JP4901244B2 - 自動販売機の構成部品 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機の一部を構成する構成部品、特にこの構成部品による自動販売機の制御プログラムの転送あるいは書き換えに関するものである。
従来より、上記自動販売機の制御装置にはコンピュータ(メインコントローラ)が使用されており、この制御装置へ格納される自動販売機の制御プログラムは、プログラム開発機のコンピュータで作成されている。そして、制御装置への制御プログラムの転送あるいは書き換えに際して、制御プログラムはコンピュータよりPCカードへコピーされ(ダウンロードされ)、このPCカードを介して制御装置へ制御プログラムの転送あるいは書き換えが実行される。
例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているように、制御装置に接続されたカードリーダライタにPCカードを挿入し、所定の操作を係員が行って制御プログラムの格納あるいは書き換えを指示することにより、自動販売機の制御プログラムを、PCカードより制御装置へ格納、あるいは書き換えを行っている。
特開2001−184547号公報 特開2001−297358号公報
しかしながら、従来の制御装置の制御プログラムの格納あるいは書き換え方式では、自動販売機の構成部品ではない、特異なもの(書き換え用市販部品であるPCカード)を使用しており、別途、サービスパーツとして費用が発生し、またPCカードは入手性が悪いうえに価格が高いという問題があった。
また最近、PCカードからの制御プログラムの読み取りに、カードリーダライタに代えて、制御装置にPCカード用専用ICを実装し、制御装置にPCカードを接続するコネクタを設けたものが使用されている。このとき、制御装置にPCカードを接続する大きなコネクタが必要となり、制御装置が大きくなり、自動販売機への実装性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、市場に設置される自動販売機の制御プログラムの転送あるいは書き換え方式を変更することにより、コストダウンと小型化が可能な自動販売機の構成部品を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、自動販売機の一部を構成する構成部品であって、自動販売機の制御プログラムを記憶する記憶部および前記記憶部に格納される制御プログラムを送受信する送受信部を有し、前記記憶部に記憶された制御プログラムにより前記自動販売機の動作を制御する制御装置と、前記制御装置の送受信部に接続されたコネクタを備え、構成部品同士を、前記コネクタを介して接続可能に構成し、前記制御装置は、前記構成部品同士の接続により、前記送受信部および前記コネクタを介して、一方の構成部品から他方の構成部品に対して前記制御プログラムの転送が可能であり、前記制御装置は、前記コネクタの接続により前記制御プログラムの送信側か受信側かを判定する接続判定部を有することを特徴とするものである。なお、この場合に、マスタ側の構成部品と自動販売機本体に接続されたスレーブ側の構成部品とを接続した状態で、前記自動販売機本体からの電源を供給することで、スレーブ側の構成部品からマスタ側の構成部品に電源が供給されるように構成してもよい。
上記構成によれば、構成部品同士をコネクタを介して接続すると、制御プログラムの転送が実行される。したがって、書き換え用市販部品であるPCカードが不要となり、その結果、PCカードを接続する大きなコネクタが不要となり、制御装置よりPCカード用専用ICが不要となる。また、上記構成によれば、構成部品同士で制御プログラムを転送するとき、コネクタの接続により、制御プログラムの受信側か送信側かを判定し、一方の構成部品からは制御プログラムを送信し、他方の構成部品では、制御プログラムを受信して格納あるいは書き換えを行う。
また請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明であって、前記制御装置の接続判定部は、前記コネクタ接続されるショートピンにより前記制御プログラムの送信側か受信側かを判定することを特徴とするものである。
上記構成によれば、構成部品同士で制御プログラムを転送するとき、コネクタ接続されるショートピンにより、制御プログラムの受信側か送信側かを判定し、一方の構成部品からは制御プログラムを送信し、他方の構成部品では、制御プログラムを受信して格納あるいは書き換えを行う。
また請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、前記構成部品同士の接続により、自動的に前記制御プログラムが転送されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、構成部品同士を接続すると、自動的に制御プログラムが転送され、何ら操作をする必要がなく、初心者でも、構成部品同士の制御プログラムの転送作業を行うことができる。
また請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、自動販売機本体からの電源の供給、または前記自動販売機本体に設置されたスイッチの操作、または各種設定用のリモートコントローラ装置の操作により、前記制御装置は、前記プログラムの転送を実行することを特徴とするものである。
上記構成によれば、構成部品同士を接続し、さらに1つの動作(自動販売機本体からの電源の供給、または自動販売機本体に設置されたスイッチの操作、または各種設定用のリモートコントローラ装置の操作)が実行されることにより、プログラムは転送される。単に、構成部品同士を接続するだけで、制御プログラムが転送されることが防止される。
また請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の発明であって、表示部を備え、前記制御装置は、前記表示部に、前記記憶部に格納されている制御プログラムのバージョン・ナンバーを表示することを特徴とするものである。
上記構成によれば、構成部品に備えられた表示部に、記憶部に格納されている制御プログラムのバージョン・ナンバーが表示され、実際に構成部品間で制御プログラムの転送を開始するとき、新しいバージョンの制御プログラムであるかどうかを確認できる。
また請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の発明であって、前記構成部品は、自動販売機へ投入した金額を表示する投入金額表示装置、または各種設定用のリモートコントローラ装置であることを特徴とするものである。
上記構成によれば、投入金額表示装置や各種設定用のリモートコントローラ装置に内蔵された制御装置により自動販売機の動作を制御する構成とされており、この制御装置の制御プログラムが、投入金額表示装置同士または各種設定用のリモートコントローラ装置同士を接続することにより転送され、投入金額の表示部やリモートコントローラ装置の表示部に、制御プログラムのバージョンを表示することが可能となる。このように投入金額表示装置や各種設定用のリモートコントローラ装置を、サービスパーツとして使用できる。また投入金額表示装置や各種設定用のリモートコントローラ装置は、自動販売機の構成部品であるので、サービスマン等の関係者は、入手しやすい。
本発明の自動販売機の構成部品は、構成部品同士が接続されると、制御プログラムの転送が実行されることにより、書き換え用市販部品であるPCカードを不要にでき、よってPCカードを接続する大きなコネクタを不要とでき、制御装置よりPCカード用専用ICを不要とでき、制御装置をコンパクト化することができ、自動販売機への実装が容易となる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における構成部品を備えた自動販売機の外形図であり、図2は同自動販売機の、外扉を開けた状態の斜視図である。
本発明の構成部品を備えた自動販売機は、商品を冷却したり加温したりして販売可能な自動販売機であり、自動販売機本体1に開閉自在に外扉2が取り付けられ、自動販売機本体1内に、断熱性を有する内扉3にてその前面開口部を開閉可能な断熱構造の庫内空間(内箱)4が設けられており、庫内空間4に設けられた複数列(図では4列)の商品収納部5に缶などの商品(図示せず)が多数収納されている。内扉3は、庫内空間4の前面開口部を閉塞している。また商品収納部5の下端部には、収納した商品を順次払い出す払出装置(図示せず)が配設され、この払出装置にて払い出された商品は、内扉3の下部に開口された商品排出口7に設けられた排出口扉8を通して、外扉2の下部の商品取出口9に払い出される。前記排出口扉8は、通常は商品排出口7を閉塞しており、商品収納部5から商品が払い出されることにより商品排出口7を開口する。
また図1に示すように、自動販売機本体1に開閉自在に取り付けられた外扉2には、前面に、販売する複数の商品サンプル11、各商品サンプル11に対応して配置された商品選択ボタン12、商品を購入するときに硬貨を投入する硬貨投入口13、同じく紙幣を投入する紙幣投入口14、利用者が投入したコインなどの金額を表示する投入金額表示装置15、釣銭や投入金を返却させるための返却レバー16、およびコイン返却口17が設けられている。
また図2に示すように、外扉2の裏面に、自動販売機の各種の設定を行うリモコン形状の設定入力装置(リモートコントロール装置)19が設けられている。
本発明の自動販売機の一部を構成する構成部品は、上記投入金額表示装置15により構成されている。
投入金額表示装置15には、図3(a)に示すように、その表面に、投入金額の表示、お札の取扱いを中止していることを示す表示、お釣の100円硬貨がきれている表示、およびお釣の10円硬貨がきれている表示を行う表示部21が設けられ、図3(b)に示すように、その裏面に、自動販売機の各機器やセンサと接続される、メインコネクタ22と、投入金額表示装置15同士を接続する際に使用される、通信コネクタ23と、電源供給用に使用される、電源コネクタ24が設けられ、また両側部にそれぞれ外扉2に取り付けるための取付部材15aが設けられている。また投入金額表示装置15には、内部に、基板構成のコンピュータからなる制御装置25が収納されている。
この制御装置25は、図4に示すように、自動販売機の制御プログラムが格納される記憶部26と、通信コネクタ23に接続され記憶部26に格納される制御プログラム等を送信する送信部27と、通信コネクタ23に接続され記憶部26に格納される制御プログラム等を受信する受信部28と、通信コネクタ23に接続され、この通信コネクタ23に、投入金額表示装置15同士を接続する通信ケーブル31が接続され前記制御プログラムを送信する送信側であるか、または制御プログラムを受信する受信側であるかを判定する接続判定部29と、自動販売機の各機器およびセンサに接続され記憶部26に格納されている制御プログラムに基づいて自動販売機の動作を制御するとともに、記憶部26に記憶されている制御プログラムのバージョン・ナンバーを表示部21へ表示させ、制御プログラムの格納・転送(詳細は後述する)を実行する制御部30から構成されている。
前記通信ケーブル31の両端には、通信コネクタ23に接続される、コネクタ32が設けられており、図5に示すように、一方のコネクタ32には、制御プログラムの送信側であることを規定するショートピン33が取り付けられている。
このショートピン33は、通信コネクタ23に通信ケーブル31が接続されたとき、制御装置25の一入力をロー(Low)とする機能を有しており、接続判定部29は、この一入力の電圧レベルを監視し、ロー(Low)レベルであることにより、通信コネクタ23に通信ケーブル31が接続され制御プログラムの送信側であることを判定し、ハイ(High)レベルであることにより、制御プログラムの受信側であることを判定している。
また通信ケーブル31の信号ラインにより、送信側より受信側へ、データを送信してもよいのかを尋ねる送信要求信号と制御プログラムが送られ、受信側より送信側へ、データを送信してもよいことを返答する送信可信号とデータ受信が正常に終了したことを返答する正常終了信号とデータ受信に異常が発生したことを返答する異常終了信号が送られる。また通信ケーブル31の電源ラインにより電源が供給される。
上記制御部30による、制御プログラムの格納・転送の動作を、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
「制御プログラムの転送」(制御部30が制御プログラムの送信側の投入金額表示装置15の場合)
送信側の投入金額表示装置15の通信コネクタ23に通信ケーブル31が接続されると、前記制御装置25の一入力の電圧レベルがローレベルとなるので、前記投入金額表示装置15の接続判定部29は、この電圧レベルの変化により通信コネクタ23に通信ケーブル31が接続され制御プログラムの送信側であることを認識する。制御部30は、接続判定部29において、このように認識されると(ステップ−1)、記憶部26に格納している制御プログラムが正常かどうかを確認し(ステップ−2)、正常であれば、制御プログラムのバージョン・ナンバーを表示部21に表示し(ステップ−3)、送信部27より、通信ケーブル31により接続された受信側の投入金額表示装置15へ上記送信要求信号を送信する(ステップ−4)。そして、受信部28より、受信側の投入金額表示装置15から上記送信可信号を受信したことが確認されると(ステップ−5)、表示部21に「Load」を表示し(ステップ−6)、記憶部26に記憶されている制御プログラムを受信側の投入金額表示装置15へダウンロード(送信)する(ステップ−7)。そして、受信部28より、受信側の投入金額表示装置15から上記正常終了信号を受信したことが確認され、ダウンロードが正常に終了すると(ステップ−8)、「Good」を表示し(ステップ−9)、終了する。
なお、上記ステップ−2において、格納している制御プログラムが異常のとき、表示部21に「P−Err」を表示して(ステップ−10)、終了し、また上記ステップ−8において、ダウンロードに異常が発生すると、受信部28より受信側の投入金額表示装置15から上記異常終了信号を受信したことが確認され、表示部21に「L−Err」を表示して(ステップ−11)、終了する。
「制御プログラムの格納」(制御部30が制御プログラムの受信側の投入金額表示装置15の場合)
受信部28により、送信側の投入金額表示装置15から上記送信要求信号を受信したことが確認されると(ステップ−1)、送信部27より、送信側の投入金額表示装置15へ上記送信可信号を送信する(ステップ−2)。そして、受信部28より、送信側の投入金額表示装置15より制御プログラムを受信すると(ステップ−3)、制御プログラムが正常に受信されたかどうかを確認し(ステップ−4)、正常に終了すると、送信部27より送信側の投入金額表示装置15へ正常終了信号を送信し(ステップ−5)、記憶部26へ、受信した制御プログラムを格納(書き換え)して(ステップ−6)、終了する。またステップ−4において、正常に受信されていないとき、送信部27より送信側の投入金額表示装置15へ異常終了信号を送信して(ステップ−7)、終了する。
以上のステップにより、記憶部26に格納されている制御プログラムの転送、および記憶部26への制御プログラムの格納が実行される。
上記構成による制御プログラムの格納動作を説明する。
まず、図7に示すマスタユニットを形成する動作(転送元となる投入金額表示装置15に制御プログラムを格納する動作)を説明する。
係員は、プログラム開発機であるコンピュータ(パソコン)41により自動販売機の制御プログラムを作成する。そして、係員は、コンピュータ41を停止した状態として、コンピュータ41とマスタユニットとなる投入金額表示装置15を、通信ケーブル31により接続する。このとき、通信コネクタ23には、受信側のコネクタ32を接続する。そして、係員がコンピュータ41を起動すると、投入金額表示装置15には通信ケーブル31の電源ラインを介してコンピュータ41より電源が供給される。
そして、係員が、コンピュータ41のキーボードにより所定の操作を行って制御プログラムの格納を指示することにより、自動販売機の制御プログラムは、コンピュータ41より投入金額表示装置15の制御装置25へ格納される。このとき、コンピュータ41の表示画面には、制御プログラムがダウンロード中てあることを示す表示、例えば「Load」が表示され、制御装置25は、上記「制御プログラムの格納」のステップを実行する。すなわち、制御装置25は、コンピュータ41より送信要求信号を受信すると、送信可信号をコンピュータ41へ送信し、コンピュータ41より制御プログラムを受信すると(コンピュータ41より制御プログラムがダウンロードされると)、正常に受信したかどうかを確認し、正常に終了したことを確認すると正常終了信号をコンピュータ41へ出力し、記憶部26へこの制御プログラムを格納する。また受信が異常のとき異常終了信号をコンピュータ41へ出力して終了する。
コンピュータ41の表示画面には、ダウンロードが正常に終了すると、例えば「Good」が表示され、ダウンロードに異常が発生すると、例えば「L−Err」が表示される。
そして、係員は、コンピュータ41を停止させて、通信ケーブル31を取り外す。
このように、マスタユニットとなる投入金額表示装置15が形成される。
続いて制御プログラムが格納された投入金額表示装置15(マスタユニット)から同一の投入金額表示装置15(スレーブユニット)に対して制御プログラムの格納する動作を説明する。スレーブの投入金額表示装置15は、自動販売機本体1に設置されている既設の投入金額表示装置15とする。
まず係員は、自動販売機の電源(ブレーカ;図示せず)をオフ(OFF)する。
次に係員は、自動販売機の外扉2を開けて、裏面よりスレーブの投入金額表示装置15を、マスタの投入金額表示装置15に、通信ケーブル31により接続する。このとき、マスタ側の通信コネクタ23に、送信側のコネクタ32を接続し、スレーブ側の通信コネクタ23に、受信側のコネクタ32を接続する。
そして、係員は、既設の自動販売機の電源(ブレーカ)をオン(ON)する。すると、スレーブの投入金額表示装置15および通信ケーブル31の電源ラインを介してマスタの投入金額表示装置15へ電源が供給され、マスタの投入金額表示装置15の制御装置25は、動作を開始し、上記「制御プログラムの転送」のステップを実行し、スレーブの投入金額表示装置15は、上記「制御プログラムの格納」のステップを実行する。このとき、マスタの投入金額表示装置15の表示部21に、制御プログラムのバージョン・ナンバーが表示され、続いて「Load」が表示され、マスタの投入金額表示装置15よりスレーブの投入金額表示装置15対して制御プログラムが転送される。
ダウンロードが正常に終了すると、マスタの投入金額表示装置15の表示部21に、「Good」が表示される。
なお、マスタの投入金額表示装置15に格納している制御プログラムが異常のとき、表示部21に「P−Err」が表示され、ダウンロードは実行されず、またダウンロードが異常のとき、表示部21に「L−Err」が表示される。
そして、係員は、自動販売機の電源(ブレーカ)をオフ(OFF)し、通信ケーブル31を取り外す。そして、係員が再び自動販売機の電源(ブレーカ)をオン(ON)すると、スレーブの投入金額表示装置15は書き換えられた制御プログラムにより自動販売機の各機器の制御を実行する。
このように、投入金額表示装置15同士を接続して制御プログラムの転送が実行される。よって、図7に示すように、このスレーブの投入金額表示装置15を次にマスタとして、他の自動販売機の投入金額表示装置15に制御プログラムを転送することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、自動販売機の構成部品である投入金額表示装置15同士を通信ケーブル31により通信コネクタ23を介して接続すると、制御プログラムの転送が実行され、スレーブの投入金額表示装置15の制御プログラムを書き換えることができ、よって、書き換え用市販部品であるPCカードが不要となり、その結果、PCカードを接続する大きなコネクタが不要となり、制御装置25よりPCカード用専用ICが不要となり、制御装置25のメイン基板のサイズを縮小でき、投入金額表示装置15をコンパクト化できる。
また本実施の形態によれば、投入金額表示装置15同士で制御プログラムを転送するとき、通信ケーブル31のコネクタ32の接続により、制御プログラムの受信側か送信側かを判定でき、間違えることなく、一方(マスタ)の投入金額表示装置15から制御プログラムを送信し、他方(スレーブ)の投入金額表示装置15では、制御プログラムを受信して書き換えを行うことができる。
また本実施の形態によれば、投入金額表示装置15同士を接続すると、自動販売機の電源を投入するだけで、自動的に制御プログラムが転送され、制御プログラムの転送のための操作を何らする必要がなく、初心者でも、投入金額表示装置15同士の制御プログラムの転送作業を行うことができる。
また本実施の形態によれば、投入金額表示装置15に備えられた表示部21に、記憶部26に格納されている制御プログラムのバージョン・ナンバーが表示され、実際に投入金額表示装置15間で制御プログラムの転送を開始するとき、投入金額表示装置15のバージョンを確認し、新しいバージョンの制御プログラムを転送しているかどうかを確認することができる。
また本実施の形態によれば、投入金額表示装置15に内蔵された制御装置25により自動販売機の動作を制御する構成とされており、この制御装置の制御プログラムが、投入金額表示装置15同士を接続することにより転送されることにより、投入金額表示装置15を、サービスパーツとして使用できる。
なお、本実施の形態では、本発明の構成部品を、投入金額表示装置15で構成しているが、各種設定用の設定入力装置(リモートコントローラ装置)19により構成することも可能である。このとき、設定入力装置19に内蔵された制御装置により自動販売機の動作を制御する構成とされ、この制御装置の制御プログラムが、設定入力装置19同士を接続することにより転送され、設定入力装置19の表示部に、制御プログラムのバージョン・ナンバー等が表示される。また投入金額表示装置15に代えてリレーボックスで構成することも可能である。
また本実施の形態では、電源の供給(電源のブレーカをオン)により自動的に制御プログラムのダウンロードを開始しているが、自動販売機本体1に設置されたスイッチ(例えば、商品選択ボタン12)の操作、または設定入力装置(リモートコントローラ装置)19のキー操作で自動的に制御プログラムのダウンロードを開始するようにしてもよい。
また本実施の形態では、通信ケーブル31を自動販売機とは別途に用意しているが、通信ケーブル31を投入金額表示装置15の通信コネクタ23に接続した状態で、外扉2の内側に予め収納しておくこともできる。このとき、自動販売機に設置されている投入金額表示装置15の通信コネクタ23に、通信ケーブル31の受信側コネクタ32を接続しておくと、他方の通信ケーブル31の送信側コネクタ32に、書き換える制御プログラムが格納された投入金額表示装置15を接続し、簡単な自動販売機の電源(ブレーカ)のオン・オフ操作を行うだけで、自動販売機に設置されている投入金額表示装置15の制御プログラムを書き換えることできる。
また本実施の形態では、制御プログラムの転送を、通信ケーブル31を使用した有線通信で行っているが、これに代えて、光通信または無線通信により行うようにしてもよく、同様の効果が得られる。このとき、光ケーブルの接続、無線通信用の機器(アンテナ等)の接続により、制御プログラムの転送が行われる。
本発明の実施の形態における自動販売機の構成部品が組み付けられた自動販売機の全体斜視図である。 同自動販売機の、外扉を開けた状態の斜視図である。 同自動販売機の投入金額表示装置の図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 同自動販売機の投入金額表示装置の構成図である。 同自動販売機の投入金額表示装置同士を接続する通信ケーブルの説明図である。 同自動販売機の投入金額表示装置の制御部の動作を説明するフローチャートである。 同自動販売機の投入金額表示装置による制御プログラムの転送の説明図である。
符号の説明
1 自動販売機本体
2 外扉
15 投入金額表示装置
19 設定入力装置
21 表示部
22 メインコネクタ
23 通信コネクタ
24 電源コネクタ
25 制御装置
26 記憶部
27 送信部
28 受信部
29 接続判定部
30 制御部
31 通信ケーブル
32 コネクタ
33 ショートピン
41 コンピュータ

Claims (7)

  1. 自動販売機の一部を構成する構成部品であって、
    自動販売機の制御プログラムを記憶する記憶部および前記記憶部に格納される制御プログラムを送受信する送受信部を有し、前記記憶部に記憶された制御プログラムにより前記自動販売機の動作を制御する制御装置と、
    前記制御装置の送受信部に接続されたコネクタ
    を備え、
    構成部品同士を、前記コネクタを介して接続可能に構成し、
    前記制御装置は、前記構成部品同士の接続により、前記送受信部および前記コネクタを介して、一方の構成部品から他方の構成部品に対して前記制御プログラムの転送が可能であり、
    前記制御装置は、前記コネクタの接続により前記制御プログラムの送信側か受信側かを判定する接続判定部を有することを特徴とする自動販売機の構成部品。
  2. マスタ側の構成部品と自動販売機本体に接続されたスレーブ側の構成部品とを接続した状態で、前記自動販売機本体からの電源を供給することで、スレーブ側の構成部品からマスタ側の構成部品に電源が供給されることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の構成部品。
  3. 前記制御装置の接続判定部は、前記コネクタ接続されるショートピンにより前記制御プログラムの送信側か受信側かを判定するこ
    を特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の構成部品。
  4. 前記構成部品同士の接続により、自動的に前記制御プログラムが転送されること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の自動販売機の構成部品。
  5. 自動販売機本体からの電源の供給、または前記自動販売機本体に設置されたスイッチの操作、または各種設定用のリモートコントローラ装置の操作により、前記制御装置は、前記プログラムの転送を実行すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の自動販売機の構成部品。
  6. 表示部を備え、
    前記制御装置は、前記表示部に、前記記憶部に格納されている制御プログラムのバージョン・ナンバーを表示すること
    を特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の自動販売機の構成部品。
  7. 前記構成部品は、自動販売機へ投入した金額を表示する投入金額表示装置、または各種設定用のリモートコントローラ装置であること
    を特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の自動販売機の構成部品。
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