JP2004340300A - チューブデバイス - Google Patents

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裕 岡元
Tatsuya Fujii
達也 藤井
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Abstract

【課題】タイロッドや通しボルト等の金属製締結部材及びOリングを用いることなく、部品点数が少なく、安価に、コンパクトで信頼性の高いシール構造のチューブデバイスを提供する。
【解決手段】フッ素樹脂製のケーシング1が、流体チューブ3の外周を包囲するフッ素樹脂製のチューブ4と、チューブ4の端部を受け入れる受口部8、この受口部内に設けられた少なくとも1つのシール面10、及び他の配管28との接続部29を備えたフッ素樹脂製の蓋部材5と、チューブ4の端部に外嵌されるとともに蓋部材5の一端部に螺合されるフッ素樹脂製のユニオンナット6と、ユニオンナット6が蓋部材5の一端部への締め付けによりチューブ4をこれの外側から押圧し、この押圧作用によりチューブ4の端部と蓋部材5のシール面10とが密着することにより形成された少なくとも1箇所のシール部19と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造装置や液晶装置、化学薬品製造装置、食品生産ライン等で扱われる流体の配管システムに好適に用いられるチューブデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の半導体製造装置や液晶装置等の配管システムに適用される流体用の各種デバイスのうちの一つとして、たとえば、図14、図15に示すような熱交換器がある。この熱交換器は、熱交換チューブ(デバイス要素)70が通されるケーシング71が充分なシール性を確保して或る程度の内圧に耐えられるようにするために、ケーシング71の本体を構成する円筒状のシェル72の外周に複数本のタイロッドや通しボルト等の金属製締結部材73をその長手方向に沿うよう互いに平行に配するとともに、該金属製締結部材73の両端部をシェル72の両端部に配される蓋部材74に挿通して、該蓋部材74から突出する金属製締結部材73の両端の雄ねじ部にナット75を締め込むことによってシェル72の両端部と蓋部材74との突き合せ面間が密着状にシールされ、これによりケーシング71が密封状に構成されるといったものである(例えば、特許文献1参照。)。また、前記シェル72の両端部と蓋部材74との突き合せ面間にはシール部材であるOリング76が介在されている(前出の特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−160362号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、シェル72の両端部と蓋部材74とを複数本のタイロッドや通しボルト等の金属製締結部材73とナット75との締め込みによってシールする上記熱交換器では、シールするための部品点数が多く、コストアップ、ケーシング構造の大型化を招くばかりか、金属製締結部材73は、硫酸雰囲気などに晒される場所に配置された場合、腐食しやすく、また金属汚染が避けられないため、近年、とくに半導体業界では使用制限の要求が高い。
【0005】
また、金属製締結部材73の締付けの緩みに対して、金属製締結部材73を定期的に増締めする必要があるが、通常金属製締結部材73は複数本、少なくとも4本以上であるため、各金属製締結部材73の増締め度合いにばらつきが生じ易く、このばらつきにより蓋部材74やシェル72の変形を招くおそれがあった。蓋部材74やシェル72の変形が生じると、シェル72の端部と蓋部材74との間にねじれや歪みが生じるため、局部的な応力集中が生じてクリープの進行を助長する問題がある。また、金属製締結部材73の金属製タイロッドと金属製タイロッドシースとの中心軸が一致せず、両者が擦れ合って摺動抵抗が増大し、かつ、金属粉を含む摩耗粉の発生原因となるという問題もあった。さらに、シェル72や蓋部材74の変形が生じた場合、これらの部材交換が必要となるが、これらの部材は通常切削品であり、比較的高価でもあるため、ケーシング構造の交換を行ってデバイス要素(熱交換チューブ70)を継続利用するという再利用が難しい構造でもあった。
【0006】
シェル72の両端部と蓋部材74との突き合せ面間にシール部材としてOリング76を介在させる接続構造の上記熱交換器では、Oリング76を使用するため、耐蝕性や使用温度範囲に制限がある。例えば、Oリング76に接する空間には、高温の薬液を連通させることができない。また、Oリング76の発塵による汚染が問題となることもある。したがって、近年、半導体業界ではこのようなOリング76の使用制限の要求が高い。
【0007】
また、この種熱交換器が、薬液等に使用された場合、そのシェル72や蓋部材74等の構成部材には耐腐食性に優れるPTFEやPFA等のフッ素樹脂が使用されることが多いが、フッ素樹脂は、潤滑性が高いため、シェル72と蓋部材74との間の接続部が配管の震動や熱の影響でクリープし、これによりタイロッドや通しボルト等金属製締結部材73の緩みが発生し、シェル72の両端の接続部から流体漏れが発生する問題があった。
【0008】
シェル72と蓋部材74との間のケーシング接続構造としては、その他に、ネジシールや溶接が採用されることがあるが、あまり効果的ではない。すなわち、単なるネジによる接続シール構造では、高いシール性を得ることができず、耐圧性が充分でなく、かつクリープによる漏れが生じ易い。また溶接は、一般的に熟練技術を必要とし、容易な作業ではないため、生産効率が低いとともに、現場作業性が悪く、現場での保守・点検が困難であるという問題がある。
【0009】
本発明は、このような諸問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、タイロッドや通しボルト等の金属製締結部材、及びOリングを用いることなく、部品点数の減少、コスト低減を図ることができるとともに、コンパクトで耐圧性の高いケーシング構造及び信頼性の高いシール構造のチューブデバイスを提供することにある。また本発明の目的は、金属製締結部材等の金属材を使用しないで、全ての構成部材を合成樹脂製のものにすることを可能にすることによりメタル溶出や金属摩耗粉発生の問題を解消できて半導体製造装置等に好適なチューブデバイスを提供することにある。
【0010】
また本発明の他の目的は、その構成部材を全てフッ素樹脂で構成しても高いシール性を確保できるとともに、耐薬品性雰囲気への適用、設置が可能となるチューブデバイスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ケーシングが、合成樹脂製のチューブと、このチューブの一端部及び他端部をそれぞれ受け入れる受口部及びこの受口部内に設けられた少なくとも1つのシール面を備えた1対の合成樹脂製の蓋部材と、前記チューブの一端部及び他端部にそれぞれ外嵌されるとともに前記蓋部材の一端部に螺合される合成樹脂製のユニオンナットと、前記ユニオンナットが前記蓋部材の一端部への螺進による締め付けにより前記チューブをこれの外側から押圧し、この押圧作用により前記チューブの端部と前記蓋部材のシール面とが密着することにより形成された少なくとも1箇所のシール部と、を備えており、当該ケーシングにデバイス要素を配備してあることに特徴を有するものである。
【0012】
この場合において、前記チューブ、前記蓋部材、および前記ユニオンナットは全て耐熱性、耐薬品性に優れるフッ素樹脂や導電性物質を含有する帯電防止フッ素樹脂で成形することができる。
また、前記デバイス要素としては次のようなものが挙げられる。たとえば、前記デバイス要素は前記ケーシング内に収容されたフィルター部材とすることで、フィルターデバイスとすることができる。前記デバイス要素は前記チューブの両端の蓋部材に組み込まれた超音波式流量計用の超音波発振器と超音波受信器とすることで、超音波式流量計とすることができる。前記デバイス要素は前記蓋部材に組み込まれたエアー抜き用のバルブとすることで、脱気デバイスとすることができる。また、前記デバイス要素は前記チューブ内に通されたガス透過性チューブと、蓋部材に設けられた脱気口とすることで、脱気モジュールとすることができる。さらに、前記デバイス要素は前記チューブ内に通されたガス透過性チューブと、前記蓋部材に設けられた溶解性ガス供給口とすることでガス溶解デバイスとすることができる。
【0013】
【発明の効果】
上記構成のチューブデバイスによれば、ユニオンナットを蓋部材の一端部に締め付けるだけの簡単な操作でチューブの端部と蓋部材のシール面とを密着させるシール部を介して確実に密封することができる。したがって、従来のようにタイロッドや通しボルト等の金属製締結部材及びOリングを用いることなく、部品点数を少なくして、安価に且つコンパクトで耐圧性の高いケーシング構造及び信頼性の高いシール構造のチューブデバイスを得ることができる。
【0014】
チューブデバイスは、従来のケーシング接続構造のようにタイロッドや通しボルトを使用しない耐圧シール構造で、かつスリムなケーシング構造にすることができ、また単一のユニオンナットによる増締めによりシール性を均一に確保することが可能である。すなわち、チューブの両端部の蓋部材との接続部を単一のユニオンナットでシールするだけで、タイロッドや通しボルトに比べて信頼性の高いシール構造が得られ、しかもスリムなケーシングでもってチューブデバイスの小型化、コンパクト化をはかることができる。また、ユニオンナットの増締めによりシール性をその都度確保することが可能であって、ネジシールやOリングシールと比較しても長期にわたり信頼性の高いものとなる。さらに、単一のユニオンナットを増締めするという簡単な手段で足りるため、溶着による接続構造と異なり現場施工が容易であり、現場での保守・点検も容易に行える。
【0015】
金属製締結部材等の金属材を一切使用しないので、メタル溶出や金属摩耗粉発生の問題を解消できる。
【0016】
ユニオンナットの締め付けによればチューブの端部の外側全周を均等に押圧することができるため、チューブや蓋部材の不慮の変形を招くようなことが無くなる。したがって、これら部材のクリープや交換の問題を解消できる。
【0017】
ユニオンナットの締付けを緩めることによりチューブの端部から蓋部材を簡単に取り外すことができるため、チューブ内に滞留する滞留物の除去が容易に行える。
【0018】
また、このチューブデバイスは、ユニオンナットの締付けによるだけでチューブに内圧が加わっても十分気密を保つことができて流体漏れを防止できるので、従来のようにOリングを使用しなくて済み、全ての構成部材をフッ素樹脂で成形することで、高温、腐蝕性の強い薬液にもよく対応でき、耐薬品性雰囲気への適用、設置が可能となり、チューブデバイスの用途範囲を拡大できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は第1実施例のチューブデバイスの断面図、図2は図1のチューブデバイスのチューブ端部と蓋部材との接続構造の拡大断面図、図3は第2実施例のチューブデバイスの断面図、図4は第3実施例のチューブデバイスの断面図、図5は第4実施例のチューブデバイスの断面図、図6は第5実施例のチューブデバイスの断面図、図7は第6実施例のチューブデバイスの断面図である。
【0020】
(第1実施例)
図1、図2はチューブデバイスとしてフィルターデバイスに適用した場合の第1実施例を示す。このフィルターデバイスはケーシング1の内部にデバイス要素としてフィルター部材3を収容する。このフィルター部材3としては、たとえば、セラミックスや活性炭、酸化チタン等の機能性粉末を合成繊維等の担体に含有させて、例えば半導体製造装置等に用いられる純水をこのフィルター部材3内に通過させて超純水にしたり、シリカゲル等のイオン交換樹脂を担体に含有させて、このフィルター部材3内に純水や薬液を通過させて純水や薬液中に含まれる金属イオンを除去したりするものである。
【0021】
このフィルターデバイスのケーシング1は、チューブ4と、このチューブ4の一端部及び他端部をそれぞれ密封状に閉塞する1対の蓋部材5、及び各蓋部材5をチューブ4の端部に締め付けるユニオンナット6を備える。
チューブ4は耐熱性、耐薬品性に優れるPFA、PTFE等のフッ素樹脂や導電性物質を含有する帯電防止フッ素樹脂等の合成樹脂によって筒状に成形され、このチューブ4の両端部には、それぞれ、同じくフッ素樹脂等の合成樹脂からなる蓋部材5を挿入してフッ素樹脂等合成樹脂製のユニオンナット6の締め付けを介して接続する。
【0022】
蓋部材5は、胴壁部7と、この胴壁部7の一端に開放する受口部8、及び胴壁部7の他端を閉塞する底壁部9とを有する形に形成される。そして、図2に示すように、蓋部材5の受口部8の内部には第1〜3のシール面10〜12が設けられる。第1のシール面10は、蓋部材5の受口部8の入口より内奥に、蓋部材5の軸線Cに対して交差状、つまり軸線C方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第2のシール面11は、受口部8の入口に、前記軸線Cに対して交差状、つまり軸線C方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第3のシール面12は、蓋部材5の受口部8の内奥において第1のシール面10よりも径方向外方に軸線Cと平行に形成された環状溝部13により構成される。蓋部材5の受口部8の外周には雄ねじ14が形成されている。
【0023】
一方、チューブ4の一端部及び他端部にはそれぞれフッ素樹脂等合成樹脂製のインナーリング15を圧入する。このインナーリング15は、図2に示すように、チューブ4の端部に圧入されて該端部を断面山形状に拡径膨出させる断面算盤玉形状の圧入部16と、この圧入部16に連設されてチューブ4の端部に突出する突出部17とを有するスリーブ形状に形成されている。断面山形状の圧入部16はこれの一斜面部に外向きテーパ面18を、他斜面部に前記第2のシール面11との間でチューブ4の端部を傾斜状態に挟持して第2のシール部21を形成する内向きテーパ面20をそれぞれ形成している。突出部17の先端には前記第1のシール面10に密着状に当接して第1のシール部19を形成するテーパ面からなる突出端面22、および前記環状溝部13に嵌入して第3のシール部23を形成する円筒部24を形成してなる。このインナーリング15の内径はチューブ4の内径と同一か略同一に設定して流体が滞留することなく、円滑に流動するようにしている。
【0024】
図2に示すように、ユニオンナット6はこれの内周に蓋部材5の雄ねじ14に螺合される雌ねじ25を形成し、かつ一端部に環状鍔部26を内向きに張り出すとともに、該環状鍔部26の内周面の軸方向内端に鋭角または直角の押圧エッジ部26aを設けてある。
【0025】
そして、上記インナーリング15の圧入されたチューブ4の端部を蓋部材5の受口部8に挿入し、該チューブ4の端部の外周に予め遊嵌させたユニオンナット6の雌ねじ25を蓋部材5の雄ねじ14に螺合させて締め付ける。この締付けに伴いユニオンナット6の押圧エッジ部26aがチューブ4の拡径部27の拡径付け根部に当接してインナーリング15を軸方向から押圧する。これにより、図2に示すように、インナーリング15の突出端面22が蓋部材5の第1のシール面10に対し押し付けられて第1のシール部19を形成するとともに、インナーリング15の内向きテーパ面20と蓋部材5の第2のシール面11との間でチューブ4の端部を傾斜状態に挟持して第2のシール部21を形成し、さらにインナーリング15の円筒部24が環状溝部13に圧入して第3のシール部23を形成する。これら第1〜3のシール部19,21,23により信頼性の高いシール機能を発揮する。
【0026】
上記チューブ4の両端の蓋部材5,5において、一方の蓋部材5の底壁部9には例えば半導体製造装置等に用いられる純水や薬液等のインレットポート30を、他方の蓋部材5の底壁部9にはアウトレットポート31をそれぞれ形成し、インレットポート30およびアウトレットポート31には流体チューブ28の端部がフッ素樹脂等合成樹脂製のユニオンナット32、フッ素樹脂等合成樹脂製のインナーリング33を介して接続されて、純水や薬液等の流体をインレットポート30、チューブ4の内部、アウトレットポート31の順に流通すべく構成している。
【0027】
インレットポート30及びアウトレットポート31の各内部構造は蓋部材5の受口8の内部構造と同一に構成し(但し、径は異なる)、また流体チューブ28の端部には、チューブ4の端部のインナーリング15と同様の断面形状のインナーリング33を圧入してあって、インレットポート30及びアウトレットポート31に対する流体チューブ28の端部の接続構造は、チューブ4の端部の蓋部材5の受口8に対する接続構造と同様であるため、その詳細な説明は省略する。ただし、このインレットポート30及びアウトレットポート31に対する流体チューブ28の端部の接続構造としては、そのほかに、後述する図3のインレットポート30に示すように、流体チューブ28の導出端部にはフッ素樹脂等合成樹脂製のユニオンナット35を外嵌して、このユニオンナット35をインレットポート30にフッ素樹脂等合成樹脂製のフェルール36を介して締め付けることにより該インレットポート30と流体チューブ28の端部との間の隙間を密封する手段を採用することができる。または、インレットポート30及びアウトレットポート31に対し流体チューブ28の端部を直接溶着したり、ねじ接続したりするなどの手段を採用することもできる。
【0028】
(第2実施例)
図3はチューブデバイスとしてフィルターデバイスに適用した場合の第2実施例を示す。このフィルターデバイスは、ケーシング1の内部に、デバイス要素として中空糸膜よりなるフィルター部材3を収容してなり、例えば半導体製造装置等に用いられる純水をこのフィルター部材3内に通過させて超純水にするものとした以外は、第1実施例のものと同様であり、このため同一部材、同一要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0029】
(第3実施例)
図4はチューブデバイスとして超音波式流量計に適用した場合の第3実施例を示す。この超音波式流量計は、上記フィルターデバイスの場合と同様に、ケーシング1が、チューブ4と、このチューブ4の両端部を密封状に閉塞する蓋部材5、及び蓋部材5をチューブ4の端部に締め付けるユニオンナット6を備える。そしてデバイス要素として、ケーシング1のチューブ4の両端の蓋部材5,5の一方の底壁部9に超音波式流量計用の超音波発振器51を、他方の底壁部9に超音波受信器52をそれぞれ組み込んでいる。しかるときは、一方の蓋部材5の胴壁部7に設けたインレットポート30から流入してチューブ4内を他方の蓋部材5に向かって流れる、例えば半導体製造装置等に用いられる純水や超純水、または薬液の流れにより、超音波がドップラー変位することを利用して流量を計測することができる、というものである。他方の蓋部材5の胴壁部7にはアウトレットポート31を設けている。その他の、ケーシング1の構造、チューブ4の端部と蓋部材5との接続構造などは第1実施例の場合と同様であるため同一部材、同一要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0030】
(第4実施例)
図5はチューブデバイスとして手動式脱気デバイスに適用した場合の第4実施例を示す。この手動式脱気デバイスは、ケーシング1が、縦向き姿勢に配されるチューブ4と、このチューブ4の上下端部を密封状に閉塞する上下1対の蓋部材5、及び各蓋部材5をチューブ4の上下端部にそれぞれ締め付けるユニオンナット6を備える。そしてデバイス要素として、上方の蓋部材5の胴壁部7にインレットポート30を、底壁部9にエアー抜きチューブ53、及び手動式のエアー抜き用バルブ54を組み込んでいる。しかるときは、エアー抜き用バルブ54を開放することにより、流体チューブ28、上方の蓋部材5のインレットポート30から流入しチューブ4内に滞留して下方の蓋部材5の胴壁部7に設けたアウトレットポート31に流出する、例えば半導体製造装置等に用いられる純水や超純水又は薬液中の気泡を除去することができる、というものである。その他の、ケーシング1の構造、チューブ4の端部と蓋部材5との接続構造などは第1実施例の場合と同様であるため同一部材、同一要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0031】
(第5実施例)
図6はチューブデバイスとして自動式脱気デバイスに適用した場合の第5実施例であり、縦向き姿勢に配されるチューブ4の外側に配置した液面センサー56に連動して作用する自動式のエア抜き用バルブ55をエアー抜きチューブ53に設けて、液面センサー56でチューブ4内の液面を感知すると、エアー抜き用バルブ55を開き、液中に溜まったエアーを排出するようにした以外は、図5の手動式脱気デバイスの場合の構成、作用と同様であり、このため同一部材、同一要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0032】
(第6実施例)
図7はチューブデバイスとして脱気モジュールに適用した場合の第6実施例を示す。この脱気モジュールは、デバイス要素として、チューブ4内に発泡フッ素樹脂からなる複数本のガス透過性チューブ57を集束状態に通すとともに、蓋部材5に脱気口58を設けたものである。ガス透過性チューブ57の両端部はチューブ4の両端の蓋部材5の各底壁9に設けた導入口59及び導出口60にそれぞれ通された流入配管61及び流出配管62に連通接続される。
【0033】
いま、真空ポンプ等によってチューブ4内を脱気口58から減圧しながら、例えば半導体製造装置に用いられる薬液等の被処理液を流入配管61からガス透過性チューブ57内に通過させると、被処理液中に溶存する空気等のガスはガス透過性チューブ57の周壁を透過してガス透過性チューブ57の外側に除去され脱気作用が行われ、脱気処理後の被処理液は流出配管62に排出されるといった脱気モジュールである。その他の、ケーシング1の構造、チューブ4の端部と蓋部材5との接続構造などは第1実施例の場合と同様であるため、同一部材、同一要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0034】
(第7実施例)
図7に示す脱気モジュールは、ガス溶解デバイスとしても用いることができる。ガス溶解デバイスとして用いる場合は、脱気口58を溶解性ガス供給口として使用し、オゾン等の溶解性ガスをチューブ4内に加圧供給しながら、例えば半導体製造装置に用いられる超純水等の被処理液を流入配管61からガス透過性チューブ57内に通過させると、チューブ4内の溶解性ガスがガス透過性チューブ57の周壁を透過して該ガス透過性チューブ57内の被処理液に溶解させ、溶解処理後の被処理液は流出配管62に排出させるといったガス溶解デバイスにも用いることができる。
【0035】
(チューブデバイスのケーシングの他の実施例)
チューブデバイスのケーシング1の全体的な形状としては、上記の各実施例のように直管状に形成するに代えて、図8に示すごとくL形状、あるいは図9に示すごとくU形状などの応用形態を採用することができる。この場合、図8に示すL形状のケーシング1では2個の第1,2のチューブ4A,4B、2個の第1,2の蓋部材5A,5B、および1個のエルボ形状のフッ素樹脂等合成樹脂製の接合部材39を使用し、図9に示すU形状のケーシング1では3個の第1,2,3のチューブ4A,4B,4C、2個の第1,2の蓋部材5A,5B、および2個のエルボ形状のフッ素樹脂等合成樹脂製の第1,2の接合部材39A,39Bを使用する。
【0036】
図8に示すL形状のケーシング1においては、それぞれの一端部に第1,2の蓋部材5A、5Bが第1のユニオンナット6で接続された第1,2のチューブ4A,4Bの他端部同士を、1個のエルボ形状の接合部材39及び1対の第2のユニオンナット40で接続する。この場合、第1,2のチューブ4A、4Bの各一端部に対して第1,2の蓋部材5A、5Bを接続する接続構造については、上記した各実施例のチューブ4の端部と蓋部材5との接続構造の場合と同様に構成する。
【0037】
接合部材39はこれの両端に受口41を互いに直交状に連通するよう開口してあり、各受口41の内部構造は第1,2の蓋部材5A、5Bの受口部8の内部構造と同一に構成し、第1,2のチューブ4A、4Bの各他端部には各一端部のインナーリング15と同様の断面形状のインナーリング15を圧入してあるため、接合部材39の一端の受口41に第1のチューブ4Aの他端部が、また他端の受口41に第2のチューブ4Bの他端部が、それぞれ、上記第1,2のチューブ4A、4Bの各一端部の第1,2の蓋部材5A、5Bの受口部8に対する接続構造の場合と同様の接続構造を介して接続される。流体チューブ3は接合部材39の内部で直角に曲げられる。
【0038】
図9に示すU形状のケーシング1においては、それぞれの一端部に第1,2の蓋部材5A、5Bが第1のユニオンナット6で接続された第1,2のチューブ4A、4Bの他端部同士間に、第3のチューブ4Cを2個のエルボ形状の接合部材39及び1対の第2のユニオンナット40で接続する。この場合においても、第1,2のチューブ4A、4Bの各一端部に対して第1,2の蓋部材5A、5Bの受口部8を接続する接続構造は上記した各実施例のチューブ4の端部と蓋部材5との接続構造の場合と同様に構成する。そして、第1,2のチューブ4A、4Bの各他端部に対して各接合部材39の受口41を接続する接続構造、および第3のチューブ4Cの両端部に対して各接合部材39の受口41を接続する接続構造は、それぞれ、上記第1,2のチューブ4A、4Bの各一端部の第1,2の蓋部材5A、5Bの受口部8に対する接続構造の場合と同様に接続される。流体チューブ3は各接合部材39の内部で直角に曲げられる。
なお、ケーシング1は、図8のL形状のケーシング1と図9のU形状のケーシング1とを組み合わせた形状に構成することもできる。
【0039】
このようにチューブデバイスのケーシング1はL形状あるいはU形状などに形成することにより、配管のデッドスペースを有効に活用してコンパクトな配管システムを組むことができる。また既存配管に新たにチューブデバイスを設置する場合など配管システムの改造要求に対応できる形状にすることができて有利である。
【0040】
(シール部の他の実施例)
上記チューブ4の端部と蓋部材5の受口部8との間に形成されるシール部としては、図2に示す上記実施例のように第1,2のシール部19,21のほかに、インナーリング15の円筒部24と蓋部材5の環状溝部13による第3のシール部23を付加することによりシール性能をより一層確実に向上させることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。そのほかに、たとえば、図10に示すように、第1,2のシール部19,21だけを形成して、第3のシール部23を省略するもの、すなわち蓋部材5の内奥に環状溝部13を設けず、またインナーリング15に円筒部24を設けないものであってもよい。この場合、蓋部材5の内奥に設ける第1のシール面10は、軸線Cに対して第2のシール面11とは逆向きの交差状、つまり軸線C方向の外方に向けて漸次縮径するテーパ面により構成している。
【0041】
また、図11に示すように、蓋部材5の受口部8の先端側における端部外周に、チューブ4の内径より径大のテーパ面からなるシール面42を形成し、このシール面42の後方の外周に該シール面42の外径より径大の雄ねじ14を形成している。一方、チューブ4の端部はフレア加工して拡径部43を形成する。かくして、チューブ4の端部の拡径部43を蓋部材5のシール面42上に圧入する。そして、チューブ4に外嵌されているユニオンナット6の雌ねじ25を蓋部材5の雄ねじ14に螺合して締め付け、ユニオンナット6の環状鍔部26の押圧エッジ部26aをチューブ4の外側に当接させて拡径部43の内周面を受口部8のシール面42に軸方向から押し付けて密着させることにより、シール部44を形成することもできる。
【0042】
図12に示すように、チューブ4の端部にフッ素樹脂等合成樹脂製の断面円弧形状のインナーリング45を圧入して該チューブ4の端部を断面山形状に拡径膨出させ、蓋部材5の雄ねじ14に螺合させたユニオンナット6を螺進させて強く締め付けることによって、チューブ4の端部をインナーリング45とともに、蓋部材5の受口部8の内周に設けたテーパ状のシール面46に対して押し付けて密着させることにより、シール部47を形成するシール構造であってもよい。
【0043】
また、図13に示すように、チューブ4の端部にアウタリング48を嵌め込み、チューブ4の末端部を該アウタリング48の外面上に折り返して、蓋部材5の雄ねじ14に螺合させたユニオンナット6を螺進させて強く締め付けることによって、チューブ4の端部をアウタリング48とともに、蓋部材5の受口部8内のシール面49に対して押し付けて密着させることにより、シール部50を形成する、というシール構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図2】図1のチューブデバイスのチューブ端部と蓋部材との接続構造の拡大断面図である。
【図3】第2実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図4】第3実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図5】第4実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図6】第5実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図7】第6実施例のチューブデバイスの断面図である。
【図8】チューブデバイスのケーシングの他例を示す断面図である。
【図9】チューブデバイスのケーシングの更に他例を示す断面図である。
【図10】チューブデバイスのシール部の他例を示す断面図である。
【図11】チューブデバイスのシール部の更に他例を示す断面図である。
【図12】チューブデバイスのシール部の更に又、他例を示す断面図である。
【図13】チューブデバイスのシール部の更に又、他例を示す断面図である。
【図14】従来例のチューブデバイス(熱交換器)の正面図である。
【図15】図14の熱交換器の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
3 フィルター部材
4,4A,4B,4C チューブ
5,5A,5B 蓋部材
6 第1のユニオンナット
8 受口部
10,11,12,42,46,49 シール面
13 環状溝部
15 インナーリング
16 圧入部
17 突出部
19,21,23,44,47,50 シール部
20 内向きテーパ面
22 突出端面
24 円筒部
39,39A,39B 接合部材
40 第2のユニオンナット
51 超音波発振器
52 超音波受信器
54 エアー抜き用の手動式のバルブ
55 エアー抜き用の自動式のバルブ
57 ガス透過性チューブ
58 脱気口・溶解性ガス供給口

Claims (13)

  1. ケーシングが、合成樹脂製のチューブと、このチューブの一端部及び他端部をそれぞれ受け入れる受口部及びこの受口部内に設けられた少なくとも1つのシール面を備えた1対の合成樹脂製の蓋部材と、前記チューブの一端部及び他端部にそれぞれ外嵌されるとともに前記蓋部材の一端部に螺合される合成樹脂製のユニオンナットと、前記ユニオンナットが前記蓋部材の一端部への螺進による締め付けにより前記チューブをこれの外側から押圧し、この押圧作用により前記チューブの端部と前記蓋部材のシール面とが密着することにより形成された少なくとも1箇所のシール部と、を備えており、
    前記ケーシングにデバイス要素を配備してあることを特徴とする、チューブデバイス。
  2. 前記シール部が、前記蓋部材の受口部の入口より内奥に、該蓋部材の軸線方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成されるシール面と、前記チューブの端部に該端部を断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリングの、前記チューブの端部から突出する突出部の先端に形成したテーパ面からなる突出端面との密着により形成されている、請求項1に記載のチューブデバイス。
  3. 前記シール部が、前記蓋部材の受口部の入口に、該蓋部材の軸線に対して交差するテーパ面により構成されたシール面と、前記チューブの端部に該端部を断面山形状に拡径膨出させるように圧入されたインナーリングの圧入部の斜面部に形成された内向きテーパ面との間で前記チューブの端部を傾斜状態に挟持してシール部を形成している、請求項1又は2に記載のチューブデバイス。
  4. 前記シール部が、蓋部材の受口部の内奥の前記シール面よりも径方向外方に蓋部材の軸線と平行に形成された環状溝部に、前記チューブの端部に圧入されたインナーリングの突出部の先端に形成した円筒部を嵌入してシール部を形成している、請求項2又は3に記載のチューブデバイス。
  5. ケーシングが、互いに直角に配される合成樹脂製の第1,2のチューブを備えるとともに、第1,2のチューブの各一端部に合成樹脂製の蓋部材を合成樹脂製の第1のユニオンナットで接続し、第1,2のチューブの他端部同士を、1個のエルボ形状の合成樹脂製の接合部材及び1対の合成樹脂製の第2のユニオンナットで接続しており、
    前記蓋部材は前記第1,2のチューブの端部を受け入れる受口部、及びこの受口部内に設けられた少なくとも1つのシール面を備えており、
    前記第1のユニオンナットは、前記第1,2のチューブの各一端部に外嵌されるとともに前記蓋部材の一端部に螺合され、前記蓋部材の一端部への螺進による締め付けにより前記第1,2の各チューブをこれの外側から押圧し、この押圧作用により前記第1,2のチューブの各一端部と前記蓋部材のシール面とを密着させて少なくとも1箇所のシール部を形成しており、
    前記接合部材は、両端に受口を互いに直交状に連通するよう形成し、一端の受口に第1のチューブの他端部が、また他端の受口に第2のチューブの他端部が、それぞれ、前記第1,2の各チューブの一端部の蓋部材の受口に対する接続構造の場合と同様の接続構造を介して接続されており、
    前記ケーシングにデバイス要素を配備してあることを特徴とする、チューブデバイス。
  6. ケーシングが、互いに平行に対向配備される合成樹脂製の第1,2のチューブと、第1,2のチューブの各一端部に合成樹脂製の第1のユニオンナットで接続した合成樹脂製の蓋部材と、第1,2のチューブの他端部同士間に2個のエルボ形状の合成樹脂製の接合部材及び1対の合成樹脂製の第2のユニオンナットで接続した合成樹脂製の第3のチューブとを備えており、
    前記蓋部材は前記第1,2のチューブの各一端部を受け入れる受口部、及びこの受口部内に設けられた少なくとも1つのシール面を備えており、
    前記第1のユニオンナットは、前記第1,2のチューブの各一端部に外嵌されるとともに前記蓋部材の一端部に螺合され、前記蓋部材の一端部への螺進による締め付けにより前記第1,2の各チューブをこれの外側から押圧し、この押圧作用により前記第1,2のチューブの各一端部と前記蓋部材のシール面とを密着させて少なくとも1箇所のシール部を形成しており、
    前記接合部材は、両端に受口を互いに直交状に連通するよう形成し、第1,2のチューブの各他端部に対して各接合部材の受口を接続する接続構造、および第3のチューブの両端部に対して各接合部材の受口を接続する接続構造は、それぞれ、前記第1,2のチューブの各一端部の蓋部材の受口に対する接続構造の場合と同様に接続されており、
    前記ケーシングにデバイス要素を配備してあることを特徴とする、チューブデバイス。
  7. 前記チューブ、前記蓋部材、および前記ユニオンナットが全てフッ素樹脂からなる、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  8. 前記デバイス要素が、前記ケーシング内に収容されたフィルター部材である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  9. 前記デバイス要素が、前記チューブの両端の蓋部材に組み込まれた超音波式流量計用の超音波発振器と超音波受信器である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  10. 前記デバイス要素が、前記蓋部材に組み込まれたエアー抜き用の手動又は自動式のバルブである、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  11. 前記デバイス要素が、前記チューブ内に通されたガス透過性チューブと、蓋部材に設けられた脱気口である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  12. 前記デバイス要素が、前記チューブ内に通されたガス透過性チューブと、前記蓋部材に設けられた溶解性ガス供給口である、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のチューブデバイス。
  13. 前記ガス透過性チューブが発泡フッ素樹脂からなる、請求項11又は12に記載のチューブデバイス。
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