JP4896682B2 - 基地局装置および通信方法 - Google Patents
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Description
例えば、CDMA2000では、データ伝送の方式として、回線交換を用いる通信方式(CDMA2000 1x)、パケット交換方式を用いて、上り方向:153.6kbps、下り方向:約2.4Mbpsのデータレート(伝送速度)を実現する通信方式(CDMA2000 1x EV−DO Rev.0)および、前記Rev.0の通信方式をさらに高速化して、上り方向:約1.8Mbps、下り方向:約3.0Mbpsのデータレート(伝送速度)を実現する通信方式(CDMA2000 1x EV−DO Rev.A)が規定されている(例えば非特許文献1および非特許文献2参照)。
また、CDMA2000 1x EV−DO Rev.Aのもう1つの特徴として、QoS(Quality of Service)を制御する機能が追加されたことが挙げられる。
無線通信端末から基地局装置に呼の接続要求(ConnectionRequest )信号が送出されると、それを受信した基地局装置が無線通信端末にAC Ack信号、トラフィックチャンネル割当(TrafficChannelAssignment)信号およびRTC Ack 信号を返送し、それらの信号を受信した無線通信端末が基地局装置にトラフィックチャンネル完了(TrafficChannelComplete)信号を返送し、無線通信端末および基地局装置間でPPP(Point to Point Protocol )端末認証が行われる。その後、無線通信端末およびIPパケット終端装置(PDSN:Packet Data Serving Node)間でPPPユーザ認証が行われ、無線通信端末およびSIP(Session Initiation Protocol ;セッション開始プロトコル)サーバ間で登録(Regist)が行われると、無線通信端末からのQoSの設定要求により無線通信端末および基地局装置間でQoS確立がなされた後に、RSVPネゴシエーション(Resource reSerVation Protocol(RSVP)Negotiation)が行われ、その後、無線通信端末およびSIPサーバ間との通信プロトコル(SIP )間でInvite信号の授受が行われると、無線通信端末が通信を開始することが可能な状態になる。
本発明は、ハンドオフの際に無線通信端末のQoSレートが変更可能である場合にQoSレートの再調整を行うこと、例えば、ハンドオフ先の基地局装置内のQoSリソースに基づいて無線通信端末に設定されているQoSレートの再調整を行うことにより、ハンドオフ後に無線通信端末において出来る限り高いQoSレートを得る通信方法を提供することを第2の目的とする。
上記リソース管理部150aは、基地局制御装置(複数の基地局装置の制御を行う上位パケット制御装置(PCF:Packet Control Function );図示せず)から送られてくる「自局および他の基地局装置のリソース情報」に基づいて、自局エリア内の無線通信端末に割り当てるQoSリソースを管理するものである。
上記QoSレート取得部150bは、他の基地局装置との間でQoSを設定している無線通信端末が自局に対してハンドオフ処理を実施している際に、当該無線通信端末に設定されているQoSレートを取得するものである。なお、当該無線通信端末から取得しても良いし、他の基地局装置やパケット制御装置から取得しても良い。
上記QoSレート再調整部150cは、QoSレート取得部150bが取得した前記無線通信端末のQoSレートが変更可能である場合(例えば、前記無線通信端末のQoSレートが最高レートに設定されていない場合)、リソース管理部150aが管理しているQoSリソース(QoSリソース残量)に基づいて当該無線通信端末に設定されているQoSレートの再調整を行うものである。
上記ハンドオフ閾値設定指示部150dは、QoSレート再調整部150cによる再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が低く設定された場合、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示したり、QoSレート再調整部150cによる再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が低く設定された場合、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示したりするものである。
上記システム記憶部180は、RAM等のメモリによって構成され、アプリケーションプログラムや一時的なデータを保存するものである。
図3のハンドオフ閾値の調整制御において、ステップS11のYes−ステップS12を実行することにより、無線通信端末200がハンドオフを行う際に用いるハンドオフ閾値を調整するものであり、QoSレートの調整の前後でQoSレートが上昇した場合にはステップS12のYesからステップS13に進んで、ハンドオフ前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値」に設定する。これにより、従来技術の場合(本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行わない構成である)は、図4(a)に実線で示す「通常のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末200の感度が低下して通常のハンドオフ閾値を横切った時点が「ハンドオフ実施ポイント」となるが、本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行う場合には、図4(b)に点線で示す「通常のハンドオフ閾値に比べてハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値である、QoSレート上昇時のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末200の感度が低下してQoSレート上昇時のハンドオフ閾値を横切る時点(図示せず)が「ハンドオフ実施ポイント」となる。その結果、ハンドオフ前の基地局装置など他の基地局装置へのハンドオフは無線通信端末200の感度が通常時よりも低下する時点まで実施されず、ハンドオフ前の基地局装置など他の基地局装置へハンドオフし難くなる(高いQoSレートを割り当てている基地局装置に長くとどまることができる)。
図3のハンドオフ閾値の調整制御において、ステップS11のYes−ステップS12を実行することにより、無線通信端末200がハンドオフを行う際に用いるハンドオフ閾値を調整するものであり、QoSレートの調整の前後でQoSレートが低下した場合にはステップS12のNoからステップS14に進んで、ハンドオフ前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値」に設定する。これにより、従来技術の場合(本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行わない構成である)は、図5(a)に実線で示す「通常のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末200の感度が低下して通常のハンドオフ閾値を横切った時点が「ハンドオフ実施ポイント」となるが、本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行う場合には、図5(b)に点線で示す「通常のハンドオフ閾値に比べてハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値である、QoSレート低下時のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末200の感度が低下してQoSレート低下時のハンドオフ閾値を横切る時点が「ハンドオフ実施ポイント」となる。その結果、ハンドオフ前の基地局装置など他の基地局装置へのハンドオフは無線通信端末200の感度が通常時よりも高い時点で実施され、ハンドオフ前の基地局装置など他の基地局装置へハンドオフし易くなる(低いQoSレートを割り当てている基地局装置から離れ易くなる)。
なお、本実施例において、QoSレートの調整を基地局装置を用いて説明したが、基地局制御装置(PCF)により実現することも可能である。また、基地局装置および基地局制御装置(PCF)の両方を用いて実現することも可能である。
110 アンテナ
130 DO用RF部
140 RF制御部
140a 受信部
140b 送信部
150 システム制御部
150a リソース管理部
150b QoSレート取得部
150c QoSレート再調整部
150d ハンドオフ閾値設定指示部
160 入力部
170 表示部
180 システム記憶部
200 無線通信端末
300 他の基地局装置
Claims (6)
- 無線通信端末からQoS(Quality of Service)の設定要求を受信し、該QoSの設定要求に応じて決定したQoSレートで前記無線通信端末との通信を行うことが可能な基地局装置であって、
基地局装置内における自局エリア内の無線通信端末に割り当てるQoSリソースを管理するリソース管理手段と、
他の基地局装置との間でQoSを設定している無線通信端末が自局に対してハンドオフ処理を実施している際に、当該無線通信端末に設定されているQoSレートを取得するQoSレート取得手段と、
該QoSレート取得手段が取得した前記無線通信端末のQoSレートが変更可能である場合、前記リソース管理手段が管理しているQoSリソースに基づいて当該無線通信端末に設定されているQoSレートの再調整を行うQoSレート再調整手段と、
再調整された前記QoSレートに基づいてハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示するハンドオフ閾値設定指示手段と、
を有することを特徴とする基地局装置。 - 前記QoSレート再調整手段による再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が低く設定された場合、前記ハンドオフ閾値設定指示手段は、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記QoSレート再調整手段による再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が高く設定された場合、前記ハンドオフ閾値設定指示手段は、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 無線通信端末からQoS(Quality of Service)の設定要求を基地局装置が受信し、該QoSの設定要求に応じて決定したQoSレートで前記基地局装置が前記無線通信端末との通信を行うことが可能な通信方法であって、
基地局装置内における自局エリア内の無線通信端末に割り当てるQoSリソースを管理し、
他の基地局装置との間でQoSを設定している無線通信端末が自局に対してハンドオフ処理を実施している際に、当該無線通信端末に設定されているQoSレートを前記基地局装置が取得し、
前記無線通信端末のQoSレートが変更可能である場合、前記リソース管理手段が管理しているQoSリソースに基づいて当該無線通信端末に設定されているQoSレートの再調整を行い、
再調整された前記QoSレートに基づいてハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示することを特徴とする通信方法。 - 前記QoSレートの再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が低く設定された場合、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示することを特徴とする請求項4に記載の通信方法。
- 前記QoSレートの再調整の結果、調整前のQoSレートよりも調整後のQoSレートの方が高く設定された場合、当該基地局装置から他の基地局装置へハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を前記無線通信端末が設定するように指示することを特徴とする請求項4に記載の通信方法。
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