JP4905206B2 - シーケンス再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の操作子に対するユーザの演奏操作に応じた楽音生成を行う技術に関し、特に、操作の多様性や直感的な操作性を向上させる技術に関する。
出願人らにより、テノリオン(登録商標)と称される演奏装置が提案された(例えば、非特許文献1参照)。この演奏装置は、LED(Light Emitting Diode)などの発光手段を内蔵した入力デバイスを、横軸が発音タイミングを表す一方、縦軸が音高を表す16×16のマトリクス状に配列してなる操作パネルを有する。これら256個の入力デバイスの各々は、いわゆるタクトスイッチであり、その押下により音の発音タイミングおよび音高を指定するためのものである。そして、この演奏装置は、演奏開始を指示する旨の所定の操作が為されると、上記マトリクスの左側の列から順に、仮想スクロールバーを移動させ、押下されたデバイス上に仮想スクロールバーが到来したときにそのデバイスの発光手段を発光させ、そのデバイスに割り当てられた音高の音を発音するよう構成されている。
"テノリオン"、[online]、ヤマハ株式会社、インターネット 平成19年3月12日検索、 <URL:http://www.yamaha.co.jp/design/tenori-on/>
上記テノリオンは、仮想スクロールバーが右端の列に達した場合に、再度、左端の列から順にその仮想スクロールバーを移動させる制御を繰り返すことによってシーケンス再生装置として機能する。ここで、シーケンス再生装置とは、所定の音声フレーズのループ再生を行うオーディオ機器であり、ループシーケンサとも呼ばれる。このようなシーケンス再生装置においては、音声フレーズを構成する音の音高および発音タイミングを指定する際には、その発音の際に付与するべき音響効果の音響パラメータ(例えば、ピッチベンド、音量やベロシティ)やその度合も指定できると便利である。しかし、上記テノリオンの各入力デバイスはタクトスイッチであるため、多様な情報の入力には適さない。このような問題を解決するためには、音高および発音タイミングの指定のための操作子とは別個に、例えばピッチベンドホイールなどの操作子を設けることが考えられる。しかしながら、ピッチベンドホイール等の操作子を用いる態様では、発音するべき音の音高や発音タイミングを指定する操作とその発音時に付与する音響効果を指定する操作とを各々別個の操作子を用いて同時に行う必要があるため、判り易さや操作性に欠けるといった問題がある。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、音声フレーズの構成音に対する音響効果の付与を直感的で多様な入力操作で行うことを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、各々がユーザの操作内容に応じたデータを出力する複数の入力デバイスをマトリクス状に配列してなる操作パネルと、前記複数の入力デバイスの各々に対応付けて1つの入力デバイスあたり1つの音データが書き込まれた記憶部と、音声フレーズの構成音として指定された音の音データを前記記憶部から順次読み出し、その音データにしたがって音の再生を行う制御部と、を備え、前記複数の入力デバイスの各々は、前記ユーザの入力操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段により検出された操作の度合いを互いに異なる3つの方向の成分に分解し、各成分の度合いを示す操作量データを出力する操作量データ出力手段とを有し、前記制御部は、3次元座標空間において、音声フレーズの構成音として指定された各音に対応する各入力デバイスの操作量データ出力手段から出力される操作量データにより表される座標をその発音順に結んで得られるシーケンス軌道を音声フレーズ毎に生成する第1の処理と、音声フレーズの再生位置を示すポインタをその音声フレーズに対応するシーケンス軌道に沿って所定の速度で移動させるとともに、前記操作量データにより表される座標を前記ポインタが通過する毎にその座標に対応する音データを前記記憶手段から読み出し、そのポインタの座標に応じた音響効果を付与しつつその音データに対応する音を再生する第2の処理と、を実行することを特徴とするシーケンス再生装置、を提供する。
より好ましい態様においては、前記操作検出手段は、球体状の操作子と、前記3つの方向のうちの予め定められた2つの方向を回転軸として前記操作子を回転自在に支持する支持部材と、前記各回転軸周りの前記操作子の回転量を検出する回転量検出センサと、前記前記3つの方向のうちの前記回転軸方向とは異なる方向に沿って前記操作子に加わった圧力を検出する感圧センサと、を備え、前記操作量データ出力手段は、前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量を示す回転量データと、前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力を示す押圧量データとを前記操作量データとして出力することを特徴とする。
さらに好ましい態様においては、前記操作量データ出力手段は、所定の時間間隔で前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量から、単位時間当たりの前記操作子の回転量を示す回転速度データを算出するとともに、所定の時間間隔で前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力から、単位時間当たりに前記操作子に加わった圧力を示す押圧速度データを算出し、前記回転量データと前記押圧量データの他に、前記回転速度データと前記押圧速度データとを前記操作量データとして出力することを特徴とする。
本発明によれば、音声フレーズの構成音に対する音響効果の付与を直感的で多様な入力操作で行うことが可能になる、といった効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(A:構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るシーケンス再生装置1の斜視図である。
シーケンス再生装置1は、予め複数(本実施形態では、4個)の音声フレーズを記録し、それらのうちからユーザによって指定された音声フレーズのループ再生を行うものである。このシーケンス再生装置1は、図1に示すように、薄型の略直方体形状を有し、液晶ディスプレイ等からなる表示部210、操作部220、および、操作パネル230が平面に設けられている。表示部210には、シーケンス再生装置1の作動状況を示すメッセージ等が表示され、操作部220には、電源ボタンや音声フレーズの再生開始を指示するためのスタートボタンおよびその再生終了を指示するためのストップボタンなどの各種操作子が設けられている。
図2は、操作パネル230の平面図である。図2に示すように操作パネル230には、合計16個の入力デバイス100が4×4のマトリクス状に配列されている。本実施形態では、上記16個の入力デバイス100の各々を一意に識別するため、各入力デバイス100には、その配置位置に応じた識別子(以下、ユニット識別子)が予め割り当てられている。具体的には、N行M列目(N:1〜4の整数、M:1〜4の整数)の入力デバイス100には、図2に示すように、以下の式(1)で定まる値がユニット識別子として予め割り当てられている。
ユニット識別子=4×(N−1)+M・・・(1)
操作パネル230の各行には、前述した4つの音声フレーズが1つずつ割り当てられている。より詳細に説明すると、各行に属する4つ入力デバイス100の各々には、その行に対応する音声フレーズの構成音がそのユニット識別子が若い順に割り当てられている。シーケンス再生装置1のユーザは、上記各入力デバイス100を適宜操作することによって、再生を所望する音声フレーズを指定することができる。例えば、操作パネル230の第1行に対応する音声フレーズの再生を所望する場合には、第1行に属する入力デバイス100(すなわち、ユニット識別子が1〜4の何れかである入力デバイス100)の少なくとも1つを操作すれば良い。つまり、操作パネル230を構成する16個の入力デバイス100の各々は、再生するべき音声フレーズをユーザに指定させる役割を担っている。また、本実施形態では、各入力デバイス100を、球状の操作子112を備えた所謂トラックボールユニット(図3(A)参照)で構成したため、前述したテノリオンに比較して多用な入力操作を行うことが可能になっている。
以下、入力デバイス100の構成について詳細に説明する。
図3(A)は、入力デバイス100の横断面(操作パネル230に垂直で操作子112の中心を通る平面で切断した場合の断面図)である。図3(A)に示すように、入力デバイス100は、感圧センサ120と、バネなどの付勢部材130により所定の間隔を空けて感圧センサ120の上方に支持されたトラックボール部110とを含んでいる。トラックボール部110の構成は、一般的なトラックボールの構成と略同一である。具体的には、図3(A)に示すように、トラックボール部110の構成は、操作子112と、操作子112をその重心Gの位置を一定に保ちつつ回転自在に支持する支持部材114とに大別される。支持部材114には、操作子112の回転方向および回転量を検出するために回転量検出センサ116xおよび116yが内蔵されている。回転量検出センサ116xおよび116yの各々は、例えばシャフトセンサであり、図3(B)に示すX軸周りの回転量およびY軸周りの回転量をそれぞれ検出し、その検出結果(すなわち、回転量)に応じた信号レベルの検出信号を出力する。X軸およびY軸の各々は、図3(B)に示すように、操作子112の重心Gを通って互いに直交し、X軸は操作パネル230の行方向に平行で、Y軸は操作パネル230の列方向に平行である。なお、本実施形態では、図3(B)に示すように、操作子112の重心から外側に向う方向に対して右回りの回転方向を正の向きの回転方向とする。また、以下では、図3(B)に示すように、X軸およびY軸に直交する座標軸をZ軸とする。
図3(A)の感圧センサ120は、例えば感圧導電性ゴムで構成されており、操作パネル230に垂直な方向から加わった圧力の大きさに応じた信号レベルのアナログ信号を出力する。このため、図3(C)に示すように、ユーザがトラックボール部110を指先などで押し込む操作を行うと、その押し込み操作に応じた分だけトラックボール部110がZ軸方向に移動する。このトラックボール部110の移動量に応じて付勢部材130が撓むとともに、トラックボール部110の底面によって感圧センサ120が押圧され、その圧力に応じた信号レベルのアナログ信号が感圧センサ120から出力されるのである。この付勢部材130は、トラックボール部110の自重により感圧センサ120が押圧されることを防ぐとともに、ユーザが指を離したときに、押し込まれたトラックボール部110を初期状態の位置まで持上げ、そのトラックボール部110と感圧センサ120とを離間させるためのものである。
上記押し込み操作においては、押し込む力が強いほど、トラックボール部110のZ軸方向の移動量は大きくなり、感圧センサ120に加わる圧力も大きくなる。前述したように、操作子112は、トラックボール部110内でその重心位置が一定になるよう支持部材114により支持されているのであるから、トラックボール部110の移動量は操作子112のZ軸方向の移動量に他ならない。つまり、本実施形態では、付勢部材130と感圧センサ120とは、操作子112のZ軸方向の移動量を検出するための移動量検出手段として機能する。なお、本実施形態では、操作子112のZ軸方向の移動量を、付勢部材130と感圧センサ120とで検出する場合について説明したが、例えばCCDなどを用いた位置検出センサで操作子112のZ軸方向の移動量を検出しても良い。
以上が入力デバイス100の構成である。
このように、操作パネル230を構成する各入力デバイス100は、ユーザの入力操作を互いに異なる3つの方向に分解して検出し、各方向の操作の度合いを示す操作量データを出力する。具体的には、入力デバイス100は、操作子112のX軸周りの回転量およびY軸周りの回転量の各々を示す回転量データと、Z軸方向の移動量を示す移動量データとを上記操作量データとして出力する。これら3種類の操作量データは、操作子112の重心位置Gを原点とした場合のXYZ座標空間内の1つの点を表す座標に対応する。より詳細に説明すると、Y軸周りの回転量はX座標を、X軸周りの回転量はY座標を、そして、Z軸方向の移動量はZ座標を表す。つまり、操作パネル230を構成する入力デバイス100の各々が出力する操作量データは、XYZ空間にて1つの点の座標を表すのである。そして、本実施形態に係るシーケンス再生装置1は、各入力デバイス100から出力される操作量データに応じて、前述した各音声フレーズに音響効果を付与する処理を実行するように構成されている。以下、音声フレーズのループ再生および操作量データに応じた音響効果の付与を実現するための構成、すなわち、シーケンス再生装置1の電気的構成について説明する。
図4は、シーケンス再生装置1の電気的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、シーケンス再生装置1は、前述した表示部210および操作部220の他に、センサインタフェース部240、音声出力部260、制御部270、記憶部280、およびこれら構成要素間のデータ授受を仲介するバス290を有している。図4に示すように、表示部210および操作部220以外の構成要素は、何れも図3(C)の制御基板140に実装されている。
センサインタフェース部240は、前述した各入力デバイス100に各々対応付けられた複数のポートを有している。各ポートには、各々が対応する入力デバイス100のトラックボール部110が有する回転量検出センサ116xおよび116yと感圧センサ120とが接続されている。センサインタフェース部240は、何れかのポートを介して上記各センサの出力信号を受信すると、その信号にA/D変換を施してデジタルデータ(前述した回転量データまたは移動量データ)を生成し、さらに、そのポートに接続されている入力デバイス100のユニット識別子を付加して制御部270へ引き渡す。制御部270は、このようにしてセンサインタフェース部240から引き渡されるデータを図5に示すデータフォーマットで記憶部280へ書き込み蓄積する。なお、以下では、図5に示すデータフォーマットのデータを「操作内容データ」と呼ぶ。
音声出力部260は、図4に示すようにMIDI−I/O部260aとMIDI音源260bとを含んでいる。MIDI−I/O部260aは、制御部270により生成されたMIDIデータを受け取り、そのMIDIデータにしたがってMIDIイベントを生成しMIDI音源260bに与える。MIDI音源260bには、A/D変換器やアンプ、スピーカなどを含むサウンドシステム(図4では、図示省略)が接続されている。MIDI音源260bは、MIDI−I/O部260aから与えられるMIDIイベントにしたがって音声信号を生成し、サウンドシステムへ出力する。
制御部270は、例えばMPU(Micro Processor Unit)であり、記憶部280に記憶されている制御プログラムにしたがって作動し、シーケンス再生装置1の制御中枢として機能する。制御部270は、上記制御プログラムにしたがって作動することにより、本発明に係るシーケンス再生装置に特徴的なループ再生処理を実行する。このループ再生処理については後に詳細に説明する。
図4に戻って、記憶部280は、揮発性記憶部280aと不揮発性記憶部280bとを含んでいる。揮発性記憶部280aは、例えばRAM(Random Access Memory)である。この揮発性記憶部280aは、制御プログラムにしたがって作動している制御部270によってワークエリアとして利用される。不揮発性記憶部280bは、例えばハードディスクやEEPROM(Electronically Erasable and
Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリである。この不揮発性記憶部280bには、上記制御プログラムが記憶されているとともに、各種データが記憶されている。不揮発性記憶部280bに記憶されているデータの一例としては、図6に示す管理テーブルが挙げられる。図6に示す管理テーブルには、前述した各ユニット識別子に対応付けて、そのユニット識別子で識別されるトラックボール部110に対応付けられている音の波形を表す音データとその音データの表す音により構成される音声フレーズを示すフレーズ識別子が格納されている。この管理テーブルに格納されているデータはループ再生処理にて利用される。
以上がシーケンス再生装置1の電気的構成であるが、別の好ましい態様においては、例えば、USBメモリやフラッシュメモリなどの記録媒体を接続するメモリインタフェース部、他の電子機器と通信するための通信インタフェース部などを上記電気的構成に追加しても良い。上記メモリインタフェース部を追加する態様にあっては、そのメモリインタフェース部に接続されている記録媒体から各種データ(例えば、新たな音データや新たな管理テーブル、新たな制御プログラム等)を読み出して不揮発性記憶部280bに記憶させることが可能になる。また、通信インタフェース部を追加する態様にあっては、その通信インタフェース部に接続されている他の電子機器から各種データを取得することが可能になる。
(B:動作)
次いで、本実施形態に係るシーケンス再生装置1が行う動作について説明する。なお、以下に説明する動作例では、再生するべき音声フレーズとして、操作パネル230の第1行および第2行に対応する音声フレーズがユーザにより指定され、それら音声フレーズの構成音に対応する入力デバイス100を適宜操作する場合について説明する。
ユーザが、操作部220の電源ボタン(図示省略)を押下すると、制御部270は、前述した制御プログラムを不意揮発性記憶部280bから揮発性記憶部280aに読み出し、その実行を開始する。この制御プログラムにしたがって作動している制御部270は、再生するべき音声フレーズを指定する操作およびその再生開始を指示する操作が為されることを待ち受けており、それら操作が為されたことを示すデータを操作部220から受け取ると、図7のフローチャートに示す要領で音声フレーズのループ再生を実行する。
図7は、制御プログラムにしたがって制御部270が実行するループ再生処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、制御部270は、まず、揮発性記憶部280aに蓄積された操作内容データ(図5参照)を参照して再生するべき音声フレーズを特定する(ステップSA100)。具体的には、制御部270は、揮発性記憶部280aに記憶されている全ての操作内容データについて、操作内容データに含まれているユニット識別子に対応するフレーズ識別子を管理テーブル(図6参照)から読み出す処理を実行し、このようにして読み出されるフレーズ識別子により識別される音声フレーズを再生対象として特定する。前述したように、本動作例では、ユニット識別子が1〜8の入力デバイス100のみが操作されるのであるから、フレーズ識別子が1である音声フレーズとフレーズ識別子が2である音声フレーズとが再生するべき音声フレーズとして特定されることになる。以下、ステップSA100にて特定される音声フレーズを「再生対象フレーズ」と呼ぶ。
次いで、制御部270は、ステップSA100にて特定した再生対象フレーズに対応するシーケンス軌道をXYZ空間に設定する(ステップSA110)。ここで、再生対象フレーズに対応するシーケンス軌道とは、XYZ空間(すなわち、3次元座標空間)において、再生対象フレーズの各構成音に対応する入力デバイス100の各々が出力する操作量データの表す座標をその発音順に線分で結ぶことにより得られる図形のことである。例えば、フレーズ識別子が1である音声フレーズに対応するシーケンス軌道とは、ユニット識別子が1、2、3および4である入力デバイス100から出力される操作量データの表す座標を1→2→3→4→1の順に線分で結んで得られる図形のことであり、フレーズ識別子が2である音声フレーズに対応するシーケンス軌道とは、ユニット識別子が5、6、7および8である入力デバイス100が出力する操作量データの表す座標を5→6→7→8→5の順に線分で結んで得られる図形のことである。
以下、ステップSA110にて制御部270が実行する処理について具体的に説明する。
(1)制御部270は、まず、ステップSA100にて特定した再生対象フレーズの構成音に対応する入力デバイス100のユニット識別子を管理テーブル(図6参照)から取得する。例えば、フレーズ識別子が1である音声フレーズが再生対象フレーズである場合には、該当するユニット識別子として1、2、3および4が管理テーブルから読み出される。なお、ステップSA100にて特定した再生対象フレーズの各構成音に対応する入力デバイス100のユニット識別子を管理テーブルから読み出す理由は、以下の通りである。本実施形態では、操作パネル230の各行に属する入力デバイス100の少なくとも1つが操作されれば、その行に対応する音声フレーズが再生対象フレーズとして特定されるため、その再生対象フレーズの全ての構成音に対応する入力デバイス100についての操作内容データが揮発性記憶部280aに格納されているとは限らないからである。
(2)次いで、制御部270は、(1)にて読み出したユニット識別子を含む操作内容データが揮発性記憶部280aに記憶されている場合には、その操作内容データに含まれている操作量データの表す座標に1つの点をマッピングし、該当する操作内容データが揮発性記憶部280aに記憶されていない場合には、XYZ座標空間の原点(0,0,0)に1つの点をマッピングする。そして、制御部270は、このようにしてマッピングした各点を、対応するユニット識別子が若い順に線分で結んで(ユニット識別子が最大の点からはユニット識別子が最小の点に線分を結んで)シーケンス軌道を設定する。なお、ステップSA100にて複数の再生対象フレーズが特定されている場合には、その各々について制御部270は上記ステップSA110の処理を実行する。本動作例では、ステップSA100にて2つの再生対象フレーズが特定されるのであるから、ステップSA110の処理が実行される結果、図8に示すように2つの多角形で示される2つのシーケンス軌道がXYZ空間内に設定されることになる。
ステップSA110に後続して実行されるステップSA120においては、制御部270は、再生対象フレーズの再生位置を示す変数である再生位置ポインタに対応する記憶領域を揮発性記憶部280a内に割り当て、再生位置ポインタの初期化を行う。具体的には、制御部270は、ステップSA110にて設定したシーケンス軌道を規定する各座標のうち、各音声フレーズで最初に発音される構成音に対応する座標(すなわち、対応するユニット識別子が最も若い座標)を再生位置ポインタの初期位置として設定する。例えば、本動作例では、制御部270は、フレーズ識別子が1である音声フレーズについては、再生位置ポインタαを、フレーズ識別子が2である音声フレーズについては、再生位置ポインタβを割り当て、再生位置ポインタαについてはユニット識別子が1である入力デバイス100に対応する座標を初期位置としてセットし、再生位置ポインタβについてはユニット識別子が5である入力デバイス100に対応する座標を初期位置としてセットする。
以降、制御部270は、図7に示すように、終了指示を受け取るまで(すなわち、ステップSA130の判定結果がYesになるまで)、ステップSA110にて設定したシーケンス軌道に沿って再生位置ポインタを所定の移動速度で移動させつつ、再生位置ポインタの位置に応じた発音制御を行う(ステップSA140)。
より詳細に説明すると、制御部270は、図8に示すシーケンス軌道81に沿って再生位置ポインタαを所定の再生速度(例えば、BPM)に応じた移動速度で1→2→3→4→1・・・と移動させてゆくとともに、1→2の区間では、ユニット識別子が1である入力デバイス100に対応する音データを管理テーブルから読み出し、その音データにしたがってMIDIデータを生成し楽音再生部に引き渡す。つまり、制御部270は、再生対象フレーズに対応するシーケンス軌道に沿って再生位置ポインタを移動させてゆく過程で、その再生位置ポインタが直近に通過した頂点に対応する音データにしたがってMIDIデータを生成しそのMIDIデータを楽音再生部に与えるのである。
加えて、制御部270は、再生位置ポインタが直近に通過した頂点に対応する音データにしたがってMIDIデータを生成する際に、その再生位置ポインタの座標位置に応じて3種類の音響効果を付与する。例えば、再生位置ポインタのX座標に応じた度合いでカットオフ周波数を調整し、Y座標に応じた度合いでピッチベンドを付与し、Z座標に応じた度合いで音量を調整するのである。さらに、制御部270は、各音声フレーズの構成音にバンドパスフィルタ処理を施す際のQ値を再生位置ポインタαと再生位置ポインタβの間の距離(例えば、ユークリッド)dに応じて調整することもできる。このように、制御部270は、各音声フレーズの構成音の発音制御を行う際に最大で4種類の音響効果を付与することができるのである。
以上に説明したように、本実施形態に係るシーケンス再生装置1によれば、音声フレーズの構成音に対応する入力デバイス100の操作子112に対して、回転又は押し込むなどの直感的に把握し易い操作を行うことで多様な音響効果を付与することが可能になる。
(C:他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態に以下に述べる変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、入力デバイス100を4次の正方行列(すなわち、4×4のマトリクス)状に配列して操作パネル230を構成する場合について説明した。しかしながら、2以上の入力デバイス100をマトリクス状に配列して上記操作パネルを構成すれば良く、マトリクスの行数と列数が同一でなくても良いことは勿論である。
また、上述した実施形態では、x軸周りおよびy軸周りの回転が可能なように支持された球状の操作子112を有するトラックボール部110と感圧センサとで入力デバイス100を構成する場合について説明した。しかしながら、トラックボール部110に換えて、スティック状の操作子を支持部材によってX軸方向およびY軸方向に操作可能に支持してなるジョイスティックを用いても良い。このようなジョイスティックによれば、スティック状の操作子に対するユーザの操作をX軸方向およびY軸方向に分解して検出することができるからである。また、トラックボール部110に代えて、支持部材上に複数の感圧センサをマトリクス状に配列した感圧センサアレイを用いても良く、支持部材上に複数のマイクをマトリクス状に配列したマイクアレイを用いても良い。上記感圧センサアレイによれば、ユーザが押圧操作を行ったときの圧力分布からX軸およびY軸方向の押圧量成分を検出することが可能であり、上記マイクアレイによれば、ユーザが入力デバイス100に対して押圧操作を行ったときに生じる接触音の音圧をX軸およびY軸方向の各成分に分解して検出することが可能だからである。要は、感圧センサ120により検出されるZ軸方向の操作量の他に、Z軸方向とは異なる2つの方向の操作量を検出することができる構成であれば、どのような構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、トラックボール部110のZ軸方向の移動量をZ軸方向の操作量として検出する場合について説明したが、操作子112に加わった圧力の強さ(押圧量)そのものをZ軸方向の操作量として検出しても良く、また、圧力が加わった時間の長さをZ軸方向の操作量として検出しても良い。なお、押圧量や圧力が加わった時間の長さをZ軸方向の操作量として検出する場合には、操作子112がZ軸に沿って移動可能に支持されている必要はない。要は、Z軸方向から操作子112に加わった圧力を感圧センサ120に伝達することができる態様であれば、操作子112を回転自在に支持する支持部材114は固定されていても良い。
(2)上述した実施形態では特段の限定を加えなかったが、操作子112の表面に色彩や模様を付与しても勿論良い。操作子112の表面に模様や色彩を付加すると、操作パネル230の外観の華やかさを向上させることができるからである。なお、操作子112に色彩や模様を付加する場合には、操作子毎に異なる色又は模様を付加するとしても良く、列毎又は行毎に異なる色彩や模様を付加しても良い。また、非特許文献1に開示された演奏装置と同様に、LEDなどの発光手段を各トラックボール部110に設け、トラックボール部110に対するユーザの操作に応じてその発光手段を発光させるようにしても良い。
(3)上述した実施形態では、x軸およびy軸の各軸周りの回転量を検出し音響効果の付与制御に用いる場合について説明したが、各軸周りの回転速度(すなわち、単位時間あたりの回転量の変化)や回転加速度(すなわち、単位時間あたりの回転速度の変化)を検出し操作量データとして検出し、音響効果の付与制御に用いても良い。各軸周りの回転速度や回転加速度を検出することによって、従来の演奏装置に比較して更に豊富な情報の入力を行うことが可能になるからである。なお、各軸周りの回転速度や回転加速度を検出するための具体的な態様としては、操作子112が操作されている間、その操作子112の回転量値を所定の時間間隔毎に記録し、このようにして記録される回転量値の列において、互いに隣り合う回転量値の差分を求めることにより回転速度値を算出し、更に、このようして算出される回転速度値の列にて互いに隣り合う回転速度値の差分を求めることにより回転加速度を算出する態様が挙げられる。同様に、Z軸方向の操作量(前述したZ軸方向の移動量や押圧量)についても、単位時間当たりの操作量(すなわち、移動速度や押圧速度)を検出して記録しても勿論良い。
(4)上述した実施形態では、各入力デバイス100に対応付けられている音を表す音データからMIDIデータを生成する処理を制御部270に実行させ、そのMIDIデータにしたがって音声出力部260を作動させることによって発音制御を行う場合について説明した。しかしながら、MIDIに代えて他のコマンド形式を用いても良く、また、音データに応じたアナログの音声信号を直接出力する処理を実行させるようにしても良い。
(5)上述した実施形態では、操作パネル230の行毎に予め音声フレーズが割り当てられており、各行に属する入力デバイス100の少なくとも1つを操作することによって、その行に対応する音声フレーズを再生対象フレーズとして指定する場合について説明した。しかしながら、再生対象フレーズの指定態様は係る態様に限定されるものではなく、以下の態様であっても良い。例えば、操作パネル230を構成する16個の入力デバイス100のうち、最初に1回だけ押下された入力デバイス100に対応する音データの表す音を1つ目の音声フレーズの最初の構成音とし、次に1回だけ押下された入力デバイス100に対応する音データの表す音を2つ目の音声フレーズの最初の構成音とする。以降、最初に2回押下された入力デバイス100に対応する音データの表す音を1つ目の音声フレーズの2番目の構成音とし、次に2回押下された入力デバイス100に対応する音データの表す音を2つ目の音声フレーズの2番目の構成音とするのである。このように、入力デバイス100をN回押下することによって、音声フレーズのN番目の構成音を指定し、その操作が何回目の操作であるかによって、何個目の音声フレーズであるかを指定するのである。このような態様によれば、シーケンス再生装置1に予め記憶されている音データを用いて任意の音声フレーズを生成することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るシーケンス再生装置1の外観を示す斜視図である。 同シーケンス再生装置1の操作パネル230の平面図である。 同入力デバイス100の構成例を示す図である。 同シーケンス再生装置1の電気的構成を示すブロック図である。 同シーケンス再生装置1の操作内容データのデータフォーマットを示すブロック図である。 同シーケンス再生装置1の不揮発性記憶部280bに記憶されている管理テーブルの一例を示す図である。 同シーケンス再生装置1の制御部270が制御プログラムにしたがって行う動作の流れを示すフローチャートである。 XYZ空間に設定されるシーケンス軌道の一例を示す図である。
符号の説明
1…シーケンス再生装置、100…入力デバイス、110…トラックボール部、112…操作子、114…支持部材、116x,116y…回転量検出センサ、120…感圧センサ、130…付勢部材、140…制御基板、210…表示部、220…操作部、230…操作パネル、240…センサインタフェース部、260…音声出力部、270…制御部、280…記憶部、290…バス。

Claims (3)

  1. 各々がユーザの操作内容に応じたデータを出力する複数の入力デバイスをマトリクス状に配列してなる操作パネルと、
    前記複数の入力デバイスの各々に対応付けて1つの入力デバイスあたり1つの音データが書き込まれた記憶部と、
    音声フレーズの構成音として指定された音の音データを前記記憶部から順次読み出し、その音データにしたがって音の再生を行う制御部と、
    を備え、
    前記複数の入力デバイスの各々は、
    前記ユーザの入力操作を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段により検出された操作の度合いを互いに異なる3つの方向の成分に分解し、各成分の度合いを示す操作量データを出力する操作量データ出力手段と
    を有し、
    前記制御部は、
    3次元座標空間において、音声フレーズの構成音として指定された各音に対応する各入力デバイスの操作量データ出力手段から出力される操作量データにより表される座標をその発音順に結んで得られるシーケンス軌道を音声フレーズ毎に生成する第1の処理と、
    音声フレーズの再生位置を示すポインタをその音声フレーズに対応するシーケンス軌道に沿って所定の速度で移動させるとともに、前記操作量データにより表される座標を前記ポインタが通過する毎にその座標に対応する音データを前記記憶手段から読み出し、そのポインタの座標に応じた音響効果を付与しつつその音データに対応する音を再生する第2の処理と、を実行する
    ことを特徴とするシーケンス再生装置。
  2. 前記操作検出手段は、
    球体状の操作子と、
    前記3つの方向のうちの予め定められた2つの方向を回転軸として前記操作子を回転自在に支持する支持部材と、
    前記各回転軸周りの前記操作子の回転量を検出する回転量検出センサと、
    前記前記3つの方向のうちの前記回転軸方向とは異なる方向に沿って前記操作子に加わった圧力を検出する感圧センサと、
    を備え、
    前記操作量データ出力手段は、前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量を示す回転量データと、前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力を示す押圧量データとを前記操作量データとして出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシーケンス再生装置。
  3. 前記操作量データ出力手段は、所定の時間間隔で前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量から、単位時間当たりの前記操作子の回転量を示す回転速度データを算出するとともに、所定の時間間隔で前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力から、単位時間当たりに前記操作子に加わった圧力を示す押圧速度データを算出し、前記回転量データと前記押圧量データの他に、前記回転速度データと前記押圧速度データとを前記操作量データとして出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシーケンス再生装置。
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