JP4903869B2 - 移動自在の磁気ディスクを有するポインティングデバイス及び方法 - Google Patents

移動自在の磁気ディスクを有するポインティングデバイス及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、音声通信を実行する電子機器などの電子機器のユーザ入力装置に関する。特に、本発明は、移動自在の磁気ディスクを有するポインティングデバイスに関する。
携帯電子装置及び無線電子装置又はその両方は普及し続けている。例えば、携帯電話、ポータブルメディアプレーヤ及びポータブルゲーム機は、現在広く使用されている。更に、ある特定の種類の電子装置と関連する特徴の多様化が進んでいる。いくつかの例を挙げると、多くの電子装置は、カメラ、テキストメッセージング機能、インターネット閲覧機能、電子メール機能、ビデオ再生機能、音声再生機能、画像表示機能及びハンズフリーヘッドホンインタフェースを有する。
電子装置との対話を実行するために、ポインティングデバイスが使用されてもよい。従来の一般的なポインティングデバイスは、マウス、トラックボール、タッチパッド及びジョイスティックを含む。ポータブル装置の場合、マルチウェイナビゲーションスイッチ(例えば上下左右に対応する入力を提供するためのスイッチ群及び場合によってはセンターセレクトスイッチ)が普及している。
ゲームのプレーヤには、マルチウェイナビゲーションスイッチにより設定される固定された方向ではなく、X‐Yフィールドにおける任意の方向の移動が電子装置に入力されるように、マウス及びジョイスティックなどの「アナログ」感覚のポインティングデバイスが好まれる。しかし、マウス及びジョイスティックは、ポータブル装置に使用するには実用的でない場合が多い。ジョイスティック型ポインティングデバイスは携帯装置に組み込まれているが、通常、限られた数の実際の入力に対応する限られた数(例えば4つ又は5つ)のドームスイッチに接触する機械的レバーとして実現される。また、携帯装置のジョイスティックは、ユーザの指と比べて小さくなりがちであり、殆どのユーザがゲームを体験する場合に期待すると考えられる物理的移動距離を有していない。更に、ジョイスティックには突出する部材があるが、ポータブル装置をポケット、ハンドバッグなどに入れようとした場合にジョイスティックを損傷する危険が増し、ユーザにとって不便でもあるので、そのような突出部材はポータブル装置には望ましくないであろう。タッチパッドは、突出する部材を含まず、アナログ型入力が可能である。しかし、タッチパッドをゲームと関連させて使用することは難しく、ユーザに触覚の感覚を提供できない。
ポータブル電子装置の従来のポインティングデバイスと関連する上述の欠点を考慮して、当該技術において、改良されたポインティングデバイス及びユーザと電子装置との対話の方法が必要とされる。
本発明の1つの面によれば、ポインティングデバイスは、磁気ディスクと、ユーザにより加えられる力に応答して磁気ディスクが上方を側方へ移動する磁界と、磁界に対する磁気ディスクの場所を検出するための複数のセンサとを含む。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、センサは、磁界の変化を検出する。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、センサは、ホール効果センサである。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、ディスクの移動速度及び変位の持続時間を判定するために、センサからの出力信号が処理される。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、磁界は誘導される。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、磁界は、磁界に隣接する磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、磁気ディスクが磁界部分の上方に配置された場合、磁気ディスクに浮揚力が加えられる。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、磁界は、ユーザにより力が加えられていない場合に磁界に関して磁気ディスクを位置決めするための中央吸引ゾーンを含む。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、吸引ゾーンは、中性磁気極性の磁界部分により規定される。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、吸引ゾーンは、磁界に隣接する磁気ディスクの面とは逆の極性を有する磁界部分により規定される。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、磁界は、磁界部分の周辺領域が磁界部分の中央領域より強力な磁界を有するような勾配を含む。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、ポインティングデバイスは、筐体に対して磁気ディスクと共に移動する磁気ディスクに装着された部材を更に含む。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、部材及び筐体は、磁気ディスクの垂直運動を制限するように協働する。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、部材及び筐体は、磁気ディスクの側方運動を制限するように協働する。
ポインティングデバイスの一実施形態によれば、磁気ディスクの位置を固定するように、磁界は制御自在である。
本発明の別の面によれば、電子装置は、ソフトウェアアプリケーションを実行するプロセッサと、アプリケーションに方向ユーザ入力コマンドを提供するポインティングデバイスとを含む。ポインティングデバイスは、磁気ディスクと、ユーザにより加えられる力に応答して磁気ディスクが上方を側方へ移動する磁界と、磁界に対する磁気ディスクの場所を検出するための複数のセンサとを含む。
電子装置の一実施形態によれば、電子装置は、移動無線端末である。
電子装置の一実施形態によれば、磁界は、磁界に隣接する磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、磁気ディスクが磁界部分の上方に配置された場合、磁気ディスクに浮揚力が加えられる。
電子装置の一実施形態によれば、磁界は、ユーザにより力が加えられていない場合に磁界に関して磁気ディスクを位置決めするための中央吸引ゾーンを含む。
本発明の別の面によれば、電子装置とインタフェースする方法は、磁気ディスクの下方において磁界を誘導するステップと、磁界に関する磁気ディスクの側方運動の結果として起こる磁界の変化を感知するステップと、感知された磁界の変化から、磁気ディスクの運動を示すコマンド信号を発生するステップとを含む。
一実施形態によれば、方法は、ユーザにより磁気ディスクに力が加えられていない場合に、磁気ディスクを磁界の中央吸引ゾーンへ吸引するステップを更に含む。
方法の一実施形態によれば、磁界は、磁界に隣接する磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、磁気ディスクが磁界部分の上方に位置決めされた場合、磁気ディスクに浮揚力が加えられる。
一実施形態によれば、方法は、磁気ディスクの位置を固定するために、磁界を制御するステップを更に含む。
本発明の上記の特徴及び更なる特徴は、以下の説明及び添付の図面を参照することにより明らかになるであろう。説明及び図面中において、本発明の原理が採用されてもよいいくつかの方法の例として本発明の特定の実施形態を詳細に開示する。しかし、本発明の範囲はそれらに限定されないことが理解される。本発明は、本明細書に添付の請求の範囲の趣旨及び条件内に含まれる全ての変更、変形及び均等物を含む。
一実施形態に関して説明及び図示又はその両方がされる特徴は、1つ以上の他の実施形態において同一又は同様の方法で使用されてもよく、且つ/又は他の実施形態の特徴と組み合わせて又はそれらの特徴の代わりに使用されてもよい。
尚、本明細書中で使用される場合の用語「具備する」は、記載される特徴、数字、ステップ又は構成要素の存在を特定するものとして解釈されるが、1つ以上の他の特徴、数字、ステップ、構成要素又はそれらの集合の存在又は追加を除外しない。
本発明の一実施形態に係る電子機器の一例として携帯電話を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る図1の携帯電話の関連部分を示す概略ブロック図である。 図1の携帯電話が動作する通信システムを示す概略図である。 ポインティングデバイスの一例の動作可能な構成要素をX‐Y平面において示す概略図である。 図4のポインティングデバイスの動作可能な構成要素をX‐Z平面において示す概略図である。 別の例のポインティングデバイスの動作可能な構成要素をX‐Z平面において示す概略図である。 別の例のポインティングデバイスの動作可能な構成要素をX‐Z平面において示す概略図である。
図面を参照して本発明を以下に説明する。図中、同じ図中符号は同じ要素を示すために使用される。図が必ずしも縮尺通りではないことは理解されるであろう。
用語「電子機器」及び「電子装置」は、ポータブル無線通信機器を含む。用語「ポータブル無線通信機器」は、以下の説明中、「ポータブル無線端末」と呼ばれ、携帯電話、ページャ、通信機、電子オーガナイザ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン又はポータブル通信装置などの全ての機器を含む。
本願において、本発明は、主に携帯電話に関連して説明される。しかし、本発明は、携帯電話に限定されることを意図せず、例えば、メディアプレーヤ、ゲーム機及びコンピュータなどの任意の種類の適切な電子機器であってもよいことが理解されるであろう。本発明の面は、電子装置のポインティングデバイスに関する。ポインティングデバイスは、電子装置と一体化されてもよく、あるいは有線インタフェース又は無線インタフェースを介して電子装置とインタフェースする独立した自蔵(すなわちスタンドアロン)入力装置として構成されてもよい。
まず、図1及び図2を参照すると、電子機器が示される。電子機器10は、ユーザ入力装置として動作するように構成されたポインティングデバイス12を含む。ポインティングデバイス12の構成及び動作は、以下に更に詳細に説明される。ポインティングデバイス12は、例えば、電子機器10に常駐し且つ電子機器10により実行されてもよい実行可能コードを含む任意の適切なソフトウェアドライバ及びハードウェアコントローラ又はその両方を含むか、又はそれらと関連して動作してもよい。
図示される実施形態の電子機器は携帯電話であり、携帯電話10と呼ばれる。携帯電話10は、ストレート型筐体を有するものとして示されるが、折りたたみ筐体又はスライド型筐体などの他の種類の筐体が利用されてもよいことは理解されるであろう。
携帯電話10は、ディスプレイ14及びキーパッド16を含む。ディスプレイ14は、動作状態、時刻、電話番号、連絡先情報、種々のナビゲーションメニューなどの情報をユーザに対して表示する。それらの情報に基づき、ユーザは、携帯電話10の種々の機能を利用できる。更に、ディスプレイ14は、携帯電話10により受信され、又は携帯電話10のメモリ18から検索され、又はその両方の対象となるコンテンツを視覚表示するために使用されてもよい。ディスプレイは、写真、移動テレビコンテンツ及びゲームと関連する映像などの画像、映像及び他のグラフィックスをユーザに対して提示するために使用されてもよい。
キーパッド16は、多様なユーザ入力操作を提供する。例えば、キーパッド16は、電話番号、電話番号リスト、連絡先情報、メモなどの英数字情報の入力を可能にする英数字キー20aを通常含む。更に、キーパッド16は、発呼又は着呼するための「通話送出」キー及び終話のため又は「電話を切る」ための「終話」キーなどの特殊機能キー20bを通常含む。特殊機能キーは、例えば、異なる電話機能、プロファイル、設定などを選択するためにディスプレイ14に表示されたメニュー内をナビゲートするためのメニューナビゲーションキー及びセレクトキーを従来と同様に含んでもよい。携帯電話と関連する他のキーは、音量キー、消音キー、電源オン/オフキー、ウェブブラウザ起動キー、カメラキーなどを含んでもよい。キー又はキーに類似する機能性は、ディスプレイ14と関連するタッチスクリーンとして実現されてもよい。
携帯電話10は、通常は別の携帯電話又は固定電話である着呼側/発呼側装置と携帯電話との通話を可能にし、又は信号交換を可能にし、又はその両方を可能にする通話回路網を含む。しかし、着呼側/発呼側装置は必ずしも別の電話でなくてもよく、インターネットウェブサーバ、コンテンツ提供サーバなどの他の任意の装置であってもよい。
図2は、携帯電話10の機能ブロック図である。簡潔にするため、携帯電話10の一般的に従来通りである機能はあまり詳細に説明されない。携帯電話10は、携帯電話10の機能及び動作全般の制御を実行するように構成された基本制御回路24を含む。制御回路24は、CPU、マイクロコントローラ又はマイクロプロセッサなどの処理装置26を含んでもよい。携帯電話10の動作を実行するために、処理装置26は、制御回路24内部のメモリ(図示せず)又はメモリ18などの別個のメモリ又はその両方に格納されたコードを実行する。メモリ18は、例えば、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、取外し可能媒体、揮発性メモリ、不揮発性メモリ又は他の適切な装置のうち1つ以上であってもよい。
更に、処理装置26は、ポインティングデバイス12を支援する又はポインティングデバイス12と対話するコードを実行してもよい。例えば、ポインティングデバイス12により発生された信号を、処理装置26により実行されるか又は携帯電話10の他の場所で実行される他のプログラムに対するコマンドに変換するために、ポインティングデバイスドライバ又はポインティングデバイス支援機能28が処理装置26により実行されてもよい。ポインティングデバイス支援機能28は、例えば、コンピュータ可読媒体又は機械可読媒体に格納されたプログラムとして実現されてもよい。ポインティングデバイス12へのインタフェースに関連する論理機能を操作し且つ実行するために携帯電話10をプログラムする方法は、コンピュータプログラミング技術、特に携帯電話又は他の電子装置のアプリケーションプログラミング技術の分野における当業者には明らかであろう。従って、説明を簡潔にするため、特定のプログラムコードに関する詳細を省略した。また、ポインティングデバイス支援機能28は、本発明の好適な一実施形態に従って処理装置26により実行されるが、そのような機能性は、本発明の範囲から逸脱することなく、専用ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせを介しても実行可能である。
図1及び図2を更に参照すると、携帯電話10は、無線回路32に結合されたアンテナ30を含む。無線回路32は、アンテナ30を介して信号を送受信する無線周波数送信機及び無線周波数受信機を従来と同様に含む。無線回路32は、移動通信システムにおいて動作するように構成されてもよく、データ又はAVコンテンツ又はその両方を送受信するために使用されてもよい。移動無線ネットワーク又は放送ネットワーク又はその両方と対話するための受信機の種類は、GSM、CDMA、WCDMA、GPRS、MBMS、WiFi、WiMax、DVB‐H、ISDB‐Tなど及びそれらの規格の改良バージョンを含むが、それらに限定されない。
携帯電話10は、無線回路32により送信される音声信号と無線回路32から受信される音声信号とを処理する音声信号処理回路34を更に含む。音声処理回路34に結合されたスピーカ36及びマイクロホン38を使用して、ユーザは、従来と同様に携帯電話10を介して音声を聴取し、対話することができる。動作全般を実行するように、無線回路32及び音声処理回路34は、制御回路24にそれぞれ結合される。ユーザに対して音声データを再生するために、音声データは、制御回路24から音声信号処理回路34に供給されてもよい。音声データは、例えば、メモリ18により格納され且つ制御回路24により検索された音声ファイルからの音声データを含んでもよい。音声処理回路32は、任意の適切なバッファ、復号器、増幅器などを含んでもよい。
携帯電話10は、制御回路24に結合された上述のポインティングデバイス12、ディスプレイ14及びキーパッド16を更に含む。ディスプレイ14は、ビデオ処理回路40により制御回路24に結合されてもよい。ビデオ処理回路40は、ビデオデータをディスプレイ14を駆動するために使用されるビデオ信号に変換する。ビデオ処理回路40は、任意の適切なバッファ、復号器、ビデオデータ信号プロセッサなどを含んでもよい。ビデオデータは、制御回路24により生成されるか、メモリ18に格納されたビデオファイルから検索されるか、無線回路32により受信される入力ビデオデータストリームから取り出されるか、又は他の任意の適切な方法により得られてもよい。
携帯電話10は、1つ以上のI/Oインタフェース42を更に含む。I/Oインタフェース42は、通常の携帯電話I/Oインタフェースの形態であってもよく、1つ以上の電気コネクタを含んでもよい。携帯電話10の内部の電源ユニット(PSU)44のバッテリを充電するために、I/Oインタフェース42は、携帯電話10をバッテリ充電器に結合するように通常通りに使用されてもよい。これに加えて又はその代わりに、音声処理回路34により出力される信号に従って音声を聴取可能なように発出するヘッドホン(イヤホンと呼ばれる場合もある)のような有線パーソナルハンズフリーアダプタ(図示せず)に携帯電話10を接続するために、I/Oインタフェース42が使用されてもよい。更に、I/Oインタフェース42は、データケーブルを介して携帯電話10をパーソナルコンピュータ又は他の装置に接続するために使用されてもよい。車両の電源アダプタ又はコンセントの電源アダプタにI/Oインタフェース42が接続された場合、携帯電話10は、I/Oインタフェース42を介して動作電力を受け取ってもよい。
携帯電話10は、計時機能を実行するタイマ46を更に含んでもよい。そのような機能は、通話の持続時間を計測する機能、タイムスタンプ及び日付スタンプを生成する機能などを含んでもよい。携帯電話10は、デジタル写真又は動画又はその両方を撮影するカメラ48を含んでもよい。写真又は動画又はその両方に対応する画像ファイル又はビデオファイル又はその両方は、メモリ18に格納されてもよい。携帯電話10は、全地球測位システム(GPS)受信機、ガリレオ衛星システム受信機などの位置データ受信機50を更に含んでもよい。付属品、ハンズフリーアダプタ(例えば、携帯電話10からヘッドホンへ転送される音声データに対応する音声を聴取可能なように出力するヘッドホン)、別の携帯無線端末、コンピュータ又は別の装置との通信を成立させるために、携帯電話10は、赤外線トランシーバ又はRFアダプタ(例えばBluetoothアダプタ)又はその両方などのローカル無線インタフェース52を含んでもよい。
携帯電話10は、テキストメッセージ(例えば、通常「SMS」と呼ばれる)、電子メールメッセージ、マルチメディアメッセージ(例えば、通常「MMS」と呼ばれる)、画像ファイル、ビデオファイル、音声ファイル、呼出し音、ストリーミングオーディオ、ストリーミングビデオ、データ供給(ポッドキャストを含む)などのデータを送信し、受信し且つ処理するように構成されてもよい。そのようなデータの処理は、データをメモリ18に格納すること、ユーザとデータとの対話を可能にするアプリケーションを実行すること、データと関連するビデオコンテンツ又は画像コンテンツ又はその両方を表示すること、データと関連する音声を出力することなどを含んでもよい。携帯電話10は、ユーザが対話型ゲームを実行すること又はポインティングデバイス12からのユーザ入力を受信する他のアプリケーションを実行することを可能にするように構成されてもよい。
更に図3を参照すると、携帯電話10は、通信システム54の一部として動作するように構成されてもよい。システム54は、(1つ以上の)サーバ58を有する通信ネットワーク56を含んでもよい。サーバ58は、携帯電話10により送出される通話及び携帯電話10を受信先とする通話を管理し、携帯電話10へデータを送信し且つ他の任意の支援機能を実行する。サーバ58は、送信媒体を介して携帯電話10と通信する。送信媒体は、例えば、通信タワー(例えばセルタワー)、別の携帯電話、無線アクセスポイント、衛星などを含む任意の適切な装置又は構体であってもよい。ネットワークの一部は、無線送信経路を含んでもよい。通信ネットワーク56は、複数の携帯電話10及び他の種類のエンドユーザ装置の通信活動を支援してもよい。理解されるように、サーバ58は、サーバ機能を実行するために使用される通常のコンピュータシステムとして構成されてもよく、且つサーバ58の機能を実現する論理命令を含むソフトウェアを実行するように構成されたプロセッサを含んでもよい。
次に図4を参照すると、ポインティングデバイス12の一実施形態の動作可能な構成要素が概略的に示される。図4は、磁界60の上方に規定された位置から見たX‐Y平面におけるポインティングデバイスを示す。ポインティングデバイス12は、磁界60及び磁気ディスク62、並びにディスク62の相対位置を判定するセンサ64を含む。センサ64は、ポインティングデバイス制御回路(図示せず)に入力される電気信号を発生してもよい。その結果、ポインティングデバイス制御回路は、センサ64からの信号をディスク62の運動を示す信号に変換する。信号は、処理装置26により実行されるアプリケーションに対するコマンドとして制御回路24に入力されてもよい。別の実施形態において、センサ64により出力される前処理された信号又は生信号は、制御回路24に入力され、ポインティングデバイス支援機能28により処理されてもよい。
図5a及び図5bは、X‐Z平面から見た図4のポインティングデバイス12を概略的に示す。図5aは、ディスク62がホームポジション(又は休止位置)にある場合のポインティングデバイス12を示し、図5bは、ユーザにより加えられた側方力によりディスク62がホームポジションから変位した場合のポインティングデバイス12を示す。
ディスク62は、永久磁石であってもよい。図示される実施形態において、ディスク62のN極は上に向き、S極は下に向く。ディスク62の磁極の向きが逆であってもよいことは理解されるであろう。その場合、磁界60(以下に説明される)の相対極性も反転される。ディスク62は丸形であるものとして図示されるが、ディスク62は、正方形又は長方形などの任意の適切な形状を有してもよい。
一実施形態において、磁界60は、永久磁石の配列から発生されてもよい。しかし、好適な一実施形態において、磁界60は誘導される。磁界の誘導は、任意の適切な方法で達成されてもよい。例えば、基板70の一部として、複数の磁界誘導子66が配列されてもよい。例えば、基板70は、誘導子66が装着される回路基板70であってもよい。ディスク62が上面を移動できる平坦な面を形成するために、充填材料が使用されてもよい。誘導子66は、ワイヤに電流が流された場合に磁気分極する、ワイヤが巻き付けられた鉄の棒から形成されてもよい。
磁界60の中央部分は、中性磁気極性を有してもよく、あるいはディスク62の底面側とは逆の極性を持っていてもよい。これにより、磁界60の中央部分は、ディスク62の吸引ゾーン72を規定する。極性を持つ場合、磁界60の中央部分は、磁界60のその他の部分とは逆の極性を有してもよい。図示される実施形態において、磁界60の中央部分は、ディスク62のS極を引き付けるためにN極を有する。ディスク62がユーザにより移動されない場合に磁界60に関してディスク62を中心位置に位置決めするため及び基板70に対してディスク62を保持するために、ディスク62は、吸引ゾーン72に引き寄せられてもよい。ディスクと吸引ゾーン72との間の引力は非常に弱いので、ユーザは、ポインティングデバイス12により検出可能な「急激な」入力操作を行うことなく、比較的容易にディスク72を吸引ゾーン72から移動できる。
吸引ゾーン72の領域を取り囲む磁界60は、ディスク62の底面側と同一の磁気極性を有してもよい。ディスク62に側方力が加えられた場合、ディスク62は、吸引ゾーン72から外れ、磁界60に沿って側方へ移動する。ディスク72は、同一の極性を持つディスク62の底面側及び磁界60により反発されてもよい。ユーザがディスク72にごく弱い下向きの力を加えると、そのような反発によって、ディスク62は、磁界60のわずかに上方で浮揚してもよい。
ディスク62上に可撓性の膜74が配置されてもよい。膜74は、磁界60を取り囲むが、磁界60上でディスク62が側方へ移動でき且つディスク62を基板70の面からわずかに垂直方向に離間させるように配置されてもよい。使用中にディスク62が「裏返し」にならないように、また、誤ってディスク62を紛失しないように、膜74は、ディスク62を保持する働きをしてもよい。更に、膜は、ディスク62及び磁界60を塵芥による汚損から保護してもよい。ユーザが膜74を押すことによりディスク62を操作しながら、膜74の下のディスク62を感じ取れるようなゴム片によって、膜74が実現されてもよい。従って、ディスク62の側方移動、並びにディスク62の多少の垂直運動を可能にするために、膜74は、ディスク62に対してわずかな保持強さを与えてもよい。また、膜74に沿ってユーザが容易に指を動かせるように、膜74は、摩擦の少ない面を形成してもよい。目視できるマーク又は指標又はその両方をユーザに対して提示するために、膜74の上面は印刷されてもよい。
側方変位の後、ディスク62をニュートラルポジション(例えば吸引ゾーン72)へ復帰するために、磁界60に勾配が与えられてもよい。例えば、磁界60の周辺領域における磁力は、同一極性であり且つ吸引ゾーン72に隣接して位置する領域と比較して強くてもよい。勾配は、活字の大きさを変えて示されるN極及びS極の文字表現(「S」及び「N」)によって図式的に示されている。図中、活字が大きいほど、その局部の磁力は強い。吸引ゾーン72又は勾配又はその両方は、使用されていない場合にディスク62をホームポジションまで移動するためにディスク62と磁界60との間に磁気バイアスを規定する。
前述のように、センサ64は、ディスク62の相対場所を判定するために使用されてもよい。一実施形態において、センサ64は、局所におけるディスク62の有無により発生する磁界60の変化を感知することによりディスク62の移動を検出するように配置されたホール効果センサであってもよい。センサの数及び配置場所は、所望の入力分解能レベルに応じて異なってもよい。図4において、磁界60を発生するために使用される基板70の下方に4個のセンサが示される。センサ60は、方位磁針に基づく方向(例えば東西南北)に沿って配置され、ディスク62の場所を検出するために4個一組で使用されてもよい。ディスク62の移動の方向及び速度を確認するために、時間の経過に伴って、ディスク62の場所がサンプリングされてもよい。図5a及び図5bにおいて、基板70の下方にセンサのアレイが示される。ホール効果センサは、磁界密度に応答して変化する出力電圧を有する変換器である。ポインティングデバイス制御回路(図示せず)又はポインティングデバイス支援機能28又はその両方によって複数のセンサの出力を解析することにより、ディスク62の場所、ディスク62のオフセットの速度及びディスク62のオフセットの継続時間は、携帯電話10により実行される種々のアプリケーションに対応する制御信号に変換されてもよい。
センサ64の出力信号から発生される制御信号は、特定のアプリケーションに適合されてもよい。例えば、多くの従来の携帯電話10のアプリケーションは、方位磁針に基づく4つ〜8つの方向に対応するポインティングデバイス入力を受信するように符号化されてもよい。そのような方向は、いくつかの初歩的なゲーム及びメニューナビゲーションスキーマに適する。マウス及び大型ハンドルを有するジョイスティックから通常体験できるようなポインティングデバイス12における「アナログ」感覚をユーザに与えつつ、ゲームアプリケーションを含むより精巧なアプリケーションを制御するために、更に高度な方向分解能、又は速度情報及び継続時間情報、又はその両方が使用されてもよい。
更に図6を参照すると、X‐Z平面から見たポインティングデバイス12の別の実施形態が示される。図6のポインティングデバイス12は、磁界60、磁気ディスク62及びセンサ64を含む。磁界60は、基板70の一部として配列された誘導子66により誘導される。センサ64は、基板70の下方に配置されるのではなく、基板70の一部を形成する。例えば、誘導子66及びセンサ64は、回路基板に実装されてもよい。いくつかの実施形態において、ディスク62が上面を移動できる平坦な面を規定するために、充填材料が使用されてもよい。
ディスク62は、環状フランジ76を一体に含んでもよいし、あるいは環状フランジ76の開口部に装着されてもよい。筐体部材78は、フランジ76を受け入れるための溝穴80を含んでもよい。筐体部材78とフランジ76との相互作用により、ディスク62の上方及び側方への移動が制限されてもよい。例えば、ディスク62がフランジ76と共にポインティングデバイス12から外れる危険性を最小限に抑えるために、フランジ76の外径は、フランジ76の上部アーム84の開口部82の内径より大きくてもよい。ディスク62が基板70の上面に当接している場合、上部アーム84は、フランジ76から上方へ離間してもよい。上部アーム84は、ディスク62に対して垂直運動制限ストッパとして作用してもよい。ディスク62は、開口部82を通してユーザにより操作されてもよい。開口部82は可撓性の膜74により被覆されてもよく、ディスク62を操作するために、ユーザは膜74を押す。
更に図7aを参照すると、X‐Z平面から見たポインティングデバイス12の別の実施形態が示される。図7aのポインティングデバイス12は、磁界60、磁気ディスク62及びセンサ64を含む。図を簡略にするため、図7aにはセンサ64は明示して示されないが、他の実施形態の場合と同様に、ディスクの移動を検出するために、センサは誘導子66に関して配列されてもよい。従って、誘導子66又はセンサ64又はその両方は、基板70の一部として配列されてもよい。いくつかの実施形態において、ディスク62が上面を移動できる平坦な面を規定するために、充填材料が使用されてもよい。
ディスク62は、キャップ86に嵌め込まれてもよい。キャップ86は、プラスチックなどの剛性材料から形成されてもよい。キャップ86は、図6のフランジ76と同様のフランジ88を含んでもよい。キャップ86は、筐体部材90により押さえられてもよい。ディスク62及びキャップ86は一体に動いてもよいが、筐体部材90とキャップ86との相互作用により、ディスク62の上方及び側方への運動が制限されてもよい。例えば、ディスク62及びキャップ86がポインティングデバイス12から外れる(例えば「裏返る」又は紛失する)危険性を最小限に抑えるために、フランジ88の外径は、筐体部材90の開口部92の内径より大きくてもよい。ディスク62が側方へ移動すると、筐体部材90は、ディスク62の周囲に嵌合したキャップ86の部分と接触し、X‐Y方向におけるディスク62及びキャップ86の動きを制限してもよい。ディスク62が基板70の上面に当接している場合、筐体部材90は、フランジ76から上方へ離間してもよい。筐体部材90は、ディスク62に対して垂直運動制限ストッパとして作用してもよい。ディスク62は、ユーザがキャップ86を押すことにより操作されてもよい。ポインティングデバイス12への塵芥の侵入を抑止するために、フランジ88においてガスケット及び/又は末端部構造が使用されてもよい。
図7aの実施形態は、ディスク62の下部の極性と同一である磁気極性をそれぞれが有する誘導子66により形成される磁界60を示す。従って、この場合、磁界60が誘導されると、ディスク62及びキャップ86は、磁界60の上方で浮遊しようとする。あるいは、図4〜図6に示す吸引ゾーン72と同様の吸引ゾーンを形成するために、中央の誘導子94は、ディスク62の下部の極性とは逆の極性を有してもよい。
更に図7bを参照すると、ロック構成にある図7aのポインティングデバイスが示される。ロック構成は、ディスク62を固定場所に保持するために磁界60を調整する。図示される実施形態において、ディスク62に相対的に大きな力が加えられていない場合にディスク62をポインティングデバイス12の中央へ引き付け且つディスク62をその位置に固定するように、相対的に強力な磁界を誘導するために中央誘導子94が使用される。図示される実施形態において、その他の誘導子66は動作されていない。他の実施形態において、ディスク62を引き寄せ且つロックするように磁界60全体を分極するために、全ての誘導子66及び94が使用されてもよい。ボタンが不注意のミスによって押下され、携帯電話10における機能性が起動されてしまうのを防ぐためにキーロック機能が使用されるのと同様に、携帯電話10のある特定の動作モードに関してディスク62がロックされてもよい。ゲームアプリケーションにおいて、ユーザがゲームに負けた場合又はゲームの中のキャラクターが失われた場合に、ロック機能がオンされてもよい。この状況におけるディスク62のロックは、ユーザにゲームオーバーを伝達するための対話型フィードバックメカニズムとして作用してもよい。
薄型ユーザ入力装置を提供するポインティングデバイスの種々の実施形態を図示及び説明した。図示され且つ説明された実施形態は実現例であるので、1つの実施形態からの特徴は、1つ以上の他の実施形態において同一又は同様の方法で使用されてもよく、又は他の実施形態の特徴と組み合わせて又はその代わりに使用されてもよい。磁気ディスク62が使用中にホームポジションから外れた場合、磁気ディスク62は、浮遊しているような感覚をユーザに与えてもよい。また、ユーザにより磁力に抗する力が加えられていない場合、ディスク62は、ホームポジションへ引き戻されてもよい。特にゲームのようなアプリケーションを制御するために、ポインティングデバイス12により制御される電子装置とインタフェースする場合、ポインティングデバイス12は、ユーザの体感を改善するであろう。携帯装置の従来のポインティングデバイスと比較して、ポインティングデバイス12は、複雑な動きを行う(例えば北西方向又は北東方向に動く)ユーザの能力及び中央ニュートラルゾーンを通らずに1つの位置から別の位置へ(例えば南西の場所から北西の場所へ)移動するユーザの能力を改善する。
別の実施形態において、磁気ディスク62の代わりに、分極された電界を有するディスクが使用されてもよい。本実施形態において、磁界60の代わりに、協働する電界が使用されてもよい。ディスクの移動によって起こる電界の変化の方向は、ユーザ入力コマンドに変換されてもよい。本実施形態において、電界は、コンデンサのプレートに類似する導電性プレートを使用して発生されてもよい。ディスクにおける電界の発生は、電気導体を有するテザー(図示せず)を使用してディスクを電圧源に結合することを含んでもよい。
ある特定の好適な実施形態に関して本発明を図示し且つ説明したが、本明細書を読み且つ理解することにより、当業者が均等物及び変形を考案できることは理解される。本発明は、全てのそのような均等物及び変形を含み、添付の請求の範囲の範囲によってのみ限定される。

Claims (13)

  1. 磁気ディスク(62)と、
    磁界であって、該磁界上を、ユーザにより加えられる力に応じて、前記磁界の発生源に対して平行な面内を前記磁気ディスクが横方向に二次元で移動するところの前記磁界(60)と、
    前記磁界に対する前記磁気ディスクの位置を検出するための複数のセンサ(64)とを含み
    前記磁界は、前記磁界に隣接する前記磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、前記磁気ディスクが前記磁界部分の上方に配置された場合に前記磁気ディスクに浮揚力が加えられ、
    前記磁界部分は、ユーザにより力が加えられていない場合に前記磁界に対して前記磁気ディスクを位置決めするための中央吸引ゾーン(72)を包囲するポインティングデバイス(12)。
  2. 前記センサは、前記磁界の変化を検出する請求項1記載のポインティングデバイス。
  3. ディスク移動速度及び変位の持続時間を判定するために、前記センサからの出力信号が処理される請求項1又は2に記載のポインティングデバイス。
  4. 前記磁界は誘導される請求項1から3のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  5. 前記磁気ディスクに装着され、筐体(78、90)に対して前記磁気ディスクと共に移動する部材(76、86)を更に具備する請求項1から4のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  6. 前記部材及び前記筐体は、前記磁気ディスクの垂直運動又は前記磁気ディスクの側方移動の少なくとも一方を制限するように協働する請求項5記載のポインティングデバイス。
  7. 前記中央吸引ゾーンは、前記ディスクを前記磁界に対して中央へと吸引する請求項1から6のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  8. 前記中央吸引ゾーンは、前記磁界部分と反対の極性を有する請求項1から7のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  9. 前記磁界部分は勾配を有しており、前記ディスクと前記磁界部分との間で磁気的な偏りを生じさせて前記ディスクが未使用の場合に該ディスクを移動させる請求項1から6のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  10. 前記磁界部分は勾配を有しており、前記磁界部分の周辺領域が、前記磁界部分の中央領域より強い磁界をもつ請求項1から6のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  11. 前記磁界は前記磁気ディスクの位置をロックするよう制御される請求項1乃至10のいずれか一項に記載のポインティングデバイス。
  12. ソフトウェアアプリケーションを実行するプロセッサ(26)と、
    前記アプリケーションに方向ユーザ入力コマンドを提供するポインティングデバイス(12)とを具備し、
    前記ポインティングデバイスは、
    磁気ディスク(62)と、
    磁界であって、該磁界上を、ユーザにより加えられる力に応じて、前記磁界の発生源に対して平行な面内を前記磁気ディスクが横方向に二次元で移動するところの前記磁界(60)と、
    前記磁界に対する前記磁気ディスクの場所を検出するための複数のセンサ(64)とを含み、
    前記磁界は、前記磁界に隣接する前記磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、前記磁気ディスクが前記磁界部分の上方に配置された場合に前記磁気ディスクに浮揚力が加えられ、
    前記磁界部分は、ユーザにより力が加えられていない場合に前記磁界に対して前記磁気ディスクを位置決めするための中央吸引ゾーン(72)を包囲する電子装置(10)。
  13. 電子装置とインタフェースする方法であって、
    磁気ディスク(62)の下方において磁界(60)を誘導するステップであって、前記磁界は、前記磁界に隣接する前記磁気ディスクの面と同一の極性を持つ磁界部分を含み、それにより、前記磁気ディスクが前記磁界部分の上方に配置された場合に前記磁気ディスクに浮揚力が加えられ、前記磁界部分は、ユーザにより力が加えられていない場合に前記磁界に対して前記磁気ディスクを位置決めするための中央吸引ゾーン(72)を包囲するところのステップと、
    前記磁界の発生源対して平行な面内における前記磁気ディスクの横方向への二次元の移動の結果として起こる前記磁界の変化を感知するステップと、
    感知された磁界の変化から、前記磁気ディスクの運動を示すコマンド信号を発生するステップと
    を有する方法。
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