JP4903395B2 - 管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置 - Google Patents

管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置に関するものである。
特許文献1及び特許文献2から、光化学反応器を使用する工業的方法は公知である。
石英管の微小な運動を可能にする一方で石英管の封止された固定を可能にする、容器のパイプに管を固定するための装置も特許文献3から公知である。
強い乱流がそのような容器内に発生したとき、又は使用される管が非常に長い場合、管は、破損(例えば石英管について)するか又は曲がる(例えば鋼管について)。管に生じている応力は、シールを保証しているリップシールの永久変形及び反応器の外側の管の頂部のOリングの永久変形を招く。
本願出願人の名義の特許文献4は、容器の壁を通り抜ける基本的に円形断面の管の封止された固定のための装置を開示しており、そこでは容器の外側の管の端部が、柔軟性のある材料で作られた構成要素と協働して、ボールジョイントを形成し、また容器の壁を通過している管の封止が少なくとも一つのリップシールによって保証される。そのような装置は、容器の壁を通過する管の封止された固定を可能にし、また乱流の液状媒体によって、及び管の断面における容器の内部圧力に起因する歪によって引き起こされる実質的な機械的応力に耐えることができる。
しかしながら、上述された管固定装置は欠点をもっている。使用されるシールの耐薬品性は劣っている。これらのシールを攻撃的化学媒体に使用することは、従って頻繁な保守作業、及び漏出に結び付いた危険な状況さえも要求し、その結果費用のかかる製造中断を招く。
欧州特許出願公開第0128818号明細書 米国特許第4689130号明細書 米国特許第3998477号明細書 欧州特許出願公開第0321341号明細書
従って、保守作業の頻度を減少させる、管を容器に取り付けるための装置に対する必要性が存在する。
このために、本発明は、管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置を開示しており、管の一方の端部は、容器に対して堅固に装着された可撓性材料から作られた構成要素と協働してボールジョイントを形成し、前記装置は、スリーブ部材と、少なくとも一つのOリングとを有し、前記スリーブ部材は、それを管が通り抜けるものであり、また容器に一体に装着されるように設計され、前記少なくとも一つのOリングは、管に押付けられ、またスリーブ部材の、管に対向している部分にある溝に収容されるものである。
好適な実施例では、本発明は以下の特徴の一つ以上を有するもので、その特徴とは:
装置が、管に押付けられる二つのOリングを有し、該Oリングの各々が、スリーブ部材の、管に対向している部分にある溝に収容されること;
スリーブ部材が、容器アクセスパイプのネック部に部分的に嵌め込まれることができること;
少なくとも一つのOリングが、パーフルオロ系エラストマー材料から作られること;
スリーブ部材が、管に押付けられる安全Oリングも有すること;
管の前記端部が、可撓性材料で作られた構成要素に接触する凸面形状を有すること;及び、
管が紫外線照射器を有すること;である。
本発明は、本発明による装置を有する容器にも関係する。
本発明の他の特徴と利点は、本発明の実施例の、例示のみを目的に提示された次の詳細な説明を読んだとき、及び本発明の実施例による、管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置の添付された単一の縦断面図を参照したとき明らかになるであろう。
本発明は、管が容器に入る場所で管を封止状態で固定するための装置を開示する。管の一方の端部は、容器に対して堅固に装着されるように設計された可撓性材料から作られた構成要素と協働してボールジョイントを形成する。装置は、スリーブ部材と少なくとも一つのOリングとを有し、前記スリーブ部材は、それを管が通り抜けるもので、また容器に一体に装着されるように設計されていて、前記少なくとも一つのOリングは、管に押付けられ、またスリーブ部材の、管に対向している部分にある溝に収容される。そのようなOリングは耐久性があって、製造が容易であり、また例えばパーフルオロ系エラストマー材料のような耐薬品性の非常に優れた材料から製造することができる。結果として、本発明による装置に必要な保守は、従来技術の装置よりも少ない。さらに、本発明による装置は、漏れのリスクを低減することにより安全性を高める。
図1は特に、ほぼ円形断面を有する管1を管が容器に入る部分で示している。
この管1は、材料の任意の組み合わせを含むことが可能であり、適切な場合にはただ一つの材料で作られ、また任意のサイズで作られることが可能である。管は、例えば、ガラス、石英、グラファイト、パーフルオロ系エラストマー材料、又はポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、もしくはポリ塩化ビニルのようなポリマー誘導体、又は鋼、めっきされた鋼、ステンレススチール、ニッケル、銅、若しくはモネルのような金属又は合金から得られた材料を含むことができる。管は中実でも中空でもよい。
管は、適切であるなら、容器に対して固定された点Cを中心にして回転するように取り付けられる。この固定点Cは、図に示された実施例のように容器の外側にあることが好ましい。またこの点Cは管1の縦軸線1A上に位置決めされている。このようにして、装置30は、例えば、図に示された実施例における要素7、8、10、及び11の組み合わせ、又は変形形態による要素8及び11だけの組み合わせを具備するスイベル機構を有することが可能である。この機構は、管1が、管のほぼ一つの端部10及び11で点Cを中心にして回転することを可能にする。
容器は、図示された実施例では図の下部に位置しており、例えばアクセスパイプ2を有している。パイプ2は、例えば、容器の内部への較正されたアクセスを許容する。パイプ2の下で、管1の一部が容器に貫入する一方で、管の端部10及び11が、好適にパイプ2の外側にある。
容器は、例えば、化学反応器又は蒸留塔として使用することができる。容器は、流体を加圧又は減圧状態で収容することもできる。スイベル接続部7、8、10、及び11は、先行技術から知られているように管の微小な運動を可能にする。それは、例えば容器内の流体によって引き起こされる乱流によって生み出されるような振動を吸収するために管の微小な回転を可能にする。
装置30はスリーブ部材14をもっている。このスリーブ部材は、ほぼ点Cとパイプ2との間に管1の縦軸線1Aに沿って配置される。スリーブ部材は、適切であれば、中間の構成要素を介して容器に一体である。スリーブ部材は様々な方法で容器に取り付けることが可能であり、取付けの一つの例が後述される。このスリーブ部材14は、管1の通過のための例えば円形の孔を有している(このためにスリーブ部材は中空円筒断面の形又はガスケットであり得る)。さらに、スリーブ部材は、取り付けられることができる(例えばジョーのような)いくつかの部品を有する。スリーブ部材は例えば有利には、同軸クランプジョーチャック、つまりクランプチャックの形をしており、そこではジョーは固定されるべき構成要素に対して同時に移動する一方で共通の中心を維持する。またスリーブ部材は、有利には、例えば、両用チャック、つまりチャックのジョーが同時にまたは別個に締められることが可能なチャックの形をしていることがある。それは、シリンダーの二つの半部分の形であることも可能であり、前記シリンダーの二つの半部分は、管1の外径に開口部の直径を合わせるために引き合わされて一つにされる。スリーブ部材がいくつかの部品を有するということが、スリーブ部材におけるOリングの取り外しと交換とを容易にする。管1をスリーブ部材14の中へ嵌め込むことを容易にするために、開口部の直径は管の外径よりわずかに大きくなければならない。
一実施例では、装置はOリング3及び4を有する。Oリング3及び4は管1に押付けられて配置され、また管1に対向するスリーブ部材14の部分の溝の中に収容される。
このOリングは、スリーブ部材14と管1との間で装置を鉛直方向に封止する。
好適には、本書で例示を目的として断面で見られるOリングのほとんどの部分(例えば95%)が溝の中に収容される。Oリングはそのとき“流線型”にされる。シールの小部分のみが溝を越えて突出する。溝によって提供される保護は、従って少なくとも部分的には、たとえば容器内の流体の存在によって引き起こされるOリングに対する(例えばゆがみ及び割裂のような)損傷を防ぐ。しかしながら、Oリングが溝に収容されている事実は、Oリングの膨潤を必ずしも防止しない。これは、シールの膨潤が、管に対するシールの圧力を高めるので封止性の向上を促進することが可能である。対照的に、例えばリップシールのような特に対称ではないシールを使用することは、そのようなシールの大部分が溝に収容されることを妨げる。特に対称ではなく及び流線型にされていないか又は少なくともそれほど流線型にされていないシールは、従って露出されて、容器に収容された流体の影響を特に受けやすい。そのようなシールは、(溝がないので)無制限の膨潤を受ける。この膨潤は従って、シールに対する損傷を引き起こす危険性を有する。さらに、Oリングは、製造が簡単であり、またパーフルオロ系エラストマーのような優れた耐薬品性を有しかつほとんど消耗しない耐久性のある材料から作ることができる。結果として、本発明による装置が必要とする保守は、従来技術の装置より少なくてよい。安全性も、特に漏出の危険性に関して従来技術の装置に比較して改善される。さらにOリングを製造するのに必要とする材料は少なくてよい。
好適には、装置は、スリーブ部材14の内側表面、つまり管1に対向している面に二つのOリング3及び4を有する。各Oリング3及び4は、管1に対向するスリーブ部材14の溝に収容される。Oリング3及び4の一部分は、Oリングが収容される溝を超えて(わずかに)突出して管1を押圧する。Oリング3及び4の各々、又は関連する溝の各々に関する中心面は、好ましくはほぼ平行であり、またさらに休止時の管の縦軸線にほぼ垂直である。これら中心面の間の間隔は、例えば、管の運動を妨げないように可能な限り小さく選択される。実際には、前記間隔は典型的にはセンチメートルのオーダーである。
二つのOリングは、スリーブ部材14と管1との間で装置を鉛直方向に封止する。驚いたことに、二つのOリングを使用することが、ただ一つのOリングを使用することよりさらに高い信頼性を生み出すことが判明した。特に、二つのOリングの交換作業の間の、二つのOリングを使用する本発明による装置の動作期間(又は運用寿命)は、ただ一つのOリングを使用して得られた動作期間よりはるかに長い。実際に、二つのOリングを使用した運用寿命は、単一のOリングを使用して得られたものの二倍以上である。得られたシールの有効性は従って非線形である。本発明による装置は、したがって従来技術の装置に比較して(例えば一つ以上の損傷したOリングを交換するために)必要な保守は少なくてよい。
さらに、Oリング3及び4は、溝に収容されるので、それらは部分的に流線型にされ、また結果として保護される。それらは従って、従来技術の、容器に管を嵌めるために使用される装置で常套的に使用されるリップシールが経験する損傷にほとんど曝されない。結果として、Oリングの抵抗性及び従って寿命が改善される。
一実施例では、図に(その下部で正確に)示されるように、アクセスパイプ2は、その頂部にパイプネック部2Aを有している。スリーブ部材14は、管の縦軸線1Aに沿ってスイベル機構7、8、10、及び11とパイプネック部2Aとの間に位置している。パイプ2及び特にパイプネック部2Aは、管1が容器に接続されることを可能にする。
さらに、スリーブ部材14をパイプネック部2Aに部分的に嵌め込むことが可能である。スリーブ部材14とパイプネック部2Aとの間の封止はOリング5Bによって獲得されることも可能である。このOリングは、パイプネック部2Aに対向するほぼ円形の溝に収容されることが可能である。
またスリーブ部材14をパイプネック部2Aに部分的に嵌め込むことにより、軸線1Aに沿うスリーブ部材の位置並びに管の位置及び保持の両方が改善される。
一実施例では、少なくとも一つのOリング3、4(及び必要ならOリング5A、5B、5C)が、パーフルオロ系エラストマー、つまり水素原子がフッ素原子で置き換えられたエラストマーで作られている。
このタイプの材料は特に効果的なシールを作り出す。さて、リップシールは、その複雑な形状のために、パーフルオロ系エラストマー材料から作り出すことに利用できないか又は作り出すことが不可能である。対照的に、Oリングは、特にこのタイプの材料の使用によく適しており、また比較すると必要な材料ははるかに少ない。
一実施例では、Oリング3及び4は、化学物質に対する優れた耐性と、良好な熱安定性と、低摩擦係数とを有するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から作られている。
例えばカルレッツ(Kalrez)(登録商標)のような他のパーフルオロ材料、を使用することも可能である。
必要なら、フッ素系エラストマーの弾性特性とPTFEの耐薬品性及び300℃を超える温度までの連続使用が可能な耐熱性とを兼ね備えたパーフルオロ系エラストマーを使用して作ることが可能である。
例えばバイトン(viton)(登録商標)のようなフッ素系エラストマーから作られたOリングの使用も想定される。
他の実施例では、前述された多様な材料で作られた(3、4、5、5A、5B、5C、7、及び8のような)Oリングの組み合わせが、全てのOリングの最良の可能な品質対コスト比を達成するために使用される。
一実施例では、スリーブ部材14が、第三のOリング5も有しており、前記第三のOリングはスリーブ部材の溝に収容されて管1に押し付けられる。このOリング5は、安全Oリングであって、Oリング3及び4の機能不全の場合に少なくとも一時的に封じ込められるべき漏れを許容する。スリーブ部材は、Oリング5とOリング3及び4との間の、管1に対向するスリーブ部材14の面に孔14Aも有している。第三のOリング5は従って、孔14Aが見出される平面に対して、二つのOリング3及び4の反対側にある。この孔14Aは、ねじ14Cによって塞がれるチャネルに通じている。このチャネルは、例えば二つのOリング3及び4の封止不良に起因する漏れを防ぐために、(圧力アラームのような)漏れ検出器に接続されることが可能である。
ねじ14Cは、従来技術から知られている接続パイプであってよい。
管1が回転の支点にする端部10及び11は、図示された実施例のように、凸面形状を有することが可能である。この端部は、可撓性材料から作られた、少なくとも一つのシール8に、また好適には二つのシール7、8に接触して、前記シールと共に端部10及び11がスイベル機構7、8、10、及び11(より詳しくはこの場合にはボールジョイント)を形成する。前記シールを作るために使用できる可撓性材料は、天然若しくは合成ゴム、フッ素化およびクロロフルオロポリマー、又はエチレンプロピレンコポリマー等のような標準的な材料を含む。このボールジョイントは、振動を吸収し、また管1が管の断面における背景振動作用に対抗して所定の場所に維持されることを可能にするために、凸面形状10、11のほぼ中心にある固定点Cを中心にした管のわずかな回転を可能にする。
一実施例では、管1は、必要に応じて加圧下で稼働される遊離基塩素化反応器のような光化学反応器で使用される紫外線照射器(又はUVランプ)を有する。管の直径は、典型的には30から300mmの間にあり、またその全長は1から6mの間にある。管は、石英又はガラスで作られ、またUVランプ及び必要なら冷却装置を収容するために中空である。
図に示される実施例では、構成要素6がプレート(又はフランジ)6A及び6Bに溶接(又は機械的に鍛接)されて、ボルト9によって(パイプネック部2Aを介して)容器のパイプ2に取り付けられている。要素2A及び6Aはスリーブ部材14を把持し、スリーブ部材14は結果として容器に取り付けられる。球形セクター10及び11は、管の端部にその凸面形状を与える。管の端部は、球形セクター10と11との間に円筒状部分20を有している。管の凸面形状の端部は、管の縦軸線1A上にほぼ配置された点Cから延びる半径Rの球に内接している。管は、UV照射器及び必要ならその照射器の冷却装置を挿入するために孔16も有している。プレート12Aに溶接された構成要素12は、シール7及び8がボルト13によって調節されて共に締め付けられことを可能にし、前記ボルト13はプレート(又はフランジ)12Aと6Bを共に結合する。管1の中にあるUVランプへの電力供給は孔15をとおして供給される。管1が破損した場合に容器の内容物が流出するのを防止するために孔15を塞ぐシステムは、明瞭にするために図示されていない。シール7及び8の面7A及び8Aは、管1の端部の球形セクター10及び11にそれぞれ一致している。シール7及び8は、管1が保持されることを可能にする一方で、前述されたように、管の断面で容器の内側の圧力によって引き起こされる背景振動作用に対抗する。これらのシール7及び8は、中心Cを中心にした管のわずかな回転を可能にする。この回転は特にOリング3及び4によって制限される。回転は制限される(軸線1Aに対する偏差の最大角度は典型的にはほんの1ラジアンのオーダーである)が、容器内部の液状媒体の乱流によって引き起こされる破損を防ぐには十分である。プレート6Aは、管1に対向する孔に通じるチャネル17を有して、Oリング5の下流の追加の漏れ検出を可能にする。
本発明は、上述された変形形態に限定されるものではなく、本技術分野に知識を有する者には容易に利用可能な他の多くの変形形態を含む。例えば、本発明は、本発明による装置を有する任意の容器を含む。
本発明の実施例による、管が容器に入る場所において管を封止状態で固定するための装置の縦断面図である。
符号の説明
1 管
2 パイプ
3、4 Oリング
5 Oリング
7、8 シール
10、11 端部
14 スリーブ部材
30 装置

Claims (6)

  1. 管(1)が容器に入る場所で管(1)を封止状態で固定するための装置(30)であって、管(1)の一方の端部(10、11)が、容器に対して堅固に装着された可撓性材料で作られた構成要素(7、8)と協働してボールジョイント(7、8、10、11)を形成し、前記装置(30)が:
    管(1)が通り抜けるスリーブ部材(14)にして、容器に一体に装着されるように設計されたスリーブ部材(14)と;
    管に押付けられる二つのOリング(3、4)にして、該二つのOリング(3,4)の各々が、スリーブ部材(14)の、管(1)に対向している部分にある溝に収容される、二つのOリング(3、4)と;を有する、装置(30)であって、
    前記スリーブ部材(14)が、管(1)に押付けられる第三のOリング(5)と、漏れ検出器に接続されるようにされた孔(14A)とを更に有し、前記孔(14A)が、管(1)に対向していて、第三のOリング(5)と二つのOリング(3,4)との間に設けられている、装置(30)
  2. 前記スリーブ部材(14)が、容器アクセスパイプ(2)のネック部(2A)に部分的に嵌め込まれることができることを特徴とする、請求項1に記載の装置(30)。
  3. 前記Oリング(3、4)の少なくとも一つが、パーフルオロ系エラストマーから作られることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置(30)。
  4. 管(1)の前記端部(10、11)が、可撓性材料で作られた構成要素(7、8)に接触する凸面形状を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(30)。
  5. 管(1)が紫外線照射器を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(30)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置(30)を有する容器。
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