JP4899662B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に電源電圧の異常高電圧により操舵補助を停止するときに、タイヤの捩れ力が急に開放されることによるドライバへの負担を軽減し、ドライバが違和感を感じないように改善した高性能な電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を、減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図15に示して説明すると、操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4A及び4B、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30にはバッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニション信号が入力され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基づいてアシスト指令の操舵補助指令値Irefの演算を行い、演算された操舵補助指令値Irefに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット30は主としてCPU(又はMPU(Micro Processor Unit)やMCU(Micro Controller Unit))で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと、図16のようになっている。
図16を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出されて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高めるために位相補償部31で位相補償され、位相補償された操舵トルクTAが操舵補助指令値演算部32に入力される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補助指令値演算部32に入力される。操舵補助指令値演算部32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基づいてアシストマップ(ルックアップテーブル)33を参照して、モータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Irefを決定する。
操舵補助指令値Irefは減算部30Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィードフォワード系の微分補償部34に入力され、減算部30Aで求められる偏差(Iref−i)は比例演算部35に入力されると共に、フィードバック系の特性を改善するための積分演算部36に入力される。比例演算部35の比例出力及び積分演算部36の出力は加算部30Bに入力され、微分補償部34の出力も加算部30Bに加算され、加算部30Bでの加算結果である電流指令値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流検出値iは減算部30Aに入力されてフィードバックされる。モータ駆動回路37は、FET(Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等で成る駆動素子のHブリッジ(2相モータの場合)又は3相ブリッジ(3相モータの場合)で構成されている。
このような電動パワーステアリング装置は、イグニションキー11をオン状態からオフ状態とした場合や、制御装置の故障を検出する故障診断手段(図示せず)から停止信号が発生された場合などには、モータ制御によりアシストを停止させている。このようなアシスト停止時にはタイヤの捩れ力が急に開放され、ドライバの操舵への負担が増加し、操舵に違和感を生じさせることになる。
また、電源電圧が異常高電圧となった場合に、モータ駆動回路37を駆動するゲート駆動回路の出力電圧が駆動素子(FETやIGBT等)のゲート・ソース間耐圧(例えば±20V)を超えてしまうため、モータ駆動を継続することができず、操舵補助が停止してしまうという問題がある。例えばバッテリ端子が外れた場合は、オルタネータの発電電圧を平滑する機能が喪失するため、高電圧サージ(ロードダンプサージ)が発生するが、その際に、操舵補助が急に停止するとタイヤの捩れ力が急に開放され、ドライバが違和感を感じるといった問題がある。
アシスト停止によってモータを停止した場合の対策として、特許第3399226号公報(特許文献1)に示される電動パワーステアリング装置がある。特許文献1に示されている電動パワーステアリング装置は、操舵補助トルクを発生中にモータを停止させるとき、モータの端子間を所定時間短絡する短絡手段を設け、当該短絡手段が操舵系の捩じれの戻り力を推定する戻り力推定手段を有し、戻り力が所定値以上であるときにモータ端子間を短絡するようにしている。
特許第3399226号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置では、短絡手段及び戻り力推定手段を設けているので、構成及び制御が複雑であると共に、コストアップになる。また、電源電圧が異常な高電圧となった場合にはFETのゲート・ソース間電圧が大きくなり、FETの駆動が不可能になるという問題がある。更に、モータ端子間が短絡した場合には完全な電磁ブレーキとなってしまうため、ブレーキ量の調整ができず、モータ端子間短絡の場合は回転方向によって電磁ブレーキ量の調整ができないという問題がある。
本発明は上述のような事情からなされたものであり、本発明の目的は、電源電圧が異常高電圧になっても、モータによる電磁ブレーキを活用するようにして、操舵補助を停止した際のドライバへの負担を軽減し、ドライバに違和感も与えない安価な構成の電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、操舵補助力を付与するモータと、前記モータを駆動する駆動制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記駆動制御装置が、コンピュータの指令に基づいてモータ駆動用ブリッジ回路を駆動するゲート駆動回路を有し、前記ゲート駆動回路の電源部は電圧制限機能を有しており、前記電圧制限機能が電源電圧の異常高電圧を検知したときに、前記モータのグランド側に接続された、前記モータ駆動用ブリッジ回路のグランド側駆動素子を駆動する機能を具備し、前記電源電圧の異常高電圧が検知されたとき、前記モータの電源側に接続された、前記モータ駆動用ブリッジ回路の電源側駆動素子は全てオフ固定のままで、前記グランド側駆動素子をオン駆動し、前記モータを電磁ブレーキとして動作させることにより達成される。
また、本発明の上記目的は、前記電磁ブレーキの必要性をSAT(セルフアライニングトルク)に基づいて判定することにより、或いは前記電源電圧の異常高電圧が検知される直前の操舵状態を記憶する機能を設け、前記電源電圧の異常高電圧が検知されたとき、前記操舵状態に応じて前記グランド側駆動素子をオンオフ制御して前記電磁ブレーキを制御することにより、或いは操舵トルクの方向に基づいて前記電磁ブレーキを作用させる方向を判断する機能を有し、前記判断された前記電磁ブレーキの作用方向に従ってオンすべき前記グランド側駆動素子を選択することにより、より効果的に達成される。
本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、モータ駆動用ブリッジ回路を駆動するゲート駆動回路の電源部に電圧を制限する電圧制限機能を設けることで、電源電圧が異常高電圧となってもモータ駆動用の駆動素子(FETやIGBT等)のゲート・ソース間耐圧を超えることを防止できるため、高電圧時においてもモータ駆動用ブリッジ回路の下側駆動素子の駆動が可能となる。その結果、従来は操舵補助を停止するしかなかった高電圧時においても、モータによる電磁ブレーキを効かせることが可能となり、ドライバへの負担を軽減でき、違和感を与えることもない。
また、本発明では、モータ駆動用ブリッジ回路の下側駆動素子のオンオフデューティを調節することで、モータを電磁ブレーキ状態(下側駆動素子のデューティ=100%)からモータの開放状態(下側駆動素子のデューティ=0%)までを無段階で制御できるため、タイヤの捩れによるキックバックを電磁ブレーキ状態で回避した後、徐々にモータを開放状態へと推移できる効果がある。
更に、電源電圧が異常高電圧となった際、モータ駆動用ブリッジ回路の下側駆動素子のデューティをコンピュータ(CPU,MPU,MCU等)によって制御することで、モータの回転方向に応じて電磁ブレーキをかけるように制御している。例えばタイヤの捩れによる不意のキックバックには電磁ブレーキをかけ、ドライバがハンドルの切増しを行った場合には電磁ブレーキをかけないといった制御を行う。これにより、より安全なマニュアルステア運転に円滑に切替えることが可能となる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、電源電圧が異常高電圧となってもモータ駆動素子(FETやIGBT等)のゲート・ソース間耐圧を超えることを防止するため、ゲート駆動回路の電源部に電圧制限機能を設けている。これにより、高電圧時においても下側駆動素子の駆動が可能となり、電磁ブレーキを効かせることができるのでドライバの負担を軽減でき、違和感を与えることもない。
また、電源電圧が異常高電圧となった際、操舵状態に応じて電磁ブレーキをかけるようにしているので、キックバックを解消できると共に、より安全なマニュアルステア運転に円滑に切替えることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明の実施の形態では、操舵補助用のモータとして3相(U,V,W)ブラシレスモータを用いた例を説明する。
図1は本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置の構成例を示しており、トルクセンサ101からの操舵トルクT及び車速センサ102からの車速Vは、コンピュータ(CPU,MPU,MCU等)で成る制御演算装置100に入力され、制御演算装置100で演算された操舵補助指令値がゲート駆動回路120に入力され、ゲート駆動回路120は操舵補助指令値に基づいてモータ駆動用ブリッジ回路110の駆動素子であるFET(Tr1〜Tr6)をオンオフ制御し、これにより操舵補助指令値の方向及び大きさでモータ130が駆動される。モータ駆動用ブリッジ回路110とモータ130との間には遮断装置111が介挿されており、モータ130にはロータ位置検出回路104が接続され、モータ駆動用ブリッジ回路110にはモータ電流を検出する電流検出回路103が設けられている。
なお、制御演算装置100は電源電圧を監視し、電源電圧が所定閾値を超えて異常高電圧となったことを検知する機能を有すると共に、異常高電圧検知の直前の操舵状態を記憶して制御する機能を有している。制御演算装置100は更にSATを推定(若しくは検出)するSAT推定部を有すると共に、推定されたSAT値を規定値(例えばステアリングトルクで10N程度)と比較して、電磁ブレーキの必要性を判定する機能を有している。また、本例ではFETTr1,Tr3,Tr5がブリッジ回路の上側駆動素子(上側FET)となり、FETTr2,Tr4,Tr6がブリッジ回路の下側駆動素子(下側FET)となる。遮断装置111は例えばリレーRLY1,RLY2で成り、本例では3相のうちのU相及びV相を遮断するようになっている。
ゲート駆動回路120は図2に示すように、ブリッジ回路の上側FETTr1のゲート駆動素子123には昇圧回路121を介して電源電圧VBが供給され、下側FETTr2のゲート駆動素子124には電圧制限機能を有する電圧クランプ回路122を介して電源電圧VBが供給されている。従来は図3に示すように、下側FETTr2のゲート駆動素子124に電圧クランプ回路は介挿されていない。なお、図2及び図3の昇圧回路121は、3倍CP(Charge Pump)で最大値32Vの例を示している。
ここにおいて、ゲート駆動回路120は本発明では図2に示す構成であるが、従来は図3に示すように電源電圧VBがそのまま下側FETTr2の出力バッファの電源として使用されているため、電源電圧VBが高電圧となった場合、FETTr2のゲート・ソース間耐圧(例えばVgs=±20V)を超えてしまうので、FETTr2を駆動できなくなってしまう。一方、上側FETTr1のゲート駆動用の出力バッファの電源には、電源電圧VBを昇圧回路121で昇圧した電圧が供給されている。そして、昇圧回路121には過電圧保護用の電圧制限回路が内蔵されており、そのため電源電圧VBが高電圧となったとき、FETTr1を駆動するために必要なゲート・ソース間耐圧が確保できなくなり、FETTr1を駆動できなくなる問題があった。本発明では下側FETTr2に電圧クランプクラ回路122が介挿されているため、下側FETTr2の動作範囲が広がる。
図4は、電源電圧VBに対する上側FETの動作可能電圧範囲を説明するものであり、例えばソース電位=電源電圧、ゲート電圧=電圧制限値、FETのオン電圧=5Vとすれば、電源電圧VB=27V以上では上側FETをオンすることができない。つまり、図3に示す従来のゲート駆動回路においては、電源電圧VBの高電圧時に下側FET及び上側FETを共に駆動できない状態になってしまう。なお、図4におけるVgsは、ゲート・ソース間電圧を示している。
本発明のゲート駆動回路120は図2に示すように、電源電圧VBと下側FETTr2のゲート駆動用の出力バッファの電源との間に、電圧を制限する電圧クランプ回路122を介挿しているので、電源電圧VBが異常高電圧になった場合でもFETTr2のゲート・ソース間耐圧を超えることなくFETTr2の駆動を継続することができる。
また、図5は電源電圧VBに対する下側FETの動作可能電圧範囲を説明するものであり、電源電圧VBが高電圧になっても最大ゲート・ソース間電圧が一定値以上大きくならないので、下側FETTr2の動作可能範囲が広くなる。
このような構成において、本発明の動作例を図6のフローチャート及び図7のタイムチャートを参照して説明する。なお、図7(A)は上側FET(Tr1,Tr3,Tr5)のオンオフ状態を示し、図7(B)は下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)のオンオフ状態を示し、図7(C)は電源電圧VBと制御可能閾値との関係を示し、図7(D)はドライバに与える影響を示している。
制御演算装置100は常時操舵状態を検知して記憶していると共に(ステップS1)、電源電圧監視機能で電源電圧VBが制御可能閾値を超えた異常高電圧か否かを判定しており(ステップS2)、異常高電圧でない通常状態(図7の時点t0〜t1)では操舵トルクT及び車速Vに基づいて操舵補助指令値を演算し(ステップS3)、更に操舵補助指令値とモータ電流及びロータ位置とに基づいて電流指令値を演算し(ステップS4)、この電流指令値に基づいてゲート駆動回路120及びモータ駆動用ブリッジ回路110を介してモータ130を駆動することによってアシストを実行する(ステップS5)。その後、上記ステップS1にリターンする動作を繰り返す。
一方、上記ステップS1で、電源電圧VBが制御可能閾値を超えた異常高電圧であると判定された場合(図7の時点t1)、例えばドライバが操舵中にバッテリ端子抜けなどによってロードダンプサージ等によって電源電圧VBが上昇した場合、制御演算装置100は異常高電圧となる直前の操舵状態(例えば操舵角度や操舵速度、操舵補助指令値)に基づいてタイヤからの反力であるSATを推定し(ステップS10)、推定されたSATに基づいて必要な電磁ブレーキ量を算出する(ステップS11)。
なお、SATの推定は、例えば特開2002−369565に開示されている方法で行う。即ち、路面からステアリングまでの間に発生するトルクの様子は、ドライバがハンドルを操舵することによって操舵トルクTが発生し、その操舵トルクTに従ってモータがアシストトルクTmを発生する。その結果、車輪が転舵され、反力としてSATが発生する。また、その際、モータの慣性J及び摩擦(静摩擦)Frによってハンドル操舵の抵抗となるトルクが生じる。これらの力の釣り合いを考えると、下記数1のような運動方程式が得られる。
(数1)
J・ωa + Fr・sign(ω) + SAT = Tm + T

ここで、上記数1を初期値ゼロとしてラプラス変換し、SATについて解くと下記数2が得られる。
(数2)
SAT(s) = Tm(s) + T(s) − J・ωa(s) + Fr・sign(ω(s))

上記数2から分かるように、モータの慣性J及び静摩擦Frを定数として予め求めておくことで、モータ回転角速度ω、回転角加速度ωa、操舵補助力及び操舵信号よりSATを推定することができる。SATの推定に代えて、センサで検出したSAT値を用いることも可能である。
その後、モータ130に対して電磁ブレーキをかける必要があるか否かの判定を、推定されたSAT値を規定値(例えば)と比較して行う(ステップS12)。即ち、
(1)SAT>規定値の場合は電磁ブレーキが必要と判定し、
(2)SAT≦規定値の場合は電磁ブレーキは不要と判定して直ちにアシストを停止する。

上述のようにして電磁ブレーキが必要であると判定された場合には、図7(A)及び(B)に示すように直ちに上側FET(Tr1,Tr3,Tr5)を全てオフ、下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)を全てオンにして固定する(ステップS13)。これによって電磁ブレーキを発生させ、タイヤの捩れによるキックバックを抑え、ドライバへ与える違和感を軽減できる。下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)を全てオンにすることにより、モータ130は電磁ロック状態となり、急激なハンドル戻りを防ぐことができる。この時、アラームを出力して、視覚や聴覚でドライバに通報する(ステップS14)。
その後(図7の時点t2)、図7(B)に示すように下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)を徐々にオフさせ(ステップS15)、電磁ブレーキ状態からマニュアルステア状態に安全にかつ円滑に移行させる(ステップS21)。図7(D)では、時点t4にマニュアルステア状態となっている。また、上記ステップS12において電磁ブレーキが必要でないと判定された場合には、上側FET(Tr1,Tr3,Tr5)及び下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)を共にオフすることにより、速やかにマニュアルステア状態に移行させる(ステップS20)。
なお、上述では3相ブラシレスモータ130でアシストする場合の構成及び動作について説明したが、全く同様にブラシ付きモータにも適用することができる。図8は2相のブラシ付きモータ140を駆動制御する構成例を図1に対応させて示している。モータ駆動用ブリッジ回路110Aは2相に対応してHブリッジとなっており、モータ駆動用ブリッジ回路110Aとブラシ付きモータ140との間には1相のみの遮断装置111Aが介挿されている。また、ブラシ付きモータ140であるため、ロータ位置検出回路104は不要となっている。本例によっても、上述と同様な制御が可能であり、同様な効果が得られる。
ところで、ステアリンングにおけるドライバに対する違和感の原因はキックバック現象が主なものであり、図9に示すようにドライバの操舵トルクとは反対方向に、路面からのキックバックによりアシスト用モータが回転することである。つまり、ドライバは操向ハンドル1にキックバックによる反力を受ける。かかるキックバックの影響を除去するためには、ロータの回転センサの微分値とトルクセンサ101からの操舵トルクTとが逆方向を示す場合は電磁ブレーキの制御を行い、順方向であれば電磁ブレーキをゼロ、つまり電磁ブレーキをかけないようにすれば良い。この結果、ドライバは異常高電圧の発生時、キックバックに対するステアリングの違和感を軽減した上、ステアリングが入力トルクと同一方向に回転する場合には直ちにマニュアルステアリング状態へ移行することができる。
上述したようなキックバックの影響を除去する場合の動作例を、図10のフローチャート及び図11のタイムチャートを参照して説明する。なお、図11(A)はトルクセンサ101の出力である操舵トルクT、図11(B)はモータ角速度、図11(C)は上側FET(Tr1,Tr3,Tr5)のオンオフ状態を示し、図11(D)は下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)のオンオフ状態を示し、図11(E)は電源電圧VBと制御可能閾値との関係を示し、図11(F)はドライバに与える影響を示している。
制御演算装置100は電源電圧監視機能で電源電圧VBが異常高電圧となったとき(ステップS30、時点t11)、モータ130(又は140)の回転角度を取得し(ステップS31)、回転角度から回転速度を演算すると共に(ステップS32)、入力トルクを演算する(ステップS33)。その後、モータ回転方向と入力トルクの方向とが一致するか否かを判定し(ステップS35)、両者が不一致であれば回転速度とトルクセンサの入力値(操舵トルクT)に応じて、前述と同様に電磁ブレーキ量を算出して指令する(ステップS36)。
その後、モータ駆動用ブリッジ回路110の下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)のデューティを指令して上記ステップS31にリターンする。また、上記ステップS34でモータ回転方向と入力トルクの方向が一致した場合には、モータ駆動用ブリッジ回路110の下側FET(Tr2,Tr4,Tr6)に対してオフを指令して上記ステップS37に進む。
図11の例では、時点t11〜t12ではモータの回転方向と入力トルクによって電磁ブレーキの効きを徐々に小さくし、時点t12においてモータの回転方向と入力トルクの方向が一致するので、以降は電磁ブレーキをかけない。同図(B)では、時点t12以降においてモータの回転方向と入力トルクの方向が同一になり、このために以降は電磁ブレーキをオフとしている。図11(A)の破線は、電磁ブレーキがない場合の手入力トルクの特性(キックバック)を示している。保舵時等の手入力が一定のときにアシストがオフになると、ハンドルは急激に戻ろうとするため、手入力信号は相対的に大きくなると考えられる。
ここで、電磁ブレーキのかけ方を図に示して説明する。
図12は3相ブラシレスモータ130で右回転にのみ電磁ブレーキをかける場合を示しており、図12のU相誘起電圧では、網掛け領域は、右回転で誘起電圧がプラスとなる電気角0〜180度でFETTr2をオンすることで、右回転時のみブレーキ電流が流れ、白領域は、右回転で誘起電圧がマイナスとなる電気角0〜180度でFETTr2をオフすることで、左回転時はブレーキ電流が流れないことを示している。V相及びW相についても同様である。なお、図13はU相の右回転時と左回転時の波形(位相)を示しているが、V相及びW相についても同様に左右回転では逆位相となっている。
図14はブラシ付きモータ140に対して電磁ブレーキをかける方向と駆動するFETTr1〜Tr4の関係を示しており、モータ140を右回転するには右回転トルクを発生する電流I1を流す必要があり、このときモータ右回転に対してブレーキを発生する電流I2が流れる。また、右回転時の誘起電圧の方向は図示Aのようになるので、FETTr2をオンすることで、誘起電圧により流れるブレーキ電流とその方向は破線Bとなる。
なお、上述では3相ブラシレスモータを例に挙げて説明したが、3以上の多相モータであっても、ブラシ付きモータであっても適用可能である。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置の構成例(3相ブラシレスモータ)を示すブロック図である。 本発明に係るゲート駆動回路の構成例の一部を示す結線図である。 従来のゲート駆動回路の構成例の一部を示す結線図である。 上側FETの動作可能電圧範囲を説明するための図である。 下側FETの動作可能電圧範囲を説明するための図である。 本発明(第1実施例)の動作例を示すフローチャートである。 本発明(第1実施例)の動作例を示すタイムチャートである。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置の他の構成例(ブラシ付きモータ)を示すブロック図である。 キックバックの発生とドライバの入力トルクの関係を説明するための図である。 本発明(第2実施例)の動作例を示すフローチャートである。 本発明(第2実施例)の動作例を示すタイムチャートである。 ブラシレスモータの電磁ブレーキを説明するための図である。 ブラシレスモータの電磁ブレーキを説明するための図である。 ブラシ付きモータの電磁ブレーキを説明するための図である。 電動パワーステアリング装置の一般的な構成例を示す図である。 コントロールユニットの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 操向ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
10、101 トルクセンサ
12、102 車速センサ
14 バッテリ
20 モータ
30 コントロールユニット
31 操舵補助指令値演算部
32 位相補償部
35 微分補償部
36 PI制御部
37 PWM制御部
38 インバータ
100 制御演算装置
103 電流検出回路
104 ロータ位置検出回路
110、110A モータ駆動用ブリッジ回路
111、111A 遮断装置
120 ゲート駆動回路
130 3相ブラシレスモータ
140 ブラシ付きモータ

Claims (4)

  1. 操舵補助力を付与するモータと、前記モータを駆動する駆動制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記駆動制御装置は、コンピュータの指令に基づいてモータ駆動用ブリッジ回路を駆動するゲート駆動回路を有し、
    前記ゲート駆動回路の電源部は電圧制限機能を有しており、
    前記電圧制限機能が電源電圧の異常高電圧を検知したときに、前記モータのグランド側に接続された、前記モータ駆動用ブリッジ回路のグランド側駆動素子を駆動する機能を具備し、
    前記電源電圧の異常高電圧が検知されたとき、前記モータの電源側に接続された、前記モータ駆動用ブリッジ回路の電源側駆動素子は全てオフ固定のままで、前記グランド側駆動素子をオン駆動し、前記モータを電磁ブレーキとして動作させることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記電磁ブレーキの必要性をSATに基づいて判定する請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記電源電圧の異常高電圧が検知される直前の操舵状態を記憶する機能を設け、前記電源電圧の異常高電圧が検知されたとき、前記操舵状態に応じて前記グランド側駆動素子をオンオフ制御して前記電磁ブレーキを制御する請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 操舵トルクの方向に基づいて前記電磁ブレーキを作用させる方向を判断する機能を有し、前記判断された前記電磁ブレーキの作用方向に従ってオンすべき前記グランド側駆動素子を選択するようになっている請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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