JP4902089B2 - 非同期通信システムにおいてアイドルモードの再捕捉およびハンドオフを行う方法および装置 - Google Patents

非同期通信システムにおいてアイドルモードの再捕捉およびハンドオフを行う方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
クロスリファレンス
本願は、“非同期WCDMA(DS)スロッテッドモードに対するスロッテッドモード検索、再捕捉、ハンドオフ”と題され、2000年7月13日に出願された、仮米国特許出願番号第60/218,552号の優先権を主張する。この米国特許出願は、すべての目的のために、その全体が参照によりここに取り込まれる。
【0002】
本発明は通信に関する。特に、本発明は、非同期無線通信システムにおいてアイドルモード再捕捉およびハンドオフを行う新規で改良された方法および装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
一般的な無線通信システムにおいて、遠隔端末は散発的にのみアクティブである。例えば、セルラ電話機は、通話が行われていないときは長時間アイドル状態のままである。しかしながら、遠隔ユニットに向けられた任意のメッセージを確実に受信するために、遠隔ユニットはアイドル状態中であっても通信チャネルを周期的にモニタしている。基地局によって送信されたメッセージには、到来通話の存在を遠隔端末に通知するメッセージおよび、遠隔端末のシステムパラメータを更新するメッセージが含まれていてもよい。
【0004】
アイドルモード時でも、遠隔端末は電力を消費し続け、基地局からの信号をモニタするのに必要な回路を維持している。(例えば、セルラ電話機のような)多くの遠隔端末は携帯可能であり、内部バッテリによって電力が供給されている。アイドルモード時の遠隔端末の電力消費は利用可能なバッテリリソースを低下させ、よって、バッテリの再充電の間の“スタンバイ”時間や、通話をかけたり受けたりする“通話”時間が短くなる。したがって、アイドル状態における遠隔端末の電力消費を最小限にし、これによりバッテリ寿命を延長することが強く望まれる。
【0005】
アイドルモード時に動作している遠隔端末の電力消費を減らす1つ技術では、遠隔端末は周期的に“アクティブ”状態に入る。このアクティブ状態の間、遠隔端末は、以前通信を確立したことのある基地局(すなわち、アクティブセットにおける基地局)からのメッセージをページングチャネル上で受信することができる。ページングチャネルは番号付けされた“フレーム”(例えば、フレーム0から1023)に分割されることができ、遠隔端末は基地局によって1つ以上のフレームに割り当てられてもよい(フレームは、他のCDMAシステムにおいては、“スロット”または“時間フレーム”として呼ばれることもある)。その後、遠隔端末は、割り当てられたフレームより前に“非アクティブ”状態からウェイクアップし、メッセージに対するページングチャネルをモニタし、追加的な通信が要求されていなければ非アクティブ状態に戻る。連続するアクティブ状態間の時間期間においては、遠隔端末は非アクティブ状態であり、基地局は遠隔端末に何らメッセージを送信しない。非アクティブ状態では、可能な限りの回路が節電のためパワーダウンしている。
【0006】
非アクティブ状態(あるいは電力セービングモード)に入る前に、遠隔端末は自身の存在を“好適な”基地局に伝える。この基地局はしばしば“サービングセル”としても参照される。一般的に好適基地局とは、遠隔ユニットにより測定された最も強いパイロット信号を有する基地局である。アクティブ状態時に、遠隔ユニットは好適基地局のパイロット信号強度と隣接基地局のパイロット信号強度とを測定する。遠隔ユニットが好適基地局のカバーレッジエリアから隣接基地局のカバーレッジエリアに移動した場合、遠隔ユニットは隣接基地局に通信を“ハンドオフ”する必要がある。ハンドオフが生じると、隣接基地局は新しい好適基地局として割り当てられる。
【0007】
好適基地局のパイロット信号は、一般的に、遠隔ユニットが非アクティブ状態に入るときに、測定された隣接基地局の任意のもののパイロット信号よりも強い。したがって、次のアクティブ状態に入る時、遠隔ユニットは好適基地局をモニタする。しかしながら、遠隔ユニットが非アクティブ状態にある間に、遠隔ユニットは好適基地局のカバーレッジエリアから隣接基地局のカバーレッジエリアに移動してしまうかもしれない。遠隔ユニットが非アクティブ状態のときは、好適基地局の信号強度も隣接基地局の信号強度もモニタしていない。さらに、隣接基地局の信号が強度を増して、好適基地局の信号強度よりもハンドオフを生じさせるくらい十分に強くなったとしても、遠隔ユニットは非アクティブ状態にある間はハンドオフを実行しない。
【0008】
したがって、遠隔ユニットがアクティブ状態に戻るとき、遠隔ユニットは“最適な”基地局をモニタしていないかもしれない。実際、好適基地局からの信号強度は遠隔ユニットがそのような好適基地局から送信された情報を適切にデコードすることができないくらいに非常に低い可能性があり、遠隔端末に向けられた重要なページを逃してしまうかもしれない。最適な基地局をモニタするために、遠隔端末は好適基地局およびいくつかの候補隣接基地局を測定して、遠隔端末の割り当てられたページ時間の前に、必要があれば強い隣接基地局にハンドオフする。
【0009】
IS−95CDMAシステムのような同期通信システムに関しては、システム内のすべての基地局のタイミングは整列されている。したがって、遠隔端末は、複数の基地局によって、同一の時間整列されたフレームに割り当てられることが可能である。遠隔端末の観点からは、割り当てられるページ時間は、同期通信システム内の隣接基地局に対するものと好適基地局に対するものとは同一である。好適基地局のタイミングを知ることによって、遠隔端末は好適基地局と同様に隣接基地局でも割り当てられるページ時間を決定することができる。自身のタイミングを好適基地局のタイミングと同期させることによって、遠隔端末は自動的に自身のタイミングを隣接基地局のタイミングと同期させる。したがって、遠隔端末がそれまでの好適基地局上で割り当てられているページ時間より前に隣接基地局にハンドオフすることができれば、遠隔端末は、隣接基地局においてオンタイムで割り当てられたページ情報をデコードすることができる。
【0010】
世代ワイヤレス通信システムには同期していないものもあり、基地局のタイミングは(よってフレームも)整列されていない。基地局間の非同期タイミングの結果、割り当てられたページ時間は、遠隔端末の観点からみると、基地局毎に異なる可能性がある。好適基地局のタイミングおよび割り当てられるページング時間を知ることによっては、遠隔端末は一般的に隣接基地局上で割り当てられたページング時間を決定することはできない。遠隔端末が隣接基地局のカバーレッジエリアに移動した場合、遠隔ユニットは自身のタイミングをこの隣接基地局のタイミングと同期させて、この基地局から送信された情報をデコードする必要がある。したがって、遠隔端末がウェイクアップして好適基地局のページング情報をデコードしようとしたが、カバーレッジエリアの変更によって隣接基地局へのハンドオフをすることになってしまう場合、遠隔端末は隣接基地局の割り当てられたページング時間を完全に逃し、よって重要なページング情報を逃してしまうかもしれない。
【0011】
以上より、非同期ワイヤレス通信システムにおいてアイドルモードの再捕捉およびハンドオフを行う方法および装置に対する技術的な必要性がある。
【0012】
発明は、非同期ワイヤレス通信システムにおいてページングチャネルを効率的に処理するさまざまな技術を提供する。本発明の1つの観点にしたがうと、基地局が互いに同期しておらず、(遠隔端末の観点から見て)遠隔端末の割り当てられたページング時間が基地局毎に異なっている場合、遠隔端末は、(遠隔端末の観点から見て)“再捕捉検索”リスト中の最も早い基地局に基づいてウェイクアップする。このリストには、好適基地局と同様に、次のウェイクアップインターバルで遠隔端末がハンドオフされる可能性のある隣接基地局が含まれる。これにより、遠隔端末は再捕捉検索および再捕捉ハンドオフを実行し、ページの喪失を避けることができる。
【0013】
本発明の別の観点にしたがうと、再捕捉検索リスト用の基地局を選択する基準は、基地局のタイミングと同様に基地局の測定された信号強度に基づいていてもよい。これらのいずれも好適基地局のタイミングや強度に対してなされていてもよい。1つの実施形態において、遠隔端末の観点から、隣接基地局のタイミングが好適基地局のタイミングと非常に近接している場合、および隣接基地局の信号が非アクティブ状態に入る前に十分に強いと測定される場合には、この隣接基地局は好適基地局とともに再捕捉検索リストに追加される。次に予定されるウェイクアップ時間(すなわち、アクティブ状態)は、該リスト中の好適基地局および隣接基地局のうち最も早いものに基づく。この方法で好適基地局および隣接基地局は検索され、評価され、最大強度を持つ信号を有する基地局からのページング情報が次のアクティブ状態でデコードされる。
【0014】
そうでなく、隣接基地局のタイミングが好適基地局のタイミングの近接外にある場合、および隣接基地局の信号が非アクティブ状態に入る前に好適基地局よりも十分に強いと測定される場合には、この隣接基地局は好適基地局とともに再捕捉検索リストに追加される。しかしながら、次に予定されるウェイクアップ時間(すなわちアクティブ状態)は、隣接基地局のページングチャネルタイミングに基づく。この場合、この隣接基地局および好適基地局は次のアクティブ状態で検索され、評価される。隣接基地局がいまだに好適基地局よりも十分強い場合、この隣接基地局は新しい好適基地局となり、この基地局からのページング情報がデコードされる。しかしながら、隣接基地局がもはや好適基地局よりも十分に強くない場合、遠隔端末はどのページング情報もデコードしない。代わりに、遠隔端末は即座に非アクティブ状態に入り、次のアクティブ状態で好適基地局の再捕捉およびデコーディングの準備をする。
【0015】
好適基地局とのタイミング関係にしたがって隣接基地局を異なるカテゴリに分類することによって、遠隔端末がアクティブ状態でなければならない時間を減少させることができる。これにより、重要なページング情報を失うことなく遠隔端末のスタンバイ時間を改善することができる。
【0016】
本発明のさらに別の観点にしたがうと、好適基地局および強い隣接基地局(ハンドオフ候補)が互いにタイミング近接外にある場合、遠隔端末は特定のページングサイクル(すなわち、DRXサイクル)で複数回ウェイクアップすることができる。隣接基地局が1組の基準を満たす場合、隣接基地局はハンドオフ候補として識別されてもよい。この基準は、基地局のエネルギ測定値および再選択タイマ値に基づいていてもよく、以下でより詳細に説明される。
【0017】
本発明のさまざまな観点、実施形態、および特徴が以下でより詳細に説明される。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の機能、特質および利点は、後述の詳細な説明が符合する参照符号が全体を通じて識別している図面とともに理解されれば、より明らかになるだろう。
【0019】
図1は、多数の基地局を有し、多数のユーザをサポートするワイヤレス通信システム100を示す図である。システム100には、多数の基地局104(簡明にするため、図1には3つの基地局のみが示されている)が含まれ、各基地局は特定のカバーレッジエリア102を提供している。基地局およびそのカバーレッジエリアはしばしば集合的にセルとして呼ばれる。
【0020】
多数の遠隔端末106は一般的にシステム全体にわたって分散している(簡明にするため、図1には1つの端末のみが示されている)。各遠隔端末106は、アクティブモード時ではいつでも、遠隔端末がソフトハンドオフ状態にあるかどうかによって、フォワードリンクおよびリバースリンクで1つ以上の基地と通信することができる。アイドルモード時では、遠隔端末は一般的に一度に1つの基地局とのみ通信する。
【0021】
図1に示す例では、基地局1は遠隔端末106に対して好適基地局(しばしばサービングセルとして参照される)であり、基地局2および基地局3は基地局1の隣接基地局である。好適基地局とは一般的に、その基地局の信号が遠隔端末によって最も強く受信される基地局である。一般的に遠隔端末は、最も強い信号を持つ基地局、すなわち好適基地局からページング情報を受信するように期待される。
【0022】
図2は、同期通信システムにおける3つの基地局のページングチャネルの具体的な構成およびタイミングの関係を示す図である。ページングチャネルは一般的にワイヤレス通信システムにより採用され、ページングメッセージまたは制御メッセージを遠隔端末に送信する。図2に示すページングチャネルの構成は、典型的には“第三世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)と名付けられた団体によって提案され、ドキュメントナンバー3G TS 25.211, 25.212, 25.213, 25.214, 25.133, 25.305, 25.331, 3G TR 25.926を含む1組のドキュメントで具現化される標準規格(以下、W−CDMA標準規格という)に準拠しており、この規格はここに参照により取り込まれる(しかしながら、W−CDMA標準規格はページングチャネルの同期を規定しない)。
【0023】
図2に示す構成において、ページングチャネルはDRX(不連続受信モード)サイクルに仕切られており、各DRXサイクルには多数のフレーム(例えば、1024個のフレーム)が含まれる。各フレームは特定の時間インターバル(例えば、10ミリ秒)をカバーし、各DRXサイクル中のフレームは連続した番号が付けられている(例えば、フレーム0からフレーム1023まで)。図2に示す具体例において基地局は同期し、これら3つの基地局すべてに対するDRXサイクルは、互いに時間整列されている。遠隔端末でもDRXサイクルはほぼ整列されており、任意の時間オフセットは主に基地局から遠隔端末への送信時間の差による。図2のDRXサイクルおよびフレームは、他のスロッテッドモードのページング構成(例えば、IS−95CDMAシステム)におけるスロットサイクルおよびスロットとそれぞれ対応する。
【0024】
図3は、W−CDMA標準規格により規定されるような、図2に示すページングチャネル構造に対するページングインジケータフレームの具体的な構成およびタイミングの関係を示す図である。この構成においてフレームは300ビットを有し、そのうち288ビットは144ページインジケータまでの送信のために用いることができる。遠隔端末は、遠隔端末の識別番号のような多数のパラメータに基づいて、DRXサイクル内の特定のページインジケータに割り当てられる。各ページインジケータは、フレームに含まれるページインジケータの数に応じて1フレームに2ビットから16ビットをカバーする。
【0025】
再び図2を参照すると、遠隔端末は節電のため、各DRXサイクル中の特定のフレーム内の特定のページングインジケータに割り当てられる。ページングインジケータ(例えば、“1”と設定した場合)は、関連チャネルの対応するフレームを処理してページング情報を受信するよう遠隔端末に指示する。図2に示す例において、遠隔端末はフレーム7のページインジケータに割り当てられる。遠隔端末がアイドル状態の間、遠隔端末は、その割り当てられたページングインジケータ付近の“ウェイクアップ”時間期間を除くほとんどの時間、非アクティブ状態のままである。非アクティブ状態において、遠隔端末内の回路(例えば、電源増幅器など)のいくつかは、節電のためにパワーダウンしていてもよい。
【0026】
割り当てられたページングインジケータより以前に、遠隔端末は非アクティブ状態からアクティブ状態に遷移して、割り当てられたページインジケータを処理する。前もってパワーダウンされていた回路をパワーアップして、ウォームアップおよび整定できるようにするためには一定時間が必要とされる。この遷移期間後遠隔端末はアクティブ状態に入り、再捕捉検索リストに含まれる基地局の信号の強度を測定する。このリストには、現在の好適基地局および、一定の条件が適合すれば遠隔端末がハンドオフされる隣接基地局が含まれる。割り当てられたフレームの指定された時間(図2において垂直破線で示されている)において、遠隔端末は、ページ情報が遠隔端末に送信されたかどうかを示すために、好適基地局のページングチャネルのページインジケータを復調する。
【0027】
非アクティブ状態の間に、遠隔端末が別のサービスエリアに移動しているか、あるいは通信リンク(又は信号パス)が変化しているかもしれない。そこで、次の非アクティブ状態に入る前に、遠隔端末はアクティブ状態での処理の一部として、再捕捉検索リスト中の基地局に加えて隣接基地局の検索を実行する。検索結果に基づいて遠隔端末は新しい再捕捉リストを構築する。このリストには、好適基地局とその隣接基地局が含まれ、これらの隣接基地局は次のウェイクアップインターバルでの可能性のあるハンドオフの対象である。ウェイクアップインターバルには遷移期間および遠隔端末がアクティブ状態である時間(すなわち、連続する非アクティブ状態間の時間)が含まれる。
【0028】
図2に示すように、同期システムに対して、基地局のタイミングは整列され、ページングチャネルに対するDRXサイクルの開始もまた時間整列される。よって、基地局が同一のDRXサイクル長を有している限り、すべての基地局から遠隔端末に対して割り当てられたページングインジケータもまた時間整列されている。遠隔端末はDRXサイクル毎にウェイクアップし、そのときにそれらの基地局のうち任意のものからのページインジケータを復調する。
【0029】
図4は、非同期システムにおける3つの非同期基地局のページングチャネルの具体的な構成を示す図である。この構成でもページングチャネルはDRXサイクルに仕切られており、各DRXは多数の(例えば、1024個の)フレームを含んでいる。しかしながら、この構成では基地局のタイミングは同期しておらず、その結果、各基地局に対するDRXサイクルの開始は時間中の任意の地点で生じうる。このような非同期システムの1つはW−CDMA標準規格によって規定されている。W−CDMAシステムにおいて、各基地局はシステムフレーム番号(SFN)に基づいて送信し、隣接基地局のSFNは好適基地局のSFNと同期していなくともよい。
【0030】
図4に示す例において、基地局1は好適基地局(すなわち、サービングセル)であり、基地局2と基地局3は隣接基地局である。遠隔端末が好適基地局のタイミングを自身のタイミング基準として利用すると、隣接基地局2に対するDRXサイクルの開始(T2)は、好適基地局1に対するDRXサイクルの開始(T1)に先行する短い期間(T21)であり、隣接基地局3に対するDRXの開始(T3)は、好適基地局1に対するDRXサイクルの開始(T1)よりも後の長い方の期間(T13)である。
【0031】
非同期システムのタイミングのせいで、好適基地局および隣接基地局によって遠隔端末に割り当てられたページインジケータが時間整列されることはなく、実際、時間中の任意の地点で生じる可能性がある。遠隔端末は、再捕捉検索リスト中のN個の基地局のうちの各基地局の、割り当てられたページングインジケータの前にウェイクアップするよう設計されてもよい。より非効率的なケースでは、割り当てられたフレームがオーバーラップしていない場合、遠隔端末はDRXサイクル毎にN回もウェイクアップする必要があるだろう。これは同期システムのN倍にもなる。遠隔端末が非同期基地局からのページングチャネルを処理する一方で、アクティブ状態時の時間を減少させることのできるより効率的なスキームが強く望まれる。
【0032】
本発明は、さまざまなスキームを提供して、非同期ワイヤレス通信システムにおけるページングチャネルの効率的な処理を行う。本発明の1つの観点にしたがうと、基地局が互いに同期しておらず、遠隔端末の指定されたページ時間が基地局毎に異なる場合、遠隔端末は再捕捉検索リスト中の最も早い基地局に基づいてウェイクアップする。これにより、遠隔端末は再捕捉検索および再捕捉ハンドオフを実行しページの喪失を避けることができる。
【0033】
本発明の別の観点にしたがうと、再捕捉の対象として評価するために基地局を選択する基準は、基地局の受信電力と同様にそのタイミングにも基づいていてもよい。これらのどちらも、好適基地局の受信電力やタイミングに対して作られてもよい。1つの実施形態において、遠隔端末の観点からみると、隣接基地局のタイミングが好適基地局のタイミングと非常に近接している場合、および非アクティブ状態に入る前に隣接基地局の信号が十分に強く測定された場合、この隣接基地局は第1の(より緩やかな)組の基準に基づいて、好適基地局の指定されたページングインジケータ時間付近の、次のウェイクアップインターバルでの再捕捉ハンドオフの評価が検討されるかもしれない。そうでなく、隣接基地局のタイミングが好適基地局の時間近接外であり、別の(異なる)時間にウェイクアップするよう遠隔端末に要求している場合、この隣接基地局は、第2の(より厳しい)組の基準に基づいて、指定されたページングインジケータ時間において評価されてもよい。これにより、遠隔端末がアクティブ状態でなければならない時間を減らすことができる。これは、遠隔端末のスタンバイ時間を改善する一方で重要なページング情報の喪失を避けることにつながる。
【0034】
本発明のさらに別の観点にしたがうと、遠隔端末は、好適基地局および強い隣接基地局(ハンドオフ候補)が互いに時間近接外にある場合、特定のDRXサイクルで複数回ウェイクアップすることができる。隣接基地局は、1組の基準を満たせばハンドオフ候補として識別されてもよい。この1組の基準は、これについては以下でより詳しく説明されるような、基地局のエネルギ測定および再選択タイマ値に基づいていてもよい。
【0035】
W−CDMAシステムについて、再選択タイマは、基地局からの受信電力の変動により複数の基地局間で遠隔端末が連続的にハンドオフするのを避けるために用いられる。隣接基地局からの受信電力が要求電力レベルよりも大きい(例えば、好適基地局の受信電力よりも、場合によっては特定のマージンだけ大きい)と判断される場合、この隣接基地局に対する再選択タイマがリセットされ、遠隔端末は引き続き隣接基地局からの電力を測定する。システムによって規定される特定の時間期間、基地局の受信電力が要求電力レベルよりも連続的に大きい場合にのみ、遠隔端末はこの隣接基地局にハンドオフされる。この時間は、W−CDMA標準規格では再選択時間として呼ばれる。
【0036】
遠隔端末は一般的に、可能性のあるハンドオフ候補である隣接基地局のそれぞれに対して再選択タイマを保持する。再選択タイマの値は、基地局が要求電力レベルよりも大きい電力で受信されていた時間を示す。1つの実施形態では、再選択タイマは、非アクティブ状態に入る直前に遠隔端末によって更新され、タイマに記憶されている値は次のウェイクアップインターバルでの時間値を反映する。これは、次の非アクティブ状態の間に、基地局が要求パワーレベルより上で受信されることを仮定する。
【0037】
現在のウェイクアップインターバルでの優先検索中に新しい隣接基地局が要求電力レベルよりも強いことが見出された場合、その隣接基地局に対する再選択タイマは特定の値に初期化される。非アクティブ状態時では、遠隔端末はどの基地局信号も測定しないので、隣接基地局の信号が好適基地局の信号よりも十分に強い時の正確な時間は分からない。そこで、再選択タイマは、最後のウェイクアップインターバルからの時間の2分の1の時間期間(すなわち、TIP_LAST/2)に初期化される。これは、いつそのようなイベントが生じ得たかという統計的平均を示す。代替的に、再選択タイマはゼロまたは他の値に初期化されてもよい。
【0038】
上述のように、現在のアクティブ状態で隣接基地局に対して計算された再選択タイマの値は、次のウェイクアップインターバルでの時間値を表す。1つの実施形態において、隣接基地局のタイミングが好適基地局(例えば、図4の基地局2)の時間近接内にあれば、この基地局に対する再選択タイマ用の初期値は、次のウェイクアップインターバルまでの時間期間(すなわち、TIP_NEXT)によりさらに更新されてもよい。別の実施形態では、隣接基地局のタイミングが好適基地局(例えば、図4の基地局3)の時間近接外にあれば、この基地局に対する再選択タイマ用の初期値は、この基地局と好適基地局との時間差だけ増加してもよい。例えば、基地局3が、現在のウェイクアップインターバルで初めて、要求電力レベルより上で受信された場合、基地局3に対するタイマはTIP_LAST/2+T13(TIP_LAST/2+TIP_NEXTではない)に初期化されてもよい。なぜなら、遠隔端末はT3でウェイクアップして、基地局3に対するページインジケータ(T1ではない)を処理することが必要だからである。この追加的な量(すなわちT13)は、遠隔端末が、指定された時間(例えば、T3)で、この隣接基地局に対するページインジケータに対してウェイクアップするかのような時間を示す。
【0039】
現在のウェイクアップインターバルでは要求電力レベルに達しなかったが、次のウェイクアップインターバルまでにこのレベルに達すると予想され、好適基地局の接近したタイミング近接内にある新しい隣接基地局に対して、この基地局に対する再選択タイマは、次のウェイクアップインターバルまでの時間期間の2分の1に初期化される(すなわち、TIP_NEXT/2)。
【0040】
より早いウェイクアップインターバルで優先リストに追加されており、現在のウェイクアップインターバルで要求電力レベルより大きい電力で受信されている各隣接基地局について、この基地局に対する再選択タイマは、次のウェイクアップインターバルまでの時間期間(すなわち、TIP_NEXT)により更新される。
【0041】
1つの実施形態において、遠隔端末は非アクティブ状態に入る前に再捕捉検索リストを構築する。この再獲得検索リストには、好適基地局(現在のサービングセル)と、次のウェイクアップインターバルでハンドオフ候補となる可能性のある隣接基地局とが含まれる。再捕捉検索リストには、システムによって規定された再選択時間を超える更新された再選択タイマ値を有する優先リストからの隣接基地局が含まれる。1つの実施形態において、再捕捉検索リストに含めるために隣接基地局を選択する基準はさらに、隣接基地局のタイミングと隣接基地局の受信電力とに基づく。
【0042】
図4に示す例に戻ると、時間期間T21が十分小さく、特定の時間ウィンドウ(TWINDOW)内にあるので、遠隔端末は基地局2が好適基地局1の時間近接内にあると判断する。特定の実施形態において、時間ウィンドウは遷移期間の2倍の長さで規定されてもよく、その期間は、回路をパワーオンし、遠隔端末が検索を実行できるようにする機能を初期化するために必要であるが、他のウィンドウ期間もまた用いられてもよい。基地局2が好適基地局1の時間近接内にあるので、緩やかな組の基準に基づいて次のウェイクアップインターバルに対する再捕捉検索リストに基地局2を加えてもよい。例えば、次のウェイクアップインターバルに対して更新された基地局2の再選択タイマの値が、規定された再選択時間より大きいか等しい場合には、遠隔端末での受信電力が特定のしきい値レベルよりも大きい限り、基地局2が再捕捉検索リストに加えられていてもよい。この特定のしきい値レベルは、要求電力レベルよりも低く設定される。
【0043】
図4に示す例において、好適基地局1と基地局3との間の時間期間T13は時間ウィンドウを超え、基地局3が好適基地局1の時間近接内にあるとは判断されない。よって、基地局3が再捕捉検索リストに追加される前に、より厳しい組の基準が基地局3に適用されてもよい。例えば、再選択タイマ値を規定された再選択時間より大きいか等しくするよう要求することに加えて、基地局3からの受信電力が要求電力レベルを超える(例えば、好適基地局1に対する受信電力よりも強く、場合によっては一定のマージンだけ強い)よう要求してもよい。
【0044】
上述に基づき、基地局2は好適基地局1の時間近接内にあるので、基地局2がより緩やかな組の基準を満たすことができる場合には好適基地局1とともに再捕捉検索リストに置かれてもよい。そして、基地局3は好適基地局1の時間近接内にないので、基地局3がより厳しい組の基準を満たす場合には、再捕捉検索リストに加えられてもよい。基地局3がハンドオフ候補として識別される場合、遠隔端末は1つのDRXサイクルで1回より多くウェイクアップすることができる。この時、基地局1と基地局3が評価されてもよい。基地局1が基地局3よりもより良く受信されると再び判断された場合、遠隔端末は引き続き好適基地局として基地局1を選択する。そうでなければ、遠隔端末は基地局3を新しい好適基地局として選択し、基地局3に対するページインジケータを復調する。
【0045】
図5は、本発明の実施形態にしたがった、非同期システムにおける多数の基地局からのページングチャネルを処理する図である。まず、前回のアクティブ時間期間(ブロック416)内で、スリープサイクル(ブロック422)に入る前に、基地局2は、受信電力が要求電力レベルより下であったとしても、遠隔端末によって、(例えば、前回の電力測定から予想された基地局2に対する受信電力に基づいて)可能性のあるハンドオフ候補として評価されるために十分であると識別される。その後、遠隔端末は、基地局2に対する再選択タイマを次の非アクティブ時間期間の2分の1として計算する(すなわち、TIP1/2)。図5で示す例に関して、再選択時間はTIP1/2より短く指定されており、基地局2の時間値は規定された再選択時間よりも大きいので、基地局2は再捕捉検索リストに追加される。
【0046】
好適基地局1によって割り当てられたフレームに対する、次のウェイクアップインターバルより前に、遠隔端末はウェイクアップし、遷移期間を経て(ブロック424)、アクティブ状態に入る(ブロック426)。遠隔端末はその後、時間期間TCR1の間に再捕捉検索リスト中の基地局の再捕捉を実行する。このリストには、基地局1および基地局2が含まれる。この例において、基地局1は基地局2よりも良く受信されると判断される。よって、遠隔端末は基地局1を好適基地局のままにし、図5に示すように、指定されたT1で開始する、基地局1に対するページインジケータを復調する。基地局2が基地局1よりも良く受信されると判断されていた場合、遠隔端末は基地局2にハンドオフされ、指定された時間T2で基地局2に対するページインジケータを復調する。基地局2の受信電力が特定の選択解除しきい値レベル(例えば、上述の低い方のしきい値レベルであってもよい)より低い場合、基地局2に対する再選択タイマはリセットされ、基地局2は再捕捉検索リストから削除されてもよい。
【0047】
再捕捉検索リストの基地局が再捕捉された後、遠隔端末は時間期間TPS1で新しい隣接基地局について優先検索を実行する。この例において、基地局3は遠隔端末に対するハンドオフ候補として識別されているが、そのタイミングは好適基地局1の時間近接外にあると判断されている。そこで、基地局3に対する再選択タイマは、最後の非アクティブ時間期間の2分の1にT13を加えたものとして計算される(すなわち、TIP1/2+T13)。再び説明すると、TIP1/2+T13は規定された再選択時間よりも大きいので、基地局3は再捕捉検索リストに加えられる。そして、基地局3に対するページインジケータが好適基地局1に対する次のページインジケータよりも早いので、遠隔端末はこのDRXサイクルにおける第2の時間でウェイクアップして、基地局3に対するページインジケータを処理するよう予定する。
【0048】
基地局1に対するページインジケータを復調した後、遠隔端末はスリープサイクルに入る(ブロック432)。基地局3によって割り当てられたフレームに対する次のウェイクアップインターバルより前に遠隔端末はウェイクアップし、遷移期間を経て(ブロック434)、アクティブ状態に入る(ブロック436)。その後、遠隔端末は、時間期間TCR2で再捕捉検索リストの基地局の再捕捉を実行する。このリストには、基地局1および基地局3が含まれる。この例において、基地局3は好適基地局1よりも良く受信されたと判断されている。よって、遠隔端末は基地局3にハンドオフされ、その後、図5に示すように、指定された時間T3で開始する基地局3に対するページインジケータを復調する。遠隔端末は時間期間TPS2で新しい隣接基地局に対する優先検索も実行する。その後、遠隔端末は隣接基地局に対する再選択タイマを更新し、次のウェイクアップインターバルに対する再捕捉検索リストを構築し、スリープサイクルに入る(ブロック442)。
【0049】
図6は、本発明の実施形態にしたがった、非同期ワイヤレス通信システムにおけるページングチャネルを処理するためのオーバーオールプロセス500のフローチャートである。まず、ステップ510で、遠隔端末は現在のアクティブ状態中に再捕捉検索リストにおける基地局を再捕捉し、新しい隣接基地局を検索し、検索された基地局を評価する。評価には、基地局に対する受信電力およびそのタイミング(例えば、基地局に対するDRXサイクルの開始)の設定が含まれていてもよい。一般的に遠隔端末はまた、このウェイクアップインターバルにおいて好適基地局に対するページインジケータを復調する。
【0050】
ステップ512で、遠隔端末はスリープサイクルに入る前に1組の基準に基づいて次のウェイクアップインターバルに対する再捕捉検索リストを構築する。本発明の1つの観点にしたがうと、この1組の基準はここに説明するような基地局に対する受信された電力とそのタイミングに基づいている。別の観点によると、1組の基準は基地局に関連する再選択タイマにさらに基づいている。
【0051】
ステップ514で、遠隔端末は再捕捉検索リストの構築とともに再捕捉検索リスト中の基地局に基づいて次のウェイクアップまでの時間も決定する。次のウェイクアップインターバルは、現在の好適基地局または、遠隔端末がハンドオフされる可能性のある候補基地局に対するものである。遠隔端末に対する次のスリープサイクル(すなわち、非アクティブ時間期間)は、遠隔端末が再捕捉検索リスト中の最も早い基地局のページインジケータを復調するのに十分なくらい早く、アクティブ状態に遷移するよう選択される。一般的にステップ512およびステップ514はともに実行され、以下でより詳細に説明される。
【0052】
現在のウェイクアップインターバルについて必要な処理が完了した後、遠隔端末はステップ516で非アクティブ(すなわち、スリープ)状態に入る。遠隔端末は、同じくステップ516で以前規定されたウェイクアップ時間でウェイクアップし、遷移期間を経てアクティブ状態に入る。
【0053】
ステップ518で、遠隔端末は、アクティブ状態において再捕捉検索リスト中の基地局を検索して評価する。同じくステップ518で、遠隔端末は評価結果に基づいて、新しい基地局が新しい好適基地局として選択されてもよいかどうかを判断する。ステップ518で、遠隔端末はハンドオフ候補となる可能性のある新しい基地局も検索する。現在の好適基地局(この好適基地局は、新しく選択された好適基地局であるかもしれない)の割り当てられたページングインジケータが現在のウェイクアップインターバル内にある場合、遠隔端末はステップ520で、この好適基地局に対するページングインジケータを復調する。
【0054】
図7は、再捕捉検索リストを構築するプロセスの実施形態のフローチャートであり、図6のステップ512を実現する。まず、ステップ610で、遠隔端末は次のウェイクアップインターバルに対する再捕捉検索リストを構築し、このリストに現在の好適基地局を含める。次に、サービング基地局または隣接基地局が検索され評価された後、ステップ612で“強い”隣接基地局のリストが生成される。隣接基地局が強いと考えられるかどうかを判断するために、さまざまなテストが用いられてよい。例えば、隣接基地局の受信電力が要求電力レベルよりも大きい(例えば、好適基地局の受信電力よりも強い、場合によってはあるマージンだけ強い)場合、その隣接基地局は強いと考えられる。強い隣接基地局を分類するために別のテストも用いられてよく、これらも本発明の範囲内である。
【0055】
ステップ614で、リスト中に任意の強い隣接基地局があるかどうかの判断がなされる。強い隣接基地局のリストが空である場合、プロセスはステップ632に進む。そうでなければ、ステップ616で、リスト中の強い隣接基地局はそれぞれのタイミングに基づいてソートされる。このソートは、各基地局に対するページインジケータを決定し、これらのページングインジケータのタイミングに基づいて時間の経過順に基地局を配列することによって達成されてもよい。図5に示す例について、そのリストは時間の経過順に基地局2および基地局3を含んでいてもよい。
【0056】
各強い隣接基地局に対する再選択タイマは、その後、ステップ618で計算されるか、あるいは更新される。上述のように、いくつかのワイヤレス通信システム(例えば、W−CDMAシステム)について、隣接基地局からの受信電力が、再選択時間として呼ばれる特定の時間期間の間に、好適基地局からの受信電力を超えない限り、現在の好適基地局から別の隣接基地局に遠隔端末はハンドオフされない。この設計をサポートするために、リスト中の強い隣接基地局のそれぞれは、再選択タイマと関連づけられていてもよく、このタイマは、基地局からの受信電力が好適基地局からの受信電力を超えていた時間の記録をとる。上述の構成について、再選択タイマの値は、次のウェイクアップインターバルでは、隣接基地局からの受信電力が好適基地局からの受信電力を超えてしまっているだろうということを示す。
【0057】
現在のウェイクアップインターバルで、強い隣接基地局がちょうどリストに追加された場合、その隣接基地局に対する再選択タイマは特定の初期値に初期化されてもよい。1つの実施形態においては、その初期値は上述のようにページインジケータのタイミングおよび最後の非アクティブ時間期間に基づく。
【0058】
強い隣接基地局が、現在のウェイクアップインターバルの優先隣接基地局検索中に初めて要求電力レベルを超えて受信されれば、初期タイマ値は、最後の非アクティブ時間期間の2分の1に次の非アクティブ時間期間を足したものとして更新されてもよい(例えば、アクティブ状態426中で見出された場合には、図5の基地局3については、TIP1/2+T13であり、あるいは、アクティブ状態426中で見出された場合には、図5の基地局2については、TIP1/2+TIP1である)。好適基地局の接近したタイミング近接内にある隣接基地局が、要求電力レベルより下で受信されているが、次のウェイクアップインターバル中では、ハンドオフ候補として十分強い電力レベルを持つ場合には、隣接基地局に対する初期再選択タイマ値は、次の非アクティブ時間期間の2分の1で更新されてもよい(例えば、アクティブ状態426中で見出された場合には、図5の基地局2についてはTIP1/2)。遠隔端末はその後、ステップ622で再捕捉検索リストに含まれる可能性のある、“必要条件を備えた”隣接基地局のリストを決定する。必要条件を備えた隣接基地局とは、次のウェイクアップインターバルで遠隔端末がハンドオフされる可能性のある候補基地局である。1つの実施形態では、計算された再選択タイマ値がシステムによって規定された再選択時間よりも大きい場合、強い隣接基地局を必要条件を備えたものとして考えることができる。
【0059】
その後、次のウェイクアップインターバルで処理されるべき隣接基地局が決定される。図5に示すように、遠隔端末は一般的にDRXサイクル毎に1度ウェイクアップして、好適基地局に対するページインジケータを処理するが、好適基地局の時間近接外に位置するページインジケータを有するハンドオフ候補がある場合は、特定のDRXサイクル中に複数回ウェイクアップしてもよい。
【0060】
ステップ624で、最も早い必要条件を備えた隣接基地局のページインジケータが好適基地局の時間近接外にあるかどうかが判断される。その答えが「いいえ」であれば、次のウェイクアップインターバルは、好適基地局のタイミングと再捕捉リスト中の隣接基地局の小さなタイミング差との和に基づき、プロセスはステップ632に進む。そうでなく、最も早い必要条件を備えた隣接基地局基地局が好適基地局の時間近接外にある場合には、次のウェイクアップインターバルは最も早い必要条件を備えた隣接基地局のタイミングに基づく。これは、ステップ626で、最も早い必要条件を備えた隣接基地局を再捕捉検索リストに追加することによって達成されてもよい。その後、ステップ628で、すでに再捕捉検索リスト中にある必要条件を備えた隣接基地局の時間近接内に、次の必要条件を備えた隣接基地局があるかどうかが判断される(さらに、別の隣接基地局もこのリストに追加しうるかについても判断される)。その答えが「はい」であれば、ステップ626に戻って、次の必要条件を備えた隣接基地局も再捕捉検索リストに追加される。そうでなく、必要条件を備えた隣接基地局が時間近接内にないか、あるいは再捕捉検索リストがフルの場合には、プロセスはステップ638に進む。
【0061】
ステップ632で開始した経路は、次のウェイクアップインターバルが好適基地局のタイミングに基づくのであれば逆行する。この場合、緩やかな組の基準を満たす隣接基地局は、上述のように再捕捉検索リストに含まれてもよい。したがって、ステップ632で、遠隔端末は“可能性のある”基地局のリストを生成する。可能性のある基地局は十分な電力で受信された隣接基地局であってもよく、この十分な電力は第1のしきい値レベルより上ではあるが要求電力レベルよりは下である。その後、遠隔端末はステップ634で、リスト中の可能性のある基地局のそれぞれに対する再選択タイマを計算する。
【0062】
遠隔端末はステップ636で可能性のある隣接基地局と必要条件を備えた隣接基地局とを含め、これらは好適基地局の時間近接内にあり、システムによって規定された再選択時間よりも大きい計算された再選択タイマを持つ。したがって、この再捕捉検索リストには、好適基地局の時間近接内にあり、(例えば、強い隣接基地局と見なされるために必要な電力より受信電力が低いというような)より緩やかな組の基準を満たしている隣接基地局が含まれる。この再捕捉検索リストには、好適基地局の時間近接内にある必要条件を備えた隣接基地局もさらに含まれる。ステップ638で、遠隔端末は残りの隣接基地局を含む優先リストを構築する。この優先リストには、次のウェイクアップインターバルで評価されるが、(例えば、再選択タイマ値が規定された再選択時間より小さいために)ハンドオフ候補ではない基地局が含まれる。その後、再捕捉検索リスト構築プロセスは終了する。
【0063】
遠隔端末が現在のウェイクアップインターバル中の基地局の処理を終了した後、遠隔端末は節電のためステップ516で非アクティブ状態に入る。ステップ516で、遠隔端末は前もって決定されたウェイクアップ時間でウェイクアップし、遷移期間を経て、その後、次のウェイクアップインターバルに対するアクティブ状態に入る。遠隔端末はその後、このウェイクアップインターバルに対する基地局処理の準備を整える。
【0064】
図8は、次のウェイクアップインターバルにおける、再捕捉検索リスト中の基地局の検索結果に基づいた、ハンドオフ評価の実施形態を示すフローチャートである。まず、ステップ712で、遠隔端末は再捕捉検索リスト中の基地局を検索して評価する。その後、ステップ714で、再捕捉検索リスト中のどの隣接基地局が、もし有するとすれば、要求電力レベルを超える受信電力を有するかについての判断がなされる。そのような隣接基地局が1つ以上存在する場合、ステップ716で、遠隔端末は、例えば最も強い隣接基地局を新しい好適基地局として選択する。そうでなく、どの基地局も十分強くない場合には、ステップ718で、好適基地局のページインジケータが現在のウェイクアップインターバル内にあるかどうかが判断される。その答えが「いいえ」であれば、現在のウェイクアップインターバルは、好適基地局の時間近接外にあるハンドオフ候補基地局に対するものであることが示され、プロセスは終了する。そうでなければ、ステップ720で現在の好適基地局のページインジケータが復調される。この好適基地局は、ステップ716で選択されたばかりの新しい好適基地局か、以前からの好適基地局である。
【0065】
図9は、本発明のさまざまな観点を実現することのできる遠隔端末106の実施形態の図である。フォワードリンク信号がアンテナ812で受信され、デュプレクサ814を通じてルーティングされ、RF受信(RX)ユニット820に提供される。RF受信ユニット820は、受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、さらにダウンコンバート)し、デジタル化して、サンプルを提供する。復調器822はそのサンプルを受け取り、処理(例えば、逆拡散、デカバー、パイロット復調)して、リカバーされたシンボルを提供する。復調器822は、1つ以上の基地局から受信した信号の複数のインスタンスを処理して合成されたリカバー済シンボルを生成するレイク受信機を構成してもよい。復調器822はページチャネルを処理してページインジケータを受信するよう設計されていてもよい。エンコードされたデータについて、受信データプロセッサ824は、リカバーされたシンボルをデコードし、受信フレームを検査し、出力データを提供する。復調器822および受信データプロセッサ824は、複数の基地局から受信した複数の送信(例えば、ページングチャネル)を処理するよう動作してもよい。
【0066】
上述のように、再捕捉検索リスト中に含まれるべき基地局を決定するためにいくつかのパラメータが用いられる。1つの実施形態では、これらのパラメータには、好適基地局のタイミング、好適基地局および隣接基地局の受信電力、ならびに好適基地局のタイミングに対する隣接基地局のタイミングが含まれる。好適基地局および隣接基地局のタイミングは、復調器822内でデジタル化されたサンプルを処理し、それらのDRXサイクルの開始を決定することによって得られてもよい。受信電力の決定に関して、RF受信ユニット820からのサンプルは、RX電力測定ユニット828に提供される。このRX電力測定ユニット828は、公知のさまざまな技術を用いて好適基地局および隣接基地局の電力を測定する。
【0067】
制御装置830は、復調器822からタイミング表示を受け取り、RX電力測定ユニット828から電力測定値を受け取る。そして、上述の方法で、制御装置830は再捕捉検索リストおよび次のウェイクアップインターバルを決定する。簡明にするために図9には示していないが、制御装置830は制御信号も提供し、この信号は遠隔端末106中のいくつかのユニットに対して、スリープサイクル時はパワーダウンし、ウェイクアップインターバルではパワーアップするよう指示する。
【0068】
リバースリンクにおいて、データは送信(TX)データプロセッサ824により処理(例えば、フォーマット、エンコード)され、さらに変調器844によって処理(例えば、カバー、拡散)され、RF送信ユニット846によって調整(例えば、アナログ信号への変換、増幅、フィルタリング、直角位相変調等)され、リバースリンク信号が生成される。リバースリンク信号はデュプレクサ814を通じてルーティングされ、アンテナ812を介して1つ以上の基地局104に送信される。
【0069】
隣接基地局を評価し、再捕捉検索リストを構築し、さらに本発明の他の観点を達成するための処理は、さまざまな方法で実現することができる。例えば、処理は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せによって実現されてもよい。ハードウェアの構成に対しては、構成要素は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここに記述された機能を実行するよう設計された他の電子装置内で、あるいはこれらの組合せで実現されてもよい。ソフトウェアの構成については、構成要素は、ここに記述された機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、ファンクションなど)で実現されてもよい。ソフトウェアのコードはメモリユニットに記憶され、プロセッサ(例えば、制御装置830)によって実行されてもよい。
【0070】
再捕捉、ハンドオフ、ページングチャネル処理のさまざまな観点、実施形態、および特徴が、特にW−CDMAについて説明されてきたが、これらの技術の多くは、他の通信システム、特に非同期システムに対して有利に適用することができる。さらに、ここに記述した技術は、例えば、IS−95CDMAシステム用のスロッテッドページングチャネル構造のような他のページングチャネル構造に対しても用いることができる。
【0071】
好ましい実施形態の前述の記載は、当業者が本発明を製造あるいは実施できるように提供される。これらの実施形態に対するさまざまな変更は、当業者にとって容易に明らかであり、ここに定義された一般的な原理は、独創的な設備を用いなくても他の実施形態に応用することができる。よって、本発明は、ここに示されている実施形態にのみ限定されるものではなく、ここに開示された主要で新規な特徴と適合する最も広い範囲に一致するよう意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、多数の基地局を有し、多数のユーザをサポートするワイヤレス通信システムの図である。
【図2】 図2は、同期通信システムにおける3つの基地局のページングチャネル(各DRXサイクルに1024フレームを持つ)の具体的な構成およびタイミングの関係を示す図である。
【図3】 図3は、図2に示すページングチャネル構造に対するページングインジケータフレームの具体的な構成およびタイミングの関係を示す図である。
【図4】 図4は、非同期システムにおける3つの基地局のページングチャネルの具体的な構成を示す図である。
【図5】 図5は、本発明の実施形態にしたがった、非同期システムにおけるいくつかの非同期基地局からのページングチャネルの処理を示す図である。
【図6】 図6は、本発明の実施形態にしたがった、非同期ワイヤレス通信システムにおけるページングチャネルを処理する全体プロセスのフローチャートである。
【図7】 再捕捉検索リストを構築するプロセスの実施形態を示すフローチャートである。
【図8】 図8は、連続するウェイクアップインターバルにおける、再捕捉検索リスト中の基地局の検索結果に基づくハンドオフ評価の実施形態を示すフローチャートである。
【図9】 図9は、本発明のさまざまな観点を実現することのできる遠隔端末の実施形態を示すブロック図である。

Claims (23)

  1. ワイヤレス通信システムの端末において、複数の送信機からの複数の送信を処理する方法であって、
    1つの送信機が、端末に対して向けられメッセージを送信する好適送信機として指定され、
    前記方法は、
    前記複数の送信機から複数の送信を受信することと
    前記複数の送信機のそれぞれに対する受信電力を決定することと
    前記複数の送信機のそれぞれに関連するタイミングを決定することと
    前記複数の送信機に対する前記決定された受信電力とタイミングとに基づいて、後に続く時間期間において再捕捉ターゲットとして評価する1つ以上の送信機の第1のリストを構築することを含み、
    それぞれの送信機に対する前記タイミングは、前記送信機に対するシステムフレームの開始に基づいて定められている方法。
  2. 前記複数の送信は前記好適送信機のタイミングに対して非同期である請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のリスト中の1つ以上の送信機は、後に続く時間期間において遠隔端末がハンドオフされる送信機を含む請求項1記載の方法。
  4. 前記好適送信機の特定の時間ウィンドウ内にタイミングを有する送信機は、前記送信機が第1の組の基準を満たす場合に前記第1のリストに含まれ、前記好適送信機の前記特定時間ウィンドウ外にタイミングを有する送信機は、前記送信機が第2の組の基準を満たす場合に前記第1のリストに含まれる請求項1記載の方法。
  5. 前記第1の組の第1の基準は、前記受信電力が第1のしきい値電力レベルを超える場合に満たされ、前記第2の組中の第1の基準は、前記受信電力が前記第1のしきい値電力レベルより大きいかまたは等しい第2のしきい値電力レベルを超える場合満たされる請求項記載の方法。
  6. 前記複数の送信機のうち前記好適送信機以外の残りの送信機は隣接送信機として指定され、
    前記方法は、
    要求電力レベルを超える受信電力を有する各隣接送信機に対するタイマを保持することをさらに含み、
    前記タイマは、関連する隣接送信機が前記要求電力レベルより上で受信される推定時間量を示す請求項1記載の方法。
  7. 前記1つ以上の送信機の第1のリストは、前記隣接送信機に対して保持されているタイマの値にさらに基づいて構築される請求項記載の方法。
  8. 前記隣接送信機のタイマが、指定された再選択時間を超え場合に、前記隣接送信機が前記第1のリストに含められることが考慮される請求項記載の方法。
  9. 前記保持することは、現在のアクティブ時間期間における第1の時間の間、特定の隣接送信機が前記要求電力レベルより上で受信された場合に、前記特定の隣接送信機に対するタイマを初期値で初期化することを含む請求項記載の方法。
  10. 前記好適送信機の特定時間ウィンドウ内にタイミングを有する隣接送信機に対する前記初期値は、最後のアクティブ時間期間以降の時間期間の1.5倍の時間として選択される請求項記載の方法。
  11. 前記好適送信機の特定時間ウィンドウ外にタイミングを有する隣接送信機に対する前記初期値は、最後のアクティブ時間期間以降の時間期間の半分の時間に、前記好適送信機のタイミングと前記隣接送信機のタイミングとのの時間を加えたものとして選択される請求項記載の方法。
  12. 前記保持することは、現在のアクティブ時間期間における後に続く時間の間、前記隣接送信機が前記要求電力レベルより上で受信され場合前記各隣接送信機に対するタイマを更新値で更新することを含む請求項記載の方法。
  13. 前記更新値は、次の非アクティブ時間期間に対する時間期間として選択される請求項12記載の方法。
  14. 前記保持することは、現在のアクティブ時間期間における第1の時間の間、特定の隣接送信機が前記要求電力レベルよりも低い第1の電力レベルより上で受信された場合に、前記特定の隣接送信機に対するタイマを初期値で初期化することを含み、
    前記初期値は、次のアクティブ時間期間に対する時間期間の半分の時間として選択される請求項6記載の方法。
  15. 前記第1のリスト中の1つ以上の送信機のそれぞれに対して、前記送信機によってメッセージが前記端末に送信される時間に対応するページインジケータに前記端末がけられる請求項1記載の方法。
  16. 前記後に続く時間期間は、前記第1のリスト中の1つ以上の送信機に対する最も早いページインジケータに基づいて選択される請求項15記載の方法。
  17. 前記後に続く時間期間は、前記第1のリスト中の他のどの送信機もより早いページインジケータを持たない場合、前記好適送信機に対する前記ページインジケータに基づいて選択される請求項15記載の方法。
  18. 前記複数の送信機に対する前記決定された受信電力とタイミングとに基づいて、前記後に続く時間期間において再捕捉ターゲットとして評価する送信機の第2のリストを構築することをさらに含み、
    前記第2のリスト中のそれぞれの送信機は、前記後に続く時間期間において前記遠隔端末がハンドオフされる候補ではない請求項1記載の方法。
  19. 前記後に続く時間期間まで、非アクティブ状態に入ることをさらに含む請求項1記載の方法。
  20. 前記後に続く時間期間において、前記第1のリスト中の1つ以上の送信機から1つ以上の送信を受することと
    前記第1のリスト中の1つ以上の送信機のそれぞれに対して受信電力を決定することをさらに含む請求項1記載の方法。
  21. 前記複数の送信機のうち前記好適送信機以外の残りの送信機は、隣接送信機として指定され、
    前記方法は、
    前記後に続く時間期間における特定の隣接送信機に対する受信電力が要求電力レベルを超え場合、前記第1のリスト中の前記特定の隣接送信機に対してハンドオフすることをさらに含む請求項20記載の方法。
  22. ワイヤレス通信システムにおいて使用する受信機処理ユニットにおいて、
    複数の送信機から複数の送信を受信して処理し、サンプルの複数のストリームを生成するよう動作可能な受信機と、
    前記受信機に結合され、前記サンプルの複数のストリームを受け取って前記複数の送信機のそれぞれに対する受信電力を決定するよう動作可能な電力測定ユニットと、
    前記受信機に結合されている復調器と、
    前記電力測定ユニットと前記復調器に結合されている制御装置とを具備し
    1つの送信機が、前記受信機処理ユニットに対して向けられるメッセージを送信する好適送信機として指定され、
    前記復調器は、前記サンプルの複数のストリームを受け取って、前記複数の送信機のそれぞれに関連するタイミングを決定するように動作可能であり、
    前記それぞれの送信機に対するタイミングは、前記送信機に対するシステムフレームの開始に基づいて定められており、
    前記制御装置は、前記送信機に対する受信電力とタイミングとに基づいて、後に続く時間期間において再捕捉ターゲットとして評価する1つ以上の送信機のリストを構築するよう動作可能である受信処理ユニット。
  23. 前記複数の送信機のうち前記好適送信機以外の残りの送信機は、隣接送信機として指定され、
    前記制御装置は、要求電力レベルを超える受信電力を有する各隣接送信機に対するタイマを保持するようさらに動作可能であり、
    前記タイマは、関連する隣接送信機が前記要求電力レベルより上で受信される推定時間量を示す請求項24記載の受信処理ユニット。
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