JP4897380B2 - 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置 - Google Patents

間仕切りパネルのハンガーレール取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4897380B2
JP4897380B2 JP2006202971A JP2006202971A JP4897380B2 JP 4897380 B2 JP4897380 B2 JP 4897380B2 JP 2006202971 A JP2006202971 A JP 2006202971A JP 2006202971 A JP2006202971 A JP 2006202971A JP 4897380 B2 JP4897380 B2 JP 4897380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger rail
base material
vibration
main frame
mounting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006202971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008031634A (ja
Inventor
誠一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachikawa Corp
Original Assignee
Tachikawa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachikawa Corp filed Critical Tachikawa Corp
Priority to JP2006202971A priority Critical patent/JP4897380B2/ja
Publication of JP2008031634A publication Critical patent/JP2008031634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4897380B2 publication Critical patent/JP4897380B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、間仕切りパネルを移動可能に支持するハンガーレールを下地面に取付けるための取付装置に関するものである。
間仕切りパネルは、多数枚のパネルがハンガーレールに沿って移動可能に吊下支持され、各パネルをハンガーレールに沿って召し合わせることにより室内空間を適宜に区画するものである。
このような間仕切りパネルのハンガーレールを建物の構造材に取付ける取付装置には、ハンガーレールと下地面との間に防振ゴムを介在させて、パネルの移動操作時に発生する走行音の上層階への伝播を防止するようにしたものがある。
図5は、ハンガーレール取付装置の従来例を示す。C形鋼で形成される下地材1は建物の構造材から吊下支持される吊り筋2に取着される。吊り筋2は構造材から所定間隔毎あるいは所定の位置で吊下支持され、下地材1の側面が各吊り筋2の下端部に溶接固定されている。従って、下地材1は構造材から吊り筋2を介して水平方向に吊下支持される。
ハンガーレール3の上辺には、長手方向に所定間隔毎に取付孔4が設けられ、下地材1にも取付孔4と等間隔で挿通孔5が設けられる。そして、下地材1とハンガーレール3との間にゴム等の防振材6を介在させた状態で下方からハンガーレール3の取付孔4及び下地材1の挿通孔5にボルト7が挿通され、下地材1を貫通したボルト7の先端部にナット8が螺合されて、ハンガーレール3が下地材1に固定される。また、ナット8と下地材1との間にも防振材9が介在される。なお、ナット8は、図示しないがダブルナットとして、その緩みを防止するように構成される。
上記のように構成されたハンガーレール取付装置では、ハンガーレール3と下地材1との間及びナット8と下地材1との間に防振材6,9が介在されているので、ハンガーレール3内をパネルのランナーが移動してハンガーレール3に振動が発生しても、その振動は防振材6,9で吸収されて下地材1には伝達されない。従って、パネルの移動操作にともなう走行音の上層階への伝播が抑制される。
特許文献1には、ハンガーレールと下地部材との間に防振材を介在させた構成が開示されている。
特許第3660847号公報
上記のようなハンガーレール取付装置では、ハンガーレール3から下地材1にボルト7を挿通し、ハンガーレール3と下地材1との間に防振材6を介在させる構成であるため、現場での組み立てに先立って、ハンガーレール3と下地材1とに等間隔で取付孔4と挿通孔5をそれぞれ形成しておく必要がある。
従って、取付孔4と挿通孔5のピッチの精度が低いと、ボルト7を取付孔4及び挿通孔5に挿通できなくなるため、ピッチの精度を十分に確保する必要がある。従って、ハンガーレール3に取付孔4を穿設し、下地材1に挿通孔5を穿設する作業が煩雑となるという問題点がある。また、取付孔4と挿通孔5の位置を現場で調整することもきわめて煩雑であった。
特許文献1に記載された構成でも、上記と同様な問題点がある。
この発明の目的は、ハンガーレールの走行音の伝播を抑制し、かつハンガーレール及び下地材の製造と組立て作業を容易に行い得るハンガーレール取付装置を提供することにある。
請求項1では、パネルを移動可能に支持するハンガーレールを下地材及び防振部を介して建物の構造材に吊下支持する間仕切りパネルのハンガーレール取付装置において、前記防振部は、一対の防振材と前記一対の防振材に固定される主枠とを備え、前記下地材の上辺には取付孔を等間隔に多数穿設し、前記下地材の下辺には前記取付孔に対応する位置に操作孔をそれぞれ設け、前記構造材から吊下支持される吊り筋に対応する位置で、前記取付孔のいずれかに挿通したボルトで前記一対の防振材を下地材に固定するとともに、前記主枠を前記吊り筋に溶接し、前記下地材に前記ハンガーレールを溶接した。
本発明によれば、ハンガーレールの走行音の伝播を抑制し、かつハンガーレール及び下地材の製造と組立て作業を容易に行い得るハンガーレール取付装置を提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示すハンガーレール取付装置は、角型鋼管で形成される下地材11が、図3及び図4に示すように、所定間隔毎にあるいは所定位置で防振部12を介して吊り筋(構造材)13に吊下支持される。
下地材11及び防振部12の具体的構成を説明すると、図2に示すように、下地材11の上辺には下地材11の長手方向に多数の取付孔14が等間隔に形成されている。また、下地材11の下辺には、前記取付孔14に対応する位置に操作孔15がそれぞれ形成されている。操作孔15は前記取付孔14に挿通されるボルト16を操作するための工具を挿入するために形成されている。
前記防振部12は、主に前記ボルト16とナット17、ゴム等の一対の防振材18a,18b、押さえ板19、パイプ20及び主枠21とからなっている。
前記主枠21は金属の四角板の両側が上方に直角に屈曲されて側辺21aが形成され、中央部に防振材18a,18bを嵌合するための嵌合孔22が形成されている。また、主枠21上には金属の四角板状の補助板23が載置され、その補助板23にも主枠21の嵌合孔22と同径の嵌合孔24が形成されている。
前記主枠21及び補助板23の嵌合孔22,24には、上方及び下方から一対の防振材18a,18bが嵌合孔22,24の周囲の主枠21及び補助板23を挟むように嵌合される。防振材18a,18bはゴム材で形成され、主枠21及び補助板23に当接する部分には、補強金具26が嵌合されている。
前記防振材18a,18bの中心部には、前記パイプ20が貫通され、そのパイプ20には前記下地材11の取付孔14側からボルト16が挿通されている。そして、防振材18a,18bの上方に突出したボルト16の先端部には、前記押さえ板19が嵌挿され、さらにナット17が螺合されて、押さえ板19と下地材11との間で防振材18a,18bが圧縮される。
前記パイプ20は、防振材18a,18bを圧縮しない状態では、押さえ板19には当接しない長さとなっている。
前記主枠21の側辺21aは前記吊り筋13に溶接27で固定される。そして、ハンガーレール28は、その上辺が前記下地材11の下辺に溶接29で固定される。
このような構成により、ハンガーレール28は吊り筋13から防振部12及び下地材11を介して吊下支持される。
上記のようなハンガーレール取付装置によるハンガーレール28の取付作業を説明する。
下地材11は、現場への搬送に先立って、工場であらかじめ多数の取付孔14及び操作孔15が等間隔に形成されている。そして、下地材11に対し吊り筋13に対応する位置で防振部12を取着する。
すなわち、主枠21及び補助板23の嵌合孔22,24に防振材18a,18bを嵌合しパイプ20を挿入する。そして、下地材11の下方から取付孔14を経て防振材18a,18bのパイプ20にボルト16を挿通し、ボルト16の先端部に押さえ板19を嵌挿し、さらにナット17を螺合して締め付ければ、防振部12が下地材11に固定される。
次いで、主枠21の側辺21aを吊り筋13に溶接27で固定する。そして、ハンガーレール28を下地材11に溶接29で固定する。
図4に示すように、パネルを収納する格納庫30では、多数枚のパネルがハンガーレール28に集中して吊下支持されるので、下地材11を吊下支持する吊り筋13及び防振部12の間隔を狭くして、強度を確保するようになっている。
上記のように構成されたハンガーレール取付装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)ハンガーレール28を支持する下地材11と吊り筋13との間に防振部12を介在させたので、ハンガーレール28内を移動するランナーの走行音の上層階への伝播を防止することができる。
(2)防振部12は下地材11の多数の取付孔14の中から、吊り筋13に対応する位置の取付孔14を選択して取り付けることができる。
(3)下地材11に対し、ハンガーレール28を溶接29で固定するので、ハンガーレール28に取付孔を設ける必要はない。また、下地材11とハンガーレール28との穴位置の調整は必要ないので、ハンガーレール28の取付作業を容易に行うことができる。
(4)ハンガーレール28に取付孔を穿設する工数を削減することができる。
(5)取付孔14の間隔を狭くするほど、防振部12の取付位置を吊り筋13の位置に対応した最適の位置に調整することができる。
(6)主枠21に補助板23を重ねて、防振材18a,18bによる挟着部分の厚さを増大させているので、主枠21を防振材18a,18bで安定して挟着することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・ハンガーレール28は、吊下支持するパネルの重量に応じて他の構成のハンガーレールを使用してもよい。
・下地材は、C型鋼管あるいはH型鋼材を使用してもよい。
一実施の形態のハンガーレール取付装置を示す正面図である。 ハンガーレール取付装置を示す断面図である。 ハンガーレール取付装置で支持されたハンガーレールを示す側面図である。 ハンガーレール取付装置を示す平面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11…下地材、12…防振部、13…構造材(吊り筋)、18a,18b…防振材、28…ハンガーレール、27,29…溶接。

Claims (1)

  1. パネルを移動可能に支持するハンガーレールを下地材及び防振部を介して建物の構造材に吊下支持する間仕切りパネルのハンガーレール取付装置において、
    前記防振部は、一対の防振材と前記一対の防振材に固定される主枠とを備え、
    前記下地材の上辺には取付孔を等間隔に多数穿設し、前記下地材の下辺には前記取付孔に対応する位置に操作孔をそれぞれ設け、前記構造材から吊下支持される吊り筋に対応する位置で、前記取付孔のいずれかに挿通したボルトで前記一対の防振材を下地材に固定するとともに、前記主枠を前記吊り筋に溶接し、前記下地材に前記ハンガーレールを溶接したことを特徴とする間仕切りパネルのハンガーレール取付装置。
JP2006202971A 2006-07-26 2006-07-26 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置 Expired - Fee Related JP4897380B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202971A JP4897380B2 (ja) 2006-07-26 2006-07-26 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202971A JP4897380B2 (ja) 2006-07-26 2006-07-26 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008031634A JP2008031634A (ja) 2008-02-14
JP4897380B2 true JP4897380B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39121366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202971A Expired - Fee Related JP4897380B2 (ja) 2006-07-26 2006-07-26 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4897380B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102260604B1 (ko) * 2019-08-22 2021-06-09 주식회사 지앤아이 방진 서스펜딩 장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442460Y2 (ja) * 1984-09-04 1992-10-07
JPH0384381A (ja) * 1989-08-24 1991-04-09 Mitsuo Hanazawa カートリッジタイプ小型低温保存器
JP2002227506A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Okamura Corp 移動間仕切装置
JP2005048564A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Kg Paltec Co Ltd 戸車用レールの取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008031634A (ja) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5078493B2 (ja) 天井用補強金具とそれを用いた吊り天井
JP6025469B2 (ja) 耐震天井構造
KR101711614B1 (ko) 철골기둥과 철골 보의 접합구조
JP6253948B2 (ja) 吊天井下地構造
JP2007170168A (ja) 鉄骨構造物
JP4897380B2 (ja) 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置
JP2008267524A (ja) 防振台装置
JP2018199958A (ja) 制震構造
JP5953147B2 (ja) 多重天井構造
JP2018188913A (ja) 遮音パネルの補強金具及び遮音パネルの補強方法
JP6925114B2 (ja) 接続構造
JP3149131U (ja) 間仕切りパネルのハンガーレール取付装置
JP2010032027A (ja) 配管耐震用サポート
JP2018009366A (ja) 壁パネルの連結構造
JP7469543B2 (ja) 制震装置
JP6057371B2 (ja) 耐震補強部材
JP7224037B2 (ja) 天井枠吊り下げ構造
JP4514678B2 (ja) 屋根パネルまたは床パネルの補強方法、補強構造および補強用支持金具
JP5009759B2 (ja) 建物の横架材と接続部材との接続構造及びユニット建物並びにその構築方法
JP2013166616A (ja) エレベーター
JP5775443B2 (ja) 天井構造
JP6000042B2 (ja) 耐震天井構造
JP5582094B2 (ja) 建物の天井構造
JP5921184B2 (ja) 天井構造
JP2005146780A (ja) 取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4897380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees