JP4896866B2 - 緊急コールセットアップを条件付きで試みるためのシステムおよび方法 - Google Patents

緊急コールセットアップを条件付きで試みるためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本出願は、電子通信に関し、より具体的には、通信デバイスのための緊急コールセットアップに関する。
TS24.229、バージョン5のセクション5.1.6に従うと、モバイルデバイスが、<type>子エレメントを「緊急」に設定する、380(代替的なサービス)応答を受信すると、該モバイルデバイスは、CSドメインを介して、緊急コールセットアップを自動的に試みるようになる。緊急コールセットアップが、良好に行われる場合、緊急コールがモバイルデバイスに対して確立される。モバイルデバイスは、通常、ネットワークに、招待リクエストメッセージを送信することに応答して、380応答を受信する。それゆえ、招待リクエストメッセージを送信することによって、モバイルデバイスは、緊急事態が存在する場合に、緊急コールを確立するプロセスをトリガし得る。
広範な局面に従うと、通信デバイスにおける方法が提供され、該方法は、緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持するステップと、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信するステップであって、該メッセージは、第3世代携帯電話規格に従う、ステップと、該緊急コールセットアップを促すメッセージを受信するステップに応答して、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みるステップとを包含する。
別の広範な局面に従うと、コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、上記で概略された方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
別の広範な局面に従うと、緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持する手段と、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、第3世代携帯電話規格に従う、手段と、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを促す該メッセージを受信することに応答して、該緊急コールセットアップを試みる手段とを有する緊急コールセットアップ機能を備えている通信デバイスが提供される。
別の広範な局面に従うと、モバイルセル式電気通信ネットワークにおける方法が提供され、該方法は、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを転送するための少なくとも1つの条件を維持するステップと、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを受信するステップであって、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、ステップと、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、信号方式データ経路に沿って、該メッセージを転送するステップとを包含する。
別の広範な局面に従うと、コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、上記で概略された方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
別の広範な局面に従うと、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを転送するための少なくとも1つの条件を維持する手段と、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、手段と、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、信号方式データ経路に沿って該メッセージを転送する手段とを有するメッセージブロッキング機能を備えている、モバイルセル式電気通信ネットワークが提供される。
別の広範な局面に従うと、モバイルセル式電気通信ネットワークにおける方法が提供され、該方法は、メッセージを受信するステップであって、各メッセージは、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すために、それぞれの該ターゲット通信デバイスに向けられ、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、ステップと、各メッセージに対して、該メッセージが、信号方式データ経路に沿って転送されることをブロックするステップとを包含する。
別の広範な局面に従うと、コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、上記で概略された方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
別の広範な局面に従うと、メッセージを受信するステップであって、各メッセージは、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すために、それぞれの該ターゲット通信デバイスに向けられ、該メッセージは、第3世代モバイル電話規格に従う、ステップと、各メッセージに対して、該メッセージが、信号方式データ経路に沿って転送されることをブロックするステップとを行うように動作可能なメッセージブロッキング機能を備えている、モバイルセル式電気通信ネットワークが提供される。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
通信デバイスにおける方法であって、
緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持するステップと、
緊急コールセットアップを促すメッセージを受信するステップであって、該メッセージは、第3世代携帯電話規格に従う、ステップと、
該緊急コールセットアップを促す該メッセージの受信に応答して、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みるステップと
を包含する、方法。
(項目2)
上記緊急コールセットアップを促すメッセージを受信するステップは、
3GPP TS 24.229、バージョン5のセクション5.1.6において提示されるプロトコルに従ってフォーマットされるメッセージを受信するステップであって、該メッセージは該緊急コールセットアップを促す、ステップを包含する、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、実際に、該緊急コールセットアップをトリガするべきかどうかの設定を維持するステップをさらに包含し、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップは、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、実際に、該緊急コールセットアップをトリガするべきであることを示す場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップを包含する、項目1または項目2に記載の方法。
(項目4)
上記設定を操作するためのユーザ入力を受信するステップと、
該設定を操作するためのネットワーク入力を受信するステップと
のうちの少なくとも1つをさらに包含する、項目3に記載の方法。
(項目5)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、ボイスコールセッションを確立する上記通信デバイスによって送信されるリクエストに応答しているかどうかを決定するステップをさらに包含し、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、上記緊急コールセットアップを試みるステップは、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、ボイスコールセッションを確立する該通信デバイスによって送信されるリクエストに応答している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップを包含する、項目1〜項目4のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目6)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、ビデオコールセッションを確立する上記通信デバイスによって送信されるリクエストに応答しているかどうかを決定するステップをさらに包含し、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、上記緊急コールセットアップを試みるステップは、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、ビデオコールセッションを確立する該通信デバイスによって送信されるリクエストに応答している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップを包含する、項目1〜項目5のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
緊急ナンバーにリダイレクションされ得るサービスの識別を維持するステップをさらに包含し、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、上記緊急コールセットアップを試みるステップは、該緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、該識別に従って緊急ナンバーにリダイレクションされ得るサービスに関している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップを包含する、項目1〜項目6のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目8)
信頼できるソースの識別を維持するステップをさらに包含し、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、上記緊急コールセットアップを試みるステップは、該緊急コールセットアップを促すメッセージが、該識別に従って信頼できるソースであるメッセージソースから送信されたことの指示がある場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるステップを包含する、項目1〜項目7のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目9)
上記緊急コールセットアップが、該緊急コールセットアップを促す上記メッセージに応答して試みられない場合に、上記通信デバイスのユーザに警告するステップをさらに包含する、項目1〜項目8のうちのいずれか1項に記載の方法。
(項目10)
コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、項目1〜項目9のうちのいずれか1項に記載の方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目11)
緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持する手段と、
緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、第3世代携帯電話規格に従う、手段と、
該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを促す該メッセージを受信することに応答して、該緊急コールセットアップを試みる手段と
を有する緊急コールセットアップ機能を備えている通信デバイス。
(項目12)
上記通信デバイスは、ワイヤレス接続を介してワイヤレスネットワークと通信するように動作可能なワイヤレスアクセス無線を備えているモバイルデバイスである、項目11に記載の通信デバイス。
(項目13)
上記受信する手段は、3GPP TS 24.229、バージョン5のセクション5.1.6に提示されるプロトコルに従ってフォーマットされるメッセージを受信するように適合され、該メッセージは、上記緊急コールセットアップを促す、項目11または項目12に記載の通信デバイス。
(項目14)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが実際に該緊急コールセットアップをトリガするべきかどうかの設定を維持する手段をさらに備え、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みる手段は、該設定が、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが実際に、該緊急コールセットアップをトリガするべきことを示す場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるように適合されている、項目11〜項目13のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目15)
上記設定を操作するためのユーザ入力を受信する手段と、
該設定を操作するためのネットワーク入力を受信する手段と
をさらに備えている、項目14に記載の通信デバイス。
(項目16)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、ボイスコールセッションを確立するための上記通信デバイスによって送信されるリクエストに応答しているかどうかを決定する手段をさらに備え、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みる上記手段は、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、ボイスコールセッションを確立するための該通信デバイスによって送信されるリクエストに応答している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるように適合されている、項目11〜項目15のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目17)
上記緊急コールセットアップを促す上記メッセージが、ビデオコールセッションを確立するための上記通信デバイスによって送信されるリクエストに応答しているかどうかを決定する手段をさらに備え、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるための上記手段は、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、ビデオコールセッションを確立するための該通信デバイスによって送信されるリクエストに応答している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるように適合されている、項目11〜項目16のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目18)
緊急ナンバーにリダイレクションされ得るサービスの識別を維持する手段をさらに備え、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるための上記手段は、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、該識別に従って緊急ナンバーにリダイレクションされ得るサービスに関している場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるように適合されている、項目11〜項目17のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目19)
信頼できるソースの識別を維持する手段をさらに備え、
上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるための上記手段は、該緊急コールセットアップを促す該メッセージが、該識別に従って信頼できるソースであるメッセージソースから送られた場合のみ、該緊急コールセットアップを試みるように適合されている、項目11〜項目18のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目20)
上記緊急コールセットアップが、該緊急コールセットアップを促す上記メッセージに応答して試みられない場合に、上記通信デバイスのユーザに警告する手段をさらに備えている、項目11〜項目19のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
(項目21)
モバイルセル式電気通信ネットワークにおける方法であって、
ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを転送するための少なくとも1つの条件を維持するステップと、
ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを受信するステップであって、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、ステップと、
該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、信号方式データ経路に沿って、該メッセージを転送するステップと
を包含する、方法。
(項目22)
上記信号方式データ経路に沿って、上記メッセージを転送するステップは、
該メッセージを、上記ターゲット通信デバイスに転送するステップと、
該メッセージを、ネットワークコンポーネントに転送するステップと
のうちの少なくとも1つを包含する、項目21に記載の方法。
(項目23)
信頼できるソースの識別を維持するステップをさらに包含し、
各メッセージに対して、上記少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、該メッセージを転送するステップは、該メッセージが、該識別に従って信頼できるソースであるメッセージソースによって送られたことを指示する場合のみ、該メッセージを転送することを包含する、項目21または項目22に記載の方法。
(項目24)
上記メッセージを受信するステップは、3GPP TS 24.229、バージョン5のセクション5.1.6に提示されたプロトコルに従ってフォーマットされたメッセージを受信するステップを包含し、該メッセージは、上記ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促す、項目21〜項目23のうちの1項に記載の方法。
(項目25)
コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、項目21〜項目24のうちのいずれか1項に記載の方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目26)
ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを転送するための少なくとも1つの条件を維持する手段と、
ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、手段と、
該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、信号方式データ経路に沿って該メッセージを転送する手段と
を有するメッセージブロッキング機能を備えている、モバイルセル式電気通信ネットワーク。
(項目27)
上記転送する手段は、
上記ターゲットデバイスに対する、上記メッセージと、
ネットワークコンポーネントに対する、該メッセージと
のうちの少なくとも1つを転送するように適合されている、項目26に記載の通信ネットワーク。
(項目28)
信頼できるソースの識別を維持する手段をさらに備えており、
各メッセージに対して、転送するための上記手段は、該メッセージが、該識別に従って、信頼できるソースであるメッセージソースによって送られた場合のみ、該メッセージを転送するように適合されている、項目26または項目27に記載の通信ネットワーク。
(項目29)
上記メッセージを受信する手段は、3GPP TS 24.229、バージョン5のセクション5.1.6において提示されるプロトコルに従ってフォーマットされるメッセージを受信する手段であって、該メッセージは、上記ターゲット通信デバイスに緊急コールセットアップを試みるように促す、手段を備えている、項目26〜項目28のうちのいずれか1項に記載の通信ネットワーク。
(項目30)
モバイルセル式電気通信ネットワークにおける方法であって、
メッセージを受信するステップであって、各メッセージは、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すそれぞれの該ターゲット通信デバイスに向けられ、該メッセージは、第3世代モバイル携帯電話規格に従う、ステップと、
各メッセージに対して、該メッセージが、信号方式データ経路に沿って転送されることをブロックするステップと
を包含する、方法。
(項目31)
3GPP TS 24.229、バージョン5のセクション5.1.6において提示されるプロトコルに従ってフォーマットされるメッセージを受信するステップであって、各メッセージは、上記ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促す、ステップを包含する、項目30に記載の方法。
(項目32)
コンピュータ読み取り可能な媒体であって、その上に格納され、コンピューティングデバイスに、該コンピューティングデバイスが、項目30〜項目31のうちのいずれか1項に記載の方法の上記ステップをインプリメントするように該コンピューティングデバイスのプロセッサ上で実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有する、コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目33)
メッセージを受信するステップであって、各メッセージは、ターゲット通信デバイスに、緊急コールセットアップを試みるように促すそれぞれの該ターゲット通信デバイスに向けられ、該メッセージは、第3世代モバイル電話規格に従う、ステップと、
各メッセージに対して、該メッセージが、信号方式データ経路に沿って転送されることをブロックするステップと
を動作可能なメッセージブロッキング機能を備えている、モバイルセル式電気通信ネットワーク。
(摘要)
緊急コールセットアップを条件付きで試みるために通信デバイスにシステムおよび方法が提供される。通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持する。緊急コールセットアップを促すメッセージを受信すると、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。該少なくとも1つの条件が定義されることにより、緊急事態が存在しないとき、通信デバイスは、緊急コールを確立することを誤って試みることがない。該少なくとも1つの条件は、例えば、該緊急コールセットアップを促すメッセージが、モバイルユーザによって信頼されるメッセージソースを示すかどうかを含む。メッセージの少なくとも一部が、それらのターゲット通信デバイスに送達されることをブロックするために、通信ネットワークにシステムおよび方法がまた提供される。
ここで、添付の図面を参照して、実施形態が記載される。
上述されるように、モバイルデバイスは、緊急事態が存在するとき、緊急コールを確立するプロセスをトリガし得る。しかしながら、TS24.229、バージョン5のセクション5.1.6はまた、緊急事態が存在しないとき、モバイルデバイスが、緊急コールを確立する可能性を考慮する。例えば、エンティティが、<type>子エレメントを「緊急」に設定する380(代替的なサービス)応答を、モバイルデバイスに送信し、これにより、該モバイルデバイスに、自動的に緊急コールセットアップを試みるように促し得る。該エンティティは、不正な(rogue)モバイルデバイス、欠陥のあるプロトコルインプリメンテーションを有するモバイルデバイス、または不正なサーバであり得る。この場合において、モバイルデバイスは、明らかな緊急事態があり得ない場合でさえ、緊急コールセットアップを自動的に試みる。3xxという番号を有するSIPメッセージ−ここで、「xx」は、2桁を表す−は、リダイレクションを意味し、該メッセージは、統制から外れたモバイルデバイスまたはサーバ、あるいは欠陥のあるモバイルデバイスまたはサーバに送られ得る。
(条件付き緊急コールセットアップ:通信システム)
図1Aを参照すると、例示的な通信システム40のブロック図が示される。通信システム40は、ワイヤレスネットワーク20と、モバイルデバイス10と、他のモバイルデバイス30とを有し、該通信システム40は、他のコンポーネントを有し得るが、該コンポーネントは、簡略化のために示されていない。モバイルデバイス10は、ワイヤレスアクセス無線16と、プロセッサ17と、緊急コールセットアップ機能15とを有し、該モバイルデバイス10は、他のコンポーネントを有し得るが、これらは簡略化のために示されていない。その他のモバイルデバイス30がモバイルデバイス10のコンポーネント以外の異なるコンポーネントを有し得る。
動作中、モバイルデバイス10は、そのワイヤレスアクセス無線16を用いて、ワイヤレスネットワーク20と通信する。ワイヤレス通信は、モバイルデバイス10とワイヤレスネットワーク20との間のワイヤレス接続19を介する。その他のモバイルデバイス30は、同様に、それぞれのワイヤレス接続(図示されない)を介してワイヤレスネットワーク20と通信し得る。ワイヤレスネットワーク20との通信は、例えば、電話通信、または電子メールのような他の形態の通信であり得る。
一部の通信は、緊急コールを含み得る。例えば、モバイルデバイス10は、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信すると、緊急コールを試み得る。緊急コールセットアップを促すメッセージのソースは、例えば、その他のモバイルデバイス30あるいはワイヤレスネットワーク20自体のうちの1つであり得る。メッセージのソースが、その他のモバイルデバイス30である場合には、該ソースは、明らかな緊急事態があり得ない場合でさえも、緊急コールセットアップを試みるように、モバイルデバイス10をトリガすることを試みる統制から外れたモバイルデバイスであり得る。明らかな緊急事態がないときに、モバイルデバイス10が、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する他の状況があり得る。
本出願の実施形態に従って、緊急コールセットアップ機能15は、緊急コールセットアップを試みるための少なくとも1つの条件を維持する。緊急コールセットアップを促すメッセージを受信すると、該少なくとも1つの条件のうちの任意の条件が満たされる場合のみ、緊急コールセットアップが試みられる。このことは、緊急コールをセットアップするニーズがない場合に、モバイルデバイス10が、緊急コールセットアップを促すメッセージを無視することを可能にする。さらなる詳細は、図2から図5を参照して与えられる。
例示される実施形態において、緊急コールセットアップ機能15は、ソフトウェアとしてインプリメントされ、プロセッサ17上で実行される。しかしながら、より一般的には、緊急コールセットアップ機能15は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたは任意のそれらの組み合わせとしてインプリメントされ得る。
例示される実施形態において、通信デバイス10、30がモバイルデバイスであることが仮定される。しかしながら、より一般的には、本出願の実施形態は、通信デバイスに適用可能であり、該通信デバイスは、モバイルまたは有線であり得る。有線デバイスに対しては、ワイヤレスアクセス無線に対するニーズがない。むしろ、有線デバイスは、任意の適切な通信インタフェースを提供され得る。有線デバイスの場合に対して、ネットワーク20は、必ずしもワイヤレスである必要はない。
ワイヤレスネットワーク20は、任意の特定のコンポーネントを有するようには示されていない。しかしながら、ワイヤレスネットワーク20は、有線ネットワークおよび/またはワイヤレスネットワークに適した任意の適切なコンポーネントを有する。コンポーネントは、インプリメンテーション特有であり、ネットワークのタイプに依存し得る。ネットワーク20は、任意の適切なタイプ、例えば、GPRS、UMTS、CDMAなどであり得る。IMSサービスは、ベアラがはっきりしない(beareragnostic)。一部の実施形態において、ワイヤレスネットワーク20は、SIPメッセージの送信を処理するためのP−CSCF(プロキシコールセッションコントロール機能)ノードを含む。他のインプリメンテーションが可能である。
ここで図1Bを参照すると、本明細書中に記述される任意の方法をインプリメントし得る、別のモバイルデバイス80のブロック図が示される。モバイルデバイス80は、図1Aのモバイルデバイス10の特徴と同様の特徴をインプリメントするための特定の構成要素を伴って示される。モバイルデバイス80は、単なる例示目的として、非常に特定の詳細を伴って示されることが理解されるべきである。
プロセッシングデバイス(マイクロプロセッサ128)が、キーボード114とディスプレイ126との間に結合されて、模式的に示される。マイクロプロセッサ128は、図1Aに示されるモバイルデバイス10のプロセッサ17の特徴と同様の特徴を有する種類のプロセッサである。マイクロプロセッサ128は、ユーザによるキーボード114のキーの作動に応答して、ディスプレイ126の動作およびモバイルデバイス80の全体的な動作を制御する。
モバイルデバイス80は、垂直に細長くあり得る筐体を有し得、または(クラムシェル筐体構造を含む)他の大きさおよび形状を取り得る。キーボード114は、モード選択キーを含み得、またはテキスト入力と電話入力との間を切り替えるための他のハードウェアまたはソフトウェアを含み得る。
マイクロプロセッサ128に加えて、モバイルデバイス80の他の部品が、模式的に示される。これらは、通信サブシステム170、短距離通信サブシステム102、キーボード114およびディスプレイ126、加えて、1組のLED104、1組の補助I/Oデバイス106、シリアルポート108、スピーカ111およびマイクロフォン112を含む他の入力/出力デバイス、およびフラッシュメモリ116、ランダムアクセスメモリ(RAM)118を含むメモリデバイス、ならびにさまざまな他のデバイスサブシステム120を含む。モバイルデバイス80は、モバイルデバイス80の能動素子を動かすバッテリ121を有し得る。モバイルデバイス80は、一部の実施形態において、ボイスおよびデータ通信能力を有する双方向無線周波数(RF)通信デバイスである。加えて、モバイルデバイス80は、一部の実施形態においてインターネットを介して他のコンピュータシステムと通信する能力を有する。
マイクロプロセッサ128によって実行されるオペレーティングシステムソフトウェアは、一部の実施形態において、フラッシュメモリ116などの持続記憶装置に格納されるが、読取り専用メモリ(ROM)または同様の格納素子にも格納され得る。加えて、システムソフトウェア、特定のデバイスアプリケーションまたはそれらの部品は、一時的にRAM118などの揮発性記憶領域にロードされ得る。モバイルデバイス80によって受信された通信信号も、RAM118に格納され得る。
マイクロプロセッサ128は、そのオペレーションシステム機能に加えて、モバイルデバイス80でのソフトウェアアプリケーションの実行を可能にする。ボイス通信モジュール130Aおよびデータ通信モジュール130Bなどの基本的なデバイスオペレーションを制御する、予め決められたソフトウェアアプリケーションのセットは、製造中にモバイルデバイス80にインストールされ得る。加えて、個人情報マネジャー(PIM)アプリケーションモジュール130Cも、製造中にモバイルデバイス80にインストールされ得る。PIMアプリケーションは、一部の実施形態において、電子メール、カレンダーイベント、ボイスメール、アポイントメントおよびタスクアイテムなどのデータアイテムを設定および管理することが可能である。PIMアプリケーションはまた、一部の実施形態においてワイヤレスネットワーク110を介してデータアイテムの送受信が可能である。一部の実施形態において、PIMアプリケーションによって管理されたデータアイテムは、ホストコンピュータシステムに格納されたまたは関連付けられたデバイスユーザの対応するデータアイテムを用い、ワイヤレスネットワーク110を介してシームレスに統合され、同期および更新される。また、さらなるソフトウェアモジュールが、別のソフトウェアモジュール130Nとして例示されているが、製造中にインストールされ得る。フラッシュメモリ116のモジュール130A、130B、130Cおよび130Nのうちの1つ以上が、図1Aに示されるモバイルデバイス10の緊急コールセットアップ機能15の特徴と同様の特徴をインプリメントするように設定され得る。例えば、他のモジュール130Nのうちの1つが、設定され得ることによって、それがマイクロプロセッサ128で実行されるときには、モバイルデバイス80は、緊急コールセットアップを試みるために、少なくとも1つの条件を維持する。緊急コールセットアップを促すメッセージの受信に応答して、少なくとも1つの条件が満たされる場合のみに、モバイルデバイス80は、緊急コールセットアップを試みる。ボイスコール能力に加えて、ビデオコール能力も提供され得る。
通信機能は、データおよびボイス通信を含み、通信サブシステム170を介して行われ、短距離通信サブシステム170を介しても行われ得る。通信サブシステム170は、受信器150と、送信器152と、受信アンテナ154および送信アンテナ156として例示された1つ以上のアンテナとを含む。加えて、通信サブシステム170はまた、プロセッシングモジュール、例えばデジタル信号プロセッサ(DSP)158および局部発振器(LO)160を含む。送信器152および受信器150を有する通信サブシステム170は、図1Aに示されるモバイルデバイス10のワイヤレスアクセス無線16の機能と同様の機能を有するワイヤレスアクセス無線のインプリメンテーションである。通信サブシステム170の特定の設計およびインプリメンテーションは、モバイルデバイス80が動作するように意図される通信ネットワークに依存する。例えば、モバイルデバイス80の通信サブシステム170は、MobitexTM、DataTACTMまたは汎用パケット無線サービス(GPRS)モバイルデバイス通信ネットワークで動作するように設計され得、また、高度モバイルフォンサービス(AMPS)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、パーソナル通信サービス(PCS)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)などの任意のさまざまなボイス通信ネットワークで動作するように設計され得る。他の種類のデータおよびボイスネットワークが、分離および統合した両方の形式で、モバイルデバイス80とともに用いられ得る。
ネットワークアクセスは、通信システムの種類に依存して異なり得る。例えば、MobitexTMネットワークおよびDataTACTMネットワークにおいて、モバイルデバイスは、各デバイスに関連付けられた固有の個人識別番号(PIN)を用いてネットワークに登録される。しかし、GPRSネットワークにおいて、ネットワークアクセスは、通常はデバイスの加入者またはユーザに関連付けられる。従って、GPRSデバイスは、GPRSネットワーク上で動作するために、一般的に加入者識別モジュール(SIM)カードと呼ばれる加入者識別モジュールを有する。
ネットワーク登録または起動の手順が完了すると、モバイルデバイス80は、通信ネットワーク110を介して通信信号を送受信し得る。受信アンテナ154によって通信ネットワーク110から受信した信号は、受信器150に経由され、該受信器は、信号増幅、周波数ダウン変換、フィルタリング、チャネル選択などを提供し、また、アナログデジタル変換を提供し得る。受信信号のアナログデジタル変換は、DSP158が、より複雑な通信機能、例えば復調および復号化を行うことを可能にする。同様にして、ネットワーク110に送信されるべき信号が、DSP158によって処理(例えば、変調および符号化)され、次いで、デジタルアナログ変換、周波数アップ変換、フィルタリング、増幅、および送信アンテナ156を介する通信ネットワーク110への送信のために、送信器152に提供される。
通信信号の処理に加え、DSP158は、受信器150および送信器152の制御を提供する。例えば、受信器150および送信器152における通信信号に加えられたゲインは、DSP158にインプリメントされた自動ゲイン制御アルゴリズムを介して、適応するように制御され得る。
データ通信モードにおいて、テキストメッセージおよびウェブページのダウンロードなどの受信信号は、通信サブシステム170によって処理され、マイクロプロセッサ128に入力される。受信信号は、次いでマイクロプロセッサ128によってさらに処理され、ディスプレイ126に出力されるか、あるいは他の一部の補助I/Oデバイス106に出力される。デバイスユーザは、タッチパッド、ロッカースイッチ、サムホイールまたは他の一部の種類の入力デバイスなどのキーボード114および/または他の一部の補助I/Oデバイス106を用いて、電子メールメッセージなどのデータアイテムを設定し得る。設定されたデータアイテムは、次いで通信サブシステム170を介し、通信ネットワーク110にわたって送信され得る。
ボイス通信モードにおいて、デバイスの全体的な動作は、データ通信モードと実質的に同等であるが、受信信号がスピーカ111に出力され、送信のための信号は、マイクロフォン112によって生成されるということが異なる。代替的なボイスまたはオーディオI/Oサブシステム、例えばボイスメッセージ録音サブシステムもまた、モバイルデバイス80にインプリメントされ得る。加えて、ディスプレイ126もまた、ボイス通信モードにおいて用いられることによって、例えばコールパーティの身元、ボイスコールの継続時間、または他のボイスコール関連の情報を表示し得る。
短距離通信サブシステム102は、モバイルデバイス80と、必ずしも同様なデバイスではなくてよい他の隣接するシステムまたはデバイスとの間の通信を可能にする。例えば、短距離通信サブシステムは、赤外線デバイス、ならびに関連した回路および構成要素、またはBluetoothTM通信モジュールを含むことによって、同様に使用可能なシステムおよびデバイスとの通信を提供し得る。
(条件付き緊急コールセットアップ:デバイス方法)
ここで図2を参照すると、緊急コールセットアップを条件付きで試みる例示的な方法の流れ図を示す。この方法は、例えば図1Aに示されるモバイルデバイス10の緊急コールセットアップ機能15によって、通信デバイスにインプリメントされ得る。あるいは、該方法は、図1Bに示されるモバイルデバイス80にインプリメントされ得る。より概括的には、該方法は、任意の適切な通信デバイスにインプリメントされ得る。
ステップ2−1において、通信デバイスは、緊急コールセットアップのための少なくとも1つの条件を維持する。ステップ2−2において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する。ステップ2−3において、緊急コールセットアップを促すメッセージの受信に応答して、通信デバイスは、少なくとも1つの条件のうちのいずれかが満たされた場合のみに、緊急コールセットアップを試みる。そうでない場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みない。
緊急コールセットアップを促すメッセージに対する、多くの可能性が存在する。一部のインプリメンテーションにおいて、メッセージは、緊急コールセットアップを促す、380代替サービスメッセージである。380代替サービスメッセージは、例えば<type>子エレメントが「緊急」に設定された<代替サービス>要素を含むXML(拡張可能マークアップ言語)ボディを有することによって、緊急コールセットアップを促し得る。あるいは、380代替サービスメッセージは、任意の他の種類の符号化を用いて、緊急コールセットアップを促し得る。より概括的には、メッセージは、緊急コールセットアップを促す任意のメッセージであり得る。
少なくとも1つの条件に対する多くの可能性が存在する。少なくとも1つの条件は、1つまたはそれ以上の条件を含み、その少なくとも1つは、緊急コールセットアップを試みるために満たされるべきである。少なくとも1つの条件に対する多くの可能性が存在するので、少なくとも1つの条件のうちのいずれかが満たされた場合のみに、緊急コールセットアップを試みる多くの可能性が存在するということになる。少なくとも1つの条件に対する多くの設定が存在し得る。所与の条件を満たすことは、これらの設定の任意のブール関数であり得る。この点を例示するために、さらなる実施例が、図3〜図6に関連して以下に提供される。理解されるべきは、これらのさらなる実施例は、可能であることの単なるサンプルであるということである。
ここで図3〜図6を参照すると、緊急コールセットアップを条件付きで試みる、他の例示的な方法の流れ図を示す。これらの方法は、例えば図1Aに示されるモバイルデバイス10の緊急コールセットアップ機能15によって、通信デバイスにインプリメントされ得る。あるいは、これらの方法は、図1Bに示されるモバイルデバイス80にインプリメントされ得る。より概括的には、これらの方法は、任意の適切な通信デバイスにインプリメントされ得る。これらの方法は、別個に、または任意の適切な組み合わせにおいてインプリメントされ得る。
最初に図3を参照すると、ステップ3−1において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージは、実際に緊急コールセットアップをトリガするべきか否かの設定を維持する。一部のインプリメンテーションにおいて、ステップ3−2に示されるように、通信デバイスは、設定を操作するためのユーザ入力を受信する。これは、例えば通信デバイスのユーザインタフェースを介して達成され得る。ステップ3−3において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する。ステップ3−4において、緊急コールセットアップを促すメッセージが実際に緊急コールセットアップをトリガすべきであると設定が示す場合のみに、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。そうでない場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みない。従って、設定は、緊急コールセットアップを促すメッセージが実際に緊急コールセットアップをトリガすべきであるということを示すということが、条件である。
例示された実施例において、通信デバイスは、設定を操作するためのユーザ入力を受信する。これは、ユーザに、緊急コールセットアップを促すメッセージが実際に緊急コールセットアップをトリガすべきか否かを指定する能力を提供する。一部のインプリメンテーションにおいて、ユーザは、任意の適切なときに設定を操作し得る。ユーザがユーザ入力を提供する機会を提供されたとしても、必ずしもユーザ入力がある必要はないことに留意されたい。他のインプリメンテーションにおいて、設定は、ユーザによる設定が不可能である。設定は、例えばハードコード化されることによって、設定が不可能であり得る。他のインプリメンテーションが可能である。
別の実施形態において、通信デバイスは、設定を操作するためのネットワーク入力を受信する。これは、設定が、通信ネットワークによって操作されることを可能にする。別のインプリメンテーションにおいて、通信デバイスは、設定を操作するためにユーザ入力およびネットワーク入力の両方を受信する。他のインプリメンテーションが可能である。
ここで図4を参照すると、ステップ4−1において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する。ステップ4−2において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージが、ボイスコールセッションを確立させるために通信デバイスによって送信された要求に応答したものか否かを決定する。ステップ4−3において、緊急コールセットアップを促すメッセージが、ボイスコールセッションを確立させるために通信デバイスによって送信された要求に応答したものの場合のみに、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。そうでない場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みない。従って、緊急コールセットアップを促すメッセージは、ボイスコールセッションを確立するために通信デバイスによって送信された要求に応答することが条件である。例えば、緊急コールセットアップを促すメッセージが、IM(インスタントメッセージング)セッションを確立するために通信デバイスによって送信された要求に応答したものである場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みない。
例示された実施例において、挙動が、特定の種類のセッション、すなわちボイスコールセッションに対して定義される。しかし、挙動は、他の種類の通信セッション、例えばビデオコールセッションに対して定義され得ることが理解されるべきである。別のインプリメンテーションにおいて、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージがビデオコールセッションを確立させるために通信デバイスによって送信された要求に応答したものか否かを決定する。このインプリメンテーションによれば、緊急コールセットアップを促すメッセージが、ビデオコールセッションを確立させるために通信デバイスによって送信された要求に応答したものである場合のみに、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。
図4に関連して上に提示された実施例において、通信デバイスは、IMセッションサービスが緊急番号にリダイレクトされるべきではないと想定し得る。一部のインプリメンテーションにおいて、通信デバイスは、緊急番号にリダイレクトされ得るサービスの識別を維持する。この実施例は、図5に関連して以下に提供される。
ここで図5を参照すると、ステップ5−1において、通信デバイスは、緊急番号にリダイレクトされ得るサービスの識別を維持する。ステップ5−2において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する。ステップ5−3において、緊急コールセットアップを促すメッセージが、識別に従って緊急番号にリダイレクトされ得るサービスに応答するものである場合のみに、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。そうでない場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みない。従って、緊急コールセットアップを促すメッセージが、識別に従って緊急番号にリダイレクトされ得るサービスに応答するものであることが、条件である。
一部のインプリメンテーションにおいて、緊急番号にリダイレクトされ得るサービスの識別は、ユーザによって設定可能であり得る。他のインプリメンテーションにおいて、緊急番号にリダイレクトされ得るサービスの識別は、設定が不可能である。設定は、例えばハードコード化されることによって設定が不可能であり得る。他のインプリメンテーションが可能である。
ここで図6を参照すると、ステップ6−1において、通信デバイスは、信頼されたソースの識別を維持する。ステップ6−2において、通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信する。ステップ6−3において、緊急コールセットアップを促すメッセージが識別に従って信頼されたソースであるメッセージソースから送信されたことを示すものがある場合のみに、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みる。一部のインプリメンテーションにおいて、緊急コールセットアップを促すメッセージは、メッセージソースを示す。他のインプリメンテーションにおいて、通信デバイスは、他の手段によってメッセージソースを認識する。そうでない場合には、通信デバイスは、緊急コールセットアップを試みず、これは、緊急コールセットアップを促すメッセージが、不正な通信デバイスまたは他の一部の不正な存在から生じたかもしれないからである。従って、緊急コールセットアップを促すメッセージが、識別に従って信頼されたソースであるメッセージソースを示すことが、条件である。
図6に関連して上に提示された実施例によれば、緊急コールセットアップを促すメッセージは、メッセージソースの識別が提供され得、これは、メッセージソースを信頼すべきか否かの決定を可能にする。より概括的には、アプリケーションの実施形態は、任意のSIPメッセージに適用可能であり、これは、未確認のソースから受信した他のSIPメッセージがあり得るからである。そのようなSIPメッセージは、緊急コールセットアップを促すことの他に、他の望まれ得ない状況を発生させ得る。適切な認証が行われることによって、メッセージソースを立証し得る。さらなる実施例が、以下の追加の部分に提供される。
本明細書中に提示の実施例において、緊急コールセットアップを促すメッセージを受信することは、緊急コールセットアップを試みる通信デバイスをトリガしない、という状況が存在する。一部のインプリメンテーションにおいて、緊急コールセットアップを促すメッセージに応答しても緊急コールセットアップの試みが行われない場合には、通信デバイスは、通信デバイスのユーザに警告する。警告は、例えば通信デバイスのユーザインタフェースを介して通信デバイスによって発行され得る。
(条件付きの緊急コールセットアップ:別の通信システム)
上に提示された実施例において、通信デバイスは、該通信デバイスが緊急コールセットアップを試みることを促すメッセージの受信に応答して、緊急コールセットアップを条件付きで試みる。別の実施形態において、通信ネットワークは、少なくとも一部のメッセージをブロックする。別の実施形態において、通信ネットワークは、少なくとも一部のメッセージをブロックし、一方で通信デバイスは、緊急コールセットアップを促すメッセージの受信に応答して、緊急コールセットアップを条件付きで試みる。
ここで図7を参照すると、別の通信システム70のブロック図が示される。通信システム70は、通信ネットワーク72を有し、該通信ネットワークは、プロセッサ76に結合されたメッセージブロッキング機能73を有する。通信ネットワーク72は、他の構成要素を有し得るが、簡素化のため示されていない。通信システム70は、通信デバイス74を有し、他の通信デバイス71を有し得る。通信デバイス71および74は、それぞれがモバイルデバイスまたは有線デバイスであり得る。通信デバイス71および74の詳細は、簡素化のために省略される。通信システム70は、他の構成要素を有し得るが、簡素化のために示されていない。
動作において、通信デバイス71および74は、通信ネットワーク72を介して通信する。通信は、例えば緊急コールセットアップを試みるための目標通信デバイスを促す、定義された種類のメッセージを含み得る。例えば、他の通信デバイス71のうちの1つは、通信デバイス74に定義された種類のメッセージを送信し得る。送信される予め定義された種類のメッセージのそれぞれに対して、通信ネットワーク72は、メッセージを受信する。適用の実施形態によれば、メッセージブロッキング機能73は、予め決定された種類のメッセージの少なくとも一部が、信号方式データ経路に沿って転送されることをブロックする。さらなる詳細は、図8〜図10に関連して以下に提供される。
例示された実施例において、メッセージブロッキング機能73は、ソフトウェアとしてインプリメントされ、プロセッサ76上で実行される。しかし、より概括的には、メッセージブロッキング機能73は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の適切な組み合わせとしてインプリメントされ得る。単一の構成要素として示されるが、より概括的には、メッセージブロッキング機能73は、1つ以上の構成要素を有し得る。1つ以上の構成要素は、通信システム72にわたって分配され得、または単一のネットワーク要素上に位置付けられ得る。1つ以上の構成要素は、通信ネットワーク72の他の構成要素と一体化され得る。一部のインプリメンテーションにおいて、メッセージブロッキング機能73は、目標デバイスへのメッセージの伝達に対するメッセージブロッキング機能、および通信ネットワーク72の別の構成要素へのメッセージの転送に対するメッセージブロッキング機能の両方を含む。他のインプリメンテーションが可能である。
一部のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワーク72は、ワイヤレスネットワークである。しかし、有線デバイスの場合には、通信ネットワーク72は、ワイヤレスである必要はない。従って、他のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワーク72は、有線ネットワークである。他のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワーク72は、有線ネットワークおよびワイヤレスネットワークを含む。他のインプリメンテーションが可能である。
通信ネットワーク72は、特定の構成要素を伴わずに示される。しかし、通信ネットワーク72は、有線および/またはワイヤレスのネットワークに対して適当である、任意の適切な構成要素を有し得る。構成要素は、インプリメンテーションに特有のものであり、ネットワークの種類に依存し得る。通信ネットワーク72は、任意の適切な種類、例えばGPRS、UMTS、CDMAなどであり得る。IMSサービスは、ベアラがはっきりしない。一部のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワーク72は、P−CSCF(プロキシコールセッション制御機能)ノードを含むことによって、SIPメッセージの送信を処理する。他のインプリメンテーションが可能である。
(条件付き緊急コールセットアップ:ネットワーク方法)
ここで図8を参照すると、少なくとも一部のメッセージが目標の通信デバイスに伝達されることをブロックする方法の流れ図が示される。この方法は、例えば図7に示される通信ネットワーク72のメッセージブロッキング機能73によって、通信ネットワークにインプリメントされ得る。
ステップ8−1において、通信ネットワークは、メッセージを受信し、それぞれのメッセージは、目標の通信デバイスに導かれることによって、緊急コールセットアップを試みるように目標の通信デバイスを促す。ステップ8−2において、通信ネットワークは、メッセージの少なくとも一部が、目標の通信デバイスに伝達されることをブロックする。
目標の通信デバイスに向けられたそれぞれのメッセージが、緊急コールセットアップを試みるように目標の通信デバイスを促す、多くの可能性がある。それぞれのメッセージは、緊急コールセットアップを促す任意の適切なメッセージであり得、その実施例は、上に提供されている。
通信ネットワークが、目標の通信デバイスにメッセージの少なくとも一部が伝達されることをブロックする、多くの方法がある。この点を例示するために、目標の通信デバイスにメッセージの少なくとも一部が伝達されることをブロックする、他の例示的な方法が、以下に提供される。
ここで図9および図10を参照すると、目標の通信デバイスにメッセージの少なくとも一部が伝達されることをブロックする、他の例示的な方法の流れ図が示される。これらの方法は、例えば図7に示される通信ネットワーク72のメッセージブロッキング機能73によって通信ネットワークにインプリメントされ得る。
最初に図9を参照すると、ステップ9−1において、通信ネットワークは、目標の通信デバイスに緊急コールセットアップを試みるように促すメッセージを転送させるために、少なくとも1つの条件を維持する。ステップ9−2において、通信ネットワークは、メッセージを受信し、それぞれのメッセージは、目標の通信デバイスに向けられることによって、緊急コールセットアップを試みるように目標の通信デバイスを促す。ステップ9−3において、受信されたそれぞれのメッセージに対して、少なくとも1つの条件のうちのいずれかが満たされた場合のみに、通信ネットワークは、その目標の通信デバイスに、メッセージを転送する。
メッセージを転送させるための少なくとも1つの条件を維持する多くの可能性が存在する。一部のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワークは、信頼されたソースの識別を維持する。従って、一部のインプリメンテーションにおいて、受信したそれぞれのメッセージに対して、メッセージが、識別に従って信頼されたソースであるメッセージソースから送信されたことを示す場合のみに、通信ネットワークは、メッセージを転送する。一部のインプリメンテーションにおいて、緊急コールセットアップを促すメッセージは、メッセージソースを示す。他のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワークは、他の手段によってメッセージソースを認識する。他のインプリメンテーションが可能である。
例示の実施例において、通信ネットワークは、その目標の通信デバイスにメッセージを転送する。別のインプリメンテーションにおいて、通信ネットワークは、通信ネットワーク内のネットワーク構成要素にメッセージを転送する。より概括的には、通信ネットワークは、信号方式データ経路に沿ってメッセージを転送し、これは、目標の通信デバイスにメッセージを転送すること、または通信ネットワーク内のネットワーク構成要素にメッセージを転送することを含み得る。
ネットワーク構成要素に転送された場合には、メッセージは、目標の通信デバイスに転送され得るか、または通信ネットワーク内のさらに別のネットワーク構成要素に転送され得る。
ここで図10を参照すると、ステップ10−1において、通信ネットワークは、メッセージを受信し、それぞれのメッセージは、目標の通信デバイスに向けられることによって、緊急コールセットアップを試みるように目標の通信デバイスを促す。ステップ10−2において、受信したそれぞれのメッセージに対して、通信ネットワークは、目標の通信デバイスに全てのメッセージが伝達されることをブロックする。
例示の実施例において、通信ネットワークは、目標の通信デバイスに全てのメッセージが伝達されることをブロックする。これは、通信デバイスがメッセージを受信するために、目標の通信デバイスにメッセージを伝達する位置にあるネットワーク構成要素によって実行され得、または、別のネットワーク構成要素にメッセージを転送するネットワーク構成要素によって実行され得る。
本出願のさまざまな修正および変更が、上の教示に照らして可能である。従って、本出願は、添付の請求項の範囲内で本明細書中に明確に記述されたものとは異なったように実施され得ることは、理解されるべきである。
図1Aは、例示的な通信システムのブロック図である。 図1Bは、モバイルデバイスのブロック図である。 図2は、緊急コールセットアップを条件付きで試みる例示的な方法のフローチャートである。 図3は、緊急コールセットアップを条件付きで試みる他の例示的な方法のフローチャートである。 図4は、緊急コールセットアップを条件付きで試みる他の例示的な方法のフローチャートである。 図5は、緊急コールセットアップを条件付きで試みる他の例示的な方法のフローチャートである。 図6は、緊急コールセットアップを条件付きで試みる他の例示的な方法のフローチャートである。 図7は、別の通信システムのブロック図である。 図8は、メッセージの少なくとも一部が、それらのターゲットモバイルデバイスに送達されることをブロックする方法のフローチャートである。 図9は、メッセージの少なくとも一部が、それらのターゲットモバイルデバイスに送達されることをブロックする他の例示的な方法のフローチャートである。 図10は、メッセージの少なくとも一部が、それらのターゲットモバイルデバイスに送達されることをブロックする他の例示的な方法のフローチャートである。
符号の説明
10 モバイルデバイス
15 緊急コールセットアップ機能
16 ワイヤレスアクセス無線
17 プロセッサ
19 ワイヤレス接続
20 ワイヤレスネットワーク
30 他のモバイルデバイス
40 通信システム

Claims (12)

  1. 通信システムのモバイル通信デバイスによって実行される方法であって、該通信システムは、ネットワークと該モバイル通信デバイスとを含み、
    該方法は、
    Session Initiation Protocol(SIP)INVITEリクエストを該ネットワークに送信することであって、該ネットワークは、プロキシコールセッションコントロール機能(P−CSCF)を含む、ことと、
    メッセージソースから、緊急コールセットアップを促す応答メッセージを受信することであって、該応答メッセージは、代替サービスメッセージであり、該メッセージソースの識別を含み、該メッセージは、<type>子エレメントが「緊急」に設定された<代替サービス>要素を含む拡張可能マークアップ言語(XML)でのボディを有する、ことと、
    該応答メッセージにおける該メッセージソースの識別から、該メッセージソースが信頼できるソースかどうかを決定することと、
    該メッセージソースが信頼できるソースである場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みることと
    を包含する、方法。
  2. 前記メッセージソースが信頼できるソースかどうかを決定することは、
    信頼できるソースの識別を維持することと、
    前記メッセージソースの識別と該信頼できるソースの識別とを比較することと
    を包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記代替サービスメッセージは、前記通信デバイスからのSIP INVITEリクエストメッセージに応答して送信されたリダイレクトメッセージである、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記メッセージソースは、前記ネットワークである、請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記該緊急コールセットアップを試みることは、回線交換(CS)ドメインを介して生じる、請求項1〜請求項のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. コンピュータ実行可能な命令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体であって、該コンピュータ実行可能な命令は、請求項1〜請求項のうちのいずれか1項に記載の方法をインプリメントするように通信デバイスのプロセッサ上で実行するためのものである、コンピュータ読み取り可能な媒体。
  7. プロセッサと、
    該プロセッサに結合された緊急コールセットアップ機能と
    を含む通信デバイスであって、
    該緊急コールセットアップ機能は、
    Session Initiation Protocol(SIP)INVITEリクエストを該ネットワークに送信することであって、該ネットワークは、プロキシコールセッションコントロール機能(P−CSCF)を含む、ことと、
    メッセージソースから、緊急コールセットアップを試みるように該デバイスを促すSession Initiation Protocol(SIP)応答メッセージを受信することであって、該応答メッセージは、代替サービスメッセージであり、該メッセージソースの識別を含み、該メッセージは、<type>子エレメントが「緊急」に設定された<代替サービス>要素を含む拡張可能マークアップ言語(XML)でのボディを有する、ことと、
    該応答メッセージにおける該メッセージソースの識別から、該メッセージソースが信頼できるソースかどうかを決定することと、
    該メッセージソースが信頼できるソースである場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みることと
    を行うように構成されている、通信デバイス。
  8. 前記メッセージソースが信頼できるソースかどうかを決定するために、前記緊急コール機能は、
    信頼できるソースの識別を維持することと、
    前記メッセージソースの識別と該信頼できるソースの識別とを比較することと
    を行うように構成されている、請求項7に記載の通信デバイス。
  9. 前記代替サービスメッセージは、前記通信デバイスからのSIP INVITEリクエストメッセージに応答して送信されたリダイレクトメッセージである、請求項7または請求項8に記載の通信デバイス。
  10. 前記通信デバイスは、ワイヤレスアクセス無線を備えているモバイルデバイスである、請求項7〜請求項9のうちのいずれか1項に記載の通信デバイス。
  11. 通信システムのモバイル通信デバイスによって実行される方法であって、該通信システムは、ネットワークと該モバイル通信デバイスとを含み、
    該方法は、
    メッセージの信頼できるソースの識別を維持することと、
    リクエストメッセージを該ネットワークに送信することであって、該リクエストメッセージは、Session Initiation Protocol(SIP)INVITEリクエストであり、該ネットワークは、プロキシコールセッションコントロール機能(P−CSCF)を含む、ことと、
    メッセージソースから、緊急コールセットアップを促す応答メッセージを受信することであって、該応答メッセージは、該リクエストメッセージに応答して送信されたものであり、該応答メッセージは、代替サービスメッセージであり、該メッセージソースの識別を含み、該メッセージは、<type>子エレメントが「緊急」に設定された<代替サービス>要素を含む拡張可能マークアップ言語(XML)でのボディを有する、ことと、
    該メッセージソースと該信頼できるソースの識別とを比較することと、
    該メッセージソースが該信頼できるソースの識別と等しい場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みることと
    を包含する、方法。
  12. プロセッサと、
    該プロセッサに結合された機能と
    を含む通信デバイスであって、
    該機能は、
    メッセージの信頼できるソースの識別を維持することと、
    リクエストメッセージを該ネットワークに送信することであって、該リクエストメッセージは、Session Initiation Protocol(SIP)INVITEリクエストであり、該ネットワークは、プロキシコールセッションコントロール機能(P−CSCF)を含む、ことと、
    メッセージソースから、緊急コールセットアップを促す応答メッセージを受信することであって、該応答メッセージは、該リクエストメッセージに応答して送信されたものであり、該応答メッセージは、代替サービスメッセージであり、該メッセージソースの識別を含み、該メッセージは、<type>子エレメントが「緊急」に設定された<代替サービス>要素を含む拡張可能マークアップ言語(XML)でのボディを有する、ことと、
    該メッセージソースと該信頼できるソースの識別とを比較することと、
    該メッセージソースが該信頼できるソースの識別と等しい場合にのみ、該緊急コールセットアップを試みることと
    を行うように構成されている、通信デバイス。
JP2007341450A 2007-01-05 2007-12-28 緊急コールセットアップを条件付きで試みるためのシステムおよび方法 Active JP4896866B2 (ja)

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