JP2009259084A - Plcのファームウエアアップデートやデバック等の方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば梱包されて主電源を供給できないPLCに対してパーソナルコンピュータからファームウエアのアップデート作業を簡単で費用も少なく実施可能とすること
【解決手段】PLC2に主電源を供給できないとか投入できない状態にあるときにパーソナルコンピュータ1からPLC2それぞれの通信ポートに接続した通信ケーブル5,6を経由してPLC2にファームウエアアップデートを行う場合に、パーソナルコンピュータ1の通信ポートに出されている補助電源を通信ケーブル5,6等を経由してPLC1の通信ポートに供給し、この補助電源をPLCのファームウエアアップデート用電源として、通信ケーブルを経由してアップデートを実施する。
【選択図】図2
【解決手段】PLC2に主電源を供給できないとか投入できない状態にあるときにパーソナルコンピュータ1からPLC2それぞれの通信ポートに接続した通信ケーブル5,6を経由してPLC2にファームウエアアップデートを行う場合に、パーソナルコンピュータ1の通信ポートに出されている補助電源を通信ケーブル5,6等を経由してPLC1の通信ポートに供給し、この補助電源をPLCのファームウエアアップデート用電源として、通信ケーブルを経由してアップデートを実施する。
【選択図】図2
Description
本発明は、PLC(プログラマブルコントローラ、プログラマブルロジックコントローラ)に対してパーソナルコンピュータからファームウエアをアップデートしたりデバッグしたりする方法に関するものである。
PLCにおいては、内部にシステムソフトウエア(ファームウエア)が格納されている。このファームウエアは、出荷に際してメーカーにより、各種タイプの不揮発性メモリに書き込まれる。このPLCに格納されているラダープログラム等のシーケンスプログラムは、上記ファームウエアが実行するようになっている。ところで、上記ファームウエアは出荷時にはユーザ−要望等により最新のバージョンアップ版にアップデートすることが行われている。
上記アップデートを図4を参照して説明すると、1はパーソナルコンピュータ、2はPLC、3はDC24Vの外部電源(主電源)、4は通信規格変換用の変換アダプタ、5はUSB通信ケーブル、6はシリアル通信ケーブルである。そして、アップデートに際しては、変換アダプタ4、USB通信ケーブル5、シリアル通信ケーブル6を介して、パーソナルコンピュータ1とPLC2とを接続すると共にPLC2に外部電源3から電源を供給する。パーソナルコンピュータ1からはPLC2のファームウエアをアップデート操作することで、PLC2にファームウエアのアップデートを行う。
以上のアップデート作業を工場出荷時に行う手順を図5を参照して説明する。
PLC2は、梱包箱7に箱詰めされた状態になっており、アップデートに際してはその梱包箱7の蓋8を開けて梱包箱7からPLC2を取り出すと共に、このPLC2に外部電源3を接続し、変換アダプタ4を介してパーソナルコンピュータ1を接続する。そして、パーソナルコンピュータからファームウエアをPLC2にアップデートする。アップデートが終了したPLC2は再び、梱包箱7に収納し、図中の矢印方向に送り出して出荷する。
すなわち、従来のファームウエアアップデートでは、工場出荷段階ではPLC2がすでに梱包されていて電源を供給することができない状態になっているために、PLC2を梱包箱7から取り出すなどの面倒で時間がかかるアップデート作業となっており、PLC2の出荷台数が例えば数千台にもなってくると、極めて膨大で時間とコストがかかるものである。
特開平08−249016号公報
本発明において解決すべき課題は、PLCが例えば梱包されていて簡単には主電源を供給できない状態にあるときに当該PLCに対してファームウエアのアップデートやデバッグ等の作業を簡単で費用も少なく実施可能とすることである。
本発明によるPLCに対するアップデート等の方法は、PLCが主電源を有さずかつ外部からも主電源を供給できない状態にあるか、あるいは主電源を有するが該主電源を投入できない状態にあるときにパーソナルコンピュータからPLCそれぞれの通信ポートに接続した通信ケーブルを経由してパーソナルコンピュータからPLCに対してファームウエアアップデートを行う方法において、上記パーソナルコンピュータの通信ポートに出されている補助電源を上記通信ケーブルを経由してPLCの通信ポートから当該PLC内部のファームウエアアップデートやデバック用電源として供給することを特徴とするものである。
本発明では、例えば、PLCが梱包箱に収納されていて主電源を供給できない状態であっても、梱包箱の蓋を開いた状態で、PLCの通信ポートが現れるように梱包していれば、通信ケーブルでパーソナルコンピュータとPLCとを接続して、PLCにファームウエアをアップデートすることができるようになる。
よって、本発明では、工場出荷段階ではPLCがすでに梱包されていて主電源を供給することができない状態になっていても、PLCを梱包箱から取り出すことなく、ファームウエアアップデートが可能となり、PLCの出荷台数が例え数千台になっても、短時間で費用も少なくアップデートを実施することができるようになる。
本発明によれば、PLCに主電源が供給できない状態であっても、パーソナルコンピュータからPLCにファームウエアアップデート等の作業を簡単で費用も少なく実施できる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るPLCに対するファームウエアアップデート方法を詳細に説明する。実施形態では、ファームウエアアップデートで説明するが、デバッグにおいても同様に適用できる。
図1は、PLCに対するファームウエアアップデートを行うための構成を示す。図1において図4と対応する部分には同一の符号を付している。
実施の形態では、PLC2のファームウエアアップデートに外部電源を用いる必要がなく、パーソナルコンピュータ1の通信ポートから直接、ファームウエアアップデート用の補助電源を供給するようにしたものである。
したがって、図2で示すように、PLC2に対するファームウエアのアップデートに際しては、梱包箱7の蓋8を開き、次いで、パーソナルコンピュータ1の通信ポートを変換アダプタ4、各通信ケーブル5,6を介して、PLC2の通信ポートに接続し、パーソナルコンピュータ1の通信ポートから出ているDC5Vをファームウエアアップデート用の補助電源として利用してPLC2に供給した状態で、ファームウエアのアップデートを行う。そのため、実施の形態では、ファームウエアアップデートに際しては、梱包箱7からPLC2を取り出す必要がなくなり、アップデートがより短時間で効率的に行うことが可能となる。
上記では、梱包箱7の蓋8を開いた状態では、PLC2の正面2bに設けた通信ポート2aに外部から通信ケーブル6を接続することができる状態になっている。これは、梱包箱7にPLC2を収納する場合、PLC2のパネル裏面側2cないしは側面側2dに電源供給端子が配置され、また、パネル正面側を上記蓋8側に向けるようになっており、また、PLC2のパネル正面には通信ポートが配置されているからである。
なお、図3で示すように、パーソナルコンピュータ1の通信ポート1aは、5Vの電源端子、接地端子、一対の信号端子を備えたUSBコネクタ構成になっている。また、USB通信ケーブル5は、両端にUSBコネクタ5a、5bを備える。PLC2の通信ポート2aは、接地端子(#1)、5Vの電源端子(#2)、信号端子RxD(#3)、信号端子TxD(#4)、5Vの電源端子(#5)、接地端子(#6)を備えたRS232Cコネクタ構成になっている。シリアル通信ケーブル6は、RS232Cであり、両端にRS232Cコネクタを備える。変換アダプタ4は、一方がUSBコネクタ4a、他方にRS232Cコネクタ4bを備えると共に、内部に両コネクタ4a,4b間において通信規格の変換を行う通信規格変換部4cを有し、さらに電源を処理する電源処理部4dを有する。
以上説明したように本実施の形態では、パーソナルコンピュータの通信ポートに出されている補助電源を上記通信ケーブルを経由してPLCの通信ポートから当該PLC内部のファームウエアアップデート用電源として供給するようにしたので、例えば、工場出荷段階ではPLCがすでに製品として梱包されていて主電源を供給することができない状態になっていても、PLCを梱包箱から取り出すことなく、通信ケーブルをPLCの通信ポートに接続するだけで、パーソナルコンピュータからファームウエアアップデートを行うことが可能となり、PLCの出荷台数が例え数千台になっても、短時間で費用も少なくアップデートを実施することができるようになる。
1 パーソナルコンピュータ
2 PLC
3 外部電源
4 変換アダプタ
5,6 通信ケーブル
7 梱包箱
2 PLC
3 外部電源
4 変換アダプタ
5,6 通信ケーブル
7 梱包箱
Claims (1)
- PLCが主電源を有さずかつ外部からも主電源を供給できない状態にあるか、あるいは主電源を有するが該主電源を投入できない状態にあるときにパーソナルコンピュータからPLCそれぞれの通信ポートに接続した通信ケーブルを経由してパーソナルコンピュータからPLCに対してファームウエアアップデートやデバッグ等を行う方法において、上記パーソナルコンピュータの通信ポートに出されている補助電源を上記通信ケーブルを経由してPLCの通信ポートから当該PLC内部のファームウエアアップデートやデバッグ用電源として供給する、ことを特徴とするPLCのファームウエアアップデートやデバック等の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008108845A JP2009259084A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | Plcのファームウエアアップデートやデバック等の方法 |
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JP2008108845A JP2009259084A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | Plcのファームウエアアップデートやデバック等の方法 |
Publications (1)
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JP2009259084A true JP2009259084A (ja) | 2009-11-05 |
Family
ID=41386411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008108845A Pending JP2009259084A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | Plcのファームウエアアップデートやデバック等の方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011048585A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Fuji Electric Systems Co Ltd | Faシステム、その設定表示装置 |
JP2018073418A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | 分散型マーシャリングアーキテクチャを使用して、プロセス制御システムにおいてフィールドデバイスをコントローラに通信可能に結合するための装置及び方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007249311A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Kubota Corp | 自動販売機の構成部品 |
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2008
- 2008-04-18 JP JP2008108845A patent/JP2009259084A/ja active Pending
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