JP4904909B2 - 画像形成装置及び転写ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置及び画像形成装置に用いられる転写ユニットに関するものである。
電子写真方式を適用した複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、例えば、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像剤を用いた現像装置(現像器)によって現像して、感光体ドラム上にトナー像を形成し、この感光体ドラム上に形成されたトナー像を、給紙部から搬送された記録媒体上に転写・定着することにより、画像を形成するように構成されている。かかる画像形成装置には、例えば、無端状の中間転写ベルト、感光体ベルトや用紙搬送ベルトなどのベルト搬送装置を備えたものがある。より具体的に説明すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した画像形成ユニットを個別に備えたタンデム型のカラー画像形成装置には、中間転写ベルトを備えたものがある。
一般に、無端ベルトを所定数のロールで支持し、何れかのロールを駆動ロールとして無端ベルトを走行させるベルト駆動装置では、走行中の無端ベルトが幅方向(ベルト走行方向と直交する方向)に移動する、所謂ベルトウォーク(ベルトの蛇行)が発生する。このようなベルトウォーク現象は、上述したタンデム型のカラー画像形成装置において、中間転写ベルト上に各色の画像を重ねて転写する際に、各色の画像の相対的な位置ずれを生じる。すなわち、画像の色ずれや色むらの原因となる。従って、高品質な出力画像を得るためには、ベルトウォークを抑制する必要がある。そのようなベルトウォークを抑制するための構成として、従来から各種の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1は、ベルトの寄りやゆがみを吸収することにより高品質な画像を得ることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。そして、この目的を達成するための構成として、中間転写ベルトのトナー像の塗布帯域を侵さない領域の少なくとも一つのローラの一側端の位置に寄りガイド具を配設し、この寄りガイド具をローラとの間で挾み込み圧接して挾持する寄りガイド規制部材を設けることが開示されている。
特開平5−333707号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、寄りガイド具が寄りガイド規制部材とローラとで常に挟み込まれているので、中間転写ベルトのベルト面に垂直な方向の力が発生しやすく、中間転写ベルトがローラから脱落し易いという問題点がある。そして、ベルトウォークの方向がローラ側になったときには、寄りガイド具がローラに乗り上げてしまい、これによって中間転写ベルトに必要以上の応力が加わって破損してしまうという懸念がある。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、蛇行が規制されるベルトに加わる応力を低減することを可能にすることにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、循環移動が可能に構成された帯状部材と、帯状部材を張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架部材と、帯状部材に設けられ、帯状部材が循環移動する方向に延びるリブ部材と、リブ部材を案内する案内部材と、第1張架部材と第2張架部材との間に配設され、帯状部材を張架するのに用いられない転写ロールと、を備え、案内部材は、第1張架部材及び第2張架部材により帯状部材が張架される区間に配置され、第2張架部材は、帯状部材の循環移動の方向において第1張架部材の次に張架するものであり、案内部材は、帯状部材との巻き付き角度が最も小さい部材である転写ロールに設けられ、案内部材は、帯状部材の幅方向のいずれか一の方向へのリブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、一端フランジ部の傾斜面に対向すると共に幅方向の他の方向へのリブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、一端フランジ部と他端フランジ部との間に位置してリブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とするものである。
帯状部材は転写ベルトであり、転写ベルトに転写する画像を保持する像保持体が、転写ベルトを間に挟んで転写ロールに対向して配設されていることを特徴とすることができる
他の観点から捉えると、本発明が適用される転写ユニットは、循環移動が可能に構成された転写ベルトと、転写ベルトを張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架ロールと、転写ベルトに設けられ、転写ベルトが循環移動する方向に延びるリブ部材と、転写ベルトの循環移動の方向において隣り合う張架ロール間に設けられ、リブ部材を案内するガイド部材と、第1張架部材と第2張架部材との間に配設され、転写ベルトを張架するのに用いられない転写ロールと、を含み、ガイド部材は、第1張架部材及び第2張架部材により転写ベルトが張架される区間に配置され、第2張架部材は、転写ベルトの循環移動の方向において第1張架部材の次に張架するものであり、ガイド部材は、転写ベルトとの巻き付き角度が最も小さいロールである転写ロールに設けられ、ガイド部材は、転写ベルトの幅方向のいずれか一の方向へのリブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、一端フランジ部の傾斜面に対向すると共に幅方向の他の方向へのリブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、一端フランジ部と他端フランジ部との間に位置してリブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、蛇行が規制されるベルトに加わる応力を低減することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置10は、本体10a内に4つの色のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット、ドラムカートリッジ)11a,11b,11c,11dを縦方向に順に配列した所謂タンデム型である。また、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の対応した箇所に、用紙(記録媒体)Pが略垂直下方から上方に搬送される搬送路12が配置されている。そして、最下段(最上流)のプロセスカートリッジ11aの更に下方(上流側)には、搬送路12を搬送されてトナー像が順に転写される用紙Pを収容するための給紙カセット13が配設されている。なお、給紙カセット13に収容される用紙Pの大きさに起因して給紙カセット13の一部が本体10aの奥側(リヤ側、イン側)に突出するように構成され、用紙Pが小さいサイズであれば、本体10aから突出しない。
プロセスカートリッジ11a〜11dは、搬送路12の上流側から順にイエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、シアン(C)用、ブラック(K)用のトナー像を形成するものである。このプロセスカートリッジ11a〜11dの各々は、感光体ドラム(像保持体)14と、感光体ドラム14の周囲に順次配設されている各種の電子写真用デバイスと、を一体的にカートリッジ化したものである。このデバイスとしては、感光体ドラム14を予め帯電する帯電ローラと、この帯電ローラにより帯電された感光体ドラム14上に露光形成された静電潜像を対応する各トナーで現像する現像装置と、感光体ドラム14上の廃トナーを除去するクリーニング装置と、がある。
プロセスカートリッジ11a〜11dの搬送路12の反対側には、プロセスカートリッジ11a〜11dに共通の露光装置(ROS)15が配設されている。この露光装置15は、各色に対応した画像データに基づいて図示しない4つの半導体レーザを点灯駆動する。そして、この4つの半導体レーザからの光を図示しないポリゴンミラーで偏向走査し、図示しないfθレンズ及び複数枚の反射ミラーを介して感光体ドラム14上の露光ポイントに導くことで、感光体ドラム14上に光像を描くように構成されている。
プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の感光体ドラム14に対応した箇所には、搬送路12に沿って循環移動する搬送ベルト(帯状部材、転写ベルト)16が配設されている。この搬送ベルト16は、用紙Pを静電吸着し得るベルト素材にて構成され、一対からなる従動ローラ(張架部材)17A及び駆動ローラ(張架部材)17Bに掛け渡されている。また、搬送路12には、搬送ベルト16に用紙Pを静電吸着させるための吸着ローラ18が配設されている。
プロセスカートリッジ11a〜11dの各々の感光体ドラム14に対応した搬送ベルト16の裏面側には、転写ローラ19が配設されている。この転写ローラ19は、感光体ドラム14と搬送ベルト16上の用紙Pとを密着させて感光体ドラム14に形成されたトナー像を用紙Pに転写するためのものである。
最上段(最下流)プロセスカートリッジ11dの更に上方(下流側)の搬送路12には、定着装置20が設けられている。本体10aの上部には、定着装置20によりトナー像が定着されて排出された用紙Pを収容するための排紙部21が本体10aと一体に設けられている。また、本体10aには、定着装置20によって片面が定着された用紙Pを表裏反転させて搬送路12に再度送り込むための反転用搬送路22が配置されている。
図2は、手差しトレイ23を説明するための図である。
図2に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能な手差しトレイ23が配設されている。すなわち、この手差しトレイ23は、手前側(フロント側、アウト側)に開閉可能に構成されている。この手差しトレイ23を開放する方向に回転させると、図示しない差し込み窓に所望の用紙Pをセットすることができる。このように、画像形成装置10は、給紙カセット13に収容されている用紙P以外の用紙Pを手差しトレイ23から給紙できるように構成されている。
ここで、トナー像を転写する用紙Pがセットされた状態にて、図示しない制御装置に対してユーザが指示することにより、給紙カセット13の用紙P及び手差しトレイ23の用紙Pのいずれか一方が所定のタイミングで送出される。そして、送出された用紙Pは、複数の搬送ローラ24を介して搬送路12に搬送され、搬送ベルト16を介してプロセスカートリッジ11a〜11dの各々の転写位置へと送り込まれる。
図3は、フロントカバー25を説明するための図である。
図3に示すように、画像形成装置10の本体10aには、下端に設けた回動支点Jを中心に回動可能なフロントカバー25が配設されている。このフロントカバー25は、閉じた状態では本体10aと共に外部カバーとして機能する。すなわち、フロントカバー25は、給紙カセット13よりも上側でかつ画像形成装置10の手前側の側壁部を構成する。
フロントカバー25には、搬送ベルト16、従動ローラ17A、駆動ローラ17B、吸着ローラ18、転写ローラ19及び反転用搬送路22が取り付けられている。したがって、フロントカバー25を開けると、これらの部品が随伴して本体10a側から離間する。このため、フロントカバー25を開けることでプロセスカートリッジ11a〜11dが露出し、また、搬送路12へのユーザによるアクセスが容易になる。
ここで、プロセスカートリッジ11a〜11dの各々は、本体10aに対し略水平方向に着脱自在に装着されている。このため、本体10aのフロントカバー25を開けることにより、プロセスカートリッジ11a〜11dの着脱操作を行うことが可能になる。なお、図示しないセット検出センサがプロセスカートリッジ11a〜11dの各々のセット状態を検出し、その検出結果を図示しない制御装置に出力する。
このように、フロントカバー25を開けることで、プロセスカートリッジ11a〜11dを露出させて交換することができる。また、感光体ドラム14を露出した状態にして紙詰まりに対処(ジャムクリア)することができる。こうして画像形成装置10のメンテナンス性を向上させている。
図4は、給紙カセット13の引き出し状態を説明するための図である。
給紙カセット13は、本体10aに設けられるカセット収容部26に収容されており、本体10aの手前側から引き出し可能となるように構成されている。より詳しくは、手差しトレイ23及びフロントカバー25を閉じた状態でカセット収容部26に対して給紙カセット13の引き出しや挿入が可能である。
そして、給紙カセット13には、手差しトレイ23用の用紙Pがセットされる差し込み窓が設けられている。また、給紙カセット13には、手差しトレイ23の用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラ24の一部が設けられている。このように、給紙カセット13には、差し込み窓にセットされた用紙Pが搬送路12へと送出される送出路が形成されている。
〔第1の実施の形態〕
図5は、第1の実施の形態に係る転写ユニット30を説明するための図であり、図6は、図5の線VI−VIによる断面図である。なお、ここにいう転写ユニット30は、上述した搬送ベルト16と、搬送ベルト16の下方で張架する従動ローラ17Aと、搬送ベルト16の上方で張架し、かつ、搬送ベルト16を駆動する駆動部としての駆動ローラ17Bと、吸着ローラ18(図1〜図4参照)と、転写ローラ19とを一体に構成したものである。この転写ユニットは、保守やメンテナンス等の際に交換されるものであり、画像形成装置とは別に取り扱われるものである。なお、図5では、吸着ローラ18の図示を省略している。
図5に示すように、従動ローラ17Aは、駆動ローラ17Bの外径よりも大径に形成されている。そして、従動ローラ17Aの一端部には、図6に示すように、後述するリブ31をガイドするガイド部材(案内部材)32が同軸に配設されている。このガイド部材32は、両端にフランジ部32aが形成されている。別の言い方をすると、ガイド部材32は、中間部32bが両端よりも縮径して形成されている。
また、図6に示すように、転写ユニット30の一部を構成する搬送ベルト16は、その一端部に、搬送ベルト16の移動方向に沿って1条のリブ(リブ部材)31が形成されている。このリブ31は、搬送ベルト16の内周面に無端状に貼付されている。そして、循環移動状態の搬送ベルト16は、プーリー形状に形成されたガイド部材32によって、中間部32b内に位置するリブ31を介してガイドされ、ベルトウォークが規制される。
このように、本実施の形態では、外径が大きいロールでリブ31を規制している。これについて説明する。
図7は、ロール外径と発生応力との関係を求める方法を説明する図である。搬送ベルト16と同じ素材のベルト部材41をローラ42へ巻き付ける動作をN回繰り返した場合にベルト部材41に生じる応力を算出したものである。その場合のローラ42の外径を様々に変えて算出した。
ベルト部材41の厚さをh、ロール径の半径をrとすると、ローラ42に巻き付けたときの外側面の伸びが(h/2)×dθであり、その伸び率は(h/2)/(r+h/2)である。また、内側面の縮みが−(h/2)×dθであり、その縮み率は(h/2)/(r+h/2)である。
ここで、ベルト部材の厚さhを80μm(80×10-6m)、ロール径の半径rを6.5×10-3m、8×10-3m、9×10-3mとし、ヤング率(引張り弾性率で代用)を5674MPaとして、算出した。
図8は、その算出結果を示す表である。
図8に示すように、ロール外径が13mm(r=6.5mm)のときには、発生応力差が3.47×107Paである。そして、ロール外径が16mm(r=8mm)のときには、発生応力差が2.82×107Paである。また、ロール外径が18mm(r=9mm)のときには、発生応力差が2.51×107Paである。
求めた発生応力差についてその比を更に算出すると、ロール外径が18mmの場合を1とすると、ロール外径が16mmでは1.12であり、ロール外径が13mmでは1.38である。このように、ロール外径が13mmの場合には、ロール外径が18mmの場合に比べて、発生応力差が約40%増えている。したがって、リブ31の規制は、外径が大きいローラで行うのが好ましい。
また、本実施の形態では、リブ31を規制する従動ローラ17Aの外径を駆動ローラ17Bよりも大きく形成している。言い換えると、駆動ローラ17Bの外径は小さいままである。これについて説明する。
図5に示すように、駆動ローラ17Bの直径Dと、互いに隣り合う転写ローラ19同士の軸間距離寸法Sとの間には、所定の関係が求められる。具体的には、カラーレジストレーション(カラーレジ)の改善のためには、軸間距離寸法Sは、直径Dの整数倍である必要がある。すなわち、駆動ローラ17Bの偏心等に起因して搬送ベルト16に速度変動があると、これが原因で互いに異なる色の間でカラーレジずれが発生してしまう。しかし、軸間距離寸法Sと直径Dとの間に上述したような関係を持たせれば、カラーレジを改善することができる。
このように、カラーレジ改善のために駆動ローラ17Bの外径寸法が制約される一方で、従動ローラ17Aの外径寸法については制約されない。したがって、本実施の形態では、従動ローラ17Aの外径を駆動ローラ17Bの外径よりも大きくしている。
図6に示すリブ31の真直度が悪いときには、リブ31は、ガイド部材32により規制される。そのような規制により、搬送ベルト16には応力が発生するが、本実施の形態では、大径の従動ローラ17Aにガイド部材32を設けることでリブ31を規制している。そのため、搬送ベルト16に生ずる応力を抑制することができる。画像形成装置を小型化するために駆動ローラ17Bが小径の場合には、特に有効な構成と言える。すなわち、駆動ローラ17Bとは別の張架ロールである従動ローラ17Aを大径にし、リブ31を規制するガイド部材32を従動ローラ17Aに配置することで、応力集中を防ぐことができ、その結果、ベルト割れを防止することができる。
〔第2の実施の形態〕
図9は、第2の実施の形態に係る転写ユニット30を説明するための図であり、図10は、図9の線X−Xによる断面図である。本実施の形態では、搬送ベルト16との巻き付き角度が最も小さいローラである転写ローラ19でリブ31を規制している。なお、図9に示す転写ユニット30は、基本的な構成が第1の実施の形態に係る転写ユニット30と共通しているため、異なる部分について説明する。また、同じ部分についての図示は同じ符号を用い、その説明を省略する。
図9に示すように、従動ローラ17Aの外径は、駆動ローラ17Bの外径と同一である。そして、図10に示すように、ガイド部材32は、転写ローラ19の一端部に取り付けられている。ガイド部材32は、転写ローラ19と同軸である。
このように、本実施の形態では、搬送ベルト16に巻き付かないようにガイド部材32を配置することにより、搬送ベルト16の巻き付きによる応力集中が発生しない箇所でリブ31を規制することができ、搬送ベルト16の割れを防止することができる。
また、転写ローラ19は、搬送ベルト16を挟んで感光体ドラム14と対向配置されている。このため、本実施の形態では、新たな張架ロールを配置しなくても、感光体ドラム14によって、リブ31がガイド部材32に乗り上げることを防止することができる。このため、コストの上昇を抑制しつつ、搬送ベルト16の割れを防止することができ、また、リブ31のガイド部材32からの脱落を防止することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 手差しトレイを説明するための図である。 フロントカバーを説明するための図である。 給紙カセットの引き出し状態を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る転写ユニットを説明するための図である。 図5の線VI−VIによる断面図である。 ロール外径と発生応力との関係を求める方法を説明する図である。 ロール外径と発生応力との関係を示す表である。 第2の実施の形態に係る転写ユニットを説明するための図である。 図9の線X−Xによる断面図である。
符号の説明
16…搬送ベルト、17A…従動ローラ、17B…駆動ローラ、18…吸着ローラ、19…転写ローラ、30…転写ユニット、31…リブ、32…ガイド部材

Claims (3)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    循環移動が可能に構成された帯状部材と、
    前記帯状部材を張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架部材と、
    前記帯状部材に設けられ、当該帯状部材が循環移動する方向に延びるリブ部材と、
    前記リブ部材を案内する案内部材と、
    前記第1張架部材と前記第2張架部材との間に配設され、前記帯状部材を張架するのに用いられない転写ロールと、
    を備え、
    前記案内部材は、前記第1張架部材及び前記第2張架部材により前記帯状部材が張架される区間に配置され、当該第2張架部材は、当該帯状部材の循環移動の方向において当該第1張架部材の次に張架するものであり、
    前記案内部材は、前記帯状部材との巻き付き角度が最も小さい部材である前記転写ロールに設けられ
    前記案内部材は、前記帯状部材の幅方向のいずれか一の方向への前記リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、当該一端フランジ部の当該傾斜面に対向すると共に当該幅方向の他の方向への当該リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、当該一端フランジ部と当該他端フランジ部との間に位置して当該リブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯状部材は転写ベルトであり、
    前記転写ベルトに転写する画像を保持する像保持体が、当該転写ベルトを間に挟んで前記転写ロールに対向して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. トナー画像を記録媒体に転写する画像形成装置に装着される転写ユニットであって、
    循環移動が可能に構成された転写ベルトと、
    前記転写ベルトを張架する第1張架部材および第2張架部材を含む複数の張架ロールと、
    前記転写ベルトに設けられ、当該転写ベルトが循環移動する方向に延びるリブ部材と、
    前記転写ベルトの循環移動の方向において隣り合う張架ロール間に設けられ、前記リブ部材を案内するガイド部材と、
    前記第1張架部材と前記第2張架部材との間に配設され、前記転写ベルトを張架するのに用いられない転写ロールと、
    を含み、
    前記ガイド部材は、前記第1張架部材及び前記第2張架部材により前記転写ベルトが張架される区間に配置され、当該第2張架部材は、当該転写ベルトの循環移動の方向において当該第1張架部材の次に張架するものであり、
    前記ガイド部材は、前記転写ベルトとの巻き付き角度が最も小さいロールである前記転写ロールに設けられ
    前記ガイド部材は、前記転写ベルトの幅方向のいずれか一の方向への前記リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ一端フランジ部と、当該一端フランジ部の当該傾斜面に対向すると共に当該幅方向の他の方向への当該リブ部材の移動を規制する傾斜面を持つ他端フランジ部と、当該一端フランジ部と当該他端フランジ部との間に位置して当該リブ部材を受け入れる空間を画定する縮径部と、を備えていることを特徴とする転写ユニット。
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