保持部3cおよびスリーブ部3eは、樹脂等により一体成形されており、スリーブ部(スライド部)3eには、ガイドバー(ガイド部材)8に嵌合されて第2の対物レンズ3を光軸方向に沿って案内する嵌合孔3dが形成されている。
スリーブ部3eは、第2の球面3b側から第1の球面3a側へ向けて延出して、該第1の球面3aから光軸方向に突出配置されている。また、スリーブ部3eの光軸方向の長さは、レンズの倒れや、レンズ移動時の揺れを抑えるため、できるだけ光軸方向に長く設定されている。
スリーブ部3eの第2の球面3b側で光軸方向に対して直交する面、および保持部3cの第2の球面3b側で光軸方向に対して直交する面は、略一とされており、各面には、図5に示すように、マット処理加工面3nが設けられている。このマット処理加工面3nは、レンズ部、保持部3cおよびスリーブ部3eの一体成形時に形成される。
また、スリーブ部3eには、保持部3cの反対側に突出するカムフォロア3fが一体に形成されており、カムフォロア3fはカム板14に設けられたカム溝14a(図1参照)にカム係合している。カム板14が回転することによって、カムフォロア3fがカム溝14aに沿って摺動して、第2の対物レンズ3がガイドバー8に沿って光軸方向に移動可能となっている。
さらに、保持部3cのスリーブ部3eの反対側の面には、振れ止め部3gが突設されている。振れ止め部3gは、第1のファインダ地板1のガイド溝1dに係合して、第2の対物レンズ3の光軸と直交する方向の振れを規制する。また、スリーブ部3cからは腕部3lが突設されており、腕部3lの先端にはスプリング6の引っ掛け部3m(図5参照)が形成されている。
マスク4は、第1の対物レンズ2と第2の対物レンズ3との間に配置されて、第2の対物レンズ3に取り付けられており、第2の対物レンズ3と一体に光軸方向に移動する。このマスク4の中央には、第1の対物レンズ2から射出した観察光が通過する開口部4aが形成されている。また、マスク4は、第2の対物レンズ3に設けられた位置決め部3h,3i、および爪部3j,3kに嵌合することで第2の対物レンズ3に固定されている。
図6および図7を参照して、第3の対物レンズ5は、光軸方向の一方の面に第1の球面5aが形成され、他方の面に第2の球面5bが形成されたレンズ部と、該レンズ部を保持する保持部5cと、保持部5cから光軸方向に延設されたスリーブ部5eとを有する。
第3の対物レンズ5は、第1の球面5aが第2の対物レンズの第2の球面3bと光軸方向の対向するように同軸配置されている。
レンズ部、保持部5cおよびスリーブ部5eは、樹脂等により一体成形されており、スリーブ部(スライド部)5eには、ガイドバー(ガイド部材)8に嵌合されて第3の対物レンズ5を光軸方向に沿って案内する嵌合孔5dが形成されている。
スリーブ部5eは、第1の球面5a側から第2の球面5b側へ向けて延出して、該第2の球面5bから光軸方向に突出配置されている。また、スリーブ部5eの光軸方向の長さは、レンズの倒れや、レンズ移動時の揺れを抑えるため、できるだけ光軸方向に長く設定されている。
スリーブ部5eの第1の球面5a側で光軸方向に対して直交する面、および保持部5cの第1の球面5a側で光軸方向に対して直交する面は、略一とされており、各面には、図6に示すように、マット処理加工面5nが設けられている。このマット処理加工面5nは、レンズ部、保持部5cおよびスリーブ部5eの一体成形時に形成される。
また、スリーブ部5eには、保持部5cの反対側に突出するカムフォロア5fが一体に形成されており、カムフォロア5fはカム板14に設けられたカム溝14a(図1参照)にカム係合している。カム板14が回転することによって、カムフォロア5fがカム溝14aに沿って摺動して、第3の対物レンズ5がガイドバー8に沿って光軸方向に移動可能となっている。
さらに、保持部5cのスリーブ部5eの反対側の面には、振れ止め部5gが突設されている。振れ止め部5gは、第1のファインダ地板1のガイド溝1dに係合して、第3の対物レンズ5の光軸と直交する方向の振れを規制する。また、スリーブ部5eからは腕部5lが突設されており、腕部5lの先端にはスプリング7の引っ掛け部5m(図6参照)が形成されている。
スプリング6は、引っ張りコイルばねであり、前述のように第2の対物レンズ3の引っ掛け部3mに引っ掛けられ、第2の対物レンズ3を第1の対物レンズ2側へ付勢している。第2の対物レンズ3を第1の対物レンズ2側へ付勢するのは、第2の対物レンズ3のカムフォロア3fがカム溝14bの摺動面に確実に倣って移動するようにするためである。これにより、第2の対物レンズ3がカム溝14b内でガタつくのを防ぎ、また、対物レンズのレンズ間隔を保証している。
スプリング7は、引っ張りコイルばねであり、前述のように第3の対物レンズ5の引っ掛け部5mに引っ掛けられ、第3の対物レンズ5をプリズム9側へ付勢している。第3の対物レンズ5をプリズム9側へ付勢するのは、第3の対物レンズ5のカムフォロア5fがカム溝14cの摺動面に確実に倣って移動するようにするためである。これにより、第3の対物レンズ5がカム板14のカムム溝14c内でガタつくのを防ぎ、対物レンズのレンズ間隔を保証している。
プリズム9は、第1のファインダ地板1のプリズム収納室1eに収納される。第3の対物レンズ5から射出した観察光はプリズム9の入射面9aからプリズム9内に入射し、入射した観察光はプリズム9の射出面9bから射出して、後述するダハプリズム11の入射面11aに導かれる。
接眼光学系ユニット1Bは、図1に示すように、第2のファインダ地板10を備えており、第2のファインダ地板10には、ダハプリズム11、接眼レンズ13および視野枠12が配置されている。
また、第2のファインダ地板10には、ダハプリズム11を収納するダハプリズム収納室10aと、ダハプリズム収納室10aの後方(接眼側)に配置された開口部10bと、接眼レンズ13を保持する保持部10cとが形成されている。開口部10bは、ダハプリズム11の射出面11bから射出した観察光が通過する。
ダハプリズム収納室10aに収納されたダハプリズム11は、接着等により第2のファインダ地板10に保持されている。そして、プリズム9の照射面9aから射出した観察光がダハプリズム11の入射面11aからダハプリズム11内に入射し、ダハ部により上下像が反転されてダハプリズム11の射出面に導かれる。接眼レンズ13は第2のファインダ地板10の開口部10aを覆うように第2のファインダ地板10の保持部10cに取り付けられる。
視野枠12はファインダ光学系の視野範囲を表示する長方形状をした視野表示開口部12aを有しており、プリズム9とダハプリズム11の間に配置され、第1のファインダ地板1に保持されている。
そして、対物光学系ユニット1Aと接眼光学系ユニット1Bとは、第1のファインダ地板1に第2のファインダ地板10をプリズム9の射出面9b近傍で取り付けることによって、ファインダユニットとして機能する。
次に、図2および図3を参照して、ファインダの変倍動作を説明する。
図2はファインダユニットがワイド端位置にある状態を示しており、この状態からファインダをテレ方向に移動させる場合、カメラ本体の不図示のズーム切り替えスイッチを切り替えることで駆動ユニットを正方向に回転駆動する。この駆動力が不図示の駆動機構を介してカム板14へ伝達され、カム板14は対物レンズを正面に見て時計周り方向に回転する。
このカム板14の回転により、第2の対物レンズ3のカムフォロア3fがカム溝14bに沿って摺動して、第2の対物レンズ3がガイドバー8に沿って光軸方向に移動し、ファインダユニットが図3に示すテレ端位置に移動する。
また、ファインダユニットをテレ端位置からワイド方向に移動させる場合、カメラ本体の不図示のズーム切り替えスイッチを切り替えることで駆動ユニットを逆方向に回転駆動する。この駆動力が不図示の駆動機構を介してカム板14へ伝達され、カム板14は対物レンズを正面に見て反時計周り方向に回転する。
このカム板14の回転により、第2および第3の対物レンズ3,5のカムフォロア3f,5fがカム溝14b,14cに沿って摺動して、対物レンズ3,5がガイドバー8に沿って光軸方向に移動し、ファインダユニットが図2に示すワイド端位置に移動する。
このように対物レンズ3,5が光軸方向に移動する際、対物レンズ3,5が光軸方向に対して直交する方向へ揺れると、観察される像にも揺れが生じる。このため、この揺れを最小限に抑えるため、第2の対物レンズ3のスリーブ部3eおよび第3の対物レンズ5のスリーブ部5eの光軸方向の長さをできるだけ長くしてガイドバー8との嵌合長を長くし、嵌合ガタを最小限にしている。
しかし、スリーブ部3e,5eを光軸方向に長くすると、対物レンズ3,5の位置によっては、図3を参照して、スリーブ部3e,5eへ入射される光15がスリーブ部3e,5eを導光体としてスリーブ部3e,5e内を通過し、プリズム9側へ入射してしまう。この光15がプリズム9側へ入射すると、ゴーストフレアとして接眼レンズ13から像が見えてしまうことになる。
特に、図3に示すように、ファインダユニットがテレ端状態にある場合、対物レンズ3のスリーブ部3eと対物レンズ5のスリーブ部5eとが連続して長くつながった状態になるため、スリーブ部3e,5e内を反射してプリズム9側に入射する可能性が高くなる。
そこで、本実施の形態では、上述したように、第2の対物レンズ3のスリーブ部3eおよび保持部3cにマット処理加工面3nを設けるとともに、第3の対物レンズ5のスリーブ部5eおよび保持部5cにマット処理加工面5nを設けている。
これにより、スリーブ部3e,5eを導光体としてプリズム9側へ入射する光を減らして、接眼レンズ13からゴーストフレアがはっきり見えてしまう現象を回避している。
なお、スリーブ部3e,5e内に入射する光を遮るには、スリーブ部3e,5eに黒塗りをしたり、別部品を設けることも有効だが、この場合、工程が増えたり、部品点数が増えるので、コストアップになる。
これに対し、本実施の形態では、スリーブ部3e,5eにマット処理加工(光分散加工)を施すため、対物レンズ3,5の樹脂等の一体成形時に同時に加工することができ、部品点数を増やすことなく、加工処理も容易であり、コストも安いものとなる。
また、スリーブ部3e,5eの光軸方向に対して直交する面にマット処理加工面3n,5nを設けているので、マット処理加工が容易となる。たとえば、スリーブ部の外径部にマット処理加工を施す場合、光軸方向に長いスリーブ部を成形可能にするためには、比較的大きな抜きテーパーを設定しなければならず、成形が難しくなるどころか、スリーブ部の径の大きくする必要が生じる。
さらに、スリーブ部3e,5eに加えて保持部3c,5cにもマット処理加工面3n,5nを設けているので、保持部3c,5cを通過してプリズム9側に入射する光も減少させることができ、ゴーストフレアの発生をより効果的に防止することができる。
さらに、保持部3c,5cのマット処理加工面3n,5nを光軸方向に対して直交する面に設け、かつスリーブ部3e,5e側および保持部3c,5c側のマット処理加工面3n,5nを略面一にしているので、マット処理加工が容易となる。
以上説明したように、この実施の形態では、スリーブ部3e,5eおよび保持部3c,5cに光分散加工面であるマット処理加工面3n,5nを設けている。このため、スリーブ部3e,5eを光軸方向に長くしてもスリーブ部3e,5eや保持部3c,5cを導光体としてプリズム9内に入射する光を減少させることができる。
これにより、スリーブ部3e,5e、ひいては対物レンズ3,5の光軸方向の円滑な移動を確保することができるとともに、接眼レンズ13からゴーストフレアがはっきり見えてしまう現象を回避することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、ゴーストフレアを最小限にするために、第2の対物レンズ3および第3の対物レンズ5の両方にマット処理加工を施しているが、いずれか一方の対物レンズのみにマット処理加工を施すようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、光分散加工としてのマット処理加工を対物レンズの一体成形時に同時に施しているが、対物レンズの一体成形後にマット処理加工を施すようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、スリーブ部3e,5eや保持部3c,5cに対して光分散加工を施した場合を例示したが、これに限定されない。例えば、スリーブ部3e,5eや保持部3c,5cに対してつや消し加工やしぼ加工などの光の透過率を減少させる加工を施すようにしてもよい。
本発明の実施の形態の一例である変倍ファインダ装置を説明するための分解斜視図である。 図1に示す変倍ファインダ装置のワイド端状態を示す斜視図である。 図1に示す変倍ファインダ装置のテレ端状態を示す斜視図である。 図1に示す変倍ファインダ装置を構成する第2の対物レンズを説明するための斜視図である。 図4に示す第2の対物レンズを背面側から見た斜視図である。 図1に示す変倍ファインダ装置を構成する第3の対物レンズを説明するための斜視図である。 図6に示す第3の対物レンズを背面側から見た斜視図である。 従来の変倍ファインダ装置を説明するための斜視図である。 従来の変倍ファインダ装置を説明するための斜視図である。 従来の変倍ファインダ装置を説明するための斜視図である。
符号の説明
3 第2の対物レンズ
3c 保持部
3e スリーブ部(スライド部)
3n マット処理加工面
5 第3の対物レンズ
5c 保持部
5e スリーブ部(スライド部)
5n マット処理加工面
8 ガイドバー(ガイド部材)

Claims (5)

  1. 光軸方向の被写体側の面に第1の球面が形成され、前記第1の球面の反対側の面に第2の球面が形成された光学レンズを保持する保持部と、該保持部から光軸方向に延設され、ガイド部材に沿って光軸方向に案内されるスライド部と、を備え
    前記光学レンズ、前記保持部および前記スライド部は、樹脂により一体に成形され、
    前記スライド部は、前記第2の球面側から前記第1の球面側へ向けて延出して、前記第1の球面から被写体側に光軸方向に突出配置され、
    前記スライド部の前記第2の球面側で光軸方向に対して直交する面に光透過率減少加工あるいは光分散加工を施した、ことを特徴とする変倍ファインダ装置。
  2. 前記保持部の光軸方向に対して直交する面の少なくとも一部に光透過率減少加工あるいは光分散加工を施した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の変倍ファインダ装置。
  3. 前記保持部の光軸方向に対して直交する面に光透過率減少加工あるいは光分散加工を施すとともに、前記保持部と前記スライド部との各加工面を略面一とした、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の変倍ファインダ装置。
  4. 前記光分散加工が、マット処理加工である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の変倍ファインダ装置。
  5. 前記光透過率減少加工が、つや消し加工又はしぼ加工である、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の変倍ファインダ装置。
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