JP4906682B2 - 通信装置及び機器監視システム - Google Patents

通信装置及び機器監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP4906682B2
JP4906682B2 JP2007291006A JP2007291006A JP4906682B2 JP 4906682 B2 JP4906682 B2 JP 4906682B2 JP 2007291006 A JP2007291006 A JP 2007291006A JP 2007291006 A JP2007291006 A JP 2007291006A JP 4906682 B2 JP4906682 B2 JP 4906682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
control
capacitor
voltage
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007291006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009118329A (ja
Inventor
保憲 武内
明宏 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2007291006A priority Critical patent/JP4906682B2/ja
Publication of JP2009118329A publication Critical patent/JP2009118329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4906682B2 publication Critical patent/JP4906682B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、各種機器から定期的にデータを取得する場合に、当該機器のデータを監視装置に送信する通信装置及び機器監視システムに関する。
従来、各種機器から定期的にデータを取得する場合には、当該機器に通信装置を付設し、その通信装置を介し、当該機器から離れた場所で別の通信装置により当該機器のデータを受信する方法がある。
特開2006−120008号公報
しかしながら、機器に通信装置を付設する場合、当該機器の電源とは別の専用電源を当該通信装置に設ける必要があり、コストがかかる。そして、定期的に機器のデータを取得するためには、機器側の通信装置が時刻情報を保持し、常時通電状態となる必要があり、さらにコストがかかる。なお、特許文献1には、レーザ光を光電変換し、電源に使用する技術が開示されている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、低コストの通信手段により機器から定期的にデータを取得することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の装置と光通信回線を介して接続され、第2の装置から取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信する通信装置であって、前記光通信回線から受けた光を光電変換して、電気を出力する光電変換素子と、前記光電変換素子が出力する電気により充電される充電素子と、前記充電素子の充電電圧が所定の電圧に達した時点で、前記充電素子が電源として接続され、前記第2の装置からデータを取得して、該取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信するための所定の処理を行う信号処理部と、前記充電素子の充電電圧が前記所定の電圧に達した時点で、前記光電変換素子と前記充電素子とを遮断する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第2の装置からデータを取得するに際して通信装置に専用電源を設ける必要がなく、所定時間ごとのタイミングを計るのに通常保持する時刻情報を利用しないため、時計機能や待機電力も必要ないので、低コスト、省電力に定期的なデータ取得を実現することができる。また、信号処理部が充電素子を電源として使用している間(すなわち、充電素子から放電中)は、光電変換素子から充電素子に充電するのを停止する。これによれば、充電素子の放電時間を一定にできるので、信号処理部の起動タイミングの精度の向上を図ることができる。
また、本発明は、通信装置であって、前記充電素子に対して並列に、かつ、互いに直列に接続された抵抗器及び開閉スイッチを備え、前記信号処理部が、前記所定の処理が終了した時点で、前記開閉スイッチを閉じ、前記充電素子の放電が完了した時点で、前記開閉スイッチを開くことを特徴とする。
この構成によれば、信号処理部の処理が終了した時点で充電素子に抵抗器を接続することによって、充電素子の電力が使い果たされずに残っていても強制的に完全放電させることができる。これによれば、完全放電した後の充電素子の充電時間を一定にできるので、信号処理部の起動タイミングの精度の向上を図ることができる。
また、本発明は、通信装置であって、前記光電変換素子がフォトボル素子であることを特徴とする。
また、本発明は、通信装置であって、前記充電素子がキャパシタであることを特徴とする。
なお、本発明は、機器監視システムを含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、低コストの通信手段により機器から定期的にデータを取得することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係る通信装置は、定期的に機器からデータを取得し、監視装置に送信する機能を有するが、特に光通信回線の通信用レーザ光を電源として利用するとともに、実際に通信用レーザ光を光電変換し、キャパシタに満充電するのに要する時間を、データの取得及び送信のタイミングを決定するタイマとして利用するものである。これによれば、機器側の通信装置の電源及び時計機能が不要になるので、抵コストに機器のデータを定期的に送信することができる。
≪システムの構成と概要≫
図1は、機器監視システムの構成を示す図である。機器監視システム100は、機器(第2の装置)1、機器側通信装置(通信装置)2、監視側通信装置(第1の装置)3及びネットワーク(光通信回線)4を備える。機器側通信装置2及び監視側通信装置3は、ネットワーク4を介して相互に通信可能である。機器1は、監視対象となる機器であって、データの発信元になる機器であり、例えば、各家庭に設置されている電力量計等である。機器側通信装置2は、ネットワーク4に接続される光ファイバケーブル5から受光したレーザ光を光電変換してキャパシタ17を充電し、このキャパシタ17を電源とするとともに、その充電に要する時間をタイマとして利用することにより、タイミングを計って機器1からデータを取得し、光ファイバケーブル6及びネットワーク4経由で監視側通信装置3に送信する。各家庭の電力計を監視する場合には、通信インフラとして光ファイバケーブル5及び6が各家庭まで届いているので、光ファイバケーブル5からの通信用光を光電変換して電源として利用するのは、利便性が高く、省エネルギー効果もある。機器側通信装置2の詳細な構成は、後記する。監視側通信装置3は、機器1を監視するための通信装置であり、機器1のデータを機器側通信装置2、光ファイバケーブル6及びネットワーク4経由で定期的に取得する。ネットワーク4は、機器側通信装置2及び監視側通信装置3の間を相互に通信可能とする通信網であり、光通信回線によって実現される。
機器側通信装置2は、制御IC(Integrated Circuit)10、制御SW11、12、13、フォトボル素子14、整流器15、抵抗16、キャパシタ17、強制放電用抵抗(抵抗器)18及び信号処理LSI(Large Scale Integrated Circuit)21、レーザダイオード22を備える。フォトボル素子14、整流器15、抵抗16及び制御SW11は、互いに直列に接続され、キャパシタ17は、これら直列接続されたフォトボル素子14、整流器15、抵抗16及び制御SW11と並列に接続される。また、制御SW12、制御SW(開閉スイッチ)13及び強制放電用抵抗18は互いに直列に、かつ、キャパシタ17と並列に接続される。さらに、信号処理LSI(信号処理部)21は、制御SW13及び強制放電用抵抗18と並列に接続される。
制御IC10は、フォトボル素子14の出力電圧Eを電源として作動するとともに、キャパシタ17の両端の電圧Vを取得して制御SW11及び12の開閉制御を行う回路である。制御SW11、12及び13は、それぞれFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)からなる。制御IC10又は信号処理LSI21から各制御SWのゲート・ドレイン間に制御電圧を印加することによって、ドレイン・ソース間の入切を制御する。なお、各制御SWのゲート・ドレイン間に印加する制御電圧は小さく、電流がほとんど流れないため、各制御SWの入切に伴う電力消費はほとんどない。
フォトボル素子14は、光ファイバケーブル5を通じて伝送される通信用レーザ光の照射を受けて、光電変換によって得られた電圧により整流器15及び抵抗16経由でキャパシタ17を充電する。整流器15は、キャパシタ17からフォトボル素子14に電流が逆流するのを防止し、抵抗16は、キャパシタ17に過電流が流れ込むのを防止する。キャパシタ17の両端電圧Vは、充電量とともに増加し、所定時間が経過した後キャパシタ17が満充電になると一定になる。そして、キャパシタ17の両端電圧Vが所定の電圧V1になった時点で、信号処理LSI21が処理(機器1からのデータの取得及び監視側通信装置3へのデータの送信)を開始する。このように、キャパシタ17の充電に要する所定時間をタイマとして利用することによって、データの定期的な送信を実現する。
信号処理LSI21は、キャパシタ17の充電電圧により駆動するとともに、機器1からのデータの取得、取得したアナログデータからデジタルデータへの変換及びレーザダイオード22へのデータを含む電気信号の出力を行う信号処理回路である。そして、制御SW13の開閉制御を行うことによって、強制放電用抵抗18を用いたキャパシタ17の強制放電の実行を制御する。レーザダイオード22は、信号処理用LSI21から出力された電気信号を光信号に変換し、光ファイバケーブル6に送信する。光ファイバケーブル6に送信された光信号は、ネットワーク4を経由して監視側通信装置3に伝送される。
≪機器側通信装置の動作≫
図2は、制御SWの状態及びキャパシタ両端電圧の時間的変化を示す図である。図2を参照しながら、機器側通信装置2において各制御SWをオン(閉路)又はオフ(開路)にする制御条件及びその制御条件に基づく回路の動作について説明する。
各制御SWの制御条件について説明すると、まず、制御SW11は、制御IC10の下で、フォトボル素子14によって得られた電圧によりキャパシタ17を充電するか否かを切り換える。すなわち、制御IC10は、0≦V<V1かつdV/dt>0の場合に、制御SW11をオンにする。これは、キャパシタ17の両端電圧VがV1(信号処理用LSI21が動作を開始する時の電圧)に達しておらず、かつ、充電中の場合、キャパシタ17への充電を続行することを意味する。一方、制御IC10は、V≧V1又はdV/dt≦0の場合に、制御SW11をオフにする。これは、キャパシタ17の両端電圧VがV1に達している場合、又は、放電中の場合、キャパシタ17への充電を行わないことを意味する。
次に、制御SW12は、制御IC10の下で、キャパシタ17から放電するか否かを切り換える。すなわち、制御IC10は、0<V≦V1かつdV/dt≦0の場合に、制御SW12をオンにする。これは、キャパシタ17の両端電圧Vが0より大きく、V1以下であり、かつ、放電中の場合、キャパシタ17からの放電を続行することを意味する。一方、制御IC10は、V=0、V>V1又はdV/dt≧0の場合に、制御SW12をオフにする。これは、キャパシタ17の両端電圧Vが0、V1より大きい、又は、充電中の場合、キャパシタ17からの放電を行わないことを意味する。
さらに、制御SW13は、信号処理LSI21の下で、キャパシタ17から強制放電(完全放電のための強制的放電)するか又は通常放電(通常の処理のための放電)するかを切り換える。すなわち、信号処理LSI21は、信号処理動作中かつ送信完了信号検知の場合に、制御SW13をオンにする。これは、データ送信が完了し、信号処理が終了したので、キャパシタ17に残っている電気を放電することを意味する。信号処理LSI21は、信号処理停止中又は送信完了信号なしの場合に、制御SW13をオフにする。これは、これから信号処理を開始する又はその前のタイミングなので、通常の放電を行うことを意味する。
次に、図2を参照しながら、機器側通信装置2の回路の動作についてより具体的に説明する。
[1]キャパシタ17への充電(0≦t<T1、制御SW11:オン、制御SW12:オフ、制御SW13:オフ)
キャパシタ17へ充電中の場合、キャパシタ17の両端電圧Vは充電量とともに上昇する。従って、0≦V<V1かつdV/dt>0となるので、制御SW11がオン、制御SW12がオフとなる。制御SW12がオフのため、信号処理LSI21は動作停止中なので、制御SW13がオフとなる。ちなみに、キャパシタ17への満充電によりV=E(フォトボル素子14の端子電圧)となる。
[2]キャパシタ17への充電開始から所定時間が経過した後、充電が終了し、信号処理LSI21が動作開始(t=T1、制御SW11:オン→オフ、制御SW12:オフ→オン、制御SW13:オフ)
時刻t=T1の場合、V=V1となるので、制御SW11がオフ、制御SW12がオンとなる。制御SW11がオフになることでキャパシタ17への充電が終了し、制御SW12がオンになることで信号処理LSI21が動作を開始する。送信完了信号を受信していないので、制御SW13はオフのままである。
[3]信号処理LSI21の動作(T1<t<T2、制御SW11:オフ、制御SW12:オン、制御SW13:オフ)
信号処理LSI21は、動作開始とともに機器1からアナログデータを読み込み、デジタルデータに変換し、変換したデジタルデータを電気信号としてレーザダイオード22に出力する。レーザダイオード22は、信号処理LSI21から入力した電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光ファイバケーブル6に送信する。キャパシタ17は、充電した電力を信号処理LSI21に供給するために放電するので、Vは低下する。信号処理動作中は、dV/dt<0の条件により、制御SW11はオフ、制御SW12はオンのままである。送信完了信号を受信していないので、制御SW13はオフのままである。
[4]信号処理LSI21の動作終了(T2≦t<T3、制御SW11:オフ、制御SW12:オン、制御SW13:オフ→オン)
レーザダイオード22が光信号を送信した後、信号処理LSI21は制御SW13に送信完了信号を送信する。制御SW13は、送信完了信号を検知してオンになる。制御SW13がオンになると、キャパシタ17から強制放電用抵抗18に電流が流れ、放電する。完全に放電したときに、V=0となる。
[5]キャパシタ17への充電開始(t≧T3、制御SW11:オフ→オン、制御SW12:オン→オフ、制御SW13:オン→オフ)
キャパシタ17の完全放電により電力供給がなくなるので、信号処理LSI21の動作が停止するため、制御SW13はオフになる(制御SW13のFETのゲート電圧が0になる)。そして、キャパシタ17の両端電圧V=0となるので、制御SW11がオン、制御SW12はオフになる。これにより、フォトボル素子14からキャパシタ17に電力が供給され、キャパシタ17の充電が開始する。
続いて、図2を参照しながら、回路を構成する各素子の固有値と、時間と、キャパシタの両端電圧との関係について説明する。まず、充電中の場合、キャパシタ17の両端電圧Vは、式1に従う。
=E[1−exp(−t/CR)] ・・・式1
:キャパシタ17の両端電圧[V]
E:フォトボル素子14の出力電圧[V]
C:キャパシタ17の容量[F]
R:抵抗16の抵抗値[Ω]
t:時間[s]
完全放電状態にあるキャパシタ17への充電開始から信号処理LSI21の動作開始までのタイマ時間をT1[s]とすると、T1の時の電圧V1[V]は式2で表される。
V1=E[1−exp(−T1/CR)] ・・・式2
ここで、時定数τ=CR[s]は、V=E[1−exp(−1)]=0.632E(つまり、キャパシタ17の充電量が満充電の63.2%)になるまでに要する時間である。適当なCとRを選択することにより、充電時間を調整することができる。t→無限大の場合V→Eとなるため、V1をEに近い値にすると、V1の変化に対するT1の変化が非常に大きくなるので、V1を決定したとしても、V1の微妙な変動によってT1の誤差が大きくなる。そこで、T1の誤差を減らすために、時定数τは大きな値を選択し、T1はτに近い値を選択するものとする。そして、式2により、V1を決定する。
次に、放電中の場合、キャパシタ17の両端電圧Vは、式3に従う。
=V1exp(−t/CR) ・・・式3
V1:キャパシタ17が放電開始時における両端電圧[V]
:信号処理LSI21の抵抗値[Ω]
その他は、式1と同様。
ここで、時定数τ=CR[s]は、V=V1exp(−1)=0.368E(つまり、キャパシタ17の充電量が放電開始時の36.8%)になるまでに要する時間である。信号処理LSI21の動作中は、キャパシタ17の両端電圧Vは指数関数的に減少する。所定時間の動作電圧を確保するために、dV/dtの絶対値(負の傾き)が小さくなるように時定数τは大きい値を選択する。
図3は、フォトボル素子14の入力光エネルギーと出力電圧・電流の関係の一例を示す図である。入力光エネルギーの高い領域では、出力電圧がほぼ一定の値をとる。出力電圧の変動は、V1の変動に直結するため、結果的にタイマ時間T1の誤差となる。従って、フォトボル素子14には、実際の変動幅を含む入力光エネルギーによる出力電圧が極力一定となるものを選択する。一方、出力電流は、入力光エネルギーに対して直線的に増加する。従って、フォトボル素子14には、実際に使用する光の入力光エネルギーによって信号処理動作に必要な出力電流が得られるものを選択する。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、機器1からデータを取得するに際して機器側通信装置2に専用電源を設ける必要がなく、所定時間ごとのタイミングを計るのに通常保持する時刻情報を利用しないため、時計機能や待機電力も必要ないので、低コスト、省電力に定期的なデータ取得を実現することができる。
次に、信号処理LSI21がキャパシタ17を電源として使用している間(すなわち、キャパシタから放電中)は、フォトボル素子14からキャパシタ17に充電するのを停止する。これによれば、キャパシタ17の放電時間を一定にできるので、信号処理LSI21の起動タイミングの精度の向上を図ることができる。
そして、信号処理LSI21の処理が終了した時点でキャパシタ17に強制放電用抵抗18を接続することによって、キャパシタ17の電力が使い果たされずに残っていても強制的に完全放電させることができる。これによれば、完全放電した後のキャパシタ17の充電時間を一定にできるので、信号処理LSI21の起動タイミングの精度の向上を図ることができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、図4は、光ファイバケーブルを1芯とした機器監視システムの構成を示す図である。図1では、機器側通信装置2に、光を入力するための光ファイバケーブル5と、光を出力するための光ファイバケーブル6とが接続されている。それに対して、図4では、機器側通信装置2aに1本の光ファイバケーブル7が接続されている。そして、機器側通信装置2aでは、波長分割多重化装置23が光ファイバケーブル7、フォトボル素子14及びレーザダイオード22に接続されている。光ファイバケーブル7には、上りと下りで波長を変えた光が往復伝送される。波長分割多重化装置23は、光ファイバケーブル7から下りの波長の光を受けた場合に、その光をフォトボル素子14に照射する。また、レーザダイオード22から光を受けた場合には、その光を下りの光と多重化し、多重化した光を光ファイバケーブル7に送信する。なお、他の回路構成は、図1と同様である。
機器監視システムの構成を示す図である。 制御SWの状態及びキャパシタ両端電圧の時間的変化を示す図である。 フォトボル素子の入力光エネルギーと出力電圧・電流の関係の一例を示す図である。 光ファイバケーブルを1芯とした機器監視システムの構成を示す図である。
符号の説明
100 機器監視システム
1 機器(第2の装置)
2 機器側通信装置(通信装置)
3 監視側通信装置(第1の装置)
4 ネットワーク(光通信回線)
10 制御IC
13 制御SW(開閉スイッチ)
14 フォトボル素子
17 キャパシタ
18 強制放電用抵抗(抵抗器)
21 信号処理LSI(信号処理部)

Claims (5)

  1. 第1の装置と光通信回線を介して接続され、第2の装置から取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信する通信装置であって、
    前記光通信回線から受けた光を光電変換して、電気を出力する光電変換素子と、
    前記光電変換素子が出力する電気により充電される充電素子と、
    前記充電素子の充電電圧が所定の電圧に達した時点で、前記充電素子が電源として接続され、前記第2の装置からデータを取得して、該取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信するための所定の処理を行う信号処理部と、
    前記充電素子の充電電圧が前記所定の電圧に達した時点で、前記光電変換素子と前記充電素子とを遮断する手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記充電素子に対して並列に、かつ、互いに直列に接続された抵抗器及び開閉スイッチを備え、
    前記信号処理部は、前記所定の処理が終了した時点で、前記開閉スイッチを閉じ、前記充電素子の放電が完了した時点で、前記開閉スイッチを開く
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は請求項に記載の通信装置であって、
    前記光電変換素子はフォトボル素子である
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1又は請求項に記載の通信装置であって、
    前記充電素子はキャパシタである
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 機器の監視を行う第1の装置と、
    前記第1の装置による監視対象機器である第2の装置と、
    前記第1の装置と光通信回線を介して接続され、前記第2の装置から取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信する通信装置と、
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記光通信回線から受けた光を光電変換して、電気を出力する光電変換素子と、
    前記光電変換素子が出力する電気により充電される充電素子と、
    前記充電素子の充電電圧が所定の電圧に達した時点で、前記充電素子が電源として接続され、前記第2の装置からデータを取得して、該取得したデータを前記光通信回線により前記第1の装置へ送信するための所定の処理を行う信号処理部と、
    前記充電素子の充電電圧が前記所定の電圧に達した時点で、前記光電変換素子と前記充電素子とを遮断する手段と、
    を備える
    ことを特徴とする機器監視システム。
JP2007291006A 2007-11-08 2007-11-08 通信装置及び機器監視システム Expired - Fee Related JP4906682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007291006A JP4906682B2 (ja) 2007-11-08 2007-11-08 通信装置及び機器監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007291006A JP4906682B2 (ja) 2007-11-08 2007-11-08 通信装置及び機器監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009118329A JP2009118329A (ja) 2009-05-28
JP4906682B2 true JP4906682B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=40784935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007291006A Expired - Fee Related JP4906682B2 (ja) 2007-11-08 2007-11-08 通信装置及び機器監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4906682B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6410186B2 (ja) * 2015-11-26 2018-10-24 甲賀電子株式会社 通信制御装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799731A (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電制御装置
JP3316277B2 (ja) * 1993-10-27 2002-08-19 三洋電機株式会社 二次電池のメモリー効果解消方法
JP3473125B2 (ja) * 1994-09-20 2003-12-02 松下電器産業株式会社 端末網制御装置
JP3777631B2 (ja) * 1995-08-25 2006-05-24 松下電器産業株式会社 端末網制御装置とそれを利用した端末網制御システム
JP4540051B2 (ja) * 2004-10-22 2010-09-08 国立大学法人東京農工大学 監視システム
JP4641787B2 (ja) * 2004-12-02 2011-03-02 関西電力株式会社 光給電情報伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009118329A (ja) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102668372B (zh) 数字电荷放大器及将电荷信号转换成数字信号的方法
US8264251B2 (en) Characteristic measuring device for solar cell
CN105703624A (zh) 绝缘型直流电源装置以及控制方法
CN103201922A (zh) 故障驱动系统中的热记忆
US20180331564A1 (en) Master-slave charging circuit with slave charger input current sensing and adaptive battery current limiting
CN108448373B (zh) 激光脉冲功率控制方法、脉冲光纤激光器及激光切割系统
FR2474799A1 (fr) Systeme d'acquisition de donnees et convertisseur analogique-numerique
CN103513106A (zh) 一种测量方法、测量电路及监控装置
EP2232211A1 (en) Method and device for measuring solar irradiance using a photovoltaic panel
US10439510B2 (en) Load current measurement
JP4906682B2 (ja) 通信装置及び機器監視システム
US6744036B2 (en) Optically coupled sensor for application to combustible liquids
EP3769397B1 (en) Method and device for charging a storage device with energy from an energy harvester
JP2009250842A (ja) 光量デジタル変換回路、ic、および電子機器
CN202276287U (zh) 在脉宽调制控制中补偿死区时间的控制系统
JP5526348B2 (ja) 測定装置
KR20150129657A (ko) 단일 와이어 아날로그 출력 센서 아키텍처
KR20120039617A (ko) 커패시터 충전기 시스템 및 상기 커패시터 충전기 시스템용 디지털 제어 모듈 및 격리 획득 모듈
JP2013225579A (ja) 太陽電池の特性評価装置及び太陽電池の特性評価方法
CN219800136U (zh) 一种mbus系统的主机装置及主机系统
CN214621537U (zh) 一种基于温阻特性的感温电缆性能检测装置
FR3055752B1 (fr) Circuit de transmission d'energie electrique
CN111313898A (zh) 数据输出与供电线路复用的电路、方法
RU2231805C1 (ru) Счетчик ампер-часов с переносным пультом управления и диагностики
KR101147378B1 (ko) 전원 직렬 임피던스의 순간 측정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4906682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees