JP4908145B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機EL発光を用いた面発光型の照明機器や液晶ディスプレイ等の表示装置のバックライトに関する。
従来、OLED(Organic Light Emitting Diode)(別名、有機EL)は、ガラス基板、あるいは、透明なプラスチック基板および有機フィルム、あるいは金属基板に形成した陽極、発光層等および陰極に電圧または電流を印加して発光させ、白色表示、マルチカラー表示またはフルカラー表示を可能にする素子として知られている。LED(Light Emitting Diode)(別名、発光ダイオード)は、無機結晶半導体により形成され点光源として利用されているが、OLEDは電極等を除き非晶質有機半導体で形成されるので大面積で均一な発光が可能であり、かつ、電球及び蛍光灯より超薄型超軽量化が可能であり、十数V以下の直流電圧で動作可能であることから、照明、ディスプレイ、液晶ディスプレイのバックライト、等の応用展開が進められている。
OLED(基板を除く)の一般的な構成は、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極、であり、陽極と陰極に直流電圧(または、直流電流)を印加すると、発光層にて正孔と電子が分子軌道間で再結合し発光する。電極を除く構成膜厚はそれぞれ約20nm程度であるので、発光中では10V/cm程度の強電界が発生しており、また、点灯経時変化では、発熱等の影響により、相互拡散や不均一部分での電流集中により短絡が発生することがあった。
OLED照明での発光素子の接続方法としては、特開2002−50467号公報に記載されているように発光素子を並列接続する方法、および、特開2004−234868号公報に記載されているように発光素子を直列接続または複数の直列接続素子を相互に並列接続する方法、が提案されている
特開2002−50467号公報 特開2004−234868号公報
しかしながら、発光素子を並列接続した際には、構成する1つの発光素子または発光パネルが短絡した場合に、並列駆動電流は短絡した発光素子または発光パネルに集中し他の発光素子または発光パネルには電流が流れないため、全ての発光素子または発光パネルが消灯する問題があった。また、直列接続または複数の直列接続素子を相互に並列接続した際には、直列接続を構成する1つの発光素子または発光パネルが短絡した場合には、直列接続には電流が流れるので直列接続全体の発光素子または発光パネルが消灯することは無いが、短絡した発光素子または発光パネルを新品と交換する際には、直列接続全体の発光素子または発光パネルが消灯する問題があった。
本発明の課題は、OLED照明において、OLED素子またはOLEDパネルの寿命等により短絡が発生しても、照明全体に支障が生じず、また、新規OLED素子またはOLEDパネルに交換する際に簡便に交換を行える有機発光照明機器を提供することにある。
本発明では、ソケットに配置された複数枚の有機EL発光パネルを直列接続した照明機器において、パネルを単独で交換可能にするバイパス回路をソケットに設ける。寿命等により短絡した有機EL発光パネルを交換する際には、バイパス回路をONさせてから短絡した有機EL発光パネルを外し、新規パネルを取り付けてバイパス回路をOFFにする。バイパス回路が無い場合には、短絡した有機EL発光パネルを外し新規パネルに取り付ける期間は直列接続の照明が消灯するため好ましくない。バイパス回路の抵抗は、有機EL発光パネルの初期抵抗相当の抵抗であることが望ましい。
また、複数枚のパネルがソケットに配置されお互いに直列に接続された一連の照明群と、それらの複数の照明群を並列に接続した照明機器において、パネルを単独で交換可能にするバイパス回路をソケットに設ける。寿命等により短絡した有機EL発光パネルを交換する際には、バイパス回路をONさせてから短絡した有機EL発光パネルを外し、新規パネルに取り付けてバイパス回路をOFFにする。バイパス回路が無い場合には、短絡した有機EL発光パネルを外し新規パネルに取り付ける期間は直列接続の照明が消灯するため好ましくない。バイパス回路の抵抗は、有機EL発光パネルの初期抵抗相当の抵抗であることが望ましい。
さらに、複数枚の有機EL発光パネルから成る照明であり、その複数枚のパネルがソケットに配置されお互いに並列に接続してなり、ソケットにパネルを流れる電流を監視する回路を設け、ある設定電流値になった際にパネルの陽極と陰極をオ−プンにし電流を流さず、パネルを交換の後に、パネルの陽極と陰極に電流が流れるようにする。そうすることにより簡便な大面積の有機EL発光パネルの接続が可能となる。
さらに、表示パネルとバックライトを有する表示装置であって、前記バックライトは複数の有機EL発光パネルを有し、前記有機EL発光パネルを収容するソケットは、前記有機EL発光パネルに電力を供給する2つの端子を有し、前記ソケットは、前記有機EL発光パネルを前記端子から外しても、前記2つの端子間に電流を流すことができるバイパス回路を有していることを特徴とする表示装置である。
さらに、表示パネルとバックライトを有する表示装置が複数配置され、前記バックライトは有機EL発光パネルを有し、前記複数のバックライトは直列に接続された表示システムであって、前記各バックライトにおける前記有機EL発光パネルを収容するソケットは、前記有機EL発光パネルに電力を供給する2つの端子を有し、前記ソケットは、前記有機EL発光パネルを前記端子から外しても、前記2つの端子間に電流を流すことができるバイパス回路を有していることを特徴とする表示システムである。
本発明により、並列接続または直列接続した複数枚の有機EL発光パネルから成る照明において、有機EL発光パネルの寿命等により短絡したパネルを新規交換する際に、他のパネルを消灯すること無しに簡便に交換を行うことが可能となる。
有機EL発光パネルをバックライトとして用いた表示装置において、複数の有機EL発光パネルを直列に接続した場合、いずれか一つの有機EL発光パネルの交換をするときでも、他のバックライト用有機EL発光パネルを動作させたまま交換することが出来る。
以下の実施例に基づいて本発明を詳細に開示する。
図1は本発明による照明機器が部屋に設置された例である。部屋100の天井には6個の有機EL発光パネル1が設置されている。各有機EL発光パネル1はソケット2に収容されている。有機EL発光パネル1は平面発光装置であるので、均一な光を提供する。さらに装置は薄く軽量にできるので、設置が容易である。図1の例では6個の有機EL発光パネル1を使用して、非常に均一な自然に近い明るさを提供できる。
図1において、2個の有機EL発光パネル1が直列に接続され、この直列接続された2個の有機EL発光パネル1が3組並列に接続されている。有機EL発光パネル1は直流で駆動される。有機EL発光パネル1用の電源は商用電源102から供給されるが、商用電源102は交流なので、整流器103が設置される。部屋のドア付近の壁には照明用スイッチ104が設置されている。
有機EL発光装置は一般の電球、蛍光灯等と異なり、寿命が来ると短絡してしまう。したがって、従来の電球のように電源に対して並列に設置すると、一個の有機EL発光パネル1が寿命になってショートすると、他の有機EL発光パネル1も同時に発光しなくなってしまう。これが夜起きると真っ暗になって都合が悪い。
本実施例では、2個の有機EL発光パネル1を直列に接続し、この直列に接続された2個ずつのパネルを3組並列に接続している。パネルを2個直列に接続しているため、2個同時に寿命が来なければ、電源がショートされることは無い。しかし、1個の有機EL発光パネル1がショートすると直列接続されている他の有機EL発光パネル1に通常の2倍の電圧が印加され、他の1個のパネルの寿命を縮めることになるので、ショートした有機EL発光パネル1は早期に交換する必要がある。
この寿命が来た有機EL発光パネル1を交換するときに、有機EL発光パネル1を外すと電流が遮断され、直列接続されている他の有機EL発光パネル1からの発光も無くなって不都合である。図1では並列接続されている他の4個の有機EL発光パネル1が発光しているので、部屋が暗くなるだけで済むが、部屋に2個の有機EL発光パネル1しか無ければ部屋内が真っ暗になってしまい、はなはだ不便である。
本実施例では各有機EL発光パネル1を収容するソケット2に、有機EL発光パネル1を交換するときに直列接続されている他の有機EL発光パネル1に電流を流し続けることが出来るように、有機EL発光パネル1と並列にバイパス回路を設置している。
図2は6枚の有機EL発光パネル1が、面積の大きい1個の照明装置として組み立てられたものである。図2において、有機EL発光パネル1は各々ソケット2に収容されている。このソケット2が図2のように6個並べられて照明装置を構成している。
電気的接続は図1と同じように、2個の有機EL発光パネル1が直列接続され、2個の有機EL発光パネル1が直列接続されたものが3組並列接続されたものである。有機EL発光パネル1は大面積とすると歩留まりが悪くなる。1個の面積の大きい照明装置が必要な場合は図2に示すように、複数の有機EL発光パネル1を組み立てるのがコスト的にも有利である。
複数の有機EL発光パネル1を1個の照明装置として組み立てる場合も図1の場合と同様な問題を有する。すなわち、有機EL発光パネル1を交換する場合には、直列に接続されている他の有機EL発光パネル1には電流が流れなくなるという問題を生ずる。したがって、この場合も有機EL発光パネル1を収容する各ソケット2内に、有機EL発光パネル1を交換するときに直列接続されている他の有機EL発光パネル1に電流を流し続けることが出来るように、有機EL発光パネル1と並列にバイパス回路を設置している。
図3は本実施例の詳細を示す回路図である。図3において、直列接続された2枚の有機EL発光パネル1が3組並列接続されており、合計6枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には直流電源3が印加される。有機EL発光パネル1と抵抗Zを持つバイパス回路4がソケット2に収納されている。有機EL発光パネル1を点灯させる際には、バイパス回路4を経由させないように端子をBに接続する。端子Bに接続すると、直列接続の2枚のパネルとそれらの並列接続の3組で合計6枚が同時点灯する。1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。蛍光灯や電球においては、故障または寿命に達すると抵抗が増大しオープンとなるが、有機EL発光パネル1では短絡することが大きな特徴である。短絡しても直列接続では電流が流れるため同じ直列接続の他のパネルは消灯することは無い。
しかし、新規パネルに交換する際にはパネルを取り外すためにオープンとなり電流が流れなくなり直列接続の他のパネルは消灯することになる。そこで、本実施例では、パネルを単独で交換可能にするバイパス回路4をソケット2に設ける。新規パネルに交換する前に、交換パネルのソケット2にある接続端子をAに切り換えバイパス回路4を経由させる。バイパス回路4には、抵抗Zが接続されており、好ましくは、抵抗Zを有機EL発光パネル1の初期抵抗相当にしておくことが望ましい。そのようにすると、同一直列回路に接続された他の有機EL発光パネル1の明るさが交換後の明るさ相当になるからである。
本実施例では、直列接続では2パネルであるが、1パネルでも3パネル以上でも構わない。また、並列回路は3本であるが、1本以上でも構わない。
本実施例により、有機EL発光パネル1に特有な短絡による故障および寿命においても、他の照明パネルを消灯することなく迅速にパネルの交換が可能になる。
本発明の実施例は、2枚の有機EL発光パネル1が直列接続された照明機器である。図4にその概略図を示す。各ソケット2には、有機EL発光パネル1とバイパス回路4を設けており、更に、可変抵抗5と電流計を直列に接続し電源3より直流電圧が印加される。点灯の際は有機EL発光パネル1の接続端子をBへ接続し、可変抵抗5により電流を調節してパネルの明るさを調節することが可能となる。電流計は確認用途であるから無くとも差し支えないが、あれば調節者が目視で確認できるので好ましい。
1枚のパネルが故障または寿命となった際には、そのパネルの接続端子をAに切り換えてバイパス回路4を経由させ、その後に新規パネルに交換し、そのパネルの接続端子をBに切り換えて点灯させる。パネルの交換中は、直列接続の他のパネルに電流が流れているため消灯することは無い。バイパス回路4には、抵抗Zが接続されており、好ましくは、抵抗Zを有機EL発光パネル1の初期抵抗相当にしておくことが望ましい。そのようにすると、同一直列回路に接続された他の有機EL発光パネル1の明るさが交換後の明るさ相当になるからである。
また、有機EL発光パネル1の明るさは、温度により影響を受けるので、冷房や暖房を行った場合には明るさを調節する必要があり、可変抵抗5を利用して電流を変化させて明るさを調節することも可能である。
図5は本発明の第3の実施例である。図5において、直列接続された2枚の有機EL発光パネル1が3組並列接続されており、合計6枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には、更に、可変抵抗5と電流計を直列に接続し電源3より直流電圧が印加される。点灯の際は有機EL発光パネル1の接続端子をBへ接続し、可変抵抗5により電流を調節してパネルの明るさを調節することが可能となる。電流計は確認用途であるから無くとも差し支えないが、あれば調節者が目視で確認できるので好ましい。有機EL発光パネル1と抵抗Zを持つバイパス回路4がソケット2に収納されている。
有機EL発光パネル1を点灯させる際には、バイパス回路4を経由させないように端子をBに接続する。端子Bに接続すると、直列接続の2枚のパネルとそれらの並列接続の3組で合計6枚が同時点灯する。1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。そこで、そのパネルの接続端子をAに変更しバイパス回路4を通し、その期間に新規パネルに交換しその後接続端子をBに変更する。
このようにすることにより、直列接続の他のパネルを消灯することなく、新規交換をすることが可能となる。
また、有機EL発光パネル1の明るさは、温度により影響を受けるので、冷房や暖房を行った場合には明るさを調節する必要があり、可変抵抗5を利用して電流を変化させて明るさを調節することも可能である。
図6は本発明の第4の実施例である。図6において、直列接続された2枚の有機EL発光パネル1と可変抵抗5が3組並列接続されており、合計6枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には電源3より直流電圧が印加される。点灯の際は有機EL発光パネル1の接続端子をBへ接続し、直列接続毎に設けた可変抵抗5により電流を調節してパネルの明るさを調節することが可能となる。有機EL発光パネル1と抵抗Zを持つバイパス回路4がソケット2に収納されている。
有機EL発光パネル1を点灯させる際には、バイパス回路4を経由させないように端子をBに接続する。端子Bに接続すると、直列接続の2枚のパネルとそれらの並列接続の3組で合計6枚が同時点灯する。1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。そこで、そのパネルの接続端子をAに変更しバイパス回路4を通し、その期間に新規パネルに交換しその後接続端子をBに変更する。
このようにすることにより、直列接続の他のパネルを消灯することなく、新規交換をすることが可能となる。また、有機EL発光パネル1の明るさは、温度により影響を受けるので、冷房や暖房を行った場合には明るさを調節する必要があり、可変抵抗5を利用して電流を変化させて直列接続毎に明るさを調節することも可能である。
図7に本発明の第5の実施例を示す。図7において、直列接続された2枚の有機EL発光パネル1と可変抵抗5と電流計が3組並列接続されており、合計6枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には電源3より直流電圧が印加される。点灯の際は有機EL発光パネル1の接続端子をBへ接続し、直列接続毎に設けた可変抵抗5により電流を調節してパネルの明るさを調節することが可能となる。有機EL発光パネル1と抵抗Zを持つバイパス回路4がソケット2に収納されている。
有機EL発光パネル1を点灯させる際には、バイパス回路4を経由させないように端子をBに接続する。端子Bに接続すると、直列接続の2枚のパネルとそれらの並列接続の3組で合計6枚が同時点灯する。1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。そこで、そのパネルの接続端子をAに変更しバイパス回路4を通し、その期間に新規パネルに交換しその後接続端子をBに変更する。
このようにすることにより、直列接続の他のパネルを消灯することなく、新規交換をすることが可能となる。
また、有機EL発光パネル1の明るさは、温度により影響を受けるので、冷房や暖房を行った場合には明るさを調節する必要があり、可変抵抗5を利用して電流を変化させて直列接続毎に明るさを調節することも可能である。電流計は確認用途であるから無くとも差し支えないが、あれば調節者が目視で確認できるので好ましい。可変抵抗5と電流計の設置場所は図7の場所に限定するものではなく、直列回路内であればどこでも構わない。
図8に本発明の第6の実施例を示す。図8において、直列接続された1枚の有機EL発光パネル1と電流検出及び電流遮断器が3組並列接続されており、合計3枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には電源3より直流電圧が印加される。また、各直列接続回路には、図6に示す様に、手動にて切り換え可能な端子B,Cが設けられている。点灯の際は有機EL発光パネル1の接続端子をBへ接続し点灯させる。
1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。抵抗の減少または短絡が発生すると、直列接続に流れる電流は増大するため、前もって設定電流を決めておき、その設定電流に達したら直列接続の電流を遮断するようにしておく。そのように設定することにより、過電流による発熱や火災の発生を防ぐことが可能となる。また、必要に応じて有機EL発光パネル1を交換する際には、手動の切り換えスイッチにて、パネルの接続端子をBからCへ変更し、パネルの陽極と陰極を接地してからパネルを交換し、その後パネルの接続端子をCからBへ変更すれば点灯可能となる。
図9に本発明の第7の実施例を示す。図7において、直列接続された1枚の有機EL発光パネル1と電流検出及び電流遮断器が3組並列接続されており、合計3枚の有機EL発光パネル1からなる照明機器が記載されている。並列接続には電源3より直流電圧が印加される。1枚の有機EL発光パネル1が故障または寿命に達すると、有機EL発光パネル1の抵抗は減少し短絡することになる。
抵抗の減少または短絡が発生すると、直列接続に流れる電流は増大するため、前もって設定電流を決めておき、その設定電流に達したら直列接続の電流を遮断するようにしておく。そのように設定することにより、過電流による発熱や火災の発生を防ぐことが可能となる。
本実施例では有機発光照明の色については特に言及しなかったが、白色でも単色でも、混色でも良い。照明色は心理的効果が大きいため、使用者が好みに合わせて選択可能である。また、白色でも、多方式の開発が進行中であり、単一材料からなる白色、R色,G色,B色からなる混色、マルチフォトン方式等、特に限定するものではない。
本実施例では、バイパス回路4の抵抗を同じZと表現したが、色やパネル構造が異なればパネルの抵抗も異なるため、新規の有機EL発光パネル1の抵抗相当のバイパス抵抗が好ましいが、それぞれ異なったバイパス抵抗でも構わない。また、電源は、直流電圧電源に限定する物ではなく、直流電流電源でも構わない。可変抵抗5による明るさの調節は、手動による調節でも、温度センサー等のセンサーを用いた自動調節でも構わない。
図10に本発明の第8の実施例を示す。実施例8は有機EL発光パネル1を液晶表示装置のバックライト50に使用した例である。液晶は自分では発光しないため、バックライト50が必要である。バックライト50の光源には従来は蛍光管あるいは発光ダイオードが使用されてきた。蛍光管は線光源、発光ダイオードは点光源である。液晶のバックライト50は面光源である必要がある。このため、蛍光管あるいは発光ダイオードをバックライト50として用いるためには線光源、あるいは点光源を均一な面光源に変えるために、導光板、拡散板、拡散シート等種々の光学部材を使用する必要がある。
これに対して、有機EL発光パネル1をバックライト50として用いれば、有機EL発光パネル1は面光源であるため、上記のようなバックライト50の光学部材を省略できるという大きな利点がある。一方、有機EL発光パネル1は大面積にすると製造歩留まりが下がる、寿命になるとオープンではなく、ショートになるというような独特な性質を持っている。本発明はこのような有機EL発光パネル1の問題点を克服して、有機EL発光パネル1を液晶表示パネル等のバックライト50として使用することを可能ならしめるものである。
図10において、下基板21と上基板22との間には液晶24が挟持され、この液晶はシール部23によってシールされている。液晶24によって、画素毎にバックライト50からの光が制御されて画像が形成される。液晶24によって光を制御するためには、光は偏光されている必要があるので、下偏光板26によって、バックライト50からの光を直線偏光に変換する。この直線偏光が液晶24によって、変調を受け、上偏光板25によって検光されたものが画像として認識される。
下基板21には画素毎に画素電極28が形成され、この画素電極と上基板22に形成されたコモン電極31との電位差によって、液晶24が動作する。薄膜トランジスタ(TFT)27が画素電極に対する画像信号におスイッチングの役割を持つ。TFT27への信号は外部から配線(ゲート配線とドレイン配線とがある)29を通して供給される。下基板21および上基板22に形成された配向膜は液晶24を特定方向に配向させるものである。
画素電極28および液晶24を通過したバックライト50からの光は、上基板22に形成されたカラーフィルタ32を通過することによってカラー画像が形成される。カラーフィルタとカラーフィルタの間は、画像のコントラストを上げるためにブラックマトリクス33が形成されている。
図10において、バックライト50は有機EL発光パネル1とフレーム51から形成されている。図11に示すように、有機EL発光パネル1はソケット2に収容され、このソケット2がフレーム51に収容されている。図11において、ソケット2の額縁が存在するが、この額縁はソケット2の存在をわかり易くするために記載したもので、この額縁は必ずしも存在する必要は無い。有機EL発光パネル1は大面積とすると製造歩留まりが下がるので、図11においては4個の有機EL発光パネル1でバックライト50を構成している。
各有機EL発光パネル1はソケット2に収容されているが、各ソケット2には実施例1等で説明したようなバイパス回路4が形成されている。図11において、例えば、4個の有機EL発光パネル1を直列に接続されているとする。どれか1個のパネルの寿命が来たとするとそのパネルがショートしてその部分は発光しなくなる。しかし、他の3個は発光しているので、どの有機EL発光パネル1が働かなくなったかを容易に検出することができる。また、交換時もバイパス回路4を使用することによって、ディスプレイの動作を止めなくとも交換することができる。これはディスプレイの用途によっては必須な場合もある。
図12は有機EL発光パネル1をバックライト50にした比較的大画面の液晶表示パネル20を展示室の壁等で展示をする場合である。図12において、壁200に液晶表示パネル20が複数個展示されている。電源は商用電源102が使用されるが、有機EL発光パネル1は直流で駆動されるため、整流器103が用いられる。
各液晶表示パネル20のバックライト50は直列に接続されている。バックライト50に使用されている有機EL発光パネル1は寿命が来るとショートするからである。直列に接続されていれば、いずれか一つの液晶表示パネル20のバックライト50の寿命が来て短絡した場合でも他の液晶表示パネル20は動作をすることができる。
しかし、直列に接続されたパネルのバックライト50の故障した有機EL発光パネル1を交換する時には他の直列に接続されたパネルの展示も出来なくなる。本発明はこれを対策するものである。図12に示すように、各液晶表示パネル20の後方にはバックライト50が設置されている。このバックライト50には有機EL発光パネル1とこれに並列に接続された、スイッチとインピーダンスZを有するバイパス回路4が設置されている。
いずれかのバックライト50中の有機EL発光パネル1の寿命が来て交換するときは、スイッチをバイパス回路4のインピーダンスZ側に切り替える。新しい有機EL発光パネル1と交換した後にスイッチを有機EL発光パネル1側に戻す。こうすれば、いずれかの液晶表示パネル20のバックライト50の有機EL発光パネル1を交換している時でも、直列に接続された他の液晶表示パネルは展示を続けることが出来る。この場合、バイパス回路4のインピーダンスZを有機EL発光パネル1のインピーダンス相当としておけば、故障したバックライト50の有機EL発光パネル1を交換しているときでも他の液晶表示パネル20は通常と同様の明るさで展示を続けることができる。
実施例8では、展示パネルとして液晶表示パネルを例にして説明した。しかし、本発明による有機EL発光パネル1を用いたバックライト50は液晶表示パネルのみに用いられるものではなく、バックライト50を使用する他の表示パネルにも用いることができることはいうまでもない。
有機EL発光パネルを照明として使用した図である。 有機EL発光パネルを照明として使用した他の例である。 実施例1の回路図である。 実施例2の回路図である。 実施例3の回路図である。 実施例4の回路図である。 実施例5の回路図である。 実施例6の回路図である。 実施例7の回路図である。 液晶表示装置の断面図である。 バックライトの斜視図である。 複数の液晶表示装置を展示する例である。
符号の説明
1…有機EL発光パネル、2…ソケット、 3…電源、 4…バイパス回路、 5…可変抵抗、 10…照明装置、 20…液晶表示パネル、 21…下基板、22…上基板、 23…シール部、 24…液晶、 25…上偏光板、 26…下偏光板、 50…バックライト、 50…バックライト用フレーム、 100…部屋、 14…102交流電源、 103…整流器

Claims (9)

  1. 直列に接続された複数の有機EL発光パネルを有する照明機器であって、
    前記有機EL発光パネルを収容するソケットは、前記有機EL発光パネルに電力を供給する2つの端子を有し、前記ソケットは、前記有機EL発光パネルを前記端子から外しても、前記2つの端子間に電流を流すことができるバイパス回路を有していることを特徴とする照明機器。
  2. 前記ソケットは前記有機EL発光パネルの交換時は前記バイパス回路に電流を流すことが出来る切り替えスイッチを有していることを特徴とする請求項1に記載の照明機器。
  3. 前記ソケットは複数の有機EL発光パネルを収容していることを特徴とする請求項1に記載の照明機器。
  4. 前記バイパス回路は前記有機EL発光パネルの初期抵抗と同じオーダーの抵抗を有していることを特徴とする請求項1に記載の照明機器。
  5. 前記有機EL発光パネルの交換時は、前記バイパス回路を電流が通ることによって、前記有機EL発光パネルと直列に接続した他の有機EL発光パネルを発光させることが出来る請求項1に記載の照明機器。
  6. 直列に接続された複数の有機EL発光パネルが複数組並列に接続された照明機器であって、
    前記有機EL発光パネルを収容するソケットは、前記有機EL発光パネルに電力を供給する2つの端子を有し、前記ソケットは、前記有機EL発光パネルを前記端子から外しても、前記2つの端子間に電流を流すことができるバイパス回路を有していることを特徴とする照明機器。
  7. 前記ソケットは前記有機EL発光パネルの交換時は前記バイパス回路に電流を流すことが出来る切り替えスイッチを有していることを特徴とする請求項6に記載の照明機器。
  8. 前記ソケットは複数の有機EL発光パネルを収容していることを特徴とする請求項6に記載の照明機器。
  9. 前記バイパス回路は前記有機EL発光パネルの初期抵抗と同じオーダーの抵抗を有していることを特徴とする請求項6に記載の照明機器。
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