JP4781966B2 - 無線通信端末および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで通信を開始することが可能な無線通信端末、および、呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を無線通信端末から基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで前記無線通信端末が通信を開始することが可能な通信方法に関するものである。
従来、CDMA(code division multiple access)方式を用いた移動体通信システムでは、IP−TV電話等のアプリケーションにおいて送受信される動画像データを含むデータ伝送の方式として、一般的に、複数の方式が採用および導入されている。
例えば、CDMA2000では、データ伝送の方式として、回線交換を用いる通信方式(CDMA2000 1x)、パケット交換方式を用いて、上り方向:153.6kbps、下り方向:約2.4Mbpsのデータレート(伝送速度)を実現する通信方式(CDMA2000 1x EV−DO Rev.0)および、前記Rev.0の通信方式をさらに高速化して、上り方向:約1.8Mbps、下り方向:約3.0Mbpsのデータレート(伝送速度)を実現する通信方式(CDMA2000 1x EV−DO Rev.A)が規定されている(例えば非特許文献1および非特許文献2参照)。
また、CDMA2000 1x EV−DO Rev.Aのもう1つの特徴として、QoS(Quality of Service)を制御する機能が追加されたことが挙げられる。
移動体通信システムにおける初期接続を図6のシーケンス図に基づいて説明する。
無線通信端末から基地局に呼の接続要求(ConnectionRequest )信号が送出されると、それを受信した基地局が無線通信端末にAC Ack信号、トラフィックチャンネル割当(TrafficChannelAssignment)信号およびRTC Ack 信号を返送し、それらの信号を受信した無線通信端末が基地局にトラフィックチャンネル完了(TrafficChannelComplete)信号を返送し、無線通信端末および基地局間でPPP(Point to Point Protocol )端末認証が行われる。その後、無線通信端末およびIPパケット終端装置(PDSN)間でPPPユーザ認証が行われ、無線通信端末およびSIP(Session Initiation Protocol ;セッション開始プロトコル)間で登録(Regist)が行われると、無線通信端末および基地局間でQoS確立がなされた後に、RSVPネゴシエーション(Resource reSerVation Protocol(RSVP)Negotiation)が行われ、その後、無線通信端末および通信プロトコル(SIP )間でInvite信号の授受が行われると、無線通信端末が通信を開始することが可能な状態になる。
移動体通信システムにおける無線通信端末の待機状態からの接続(再接続)を図7のシーケンス図に基づいて説明する。無線通信端末から基地局に呼の接続要求(ConnectionRequest )信号が送出されると、それを受信した基地局が無線通信端末にAC Ack信号、トラフィックチャンネル割当(TrafficChannelAssignment)信号およびRTC Ack 信号を返送し、それらの信号を受信した無線通信端末が基地局にトラフィックチャンネル完了(TrafficChannelComplete)信号を返送すると、無線通信端末および基地局間が接続され、無線通信端末が通信を開始することが可能な状態になる。
移動体通信システムでは、QoSを実施する際には、基本的には無線通信端末からは最高速度のQoSレートを要求するが、最高速度のQoSレートが割り当てられず、さらに、基地局に接続した無線通信端末が待機状態に遷移した後、再度基地局への接続を行った場合でも、最高速度のQoSレートを得ることができない。すなわち、無線通信端末は、無線回線へ接続した後に、QoSレートを決定され、そのQoSレートで通話を開始するが、トンネル等の影響により無線回線(下位レイヤー)が切断された場合、ドーマント状態(dormant:活動休止状態)になり、ドーマント状態では、下位レイヤーは開放され、上位のセッションは活性状態を維持する。その後、無線回線の状態が回復すると、無線通信端末は無線回線への再接続を行うが、再接続時のQoSレートは最初の接続時のQoSレートに維持される。
"cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface 3GPP2 C.S0024 Version 4.0"、3GPP2、2002年10月(Section 8.5.6.1、Section 9.3.1.3.2.3.2) "cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface 3GPP2 C.S0024-A Version 1.0"、3GPP2、2004年3月(Section 14.2.1.3.1.1、Section 14.3.1.3.1.1)
現状の移動体通信システムでは、基地局に接続した無線通信端末がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、無線回線への再接続を行った場合であっても、再接続時のQoSレートは最初の接続時のQoSレートに維持されてしまうため、例えば最初の接続時のQoSレートが最高速度以外のQoSレートであった場合には、無線通信端末は再接続時には最高速度のQoSレートを得ることができない。
本発明は、ドーマント状態からの復帰時に基地局に対してQoSレートの再調整を行うこと。さらに、復帰前後の基地局の状態に応じてハンドオフ閾値を調整することにより、復帰後に出来る限り高いQoSレートが得られる無線通信端末を提供することを第1の目的とする。
本発明は、ドーマント状態からの復帰時に基地局に対してQoSレートの再調整を行うこと。さらに、復帰前後の基地局の状態に応じてハンドオフ閾値を調整することにより、復帰後に出来る限り高いQoSレートを得る通信方法を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するため、請求項1に係る無線通信端末は、呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで通信を開始することが可能な無線通信端末であって、QoSを設定している際に、ドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うQoSレート再調整手段と、を有することを特徴とする。
該QoSレート再調整手段による再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合、ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を設定するハンドオフ閾値設定手段を有することが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
該QoSレート再調整手段による再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合、ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を設定するハンドオフ閾値設定手段を有することが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
前記ハンドオフ閾値設定手段によるハンドオフ閾値の設定は、QoSレートが最高レートではない場合に行うことが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
上記第2の目的を達成するため、請求項5に係る通信方法は、呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を無線通信端末から基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで前記無線通信端末が通信を開始することが可能な通信方法であって、QoSを設定している際に、無線通信端末がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うことを特徴とする。
該QoSレートの再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合、ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を設定することが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
該QoSレートの再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合、ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を設定することが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
前記ハンドオフ閾値の設定は、QoSレートが最高レートではない場合に行うことが、ハンドオフ後に出来る限り高いQoSレートを得る上で、好ましい。
本発明によれば、QoSを設定している際に、無線通信端末がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うことで、復帰後に出来る限り高いQoSレートを得ることができるので、最高速度でのQoSの実施可能性を向上させることが可能になるとともに、無線通信端末のリソースを最大限引き出すことが可能になり、現状の移動体通信システムよりもユーザの利便性が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の無線通信端末の構成を示すブロック図である。本実施形態の無線通信端末(携帯電話端末)100は、共通アンテナ110を用いて、CDMA2000 1xの通信方式(以下、1xシステムという)と、CDMA2000 1x EV−DOの通信方式(以下、EV−DOシステムという)とを切り換えてそれそれの通信方式の基地局とデータ通信を行い得るように構成されており、CDMA2000 1x EV−DOの通信方式に関しては、CDMA2000 1x EV−DO Rev.0に加えて、CDMA2000 1x EV−DO Rev.Aにも対応している。
上記無線通信端末100は、共通アンテナ110の他に、1x用RF部120、DO用RF部130、RF制御部140、システム制御部150、入力部160、表示部170およびシステム記憶部180等を有しており、RF制御部140は、受信部140aおよび送信部140bを有しており、システム制御部150は、ハンドオフ判定部150a、QoSレート再調整部150bおよびハンドオフ閾値設定部150cを有している。
上記1x用RF部120は、1xシステムで送信するデータや音声信号を高周波信号に変換して共通アンテナ110から送信したり、共通アンテナ110から入力されたデータや音声信号を高周波信号に変換したりするものである。
上記DO用RF部130は、DOシステムで送信するデータを高周波信号に変換して共通アンテナ110から送信したり、共通アンテナ110から入力されたデータを高周波信号に変換したりするものである。
上記RF制御部140は、1xシステムおよびDOシステムの通信を制御したり、共通アンテナで受信した基地局(図示せず)からの電波の強度(RSSI等)を測定したりするものであり、1x用RF部120や、DO用RF部130から入力/へ出力される高周波信号に基づいて受信部140aおよび送信部140bとして機能する。
上記システム制御部150は、無線通信端末100の各部を統括して制御する制御部である。
上記ハンドオフ判定部150aは、基地局から送信される信号の品質の測定結果とハンドオフ閾値とに基づきハンドオフを実施するか否かを判定するものである。
上記QoSレート再調整部150bは、QoSを設定している際に、無線通信端末100がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うものである。
上記ハンドオフ閾値設定部150cは、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合にハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を設定したり、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合にハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を設定したりするものである。
上記入力部160は、ユーザが情報を入力したり、表示部170の表示画面に表示された選択肢の何れかを選択する際に使用するものであり、テンキー、4方向キー等の各種キーおよびアプリケーションボタン等の各種ボタンを有している。
上記システム記憶部180は、RAM等のメモリによって構成され、アプリケーションプログラムや一時的なデータを保存するものであり、一時的なデータには、後述する「調整前および調整後のハンドオフ閾値」も含まれている。
次に、本実施形態の無線通信端末を含む移動体通信システムにおける通信方法を図2のシーケンス図に基づいて説明する。なお、図2は、例えば基地局200に接続していた無線通信端末100がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局200に接続(再接続)する場合に、無線通信端末主導で行うQoSレート変更の動作例を示している。
図2において、ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰した無線通信端末100から基地局200に呼の接続要求(ConnectionRequest )信号が送出されると、それを受信した基地局200が無線通信端末にAC Ack信号、トラフィックチャンネル割当(TrafficChannelAssignment)信号およびRTC Ack 信号を返送する。それらの信号を受信した無線通信端末100は、基地局200にトラフィックチャンネル完了(TrafficChannelComplete)信号を送信する。その間、無線通信端末100は、上記トラフィックチャンネル完了信号の送信と並行して、「QoSレートは最高速度(MAX)であるか否かの判定」を行い、「QoSレートは最高速度(MAX)ではない」と判定された場合に限りそのトラフィックチャンネル完了信号を受信した基地局200および無線通信端末100の間でQoSレートの変更がなされる。そして、QoSレートの変更があった場合には、後述する「ハンドオフ閾値の調整制御」を行う。
図3は第1実施形態の無線通信端末において実施されるハンドオフ閾値の調整制御を示すフローチャートである。まず、図3のステップS11では、無線通信端末100のドーマント状態からの復帰のQoSレートの再調整で、復帰の前後でQoSレートが変化したか否かを判定する。ここで、復帰前後でQoSレートが変化していないと判定された場合には、適正なQoSレートが維持された場合であるため、そのまま終了する。一方、復帰前後でQoSレートが変化したと判定された場合には、次のステップS12で、QoSレートが上昇したか否か、言い換えれば、「復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定されたか、あるいは、低く設定されたか」を判定する。
ステップS12の判定がYes、すなわち、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合には、ステップS13に進み、ステップS12の判定がNo、すなわち、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合には、ステップS14に進む。ステップS13では、復帰前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値」に設定(変更)し、ステップS14では、復帰前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値」に設定(変更)する。
次に、第1実施形態の無線通信端末において実施されるハンドオフ閾値の調整制御の作用を図3、図4(a),(b)および図5(a),(b)に基づいて従来技術の場合と比較しながら説明する。
[ドーマント状態からアクティブ状態への復帰前後でQoSレートが上昇した場合]
図3のハンドオフ閾値の調整制御において、ステップS11のYes−ステップS12を実行することにより、無線通信端末100がドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときにQoSレート変更調整を実施するものであり、復帰前後でQoSレートが上昇した場合にはステップS12のYesからステップS13に進んで、復帰前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値」に設定する。これにより、従来技術の場合(本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行わない構成である)は、図4(a)に実線で示す「通常のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末100の感度が低下して通常のハンドオフ閾値を横切った時点が「ハンドオフ実施ポイント」となるが、本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行う場合には、図4(b)に点線で示す「通常のハンドオフ閾値に比べてハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値である、QoSレート上昇時のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末100の感度が低下してQoSレート上昇時のハンドオフ閾値を横切る時点(図示せず)が「ハンドオフ実施ポイント」となる。その結果、基地局へのハンドオフは無線通信端末100の感度が通常時よりも低下する時点まで実施されず、高いQoSレートを割り当てている基地局に長くとどまることができる。
[ドーマント状態からアクティブ状態への復帰前後でQoSレートが低下した場合]
図3のハンドオフ閾値の調整制御において、ステップS11のYes−ステップS12を実行することにより、無線通信端末100がドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときにQoSレート変更調整を実施するものであり、復帰前後でQoSレートが低下した場合にはステップS12のNoからステップS14に進んで、復帰前のバンドクラス(BandClass)、チャンネル(Channel)、拡散符号(PN)に対するハンドオフ閾値を「ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値」に設定する。これにより、従来技術の場合(本発明のハンドオフ閾値の調整制御は行わない)は、図5(a)に実線で示す「通常のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末100の感度が低下して通常のハンドオフ閾値を横切った時点が「ハンドオフ実施ポイント」となるが、本発明のハンドオフ閾値の調整制御を行う場合には、図5(b)に点線で示す「通常のハンドオフ閾値に比べてハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値である、QoSレート低下時のハンドオフ閾値」を用いてハンドオフを実施するか否かの判断を行うため、無線通信端末100の感度が低下してQoSレート低下時のハンドオフ閾値を横切る時点が「ハンドオフ実施ポイント」となる。その結果、基地局へのハンドオフは無線通信端末100の感度が通常時よりも高い時点で実施され、低いQoSレートを割り当てている基地局から離れ易くなる。
なお、上述した図2、図3においては、「ハンドオフ先の候補である周辺基地局を示す情報である「Activeset 」が1つの場合に、無線通信端末100が最高速度でQoSを行っていない場合に、無線通信端末100のドーマント状態からアクティブ状態へ復帰を契機としてQoSレート変更を実施する例を示しているが、「Activeset 」が2つ以上の場合も上記と同様にして無線通信端末100のドーマント状態からアクティブ状態へ復帰を契機としてQoSレート変更を実施し、さらに、受信するPNの数が増減した場合も上記と同様にして無線通信端末100のドーマント状態からアクティブ状態へ復帰を契機としてQoSレート変更を実施すればよい。
本実施形態の無線通信端末によれば、上記ハンドオフ閾値の調整制御を導入することにより、無線通信端末100のドーマント状態からアクティブ状態への復帰の前後でQoSレートが上昇した場合にはその基地局に長くとどまることができ、無線通信端末100のドーマント状態からアクティブ状態への復帰の前後でQoSレートが低下した場合には早く他の基地局へハンドオフするように、復帰前後の基地局の状態に応じてハンドオフ閾値が調整される結果、復帰後に出来る限り高いQoSレートが得られる無線通信端末となる。また、この無線通信端末を用いる通信方法は、復帰後に無線通信端末が出来る限り高いQoSレートを得る通信方法となる。したがって、最高速度でのQoSの実施可能性を向上させることが可能になるとともに、無線通信端末のリソースを最大限引き出すことが可能になり、現状の移動体通信システムよりもユーザの利便性が向上する。
本発明の第1実施形態の無線通信端末の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の無線通信端末を含む移動体通信システムにおける通信方法を説明するためのシーケンス図である。 第1実施形態の無線通信端末において実施されるハンドオフ閾値の調整制御を示すフローチャートである。 (a),(b)は第1実施形態の無線通信端末において実施されるハンドオフ閾値の調整制御の作用を説明するための図である。 (a),(b)は第1実施形態の無線通信端末において実施されるハンドオフ閾値の調整制御の作用を説明するための図である。 移動体通信システムにおける無線通信端末の初期接続を説明するためのシーケンス図である。 移動体通信システムにおける無線通信端末の待機状態からの接続を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
100 無線通信端末
110 共通アンテナ
120 1x用RF部
130 DO用RF部
140 RF制御部
140a 受信部
140b 送信部
150 システム制御部
150a ハンドオフ判定部
150b QoSレート再調整部
150c ハンドオフ閾値設定部150c
160 入力部
170 表示部
180 システム記憶部

Claims (8)

  1. 呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで通信を開始することが可能な無線通信端末であって、
    QoSを設定している際に、ドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うQoSレート再調整手段と、を有することを特徴とする無線通信端末。
  2. 該QoSレート再調整手段による再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合、ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を設定するハンドオフ閾値設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 該QoSレート再調整手段による再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合、ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を設定するハンドオフ閾値設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  4. 前記ハンドオフ閾値設定手段によるハンドオフ閾値の設定は、QoSレートが最高レートではない場合に行うことを特徴とする請求項2または3に記載の無線通信端末。
  5. 呼の接続要求とともにQoS(Quality of Service)の設定要求を無線通信端末から基地局に送出し、該QoSの設定要求に応じて決定されたQoSレートで前記無線通信端末が通信を開始することが可能な通信方法であって、
    QoSを設定している際に、無線通信端末がドーマント状態に遷移した後、該ドーマント状態からアクティブ状態へ復帰したときに、基地局に対してQoSレートの再調整を行うことを特徴とする通信方法。
  6. 該QoSレートの再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が低く設定された場合、ハンドオフが行われ易いハンドオフ閾値を設定することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 該QoSレートの再調整の結果、復帰前のQoSレートよりも復帰後のQoSレートの方が高く設定された場合、ハンドオフが行われ難いハンドオフ閾値を設定することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  8. 前記ハンドオフ閾値の設定は、QoSレートが最高レートではない場合に行うことを特徴とする請求項6または7に記載の通信方法。
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