JP4899398B2 - 冗長機能制御方法及びそれを用いた伝送装置 - Google Patents

冗長機能制御方法及びそれを用いた伝送装置 Download PDF

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Description

本発明は、冗長機能制御方法及びそれを用いた伝送装置に関し、ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークにおける冗長機能制御方法及びそれを用いた伝送装置に関する。
近年、IPネットワークの信頼性への要求が高まっており、LAN(本明細書中のLANと記載の部分はWANやMANを含む)におけるリング切り替えを行う機能を持つRPR(Resilient Packet Ring)技術がその信頼性を確保する技術として注目されている。RPRはイーサネット(登録商標)フレームをRPRフレームにエンキャプスレーションし、RPRリングネットワークとして構成する。RPRの冗長機能としてはSteering、Wrapping方式がIEEE802.17で標準化されており、ステーション間でコントロールフレームを用いてパスの障害情報を通知することでSONET(Synchronous Optical Network)またはSDH(Synchronous Digital Hierarchy)等の同期網伝送システムに近い信頼性を実現している。なお、以下、SONETまたはSDHというところを単にSONETという。
一方、SONET伝送ネットワークは予備回線(P)を冗長回線として確保し、ラインの障害発生時に信号を現用回線(W)から予備回線に切り替え、障害復旧時に予備回線から現用回線に切戻すというSONET冗長機能を備えており、現在までに莫大なインフラが築かれている。
現状では、上述したRPR技術を安易に、かつ、効率的に実現する場合、莫大な既存SONETインフラを物理層として流用することが有効な手段であると考えられている。しかし、既存のSONETインフラをRPRの物理層として利用してRPRリングネットワークを実現した場合、障害発生時にSONET冗長機能とRPR冗長機能がそれぞれ独立して起動し競合が起きるという問題がある。
この問題に対して、特許文献1に、SONET冗長機能の一つであるBLSR(Bi−directional Line−Switched Ring)冗長機能を有効にする場合はRPR冗長をマスクし、BLSR冗長機能をマスクする場合はRPR冗長を有効にする、という2つのモードをSONETのオーバーヘッドを用いて静的に設定することで、SONET冗長機能とRPR冗長機能の競合を制御する方法が記載されている。
特開2004−23480号公報
図1(A),(B),(C)に、既存のSONETインフラをRPRの物理層として利用してRPRリングネットワークを実現するRPRオーバーSONETネットワークの構成図を示す。図1(A)において、ステーション1,2,3は現用回線(W)と予備回線(P)によりリングネットワークを構成している。ステーション1からステーション3にデータαを送出し、ステーション1からステーション2にデータβを送出する。
ここで、図1(B)に示すように、ステーション1,2間の現用回線(W)で障害が発生した場合について説明する。ステーション2では、図2(A)に示す現用回線(W)の光インタフェース部4はラインエラーを検出してCPU部6に通知する。これにより、CPU部6はSONET冗長機能を起動して、スイッチ部7に現用回線(W)の光インタフェース部4から予備回線(P)の光インタフェース部5に切替えてRPR部8への接続を行う。
このSONET冗長機能の起動後にSONET冗長完了でRPRのパスは障害復旧するが、ステーション2におけるRPR部8はSONET冗長が完了するまでにパスエラーを検出してしまい、RPR冗長機能も起動してしまう。
このRPR冗長機能の起動によって、図1(C)に示すように、データαはステーション1からステーション3を経てステーション2に至るルートに切替えられる。このため、ステーション1,2間の利用可能帯域が減少し、余計な冗長起動による信号の瞬断(ヒット)が発生してしまう。
次に、障害復旧した場合について説明する。図2(B)に示すCPU部6は、コマンド入力もしくはWTR(Wait To Restore:障害復旧から切戻しを開始する時間)通知により、スイッチ部7に予備回線(P)の光インタフェース部5から現用回線(W)の光インタフェース部4に切戻す。RPR部8では光インタフェース部5から光インタフェース部4への切戻し時にポインタの付け替えを行うためにパスエラーを検出し、RPR冗長機能が起動してしまう。
このようにSONET冗長機能でパスの障害が復旧するにもかかわらず、不要なRPR冗長機能が起動することで利用可能帯域の減少、余計な冗長起動による信号の瞬断が発生してしまうという問題があった。
この課題に対してRPRのホールドオフタイマ(Hold off Timer:パス障害を検出してからRPR冗長機能が起動するまでの時間)を大きくし、RPR冗長機能の起動を遅らせる方法があるが、この方法では本来のRPR冗長機能の起動が遅くなるという問題があった。
また、特許文献1に記載のものは、RPR冗長機能を無効に設定した状態で、SONET回線の現用/予備両方に障害(二重障害)が発生した場合、RPR冗長機能が起動しないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、不要なRPR冗長機能の起動による利用可能帯域の減少や信号の瞬断を防止できる冗長機能制御方法及びそれを用いた伝送装置を提供することを目的とする。
本発明は、ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークにて、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能との冗長機能制御方法において、
受信側で、前記現用回線のラインエラー検出により切替えた予備回線のパスオーバーヘッド内のパスエラー検出用データを再計算して得られた値を用いて、前記切替え後に予備回線を介して受信するフレームのパスエラー検出用データを書替えて前記第2の冗長機能に供給することにより、不要なRPR冗長機能の起動による利用可能帯域の減少や信号の瞬断を防止することができる。
また、本発明は、ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークを構成し、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能を有する伝送装置において、
前記現用回線のラインエラーを検出するラインエラー検出手段と、
前記現用回線のラインエラー検出により前記現用回線から前記予備回線に切替えて前記第1の冗長機能を動作させるスイッチ手段と、
前記スイッチ手段の出力信号におけるパスエラーを検出するパスエラー検出手段と、
受信側で、前記現用回線のラインエラー検出により切替えた予備回線のパスオーバーヘッド内のパスエラー検出用データを再計算して得られた値を用いて、前記切替え後に予備回線を介して受信するフレームのパスエラー検出用データを書替え前記パスエラー検出手段に供給するデータ書替え手段を有することにより、不要なRPR冗長機能の起動による利用可能帯域の減少や信号の瞬断を防止することができる。
本発明によれば、不要なRPR冗長機能の起動による利用可能帯域の減少や信号の瞬断を防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<RPRオーバーSONETネットワークの構成>
図3は、本発明の伝送装置を用いたRPRオーバーSONETネットワークの一実施形態の構成図を示す。同図中、ステーション10,20,30はSONET装置である。ステーション10,20間は光ファイバの現用回線(W)40と予備回線(P)41により相互に接続され、ステーション20,30間は光ファイバの現用回線(W)42と予備回線(P)43により相互に接続され、ステーション30,10間は光ファイバの現用回線(W)44と予備回線(P)45により相互に接続されている。
ステーション10,20,30それぞれは同一構成である。ステーション10は、光インタフェース部11〜14と、スイッチ部15と、RPR部16と、CPU部17から構成されている。
光インタフェース部11,12はそれぞれ右側の現用回線40と予備回線41に接続されて光信号の送受信を行い、光インタフェース部13,14はそれぞれ左側の現用回線44と予備回線45に接続されてSONET信号の送受信を行う。スイッチ部15は光インタフェース部11〜14及びRPR部16から供給される信号のクロスコネクトを行う。
RPR部16は外部のLANと接続されており、LANから供給されるLAN形式の信号をSONET形式に変換してスイッチ部15に供給すると共に、スイッチ部15から供給されるSONET形式の信号をLAN形式に変換してLANに送出する。CPU部17は、ステーション全体の管理及び制御を行う。
<障害発生時の動作>
ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態にて運用されているRPRオーバーSONETネットワークにおいては、回線障害発生時に光インタフェース部にてラインエラーを検出するレート(ラインエラー検出レート)に対して、RPR部でパスエラー検出をするレート(パスエラー検出レート)が遅くなるため、パスエラー検出時間はラインエラー検出時間より大きくなる。この検出時間差を利用し、ラインエラー検出からパスエラー検出までの時間内でCPU部からRPR冗長マスク信号を送出する。
図4は、本発明の冗長機能制御方法の障害発生時の動作を説明するための構成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付す。また、図5は、障害発生時の動作を説明するための信号タイミングチャートを示す。図5においては、ラインレートがOC48(約2.5Gbps)、パスレートがSTS12C(約600Mbps)、BER=1×10−5の場合を示している。
図4において、時刻t0で現用回線40において障害が発生すると、光インタフェース部11は約8msec後の時刻t1で光断等のラインエラーを検出し、図5(A),(C)に示すようにラインエラー検出信号をハイレベルとする。光インタフェース部11はラインエラー検出信号から図5(D)に示すように時刻t2にハイレベルとなる割込信号を生成してCPU部17に供給する。
これにより、CPU部17は図5(E)に示すように時刻t3にハイレベルとなるライン切替信号及びRPR冗長マスク信号を生成し、ライン切替信号をスイッチ部15に供給し、RPR冗長マスク信号をRPR部16に供給する。スイッチ部15はRPR部16への接続を現用回線(W)の光インタフェース部11から予備回線(P)の光インタフェース部12に切替えるSONET冗長機能を動作させる。この切替えに時刻t3から時刻t5までの約20msecを要する。
RPR部16は、SONET形式の信号を終端し、SONETのPOH(Path Overhead)のB3バイトを用いたパスエラー検出を行っている。ここで、図6(A),(B),(C)にSONETの同期転送モジュールSTS−1フォーマット、STS−Ncフォーマット、POHフォーマットを示す。POHのB3バイトには、送信側で1フレーム前の同期転送モジュールのペイロード領域から演算したエラー検出符号BIP−8(Bit Interleaved Parity−level8)が格納されており、受信側で同期転送モジュールのペイロード領域からエラー検出符号BIP−8を演算し、次のフレームの同期転送モジュールのB3バイトの値との一致検出をすることでパスエラー検出を行っている。
このため、本来ならばRPR部16は図5(B)に示すように、時刻t0から約25msec経過した時刻t4でパスエラーを検出してエラー検出信号をハイレベルにする。つまり、パスエラー検出時間とラインエラー検出時間の検出時間差は約17msecである。しかし、RPR部16は、CPU部17から時刻t3にRPR冗長マスク信号を供給されているため、パスエラー検出信号は図5(F)に示すようにローレベルを維持する。従って、RPR冗長機能が起動することはなく、SONET冗長機能の動作によってRPRのパスも障害復旧する。
ここで、図7(A)に示すステーション10,20,30は現用回線(W)と予備回線(P)によりリングネットワークを構成しており、ステーション10らステーション30データαを送出し、ステーション10からステーション20にデータβを送出している状態を考える。なお、図7において、図3と同一部分には同一符号を付す。
この状態で、図7(B)に示すように、ステーション10,20間の現用回線40で障害が発生した場合、ステーション20では、現用回線40の光インタフェース部11はラインエラーを検出してCPU部17に通知する。これにより、CPU部17はSONET冗長機能を起動して、スイッチ部15に現用回線の光インタフェース部11から予備回線の光インタフェース部12へのライン切替信号を供給すると共に、RPR冗長マスク信号をRPR部16に供給する。
これによって、ステーション20では、SONET冗長機能は動作するものの、RPR冗長機能は起動されることはなく、図7(C)に示す状態となり、ステーション10,20間の利用可能帯域が減少することが防止され、余計なRPR冗長起動による信号の瞬断(ヒット)が発生することはない。
<障害復旧時の動作>
図8は、本発明の冗長機能制御方法の障害復旧時の動作を説明するための構成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付す。図8において、現用回線40の障害が復旧し、CPU部17にコマンド入力もしくはWTR(Wait To Restore:障害復旧から切戻しを開始する時間)経過が通知されると、CPU部17は、スイッチ部15に予備回線(P)の光インタフェース部5から現用回線(W)の光インタフェース部4に切戻すためのライン切替信号及びRPR冗長マスク信号を生成し、ライン切替信号をスイッチ部15に供給し、RPR冗長マスク信号をRPR部16に供給する。
スイッチ部15はRPR部16への接続を予備回線(P)の光インタフェース部12から現用回線(W)の光インタフェース部11に切戻す。この切戻しに約20msecを要する。
RPR部16は、光インタフェース部12から光インタフェース部11への切戻し時に図6(A)に示すSOH(Section OverHead)に含まれSTS−1の開始位置を指示するポインタの付け替えを行う。ポインタの付け替えによってSTS−1のPOH開始位置が変更されるために、受信した同期転送モジュールのペイロード領域からエラー検出符号BIP−8を演算した値が、次のフレームの同期転送モジュールのB3バイトの値との一致検出の際に不一致となってパスエラーが検出されることになる。
パスエラーが検出されるのは切戻し開始から約10数msec経過した時点であるが、RPR部16は、パスエラー検出時点においてCPU部17からRPR冗長マスク信号を供給されているため、パスエラー検出信号は出力されず、RPR冗長機能が起動することはない。
<二重障害発生時の動作>
図9は、本発明の冗長機能制御方法の二重障害発生時の動作を説明するための構成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付す。また、図10は、二重障害発生時の動作を説明するための信号タイミングチャートを示す。図10においては、ラインレートがOC48(約2.5Gbps)、パスレートがSTS12C(約600Mbps)、BER=1×10−5の場合を示している。
図9において、現用回線40で障害が発生し予備回線41に切替えている状態において、時刻t10で予備回線41に障害が発生すると、光インタフェース部12は約8msec後の時刻t11で光断等のラインエラーを検出し、図10(A)に示すようにラインエラー検出信号をハイレベルとする。光インタフェース部12はラインエラー検出信号から図10(B)に示すように時刻t12にハイレベルとなる割込信号を生成してCPU部17に供給する。
CPU部17は既に光インタフェース部11から割込信号を供給されているために、光インタフェース部12から割込信号を供給された時点で二重障害が発生したことを認識し、図10(C)に示すようにライン切替信号及びRPR冗長マスク信号をローレベルで維持し、ライン切替信号RPR冗長マスク信号の出力を停止する。
これにより、スイッチ部15はRPR部16への接続を予備回線41の光インタフェース部12から現用回線(W)の光インタフェース部11に切戻すSONET冗長機能は起動されない。
このため、RPR部16は図10(D)に示すように、時刻t10から約25msec経過した時刻t13でパスエラーを検出してエラー検出信号をハイレベルにして、RPR冗長機能を動作させる。例えば図7(B)に示すように、ステーション10,20間の現用回線40で障害が発生し図7(C)に示す状態において、予備回線41で障害が発生した場合には、上記のRPR冗長機能の動作によって、ステーション10からステーション30を経てステーション20に至るルートに切替えられ、ライン及びパスの障害復旧が行われる。
<障害発生時の他の動作>
図11は、本発明の冗長機能制御方法の障害発生時の他の動作を説明するための構成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付す。同図中、現用回線40において障害が発生すると、光インタフェース部11は光断等のラインエラーを検出し、ラインエラー検出信号をハイレベルとする。光インタフェース部11はラインエラー検出信号から割込信号を生成してCPU部17に供給する。
これにより、CPU部17はライン切替信号及びB3付替信号を生成してスイッチ部15に供給する。スイッチ部15はRPR部16への接続を現用回線(W)の光インタフェース部11から予備回線(P)の光インタフェース部12に切替えるSONET冗長機能が動作する。更に、スイッチ部15は受信した同期転送モジュールのペイロード領域からエラー検出符号BIP−8を演算しており、B3付替信号が供給されると演算したエラー検出符号BIP−8を用いて、次のフレームの同期転送モジュールのB3バイトの値を書替える。
このため、RPR部16で実行する、受信側で同期転送モジュールのペイロード領域から演算したエラー検出符号BIP−8と、次のフレームの同期転送モジュールのB3バイトの値との一致検出では、両者は必ず一致してパスエラーは検出されない。従って、RPR部16は、パスエラー検出信号を出力せず、RPR冗長機能が起動することはなく、SONET冗長機能の動作によってRPRのパスも障害復旧する。
RPRオーバーSONETリングネットワークの運用形態は、例えばラインにOC(Optical Carrier)192、48、パスにSTS−1,3,12のようにラインレートに対してパスレートが遅い形態で運用されることが多い。このため、本発明を用いることにより、上記RPRオーバーSONETネットワークにおいて、回線障害発生時の切替え時、回線復旧による切戻し時に余計なRPR冗長が起動しないため、RPR上の帯域を効率よく利用でき、余計な信号の瞬断も起きない。また、二重障害時にもRPR冗長が起動するため、ネットワークの信頼度を確保することができる。
なお、上記実施形態では、1+1SONET冗長機能に関して記載しているが、BLSR(Bidirectional Line Switched Ring)においても障害時にラインが切り替わる動作は同じなので同様の効果が得られ、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
なお、光インタフェース部11〜14が請求項記載のラインエラー検出手段に相当し、スイッチ部15がスイッチ手段に相当し、RPR部16がパスエラー検出手段に相当し、CPU部17がマスク手段に相当し、スイッチ部15がデータ書替え手段に相当する。
(付記1)
ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークにて、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能との冗長機能制御方法において、
前記ラインエラー検出から前記パスエラー検出までの間に前記パスエラー検出のマスクを行って前記第2の冗長機能を停止させることを特徴とする冗長機能制御方法。
(付記2)
付記1記載の冗長機能制御方法において、
前記第1の冗長機能で前記現用回線から前記予備回線にライン切替えを行っている状態で前記予備回線のラインエラーを検出したとき前記パスエラー検出のマスクを停止して第2の冗長機能を動作させることを特徴とする冗長機能制御方法。
(付記3)
ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークを構成し、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能を有する伝送装置において、
前記現用回線のラインエラーを検出するラインエラー検出手段と、
前記現用回線のラインエラー検出により前記現用回線から前記予備回線に切替えて前記第1の冗長機能を動作させるスイッチ手段と、
前記スイッチ手段の出力信号におけるパスエラーを検出するパスエラー検出手段と、
前記ラインエラー検出手段による前記現用回線のラインエラー検出から前記パスエラー検出手段によるパスエラーの検出までの間に前記パスエラー検出手段の動作をマスクするマスク手段を
有することを特徴とする伝送装置。
(付記4)
付記3記載の伝送装置において、
前記マスク手段は、前記スイッチ手段で前記予備回線から前記現用回線に切戻すとき、切戻し開始から前記パスエラー検出手段によるパスエラー検出までの間に前記パスエラー検出手段の動作をマスクすることを特徴とする伝送装置。
(付記5)
付記3または4記載の伝送装置において、
前記マスク手段は、前記スイッチ手段が前記現用回線から前記予備回線にライン切替えを行っている状態で前記予備回線のラインエラーを検出したとき前記パスエラー検出のマスクを停止して第2の冗長機能を動作させることを特徴とする伝送装置。
(付記6)
ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークを構成し、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能を有する伝送装置において、
前記現用回線のラインエラーを検出するラインエラー検出手段と、
前記現用回線のラインエラー検出により前記現用回線から前記予備回線に切替えて前記第1の冗長機能を動作させるスイッチ手段と、
前記スイッチ手段の出力信号におけるパスエラーを検出するパスエラー検出手段と、
前記現用回線のラインエラー検出により切替えた予備回線のパスオーバーヘッド内のパスエラー検出用データを再計算してエラーなしの値に書替え前記パスエラー検出手段に供給するデータ書替え手段を
有することを特徴とする伝送装置。
従来のRPRオーバーSONETネットワークの冗長動作を説明するための図である。 従来の障害発生時と障害復旧時の動作を説明するための構成図である。 本発明の伝送装置を用いたRPRオーバーSONETネットワークの一実施形態の構成図である。 本発明の冗長機能制御方法の障害発生時の動作を説明するための構成図である。 障害発生時の動作を説明するための信号タイミングチャートである。 SONETの同期転送モジュールSTS−1フォーマット、STS−Ncフォーマット、POHフォーマットそれぞれを示す図である。 本発明のRPRオーバーSONETネットワークの冗長動作を説明するための図である。 本発明の冗長機能制御方法の障害復旧時の動作を説明するための構成図である。 本発明の冗長機能制御方法の二重障害発生時の動作を説明するための構成図である。 二重障害発生時の動作を説明するための信号タイミングチャートである。 本発明の冗長機能制御方法の障害発生時の他の動作を説明するための構成図である。
符号の説明
10,20,30 ステーション
11〜14 光インタフェース部
15 スイッチ部
16 RPR部
17 CPU部
40,42,44 現用回線
41,43,45 予備回線

Claims (2)

  1. ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークにて、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能との冗長機能制御方法において、
    受信側で、前記現用回線のラインエラー検出により切替えた予備回線のパスオーバーヘッド内のパスエラー検出用データを再計算して得られた値を用いて、前記切替え後に予備回線を介して受信するフレームのパスエラー検出用データを書替えて前記第2の冗長機能に供給することを特徴とする冗長機能制御方法。
  2. ラインレートに対してパスレートが遅い運用形態で運用されているリングネットワークを構成し、ラインエラー検出により現用回線から予備回線にライン切替えを行う第1の冗長機能とパスエラー検出によりパス切替えを行う第2の冗長機能を有する伝送装置において、
    前記現用回線のラインエラーを検出するラインエラー検出手段と、
    受信側で、前記現用回線のラインエラー検出により前記現用回線から前記予備回線に切替えて前記第1の冗長機能を動作させるスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段の出力信号におけるパスエラーを検出するパスエラー検出手段と、
    前記現用回線のラインエラー検出により切替えた予備回線のパスオーバーヘッド内のパスエラー検出用データを再計算して得られた値を用いて、前記切替え後に予備回線を介して受信するフレームのパスエラー検出用データを書替え前記パスエラー検出手段に供給するデータ書替え手段を
    有することを特徴とする伝送装置。
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