JP4900170B2 - 部品実装関連装置の報知灯及び部品実装関連装置 - Google Patents

部品実装関連装置の報知灯及び部品実装関連装置 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた部品実装関連装置の報知灯及び部品実装関連装置に関するものである。
部品実装装置や印刷装置、接着装置等の部品実装関連装置には、供給する部品や半田ペースト、接着剤の残存状況等、或いは基板の搬入から搬出までに要する時間の遅延等に応じた部品実装関連装置の運転状態を外部に報知してオペレータに注意を喚起したり所要の作業を要求したりするための報知灯が設けられている。このような報知灯は、一般には部品実装関連装置の本体部に立設された支柱(ポール)の上端に取り付けられており、上下方向一列に並んで配置された複数のランプを1つずつ報知内容ごとに割り当てて色分け点灯(点滅を含む)させるようになっている(特許文献1)。また、このような支柱の上端に取り付けられた報知灯(ポール型と呼ばれる)では、部品実装関連装置の運搬時等に高さ方向の制約が課されることから、支柱を短小化するとともに全体を水平姿勢に倒伏できる構成としたもの(折り畳み型と呼ばれる)も提案されている(特許文献2)。
特開2007−123605号公報 特開2001−195667号公報
しかしながら、上記従来の報知灯では、オペレータの姿勢や立ち位置等によってはランプの点灯を視認できないことがあり、重要度の高い特定の運転状態の報知を見逃して必要な処置の取り掛かりが遅れ、部品実装関連装置の作業効率を低下させてしまうおそれがあった。このようにオペレータが報知灯による報知を見逃してしまうケースは、部品実装関連装置が複数台繋げられて成る部品実装ラインでは特に起き易かった。また、面積生産性の向上とライン構成のフレキシビリティ向上を目的として小型の部品実装関連装置を多数連結した部品実装ラインにおいては、従来のポール型の報知灯の場合、多数の報知灯が狭い範囲に林立することになるため報知灯が報知している装置を特定することが困難となる。このため、上記折り畳み型の報知灯を倒伏して設置することで報知灯と装置の距離を短縮して報知灯により報知されている装置を特定し易いような配慮がなされることもあるが、この場合においてもオペレータの位置によっては報知灯による報知を見逃してしまうケースがあった。
そこで本発明は、特定の運転状態の報知がなされていることをオペレータが確実に認識して必要な処置を迅速にとることができるようにした部品実装関連装置の報知灯及び部品実装関連装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装関連装置の報知灯は、基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数のランプの少なくとも2つが同一色であり、前記複数のランプは一列に並べられて一体化されたランプユニットとして構成され、特定の運転状態の報知を行う同一色の2つのランプがランプユニットの両端に配置され、前記ランプユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持できるようになっている
請求項に記載の部品実装関連装置は、基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置であって、部品実装関連装置の各部の運転状態を検出する運転状態検出センサと、請求項1に記載の部品実装関連装置の報知灯と、運転状態検出センサにより検出された部品実装関連装置の運転状態に応じて報知灯が備える複数のランプを点灯させる制御を行う制御装置とを備えた。
請求項に記載の部品実装関連装置は、請求項に記載の部品実装関連装置であって、制御装置は、運転状態検出センサにより部品実装関連装置がオペレータによる処置を必要とする運転状態であることが検出されているときに前記同一色のランプを同時に点灯させる。
請求項4に記載の部品実装関連装置の報知灯は、基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数の発光ダイオードを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数の発光ダイオードの少なくとも2つが同一色であり、前記複数の発光ダイオードは一列に並べられて一体化されたユニットとして構成され、特定の運転状態の報知を行う同一色の2つの発光ダイオードがユニットの両端に配置され、前記ユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持できるようになっている。
請求項5に記載の部品実装関連装置の報知灯は、基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数のランプの少なくとも2つが同一色であり、前記複数のランプは一列に並べられて一体化されたランプユニットとして構成され、特定の運転状態の報知を行う同一色の2つのランプがランプユニットの両端に配置され、前記ランプユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢に保持できるようになっている。
請求項6に記載の部品実装関連装置の報知灯は、基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数の発光ダイオードを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数の発光ダイオードの少なくとも2つが同一色であり、前記複数の発光ダイオードは一列に並べられて一体化されたユニットとして構成され、特定の運転状態の報知を行う同一色の2つの発光ダイオードがユニットの両端に配置され、前記ユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢に保持できるようになっている。
本発明では、部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプの少なくとも2つが同一色であるので、部品実装関連装置の特定の運転状態の報知がその同一色のランプの点灯によってなされるようにすれば、オペレータはその特定の運転状態の報知が報知灯によりなされていることを確実に認識することができ、必要な処置を迅速にとることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置の斜視図、図2には本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図、図3は本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図、図4(a),(b)は本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるランプユニットの斜視図、図5は本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるランプユニットの内部構成を示す斜視図、図6は本発明の一実施の形態における部品実装ラインの斜視図、図7は本発明の一実施の形態における部品実装ラインの側面図である。
図1及び図2において、部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置としての部品実装装置1は、装置本体2及び装置本体2を覆うカバー部材3から成る。装置本体2は基台4上に水平面内の一の方向(X軸方向)に延びた基板搬送路5を有しており、基板搬送路5の上方にはX軸方向と直交する水平面内の方向(Y軸方向)に延びたY軸テーブル6が設けられている。Y軸テーブル6にはY軸テーブル6に一端が支持されてX軸方向に延びた2つのX軸テーブル7がそれぞれY軸テーブル6に沿って移動自在に設けられており、各X軸テーブル7にはX軸テーブル7に沿ってX軸方向に移動自在な移動ステージ8が設けられている。各移動ステージ8には移載ヘッド9が取り付けられており、各移載ヘッド9には複数の吸着ノズル10が下方に延びて設けられている。
基台4の基板搬送路5の側方領域には移載ヘッド9に部品Pを供給する複数のテープフィーダ11がX軸方向に並んで設けられており、各テープフィーダ11は移載ヘッド9の基台4に対する移動可能領域R(図2)内に部品供給口11aを位置させている。
図3において、部品実装装置1には、基板搬送路5を駆動する搬送路駆動機構12a、各X軸テーブル7をY軸テーブル6に沿って移動させるX軸テーブル移動機構12b、各移動ステージ8をX軸テーブル7に沿って移動させる移動ステージ移動機構12c、各吸着ノズル10を個別に昇降及び上下軸(Z軸)回りに回転させるノズル駆動機構12d及び各吸着ノズル10に吸着動作を行わせるノズル吸着機構12eが備えられている。これら搬送路駆動機構12a、X軸テーブル移動機構12b、移動ステージ移動機構12c、ノズル駆動機構12d及びノズル吸着機構12eは部品実装装置1に設けられた制御装置13によって作動制御がなされ、基板搬送路5による基板14(図2)の搬送・位置決めや移載ヘッド9の移動等が行われる。
図2において、移動ステージ8には撮像面を下に向けた基板カメラ15が設けられており、基台4上には撮像面を上に向けた部品カメラ16が設けられている。これら基板カメラ15及び部品カメラ16は制御装置13によりその作動制御がなされる(図3)。
また、この部品実装装置1には、部品実装装置1の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた報知灯20が設けられている。この報知灯20は、図4(a),(b)に示すように、第1赤色ランプ21、黄色ランプ22、緑色ランプ23及び第2赤色ランプ24の4つのランプがこの順で一列に並べられて一体化されたランプユニット25として構成されている。
ランプユニット25(報知灯20)は、その一端部(第1赤色ランプ21側の端部)がカバー部材3の上面3aに設けられた支持部材17に枢支軸26を介して枢支されて起伏自在となっており、水平姿勢(起仰角度0°。図4(a))、垂直姿勢(起仰角度90°。図4(b))及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持することができるようになっている。
ランプユニット25は、枢支軸26に螺合された締め付け螺子27を用いて任意の起仰角度に保持できるようになっているが、このような構成に代え、クリック式の角度調整機構等を内蔵して起仰角度を段階的に変化させることができるようになっていてもよい。
第1赤色ランプ21、黄色ランプ22、緑色ランプ23及び第2赤色ランプ24はそれぞれ、図5に示すように内部のソケット28に取り付けられた発光部29及びその発光部29を覆う半透明の樹脂レンズ部30を有して構成されている。発光部29は白色電球から成り、樹脂レンズ部30を各色(赤、黄、緑、赤)に着色したものとすることによって4つのランプ21,22,23,24がそれぞれ対応した色を発光する構成となっている。但し、このような構成に限られるわけではなく、樹脂レンズ部30を透明とし、発光部29が対応する各色(赤、黄、緑、赤)を発光する発光ダイオードから成る構成してもよい。
基板14に部品Pを搭載する部品搭載工程を実行するにおいて、制御装置13は先ず、搬送路駆動機構12aを作動させて基板搬送路5による基板14の搬送と基台4に対する基板14の所定位置への位置決めを行う。そして、X軸テーブル移動機構12b及び移動ステージ移動機構12cを作動させて移載ヘッド9の移動を行い、基板14の上方に移動させた基板カメラ15により基板14の隅に設けられた位置決めマーク(図示せず)を画像認識させる。基板カメラ15が画像認識した位置決めマークの画像情報は制御装置13に送られ(図3)、制御装置13はこの基板カメラ15から送られた画像情報に基づいて位置決めマークが予め定められた基準の位置からどれだけずれているかの判断を行い、基板14の位置ずれを検出する。
制御装置13は、基板14の位置ずれを検出したら移載ヘッド9をテープフィーダ11
の上方に移動させ、吸着ノズル10によりテープフィーダ11の部品供給口11aに供給されている部品Pを吸着させる。そして、吸着ノズル10に吸着された部品Pが部品カメラ16の上方(部品カメラ16の視野内)を通過するように移動させ、部品カメラ16に部品Pの下面の画像認識(撮像)を行わせる。この部品カメラ16の画像認識によって得られた部品Pの下面の画像情報は制御装置13に送られ(図3)、制御装置13はこの部品カメラ16から送られた画像情報に基づいて各部品Pが吸着ノズル10に対してどれだけずれているかの判断を行い、部品Pの吸着ノズル10に対するずれ(吸着ずれ)を検出する。
制御装置13は、上記のように基板14の位置ずれと部品Pの吸着ずれを検出したら、吸着ノズル10に吸着されている部品Pをその部品Pに対して与えられている搭載位置データに基づいて基板14上に搭載する。このとき制御装置13は検出された基板14の位置ずれと部品Pの位置ずれが修正されるように搭載位置データの補正を行うので、部品Pは基板14上の正しい位置に搭載される。
このように部品実装装置1が部品搭載工程を実行している間、制御装置13は装置本体2に設けられた運転状態検出センサ18(図3)からの検出情報に基づいて部品実装装置1の運転状態を把握しており、その把握した部品実装装置1の運転状態に応じてランプユニット25の4つのランプ21,22,23,24を点灯(点滅を含む)させる制御を行う。ここで運転状態検出センサ18とは、部品実装装置1の各部の運転状態を検出するのに必要な複数のセンサの総称であり、各テープフィーダ11の部品残数を検出するセンサや、部品実装装置1を構成する各駆動部分の駆動量検出を行うセンサ(例えば駆動軸のエンコーダ)、基板14の搬入から部品実装後の搬出までに要する時間(以下、実装時間)を検出するためのセンサなどを含んでいる。
前述のようにランプユニット25を構成する4つのランプ21,22,23,24の発光色はそれぞれ赤、黄、緑、赤であり、都合3色を色分け点灯できるので、制御装置13からこれら4つのランプ21,22,23,24の点灯制御を行うことにより、1つのランプユニット25で部品実装装置1の3つの運転状態を外部に報知することができる。例えば、制御装置13は、部品実装装置1が現在、オペレータに注意を喚起したり処置を要求したりする必要のない「通常運転状態」、オペレータに注意を喚起する必要のある「要注意状態」、オペレータに処置を要求する必要のある「要処置状態」の3つの状態のいずれに属するかの判断を行い、それぞれの状態に応じた色のランプを点灯(したがって赤色の2つのランプ21,24は同時に点灯)させるとともに、その注意又は処置の具体的な内容をカバー部材3に設けられたディスプレイ装置19に表示させる。
ここで、「要注意状態」としては、例えば、いずれかのテープフィーダ11の部品Pが少なくなって近いうちに部品補給が必要となる状態や、部品実装装置1を構成する各駆動部分の駆動量の指示値とセンサによって検出される実際の駆動量との差がやや大きい状態、或いは実装時間が基準の時間をやや下回っていて部品実装装置1のどこかに不具合が発生している可能性がある状態などが挙げられる。また、「要処置状態」としては例えば、いずれかのテープフィーダ11の部品Pがなくなって(部品切れとなって)しまってオペレータによる部品Pの補給作業を必要とする状態や、部品実装装置1を構成する各駆動部分の駆動量の指示値とセンサによって検出される実際の駆動量との差が当該箇所の点検作業を必要とするほどに大きくなった状態、或いは実装時間が基準の時間を大きく下回っていてオペレータによる部品実装装置1の点検作業を必要とする状態などが挙げられる。
上記3つの運転状態を赤色、黄色及び緑色の3色のいずれの色に割り当てるかは自由であるが、同一色の2つのランプ(第1赤色ランプ21及び第2赤色ランプ24)によって表示される赤色は、1つのランプによって表示される黄色又は緑色よりもオペレータが認
識し易いので、本実施の形態では、オペレータによる処置を必要とする重要度の高い特定の運転状態(部品切れ状態等)を赤色(第1赤色ランプ21及び第2赤色ランプ24)に割り当て、これよりも重要度の低い運転状態である「通常運転状態」を黄色(黄色ランプ22)に、「要注意状態」を緑色(緑色ランプ23)に割り当てるようにしている。したがって制御装置13は、運転状態検出センサ18により部品実装装置1が上記のようなオペレータによる処置を必要とする運転状態であることが検出されているときには、同一色である2つのランプ、すなわち第1赤色ランプ21と第2赤色ランプ24を同時に点灯させる。
このように本実施の形態における部品実装装置1の報知灯20(ランプユニット25)では、部品実装装置1の運転状態に応じて色分け点灯される複数(ここでは4つ)のランプ21,22,23,24の少なくとも2つ(ここでは2つ)が同一色(ここでは赤色)となっている。また、本実施の形態における部品実装装置1は、部品実装装置1の各部の運転状態を検出する運転状態検出センサ18、報知灯20及び運転状態検出センサ18により検出された部品実装装置1の運転状態に応じて報知灯20が備える複数のランプ21,22,23,24を点灯させる制御を行う制御装置13を備え、制御装置13は、運転状態検出センサ18により部品実装装置1がオペレータによる処置を必要とする運転状態であることが検出されているときに同一色のランプ21,24を同時に点灯させるようになっている。このため、オペレータはその特定の運転状態の報知が報知灯20によりなされていることを確実に認識することができ、必要な処置(部品Pの補給作業や部品実装装置1の点検作業等)を迅速にとることができる。
また、本実施の形態における部品実装装置の報知灯20では、これを構成するランプユニット25が水平姿勢、垂直姿勢及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持できるようになっているので、オペレータは自身の背丈や作業姿勢等に合わせて4つのランプ21,22,23,24の点灯状態を視認し易いようにランプユニット25の起仰角度の調節をすることができる。
また、特定の運転状態の報知を行う同一色(ここでは赤色)の2つのランプ(第1赤色ランプ21及び第2赤色ランプ24)がランプユニット25の両端に配置されているので、ランプユニット25を倒した状態においても、オペレータはその色の点灯を多方向から認識し易くなっている。
図6は、上記部品実装装置1が複数台(ここでは5台)繋げられて成る部品実装ライン40を示している。このような部品実装ライン40では隣接する部品実装装置1の間で基板14を受け渡しすることができるように、各部品実装装置1は隣接する部品実装装置1と基板搬送路5が連続するように基板搬送路5の延びる方向(X軸方向)に並んで配置される。
このような部品実装ライン40では通常、オペレータは1〜2ラインについて一人しか配置されない。このため、例えば部品実装ライン40の一端側に設置されている部品実装装置1の近傍で作業をしているオペレータにとっては、その部品実装ライン40(或いは他の部品実装ライン40)の他端側に設置されている部品実装装置1が備えるランプユニット25のランプの点灯状態はその間に設置されている他の部品実装装置1によって見にくくなるところであるが、各部品実装装置1は特定の運転状態の報知を行う同一色の2つのランプ(第1赤色ランプ21及び第2赤色ランプ24)を有している前述のランプユニット25を備えているので、オペレータはその特定の運転状態の報知がなされていることを確実に認識することができ、必要な処置を迅速にとることができる。
また、このような部品実装ライン40では、各部品実装装置1のランプユニット25は
図4(a)及び図6に示すような水平姿勢又は図4(b)に示す垂直姿勢とするよりも、図7に示すような水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢(例えば起仰角度30°)とすることが好ましい。これは、このようにすれば、同時に点灯した2つのランプ21,24は同一の水平線上にも同一の鉛直線上にもない位置に位置することになるので、その部品実装装置1とオペレータとの間に障害物があったとしても、両ランプ21,24のうちのいずれか一方が見える可能性が高くなるからである。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば上述の実施の形態では、ランプユニット25は赤色、黄色、緑色の3色を発光できるものとなっていたが、これらの色は一例であり、特に限定されるものではない。
また、上述の実施の形態では報知灯20が備えるランプは4つであったが、報知灯20が備えるランプは4つに限られない。また、特定の運転状態の報知を行う同一色のランプは少なくとも2つ(2つ以上)設けられていればよい。したがって、例えばランプの数が5つであり、そのうちの3つのランプが同一色となる構成であってもよい。また、2つ以上のランプを点灯させて行う運転状態(特定の運転状態)は2つ以上であってもよい。したがって、例えばランプの数が6つあり、そのうちの2つずつ3組のランプによって3つの色を表示する構成であってもよい。要は、オペレータに確実に認識させたい運転状態に対応する色を少なくとも2つ(2つ以上)のランプで報知する構成となっていればよい。
また、上述の実施の形態では、部品実装装置1の運転状態を色分け点灯によって示す複数のランプ21,22,23,24は一列に並べられて一体化されたランプユニット25として構成されているとしていたが、これらのランプ21,22,23,24は部品実装装置1に設けられていればよいのであって、必ずしも一体化されたランプユニット25として構成されていなければならないわけではない。
なお、本実施の形態において部品実装関連装置とは、基板14に部品Pを搭載する部品実装に関連した作業を行う装置のことである。したがって本発明の適用対象、すなわち報知灯20が設置される部品実装関連装置には、上述の部品実装装置1に限られず、印刷装置や接着装置等の他の部品実装関連装置も含まれる。
オペレータが特定の運転状態の報知がなされていることを確実に認識することができ、必要な処置を迅速にとることができるようにした部品実装関連装置の報知灯及び部品実装関連装置を提供する。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるランプユニットの斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるランプユニットの内部構成を示す斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装ラインの斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装ラインの側面図
符号の説明
1 部品実装装置(部品実装関連装置)
13 制御装置
14 基板
18 運転状態検出センサ
20 報知灯
21 第1赤色ランプ(ランプ)
22 黄色ランプ(ランプ)
23 緑色ランプ(ランプ)
24 第2赤色ランプ(ランプ)
25 ランプユニット
P 部品

Claims (6)

  1. 基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数のランプの少なくとも2つが同一色であり、
    前記複数のランプは一列に並べられて一体化されたランプユニットとして構成され、
    特定の運転状態の報知を行う同一色の2つのランプがランプユニットの両端に配置され、
    前記ランプユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持できるようになっていることを特徴とする部品実装関連装置の報知灯。
  2. 基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置であって、部品実装関連装置の各部の運転状態を検出する運転状態検出センサと、請求項1に記載の部品実装関連装置の報知灯と、運転状態検出センサにより検出された部品実装関連装置の運転状態に応じて報知灯が備える複数のランプを点灯させる制御を行う制御装置とを備えたことを特徴とする部品実装関連装置。
  3. 制御装置は、運転状態検出センサにより部品実装関連装置がオペレータによる処置を必要とする運転状態であることが検出されているときに前記同一色のランプを同時に点灯させることを特徴とする請求項に記載の部品実装関連装置。
  4. 基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数の発光ダイオードを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数の発光ダイオードの少なくとも2つが同一色であり、
    前記複数の発光ダイオードは一列に並べられて一体化されたユニットとして構成され、
    特定の運転状態の報知を行う同一色の2つの発光ダイオードがユニットの両端に配置され、
    前記ユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢及び水平姿勢と垂直姿勢の間の傾斜姿勢に保持できるようになっていることを特徴とする部品実装関連装置の報知灯。
  5. 基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数のランプを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数のランプの少なくとも2つが同一色であり、
    前記複数のランプは一列に並べられて一体化されたランプユニットとして構成され、
    特定の運転状態の報知を行う同一色の2つのランプがランプユニットの両端に配置され、
    前記ランプユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢に保持できるようになっていることを特徴とする部品実装関連装置の報知灯。
  6. 基板に部品を搭載する部品実装に関連した作業を行う部品実装関連装置に設けられ、その部品実装関連装置の運転状態に応じて色分け点灯される複数の発光ダイオードを備えた部品実装関連装置の報知灯であって、前記複数の発光ダイオードの少なくとも2つが同一色であり、
    前記複数の発光ダイオードは一列に並べられて一体化されたユニットとして構成され、
    特定の運転状態の報知を行う同一色の2つの発光ダイオードがユニットの両端に配置され、
    前記ユニットは一端部が部品実装関連装置に枢支されて起伏自在であり、水平姿勢、垂直姿勢に保持できるようになっていることを特徴とする部品実装関連装置の報知灯。
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