JP4900793B2 - 風呂用ブックカバー - Google Patents

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Description

本発明は、ブックカバーの構造に関するものであり、特に入浴中に読書を行う際に好適なブックカバーに関するものである。
長時間の半身浴が健康に良いと言われていることもあり、入浴中に読書を行う人が増えている。しかしながら、通常の本は水に弱く、水しぶきや濡れた指により紙面がふやけたりやぶれたりする恐れがあった。このため、入浴中に読書がしたいものの、浴室への本の持込をあきらめている人も多い。
また、週刊誌等を除く一般的な本において、書架や特殊なクリップを用いない限り、開いたページは、手を離すと自然に閉じてしまう。この為、入浴中の読書は、本を持ち続ける必要があり、濡れた手で本に触れないように神経を使い続ける必要があった。
このような状況でありながら、入浴中の読書を簡便に行う為の適切な道具は案出されていなかった。
本発明は、開いたページが透明なカバーで覆われる構造であり、本への装着が簡便であり、文字が読みやすく、ページもめくりやすいブックカバーに関するものである。
本発明のブックカバーは、本を気密的に完全に密閉することを目的とせず、水滴の飛沫や濡れた手で本が傷むのを防ぎ、また、平らな台の上でも、本が開いた状態のまま維持されることを主眼としたブックカバーであり、特に入浴中の読書に最適なブックカバーである。
本発明の出願人は、先に硬質な素材で表紙を形成する事が可能なブックカバーの構造に関して特許(特願2006‐111951)を出願しているが、本発明は、該出願案件のブックカバーとの相性もよく、ケースを閉じた状態では、内部を気密構造とすることも可能である。
ブックカバーの左右両端縁となる表紙及び裏表紙の両端部分付近を透明で柔軟なシート材で連結し、ブックカバーを開いた状態では、透明シートが概ね開いたページの紙面に密着、あるいは近接し、ブックカバーを閉じた状態では、透明シートが中央付近で折れ曲がり、本の間、または、本とブックカバーの間に折り込まれる構造とする。
透明シートが取り付けられるブックカバー本体は、硬質の素材で形成されたものであっても良い。
ブックカバーの表紙及び裏表紙となる面の外縁部分にリブまたはファスナーを形成しておくことも出来る。
本発明のブックカバーを開いた状態では、透明シートが本の表面を覆うように広がるので水滴から開いたページを守るとともに、このシートが開いたページを押さえつける効果も有する為ページが勝手にめくれるのを防ぎ、本を開いたまま平らな台に置くだけで、書見台にセットしたのと同じように、開いたページを保持することが出来る。
ブックカバーを閉じた状態では、ブックカバーの側面にリブ又はファスナー帯が形成されている場合、ブックカバーの内部に水滴が侵入するのを防止する。
本ブックカバーの形状は、従来のブックカバーと大きく変わるものではなく、取り扱いや、携行性にも優れており、透明シート部分を取り外せば、従来のブックカバーと同様に使用することも出来る。
本発明は、以上のように、ブックカバーに防水、防滴性を持たせたものであり、入浴中の読書を快適に行うことが出来るものである。
図3は、本発明のブックカバーを開いた状態を示した例である。本例では、ブックカバーの本体となる外装体6の内側の背表紙部分に、コの字型に折り曲げられた保持用装着体12が形成され、この保持用装着体12により本が保持される構造のブックカバーにおいて、ブックカバーの表紙、及び裏表紙の両端付近部分1aと 1bの間に屈曲可能な透明シート3が張り渡されている。この透明シートは、ブックカバーを開いた状態にあっては、開いたページの書面に密着、あるいは近接し、ブックカバーを閉じた状態では、透明シートが内側に折れ曲がり、本の間、又は、本とブックカバーの間にぴったり折り込まれるように、折り曲げ線4が形成されている。
透明シート3は、ブックカバーと連結されている部分10で取り外しが可能に形成されていて、少なくとも片側の透明シートを取り外すことで、本ブックカバーに対して本の着脱が容易になる。また、透明シートを完全に取り去った場合、本ブックカバーは、硬質タイプのブックカバーとして日常用に用いることも出来る。
本例のブックカバーは、表紙及び裏表紙の端部に折り返し蓋部分7.8が形成されていて、この蓋を閉じることで、ブックカバーが箱型の頑丈な構造になり、傷みやすい本の四隅までしっかり保護する。
次に本発明の具体的実施例について述べる。
本発明のブックカバーは、大きく分けて、本の表紙と裏表紙を覆うように構成されているブックカバー本体と、このブックカバーの左右両端縁付近の間で張り渡される柔軟な透明シート材より構成される。ブックカバー部分と、透明シート部分には、さまざまなバリエーションが考えられるが、これらの実施例について説明する。
図1は、一般的な形状で柔軟な素材のブックカバーの左右両端縁部分1a 、1bの間に透明シート3が形成された例であり、1aの部分では、ブックカバーの端部と透明シートが連結され、1bの部分では、ブックカバーの端部と透明シートが面ファスナー10等の係着具により着脱自在に取り付けられている。透明シートの中央付近には折り曲げ線4が形成されており、ブックカバーを閉じた状態では、折り曲げ線4に沿って透明シートの中央付近が内側に折れ込み、透明シートは本の外側にはみ出さない。
尚、透明シートの左右両側付近にも折り曲げ線5が形成されている。この部分は、透明シートが本に折り込まれる際にページの角で折れ曲がる箇所であり、折り曲げ線5により、スムーズに透明シートが折りたたまれる。折り曲げ線5は、任意の箇所で折れ曲がり易いように、平行に複数設けられていても良い。
尚、透明シートの素材が、十分に柔軟な場合は、上述のような折り曲げ線が形成されていなくても良い。また、透明シートの左右両端付近のみを非常に柔軟な素材で構成しておくことも可能である。
図2は、図1のブックカバーを閉じた状態を示しており、透明シート3は、本の間に閉じ込まれて外側にはみ出さない為、コンパクトな形状で、携行、保管ができる。
図3は、本体が硬質の素材で形成されたブックカバー6に、透明シート3を取り付けた例である。従来のブックカバーは、本の表紙に追従することが出来るよう柔軟な素材で形成されていたが、ブックカバーと本の装着方法を見直すことで、硬質のブックカバーに本を固定するタイプのブックカバーが開発されている。これは、ブックカバーの本体内側の背表紙部分に形成された保持用装着体により本が保持される構造であるが、本発明のブックカバーの特徴である透明シートは、硬質のブックカバーに対しても非常に相性が良く取り付けることが可能である。
本例のように硬質なブックカバーの形態とした場合は、本を開いた状態で放置しても、自然に閉じてしまうことが無い為、手を添えることなく読書することも可能である。これは、ブックカバー自体に剛性がある上、開いたページが透明シートにより上から押さえつけられるからである。
図3のブックカバーでは、表紙及び裏表紙の端部に折り返し蓋部分7、8が、形成されているが、透明シートは、折り返し蓋の折り曲げ部分付近に取り付けられている。本図の場合でも透明シートには図1の例と同様、折り曲げ線4及び5が形成されていても良い。
図4は、図3の例と同様の硬質ブックカバーに、側面を遮蔽するリブ9を形成した例である。ブックカバーを閉じた状態で、このリブ9は、ブックカバーの上下側面を遮蔽し、水滴等が内部に侵入するのを防止し、ブックカバーを防滴構造とすることが出来る。
また、リブや蓋体部分の気密性を高めれば、ブックカバーを閉じた状態において防水構造とすることも可能である。本図の例のリブは、向かい合って対向するリブの先端どうしが密着する形状であるが、リブの形状はこれに限るものではない。例えば、対向する表紙と裏表紙の上下縁部分の片面に弾力を有する帯体を設け、これに対向するもう一方の面にのみリブを形成し、リブの先端が弾性帯体に密着するように形成されていても良い。
図4の例でも透明シート3が、ブックカバーに対して着脱自在となっており、本例では、透明シートの両側とブックカバーの左右両端付近に面ファスナー10が形成されている。本発明のブックカバーに、本を装着する際には、透明シート3の内側に本を納めた状態で固定する必要があるが、透明シート自体が邪魔になり、装着がスムーズに行いにくいという問題がある。本例のように構成された場合、透明シートが自在に着脱できるので、本の装着、取り外しがスムーズに行える。
図5は、本発明ブックカバーにおいて、ページをめくる際の状態を示したもので、ブックカバーをやや閉じ気味にして透明シートを上方に反転させると、透明シートと書面の間に隙間を生じさせることができ、この隙間から指や、摩擦棒を差し入れてページをめくる操作を行うことが出来る。図5の例では、透明シートの上縁及び下縁部に切り欠き部分11が形成されている。この切り欠き部分11は、指又は、摩擦棒をこの開口部分に差し入れやすくする為に形成したものである。
図6は、ページをめくる為に利用可能な摩擦棒13を示したものである。これは、指の代わりに透明シートと本の表面の隙間に差し入れて使用するもので、摩擦部分で開いているページの表面を撫でるように滑らすことで1枚のページだけをめくることが可能であり、指が水に濡れている場合でも、本を濡らす恐れが無くなる。
本ブックカバーでは、ページをめくる際にも、開いているページの両端付近が透明カバーに軽く押さえられている為、常に特定のページがしっかりと開いた状態で維持されており、ページが不用意に閉じたり、また、思いがけず多くの枚数のページが一度にめくれてしまう心配が無い。
図7は、本ブックカバーと摩擦棒13が紐体14で連結されており、本例に示した摩擦棒は全体が摩擦係数の高い素材で板状に形成された例を示している。摩擦棒は、薄型に形成することでブックカバーに挟んで収納しやすくなり、携帯性が高まる。
本発明のブックカバーは、濡れた場所に置くことが想定されるので、表面が耐水または、撥水性の素材で形成されていることが望ましい。
本発明は、ブックカバーに耐水性、防滴性を持たせることで、入浴中にも簡便に読書が可能になるものである。本ブックカバーは、入浴時に本が濡れ難いという特徴があるが、形状は従来のブックカバーと大きく相違せず、通常のブックカバーとしても利用できるという特徴もある。
柔軟な表紙素材を用いた本発明ブックカバーを開いた状態の斜視図 柔軟な表紙素材を用いた本発明ブックカバーを閉じた状態の斜視図 硬質な表紙素材を用いた本発明ブックカバーを開いた状態の斜視図 リブが形成された硬質な表紙素材を用いた本発明ブックカバーを開いた状態の斜視図 硬質な表紙素材を用いた本発明ブックカバーをやや閉じた状態の斜視図 摩擦棒を示した斜視図 硬質な表紙素材を用いた本発明ブックカバーをやや閉じた状態の斜視図
符号の説明
1a 1b…表紙、及び裏表紙の両端付近部分
2…柔軟な素材のブックカバー表紙部分
3…透明シート
4…透明シート中央付近の折り曲げ線
5…透明シート両端付近の折り曲げ線
6…硬質な素材のブックカバー表紙部分
7、8…カバー両端の蓋体部分
9…リブ
10…面ファスナー
11…透明シートの切り欠き部分
12…本とブックカバーを連結させる保持用装着体
13…摩擦棒
14…紐体

Claims (5)

  1. 外装素材が撥水性または耐水性を有するブックカバーであり、ブックカバーの左右両端となる表紙及び裏表紙の両端部分付近の間に透明で柔軟なシートが張り渡され、ブックカバーを開いた状態では、透明シートが概ね開いた書面に密着あるいは、近接し、ブックカバーを閉じた状態では、透明シートが中央付近で谷形に折れ曲がり、本の間、または本とブックカバーの間に折り込まれる構造であることを特徴としたブックカバー。
  2. 外装が硬質の素材で形成されたものであることを特徴とした請求項1記載のブックカバー。
  3. 透明シートが着脱自在に形成されたものであることを特徴とした請求項1または2記載のブックカバー。
  4. ブックカバーの表紙及び裏表紙の外縁部分にリブまたはファスナーが形成され、ブックカバーを閉じた状態では、リブ又はファスナーの側縁部分が、ブックカバーの側面を遮蔽し、防水性または防滴性を有することを特徴とした請求項1または2または3記載のブックカバー。
  5. 摩擦係数の高い表面部分を有する棒状片とブックカバーが連結または、係着可能に形成されていることを特徴とする請求項1または2または3または4記載のブックカバー。
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