JP2012532504A - 進化型パケットシステムのボイスサービスインジケータに基づいてボイスサービスにアクセスするシステムおよび方法 - Google Patents

進化型パケットシステムのボイスサービスインジケータに基づいてボイスサービスにアクセスするシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

通信システムにおいて、ユーザ機器(UE)を使用してボイスサービスにアクセスするシステムおよび方法が提供される。UEは、オーディオセッション表示を含み得る第1のメッセージを受信するように構成される。方法は、第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信するステップを含み、第2のメッセージは、少なくとも1つの値を備える1つ以上のボイスサービスインジケータに基づいている。第2のメッセージは、代替ドメインを選択しないことを示す応答であってもよい。第2のメッセージはまた、受取り不可能な応答であってもよい。
【選択図】図1

Description

(技術の分野)
本開示は、概して、通信システムにおいてユーザ機器(UE)を使用してボイスサービスにアクセスする方法に関し、より具体的には、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)においてボイスサービスを提供する方法、および対応するネットワーク要素に関する。
本明細書で使用されるように、用語「デバイス」は、用語「移動局」(MS)、「ユーザエージェント」、または「ユーザ機器」(UE)を指し、固定および携帯電話、携帯端末、ハンドヘルドまたはラップトップコンピュータ、スマートフォン、プリンタ、ファックス機器、テレビ、セットトップボックス、ならびに他のビデオディスプレイデバイス等の電子デバイス、家庭用オーディオ機器および他の家庭用娯楽システム、家庭用監視および制御システム(例えば、家庭用監視、アラームシステム、および温度調節システム)、コンピュータ制御式冷蔵庫等の進化型家庭用器具、ならびにネットワーク通信能力を有する類似デバイスを含むことが可能である。いくつかの構成において、UEは、移動無線デバイスと称されてもよい。
UEはまた、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、TV、IPTV、またはネットワークノード等、類似能力を有するが、容易に搬送可能ではないデバイスを指してもよい。
用語「デバイス」はまた、固定または移動式であることが可能なセッション開始プロトコル(SIP)ユーザエージェント(UA)を指してもよい。UAがネットワークノードである時、ネットワークノードは、UAまたは固定回線デバイス等の別の機能に代わって作用し、UAまたは固定回線デバイスをシミュレートあるいはエミュレートしてもよい。例えば、いくつかのUAの場合、一般的には、デバイス上に常駐するインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)SIPクライアントは、実際にネットワーク内に常駐し、最適化されたプロトコルを使用して、デバイスにSIPメッセージ情報を中継する。換言すると、従来、UAによって実行されていたいくつかの機能は、遠隔UAの形態で分散することが可能であって、その場合、遠隔UAは、ネットワーク内のUAを表す。
用語「UE」はまた、SIPセッションを含み得るが、それに限定されない、通信セッションを着信可能な任意のハードウェアまたはソフトウェア構成要素も指すことも可能である。また、用語「ユーザエージェント」、「UA」、「ユーザ機器、「UE」、および「ノード」は、本明細書では、同義的に使用される場合がある。当業者は、これらの用語が、本願において、互換可能に使用可能であることを理解するであろう。
UEは、種々のネットワーク構成および/または無線アクセス技術(RAT)を使用して、高速データ通信を提供する無線通信ネットワーク内で動作してもよい。例えば、UEは、移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))および汎用パケット無線サービス(GPRS)技術に従って動作してもよい。今日、そのようなUEはさらに、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)、あるいは拡張型GPRS(EGPRS)または拡張型GPRS Phase 2(EGPRS2)に従って動作してもよい。UEが動作し得る他の無線ネットワークは、CDMA、UMTS、E−UTRAN、WiMax、およびWLAN(例えば、IEEE 802.11)を含むが、それらに限定されない。UEはまた、xDSL、DOCSISケーブルネットワーク、イーサネット(登録商標)、または光ネットワーク等、固定ネットワーク環境内で動作してもよい。いくつかのUEは、多モード動作可能であってもよく、その場合、一度に、単一アクセスネットワーク技術に基づいて、または多重アクセスネットワーク技術を同時に使用して、いくつかのデバイス内においてのいずれかとして、2つ以上のアクセスネットワーク技術に基づいて動作可能である。
無線電気通信システムにおいて、基地局内の伝送機器は、セルとして周知の地理的な領域内全体に信号を伝送する。技術が進化するに伴って、以前では不可能であったサービスを提供可能な、より高度なネットワークアクセス機器が導入されるようになった。この高度機器は、例えば、基地局ではなく、拡張型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(eNB)、または従来の無線電気通信システムにおける同等機器よりも高度に進化した他のシステムおよびデバイスを含む場合がある。そのような高度なまたは次世代機器は、本明細書では、ロングタームエボリューション(LTE)機器と称されてもよく、また、そのような機器を使用するパケットベースのネットワークは、進化型パケットシステム(EPS)と称することも可能である。本明細書で使用されるように、用語「アクセスデバイス」は、UEに、電気通信システム内の他の構成要素へのアクセスを提供することが可能である、従来の基地局、eNB、または他のLTEアクセスデバイス等の任意の構成要素を指してもよい。
第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(3GPP)システムにおいて、ボイスサービスは、一連の手段を経由して、移動オペレータによって提供可能である。GPRS/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)およびユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)を介して、例えば、回路交換(CS)インフラストラクチャを使用して、ボイスサービスを提供してもよい。代替として、GERANおよびUTRANを介して、IMS−またはIPコアネットワーク(CN)マルチメディアサブシステムを使用可能である。その場合、IMSを使用するボイスオーバIPまたはボイス通信は、IMSボイスオーバPSと称されてもよい。さらに、CSを使用することにより、ボイスベアラを提供し、IMSを使用して、ボイスベアラを制御するハイブリッドソリューションにもまた、対応可能であって、これは、IMS集中型サービス(ICS)として知られており、3GPP TS 23.292および3GPP TS 24.292に定義されている。(E−UTRAN)を介して、IMSを使用してもよい。ある場合には、LTEネットワークを介したボイスサービス(すなわち、アクティブに接続されたUEによって、LTEネットワークを介してデータを交換する)は、IMSを使用して提供されてもよい。
種々のボイスサービスインジケータ(VSI)は、どの状況下において、特定のネットワーク、ネットワークエリア、またはネットワークセルが、ボイスサービスを提供し得るかを示すように規定されている。インジケータは、以下の値を含む:「IMSボイスオーバPSセッション対応」(すなわち、VoIMSインジケータ)、「ボイス中心」または「データ中心」、および「CSボイス専用」、「IMS PSボイス専用」、「CSボイス優先、IMSボイス二次優先」、あるいは「IMSボイス優先、CSボイス二次優先」。VoIMSインジケータは、「ボイス中心」または「データ中心」インジケータがUE内にある間、各NAS登録(例えば、EPSアタッチ)およびNAS登録アップデートにおいて、ネットワークによって、UEに提供されてもよい。ある場合には、「IMSボイスオーバPSセッション対応」インジケータの不在は、ネットワーク(例えば、eNodeB)が、ボイスのために最適化されていないことを示唆し得る。しかしながら、ある場合には、ボイスは、好ましくあり得ないにもかかわらず、依然として、対応され得る。選好は、オペレータ選好、ユーザ選好、加入者選好、またはそれらの組み合わせとして規定され得る。ユーザ、加入者(例えば、企業)、および/またはオペレータは、選好を管理可能である。選好は、アクセスネットワーク毎に適用可能であって、例えば、WIMAXまたはIEEE 802.11ベースのアクセスネットワーク等、別のアクセスネットワークと比較して、異なる選好が、E−UTRANのために存在してもよい。そのような選好は、UEに対応する各アクセスネットワークと関連付けられなくてもよい。オペレータのネットワーク要素は、ボイス呼が、好ましい代替が存在する場合、あまり好ましくないアクセスネットワークを使用して、配信または着信されないように、選好を把握していてもよい。
本開示では、VSIは、上述の「IMSボイスオーバPSセッション対応」表示に匹敵するネットワーク提供VoIMSインジケータ(または、IMSボイスオーバPS(IMSVoPS)インジケータ)を含むいくつかの様式において、分類されてもよく、UEの使用設定は、上述の「ボイス中心」または「データ中心」VSIと同一であってもよい。ボイス中心UEは、ボイスサービスを使用可能であってもよく、したがって、どのようにサービスが提供され得るかに関わらず、ボイスサービスを取得するよう試みてもよい。対照的に、データ中心UEは、ボイスサービスが利用可能ではない時でも、最も可能性のあるPS(パケット交換)サービスを有することを優先してもよい。例えば、データ中心UEは、ボイスサービスが、E−UTRAN上で利用可能ではないときでも、E−UTRAN内に留まることを優先してもよい。ボイスサービスは、オペレータのサービスシナリオに応じて、データ中心UEのために提供されてもよい。最後に、UEのボイス設定は、上述の「CSボイス専用」、「IMS PSボイス専用」、「CSボイス優先、IMSボイス二次優先」、または「IMSボイス優先、CSボイス二次優先」VSIと同一であってもよい。以下の表1は、これらの群および名称の定義を要約したものである。
Figure 2012532504
無線通信ネットワークが継続して進化することに伴って、いくつかのネットワーク実装では、GERANおよび/またはUTRANによって提供される、より完全な無線範囲内に常駐するLTE型ネットワークの範囲の島が存在するようになるであろう。したがって、ボイスサービスをLTEネットワークに接続されたUEに配信するための種々の機構が、規定されている。例えば、CSフォールバックプロシージャによって、UEは、第1のRATを使用して、ネットワークに接続可能となり、RATは、PS(パケット交換)ドメインサービスのみを提供し、また、同時に、CSドメインサービスを提供する別のネットワークに登録する。CSフォールバックを使用して、例えば、CSドメインサービスを提供するネットワークのセルに移動し、ボイス呼を開始する際、UEが、PSドメインサービスのみを提供する(すなわち、CSドメインサービスを提供しない)ネットワークのセルに関連付けられたときにボイス呼を開始するように、UEをトリガしてもよい。ボイス呼を開始するUEは、PSドメインサービスのみを提供するネットワークのセル上において、アイドルまたはアクティブのいずれかであってもよい。用語「登録」は、本書では、2つの目的のために使用されている:(1)SIP UAをSIPレジストラに登録する作用を説明するためと、(2)下位層への登録の作用を説明するため。SIPでは、UAが登録されると、一般的には、SIP登録要求がUAによって伝送され、SIP200(OK)応答が、UAによって受信される。代替として、UAは、他の手段を経由して、登録されてもよい。本書では、我々は、UAが、機能的要素のIMSノードであるノードまたは機能的要素上において、レジストラ機能に登録される場合、用語「IMS登録」を使用する。一般的には、S−CSCFは、IMSにおいて、レジストラの役割を果たす。下位層では、例えば、NASまたはアクセス階層では、UEは、ネットワークに登録し、UTRANまたはGERANを介して、GPRSネットワークに対して、アタッチプロシージャを行うか、あるいはLTEまたはE−UTRANを介して、EPCとアタッチを行うことのいずれかによって、接続を取得する。NAS層における登録はまた、ルーティングエリアアップデート、追跡エリアアップデート(TAU)、NAS複合アタッチ、および複合TAUの概念を指してもよい。これは、本書を通して、「登録」が適用される文脈から明白となるはずである。
具体的には、オペレータが、LTEを徐々に配備し、配備されたIMSを有しない場合、CSフォールバックプロシージャによって、UEは、以下が可能となる:移動性の場合、初期アタッチまたは複合追跡エリアアップデートプロシージャにおいて、複合アタッチプロシージャを行うことによって、PSコアネットワーク(すなわち、3GPP進化型パケットコア(EPC)およびCSドメイン(すなわち、移動通信交換局(MSC)に同時にアタッチする;LTEを介して、データサービスを交換する一方、着信CS呼通知を受信し、別のRAT(GERANまたはUTRAN)へのハンドオーバを行い、CSドメインを使用して、CS呼の確立を継続するように、UEをトリガ可能である;LTEを介して、データサービスを交換する一方、別のRAT(GERANまたはUTRAN)へハンドオーバし、CSドメインを使用してCS呼の確立を行うことによって、発信CS呼を確立可能である。
UEは、LTEを介したいくつかの方法において、ボイスサービスに対応するように構成されてもよい。例えば、UEは、ネットワークオペレータ(例えば、Skype)、CSフォールバック、IMS、または汎用アクセス経由ボイスオーバLTE(VoLGA)によって提供されないボイスオーバIPソリューションに対応してもよい。上述のように、特定のLTE(例えば、VoIMS、SRVCC)を介して、IMSが利用可能か否かを規定するためのいくつかのメッセージタグが存在する。さらに、UEは、所定の論理ツリーに基づいて、初期または優先ボイスソリューションを選択するように構成されてもよい。初期ボイスソリューションが利用可能ではない場合、UEは、所定の論理ツリーに基づいて反応するように構成されてもよい。
モバイル着信セッションが、IMSネットワーク(例えば、IMSアプリケーションサーバ(AS)のようなノードを含む)に提示されると、ノードは、呼配信のための標的ドメイン(すなわち、CSドメインまたはPSドメイン)を選択する方法を決定する。標的ドメインは、LTEネットワークまたはE−UTRANを介したIMS登録の結果として、あるいはCS標的アドレスによって構成されることによって(CS標的アドレスは、例えば、複合アタッチメントプロシージャの結果として提供される)規定されてもよい。ある場合には、登録のとき、UEが、VoIMSまたは単一無線ボイス呼継続性(SRVCC)が非対応であることを発見する場合、UEは、その登録情報内に「オーディオ」特徴タグまたはIMS通信サービス識別子(ICSI)(例えば、マルチメディア電話(MMTeI))等の表示を含まなくてもよい。しかしながら、「オーディオ」特徴タグが、双方向全二重ボイス専用より多くのサービスを記述し得るので、「オーディオ」特徴タグの不在は、IPを介した音楽または無線等のより多くのサービスへのUEアクセスを拒絶し得る。同様に、MMTeI ICSIの不在は、MMTeI仕様に従って、特定のサービス(例えば、ファイル転送)を拒絶し得る。頭字語「AS」は、本書では、2つの目的のために使用されていることに留意されたい:(1)ノードまたは機能的要素「アプリケーションサーバ」を識別するためと、(2)「アクセス階層」を識別するためである。SIPにおいて、UAがサービスを要求し、別のUAがサービスをレンダリングまたは提供すると、一般的には、SIP要求メッセージが、UAによって別のUAに伝送される。他のUAは、IMSにおいて「アプリケーションサーバ」と呼ばれるノードまたは機能的要素上にホスト可能である。一般的には、I−CSCF、またはS−CSCF、あるいはE−CSCFが、要求をアプリケーションサーバにルーティングする。これは、本書を通して、頭字語「AS」が提供される文脈から明白となるはずである。
概して、IMS ASは、IMS登録メッセージを受信後、LTEアクセスがボイスサービスに対応可能か否かを把握していない。したがって、IMS ASは、IMS登録メッセージ内に含有される情報ではなく、他の情報に依存することにより、UEが、セッション(ボイスを含む)がルーティングされるべき方法、またはセッション(ボイスを含む)がルーティングされるべき方法を決定するオプションを与えられるべきか否かを決定してもよい。UEが、セッション(ボイスを含む)がルーティングされるべき方法を決定するオプションを与えられる場合、UEは、モバイル着信呼またはボイスを含むものに対するオファーによって、SIP INVITEの受信に応じた応答方法を決定する。本開示では、IMS ASは、サービス集中継続性アプリケーションサーバ(SCC AS)であってもよい。
規格変更を考慮して、UEは、RATに接続されている間、あるサービスに対応していることの表示、例えば、アタッチ、追跡エリアアップデート、ルーティングエリアアップデート、または複合アタッチプロシージャの実行に応じて、受信されたGPRSあるいはLTE/EPC/E−UTRANに接続されるときの「IMSボイスオーバPSセッション対応」表示を受信してもよい。登録エリアアップデートプロシージャの実行によって、「あるサービスに対応していることの表示」が変更されてもよい。その結果、UEが、IMSドメインからサービスを受信し(加入者のためにプロビジョニングされるように)、また、登録されている場合、UEは、IMSドメインによってオファーされ、「あるサービスに対応していることの表示」の現在の値に応じて、アクセスネットワーク上での加入の一部として認証されるいくつかのサービスを取得可能でなくてもよい。
いくつかの事例では、問題は、サービスがUEに提供される方法、VoIMSインジケータの値、ならびにUE使用およびボイス設定に応じた、UEへのサービス(例えば、モバイル着信ボイス呼)の配信に関する。特に、問題は、UEが、種々のRATおよびボイスソリューションを介して、サービスを受信可能であって、UEが優先するRAT(例えば、UE内のポリシーに基づいて、優先されると決定されるRAT)が、要求されるサービス/特徴に対応していない場合のシナリオに当てはまり得る。ある場合には、UEが優先するRATが規定されることがないことに留意されたい。
例えば、UEは、VoIMSインジケータによって示されるように、VoIMSが利用可能ではないエリア内において、LTEを介して、またはE−UTRANを使用して、IMSに登録され得る。同様に、SRVCCが利用不可能であって、SRVCCフラグは設定されない場合がある。VoIMSインジケータに非対応である場合、ネットワークによって利用可能となるか、またはUE内の下位層によって利用可能となる表示がない場合がある。その場合、UEは、IMS登録を行う前、またはIMS登録を行った後であるが、IMSボイス(VoIMS)セッションを確立する前に、VoIMSに対応しているか否かを決定不可能である場合がある。VoIMSインジケータの不在は、デフォルトによって、VoIMSに対応しているか、または対応していない、のいずれかを含意し得る。
したがって、IMS登録に応じて、UEは、UEが、ボイスサービスのためにIMSを使用することを意図するか否かをIMSインフラストラクチャに示すことが不可能であり得る。さらに、UEが、「ボイス」サービスのために、または「非ボイス」サービスのためだけに(例えば、UEが、「ボイス」および「非ボイス」サービスを所望するが、VoIMSインジケータが存在しないか、またはVoIMSが利用可能ではないことが示されないとき)、IMSを使用することを意図するか否かをIMS(例えば、登録に応じて)に示すように構成されていると仮定する場合でも、IMSに着信するモバイル着信呼が、UEがPS RAT(例えば、LTE)上でキャンプオンするとき、どのように配信されるか否か、または呼が、CSドメインを介してどのようにUEにルーティング可能であるかは、不明であり得る。故に、呼が、PSドメイン内のPS RATを介して、IMSを使用して、UEにルーティングされるか否か、または呼が、CSドメインを通してルーティングされるか否かについて、不明であり得る。
UE IMSまたはSIPスタックが、VoIMSインジケータの値に関する、NASによって提供された表へのアクセスを有しないUEでは、UEは、UEが、あるエリア内のIMSボイスを受信または開始可能であるか否か分からない。ある場合には、UE内のIMSまたはSIPスタックは、VoIMSセッションのために、IMSを使用する意図によって、最初に、IMSに登録してもよく、後に、NASは、VoIMSインジケータを通して、VoIMSが利用可能ではないことを認識してもよい。その場合、UE内のIMSまたはSIPスタックが、呼がIMSを介して配信されるべきではないことをネットワークに示すことは困難である場合があり、コアネットワークインフラストラクチャは、これらの2つの場合を区別不可能である。したがって、IMSに登録されたUEのAS/NAS層が、VoIMSインジケータを通して、IMSボイス呼が不可能であって、IMSを介してUEに配信される着信呼が存在することを知っているとき、UE内のIMSスタックは、例えば、IMSスタックがAS/NASスタックと強固に統合されておらず、IMSスタックがVoIMS表示を有していないため、依然として、着信ボイス呼を受理する場合がある。本問題はまた、UEが、IMSを介して着信呼を受理する際に、誤動作を行うときにも生じ得る。
さらなる問題は、UEが、起動している2つ以上のボイスソリューション(すなわち、異なるアプリケーション:実施例は、VoLGAおよびIMSである)を有する場合に生じ得る。1つのボイスソリューションは、オペレータによって提供され(OpVoice)、1つ以上のソリューションは、他の当事者によって、IMS(例えば、企業によって提供されるエンタープライズボイス)、またはAppVoiceおよびAppIMSを経由して提供されてもよい。その場合、OpVoiceサービスにアクセスするために、UEは、IMS、CSフォールバック、および任意の他の可能なソリューション(例えば、VoLGA)の選択のために、現在のソリューション(例えば、3GPPに定義されるもの)を実装してもよい。AppVoiceにアクセスするために、UEは、AppIMSインフラストラクチャに接続してもよい。AppIMSに接続するか否かの決定は、UEが、トランスポート層からのVoIMSインジケータが利用可能であって、ネットワークが、IMSが利用可能であることを示すとき、AppIMSのみに接続することを決定する場合、UEは、他のサービスのためのIMS登録を試みない場合があるため、OpVoiceのために使用される同一規則/機構に基づかなくてもよい。UEが、代わりに、AppVoiceのためにAppIMSに登録する場合、UEは、VoIMSインジケータが、IMSボイス呼が非対応(例えば、QoSのため)であることを表すエリア内にない場合があるので、着信AppVoice呼に関するルーティング問題は、解決される必要があり得る。
言い換えると、問題は、1)UEが、ネットワークに接続され、3GPPに現在規定されているOpVoiceのためのボイスソリューションを選択する(すなわち、VoIMSインジケータ、CSフォールバック複合登録/TAUの成功または失敗等に基づいている)、あるいは2)UEが、例えば、AppVoiceプロバイダによってUEに提供されるポリシーに基づいて、AppVoiceのために、AppIMSに接続されるときに生じ得る。VoIMSインジケータが利用可能であって、IMSボイスが可能ではないか、またはVoIMSが利用可能ではないことを示す場合でも、ポリシーが、UEがそうすることを示す場合、UEは、AppVoiceのために、AppIMSに登録し得る。問題はまた、3)UEが、VoIMSインジケータがIMSボイスに非対応であることを表すエリア内にあるとき、または4)AppVoiceソリューションが、UE内の他のボイスソリューション(例えば、VoLGA、CSフォールバック等)と統合されていないとき、したがって、UEは、IMSボイスが利用可能ではないとき、他のソリューションに「フォールバック」し、AppVoiceをUEに提供不可能であるときに生じ得る。AppVoiceスタックは、UE内のOpVoiceスタックと別個であってもよい。
ここで、本開示のより完全な理解のために、添付の図面および発明を実施するための形態と関連して、以下の簡単な説明を参照する(類似参照数字は、類似部品を表す)。
図1は、非複合EPS/IMSIアタッチを行う時のUE挙動の工程図であって、UEに対して「IMS PSボイス優先し、CSボイス二次優先」が規定されている。 図2は、UEに対して「IMS PSボイス優先、CSボイス二次優先」の設定が規定された、複合EPS/IMSIアタッチを行うときのUE挙動の工程図である。 図3は、UEに対して「CSボイス優先、IMS PSボイス二次優先」の設定が規定された、UE挙動の工程図である。 図4は、UEに対して「LMS PSボイス専用」の設定が規定された、UE挙動の工程図である。 図5は、UEに対して「CSボイス専用」の設定が規定された、UE挙動の工程図である。 図6は、非ローミング構成における、全体的ポリシー制御および課金制御(PCC)論理アーキテクチャを示す、図である。 図7A、Bは、PCCとの相互作用を伴う、アタッチプロシージャを行うための例示的メッセージフローを例示する。 図7A、Bは、PCCとの相互作用を伴う、アタッチプロシージャを行うための例示的メッセージフローを例示する。 図8は、VoLGAネットワークの構成要素を示す、例示的ネットワーク構成要素マップの図である。 図9は、UEが、VoLGAネットワークに登録するためのメッセージフローを例示する。 図10は、VoLGAモバイル発信呼を開始するために、UEとVoLGAネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローを例示する。 図11は、モバイル着信呼のために、UEとVoLGAネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローを例示する。 図12は、ネットワークにUEの能力を通知するためのメッセージシーケンスの図である。 図13は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、ネットワークは、UEによって所望されるサービスまたは特徴に対応せず、UEが、非ボイスサービスに対して登録を行う。 図14は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEは、ネットワークによって提供されるサービスまたは機能インジケータを考慮しない。 図15は、コンパレータの機能性の概略図を示す、図である(着信アクセスドメイン選択(T−ADS)機能)。 図16は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEがCSフォールバックのための正常な登録を有する場合、UEは、IMS ASをトリガし、SDP−CSを含むために使用される特徴タグを含む。 図17は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEは、VoIMSインジケータを検査し、呼配信がOpVoiceソリューションを介して行うべきことを示す。 図18は、ユーザエージェントの実施形態を含む、無線通信システムを例示する。 図19は、デジタル信号プロセッサ(DSP)およびメモリを含む、ユーザエージェントのブロック図を示す。 図20は、ユーザエージェントのプロセッサによって実装され得る、ソフトウェア環境を例示する。 図21は、ネットワーク間を遷移するセッションの継続性を提供するための方法を実装するために好適な処理構成要素を含む、システムの実施例を例示する。
本開示は、概して、通信システムにおいて、ユーザ機器(UE)を使用してボイスサービスにアクセスする方法に関し、より具体的には、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)において、ボイスサービスを提供する方法と、対応するネットワーク要素とに関する。
次に、本開示の種々の側面を添付の図面を参照して説明するが、同一番号は、全体を通して、同一または対応する要素を指す。しかしながら、図面およびそれに関する発明を実施するための形態は、請求される主題を開示される特定の形態に限定することを意図するものではないことを理解されたい。むしろ、請求される主題の精神および範囲内にある、あらゆる修正、均等物、および代替を網羅することを意図する。
本明細書で使用されるように、用語「構成要素」、「システム」等は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行時のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティを指すことが意図される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で起動するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、それらに限定されない。例示として、コンピュータ上で起動するアプリケーションおよびコンピュータは両方とも、構成要素であることが可能である。1つ以上の構成要素は、プロセスおよび/または実行のスレッドの中に常駐してもよく、構成要素は、1つのコンピュータ上に局在しているか、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散していてもよい。
単語「例示的」は、本明細書では、実施例、事例、または図としての役割を果たすことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に説明される任意の側面または設計は、必ずしも、他の側面または設計より好ましいあるいは有利であると解釈されるわけではない。
さらに、開示される主題は、標準的プログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせを生産し、本明細書に詳述される側面を実装するためのデバイスに基づいて、コンピュータまたはプロセッサを制御する、システム、方法、装置、または製品として実装されてもよい。本明細書で使用されるように、用語「製品」(または代替として、「コンピュータプログラム製品」)は、任意のコンピュータ可読デバイス、搬送波、またはメディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することが意図される。例えば、コンピュータ可読メディアは、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)等)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック等)を含むことが可能であるが、それらに限定されない。加えて、搬送波は、電子メールを送受信する際、あるいはインターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットワークにアクセスする際に使用されるもの等、コンピュータ可読電子データを搬送するために採用可能であることを理解されたい。当然ながら、当業者は、請求される主題の範囲または精神から逸脱することなく、多くの修正が、本構成に成されてもよいことを認識するであろう。
本発明は、パケット交換ドメインおよび回路交換ドメインのうちの少なくとも1つに対応する通信システムにおいて、ユーザ機器を使用して、ボイスサービスにアクセスするための方法を提供する。方法は、UEにおいて、第1のメッセージを受信するステップを備え、第1のメッセージは、オーディオセッション表示を含む。方法は、第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信するステップをさらに備え、第2のメッセージは、少なくとも1つの値を備える1つ以上のボイスサービスインジケータに基づいている。第1および第2のメッセージは、SIPメッセージであってもよく、SIP要求メッセージおよびSIP応答メッセージのうちの少なくとも1つであってもよい。
本システムは、ユーザ機器(UE)を使用して、サービスにアクセスする方法を提供する。UEは、第1のサービスを要求するようにさらに構成される。方法は、第1のネットワークセルを使用して、UEとネットワークとの間でデータを通信するためのセッションを確立するステップと、第1のネットワークセルに対応する第2のサービスのうちの少なくとも1つのリストを読み出すステップとを含む。第1のネットワークセルに対応する第2のサービスのうちの少なくとも1つが、UEによって要求される第1のサービスのうちの少なくとも1つに匹敵しないとき、方法は、UEによって要求される第1のサービスが非対応であることを示すメッセージをネットワークに伝送するステップを含む。
種々のネットワーク配備において、種々のネットワーク要素は、1つ以上のSIPエンティティを含んでもよい。SIPエンティティは、例えば、SIPプロキシまたはSIPサーバを含んでもよい。いくつかのSIPエンティティは、一般的には、UAに備えられ、以下の2つの様式で動作してもよい:1)要求メッセージをサーバに対して生成するユーザエージェントクライアント(UAC)として、2)要求メッセージを受信し、それらを処理し、好適な応答を生成するユーザエージェントサーバ(UAS)として。いくつかの用途シナリオでは、単一のUAは、SIPエンティティ(例えば、UEデバイス)またはネットワークノードの両方として機能してもよい。
一実装では、SIPは、6種類の要求を使用する:INVITE−ユーザまたはサービスが、セッションに参加するように招待されていることを示す(注記:用語「セッション」および「呼セッション」は、時として、互換可能に使用される)。ACK−クライアントが、INVITE要求に対する最終応答を受信したことを確認する。BYE−セッションを着信し、発呼者または受呼者のいずれかによって送信されてもよい。CANCEL−UEによって送信された以前の要求をキャンセルする。OPTIONS−UEの能力のクエリを行う。REGISTER−To:ヘッダフィールド内に列挙されたアドレスをSIPサーバに登録する。SIPは、進化するように構成されているので、受信者は、時として、認識しない要求の方法を受信し得る。そのような要求は、未知の要求方法として指定されてもよい。
要求への応答において、SIPは、以下の応答分類を使用する:1xx情報メッセージ、2xx成功応答、3xxリダイレクション応答、4xx要求失敗応答、5xxサーバ失敗応答、および6xx一般失敗応答。
SIPメッセージは、一般的には、標準化メッセージ構造を使用して提供される。構造は、初期ライン(要求内の要求ラインおよび応答内の状態ライン)を識別するコマンドライン部分、種々の情報を伝達する1つ以上のヘッダフィールドを識別するヘッダ部分、およびSIPメッセージのメッセージ本文部分内に提供され得る、1つ以上のメッセージ本文から成る。メッセージ本文は、拡張マークアップ言語(XML)、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)等のマークアップ言語内にレンダリングされ得るプレーンテキスト、コード化された画像、または任意の情報等のコンテンツを保持するように動作可能である。各メッセージ本文(一部)は、それぞれ、SIPメッセージのコンテンツに関する情報を提供する、コンテンツ配置、コンテンツエンコーディング、およびコンテンツタイプ等のヘッダフィールドを使用して記述される。いくつかの実装では、コンテンツタイプヘッダフィールドの値は、多目的インターネットメール拡張(MIME)タイプである。IETF RFC 3261は、例えば、SIPの一実装のさらなる説明を提供する。いくつかのシステム実装では、SIPエンティティは、3GPP TS 23.228および3GPP TS 24.229等の種々の3GPP仕様に準拠する。
1つ以上のネットワークノードまたはネットワーク要素は、コアインフラストラクチャまたはコアネットワークを備え、SIPエンティティと称されてもよい。例えば、ネットワークノードは、プロキシ−呼セッション制御機能(P−CSCF)ノード、サービング−CSCFまたはS−CSCFノード、問い合わせ−CSCFまたはI−CSCFノード、ブレークアウトゲートウェイ制御機能(BGCF)ノード、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)ノード、家庭用加入者サーバ(HSS)ノード、IMS ASまたはアプリケーションサーバノード等を例示してもよい。上述のように、ノードならびに終点UEデバイスは、セッション制御、すなわち、通信セッションの設定および中止のために、通信プロトコルとして、SIPを採用してもよい。故に、ネットワークノードおよびUEデバイスは、集合的に、「SIPエンティティ」、またはより一般的には、「通信プロトコルエンティティ」と称されてもよく、種々のサービス、例えば、VCC、PTT、PoC、緊急サービス、ICS等を達成するために、好適な通信プロトコルメッセージ(例えば、SIPメッセージ)の送受信に従事する。
IMS集中型サービス(ICS)は、エンドユーザに提供されるサービスをIMSネットワーク内にホスト可能にする。サービスは、信号伝達のために利用可能なPSのみを有する加入者に、またはCSベアラを介してボイスをオファーすることがより望ましい場合、オファーされてもよい。ICSの場合、呼およびサービス制御信号伝達は、PSドメインの一部として、Gm基準点を介して、SIP制御チャネルを経由して行われてもよい一方、ボイスは、例えば、CSドメインの従来のCSベアラ部分を使用する。完全なサービスを提供するために、ネットワークおよびUEは、ボイスおよびデータの両方の伝送を同時に行うことが可能であってもよい(そうでなければ、SIP制御チャネルは、失われ得る)。
いくつかのネットワーク展開では、ICSは、SCC ASまたはSCC ASノードを含む。SCC ASは、モバイル着信呼のための正確な標的を選択するために、3GPP TS 23.292および3GPP TS 23.237に従って説明される着信アクセスドメイン選択(TADS)を提供するように構成されてもよい。標的の選択は、UEが使用または要求するアクセスの種類の決定を含んでもよい。したがって、ICSおよびCSフォールバック対応UEは、IMSを経由して登録されるか、また、MSCに登録されてもよい。SCC ASは、呼が配信され得る標的として、これらの登録のいずれかと関連付けられた標的情報を使用するように選択可能である。
いくつかのネットワーク展開では、ICSが含まれず、通信分割(CDIV)ASまたは電気通信アプリケーションサーバ(TAS)が含まれる。CDIV ASは、モバイル着信呼のための正確な標的を選択するために、3GPP TS 24.604に従って説明される通信分割に基づく規則を提供するように構成されてもよい。標的の選択は、UEが使用または要求するアクセスの種類の決定を含んでもよい。したがって、CDIV対応UEは、IMSを経由して登録されるか、また、MSCに登録されてもよい。CDIV ASは、これらの標的のいずれかを使用したUEへの通信または通信の構成要素(例えば、ボイス構成要素のみ)を標的とすることが可能である。CDIV ASは、通信の構成要素のみを標的可能ではない場合があり、その場合、通信ネットワーク内の1つ以上の他のノードは、CSドメイン上でCS(例えば、ボイス、メッセージング)を介して転送するために好適なメディアのみの伝送を処理する。CDIV ASは、規則ベースであって、規則は、構成可能である。規則は、例えば、IETF RFC 4745、またはOMA XDM、あるいは3GPP TS 24.623に従って、共通ポリシーXMLとして表現される。規則は、UtインターフェースおよびXCAPプロトコルを使用して管理可能である。ある条件において標的を識別する規則によって、CDIV ASの構成が一致するとき、通信は、3GPP TS 24.604に規定されるようにリダイレクト可能である。1)UEが通信のために使用した最新の既知のアクセスネットワークが、規則内に示されるアクセスネットワークに一致する場合、例えば、CSドメインによってサーブされるアドレスに通信をリダイレクトするために、そのような規則は、プロビジョニングされる必要があるであろう。2)ネットワーク(例えば、PCCに対応する通信ネットワーク内のノード)が、UEが規則内に示されるアクセスネットワークに一致するアクセスネットワークにアタッチされることを示す場合、例えば、CSドメインによってサーブされるアドレスに通信をリダイレクトするために、そのような規則は、プロビジョニングされる必要があるであろう。3)(最新の既知のまたはPCC決定)アクセスネットワークが、UEがIMSボイスに対応不可能であるアクセスネットワークにアタッチされることを示し、規則は、そのような場合、通信がボイスメディアに対応するアクセスネットワークによってサーブされるアドレス(例えば、CSドメイン)にリダイレクトされる必要があることを示す場合、例えば、CSドメインによってサーブされるアドレスに通信をリダイレクトするために、そのような規則は、プロビジョニングされる必要があるであろう。4)UEが、本アクセスネットワークを介して、IMSまたはPSボイスを受信不可能であることを示し(例えば、SDP内のCSボイスメディア(ietd draft−ietf−mmusic−sdp−cs参照)、またはSIPメッセージ、例えば、INVITE要求に応答するSIPメッセージを示すことによって)、規則が、そのような場合、通信が、IMSボイスまたはCSボイスメディア対応アクセスネットワークによってサーブされるアドレスにリダイレクトされる必要があることを示す(SDP(例えば、CSドメイン)に示されるように)場合、例えば、CSドメインによってサーブされるアドレスに通信をリダイレクトするために、そのような規則が、プロビジョニングされる必要があるであろう。上述の規則の条件部分は、他の条件(例えば、3GPP TS 24.604に規定される他の条件)とともに、種々の方法で複合可能である。本アプローチのさらなる利点は、CDIV ASが、選好によって、例えば、ボイスメディアが配信される選好によってプロビジョニング可能であることである。
ネットワークが、CSおよびGmインターフェースの両方を同時にアクティブにする能力に対応していない状況では、I1が使用されてもよい。I1は、UEとネットワークとの間のインターフェースまたは基準点であって、いくつかの制限(例えば、Gm基準点の不在または二重転送モード(DTM)に対する対応の欠如)によって、SIP制御チャネルとCSベアラとの併用を防止する場合に使用されてもよい。
いくつかのネットワークでは、PCC機能性は、進化型パケットコア(EPC)およびGPRSネットワーク(例えば、GERAN/UTRANを含む)を含む、種々のネットワークのために導入されている。PCC機能性は、ポリシーおよび課金実施機能(PCEF)、ベアラ結合および事象報告機能(BBERF)、ポリシーおよび課金規則機能(PCRF)、アプリケーション機能(AF)、オンライン課金システム(OCS)、オフライン課金システム(OFCS)、および加入プロファイルレポジトリ(SPR)を含んでもよい。PCCアーキテクチャは、IP CAN(例えば、GPRSコアネットワークまたはEPC)のアーキテクチャを拡張してもよく、ポリシーおよび課金実施機能は、PDNへのIPアクセスを実装するゲートウェイノードにおける機能的エンティティである。
図1〜5は、ネットワークのVoIMSインジケータとUEの使用設定の異なる組み合わせのために必要とされるUE作用を示す、種々の使用例のシナリオの図である。
図1は、非複合EPS/IMSIアタッチを行うときのUE挙動の工程図であって、「IMS PSボイス優先、CSボイス二次優先」がUEに対して規定されている。ステップ10において、UEは、IMSボイス優先、CSボイス二次優先に設定される。ステップ12において、UEは、EPSアタッチプロシージャ(示されるように、アタッチプロシージャは、非複合である)を開始し、ステップ14において、UEは、ネットワークからのIMSボイス対応表示を確認する。対応する場合、UEは、ステップ16において、IMSボイスを使用し、追跡エリアアップデート(TAU)を行った後に、ステップ14へ戻ってもよい。しかしながら、IMSボイスに非対応である場合、UEは、ステップ18において、CSフォールバックのための複合TAUを行う。成功する場合、UEは、ステップ20において、CSフォールバックの結果、利用可能となったボイスサービスを使用する。しかしながら、CSフォールバックが失敗した場合、UEは、ステップ22において、その独自の設定を確認し、ボイス中心またはデータ中心であるか否かを決定する。データ中心の場合、UEは、ステップ24において、現在のRAT内に留まる。しかしながら、UEがボイス中心である場合、ステップ26において、代替RATを再選択する。
図2は、複合EPS/IMSIアタッチを行うときのUE挙動の工程図であって、UEに対して「IMS PSボイス優先、CSボイス二次優先」の設定が規定されている。ステップ30において、UEは、IMS PSボイス優先、CSボイス二次優先に設定される。ステップ32において、UEは、複合EPS/IMSIアタッチプロシージャを開始し、ネットワークからのIMSボイスオーバPSセッション対応表示を確認する。ステップ34において、複合アタッチが受理され、IMS PSボイスに非対応である場合、UEは、CFフォールバックを使用して、ボイス接続を確立する。しかしながら、IMS PSボイスに対応する場合(複合アタッチが失敗または受理されたか否かに関わらず)、UEは、ステップ36において、IMSボイスサービスを使用する。複合アタッチが失敗し、IMS PSボイスに非対応である場合、UEは、ステップ38において、ボイス中心またはデータ中心通信のための選好に対して、その設定を確認する。データ中心の場合、UEは、ステップ40において、現在のRAT内に留まる。しかしながら、ボイス中心の場合、UEは、ステップ42において、アクセスボイスサービスへの別のRATを再選択する。
図3は、UE挙動の工程図であって、「CSボイス優先、IMS PSボイス二次優先」がUEに対して規定されている。ステップ50において、UEは、CSボイス優先、IMS PSボイス二次優先に設定される。ステップ52において、UEは、複合EPS/IMSIアタッチプロシージャを開始する。成功の場合、UEは、ステップ54において、CSフォールバックを使用する。不成功の場合、UEは、ステップ56において、ネットワークからのIMSボイス対応表示を確認する。対応する場合、UEは、ステップ58において、IMSボイスサービスを使用し、TAUを行う。非対応の場合、UEは、ステップ60において、その設定を確認し、ボイスまたはデータ中心であるか否かを決定する。データ中心の場合、UEは、ステップ62において現在のRAT内に留まる。ボイス中心の場合、UEは、ステップ64において別のRATを再選択する。
図4は、UE挙動の工程図であって、「IMS PSボイス専用」の設定が、UEに対して規定されている。ステップ70において、UEは、IMS PSボイス専用に設定される。ステップ72において、UEは、EPSアタッチプロシージャを開始し、ステップ74において、UEは、ネットワークからのIMSボイス対応表示を確認する。対応する場合、UEは、ステップ76において、IMSボイスを使用し、追跡エリアアップデート(TAU)を行った後、ステップ74に戻ってもよい。しかしながら、IMSボイスに非対応である場合、UEは、その独自の設定を確認し、ステップ78において、ボイス中心またはデータ中心であるか否かを決定する。データ中心の場合、UEは、ステップ80において、現在のRAT内に留まる。しかしながら、UEがボイス中心である場合、ステップ82において、代替RATを再選択する。
図5は、UE挙動の工程図であって、「CSボイス専用」の設定が、UEに対して規定されている。ステップ90において、UEは、CSボイス専用に設定される。ステップ92において、UEは、複合EPS/IMSIアタッチプロシージャを開始する。成功の場合、UEは、ステップ94においてCSフォールバックを使用する。不成功の場合、UEは、ステップ96においてその設定を確認し、ボイスまたはデータ中心であるか否かを決定する。データ中心の場合、UEは、ステップ98において現在のRAT内に留まる。ボイス中心の場合、UEは、ステップ100において別のRATを再選択する。
図6は、非ローミング構成における全体的なPCC論理アーキテクチャを示す図である。PCRF102は、SPR104、AF106、BBERF108、およびゲートウェイ110(PCEF112を含む)と通信する。ゲートウェイ110は、OCS116およびOFCS114の両方と通信する。OCS116は、サービスデータフローベースクレジット制御118を提供する。例示的なPCCアーキテクチャにおいて、AF106は、サービスをUEに提供する(例えば、AF106は、IMSサーバであってもよい)。
LTEを介したEPCへのアタッチメントに応じて、図7に例示されるように、PCCとの相互作用が存在してもよい。図7は、PCCとの相互作用を伴う、アタッチプロシージャを行うための例示的メッセージフローを例示する。特に、要素130、132、および134によって示されるステップはすべて、PCCアーキテクチャ内のPCRFとの相互作用を伴う。PCCは、GERAN/UTRANへのアタッチメントの際、コアネットワークと相互作用してもよく、コアネットワークは、LTE TAUに応じて、ベアラをポリシングするために、PCCと相互作用してもよく、PCCは、ルーティングエリアアップデートに応じて、GPRSコアネットワークと相互作用してもよい。
ネットワーク内のアプリケーションが、サービスを提供するためのQoSを伴う、特有のベアラを要求するとき(例えば、VoIMSを提供するために、ボイスを搬送可能なベアラを要求するIMS)、IMSは、PCCと相互作用し、そのようなベアラを要求する。次に、PCCは、EPC(LTEの場合)またはGPRSコアネットワーク(GERAN/UTRANの場合)と相互作用し、適切なベアラを確立する。
汎用アクセス経由ボイスオーバLTE(VoLGA)において、オペレータは、E−UTRAN範囲下、CSサービスの確立を制御し、IMSを提供する、既存のCSドメインエンティティ(例えば、MSC/VLR)を再使用してもよい。VoLGAアクセスネットワークコントローラ(VANC)によって、UEは、EPSによって提供される汎用IP接続を使用して、MSC/VLRにアクセス可能となる。VANCは、A−インターフェース(「VoLGA Aモード」)またはIu−CSインターフェース(「VoLGA Iuモード」)を使用して、MSC/VLRに接続可能である。EPSの観点から、VANCは、アプリケーション機能として見なされる。
図8は、VoLGAネットワークの構成要素を示す、例示的なネットワーク構成要素マップの図である。VoLGA Aモードアーキテクチャにおいて、家庭用公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)内のVANCは、図8上の接続140によって示されるように、A−インターフェース(「VoLGA Aモード」)を使用して、MSC/VLRに接続される。しかしながら、VoLGA Iuモードアーキテクチャにおいて、HPLMN内のVANCは、図8のA−インターフェース140と置き換わるIu−CSインターフェース(「VoLGA Iuモード」)を使用して、MSC/VLRに接続されてもよい。
図9は、UEが、VoLGAネットワークに登録するためのメッセージフローを例示する。接続を取得するために、UEは、最初に、要素150によって示されるステップにおいて、VANCを発見する。UEが、VANC発見プロシージャを正常に完了する(すなわち、SeGWおよびVANCのアドレスを有する)場合、UEは、要素152によって示されるステップにおいて、VoLGA登録を試みてもよい。VANCは、要素154によって示されるステップにおいて登録を受理するか、要素156によって示されるステップにおいて登録を拒絶するか、または要素158によって示されるステップによって例示されるように、UEを別のVANCにリダイレクトしてもよい(例えば、UEの場所、負荷バランシング、またはローミング条件に応じて)。
VoLGAモバイル発信呼を行うUEは、図10に例示されるステップに従ってもよい。図10は、VoLGAモバイル発信呼を開始するために、UEとVoLGAネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローを例示する。UEは、モバイル発信呼のための信号伝達をCSドメイン(MSCを経由して)と確立し、次いで、LTEおよびVoLGAトンネルを介したベアラが確立される。代替として、図11は、モバイル着信呼のために、UEとVoLGAネットワークとの間に接続を確立するためのメッセージフローを例示する。
一般に、UEは、サービス、特徴、あるいはサービスおよび/または特徴群へのアクセスを要求してもよい。UEは、多重RATにアクセスし、RATのうちの1つ以上から、接続、サービス、または特徴を取得するか否かを決定するように構成さえしてもよい。本開示では、接続は、UEが、サービスまたは特徴の1つずつへのアクセスを取得可能であることを意味しない場合がある。代わりに、接続は、UEがそのRATにアクセスするために認証および許可されることを意味し得る。本プロセスの一部として、UEは、所望のサービスまたは特徴が、RAT上で利用可能ではないことを発見し得る。所望のサービスまたは特徴は、ネットワークから、情報を取得するか、情報を求めるか、および動的ホスト構成プロトコル(DHCP)要求、リモート認証ダイヤルインユーザサービス(RADIUS)要求、ダイアメータ要求、アタッチ受理要求等を含む、種々の2地点間メッセージを要求することを含んでもよい。所望のサービスまたは特徴はまた、DHCP応答、RADIUS応答、直径応答、アタッチ受理OK表示を含む、ネットワークのある2地点間メッセージによって提供される、ブロードキャストメッセージ等において情報を検出する、および情報をスキャニングすることを含んでもよい。
UEは、所望のサービスまたは特徴を取得する方法を決定する。決定は、AS/NASレベルで行われてもよいが、NAS/AS選択が行われると、UEは、サービス(例えば、IMS)を提供するインフラストラクチャに、所望のサービスを取得する方法を通知する必要があり得る。例えば、AS/NASに基づく選択が、ボイスサービスを伴わず、LTEネットワークセル上にキャンプオンするUEをもたらす場合、UEは、非ボイスサービスのための正常な登録後、ボイス呼がIMSを介してルーティング不可能であることをIMSに通知してもよい。
ある場合には、UEは、要求するサービスまたは特徴が利用可能ではなく、代替RATがそれらのサービスまたは特徴を配信するために使用されるべきであることをネットワークに通知してもよい。UEは、メッセージをネットワークに送信し、特有のRATがサービスまたは特徴のために使用されるべきであるか、または識別されたRATが要求されるサービスまたは特徴に対応していないか否かのいずれかを示してもよい。UEが、ネットワークから、サービスまたは特徴を配信するための要求を受信すると、UEは、以下を行ってもよい:ネットワークが、サービスまたは特徴に対応するための代替RATを提案する場合、UEは、オファーされたサービスまたは特徴の一部または全部のために、代替RATを使用する所望をネットワークに示してもよい;または、UEは、適切なエラー原因をネットワークに送信し、ネットワークをトリガし、代替RATを介して、サービスまたは特徴の配信を試みてもよい。
代替として、特徴またはサービスが、VoIMSインジケータあるいはSR−VCCインジケータに基づいて利用可能ではないことを発見すると、UEは、代替RATがあるサービスまたは特徴のために使用されるべきことをネットワークに信号伝達してもよい。本実施例では、ネットワークは、CSフォールバックに対応するように構成されてもよく、UEは、IMSネットワークに登録するとき、ICS特徴タグを含まなくてもよい(例えば、SDP CS機能性を実装しないため(ietf draft−ietf−mmusic−sdp−csに定義されるように))。したがって、ネットワークは、UEがIMSへのアクセスを有するか否かに基づいて、呼をルーティングする方法を決定することが要求され得る。
図12は、UEの能力をネットワークに通知するためのメッセージシーケンスの図である。図12のステップ200において、UEは、NASアタッチプロシージャまたはNAS複合アタッチプロシージャを行い、MMEにおいてEPCにアタッチし、あるいは別のアクセスからLTEに移動するとき、または異なる追跡エリアに移動するとき、NAS TAU(追跡エリアアップデート)プロシージャまたはNAS複合TAUを行う。図12に示されるように、MMEは、既存の規格に従って、IMSに対応しているか否か、またはSRVCCに対応しているか否かを示す少なくとも1つのフラグを信号伝達してもよい。複合アタッチまたはTAUの場合、MMEは、ステップ202において、MSCと相互作用し、UEをMSCに登録する。次いで、本情報の受信に応じて、ステップ204において、UEは、ネットワークノード(例えば、IMS ASまたはSCC AS)にUEの選好を通知し、所望のサービスまたは特徴の対応の欠如に関するUEの知識に基づいて、着信セッションが配信されるべき方法を決定してもよい。例えば、UEは、ボイスオーバIMS(VoIMS)フラグが、負の表示を有することが見出されるか、またはMMEから受信されないか、あるいはSRVCCに非対応であって、UEがSRVCCの動作を要求する場合、その選好をIMS ASまたはSCC ASに伝送してもよい。別の実施例は、UEが、所望のサービスまたは特徴の対応の欠如に関する知識に基づいて、着信セッションが配信されるべき方法に関するその所望の選好を常に信号伝達してもよいというものである(例えば、VoIMSおよびSRVCCフラグ、インジケータ、または識別子の設定)。
UEの選好は、全サービスをドメインA(例えば、CSドメイン、特有のRAT−すなわち、GERANまたはUTRANから独立して)または第2のドメインBに送信するものであってもよい。代替として、選好は、あるサービス要求が、あるドメインを介して送信されるべきことを規定する構造化表示を提供してもよい。ある場合には、選好は、図12以降に示されるように、登録ステップ202と並行して規定されてもよい。例えば、VoIMSおよびSRVCCフラグ、インジケータ、または識別子の設定に基づいて、UEは、特有のサービス、例えば、SMSoverIP、Video等が、LTEを介して送信され、ボイスが、GERAN/UTRANを介して送信されるべきことを決定してもよい。
いくつかのインターフェースまたは基準点を使用して、図12に例示されるステップの1つ以上を実装してもよい。そのようなインターフェースまたは基準点の1つは、Utインターフェースである(概して、UEとSIPアプリケーションサーバとの間では、XCAPおよびSIP加入/通知プロトコルは、Utインターフェースの一部として使用されてもよい)。別の潜在的インターフェースまたは基準点は、I1が、例えば、XCAPおよび/またはSIP加入/通知と相互作用するように進化させられている場合、I1を含んでもよい。I1は、UEとIMS ASとの間の基準点であって、SIP様のプロトコルを搬送するためのベース転送として、ショートメッセージサービス(SMS)または非構造化付加サービス(USSD)を使用する。
代替として、UEは、異なる形態の信号伝達を使用して、UEの能力のうちの1つ以上をネットワークに通知してもよい。一ネットワーク構成では、IMS ASは、UEにダイレクトされ、UEから送信されたSIPメッセージの経路内にあって、その場合、IMS ASは、レコードルートヘッダフィールド内にそのURIを含む。S−CSCFは、適用可能な初期フィルタ基準(iFC)内に命令されるように、SIPメッセージをIMS ASにダイレクトしてもよい。したがって、UEは、種々のSIPメッセージ内に、下位層の状態に関する情報(例えば、メディア特徴タグ定義およびP−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドによって以下に示されるように、IMSボイスに対応するか否か)を含んでもよい。これは、以下のSIP法の実施例に例示されるように、明白であり得るインジケータまたはフラグとして作用してもよい。インジケータは、a.以下のP−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドによって示されるSIPメッセージ内のP−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールド、またはb.本明細書に説明される特徴タグによって定義されてもよい。
(メディア特徴タグ定義)
以下は、例示的メディア特徴タグ定義の説明である。
A.1 メディア特徴タグg.3gpp.novoiceの定義
メディア特徴タグ名:g.3gpp.novoice
ASN.1識別子:1.3.6.1.8.2.x
本タグによって示されるメディア特徴の概要:本特徴タグは、デバイスが全二重ボイスに対応不可能であることを示す。
本特徴タグと併用するために適切な値:ブール値
特徴タグは、主に、以下のアプリケーション、プロトコル、サービス、またはネゴシエーション機構における使用が意図される:本特徴タグは、電話またはPDA等、デバイスの能力を記述するために、通信用途において最も有用である。
一般的使用の実施例:携帯電話が全二重ボイスに対応していないことを示す。無線のストリーミング等、他の形態の音声に対応し得る。
A.2 メディア特徴タグg.3gpp.CSFBの定義
メディア特徴タグ名:g.3gpp.CSFB
ASN.1識別子:1.3.6.1.8.2.y
本タグによって示されるメディア特徴の概要:本特徴タグは、デバイスが複合アタッチ(CSFB登録)に成功したことを示す。
本特徴タグと併用するために適切な値:ブール値
特徴タグは、主に、以下のアプリケーション、プロトコル、サービス、またはネゴシエーション機構における使用が意図される:本特徴タグは、電話またはPDA等、デバイスの能力を記述するために、通信用途において最も有用である。
一般的使用の実施例:携帯電話が、SGインターフェースを介して、複合アタッチに成功したことを示す。
P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールド(変更は、下線テキストで示される)
7.2A.4 P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールド
7.2A.4.1 導入
P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドは、特定のアクセス技術に関する特有の情報を含むように拡張される。
7.2A.4.2 構文
P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドの構文は、RFC 3455に説明される。アクセス技術仕様記述に従って、IP−CANの種類に応じて、本ヘッダフィールドのための付加的符号化規則が存在する。
以下の表2は、RFC 3455に定義される、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドの3GPP仕様拡張構文を記述する。
Figure 2012532504
「np」パラメータの存在は、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドがP−CSCFによって提供されることを示す。コンテンツは、UEによって提供される、本パラメータを伴わないP−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドと異なり得る。
「np」パラメータは、「アクセスタイプ」および「アクセスクラス」構成体の両方と併用可能である。「アクセスタイプ」構成体は、値が、特定の「アクセスクラス」値に特有であることが既知でない場合、例えば、PCRFから配信されるいくつかの値の場合、提供される。
7.2A.4.3 P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドのための付加的符号化規則
P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドは、以下のコンテンツを取り込む:
1)アクセスタイプフィールドは、
使用アクセス技術に対して必要に応じて、「3GPP−GERAN」、「3GPP−UTRAN−FDD」、「3GPP−UTRAN−TDD」、「3GPP2−1X」、「3GPP2−1X−HRPD」、「3GPP2−UMB」、「IEEE−802.11」、「IEEE−802.11a」、「IEEE−802.11b」、「IEEE−802.11g」、「IEEE−802.11n」、「ADSL」、「ADSL2」、「ADSL2+」、「RADSL」、「SDSL」、「HDSL」、「HDSL2」、「G。SHDSL」、「VDSL」、「IDSL」、または「DOCSIS」、「IEEE−802.3」、「IEEE−802.3a」、「IEEE−802.3e」、「IEEE−802.3i」、「IEEE−802.3j」、「IEEE−802.3u」、または「IEEE−802.3ab」、「IEEE−802.3ae」、「IEEE−802.3ak」、「IEEE−802.3aq」、「IEEE−802.3an」、「IEEE−802.3y」、「IEEE−802.3z」、または「IEEE−802.3y」のうちの1つに設定される。
2)アクセスタイプフィールドが「3GPP−GERAN」に設定される場合、cgi−3gppパラメータは、UEの下位層から取得されるセルグローバル識別に設定される。セルグローバル識別は、MCC、MNC、LAC、およびCIの連結である(3GPP TS 23.003に説明されるように)。したがって、「cgi−3gpp」パラメータの値は、以下のテキストストリングとして符号化される:
最上位ビットから開始し、MCC(3桁)、MNC(MCC値に応じて、2または3桁)、LAC(全16進数表現を使用した16ビットの固定長符号)、およびCI(全16進数表現を使用した16ビットの固定長符号)と続く;
3)アクセスタイプフィールドが、「3GPP−UTRAN−FDD」または「3GPP−UTRAN−TDD」に等しい場合、「utran−cell−id−3gpp」パラメータは、UEの下位層から取得される、MCC、MNC、LAC(3GPP TS 23.003に説明されるように)、およびUMTSセル識別(3GPP TS 25.331に説明されるように)の連結に設定され、以下のようにテキストストリングとして符号化される:
最上位ビットから開始し、MCC(3桁)、MNC(MCC値に応じて、2または3桁)、LAC(全16進数表現を使用した16ビットの固定長符号、およびUMTSセル識別(全16進数表現を使用した28ビットの固定長符号)と続く;
4)アクセスクラスフィールドが設定される場合、「np」アクセス情報パラメータは、アクセス情報パラメータのみ挿入される。本仕様の本リリースは、本パラメータにおける使用のための値を定義しない。アクセスクラスフィールドは、P−CSCFによってのみ設定可能である;
5)アクセスタイプフィールドが、「3GPP2−1X」に設定される場合、ci−3gpp2パラメータは、規定の順番における、SID(16ビット)、NID(16ビット)、PZID(8ビット、およびBASE_ID(16ビット)(3GPP2 C.S0005−D[85]参照)の連結によって取得される、ストリングの16進値のASCII表現に設定される。ci−3gpp2パラメータの長さは、14の16進文字となる。16進文字(AからF)は、大文字ASCII文字を仕様して符号化される。MSが、上述のパラメータのいずれかに対する値を既知でない場合、MSは、そのパラメータに対して、0の値を使用する。例えば、SIDが未知である場合、MSは、SIDを0x0000として表現する;
注記1:SID値は、3GPP2 C.S0005−D[85]に規定されるように、15ビットであるはずであるため、16ビットを使用して表現される。
実施例:SID=0x1234、NID=0x5678、PZID=0x12、BASE_ID=0xFFFFである場合、ci−3gpp2値は、ストリング「1234567812FFFF」に設定される。
6)アクセスタイプフィールドが、「3GPP2−1X−HRPD」に設定される場合、ci−3gpp2パラメータは、規定の順番における、セクタID(128ビット)、およびサブネット長(8ビット)(3GPP2 C.S0024−A[86]参照)、ならびに利用可能である場合、搬送波ID(3GPP2 X.S0060[86B]参照)の連結によって取得される、ストリングの16進値のASCII表現に設定される。ci−3gpp2パラメータの長さは、搬送波IDが含まれるか否かに応じて、34または40の16進文字となる。16進文字(AからF)は、大文字ASCII文字を使用して符号化される;
実施例:セクタID=0x12341234123412341234123412341234、サブネット長=0x11、および搬送波ID=0x555444である場合、ci−3gpp2値は、ストリング「1234123412341234123412341234123411555444」に設定される。
7)アクセスタイプフィールドが、「3GPP2−UMB」3GPP2 C.S0084−000[86A]に設定される場合、ci−3gpp2パラメータは、3GPP2 C.S0084−000[86A]に定義される、セクタID(128ビット)の16進値のASCII表現に設定される。ci−3gpp2パラメータの長さは、32の16進文字となる。16進文字(AからF)は、大文字ASCII文字を使用して符号化される;
実施例:セクタID=0x12341234123412341234123412341234の場合、ci−3gpp2値は、ストリング「12341234123412341234123412341234」に設定される。
8)アクセスタイプフィールドが、「IEEE−802.11」、「IEEE−802.11a」、「IEEE−802.11b」または「IEEE−802.11g」、あるいは「IEEE−802.11n」のうちの1つに設定される場合、「i−wlan−node−id」パラメータは、任意の区切文字を伴わない、APのMACアドレスの16進値のASCII表現に設定される;
実施例:APのMACアドレス=00−0C−F1−12−60−28の場合、i−wlan−note−idは、ストリング「000cf 1126028」に設定される。
9)アクセスタイプフィールドが、「ADSL」、「ADSL2」、「ADSL2+」、「RADSL」、「SDSL」、「HDSL」、「HDSL2」、「G.SHDSL」、「VDSL」、「IDSL」のうちの1つに設定される場合、アクセス情報フィールドは、CLFから取得されるdsl−locationパラメータを含有する(NASS機能的アーキテクチャ参照);
10)アクセスタイプフィールドが、「DOCSIS」に設定される場合、アクセス情報パラメータは、挿入されない。本仕様の本リリースは、本パラメータにおける使用のための値を定義しない;
11)アクセスタイプフィールドが、「3GPP−E−UTRAN−FDD」または「3GPP−E−UTRAN−TDD」に等しい場合、「utran−cell−id−3gpp」パラメータは、UEの下位層から取得される、MCC、MNC、TAC(3GPP TS 23.003に説明されるように)、および進化型セルグローバル識別(3GPP TS 23.401[7B]に説明されるように)の連結に設定され、以下のテキストストリングとして符号化される:
最上位ビットから開始し、MCC(3桁)、MNC(MCC値に応じて、2または3桁)、TAC(全16進数表現を使用した16ビットの固定長符号、および進化型セルグローバル識別(全16進数表現を使用した28ビットの固定長符号)と続く;
11a)アクセスタイプフィールドが、「3GPP−E−UTRAN−FDD」または「3GPP−E−UTRAN−TDD」に等しい場合、NW提供VoIMSインジケータが、UEの下位層から取得される場合、「NW提供VoIMSインジケータ」パラメータが、含まれる;
12)アクセスタイプフィールドが、「IEEE−802.3」、「IEEE−802.3a」、「IEEE−802.3e」、「IEEE−802.3i」、「IEEE−802.3j」、「IEEE−802.3u」、「IEEE−802.3ab」、「IEEE−802.3ae」、IEEE−802.3ak」、IEEE−802.3aq」、IEEE−802.3an」、「IEEE−802.3y」、「IEEE−802.3z」または「IEEE−802.3y」のうちの1つに設定され、NASSサブシステムが使用される場合、アクセス情報フィールドは、CLFから取得されたeth−locationパラメータを含有する(NASS機能的アーキテクチャ参照)。
注記2:他の使用の中でもとりわけ、上述の「cgi−3gpp」、「utran−cell−id−3gpp」、「ci−3gpp2」、「i−wlan−node−id」、「eth−location」、および「dsl−location」パラメータはまた、緊急サービスのために使用される場所識別子を構成する。
別の実施形態では、UEは、選好の変更を示す。例えば、ユーザは、PSを介してボイスを受信することから、CSを介してボイスを受信するために、その選好を変更してもよい。SCC ASまたはTADSは、UEに対する選好変更およびボイスメディアを伴うセッションが存在する場合、サービス継続を行うことが可能である。選好変更は、UtインターフェースおよびXCAPを使用して、またはSIPメッセージを使用して示されることが可能である。例えば、UEは、SIP登録要求を使用して再登録し得るか、またはUEは、SIPアップデート要求またはSIP招待要求等のSIPメッセージを伝送し得る(特定のセッションのみ、サービス継続を受信する必要がある場合(例えば、CSドメインに転送される))。SIPメッセージは、選好を示すインジケータを含むことが可能である。インジケータは、ヘッダフィールド値またはXML本文部分等の本文部分として、エンコード可能である。そのようなインジケータは、「ボイス中心」または「データ中心」、および「CSボイス専用」、「IMS PSボイス専用」、「CSボイス優先、IMSボイス二次優先」、あるいは「IMSボイス優先、CSボイス二次優先」を含む値をとってもよい。特に、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドは、そのようなインジケータを含むことが可能である。そのようなインジケータは、必ずしも、E−UTRANのみに適用されない。インジケータはまた、表2に示される他のアクセスタイプおよびアクセスクラスに適用されてもよい。
別の実装では、インジケータは、1つ以上のインジケータまたはフラグを省略して、UEによって黙示的に定義されてもよい。例えば、UEは、SIP法において、ある特徴タグ、例えば、特徴タグ「sip.audio」を省略してもよい[RFC 3840は、セッション開始プロトコル(SIP)におけるユーザエージェント能力を示す]。ネットワークノード(例えば、SCC AS)が、特徴タグの欠如を受信すると、ネットワークノードは、セッションがそのUE上で着信される時、TADS機能がこれを考慮することを知っている。
上述の両方の場合(明示的および黙示的信号伝達)、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドは、特定のアクセス技術に関する特有の情報を含むように拡張されてもよい。
あるアクセス技術の場合、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドは、「IMSボイスオーバPSセッション対応」インジケータを含むようにさらに拡張されてもよい。そのようなインジケータによって伝達可能な情報は、ブール値(例えば、インジケータの存在は、対応を意味し、不在は、未知または対応の欠如を意味する)であり得る;または3種類の情報が存在し得る:正の値に設定されたインジケータの存在は、対応を意味し、不在は、対応が未知であることを意味し、負に設定されたインジケータの存在は、対応の欠如を意味する。
UEが、ボイスオーバIMSのために構成される場合、ネットワーク内のUEおよびサービスドメイン選択(SDS)機能性は、「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」を考慮すべきである。IMSボイス呼(PSドメイン内にボイスベアラを伴う)は、RATのみを使用して配信されるはずであって、「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」が適用され、対応を示す。
IMSがRATによって対応される時は常時、ボイス呼のために、IMSを使用するように構成されるUEの場合、ユーザサービスは、IM CNサブシステムによって対応され、モバイル着信呼は、IPマルチメディア(IM)コアネットワーク(CN)サブシステムにルーティングされるはずである。
IMS ASが、SIPメッセージにおいて、下位層の(例えば、NAS層)対応を記述する情報または情報の変更を検出することに伴って(例えば、NASレベルにおいて利用可能であって、対応を示す「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」に関するUE表示)、IMS ASは、関連表示を格納し、プロシージャにおける変更を達成してもよい。例えば、「IMSボイスオーバPSセッション対応」インジケータに関して受信した情報に応じて、IMS ASは、CSドメインへのボイスメディア構成要素を含むモバイル着信SIP呼を標的にしてもよい。いくつかの実装では、TADS機能は、一般的には、本機能を提供する。
着信アクセスドメイン選択(TADS)は、UEへ着信セッションを配信するために使用されるCSアクセスおよび/または1つ以上のPSアクセスネットワークを選択する。TADSは、IMS、および随意にUE内に位置する機能性である。
着信セッションの場合、TADSは、常に、着信サービス後に行われる。T−ADSは、以下の要因(但し、それらに限定されない)を選択決定に考慮してもよい:1)回路交換(CS)ドメインにおけるUEの状態(この状態情報は、以下を含む:デタッチ、アタッチ);2)IMSにおけるUEの状態(この状態情報は、以下を含む:登録、非登録);3)UE能力;4)随意に、NASレベルで利用可能であって、対応を示す、「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」に関するUE表示;5)ICS対応のUE表示;6)アクセスネットワーク能力;7)既存のセッションによって使用されるドメイン/アクセスタイプ;8)着信セッションに含まれるメディア構成要素;ならびに9)ユーザ選好およびオペレータポリシー。
加えて、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールドまたは別のヘッダフィールドは、「ボイス中心」または「データ中心」、および「CSボイス専用」、「IMS PSボイス専用」、「CSボイス優先、IMSボイス二次優先」、あるいは「IMSボイス優先、CSボイス二次優先」を含む選好を示すように拡張されてもよい。ヘッダフィールドは、選好変更が生じると、SIPメッセージ内に含まれてもよい。そのようなSIPメッセージは、ユーザが、特定のSIPセッションのみのために、特定のアクセス(例えば、CS)を介して、ボイスメディアを受信することを選好するときに伝送されてもよい(ポリシーまたは選好の持続時間の間)。代替として、選好変更は、別のメッセージ内において、例えば、XCAPプロトコルの一部として示されることが可能である。
図13は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、ネットワークは、UEによって所望されるサービスまたは特徴に対応せず、UEは、非ボイスサービスに対して登録を行う。図13では、UEは、LTE RATを使用して(すなわち、GERAN/UTRAN PSまたはEPC/LTEを介して)、PSドメインに接続する。ステップ210において、UEは、LTEにアタッチするときに、NASアタッチプロシージャまたはNAS複合アタッチプロシージャを行うか、あるいは別のアクセスからLTEに移動するとき、または異なる追跡エリアに移動するときに、NAS TAU(追跡エリアアップデート)プロシージャまたはNAS複合TAUを行う。PSドメインへの接続を獲得するための一部として、UEは、ブロードキャストされる、または2地点間メッセージ(例えば、VoIMSおよびSRVCCフラグ、インジケータ、または識別子の設定を含有する無線デバイスメッセージへのネットワーク)内に提供され得るフラグまたはインジケータによって、UEが要求するサービスまたは機能性に非対応であることを発見する。
一実装では、UEは、NASアタッチプロシージャ、NAS複合アタッチプロシージャ、追跡エリアアップデート(TAU)プロシージャ、またはルーティングエリアアップデートプロシージャのいずれかとの接続を要求することによって、サービスあるいは機能性の欠如を発見してもよい。それに応答して、UEが、プロシージャの正常な完了に応じて、ネットワークから受信する、あるメッセージは、VoIMSに非対応であることを示すフラグを含んでもよい。
次いで、UEは、ステップ212において、上述で識別されたフラグ/インジケータを含むIMSネットワークに登録してもよい。インジケータは、モバイル着信セッションを配信するための方法(例えば、IMS ASにおける着信アクセスドメイン選択(TADS)機能)に関与するネットワークノードにパスされてもよい。
UEが、任意の他のSIP法に関与する場合、ネットワークの特性が、上述のように、機構を使用して変更される場合、UEは、任意の関連付けられたインジケータをアップデートしてもよい。
モバイル着信セッションが到着すると、セッションは、サービスをルーティングする方法の決定に関与するネットワークノードに配信される。TADSは、PSドメインを介して登録されたUEが、所望のサービスに対応しないことを認知し得る。サービス対応の欠如は、a)IMSシステムに登録されたフラグまたはインジケータ、b)TADS内のオプションの構成データ設定、およびc)呼をルーティングする方法を決定するためにも使用され得る、さらなる基準のうちの1つ以上によって識別されてもよい。
次いで、TADSは、CSドメイン内の無線デバイスの識別を含み得る代替の標的アドレスを選択してもよい(例えば、GERAN/UTRAN CSの場合、MSISDN)。これは、HSSにクエリを行い、移動局ルーティング番号(MSRN)/CSルーティング番号(CSRN)を取得し、正確なMSCを特定するようにIMS ASに要求し得る。次いで、セッションは、呼をMSCにルーティングし、次いでSGインターフェースを介してUEを呼び出すことによって、従来のCSフォールバックプロシージャを使用して、無線デバイスに配信されてもよい。
本実施例では、議論は、主に、LTEおよびGERAN/UTRANを対象とするが、種々のRATは、以下のうちの1つ以上を含んでもよいが、それらに限定されない:
Figure 2012532504
Figure 2012532504
PCCは、それぞれ、LTEおよびGERAN/UTRANへのNASアタッチプロシージャ、追跡エリアアップデート、複合追跡エリアアップデート、およびルーティングエリアアップデートの際、EPCネットワークと相互作用するため、PCCは、それぞれ、TAまたはRAに適用される、VoIMSインジケータを備えてもよい。例えば、1)TA UEが、対応VoIMSにアタッチする場合、MMEは、VoIMSインジケータを「対応」に設定する。VoIMSに対応しない場合、MMEは、VoIMSインジケータを「非対応」に設定する。2)TA UEが、対応VoIMS内のPDN接続を確立する場合、MMEは、VoIMSインジケータを「対応」に設定する。VoIMSに対応しない場合、MMEは、VoIMSインジケータを「非対応」に設定するに設定する。3)TAまたはRA UEが、対応VoIMSに移行する場合、MMEは、VoIMSインジケータを「対応」に設定するに設定する。VoIMSに対応しない場合、VoIMSインジケータを「非対応」に設定する。4)RA UEが、対応VoIMSに移行する場合、SGSNは、VoIMSインジケータを「対応」に設定する。VoIMSに対応しない場合、SGSNは、VoIMSインジケータを「非対応」に設定する。5)RA UEが、現在、対応VoIMS内にキャンプオンしている場合、SGSNは、VoIMSインジケータを「対応」に設定する。VoIMSに対応しない場合、SGSNは、VoIMSインジケータを「非対応」に設定する。したがって、PCCは、常に、特有のRATおよびUEが位置するエリア内において、VoIMSの対応について通知され得る。
故に、本システムの一実装では、UEによってIMSインフラストラクチャに送信される、PSドメインによるVoIMSの対応を記述する情報は、ネットワーク内のSIPサーバまたはSIPプロキシによって、ポリシング、アサート、または訂正されてもよい(例えば、正確であるか否かを検証するため)。例えば、P−CSCFは、PCCと相互作用してもよい。PCC対応機能的要素から受信した応答に基づいて、P−CSCFは、P−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダフィールド値をポリシング、アサート、または訂正してもよい。したがって、ネットワークは、呼を適切に配信する方法を認知し得る。本システムの実装は、本開示を通して論じられた種々の実装のうちの任意の1つと併用して、または分離されて実装されてもよいことに留意されたい。
本システムのいくつかの実装では、競合条件が存在してもよい。ボイスまたは音声メディア構成要素を伴うモバイル着信SIP要求は、下位層の対応に関するUEの情報(例えば、「IMSボイスオーバPSセッション対応」インジケータを示す)が、未だIMS ASの関連表示(すなわち、UEがIMS ASに提供した情報)内でアップデートされていない間、IMS ASによって受信され得る。その結果、ボイスまたは音声メディア構成要素を伴う、モバイル着信SIP要求に適用されるプロシージャは、不適切であり得る。
下位層対応に関するUEの情報が変更すると直ぐに、SIPメッセージを送信することをUEに要求することによって、プロシージャが不適切であり得る時間ウィンドウを低減させる。実施例として、SIPメッセージは、例えば、SIP登録要求を使用してSIP登録のリフレッシュを生成してもよい。UEはまた、IUTまたはリダイレクションを適用し、従来のボイス表示を伴う要求を要求された能力に対応するインターフェースに転送してもよい。代替として、PCC機能的要素は、リソースの可用性の欠如によるサービスへの対応不能を信号伝達してもよい。
上述のように、特定のネットワーク実装のIMS機能的要素は、アクセスネットワークによって対応されるサービスを記述する最新情報を常に有していない場合ある。したがって、UEがICS対応UEである一システム実装では、UEは、モバイル着信(MT)呼が、IMSまたはCSを介して配信されるか否かに関する最終決定を行う。IMS登録の際、UEは、UEがICSに対応する能力を有することをIMSに信号伝達する。
登録後、モバイル着信呼がIMSに到達すると、SCC ASは、IP RAT(EPCまたはGERAN/UTRAN PS)を介したメディアの配信のためのSDPメディア構成要素、および/またはCSドメインを介したメディアの配信のためのインジケータを含み得る、SIP要求をUEに送信してもよい。本実施例では、SCC ASは、常に、CSドメインを介したメディアの配信のための付加的SDPメディア構成要素を含む。次いで、UEは、ボイスソリューション(例えば、GERANまたはUTRANにアクセスするためのVoIMSフラグおよび能力)の可用性に関する、UEが有する情報に基づいて、最終的に、モバイル着信セッションを受信するための使用するドメインを決定する。UEが、ICSメディアタグの含有によってICSに対応するための表示を含まない場合、IMS ASは、CSをボイスベアラのために使用可能にするSDPを挿入する必要はない。
本アプローチは、ネットワークが標的UEのための「IMSボイスオーバPSセッション対応」インジケータの値を認知している場合と比較して、付加的SIPメッセージ交換を必要とし得ることに留意されたい。
IMSサービス集中継続性が使用されない場合と、CSドメインおよびIMSの両方に加入している場合、UEは、CSドメインにアタッチされ、PSドメインは、モバイル着信セッションをUEに配信するように選択されるが、以下の理由のいずれかのために、配信は失敗する:1)UEによる使用時のRATでは、「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」が対応を示さないか、または利用可能ではないので、UEは、(PSドメインにおけるボイスベアラによる)IMSボイス呼の配信を拒絶する、または2)RATでは、「IMSボイスオーバPSセッション対応表示」が対応を示さないか、または利用可能ではなく、したがって、IMSに到達したセッションは、本明細書に説明されるように、CSドメインにルーティングされる必要があり得るので、EPCは、IMSボイス呼のために要求されるベアラの確立を拒絶する。
図14は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEは、ネットワークによって提供されるサービスまたは機能インジケータを考慮する(例えば、RATにアタッチすると、ネットワークから取得されるVoIMSインジケータ)。
ステップ220では、UEは、NASアタッチプロシージャまたはNAS複合アタッチプロシージャを行う。UEは、ステップ222において、一般的な特徴タグを含むが、VoIMSインジケータに関連する表示を含まないIMSシステムに登録する。特徴タグまたはインジケータのうちの1つは、ICS特徴タグであってもよい。ネットワークモード、例えば、SCC ASが、登録メッセージを受信すると、SCC ASは、受信した情報を第三者登録(例えば、ICS特徴タグ)に格納する。SCC ASは、着信呼を受信すると、UEまたはP−CSCFがLTE型RATを示すP−アクセス−ネットワーク−情報ヘッダを含み得るので、着信呼を受信するUEがLTE上に登録されていることを認知し得る。しかしながら、SCC ASが、上述のように、オプション構成ドメイン情報を受信しない限り、SCC ASは、LTEネットワークがIMSボイスに対応するか否か分からない場合がある。その結果、TADSは、LTE UE標的を選択し得る。LTE(または、一般に、PSドメイン)が、着信呼を配信するために選択される場合、UEは、任意のドメイン構成情報が提供されず、UEはIMSに登録されるので、IMS ASは、ICS特徴タグが含まれていると仮定して、ボイスアクセするために、CSおよびLTEの両方に対応するメディアラインを含有する、SDPオファーを構築するであろう。そうでなければ、SDPオファーのCS部分は、省略されてもよい。オファーのCS部分を含有するINVITEの実施例は、以下の表4に例示される。
Figure 2012532504
Figure 2012532504
SIP INVITEの受信に応じて、UEは、受信したSDPオプションをUEのオプションに対して分析し、UEのボイス設定およびUEの使用設定を考慮して、PSドメインおよびCSドメインを介した所望のサービスに対応する(例えば、CSおよびIPに対応するボイスのためのSDPによるINVITEの受信に応じて(LTEを介して)、UEは、これをVoIMSフラグおよびSRVCCフラグの設定と比較し、呼の処理方法を決定する(LTEネットワークを介して呼を受理するか、またはCSを介して発呼し、呼を読み出す)。
図15は、コンパレータの機能性(TADS機能)の概略図を示す図である。コンパレータ230は、入力A 232およびB 234を含む。一実装では、入力A 232は、UEボイス設定に配分され、入力B 234は、UE使用設定に配分される。付加的入力は、SIP INVITEメッセージ(SDPは、サービスのために現在のRATおよび代替RATを使用する能力を含有する)(入力236)、二重転送モードのようなサービスに対応するためのRAT 2メッセージ(DTM、IMS等)(入力238)、およびRAT 1インジケータ(サービスは、本RAT上で利用可能ではない、例えば、VoIMSがない)(入力240)のために定義される。入力に基づいて、コンパレータ230は、SIP応答242を出力するように構成される。図15は、コンパレータ230の一特有の実装を例示するが、コンパレータの種々の能力は、ブロードキャスト情報によって、または2地点間メッセージから読み出された情報の受信を含んでもよい。ブロードキャスト情報は、DTM、GPRS、EDGE等に対する対応であり得るが、それらに限定されない。2地点間情報は、「VoIMS対応」、「SRVCC対応」等であり得るが、それらに限定されない。
本システムの一実装では、以下の疑似コードは、VoIMSフラグが負の方向に設定されるときのUEの動作について記述するために使用されてもよいが、UEが非対応であるSRVCCを所望する場合にも同様に適用され得る。
Figure 2012532504
Figure 2012532504
表5の疑似コードでは、エラー原因は、SDPのいずれもOKでないことを示し得る。その場合、UEは、少なくとも、SDP−CSを含む、UEが受理するであろうSDPのリストを含み得る。IMS ASは、エラーメッセージの受信に応じてSDP−CSをUEに返し得る。
以下の疑似コードは、VoIMSフラグが正の方向に設定されるとき、UEが実装し得る、一連のステップの一実施例である。
Figure 2012532504
3GPP TS 24.292において実装される上述の実施例は、以下に示される:
ICS UEが、初期 SIP INVITE要求内において、SDPオファー受信すると、UEが、オーディオセッションのためにRTPベースのIPベアラまたはCSベアラの使用を選択可能となり、すなわち、オーディオメディアラインに対して、以下が設定される:
−メディアライン内の転送プロトコルは、RTPベースのIPベアラに設定される;
−関連接続ラインは、IPアドレスに設定される;および
−draft−ietf−mmusic−sdp−capability−negotiation[40]、draft−garcia−mmusic−sdp−misc−cap[39]、draft−ietf−mmusic−sdp−cs[36]、および draft−ietf−mmusic−sdp−media−capabilities[41]において定義される付加的a−ラインは、以下を示す:
−メディア能力属性「mcap」は、「−」に設定される;
−転送プロトコル能力属性「tcap」は、「PSTN」に設定される;および
−接続 データ能力属性「ccap」は、「PSTN」に設定され、「E.164」をアドレスタイプとして示しおよびアドレスは、SCC AS PSI DNに設定され;
ICS UEが TADS実行に対応し、ICS UEは、
a)UEが、LTE上にあって、UEが、
a.CS専用であって、正常な複合アタッチを行っている場合、UEは、CSベアラを使用する。
b.CS専用であって、正常な複合アタッチを行っていない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
i.代替として、フラグを介したVoIMSが設定されている場合、UEは、RTPベースのIPベアラを使用する。
ii.代替として、フラグを介したVoIMSが設定されていない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
c.CS優先であって、正常な複合アタッチを行っている場合、UEは、CSベアラを使用する。
i.代替として、CS優先であって、正常な複合アタッチを行っており、フラグを介したVoIMSが設定されるが、しかしながら、SDPが、他のメディアならびにボイスを含有する場合、UEは、RTPベースのIPベアラを使用する。
d.CS優先であって、正常な複合アタッチを行っておらず、VoIMSインジケータが設定され、
i.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、EPCアタッチにおいて、SRVCCを所望することを示し、SRVCCが利用可能である場合、UEは、RTPベースのIPベアラを使用する。
ii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、SRVCCを所望することを示し、SRVCCが利用可能ではない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
iii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、SRVCCを所望しないことを示す場合、USは、RTPベースのIPベアラを使用する。
e.CS優先であって、正常な複合アタッチを行っておらず、VoIMSインジケータが設定されていない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
f.IMS専用であって、VoIMSインジケータが設定され、
i.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、EPCアタッチにおいて、SRVCCを所望し、SRVCCが利用可能である場合、UEは、RTPベースのIPベアラを使用する。
ii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、EPCアタッチにおいて、SRVCCを所望することを示し、SRVCCが利用可能ではない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
iii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、SRVCCを所望しないことを示す場合、USは、RTPベースのIPベアラを使用する。
g.IMS専用であって、VoIMSインジケータが設定されていない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
h.IMS優先であって、VoIMSインジケータが設定され、
i.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、EPCアタッチにおいて、SRVCCを所望することを示し、SRVCCが、利用可能である場合、UEは、RTPベースのIPベアラを使用する。
ii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、EPCアタッチにおいて、SRVCCを所望することを示し、SRVCCが、利用可能ではなく、
1.UEが正常な複合アタッチを行った場合、CSベアラを使用する。
2.UEが正常な複合アタッチを行っていない場合、ICS UEは、606(受理不可)を返信する。
iii.UEが、3GPP TS 24.301に説明されるように、SRVCCを所望しないことを示す場合、USは、RTPベースのIPベアラを使用する。
i.IMS優先であって、VoIMSインジケータが設定されておらず、正常な複合アタッチを行っている場合、UEは、CSベアラを使用する。
b)UEが、ローカル構成およびネットワーク条件に基づいて、GERAN/UTRAN上にある場合、関連オーディオメディアストリームに対して、RTPベースのIPベアラまたはCSベアラを使用するか否かを決定する。
ICS UEが、RTPベースのIPベアラを使用することを決定する場合、ICS UEは、第10.2.2.2項に説明されるように続行し、加えて、draft−ietf−mmusic−sdp−capability−negotiation[40]に従って、RTPベースのIPベアラがSDPアンサー内で使用されることを示す。
ICS UEが、CSベアラを使用することを決定する場合、ICS UEは、第10.2.2.3項に説明されるように続行し、加えて、draft−ietf−mmusic−sdp−capability−negotiation[40]に従って、CSベアラがSDPアンサー内で使用されることを示す。
図16は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEは、UEがCSフォールバックのための正常な登録を有する場合、IMS ASをトリガし、SDP−CSを含むように使用される特徴タグを含む。CSフォールバックが成功しない場合、特徴タグは含まれなくてもよい。
特徴タグは、IMS ASへのSIP登録において転送されてもよい。本事例では、SCC AS挙動は、タグの含有によって変更されてもよい。タグが含まれ、ICS対応タグが存在する場合、IMS ASは、CS部分(draft−ietf−mmusic−sdp−cs参照)を伴うSDPを含有するUEに対して、SIPメッセージを構築してもよい。しかしながら、CSフォールバックタグが含まれない場合、CS部分を伴うSDPは含まれる必要がない。
多くのネットワーク実装では、VoIMSインジケータは、それぞれ、初期アタッチおよび/またはTAUおよび/または複合TAUおよび/またはRAアップデートの際に、MMEまたはSGSNによってUEに与えられる。その結果、VoIMSが、MMEおよびSGSNによってUEに提供されると、MMEおよびSGSNは、IMSボイスが、それぞれ、特有のTAまたはRAを介して対応可能であるか否かを認知する。
モバイル着信呼が、IMSに到達し、UEがIMSに登録されると、呼は、UEにルーティングされてもよい。UEが、IMSを使用して/PSドメインを介して、ルーティングされる呼を受理すると、IMSは、ベアラのアクティブ化のための必要無線ベアラを確立する必要があり、IMSは、PCCと相互作用し、それを行ってもよい。
本システムの一実装では、PCCが、それぞれ、NASアタッチ、追跡エリアアップデート、ルーティングエリアアップデート、およびGERAN/UTRANにおけるPDPコンテキストアクティブ化の際に、EPCと相互作用するので、PCCは、それぞれ、TAまたはRAに適用するVoIMSインジケータを備えてもよい。その結果、PCCは、常に、UEが位置する特有のRATおよびエリア内のVoIMSに対応することを通知され得る。
IMSからの要求着信に基づいて、UEが、IMSを使用して/PSドメインを介してルーティングされる呼を受理後、IMSが、PCCと相互作用し、サービスのためのベアラを確立すると、PCCは、サービスに対応可能であるか否かを決定し(例えば、PCC内に格納されたVoIMSインジケータの値に応じて)、IMS要求を受理または拒絶してもよい。IMSはさらに、拒絶の理由または説明を提供してもよい。拒絶の任意のそのような理由または説明に応答して、IMSは、CSドメインを介して、モバイル着信呼をUEにルーティングすることを決定してもよい。多くの場合、ドメインまたはRATが利用可能ではない場合、セッションまたは呼は、例えば、ボイスメールにルーティングされてもよいことに留意されたい。
UEのためのベアラを確立するために、EPCは、PCCと相互作用し、ベアラのQoSのポリシングを行ってもよい。ベアラ確立プロシージャは、UEが、LTEへのNASアタッチ、GERAN/UTRANを介したPDPコンテキスト要求プロシージャ、および/またはUE要求PDN接続プロシージャを行うと生じてもよい。そのような相互作用の際、PCCは、VoIMSインジケータの値が提供されてもよい。
UEがIMS/PSドメインを介してルーティングされた呼を受理後に、IMSがPCCと相互作用し、サービスのためのベアラを確立後、PCCは、EPCまたはGPRSコアネットワークと相互作用し、必要ベアラを確立するか、あるいは既存のベアラを修正してもよい。UEがサービスに非対応であるエリア内に位置する場合(例えば、TAまたはRAのためのVoIMSインジケータがVoIMSに非対応であることを示す)、UEは、要求を拒絶し、PCCに拒絶理由を通知してもよい。次いで、PCCは、IMS要求を拒絶し、随意に、拒絶理由を提供してもよい。拒絶理由に応答して、IMSは、CSドメインを介してモバイル着信呼をUEにルーティングすることを決定してもよい。
図17は、UEとネットワークとの間の接続を確立するためのメッセージフローの図であって、UEは、VoIMSインジケータを検査し、呼配信がOpVoiceソリューションを介して生じるべきであることを示す。本システムのいくつかの実装では、UEは、NASアタッチまたはNAS複合アタッチを行う。その後、UEは、それぞれ、ステップ272および274において、OpVoice登録ならびにAppIMS登録を行う。UEが、正常にNAS複合アタッチを行う場合が、CSフォールバックは、ステップ276において、OpVoiceインフラストラクチャを通してOpVoiceセッションを配信するために使用可能である。代替として、UEが、NASアタッチを行う場合、UEは、LTEに接続している間、OpVoiceソリューション(例えば、VoLGA)に登録を行うことが可能である。モバイル着信OpVoice呼は、OpVoiceインフラストラクチャに配信され、UEにルーティングされてもよい(例えば、LTEを介してVoLGAを使用するか、またはCSフォールバックプロシージャをトリガする)。モバイル着信AppVoice呼は、AppIMSインフラストラクチャに配信され、UEにルーティングされる。UEが、ステップ278において、VoIMSインジケータに基づいて、IMSを介して呼を配信不可能であることを決定すると、UEは、ステップ280において、それをOpVoiceソリューションに転送することによって呼を配信することをAppIMSに示してもよい(CSフォールバック、CS呼、または、例えば、VoLGAに基づくことが可能である)。表示UEが、SIP法、例えば、INVITEを受信し、適切な応答、例えば、3xx応答または特に、表7に例示される302(一時的移動)応答で返信することによって達成されてもよい。
Figure 2012532504
一実装では、UEがこの場所においてサービスに対応するために一時的に利用不可能であり得るので、302メッセージが使用される。したがって、302メッセージは、OpVoiceサービスの場所を提供してもよい(すなわち、OpVoiceサービスを提供するエンティティの宛先アドレス、例えば、CSフォールバックあるいはVoLGAまたはCSサービスの場合、MSC)。メッセージ300および380もまた、使用されてもよい。UEが、OpVoiceサービスを提供するエンティティの宛先アドレスとともに構成されていない場合、UEは、応答内に代替インジケータを含んでもよい(例えば、XML本文)。一例示的XML本文は、3GPP TS 24.229のapplication/3gpp−ims+xmlに基づいてもよい:
Figure 2012532504
Figure 2012532504
上述のXML本文では、インジケータ<volga/>は、SIP本体(一部)としてSIPメッセージ内に含まれるとき、MIMEタイプapplication/3gpp−ims+xmlであるXMLドキュメント内に含まれてもよい。3gpp−ims要素内のスキーマバージョンMIMEタイプパラメータおよびバージョン属性は、「1」以外の値に設定されることが可能である。その場合、<volga/>インジケータの含有は、UEがVolgaプロシージャに従って呼を処理することを所望することをネットワークに通知してもよい。
IMS ASが、応答(例えば、インジケータ<volga/>を伴う302応答)を受信すると、IMS ASは、SIP INVITE要求等のモバイル着信呼要求を宛先ヘッダにアドレスされたエンティティに送信してもよい(例えば、VANCのようなV oLGAエンティティに接続されるMSC)。次いで、VANCは、VoLGAモバイル着信呼のためのプロシージャに従ってもよい。
次に、図18を参照すると、例示的なUE800の実施形態を含む無線通信システムが例示される。UEは、本開示の側面を実施するために動作可能であるが、本開示は、これらの実装に限定されるべきではない。携帯電話として例示されるが、UEは、無線ハンドセット、ポケットベル、携帯端末(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレットコンピュータコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、プリンタ、ファックス機器、テレビ、セットトップボックス、および他のビデオディスプレイデバイス、家庭用オーディオ機器および他の家庭用娯楽システム、家庭用監視および制御システム(例えば、家庭用監視、アラームシステム、および温度調節システム)、ならびにコンピュータ制御式冷蔵庫等の進化型家庭用器具を含む種々の形態をとってもよい。多くの好適なデバイスは、これらの機能の一部または全部を組み合わせる。本開示のいくつかの実施形態では、UE800は、ポータブル、ラップトップ、またはタブレットコンピュータのような汎用コンピューティングデバイスではなく、むしろ、携帯電話、無線ハンドセット、ポケットベル、PDA、または車載電気通信デバイス等の汎用通信デバイスである。UE800はまた、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、またはネットワークノード等、類似能力を有するが、可搬性ではない、デバイスである、デバイスを含む、あるいはデバイス内に含まれてもよい。UE800は、ゲーム、在庫管理、ジョブ制御、および/またはタスク管理機能等、特殊アクティビティに対応してもよい。
UE800は、ディスプレイ702を含む。UE800はまた、ユーザによる入力のための、概して704と称されるタッチセンサ式表面、キーボード、または他の入力キーを含む。キーボードは、QWERTY、Dvorak、AZERTY、および連続式、また電話キーパッドと関連付けられたアルファベット文字を伴う、従来の数字キーパッド等、完全または減少数の英数字キーボードであってもよい。入力キーは、内向きに押下され、さらなる入力機能を提供し得るトラックウィール、終了またはエスケープキー、トラックボール、および他のナビゲーションまたは機能的キーを含んでもよい。UE800は、ユーザが選択するためのオプション、ユーザが作用させるための制御、および/またはユーザが指示するためのカーソルあるいは他のインジケータを提示してもよい。
UE800はさらに、ダイヤル番号またはUE800の動作を構成するための種々のパラメータ値を含む、ユーザからのデータ入力を受理してもよい。UE800はさらに、ユーザコマンドに応答して、1つ以上のソフトウェアまたはファームウェアアプリケーションを実行してもよい。これらのアプリケーションは、ユーザ相互作用に応答して、種々のカスタマイズされた機能を果たすように、UE800を構成してもよい。加えて、UE800は、例えば、無線基地局、無線アクセスポイント、またはピアUE800から、無線でプログラムおよび/または構成されてもよい。
UE800によって実行可能な種々のアプリケーションは、ディスプレイ702にウェブページの表示を可能にするウェブブラウザである。ウェブページは、無線ネットワークアクセスノード、中継塔、ピアUE800、あるいは任意の他の無線通信ネットワークまたはシステム700との無線通信を経由して、取得されてもよい。ネットワーク700は、インターネット等の有線ネットワーク708に連結される。無線リンクおよび有線ネットワークを経由して、UE800は、サーバ710等、種々のサーバ上の情報へのアクセスを有する。サーバ710は、ディスプレイ702上に示され得るコンテンツを提供してもよい。代替として、UE800は、中継式またはホップ式接続において、中間体として作用するピアUE800を通してネットワーク700にアクセスしてもよい。
図19は、UE800のブロック図を示す。UA10の種々の周知の構成要素が図示されているが、ある実施形態では、列挙された構成要素および/または列挙されない付加的構成要素のサブセットが、UE800内に含まれてもよい。UE800は、デジタル信号プロセッサ(DSP)802およびメモリ804を含む。示されるように、UE800はさらに、アンテナおよびフロントエンドユニット806、無線周波数(RF)送受信機808、アナログベースバンド処理ユニット810、マイクロホン812、イヤホンスピーカ814、ヘッドセットポート816、入力/出力インターフェース818、リムーバブルメモリカード820、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート822、短距離無線通信サブシステム824、アラート826、キーパッド828、液晶ディスプレイ(LCD)を含んでもよく、タッチセンサ式表面830、LCDコントローラ832、電荷結合素子(CCD)カメラ834、カメラコントローラ836、および全地球測位システム(GPS)センサ838を含み得る。ある実施形態では、UE800は、タッチセンサ式画面を提供しない別の種類のディスプレイを含んでもよい。ある実施形態では、DSP802は、入力/出力インターフェース818を通過せず、メモリ804と直接通信してもよい。
DSP802またはいくつかの他の形態のコントローラあるいは中央演算装置は、メモリ804内に格納されているか、またはDSP802自体内に含有されるメモリ内に格納されているか、埋め込まれたソフトウェアあるいはファームウェアに従って、UE800の種々の構成要素を制御するように動作する。埋め込まれたソフトウェアまたはファームウェアに加え、DSP802は、メモリ804内に格納されているか、あるいはリムーバブルメモリカード820のようなポータブルデータ記憶メディア等の情報搬送メディアを経由して、もしくは有線または無線ネットワーク通信を経由して、他のアプリケーションを実行してもよい。アプリケーションソフトウェアは、所望の機能性を提供するようにDSP802を構成する、コンパイルされた機械可読命令を備えてもよく、またはアプリケーションソフトウェアは、DSP802を間接的に構成するためのインタプリタまたはコンパイラによって処理される高次ソフトウェア命令であってもよい。
アンテナよびフロントエンドユニット806は、無線信号と電気信号とを変換するように提供され、UE800が、セルラーネットワークまたはいくつかの他の利用可能な無線通信ネットワークから、あるいはピアUE800から、情報を送受信可能にしてもよい。ある実施形態では、アンテナよびフロントエンドユニット806は、ビーム形成および/または多重入力多重出力(MIMO)動作に対応するための多重アンテナを含んでもよい。当業者に周知のように、MIMO動作は、困難なチャネル条件を克服する、および/またはチャネルスループットを増加させるために使用可能である空間的多様性を提供し得る。アンテナおよびフロントエンドユニット806は、アンテナ同調および/またはインピーダンス整合構成要素、RF電力増幅器、および/または低雑音増幅器を含んでもよい。
RF送受信機808は、周波数シフト、受信したRF信号のベースバンドへの変換、およびベースバンド伝送信号のRFへの変換を提供する。いくつかの説明では、無線送受信機またはRF送受信機は、変調/復調、符号化/復号化、インターリービング/デインターリービング、拡散/逆拡散、高速フーリエ逆変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、サイクリックプレフィックス付加/除去、および他の信号処理機能等の他の信号処理機能性を含むように理解され得る。明確にするために、ここでの説明は、この信号処理の説明をRFおよび/または無線段階と分離し、その信号処理をアナログベースバンド処理ユニット810および/またはDSP802あるいは他の中央演算装置に概念的に配分する。いくつかの実施形態では、RF送受信機808、アンテナおよびフロントエンド806の一部、ならびにアナログベースバンド処理ユニット810は、1つ以上の処理ユニットおよび/または特定用途向け集積回路(ASIC)内に組み合わされてもよい。
アナログベースバンド処理ユニット810は、入力および出力の種々のアナログ処理、例えば、マイクロホン812およびヘッドセット816からの入力ならびにイヤホン814およびヘッドセット816への出力のアナログ処理を提供してもよい。この目的のために、アナログベースバンド処理ユニット810は、UE800を携帯電話として使用可能にする内蔵マイクロホン812およびイヤホンスピーカ814に接続するためのポートを有してもよい。アナログベースバンド処理ユニット810はさらに、ヘッドセットまたは他のハンズフリーマイクロホンおよびスピーカ構成に接続するためのポートを含んでもよい。アナログベースバンド処理ユニット810は、一信号方向におけるデジタル/アナログ変換および逆信号方向におけるアナログ/デジタル変換を提供してもよい。いくつかの実施形態では、アナログベースバンド処理ユニット810の機能性の少なくともいくつかは、デジタル処理構成要素によって、例えば、DSP802によって、または他の中央演算装置によって、提供されてもよい。
DSP802は、変調/復調、符号化/復号化、インターリービング/デインターリービング、拡散/逆拡散、高速フーリエ逆変換(IFFT)/高速フーリエ変換(FFT)、サイクリックプレフィックス付加/除去、および無線通信と関連付けられた他の信号処理機能を行ってもよい。ある実施形態では、例えば、符号分割多重アクセス(CDMA)技術用途では、送信機機能の場合、DSP802は、変調、符号化、インターリービング、および拡散を行ってもよく、受信機機能の場合、DSP802は、逆拡散、デインターリービング、復号化、および復調を行ってもよい。別の実施形態では、例えば、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)技術用途では、送信機機能の場合、DSP802は、変調、符号化、インターリービング、高速フーリエ逆変換、およびサイクリックプレフィックス付加を行ってもよく、受信機機能の場合、DSP802は、サイクリックプレフィックス除去、高速フーリエ変換、デインターリービング、復号化、および復調を行ってもよい。他の無線技術用途では、さらに他の信号処理機能と信号処理機能との組み合わせが、DSP802によって行われてもよい。
DSP802は、アナログベースバンド処理ユニット810を経由して、無線ネットワークと通信してもよい。いくつかの実施形態では、通信は、インターネット接続を提供し、ユーザに、インターネット上のコンテンツへのアクセスを獲得し、電子メールまたはテキストメッセージを送受信可能にしてもよい。入力/出力インターフェース818は、DSP802および種々のメモリと相互接続し、インターフェースをとる。メモリ804およびリムーバブルメモリカード820は、DSP802の動作を構成するためのソフトウェアならびにデータを提供してもよい。インターフェースはとりわけ、USBインターフェース822および短距離無線通信サブシステム824であってもよい。USBインターフェース822を使用して、UE800を充電してもよく、また、UE800が、周辺機器デバイスとして機能し、パーソナルコンピュータまたは他のコンピュータシステムと情報を交換可能にしてもよい。短距離無線通信サブシステム824は、UE800が他の近傍移動デバイスおよび/または無線基地局と無線通信可能となり得る赤外線ポート、Bluetooth(登録商標)インターフェース、IEEE 802.11準拠無線インターフェース、または任意の他の短距離無線通信サブシステムを含んでもよい。
入力/出力インターフェース818はさらに、DSP802をアラート826に接続し、トリガされると、例えば、鳴音、メロディ再生、または振動によってUE800がユーザに通知を提供してもよい。アラート826は、静かな振動によって、または特定の発呼者に対して特有の事前に割り当てられたメロディを再生することによって、着信呼、新しいテキストメッセージ、および予定リマインダ等の種々のイベントのいずれかをユーザにアラートするための機能としての役割を果たしてもよい。
キーパッド828は、インターフェース818を経由して、DSP802に連結し、ユーザが選択を行い、情報を入力し、および別様に入力をUE800に提供するための一機構を提供する。キーボード828は、QWERTY、Dvorak、AZERTY、および連続式、また電話キーパッドと関連付けられたアルファベット文字を伴う、従来の数字キーパッド等、完全または減少数の英数字キーボードであってもよい。入力キーは、内向きに押下され、さらなる入力機能を提供し得るトラックウィール、終了またはエスケープキー、トラックボール、および他のナビゲーションまたは機能的キーを含んでもよい。別の入力機構は、タッチスクリーン能力を含み、また、ユーザにテキストおよび/またはグラフィックを表示し得る、LCD830であってもよい。LCDコントローラ832は、DSP802をLCD830に連結する。
CCDカメラ834が、装備されている場合、UE800はデジタル写真を撮影することが可能となる。DSP802は、カメラコントローラ836を経由して、CCDカメラ834と通信する。別の実施形態では、電荷結合素子カメラ以外の技術に従って動作するカメラが採用されてもよい。GPSセンサ838は、DSP802に連結され、全地球測位システム信号を復号化し、それによって、UE800は、その位置を決定することが可能となる。種々の他の周辺機器もまた、付加的機能、例えば、無線およびテレビ受信を提供するために含まれてもよい。
図20は、DSP802によって実装され得るソフトウェア環境902を例示する。DSP802は、ソフトウェアの残りが動作するプラットフォームを提供するオペレーティングシステムドライバ904を実行する。オペレーティングシステムドライバ904は、UAハードウェアのためのドライバに、アプリケーションソフトウェアにアクセス可能な標準化インターフェースを提供する。オペレーティングシステムドライバ904は、UE800上で起動するアプリケーション間の制御を転送するアプリケーション管理サービス(「AMS」)906を含む。また、図20に示されるのは、ウェブブラウザアプリケーション908、メディアプレーヤアプリケーション910、およびJava(登録商標)アプレット912である。ウェブブラウザアプリケーション908は、ウェブブラウザとして動作し、ユーザがフォームに情報を入力し、リンクを選択し、ウェブページを読み出し、閲覧可能にするようにUE800を構成する。メディアプレーヤアプリケーション910は、オーディオまたはオーディオビジュアルメディアを読み出し、再生するようにUE800を構成する。Java(登録商標)アプレット912は、ゲーム、ユーティリティ、および他の機能性を提供するようにUE800を構成する。構成要素914は、本明細書に説明される機能性を提供する場合がある。
UE800、アクセスデバイス120、および上述の他の構成要素は、上述の作用に関連する命令を実行可能な処理構成要素を含む場合がある。図21は、本明細書に開示される1つ以上の実施形態を実装するために好適な処理構成要素1010を含む、システム1000の実施例を例示する。プロセッサ1010(中央演算装置(CPUまたはDSP)と称されてもよい)に加え、システム1000は、ネットワーク接続デバイス1020、ランダムアクセスメモリ(RAM)1030、読取専用メモリ(ROM)1040、二次記憶装置1050、および入力/出力(I/O)デバイス1060を含む場合がある。いくつかの実施形態では、最小数のHARQプロセスIDの決定を実装するためのプログラムが、ROM1040内に格納されてもよい。ある場合にはこれらの構成要素のいくつかは、存在しなくてもよく、あるいは相互に、または図示されない他の構成要素との種々の組み合わせとして、組み合わせられてもよい。これらの構成要素は、単一の物理的エンティティに、または1つより多くの物理的エンティティに位置する場合がある。プロセッサ1010によって実行されるものとして本明細書で説明される任意の作用は、プロセッサ1010によって単独で、または図面に示されているか、あるいは示されていない1つ以上の構成要素と併せてプロセッサ1010によって実行される場合がある。
プロセッサ1010は、それがネットワーク接続デバイス1020、RAM1030、ROM1040、または二次記憶装置1050(ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、または光ディスク等の種々のディスクベースのシステムを含む場合がある)からアクセスする場合がある、命令、コード、コンピュータプログラム、またはスクリプトを実行する。1つのプロセッサ1010のみ示されるが、複数のプロセッサが存在してもよい。したがって、命令は、プロセッサによって実行されるものとして論議され得るが、命令は、同時に、連続的に、または別様に、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサ1010は、1つ以上のCPUチップとして実装されてもよい。
ネットワーク接続デバイス1020は、モデム、モデムバンク、イーサネット(登録商標)デバイス、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェースデバイス、シリアルインターフェース、トークンリングデバイス、光ファイバ分散データインターフェース(FDDI)デバイス、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)デバイス、符号分割多重アクセス(CDMA)デバイス、グローバルシステムフォー移動コミュニケーションズ(GSM(登録商標))無線送受信機デバイス等の無線送受信機デバイス、マイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX)デバイス、および/またはネットワークに接続するための他の周知のデバイスの形態を成してもよい。これらのネットワーク接続デバイス1020は、プロセッサ1010が情報を受信する場合がある、またはプロセッサ1010が情報を出力する場合がある、インターネットまたは1つ以上の電気通信ネットワーク、あるいは他のネットワークと、プロセッサ1010が通信することを可能にしてもよい。
また、ネットワーク接続デバイス1020は、無線周波数信号またはマイクロ波周波数信号等の電磁波の形態として、データを無線伝送および/または受信可能な1つ以上の送受信機構成要素1025を含む場合がある。代替として、データは、電気導体の表面内または上、同軸ケーブル内、導波路内、光ファイバ等の光メディア内、あるいは他のメディア内を伝搬してもよい。送受信機構成要素1025は、別個の受信および伝送ユニットまたは単一送受信機を含む場合がある。送受信機1025によって伝送または受信される情報は、プロセッサ1010によって処理されたデータ、またはプロセッサ1010によって実行される命令を含んでもよい。そのような情報は、例えば、コンピュータデータベースバンド信号または搬送波内に埋め込まれた信号の形態として、ネットワークから受信され、そこへ出力されてもよい。データは、データの処理または生成あるいはデータの伝送または受信のいずれかのために望ましくあり得るため、異なるシーケンスに従って順序付けられてもよい。ベースバンド信号、搬送波内に埋め込まれた信号、あるいは現在使用されている、または以降に開発される、他の種類の信号は、伝送メディアと称され得、当業者に周知のいくつかの方法に従って生成されてもよい。
RAM1030は、揮発性データを記憶するために、また可能性としてプロセッサ1010によって実行される命令を格納するために使用される場合ある。ROM1040は、一般的には、二次記憶装置1050のメモリ容量より小さいメモリ容量を有する不揮発性メモリデバイスである。ROM1040は、命令と、また可能性として、命令の実行の際に読み取られるデータを格納するために使用される場合がある。RAM1030およびROM1040の両方へのアクセスは、一般的には、二次記憶装置1050より高速である。二次記憶装置1050は、一般的には、1つ以上のディスクドライブまたはテープドライブから成り、RAM1030が、全作業データを保持するために十分に大きくない場合、データの不揮発性記憶のために、またはオーバフローデータ記憶デバイスとして使用される場合がある。二次記憶装置1050は、そのようなプログラムが実行のために選択される時、RAM1030にロードされるプログラムを格納するために使用されてもよい。
I/Oデバイス1060は、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、キーパッド、スイッチ、ダイヤル、マウス、トラックボール、音声認識装置、カードリーダ、ペーパテープリーダ、プリンタ、ビデオモニタ、または他の周知の入力デバイスを含んでもよい。また、送受信機1025は、ネットワーク接続デバイス1020の構成要素の代わりに、またはそれに加えて、I/Oデバイス1060の構成要素と見なされる場合がある。I/Oデバイス1060の一部または全部は、ディスプレイ702および入力704等、UE800の上述の図面に描写される種々の構成要素に実質的に類似してもよい。
いくつかの実施形態を本開示で提供したが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、多くの他の具体的形態で具現化されてもよいことを理解されたい。本実施例は、制限ではなく、例示としてみなされるべきであって、本明細書に与えられる詳細に制限されることを意図するものではない。例えば、種々の要素または構成要素は、組み合わされる、または別のシステムに統合されてもよく、あるいはある特徴は、省略される、もしくは実装されてなくてもよい。
また、個別または別個のものとして種々の実施形態で説明および例示される技術、システム、サブシステム、および方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、または方法と組み合わされるか、あるいは統合されてもよい。連結されるか、または直接連結されるか、あるいは互いに通信するように図示もしくは論じられた他の項目は、あるインターフェース、デバイス、または中間構成要素を介して電気的に、機械的に、あるいは別様にかにかかわらず間接的に連結されるか、もしくは通信してもよい。変更、代用、および改良の他の実施例は、当業者によって究明可能であって、本明細書に開示される精神および範囲から逸脱することなく成され得る。

Claims (30)

  1. パケット交換ドメインおよび回路交換ドメインのうちの少なくとも1つに対応している通信システムにおいて、ユーザ機器を使用してボイスサービスにアクセスする方法であって、該方法は、
    該ユーザ機器において第1のメッセージを受信することであって、該第1のメッセージは、オーディオセッション表示を含む、ことと、
    該第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信することであって、該第2のメッセージは、少なくとも1つの値を備える1つ以上のボイスサービスインジケータに基づいている、ことと
    を備える、方法。
  2. 前記第1および第2のメッセージは、SIPメッセージであり、該SIPメッセージは、SIP要求メッセージおよびSIP応答メッセージのうちの少なくとも1つであり、該SIPメッセージは、コマンドライン部分と、ヘッダ部分と、メッセージ本文部分とを備え、該メッセージ本文部分は、ボイスメディアを示すセッション記述プロトコルを含有し、該メッセージ本文部分は、回路交換ドメインおよびパケット交換ドメインを介するインターネットプロトコルのうちの少なくとも1つのためのボイスメディアを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージの受信に応じて、前記ユーザ機器は、受信されたセッション記述プロトコルオプションをユーザ機器オプションに対して分析することにより、前記パケット交換ドメインおよび前記回路交換ドメインのうちの少なくとも1つを介する所望のサービスに対応している、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの値は、
    回路交換ボイス専用、
    IPマルチメディアサブシステムパケット交換ボイス専用、
    回路交換ボイス優先、IPマルチメディアサブシステムボイス二次優先、および
    IPマルチメディアサブシステムボイス優先、回路交換ボイス二次優先
    のうちのいずれか1つに設定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ以上のボイスサービスインジケータは、
    ユーザ機器ボイス設定、
    ユーザ機器使用設定、
    パケット交換インジケータを介したIPマルチメディアサブシステムボイス、
    単一無線ボイス呼継続設定、および
    選好
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器使用設定の値は、ボイス中心またはデータ中心のうちの1つを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記選好は、アクセスネットワークに適合し、該選好は、オペレータ選好である、請求項5に記載の方法。
  8. セッション記述プロトコルを有する前記SIP要求メッセージの受信に応じて、前記ユーザ機器は、該セッション記述プロトコルを前記ボイスサービスインジケータのうちの少なくとも1つの値と比較して、該SIP要求メッセージを処理する方法を決定する、請求項2に記載の方法。
  9. 前記要求を処理する方法に関する決定は、パケット交換ドメインを介して呼を受け取ること、または前記回路交換ドメインを介してモバイル着信呼を行うことのうちの1つを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のメッセージを送信することは、代替ドメインを選択しないことを示す応答を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2のメッセージを送信することは、受取り不可能な応答を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信する前に、複合アタッチプロシージャが成功するか否かを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記複合アタッチプロシージャが成功した場合に、前記第2のメッセージを送信することは、前記回路交換ドメインを介したメディアの配信のためのセッション記述プロトコルメディア構成要素を含むことをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. 正常な複合アタッチプロシージャは、CSフォールバックのための登録を含んでもよい、請求項12に記載の方法。
  15. 前記複合アタッチプロシージャが成功しない場合に、前記第2のメッセージを送信することは、受取り不可能な応答を送信することと、代替ドメインを選択しないことを示す第2のメッセージを送信することとのうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  16. 前記SIP応答は、1xx情報SIP応答、2xx成功SIP応答、3xxリダイレクションSIP応答、4xx要求失敗SIP応答、および6xx一般失敗SIP応答のうちの少なくとも1つである、請求項2に記載の方法。
  17. 前記第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信することの前に、複合追跡エリアアップデートプロシージャが成功したか否かを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記複合追跡エリアアップデートプロシージャが成功した場合に、前記第2のメッセージを送信することは、前記回路交換ドメインを介したメディアの配信のためのSDPメディア構成要素を含むことをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 正常な複合追跡エリアアップデートプロシージャは、回路交換フォールバックプロシージャのための登録を含んでもよい、請求項17に記載の方法。
  20. 前記複合追跡エリアアップデートプロシージャが成功しない場合に、前記第2のメッセージを送信することは、受取り不可能な応答を送信することと、代替ドメインを選択しないことを示す第2のメッセージを送信することとのうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項17に記載の方法。
  21. 前記ボイスサービスインジケータは、初期アタッチ、追跡エリアアップデート、複合追跡エリアアップデート、およびルーティングエリア(RA)アップデートのうちの1つ以上の間に、MMEまたはSGSNによって前記UEに提供される、請求項4に記載の方法。
  22. 前記ボイスサービスは、GPRS/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)、回路交換(CS)、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)、CSがボイスベアラを提供するために使用され、IMSがボイスベアラIMS集中型サービス(ICS)を制御するために使用されるハイブリッドソリューション、進化型UTRAN(E−UTRAN)、およびロングタームエボリューション(LTE)ネットワークのうちの1つ以上によって提供され得る、請求項1に記載の方法。
  23. CSおよびGmインターフェースが同時にアクティブであることが可能であるか否かを検出することをさらに備え、
    回路交換およびGmインターフェースが同時にアクティブであることが不可能である場合に、回路交換を介して前記ユーザ機器とネットワークとの間でI1を使用する、請求項1に記載の方法。
  24. SIP制御チャネルおよびCSベアラが並行して使用されることが可能であるか否かを検出することをさらに備え、
    該SIP制御チャネルおよび回路交換ベアラが並行して使用することが不可能である場合に、回路交換を介して前記ユーザ機器とネットワークとの間でI1を使用する、請求項1に記載の方法。
  25. 二重転送モードが対応されているか否かを検出することをさらに備え、
    二重転送モードが対応されていない場合に、回路交換を介して前記ユーザ機器とネットワークとの間でI1を使用する、請求項1に記載の方法。
  26. パケット交換ドメインおよび回路交換ドメインのうちの少なくとも1つに対応している通信システムにおいて、ユーザ機器を使用してボイスサービスにアクセスする方法であって、該方法は、
    該ユーザ機器において、ボイスサービスのための第1のメッセージを受信することと、
    複合アタッチプロシージャが成功したか否かを検出することと、
    該第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信することであって、該第2のメッセージは、該複合アタッチプロシージャが成功したか否かの検出に基づいている、ことと
    を備える、方法。
  27. パケット交換ドメインおよび回路交換ドメインのうちの少なくとも1つに対応している通信システムにおいて、ボイスサービスにアクセスするシステムであって、該システムは、
    ユーザ機器を備え、該ユーザ機器は、第1のメッセージを受信し、該第1のメッセージに応答して第2のメッセージを送信するように構成される、システム。
  28. 前記第1のメッセージは、オーディオセッション表示を含む、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記第2のメッセージは、少なくとも1つの値を備える1つ以上のボイスサービスインジケータに基づいている、請求項27に記載のシステム。
  30. 前記ユーザ機器は、回路交換フォールバックプロシージャに対応しているようにさらに構成される、請求項27に記載のシステム。
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