JP4903480B2 - 希釈装置 - Google Patents
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Description
特に、混合液を継続して吐出させる場合には、保持手段によって安全手段を混合液の吐出許可状態に保持することができるので、使用者が安全手段を混合液の吐出許可側に操作し続ける必要はなく、利便性が向上する。
図1−6は本実施形態に係る希釈装置(以下、適宜、単に「装置」と略称する)の外形形状を概略的に示す図で、図1は全体斜視図、図2は正面図、図3及び図4は左右の側面図、図5は背面図、図6は平面図である。また、図7−9は前記希釈装置の断面構造を示す図で、図7は図6におけるY7−Y7線に沿った断面説明図、図8は図6におけるY8−Y8線に沿った断面説明図、図9は図6におけるY9−Y9線に沿った断面説明図である。
尚、これらの図は何れも、後述する安全キャップを装着した状態の希釈装置を示したものである。
図7及び図9に示されるように、前記水道水供給部11には、下流側(各図における下側)への水道水の流入を許容し上流側への逆流を阻止するスプリング式の逆止弁機構15が組み込まれ、その下流側には通過流量を一定に維持するための定流量弁機構16が組み込まれている。この定流量弁機構16の下流側には、前記吐出切換レバー5により切換操作される吐出切換機構17が配設され、その更に下流側に、希釈混合液を得るための希釈手段としてのアスピレータ部18が設けられている。このアスピレータ部18の下流側が、動圧調整プレート19を介して、吐出部12に連通している。
前記吐出切換機構17は、後で詳しく説明するように、吐出切換レバー5の切換操作により、吐出部12からの吐出について、水道水のみの吐出状態と、希釈混合液の吐出状態と、何れの液体をも吐出しない閉止状態の3つの状態に選択的に切り換えるものである。
前記水量メータ61は、バネ特性を有するスプリング63で上流側に付勢された例えば樹脂製のセンサ体62を流路内に配置して構成され、流路内に水道水が流入する際には、スプリング63の付勢力に抗してセンサ体62が下方へ移動させられる。このとき、水道水の流量に応じてセンサ体62の上下方向位置が変化することにより、当該流路を通過する水量を計測するものである。図12から良く分かるように、水量メータ61の側壁部は、例えばプラスチック製の透明部材で形成され、その透明な側壁部に付された目盛を読み取ることで、目視により水道水の供給流量を知ることができるように、水量メータ61の側壁部に対応する部分については、カバー体3が切り欠かれて開口が形成されている。
この薬液量メータ23での測定値と前記水量メータ61の測定値により、希釈混合液の希釈倍率を算出することができる。そして、薬液流量および/または水道水の流量を調整することで、所望の希釈倍率の希釈混合液を得ることができる。
図13は、かかる安全キャップ37が取り付けられていない状態での安全弁機構30を示しているが、該安全弁機構30には、前記安全キャップ37を取り付けるために、カバー体3と一体的に形成されたキャップ取付部38が設けられている。該キャップ取付部38には、安全キャップ37の爪部37kを挿入させる複数(例えば2つ)の切欠部38mが形成されている。そして、前記爪部37kが切欠部38mから挿入するように、安全キャップ37をキャップ取付部38に組み合わせた上で、安全キャップ37を回動させることにより、図9に示すように、各爪部37kがキャップ取付部38の爪係止部38kにそれぞれ係止される。これにより、操作ボタン32が押し操作状態に保持され、薬液のアスピレータ部18への供給状態を保持することができる。
尚、安全キャップ37の表示手段としては、前記のような文字(「危」)によるもの以外にも、例えば点滅等を行うランプなど、より目立って報知機能の高いものを用いるようにすることもできる。
図14〜図16は何れも希釈装置の全体斜視図で、図14は希釈混合液の吐出状態を、図15は吐出停止状態を、図16は水道水のみの吐出状態を、それぞれ示している。また、図17〜図19は何れも図7に対応した希釈装置の拡大断面説明図で、図17は希釈混合液の吐出状態を、図18は吐出停止状態を、図19は水道水のみの吐出状態を、それぞれ示している。
図20〜図25は前記回動シャフト41を説明する図で、図20は全体斜視図、図21は平面説明図、図22は正面説明図、図23は左側面図、図24は図23のY24−Y24線に沿った断面説明図、また、図25は図23のY25−Y25線に沿った断面説明図である。
図26〜図31は前記摺動シリンダ42を説明する図で、図26は全体斜視図、図27は平面説明図、図28は正面説明図、図29は図27のY29−Y29線に沿った断面説明図、図30は図28のY30−Y30線に沿った断面説明図、また、図31は図29のY31−Y31線に沿った断面説明図である。
前記隔壁部42aの右側部分42Rは、内周部に2本の螺旋溝42cが設けられた円筒状に形成されている。摺動シリンダ42の右側部分42Rの内周部は、回動シャフト41の左側部分41Lの外周部に対して摺動自在に嵌合するように設定されており、前記螺旋溝42cに回動シャフト41の左側部分41L先端の突起41cを係合させた状態で、両者を互いに嵌合させることができるように構成されている。また、この右側部分42Rの先端部近傍の外周部には、上下方向に突出する一対の突起42d,42eが設けられている。
隔壁部42aの左側部分42Lは、所定長さ及び幅の開口部42fが上部に設けられた円筒状に形成されている。
図32〜図39は前記案内シリンダ43を説明する図で、図32及び図33はそれぞれ異なる方向からの全体斜視図、図34は正面説明図、図35は底面説明図、図36は左側面図、図37は右側面図、図38は図36のY38−Y38線に沿った断面説明図、図39は図36のY39−Y39線に沿った断面説明図である。
しかし、前記操作ボタン32が押し操作されておらず、薬液のアスピレータ部18への供給が禁止されている場合には、薬液がこのアスピレータ部で吸引されることはなく、従って、水道水のみが吐出部12から吐出されることになる。
また、薬液についても、安全弁機構30の前記操作ボタン32が押し操作されない限り、アスピレータ部18へ供給されることはなく、従って、吐出部12から吐出されることはない。
しかも、前記吐出切換レバー5が希釈混合液を吐出させる位置に切り換えられている場合であっても、更に安全弁機構30の操作ボタン32を押し操作しなければ、吐出部12から希釈混合液が吐出されることはなく、吐出切換レバー5の切換忘れがあった場合でも、水道水のみを吐出させるつもりが誤って希釈混合液が吐出されてしまうといった不具合が生じることを確実に防止することができるのである。
4…壁面取付板
5…吐出切換レバー
11…水道水供給部
12…吐出部
13…薬液取り入れ部
17…吐出切換機構
18…アスピレータ部
30…安全弁機構
32…操作ボタン
37…安全キャップ
38…キャップ取付部
101…水道水供給管
102…水道蛇口部
103…固定ナット
Claims (4)
- 希釈液の動圧降下に伴って生じる負圧を利用して薬液を吸引し所定倍率に希釈された混合液を得る希釈手段と、少なくとも希釈液のみの吐出と混合液の吐出とを切り換える切換手段とを備えた希釈装置において、
前記希釈液を流入させる希釈液供給部と、前記希釈液のみ又は前記混合液を吐出する吐出部と、前記薬液を流入させる薬液取り入れ部と、が設けられた装置本体を備え、
前記切換手段は、当該切換手段の手動操作により希釈装置の吐出状態を切り換える切換機構に連結され、該切換機構と前記希釈手段とは共に前記装置本体に組み込まれており、
前記切換手段が混合液の吐出側に切り換えられている場合において、混合液の吐出の許可と禁止とを切り換える安全手段が、前記装置本体の前記薬液取り入れ部と前記希釈手段との間に組み込まれ、
前記安全手段に係合して当該安全手段を混合液の吐出許可状態に保持する保持手段を更に備えている、
ことを特徴とする希釈装置。 - 前記保持手段は、前記安全手段が前記吐出許可状態に保持されていることを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の希釈装置。
- 前記希釈液の供給管の蛇口部への直接取付用の蛇口取付部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の希釈装置。
- 壁面への取付用の壁面取付板を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載の希釈装置。
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