JP4897601B2 - 工具ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具を例えば作業者の腰に掛け下げ支承する工具ホルダに関するものである。
従来様々な工具ホルダが提案されているが、電動工具を簡単に抜き差しでき、しかも確実に掛け下げ支承しつつ抜け外れないように支承できるものはない。
一方、電動工具も様々な形状のものが市販されているが、回転駆動機構(例えば電動モータ)を設けた本体部の先端部に回転駆動される回転工具部(例えばネジ締め用回転ドライバ部)を設け、この本体部の中間部又は反対側端部に把手部を垂設し、この把手部の下端部に電池を収納した電池収納部(充電自在あるいは取り替え自在な電源部)を設け、この把手部の根本部に設けられた回転作動スイッチ部をピストルの引金を引くように把手部を握持した指で押すと回転工具部が電動回転するように構成した電動工具が、持ち運び可能な電動工具として好評である。
この作業者が持ち運び自在な電動工具として多用しているピストル形の電池収納部付電動工具は、電池収納部に大きな電池を収納するため把手部下端側が重い。
従って、もし作業者の腰に設けた工具ホルダに、把手部を水平にしてこの把手部根本部で支承すれば先端部の回転工具部も重いが把手部下端部も重いため、把手部は水平姿勢から後方に下がり傾斜し(前方の回転工具部が持ち上がり)把手部が直立し先端部の回転工具部が前方水平を向く把手直立姿勢となってしまう。
一方、工具ホルダとしては、V状やU状の折り返し状支承部に、把手部を水平に先端部の回転工具部を前方で下向きにした把手水平姿勢で電動工具を支承すると、体裁が良く安全であるばかりでなく非常に抜き差しが容易で扱い易いが、前述のような多用されている電動工具をこのように把手部を水平にしての把手部の根本部を下方から支承すると、前述のように後方側の電池収納部の重みによって下がり前方の回転工具部が持ち上がって把手部が持ち上がり直立した状態、少なくとも傾斜した状態となってしまう。
本発明は、このような現状に鑑み、試行錯誤を繰り返し、作業者が多用する前記ピストル形の電池収納部付の電動工具を体裁良く支承でき、またピストルのように素早く簡単に折り返し状支承部に上方から差し入れたり抜き上げたりすることができ、また水平に差し入れる把手部の根本部を支承することで一層安定性良く確実に支承保持でき、しかも前述のようにこの把手部の根本部を支承することで電池収納部の重みにより直立姿勢や少なくとも傾き姿勢となってしまうことを逆に利用し、即ち、この把手部が水平となる把手水平姿勢で抜き差しつつ、差した状態で直立姿勢若しくは傾き姿勢となると自動的に折り返し状支承部の入口部に阻止部が可動突出してこの直立姿勢や傾き姿勢では電動工具が外れない、言い換えるとこの姿勢が電池収納部の重みで変更することを利用してこれにより電動工具を自動抜け止めロックでき、また電動工具を元の水平姿勢とすればこれまで通り素早く簡単に抜き差しできる極めて画期的な工具ホルダを提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
腰ベルトなどの取付部1に取り付けるホルダ本体部2に、電動工具3を支承するU状やV状などの折り返し状支承部4を設けて、電動工具3を腰などの取付位置に掛け下げ支承できる工具ホルダであって、前記折り返し状支承部4は、前記電動工具3の把手部5の根本部に配設して、前記把手部5長さ方向が水平方向を向き先端部の回転工具部7が下方を向く把手水平姿勢で電動工具3を掛け下げ支承する形状に設定し、且つこの折り返し状支承部4に前記電動工具3を掛け下げ支承した際、前記電動工具3の把手部5端部の電池収納部9の重みによって把手部5の前方が持ち上がり直立し先端部の前記回転工具部7が前方水平方向を向く把手直立姿勢若しくはこの把手直立姿勢までは回動しない把手傾き姿勢となる形状に設定し、この電池収納部9の重みにより把手部5が直立した把手直立姿勢若しくは把手傾き姿勢となるに応じて回動するように前記折り返し状支承部4を前記ホルダ本体部2に回動自在に設け、この電動工具3の把手部5が直立した若しくは傾斜した姿勢となることで前記折り返し状支承部4の入口部12から電動工具3が外れることを阻止するための阻止部10を自動可動する姿勢変動時抜き外れ防止機構11を備えたことを特徴とする工具ホルダに係るものである。
また、前記ホルダ本体部2の外側に、前記入口部12を上方に底部を下方に向けた前記折り返し状支承部4を回動自在に突設し、前記電動工具3の前記把手部5を握持しこの把手部5を水平方向とし前記回転工具部7を前方で下向きとなり把手部5の端部の前記電池収納部9を後方にした前記把手水平姿勢で、前記入口部12から前記折り返し状支承部4に把手部5を挿入しこの把手部5の根本部に設けられた回転作動スイッチ部6位置を下方から抱持支承するようにしてこの電動工具3を掛け下げ支承するように前記折り返し状支承部4を構成し、この折り返し状支承部4の底部に前記回転作動スイッチ部6が誤作動しないようにこの回転作動スイッチ部6を逃げる逃げ凹部8を形成したことを特徴とする請求項1記載の工具ホルダに係るものである。
また、前記阻止部10を前記折り返し状支承部4の入口部12に可動自在に設け、この阻止部10を退避位置から、前記折り返し状支承部4の入口部12を塞ぐように突出して前記電動工具3の把手部5が前記折り返し状支承部4の入口部12から抜き外れることを阻止する突出位置に可動自在に設け、この阻止部10を自動可動させる可動伝達機構13を設け、前記折り返し状支承部4に前記電動工具3を掛け下げ支承した際、前記電動工具3の把手部5端部の電池収納部9の重みによって把手部5の前方が持ち上がり直立し先端部の前記回転工具部7が前方水平方向を向く把手直立姿勢若しくはこの把手直立姿勢までは回動しない把手傾き姿勢となる形状に設定し、この電池収納部9の重みにより把手部5が直立した把手直立姿勢若しくは把手傾き姿勢となるに応じて回動するように前記折り返し状支承部4を前記ホルダ本体部2に回動自在に設け、この電動工具3の把手部5が直立した若しくは傾斜した姿勢となることで前記阻止部10を前記退避位置から前記突出位置へ自動可動するように前記可動伝達機構13を構成して前記姿勢変動時抜き外れ防止機構11を構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の工具ホルダにかかるものである。
また、前記電動工具3を前記把手直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢から前記把手水平姿勢に戻すことで、前記阻止部10が前記突出位置から前記退避位置へ自動的に戻るように構成して、前記把手水平姿勢では前記阻止部10は抜き外しを阻止しない前記退避位置にあり、前記把手直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢では前記阻止部10は抜き外れを阻止する前記突出位置にあり、この電動工具3の姿勢の切り換えによって前記阻止部10を前記可動伝達機構13により前記二つの位置に可動切り換え自在に設けて前記姿勢変動時抜き外れ防止機構11を構成したことを特徴とする請求項3記載の工具ホルダに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、作業者が多用するピストル形の電池収納部付の電動工具を体裁良く支承でき、またピストルのように素早く簡単に折り返し状支承部に上方から差し入れたり抜き上げたりすることができ、また水平に差し入れる把手部の根本部を支承することで一層安定性良く確実に支承保持でき、しかも前述のようにこの把手部の根本部を支承することで電池収納部の重みにより前記把手直立姿勢や少なくとも傾き姿勢となってしまうことを逆に利用し、この把手水平姿勢から把手直立姿勢若しくは把手傾き姿勢となることで電動工具が抜き外れないように自動抜け止めロックでき、また電動工具を元の把手水平姿勢とすればこれまで通り素早く簡単に抜き差しできる極めて画期的な工具ホルダとなる。
また、請求項2記載の発明においては、水平に差し入れる把手部の根本部を支承することで一層安定性良く確実に支承保持でき、しかも折り返し支承部の底部に設けた逃げ凹部により前記回転作動スイッチ部が誤作動することもないなど一層秀れた画期的な工具ホルダとなる。
また、請求項3記載の発明においては、一層傾き姿勢時抜き外れ防止機構を簡易な構成で実現でき、一層実用性に秀れた画期的な工具ホルダとなる。
また、特に請求項4記載の発明においては、更に前記把手水平姿勢では前記阻止部は抜き外しを阻止しない前記退避位置にあり、前記直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢では前記阻止部は抜き外れを阻止する前記突出位置にあり、この電動工具の姿勢の切り換えによって前記阻止部を前記可動伝達機構により前記二つの位置に可動切り換え自在となり、作業者が多用する前記ピストル形の電池収納部付の電動工具を一層体裁良く安全に支承でき、またピストルのように素早く簡単に折り返し状支承部に上方から差し入れたり抜き上げたりすることができる極めて画期的な工具ホルダとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
把手部5を握持しこの把手部5を水平にし、先端部の回転工具部7を前方で下向きにし、把手部5の端部の電池収納部9を後方にした把手水平姿勢で、この電動工具3の把手部5を、作業者の腰位置に設けた取付部1の折り返し状支承部4に上方からその入口部12より挿入して、把手部5の根本部を折り返し状支承部4により下方から支承する。例えば作業者の腰ベルトなどの取付部1にホルダ本体部2を取り付け、このホルダ本体部2の外側に突設した折り返し状支承部4に電動工具3を前述のように掛け下げ支承する。
従って、ピストルの抜き差しのように素早く簡単に作業者の腰位置に電動工具3を着脱自在に支承保持できる。
また、このようにして電動工具3の把手部5の根本部位置で折り返し状支承部4により支承すると、把手部5が水平な前記把手水平姿勢から、把手部5の端部の電池収納部9の重みによって把手部5が後方に下がり傾斜し(前方が持ち上がり傾斜し)把手部が直立し先端部の回転工具部7が前方水平を向く把手直立姿勢あるいは直立まで回動しないまでも把手部5前方が持ち上がり傾斜した把手傾き姿勢となる。
つまり本発明は、前述のようなピストル形の電池収納部9付の電動工具3を、この把手部5を水平とした前記把手水平姿勢で折り返し状支承部4に支承した際、即ち、折り返し状支承部4でこのような電動工具3の把手部5の根本部を支承した際、後方端の電池収納部9の重みによって前記把手直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢となるように折り返し状支承部4の形状を設定し、この姿勢が電池収納部9の重みで変更することを利用しこれにより折り返し状支承部4から電動工具3が抜け外れないように姿勢変動時抜き外れ防止機構11が自動作動するように構成している。
即ち、本発明は、電動工具3の傾き動に応じて折り返し状支承部4が把手部5の根本部を支承しつつ、ホルダ本体部2に対して回動するように構成し、この傾き動によって折り返し状支承部4が回動すると、姿勢変動時抜き外れ防止機構11により折り返し状支承部4の入口部12に設けた阻止部10が自動可動突出し、入口部12から電動工具3の把手部5が抜け外れることを阻止し、例えば把手直立姿勢時の電動工具3の抜き外れを自動的に防止する。
従って、本発明は例えば作業者の腰位置の折り返し状支承部4に上方から電動工具3の把手部5を差し入れたり、抜き取ったりできるため、持ち運び自在なピストル形の電池収納部9付の電動工具3を素早く簡単に体裁良く支承保持でき(抜き差しでき)、また把手部5の根本部で折り返し状支承部4を支承するため一層簡単な構成で安定性良く支承保持できる。
しかし、電池収納部9の重みによって把手部5は傾き電動工具3は自動的に例えば把手直立姿勢となるが、本発明はこれを逆に利用し、あえて折り返し状支承部4で把手部5の根本部を支承して手を放せば、確実に安定性良く支承できるものの電池収納部9の重みにより例えば把手部5が後方に下がり傾斜し直立した姿勢となってしまうが、この直立した状態になることであるいはこの傾き動によって折り返し状支承部4がホルダ本体部2に対して回動することで、姿勢変動時抜き外れ防止機構11の阻止部10が退避位置から突出位置に自動可動し、電動工具3が折り返し状支承部4の入口部12から抜け外れないように自動抜け止めロックできることとなる。
即ち、電動工具3が自動的に把手直立姿勢となるかあるいは少なくとも把手傾き姿勢となると、この傾き動方向につられ回動する形状及び構成に折り返し状支承部4を設定し、この電動工具3が傾き直立することであるいはこの傾き動により阻止部10が折り返し状支承部4の入口部12に自動突出して電動工具3の抜き外れを防止する姿勢変動時抜き外れ防止機構11を備えて、把手直立姿勢あるいは把手傾き姿勢となれば自動抜け止めロックされ、把手水平姿勢とすれば、このロックが解除されて抜き差し自在となる画期的な工具ホルダとなるものである。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、取付部1とする作業者の腰ベルトに取り付けるホルダ本体部2に、電動工具3を支承する折り返し状支承部4を設けて、電動工具3を作業者の腰位置に掛け下げ支承できる工具ホルダとしている。
この本実施例では、取付部1を腰ベルトとしホルダ本体部2はこれに取り付ける構成としたが、例えば本実施例のように取付部1を腰ベルトとした場合、これに引っ掛け係止して取り付ける構成としても良いし、本実施例のように腰ベルトを挿通して取り付ける構成としても良く、様々な構成のものを取付部1に応じて採用可能である。
また、本実施例では、折り返し状支承部4を線材で構成したが、板材でも良く、これも適宜設計し得るものである。
更に説明すると、本実施例では、腰ベルトを挿通するホルダ本体部2の外側に、入口部12を上方に底部を下方に向けた前記線材で構成した折り返し状支承部4を回動自在に突設している。具体的には、折り返し状支承部4の内側杆部に突設した回動軸部14をホルダ本体部2の外面に回動自在に連結している。
そして、前記電動工具3の把手部5を握持しこの把手部5を水平方向とし回転工具部7を前方で下向きとなり把手部5の端部の電池収納部9を後方にした把手水平姿勢で、前記上方の入口部12から前記折り返し状支承部4に把手部5を挿入しこの把手部5の根本部に設けられた回転作動スイッチ部6位置を下方から抱持支承するようにしてこの電動工具3を掛け下げ支承するように前記折り返し状支承部4を構成している。
また、この折り返し状支承部4の底部に前記回転作動スイッチ部6が誤作動しないようにこの回転作動スイッチ部6を逃げる逃げ凹部8を線材の折曲によって一体形成している。
更に本実施例の折り返し状支承部4は、電動工具3の把手部5の根本部に配設して、把手部5長さ方向が水平方向を向き先端部の回転工具部7が下方を向く前記把手水平姿勢で電動工具3を掛け下げ支承する形状に設定し、且つこの折り返し状支承部4に電動工具3を掛け下げ支承した際、電動工具3の把手部5端部の電池収納部9の重みによって把手部5の前方が持ち上がって傾き回動してこの把手部5が直立した把手直立姿勢となる形状に設定している。
このように電池収納部9の重みにより把手直立姿勢となるに応じて回動するように前記折り返し状支承部4を前記ホルダ本体部2に回動自在に設けているが、この電動工具3の把手部5が直立した把手直立姿勢となることでこの傾き動によって前記折り返し状支承部4の入口部12から電動工具3が外れることを阻止するための阻止部10が自動可動する姿勢変動時抜き外れ防止機構11を備えている。
また、本実施例では電池収納部9の重みにより電動工具3及びこれを支承する折り返し支承部4が例えば90度まで回動するように構成しているが、そこまで大きく傾き回動しないように構成しても良いし、90度回動しないうちに姿勢変動時抜き外れ防止機構11がこの傾き動により作動して自動抜け止めロックするように構成しても良い。
また、本実施例では、前記阻止部10を前記折り返し状支承部4の入口部12に可動自在に設け、この阻止部10を退避位置から、前記折り返し状支承部4の入口部12を塞ぐように突出して前記電動工具3の把手部5が前記折り返し状支承部4の入口部12から抜き外れることを阻止する突出位置に可動自在に設け、この阻止部10を自動可動させる可動伝達機構13を設け、折り返し状支承部4に電動工具3を掛け下げ支承した際、電動工具3の電池収納部9の重みによってこの電動工具3の把手部5が直立した前記把手直立姿勢となり折り返し状支承部4がこのように回動することで、阻止部10を前記退避位置から前記突出位置へ自動可動するように前記可動伝達機構13を構成して前記姿勢変動時抜き外れ防止機構11を構成している。
更に説明すると、本実施例では電動工具3を前記把手直立姿勢から前記把手水平姿勢に戻すことで、阻止部10が前記突出位置から前記退避位置へ自動的に戻るように構成して、前記把手水平姿勢では阻止部10は抜き外しを阻止しない前記退避位置にあり、前記把手直立姿勢では阻止部10は抜き外れを阻止する前記突出位置にあり、この電動工具3の姿勢の切り換えによって阻止部10を可動伝達機構13により前記二つの位置に可動切り換え自在に設けて前記姿勢変動時抜き外れ防止機構11を構成している。
具体的には、折り返し状支承部4の上部に阻止部10を回動自在に立設し、この立設状態の退避位置から外側に倒れ回動することで、折り返し状支承部4の入口部12に阻止部10が臨み突出し、電動工具3の把手部5が入口部12から抜け出ることを阻止する突出位置に倒れ回動自在に構成している。
一方、ホルダ本体部2に回動自在に作動リンク部13Aを回動自在に設けると共に、前記阻止部10の途中部を前記折り返し状支承部4の上部に回動自在に軸着してこれを回動支点とし、この阻止部10を回動作動させる阻止部10の延長作用部10Aに前記作動リンク部13Aの端部を枢着した構成とし、折り返し状支承部4が前記把手直立姿勢となるべく傾き回動すると、作動リンク部13Aが回動すると共に、前記延長作用部10Aを押し上げて阻止部10を前記回動支点を支点に倒れ回動するように可動伝達機構13を構成して姿勢変動時抜き外れ防止機構11を構成している。
また、図10〜図12に示すように、電動工具3の先端の回転工具部7をカバーする回転工具部受けカバー15を折り返し状支承部4に設けても良い。
即ち、折り返し状支承部4にこの回転工具部受けカバー15を付設し、折り返し状支承部4に把手水平姿勢で支承した回転工具3の回転工具部7を下方から受けるように配置し、電池収納部9の重みによって折り返し状支承部4の回動と共に把手直立姿勢に回動し電動工具3の回転工具部7が前方水平を向くときも折り返し状支承部4と共に回動して回転工具部7の前方を塞ぐように前記受けカバー15を折り返し状支承部4に設けて、回転工具部7がどこかに接触したり引っかかったりすることを防止している。
この回転工具部受けカバー15は折り返し状支承部4に取り付ける取付杆部15Aの先端部に回転工具部7の下方あるいは前方に配置されて先端を覆う受けカバー部15Bとから成る。この取付杆部15Aは折り返し状支承部4に突設した取付部15Cに貫通スライド固定自在に設けてスライド進退自在に構成し、あるいは前記取付部15Cをスライド固定自在に設けて折り返し状支承部4との取り付け位置を調整自在に構成して、受けカバー部15Bの配置位置を調整自在とし、サイズや機種の違う電動工具3にも対応できるようにしている。
また更にこの取付部15Cの固定部に対する突出杆部を貫通スライド固定自在に設けて突出杆部の突出度を調整してこの突出杆部にスライド自在に設ける前記取付杆部15Aの先端の受カバー部15Bの位置を機種等に応じて更に自在に調整できるように構成しても良い。
また、受けカバー部15Bは回転工具部7の先端部に非接触ながらも確実に覆うようにカップ状に構成している。
尚、本発明は、実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態の抜き差し時の説明正面図である。 本実施例の使用状態の抜き差し時の説明斜視図である。 本実施例の使用状態の把手直立姿勢時の自動ロックによる抜き外れ防止状態の説明斜視図である。 本実施例の使用状態の把手直立姿勢時の自動ロックによる抜き外れ防止状態の説明正面図である。 本実施例の説明分解斜視図である。 本実施例の抜き差し時の説明斜視図である。 本実施例の使用状態の抜き差し時の説明側面図である。 本実施例の自動ロックによる抜き外れ防止状態の説明斜視図である。 本実施例の使用状態の把手直立姿勢時の自動ロックによる抜き外れ防止状態の説明側面図である。 図1〜図9に示す本実施例構成に、電動工具の先端部の回転工具部用カバーを設けた別例を示す使用状態の抜き差し時の説明斜視図である。 図1〜図9に示す本実施例構成に、電動工具の先端部の回転工具部用カバーを設けた別例を示す使用状態の抜き差し時の説明正面図である。 図1〜図9に示す本実施例構成に、電動工具の先端部の回転工具部用カバーを設けた別例を示す使用状態の把手直立姿勢時の自動ロックによる抜き外れ防止状態の説明正面図である。
符号の説明
1 取付部
2 ホルダ本体部
3 電動工具
4 折り返し状支承部
5 把手部
6 回転作動スイッチ部
7 回転工具部
8 逃げ凹部
9 電池収納部
10 阻止部
11 姿勢変動時抜き外れ防止機構
12 入口部
13 可動伝達機構

Claims (4)

  1. 腰ベルトなどの取付部に取り付けるホルダ本体部に、電動工具を支承するU状やV状などの折り返し状支承部を設けて、電動工具を腰などの取付位置に掛け下げ支承できる工具ホルダであって、前記折り返し状支承部は、前記電動工具の把手部の根本部に配設して、前記把手部長さ方向が水平方向を向き先端部の回転工具部が下方を向く把手水平姿勢で電動工具を掛け下げ支承する形状に設定し、且つこの折り返し状支承部に前記電動工具を掛け下げ支承した際、前記電動工具の把手部端部の電池収納部の重みによって把手部の前方が持ち上がり直立し先端部の前記回転工具部が前方水平方向を向く把手直立姿勢若しくはこの把手直立姿勢までは回動しない把手傾き姿勢となる形状に設定し、この電池収納部の重みにより把手部が直立した把手直立姿勢若しくは把手傾き姿勢となるに応じて回動するように前記折り返し状支承部を前記ホルダ本体部に回動自在に設け、この電動工具の把手部が直立した若しくは傾斜した姿勢となることで前記折り返し状支承部の入口部から電動工具が外れることを阻止するための阻止部を自動可動する姿勢変動時抜き外れ防止機構を備えたことを特徴とする工具ホルダ。
  2. 前記ホルダ本体部の外側に、前記入口部を上方に底部を下方に向けた前記折り返し状支承部を回動自在に突設し、前記電動工具の前記把手部を握持しこの把手部を水平方向とし前記回転工具部を前方で下向きとなり把手部の端部の前記電池収納部を後方にした前記把手水平姿勢で、前記入口部から前記折り返し状支承部に把手部を挿入しこの把手部の根本部に設けられた回転作動スイッチ部位置を下方から抱持支承するようにしてこの電動工具を掛け下げ支承するように前記折り返し状支承部を構成し、この折り返し状支承部の底部に前記回転作動スイッチ部が誤作動しないようにこの回転作動スイッチ部を逃げる逃げ凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 前記阻止部を前記折り返し状支承部の入口部に可動自在に設け、この阻止部を退避位置から、前記折り返し状支承部の入口部を塞ぐように突出して前記電動工具の把手部が前記折り返し状支承部の入口部から抜き外れることを阻止する突出位置に可動自在に設け、この阻止部を自動可動させる可動伝達機構を設け、前記折り返し状支承部に前記電動工具を掛け下げ支承した際、前記電動工具の把手部端部の電池収納部の重みによって把手部の前方が持ち上がり直立し先端部の前記回転工具部が前方水平方向を向く把手直立姿勢若しくはこの把手直立姿勢までは回動しない把手傾き姿勢となる形状に設定し、この電池収納の重みにより把手が直立した把手直立姿勢若しくは把手傾き姿勢となるに応じて回動するように前記折り返し状支承部を前記ホルダ本体部に回動自在に設け、この電動工具の把手部が直立した若しくは傾斜した姿勢となることで前記阻止部を前記退避位置から前記突出位置へ自動可動するように前記可動伝達機構を構成して前記姿勢変動時抜き外れ防止機構を構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  4. 前記電動工具を前記把手直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢から前記把手水平姿勢に戻すことで、前記阻止部が前記突出位置から前記退避位置へ自動的に戻るように構成して、前記把手水平姿勢では前記阻止部は抜き外しを阻止しない前記退避位置にあり、前記把手直立姿勢若しくは前記把手傾き姿勢では前記阻止部は抜き外れを阻止する前記突出位置にあり、この電動工具の姿勢の切り換えによって前記阻止部を前記可動伝達機構により前記二つの位置に可動切り換え自在に設けて前記姿勢変動時抜き外れ防止機構を構成したことを特徴とする請求項3記載の工具ホルダ。
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