JP4901570B2 - センサ基板の取付構造、駆動ユニット、画像形成装置 - Google Patents

センサ基板の取付構造、駆動ユニット、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、センサ基板の取付構造、駆動ユニット、画像形成装置に係り、特に発光部と受光部と一体に備えたセンサ部であって、変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、このセンサ部の挿入溝の開口がその一端縁に指向するように配置された平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付機構、これを備えた駆動ユニット及び画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は、高画質化、高速化が要望されており、このような画像形成装置の駆動ユニットには、高精度のエンコーダホイールが搭載され、速度制御や位置制御をより高精度に行なうようになっている。駆動ユニットに取付けられたエンコーダホイールには、所定の繰り返し縞模様が付されており、透過型エンコーダセンサでこの模様を検出してパルス信号を発生し、制御部は、このパルス信号を基に駆動ユニットにおける駆動部材の変位を検出する。
エンコーダホイールとセンサと使用する技術として以下のものがある。特許文献1には、モータ駆動ユニットには回転量検出手段を構成するエンコーダを、モータの回転量を制御する回路を有する回路基板上には透過式光学センサを設け、そのエンコーダと透過式光学センサとの光学的接続をモータ駆動ユニットの固定部材への組込方向に対して垂直方向のスライドにて行なうよう構成したものが記載されている。
また、特許文献2には、ロータリエンコーダは、ローラ部材の軸部に圧入されて軸部とともに回動する支持部材と、支持部材に固設されて支持部材とともに回動するコードホイールと、を備え、このコードホイールは、支持部材が圧入される圧入領域から離れて支持部材に固設されるものが記載されている。
特許文献3には、キャリッジの、主ガイドロッドの上方位置にエンコーダセンサを保持するためのセンサ保持部材を上下方向で着脱可能に備え、キャリッジの取り外し、交換等やエンコーダセンサの取り外し、交換作業等において、まずセンサ保持部材をキャリッジに固定している状態を解除し、センサ保持部材全体を上方へ引上げ、抜き取るように構成し、リニアスケールに触れてしまうおそれがない状態で主ガイドロッドを抜き、キャリッジを取り外すことができるものが記載されている。
特開平10−164871号公報 特開2006−300873号公報 特開2006−187905号公報
ところで、通常、駆動装置には予めエンコーダホイールが組付けられており、エンコーダセンサは、このエンコーダセンサが配置された基板と共にこの駆動装置に後から組付けられる。ここで駆動装置にエンコーダセンサを組付ける際にはエンコーダホイールにエンコーダセンサが接触してエンコーダホイールに傷・汚れ等発生しないようにする必要がある。従ってこの作業は、細心の注意をもって行なわなければならない。
そこで、本発明は、エンコーダが取付けられた駆動装置にセンサを取付けるに際して、エンコーダにセンサ部材が接触することなく傷・汚れ等の発生を予防することができるセンサ基板の取付構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、
変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え
前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されてい
ことを特徴とするセンサ基板の取付機構である。
請求項2の発明は、請求項1記載のセンサ基板の取付構造において、
前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり
前記センサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され
前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていことを特徴とする。
請求項3の発明は、
位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、
これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されてい
ことを特徴とする。
請求項4の発明は、
変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されている
ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のセンサ基板の取付構造において、
前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、
これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、
変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり
これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されてい
ことを特徴とする。
請求項7の発明は、
変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
前記変位検出部側係合部材は、前記変位検出部側係合部材を前記基板に向け付勢する弾性部材を備える
ことを特徴とするセンサ基板の取付構造である。
請求項8の発明は、請求項7記載のセンサ基板の取付構造において、前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7または8記載のセンサ基板の取付構造において、
前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれかのセンサ基板の取付構造において、前記変位検出部には、前記センサ基板をスライドして取付けるに際して、前記変位検出部側係合部と前記基板側係合部とが係合して位置決めがされたとき、前記センサ部材と接触して、前記センサ部材が前記エンコーダに接触するのを防止するストッパ部材を備えることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか記載のセンサ基板の取付構造と駆動用ギヤとを備えることを特徴とする駆動ユニットである。
請求項12の発明は、画像形成部を備えると共に、請求項11記載の駆動ユニットにより駆動される装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、センサ部を変位検出部に取付ける際、エンコーダとの干渉によるエンコーダの損傷や汚染を確実に防止することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下本発明の実施例に係るセンサ基板の取付構造、駆動ユニット、画像形成装置を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は実施例に係る画像形成装置を示す模式図である。本例に係る画像形成装置200は、多色タンデム型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置200は、中間転写ユニット80、現像装置100、定着装置130、2次転装置150、スキャナー装置160、書込装置170を備えて構成される。スキャナー装置160で読み取られた原稿の画像信号に基づいて書込装置170は各色の感光ドラム(Y,C,M,Bk)を露光し、現像装置100は感光ドラムに各色のトナー像を形成する。尚、現像装置100には感光体ドラムクリーニング装置110を備えている。
感光ドラムで形成されたトナー画像は、中間転写ユニット80において中間転写ベルト81に転写され2次転写画像が形成される。この中間転写ベルト81は、中間転写駆動ローラ82で駆動されている。本発明に係るセンサ基板の取付構造を使用した駆動ユニット70は、この中間転写ユニット80において中間転写駆動ローラ82を駆動している。尚、中間転写ユニット80には中間転写ベルトクリーニング装置83が配置されている。レジストローラ120から搬送経路140を経て搬送された印刷用紙は、2次転装置150において、前記中間転写ベルト81に転写された2次転写画像が転写され、印刷用紙にはカラートナー像が形成される。そしてこの印刷用紙は、定着装置130に搬送され定着され印刷用紙上にカラー画像が形成される。
次に駆動ユニット70について説明する。図2は実施例に係る駆動ユニット70を示す斜視図である。駆動ユニット70には、駆動源であるモータ50が駆動軸40を回転駆動している。そして、駆動軸40にはエンコーダホイール20が配置され、駆動ユニット70のハウジング71には透過型エンコーダセンサ10を配置したセンサ基板12が取付けられるセンサ基板取付部30が形成されている。本例に係るセンサ基板の取付構造はこのセンサ基板取付部30とセンサ基板12に形成されている。
この駆動ユニット70は、ハウジング71にエンコーダホイール20、駆動軸40、モータ50等が組み込まれ、エンコーダホイール20の位置が決められた後において、透過型エンコーダセンサ10を配置したセンサ基板12をセンサ基板取付部30にスライドして組付けられる。
次に実施例に係るセンサ基板の取付構造について説明する。まずセンサ基板12について説明する。図3は実施例に係るセンサ基板を示す図であり、(a)は側面図である。
センサ基板12は、略矩形の平板状に形成されたプリント基板であり、その1方の面(上面)には、透過型エンコーダセンサ10と、ケーブルを接続するコネクタ15とが配置されている。この透過型エンコーダセンサ10と、コネクタ15とはセンサ基板12長手方向の挿入前後両端部に配置されている。また、透過型エンコーダセンサ10は発光部と受光部との間にエンコーダホイール20を挟んでエンコーダホイール20のパターンを検出するものであり、透過型エンコーダセンサ10のエンコーダホイール側の1面11にはエンコーダホイール20挿入用の溝部11aが形成されている。また、センサ基板12には後述するセンサ基板取付部30側の位置決部材34の挿入部33(図4参照)が挿入される基板側係合部である2つの位置決用穴13が形成されている。本れでは一方の位置決用穴13は円形、他方の位置決用穴13は長円形としている。また、センサ基板12を挿入する際位置決用穴13に挿入される挿入部33が接触する領域14には電子部品を配置しないものとしている。
次にセンサ基板取付部30について説明する。図4はセンサ基板取付部をセンサ基板と共に示す図であり、(a)は平面該略図、(b)は(a)中のB−B銭に相当する概略断面図である。
本例では、センサ基板取付部30は凹溝状に形成されその内側面には、センサ基板12の上側(透過型エンコーダセンサ10、コネクタ15の配置側)に接触する先側平板部31a,後側平面部31bが突出形成されている。ここで、先側平板部31aはセンサ基板12をセンサ基板取付部30に配置したとき、透過型エンコーダセンサ10側(エンコーダ側)でセンサ基板12を幅方向で挟むように2つ形成され、また、後側平面部31bはコネクタ15側(反エンコーダ側)でセンサを幅方向で挟むように2つ形成されている。
また、センサ基板取付部30の内壁には、センサ基板12を配置したとき、センサ基板12を厚さ方向に挟んで前記先側平板部31a及び後側平面部31bと対向する位置に先側ガイド部32a、後側ガイド部32bが突出形成されている。ここで、先側ガイド部32aはセンサ基板12をセンサ基板取付部30に配置したとき、透過型エンコーダセンサ10側(エンコーダ側)でセンサ基板12を幅方向で挟むように2つ形成され、また、後側ガイド部32bはコネクタ15側(反エンコーダ側)でセンサを幅方向で挟むように2つ形成されている。
更に、センサ基板取付部30には、前記センサ基板12の位置決用穴13に係合する挿入部33を備え、センサ基板12の位置を固定する返事検出側係合部である位置決部材34が配置されている。位置決部材34は弾性部材で形成されており、センサ基板12が接触したとき撓み、挿入部33が位置決用穴13に挿入されるまで湾曲して挿入部33がセンサ基板12の電子部品が実装されない領域14に接触するものとして配置される。
そして、本例では、後側ガイド部32bの最上部及び前記位置決部材34の最上部を結ぶ面(図6中A)と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部(図6中31c)との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるよう、即ち、センサ基板12の厚さDより大きい寸法dに設定されている。
そして、センサ基板取付部30には、エンコーダホイール20の上部には、前記センサ基板12をスライドしてセンサ基板取付部30に取付けるに際して、前記位置決部材34と前記位置決用穴13とが係合して位置決めがされたとき、前記透過型エンコーダセンサ10と接触してセンサ基板12の移動を止め、前記透過型エンコーダセンサ10が前記エンコーダホイール20に接触するのを防止するストッパ部材を備えるセンサ基板12を形成している。
次に本例において、センサ基板取付部30にセンサ基板12を配置する場合について説明する。図5乃至図8は実施例に係る基板の取付構造におけるセンサ基板の取付手順を示す概略断面図である。
図5に示すように、センサ基板取付部30にセンサ基板12を配置しない状態で、位置決部材34は湾曲せずに配置されている。この状態で、センサ基板12を配置するには、図6に示すように、センサ基板12のコネクタ15取付側の端部を後側平面部31bと後側ガイド部32bとの間に挿入し、センサ基板12を押し入れる。そして、位置決部材34をセンサ基板12の裏面で押し下げるようにして、差し入れる(図6矢印a)。次いで、センサ基板12の透過型エンコーダセンサ10の他面11bが後側平面部31bに接触する程度まで押し入れる(図6矢印b)。これでセンサ基板12は図7に示す状態になる。
次に、図7に示すように、センサ基板12をエンコーダホイール20側にスライド(図7矢印c)させ、センサ基板12を先側平板部31aと先側ガイド部32aの間に配置する。そして、位置決部材34の挿入部33がセンサ基板12の位置決用穴13に係合し、透過型エンコーダセンサ10がストッパ部材36に接触するまでセンサ基板12を挿入する。これにより、センサ基板12はセンサ基板取付部30において、透過型エンコーダセンサ10の溝部11aにエンコーダホイール20が適正に配置される位置に配置固定される。これにより、センサ基板12の駆動ユニット70への取付は終了する。
以上のように、本実施例によれば、画像形成装置に使用する駆動ユニットにセンサ基板を容易にかつ、エンコーダホイールに透過型エンコーダセンサを接触させることなく取付けることができる。
尚、上記例では、センサ基板の取付構造を画像形成装置の駆動ユニットに配置したが、他の装置等に適用することができる。また、上記例では、エンコーダとして、エンコーダホイールを使用する場合を例として説明したが、エンコーダとしては他の型式例えばリニアスケールのエンコーダに適用することができる。
実施例に係る画像形成装置を示す模式図である。 実施例に係る駆動ユニット70を示す斜視図である。 実施例に係るセンサ基板を示す図であり、(a)は側面図、(b)は底面図である。 図4はセンサ基板取付部をセンサ基板と共に示す図であり、(a)は平面該略図、(b)は(a)中のB−B銭に相当する概略断面図である。 実施例に係る基板の取付構造におけるセンサ基板の取付手順を示す概略断面図である。 実施例に係る基板の取付構造におけるセンサ基板の取付手順を示す概略断面図である。 実施例に係る基板の取付構造におけるセンサ基板の取付手順を示す概略断面図である。 実施例に係る基板の取付構造におけるセンサ基板の取付手順を示す概略断面図である。
符号の説明
10…透過型エンコーダセンサ
11…一面
11a…溝部
11b…他面
12…センサ基板
13…位置決用穴
14…領域
15…コネクタ
20…エンコーダホイール
30…センサ基板取付部
31a…先側平板部
31b…後側平面部
32a…先側ガイド部
32b…後側ガイド部
33…挿入部
34…位置決部材
36…ストッパ部材
40…駆動軸
50…モータ
70…駆動ユニット
71…ハウジング
72…取付部
80…中間転写ユニット
81…中間転写ベルト
82…中間転写駆動ローラ
83…中間転写ベルトクリーニング装置
100…現像装置
110…感光体ドラムクリーニング装置
120…レジストローラ
130…定着装置
140…搬送経路
150…2次転装置
160…スキャナー装置
170…書込装置
200…画像形成装置

Claims (12)

  1. 変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
    前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え
    前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されてい
    ことを特徴とするセンサ基板の取付構造
  2. 前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり
    前記センサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され
    前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていことを特徴とする請求項1記載のセンサ基板の取付構造。
  3. 位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
    前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
    前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、
    これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
    前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されてい
    ことを特徴とするセンサ基板の取付構造。
  4. 変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
    前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
    前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
    前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
    前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
    前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されている
    ことを特徴とするセンサ基板の取付構造。
  5. 前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、
    これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
    前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていることを特徴とする請求項4記載のセンサ基板の取付構造。
  6. 変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
    前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
    前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
    前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
    前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
    前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり
    これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
    前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されてい
    ことを特徴とするセンサ基板の取付構造。
  7. 変位検出部に配置されたエンコーダが挿入される挿入溝を備えるセンサ部と、前記センサ部が前記挿入溝の開口をその一端縁に指向するように配置される平板状の基板と、を備えるセンサ基板を前記変位検出部に取付けるセンサ基板の取付構造において、
    前記センサ部の挿入溝の開口に前記エンコーダに挿入されるように前記基板をスライドさせて挿入でき、かつ、前記センサ部材で前記エンコーダを検出する検出位置に位置決めして保持するセンサ基板取付部を備え、
    前記基板には、位置決め用の基板側係合部が形成され、
    前記変位検出部には、前記位置決め要の係合部に係合する変位検出部側係合部材が形成されると共に、
    前記基板の前記基板側係合部が形成される面であって、前記基板の取付時に前記変位検出部側係合部が接触する部分には電子部品が実装されておらず、
    前記変位検出部側係合部材は、前記変位検出部側係合部材を前記基板に向け付勢する弾性部材を備える
    ことを特徴とするセンサ基板の取付構造
  8. 前記変位検出部には、前記基板が前記スライドされる方向と直交する方向への移動を規制する位置決板部が前記基板を板厚方向に挟んで1対配置されていることを特徴とする請求項7記載のセンサ基板の取付構造
  9. 前記基板を挟む1対の位置決板部は前記基板のセンサ部材配置側に接触するセンサ側位置決板部と、これに対向する裏面側位置決板部とからなり、
    これらセンサ側位置決定部と、裏面側位置決板部は、それぞれ分離形成されたエンコーダ側部と、反エンコーダ側部とから構成され、
    前記裏面側であって反エンコーダ側の位置決板部の最上部及び前記変位検出部側係合部材の最上部を結ぶ面と、前記センサ側であって反エンコーダ側の位置決板部の最下部との位置関係が、前記基板の端部のうち前記センサ部材が配置されていない側の端部が挿入できるように設定されていることを特徴とする請求項7または8記載のセンサ基板の取付構造。
  10. 前記変位検出部には、前記センサ基板をスライドして取付けるに際して、前記変位検出部側係合部と前記基板側係合部とが係合して位置決めがされたとき、前記センサ部材と接触して、前記センサ部材が前記エンコーダに接触するのを防止するストッパ部材を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかのセンサ基板の取付構造。
  11. 請求項1乃至10のいずれか記載のセンサ基板の取付構造と駆動用ギヤとを備えることを特徴とする駆動ユニット。
  12. 画像形成部を備えると共に、請求項11記載の駆動ユニットにより駆動される装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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