JP4905206B2 - シーケンス再生装置 - Google Patents
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Description
"テノリオン"、[online]、ヤマハ株式会社、インターネット 平成19年3月12日検索、 <URL:http://www.yamaha.co.jp/design/tenori-on/>
(A:構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るシーケンス再生装置1の斜視図である。
シーケンス再生装置1は、予め複数(本実施形態では、4個)の音声フレーズを記録し、それらのうちからユーザによって指定された音声フレーズのループ再生を行うものである。このシーケンス再生装置1は、図1に示すように、薄型の略直方体形状を有し、液晶ディスプレイ等からなる表示部210、操作部220、および、操作パネル230が平面に設けられている。表示部210には、シーケンス再生装置1の作動状況を示すメッセージ等が表示され、操作部220には、電源ボタンや音声フレーズの再生開始を指示するためのスタートボタンおよびその再生終了を指示するためのストップボタンなどの各種操作子が設けられている。
ユニット識別子=4×(N−1)+M・・・(1)
以下、入力デバイス100の構成について詳細に説明する。
以上が入力デバイス100の構成である。
図4に示すように、シーケンス再生装置1は、前述した表示部210および操作部220の他に、センサインタフェース部240、音声出力部260、制御部270、記憶部280、およびこれら構成要素間のデータ授受を仲介するバス290を有している。図4に示すように、表示部210および操作部220以外の構成要素は、何れも図3(C)の制御基板140に実装されている。
Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリである。この不揮発性記憶部280bには、上記制御プログラムが記憶されているとともに、各種データが記憶されている。不揮発性記憶部280bに記憶されているデータの一例としては、図6に示す管理テーブルが挙げられる。図6に示す管理テーブルには、前述した各ユニット識別子に対応付けて、そのユニット識別子で識別されるトラックボール部110に対応付けられている音の波形を表す音データとその音データの表す音により構成される音声フレーズを示すフレーズ識別子が格納されている。この管理テーブルに格納されているデータはループ再生処理にて利用される。
次いで、本実施形態に係るシーケンス再生装置1が行う動作について説明する。なお、以下に説明する動作例では、再生するべき音声フレーズとして、操作パネル230の第1行および第2行に対応する音声フレーズがユーザにより指定され、それら音声フレーズの構成音に対応する入力デバイス100を適宜操作する場合について説明する。
図7に示すように、制御部270は、まず、揮発性記憶部280aに蓄積された操作内容データ(図5参照)を参照して再生するべき音声フレーズを特定する(ステップSA100)。具体的には、制御部270は、揮発性記憶部280aに記憶されている全ての操作内容データについて、操作内容データに含まれているユニット識別子に対応するフレーズ識別子を管理テーブル(図6参照)から読み出す処理を実行し、このようにして読み出されるフレーズ識別子により識別される音声フレーズを再生対象として特定する。前述したように、本動作例では、ユニット識別子が1〜8の入力デバイス100のみが操作されるのであるから、フレーズ識別子が1である音声フレーズとフレーズ識別子が2である音声フレーズとが再生するべき音声フレーズとして特定されることになる。以下、ステップSA100にて特定される音声フレーズを「再生対象フレーズ」と呼ぶ。
以下、ステップSA110にて制御部270が実行する処理について具体的に説明する。
(2)次いで、制御部270は、(1)にて読み出したユニット識別子を含む操作内容データが揮発性記憶部280aに記憶されている場合には、その操作内容データに含まれている操作量データの表す座標に1つの点をマッピングし、該当する操作内容データが揮発性記憶部280aに記憶されていない場合には、XYZ座標空間の原点(0,0,0)に1つの点をマッピングする。そして、制御部270は、このようにしてマッピングした各点を、対応するユニット識別子が若い順に線分で結んで(ユニット識別子が最大の点からはユニット識別子が最小の点に線分を結んで)シーケンス軌道を設定する。なお、ステップSA100にて複数の再生対象フレーズが特定されている場合には、その各々について制御部270は上記ステップSA110の処理を実行する。本動作例では、ステップSA100にて2つの再生対象フレーズが特定されるのであるから、ステップSA110の処理が実行される結果、図8に示すように2つの多角形で示される2つのシーケンス軌道がXYZ空間内に設定されることになる。
より詳細に説明すると、制御部270は、図8に示すシーケンス軌道81に沿って再生位置ポインタαを所定の再生速度(例えば、BPM)に応じた移動速度で1→2→3→4→1・・・と移動させてゆくとともに、1→2の区間では、ユニット識別子が1である入力デバイス100に対応する音データを管理テーブルから読み出し、その音データにしたがってMIDIデータを生成し楽音再生部に引き渡す。つまり、制御部270は、再生対象フレーズに対応するシーケンス軌道に沿って再生位置ポインタを移動させてゆく過程で、その再生位置ポインタが直近に通過した頂点に対応する音データにしたがってMIDIデータを生成しそのMIDIデータを楽音再生部に与えるのである。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態に以下に述べる変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、入力デバイス100を4次の正方行列(すなわち、4×4のマトリクス)状に配列して操作パネル230を構成する場合について説明した。しかしながら、2以上の入力デバイス100をマトリクス状に配列して上記操作パネルを構成すれば良く、マトリクスの行数と列数が同一でなくても良いことは勿論である。
Claims (3)
- 各々がユーザの操作内容に応じたデータを出力する複数の入力デバイスをマトリクス状に配列してなる操作パネルと、
前記複数の入力デバイスの各々に対応付けて1つの入力デバイスあたり1つの音データが書き込まれた記憶部と、
音声フレーズの構成音として指定された音の音データを前記記憶部から順次読み出し、その音データにしたがって音の再生を行う制御部と、
を備え、
前記複数の入力デバイスの各々は、
前記ユーザの入力操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段により検出された操作の度合いを互いに異なる3つの方向の成分に分解し、各成分の度合いを示す操作量データを出力する操作量データ出力手段と
を有し、
前記制御部は、
3次元座標空間において、音声フレーズの構成音として指定された各音に対応する各入力デバイスの操作量データ出力手段から出力される操作量データにより表される座標をその発音順に結んで得られるシーケンス軌道を音声フレーズ毎に生成する第1の処理と、
音声フレーズの再生位置を示すポインタをその音声フレーズに対応するシーケンス軌道に沿って所定の速度で移動させるとともに、前記操作量データにより表される座標を前記ポインタが通過する毎にその座標に対応する音データを前記記憶手段から読み出し、そのポインタの座標に応じた音響効果を付与しつつその音データに対応する音を再生する第2の処理と、を実行する
ことを特徴とするシーケンス再生装置。 - 前記操作検出手段は、
球体状の操作子と、
前記3つの方向のうちの予め定められた2つの方向を回転軸として前記操作子を回転自在に支持する支持部材と、
前記各回転軸周りの前記操作子の回転量を検出する回転量検出センサと、
前記前記3つの方向のうちの前記回転軸方向とは異なる方向に沿って前記操作子に加わった圧力を検出する感圧センサと、
を備え、
前記操作量データ出力手段は、前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量を示す回転量データと、前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力を示す押圧量データとを前記操作量データとして出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のシーケンス再生装置。 - 前記操作量データ出力手段は、所定の時間間隔で前記回転量検出センサにより検出される前記操作子の回転量から、単位時間当たりの前記操作子の回転量を示す回転速度データを算出するとともに、所定の時間間隔で前記感圧センサにより検出される前記操作子に加わった圧力から、単位時間当たりに前記操作子に加わった圧力を示す押圧速度データを算出し、前記回転量データと前記押圧量データの他に、前記回転速度データと前記押圧速度データとを前記操作量データとして出力する
ことを特徴とする請求項2に記載のシーケンス再生装置。
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JP2007076698A JP4905206B2 (ja) | 2007-03-23 | 2007-03-23 | シーケンス再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007076698A JP4905206B2 (ja) | 2007-03-23 | 2007-03-23 | シーケンス再生装置 |
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JP4905206B2 true JP4905206B2 (ja) | 2012-03-28 |
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Family Applications (1)
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