JP4904909B2 - 画像形成装置及び転写ユニット - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置10は、本体10a内に4つの色のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット、ドラムカートリッジ)11a,11b,11c,11dを縦方向に順に配列した所謂タンデム型である。また、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の対応した箇所に、用紙(記録媒体)Pが略垂直下方から上方に搬送される搬送路12が配置されている。そして、最下段(最上流)のプロセスカートリッジ11aの更に下方(上流側)には、搬送路12を搬送されてトナー像が順に転写される用紙Pを収容するための給紙カセット13が配設されている。なお、給紙カセット13に収容される用紙Pの大きさに起因して給紙カセット13の一部が本体10aの奥側(リヤ側、イン側)に突出するように構成され、用紙Pが小さいサイズであれば、本体10aから突出しない。
図2に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能な手差しトレイ23が配設されている。すなわち、この手差しトレイ23は、手前側(フロント側、アウト側)に開閉可能に構成されている。この手差しトレイ23を開放する方向に回転させると、図示しない差し込み窓に所望の用紙Pをセットすることができる。このように、画像形成装置10は、給紙カセット13に収容されている用紙P以外の用紙Pを手差しトレイ23から給紙できるように構成されている。
図3に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能なフロントカバー25が配設されている。このフロントカバー25は、閉じた状態では本体10aと共に外部カバーとして機能する。すなわち、フロントカバー25は、給紙カセット13よりも上側でかつ画像形成装置10の手前側の側壁部を構成する。
給紙カセット13は、本体10aに設けられるカセット収容部26に収容されており、本体10aの手前側から引き出し可能となるように構成されている。より詳しくは、手差しトレイ23及びフロントカバー25を閉じた状態でカセット収容部26に対して給紙カセット13の引き出しや挿入が可能である。
そして、給紙カセット13には、手差しトレイ23用の用紙Pがセットされる差し込み窓が設けられている。また、給紙カセット13には、手差しトレイ23の用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラ24の一部が設けられている。このように、給紙カセット13には、差し込み窓にセットされた用紙Pが搬送路12へと送出される送出路が形成されている。
図5は、第1の実施の形態に係る転写ユニット30を説明するための図であり、図6は、図5の線VI−VIによる断面図である。なお、ここにいう転写ユニット30は、上述した搬送ベルト16と、搬送ベルト16の下方で張架する従動ローラ17Aと、搬送ベルト16の上方で張架し、かつ、搬送ベルト16を駆動する駆動部としての駆動ローラ17Bと、吸着ローラ18(図1〜図4参照)と、転写ローラ19とを一体に構成したものである。この転写ユニットは、保守やメンテナンス等の際に交換されるものであり、画像形成装置とは別に取り扱われるものである。なお、図5では、吸着ローラ18の図示を省略している。
図5に示すように、従動ローラ17Aは、駆動ローラ17Bの外径よりも大径に形成されている。そして、従動ローラ17Aの一端部には、図6に示すように、後述するリブ31をガイドするガイド部材(案内部材)32が同軸に配設されている。このガイド部材32は、両端にフランジ部32aが形成されている。別の言い方をすると、ガイド部材32は、中間部32bが両端よりも縮径して形成されている。
図7は、ロール外径と発生応力との関係を求める方法を説明する図である。搬送ベルト16と同じ素材のベルト部材41をローラ42へ巻き付ける動作をN回繰り返した場合にベルト部材41に生じる応力を算出したものである。その場合のローラ42の外径を様々に変えて算出した。
ベルト部材41の厚さをh、ロール径の半径をrとすると、ローラ42に巻き付けたときの外側面の伸びが(h/2)×dθであり、その伸び率は(h/2)/(r+h/2)である。また、内側面の縮みが−(h/2)×dθであり、その縮み率は(h/2)/(r+h/2)である。
ここで、ベルト部材の厚さhを80μm(80×10-6m)、ロール径の半径rを6.5×10-3m、8×10-3m、9×10-3mとし、ヤング率(引張り弾性率で代用)を5674MPaとして、算出した。
図8に示すように、ロール外径が13mm(r=6.5mm)のときには、発生応力差が3.47×107Paである。そして、ロール外径が16mm(r=8mm)のときには、発生応力差が2.82×107Paである。また、ロール外径が18mm(r=9mm)のときには、発生応力差が2.51×107Paである。
求めた発生応力差についてその比を更に算出すると、ロール外径が18mmの場合を1とすると、ロール外径が16mmでは1.12であり、ロール外径が13mmでは1.38である。このように、ロール外径が13mmの場合には、ロール外径が18mmの場合に比べて、発生応力差が約40%増えている。したがって、リブ31の規制は、外径が大きいローラで行うのが好ましい。
図5に示すように、駆動ローラ17Bの直径Dと、互いに隣り合う転写ローラ19同士の軸間距離寸法Sとの間には、所定の関係が求められる。具体的には、カラーレジストレーション(カラーレジ)の改善のためには、軸間距離寸法Sは、直径Dの整数倍である必要がある。すなわち、駆動ローラ17Bの偏心等に起因して搬送ベルト16に速度変動があると、これが原因で互いに異なる色の間でカラーレジずれが発生してしまう。しかし、軸間距離寸法Sと直径Dとの間に上述したような関係を持たせれば、カラーレジを改善することができる。
このように、カラーレジ改善のために駆動ローラ17Bの外径寸法が制約される一方で、従動ローラ17Aの外径寸法については制約されない。したがって、本実施の形態では、従動ローラ17Aの外径を駆動ローラ17Bの外径よりも大きくしている。
図9は、第2の実施の形態に係る転写ユニット30を説明するための図であり、図10は、図9の線X−Xによる断面図である。本実施の形態では、搬送ベルト16との巻き付き角度が最も小さいローラである転写ローラ19でリブ31を規制している。なお、図9に示す転写ユニット30は、基本的な構成が第1の実施の形態に係る転写ユニット30と共通しているため、異なる部分について説明する。また、同じ部分についての図示は同じ符号を用い、その説明を省略する。
図9に示すように、従動ローラ17Aの外径は、駆動ローラ17Bの外径と同一である。そして、図10に示すように、ガイド部材32は、転写ローラ19の一端部に取り付けられている。ガイド部材32は、転写ローラ19と同軸である。
このように、本実施の形態では、搬送ベルト16に巻き付かないようにガイド部材32を配置することにより、搬送ベルト16の巻き付きによる応力集中が発生しない箇所でリブ31を規制することができ、搬送ベルト16の割れを防止することができる。
Claims (3)
- 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
循環移動が可能に構成された帯状部材と、
前記帯状部材を張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架部材と、
前記帯状部材に設けられ、当該帯状部材が循環移動する方向に延びるリブ部材と、
前記リブ部材を案内する案内部材と、
前記第1張架部材と前記第2張架部材との間に配設され、前記帯状部材を張架するのに用いられない転写ロールと、
を備え、
前記案内部材は、前記第1張架部材及び前記第2張架部材により前記帯状部材が張架される区間に配置され、当該第2張架部材は、当該帯状部材の循環移動の方向において当該第1張架部材の次に張架するものであり、
前記案内部材は、前記帯状部材との巻き付き角度が最も小さい部材である前記転写ロールに設けられ、
前記案内部材は、前記帯状部材の幅方向のいずれか一の方向への前記リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、当該一端フランジ部の当該傾斜面に対向すると共に当該幅方向の他の方向への当該リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、当該一端フランジ部と当該他端フランジ部との間に位置して当該リブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯状部材は転写ベルトであり、
前記転写ベルトに転写する画像を保持する像保持体が、当該転写ベルトを間に挟んで前記転写ロールに対向して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - トナー画像を記録媒体に転写する画像形成装置に装着される転写ユニットであって、
循環移動が可能に構成された転写ベルトと、
前記転写ベルトを張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架ロールと、
前記転写ベルトに設けられ、当該転写ベルトが循環移動する方向に延びるリブ部材と、
前記転写ベルトの循環移動の方向において隣り合う張架ロール間に設けられ、前記リブ部材を案内するガイド部材と、
前記第1張架部材と前記第2張架部材との間に配設され、前記転写ベルトを張架するのに用いられない転写ロールと、
を含み、
前記ガイド部材は、前記第1張架部材及び前記第2張架部材により前記転写ベルトが張架される区間に配置され、当該第2張架部材は、当該転写ベルトの循環移動の方向において当該第1張架部材の次に張架するものであり、
前記ガイド部材は、前記転写ベルトとの巻き付き角度が最も小さいロールである前記転写ロールに設けられ、
前記ガイド部材は、前記転写ベルトの幅方向のいずれか一の方向への前記リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、当該一端フランジ部の当該傾斜面に対向すると共に当該幅方向の他の方向への当該リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、当該一端フランジ部と当該他端フランジ部との間に位置して当該リブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とする転写ユニット。
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