JP4894610B2 - テラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器 - Google Patents

テラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器 Download PDF

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Description

テラヘルツ波は周波数が0.1〜10THz(波長が30μm〜3000μm)の電磁波であり、波長が赤外〜遠赤外領域とほぼ一致する。テラヘルツ波帯はこれまで未開拓電磁波であったが、この周波数帯の電磁波の特徴を生かした時間領域分光、イメージング及びトモグラフィーによる材料のキャラクタリゼーション、環境計測、生物や医学への応用などが検討され、近年重要になってきている。本発明は、テラヘルツ波の応用に必要不可欠なテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器に関する。
テラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器には、光伝導アンテナ、InSb薄膜、InAs薄膜、ZnTeなどの非線形結晶、等が利用されている。これら光伝導アンテナ、InSb薄膜、InAs薄膜、非線形結晶のZnTeなどは、テラヘルツ波の発生及び検出の両方に用いることができるため、これらを用いたテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器は、基本的に同じ構成を有している。
テラヘルツ波素子部(テラヘルツ波発生素子部又はテラヘルツ波検出素子部)としては、例えば、GaAs基板に低温成長GaAs膜(光伝導膜)を形成し、その上に所定形状の導電膜を形成してダイポールアンテナやボウタイアンテナなどとしたものがある。ダイポールアンテナやボウタイアンテナの場合、二つの導電膜の間の一部分が微小な間隔(例えば、数μm程度の間隔)にしてあり、この部分がアンテナ部となる。また、各導電膜の一部は、面積が拡大されておりこの部分が電極になる。
このテラヘルツ波素子部をテラヘルツ波発生素子部として用いる場合、前記電極間にバイアス電圧を印加した状態で、前記アンテナ部にフェムト秒パルスレーザ光等のパルスレーザ光を照射する。パルスレーザ光を照射すると、光伝導膜中に自由キャリアが生じ、それがバイアス電圧で加速され、電流が流れる。このパルス状の電流によってテラヘルツ波が発生する。
一方、前記テラヘルツ波素子部をテラヘルツ波検出素子部として用いる場合、フェムト秒パルスレーザ光等パルスレーザ光をアンテナ部に照射すると、光伝導膜中に自由キャリアが生成される。そこにテラヘルツ波が入射すると、入射したテラヘルツ波の電場の大きさにほぼ比例した電流が二つの導電膜間に流れ、この電流を検出することで、テラヘルツ波を検出することができる。
前記テラヘルツ波素子部を用いたテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器では、一般的に、テラヘルツ波素子部の導電膜が形成されている面と反対側の面にシリコンレンズ等の平凸レンズが配置される。レンズを配置する理由は、テラヘルツ波発生器の場合は、発生したテラヘルツ波を空間に効率よく取り出しテラヘルツ波の利用効率を高めるためであり、テラヘルツ波検出器の場合は、検出すべきテラヘルツ波をアンテナ部に集光してテラヘルツ波の検出感度を高めるためである。
このようなテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器では、従来は、次のような構造が採用されていた(特許文献1参照。)。すなわち、図13に示すように、本体ブロック80には、レンズ81が挿通する孔83を挟んで、孔83の中心と一致する凹所84、85が形成されている。孔83にレンズ81を挿入して、凹所84に嵌め込まれるレンズ保持板86の外周が凹所84の周壁で規制されてレンズ保持板86の中心位置が凹所84の中心位置と一致するようになっている。また、図14に示すように、基板保持部材90の中央部には、基板87の中心が基板保持部材90の中心と一致する基板87を納める孔91が形成されおり、基板87の中心が基板保持部材90の中心と一致する。その結果、基板87の中心がレンズ81が挿通する孔83の中心と一致する。凹所85が、基板保持部材90の基板87面方向への位置決め構造を構成しており、基板保持部材90の外周が凹所85の周壁で規制されて、基板保持部材90の中心位置が凹所85の中心位置と一致するようになっている。
基板の電極への電圧印加(電極からの電流取り出し)は、一端部にリード線が半田付けされた導電部材を押し付けることで行われている。
特開2000−317660号公報
上記のように、従来のテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器は、孔83にレンズ81を挿入して、凹所84に嵌め込まれるレンズ保持板86の外周が凹所84の周壁で規制されてレンズ保持板86の中心位置が凹所84の中心位置と一致するようになっており、寸法精度の高いレンズ保持板86と凹所84とを必要とする。
また、孔83がレンズ81を挿通する孔であるため、レンズ81の中心が孔83の中心と高精度に一致せず、テラヘルツ波を効率よく取り出すことができない。
さらに、基板87の中心を孔83の中心に一致させるために、基板87の中心が一致する孔91(基板87を納めるための)を持つ基板保持部材90を、孔83の中心と一致する凹所85に嵌め込む構造になっており、寸法精度の高い基板保持部材90と凹所85とを必要とする。その結果、部品点数が多く、組み付けに時間を要し、高価になってしまう。
さらに、基板の電極への電圧印加、或いは電極からの電流取り出しが、一端部にリード線が半田付けされた導電部材を押し付けることで行われているため、僅かな力で破損しやすい基板が破損してしまう場合があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、基板とレンズの軸が自動的に一致し、効率よくテラヘルツ波を取り出すことができるテラヘルツ波発生器及び効率よくテラヘルツ波を検出することができるテラヘルツ波検出器を提供することを目的とする。
また、本発明は、寸法精度の高い部品の点数が少なく、組み付け時間の短い、安価なテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、基板の破損を低減することができるテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によるテラヘルツ波発生器は、課題を解決するため、貫通穴を有するホルダと、前記貫通穴内に配置されたパルスレーザ光の照射によりテラヘルツ波を発生するテラヘルツ波発生素子基板と、光軸に直交する平面からなる平面部を有し、前記素子基板と同軸的に前記平面部が前記テラヘルツ波発生素子基板に対面するように前記貫通穴に配置され前記テラヘルツ波を出射させるレンズと、前記ホルダに保持され前記レンズを前記貫通穴の一端側に押し付けるレンズ保持部材と、前記ホルダに保持され前記テラヘルツ波発生素子基板を前記貫通穴の他端側に押し付け前記テラヘルツ波発生素子基板と前記レンズを当接させる基板保持部材と、を備えたものである。
ホルダの貫通穴が該穴内に基板とレンズを同軸的に配置するので、テラヘルツ波を効率よく取り出すことができる。
本発明の第2の態様によるテラヘルツ波発生器は、前記第1の態様において、前記基板保持部材は、前記テラヘルツ波発生素子基板を前記レンズの平面部に押し付ける弾性を有している。
レンズに基板が弾性で押し付けられるので、テラヘルツ波発生素子基板の破損を低減することができる。
本発明の第3の態様によるテラヘルツ波発生器は、前記第1又は第2の態様において、前記テラヘルツ波発生素子基板は、アンテナを有し、前記基板保持部材は、前記アンテナの二つの電極部にそれぞれ変形可能に当接して電気的にコンタクトする二つの接点部を有している。
基板保持部材がアンテナの電極部に変形可能に当接する接点部を有するので、テラヘルツ波発生素子基板の損傷を低減することができる。
本発明の第4の態様によるテラヘルツ波発生器は、前記第3の態様において、前記基板保持部材は、前記二つの接点部の間に前記二つの接点部を電気的に分離する凸部を有している。
二つの接点部が変形してアンテナの電極部に当接しても、二つの接点部の間にある凸部が接点部を電気的に分離する。その結果、テラヘルツ波を確実に発生することができる。
本発明の第5の態様によるテラヘルツ波検出器は、貫通穴を有するホルダと、前記貫通穴内に配置されたパルスレーザ光の照射によりテラヘルツ波を検出するテラヘルツ波検出素子基板と、光軸に直交する平面からなる平面部を有し、前記テラヘルツ波検出素子基板と同軸的に前記平面部が前記テラヘルツ波検出素子基板に対面するように前記貫通穴に配置され前記テラヘルツ波を入射させるレンズと、前記ホルダに保持され前記レンズを前記貫通穴の一端側に押し付けるレンズ保持部材と、前記ホルダに保持され前記テラヘルツ波検出素子基板を前記貫通穴の他端側に押し付け前記テラヘルツ検出素子基板と前記レンズを当接させる基板保持部材と、を備えたものである。
ホルダの貫通穴が該穴内に基板とレンズを同軸的に配置するので、テラヘルツ波を効率よく検出することができる。
本発明の第6の態様によるテラヘルツ波検出器は、前記第5の態様において、前記基板保持部材は、前記テラヘルツ波検出素子基板を前記レンズの平面部に押し付ける弾性を有している。
レンズに基板が弾性で押し付けられるので、テラヘルツ波検出素子基板の破損を低減することができる。
本発明の第7の態様によるテラヘルツ波検出器は、前記第5又は第6の態様において、前記テラヘルツ波検出素子基板は、アンテナを有し、前記基板保持部材は、前記アンテナの二つの電極部にそれぞれ変形可能に当接して電気的にコンタクトする二つの接点部を有している。
基板保持部材がアンテナの電極部に変形可能に当接する接点部を有するので、テラヘルツ波検出素子基板の損傷を低減することができる。
本発明の第8の態様によるテラヘルツ波検出器は、前記第7の態様において、前記基板保持部材は、前記二つの接点部の間に前記二つの接点部を電気的に分離する凸部を有している。
二つの接点部が変形してアンテナの電極に当接しても、二つの接点部の間にある凸部が接点部を電気的に分離する。その結果、テラヘルツ波を確実に検出することができる。
ホルダの貫通穴が該穴内に基板とレンズを同軸的に配置するので、テラヘルツ波を効率よく取り出す又は検出することができる。
上記のように、テラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器は、基本的に同じ構成を有しているので、以下、本発明のテラヘルツ波発生器及びテラヘルツ波検出器のうち、テラヘルツ波発生器について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるテラヘルツ波発生器を示す側面図である。図2は、図1中のA矢視図である。図3は、図2のA−A線断面の端面図である。図4は、図2のB−B線断面の端面図である。図5は、図2のC−C線断面の端面図である。
本実施の形態によるテラヘルツ波発生器は、図1乃至図5に示すように、貫通穴13を有するホルダ1と、貫通穴13内に配置されたテラヘルツ波発生素子基板2と、素子基板2と同軸的に貫通穴13に配置されテラヘルツ波を出射させるレンズ3と、ホルダ1に保持されレンズ3を貫通穴13の一端側に押し付けるレンズ保持部材6と、ホルダ1に保持され素子基板2を貫通穴13の他端側に押し付け素子基板2とレンズ3を当接させる基板保持部材4と、を備えている。
図6は、テラヘルツ波発生素子基板2を示す図であり、図6(a)は、図2と同じ向きで見た正面図、図6(b)は、図6(a)中の点線円内の拡大図である。
テラヘルツ波発生素子基板2は、図6に示すように、表面に低温成長GaAs等の光伝導膜が形成されたGaAs基板21と、光伝導膜の上に形成された二つの金属導電膜22、23とから構成されている。導電膜22、23は、互いに分離されており、平行伝送線路を形成する伝送線路部22a、23aと、それらの両端に形成された電極部22b、22c、23b、23cと、を有している。伝送線路部22a、23aは、中央部分に内側に突き出す突出部221a、231aを持ち、その間に基板21の面に沿った方向に微小な間隔(例えば、数μm程度の間隔)dがあけられている。この間隔dの付近の領域24によりダイポールアンテナが構成されている。基板21は、長方形状で、例えば、6mm(短辺)×10mm(長辺)の寸法を有し、その中心O1を通るX1軸と、Y1軸とに対して、対称に伝送線路部22a、23a、突出部221a、131a、電極部22b、22c、23b、23cがフォトリソ技術でミクロンオーダーの精度でパターンニングされている。テラヘルツ波発生素子基板2は、GaAsウエハにIC技術で多数作製されてダイシングされるので、Y1軸からの基板21の長辺21aへの距離と、21bへの距離とはミクロンオーダーで等しく。同様に、X1軸からの基板21の短辺22aへの距離と、22bへの距離もミクロンオーダーで等しい。
本実施の形態では、テラヘルツ波発生素子基板2は、ダイポールアンテナを用いているが、金属導電膜22、23によってボータイアンテナなどの他のアンテナを構成するようにしてもよい。また、アンテナに代えて、ZnTeなどの非線形結晶を基板21と同じ形状に形成したものでもよい。
図7は、レンズ3を示す図であり、図7(a)は、図2と同じ向きで見た正面図、図7(b)は、側面図である。
レンズ3は、図7に示すように、半球レンズであり、シリコン製である。レンズ3は、例えば、外周31が直径12mm(半径6mm)の寸法を有し、その中心O2を通るX2軸と、Y2軸と、Z2軸(レンズ3の光軸)と、に対して、ミクロンオーダで対称に作製されている。また、レンズ3は、Z2(レンズ3の光軸)に直交し、テラヘルツ波発生素子基板2に対面する平面部32を持っている。
本実施形態では、集光レンズ3として、シリコン製の半球レンズを用いているが、材質や形状はこれに限定されるものではなく、例えば、材質としては、ゲルマニウムなどテラヘルツ波を透過する物質であれば何でもよい。形状も例えば、平凸レンズ、円板状のフレネルレンズ、球の中心O2がレンズの平面部32より内側に存在する超半球レンズ、などでもよい。
図8は、ホルダ1を示す図であり、図8(a)は、図2と同じ向きに見た正面図、図8(b)は、図8(a)のA−A線断面の端面図、図8(c)は、図(a)のB−B線断面の端面図、図8(d)は、図8(a)の側面図、図8(e)は、図8(a)の背面図、である。
ホルダ1は、図8に示すように、脚部11と、脚部11から立ち上がる肉厚の起立板部12とを有している。起立板部12の中央部には、前述のテラヘルツ波発生素子基板2と、レンズ3とが嵌め込まれる貫通穴13が形成されている。貫通穴13は、テラヘルツ波発生素子基板2が嵌め込まれる長方形穴131と、レンズ3の外周31が嵌め込まれる円形穴132と、が中心O3を通り紙面(X3−Y3平面)と直交するZ3軸を共通し、且つ連通するように形成されている。従って、レンズ3の外周31が円形穴132の周壁で規制されてレンズの中心軸(光軸)Z2と円形穴132の軸Z3とが一致する。また、基板2の外辺21a、21b、22a、22bが長方形穴131の周壁で規制されて基板2の軸Z1と長方形穴131の軸Z3とが一致する。長方形穴131は、4隅にテラヘルツ波発生素子基板2を摘むピンセット等に対する逃げとなる領域131aを持つ。
また、図8に示すように、起立板部12には、後述するテラヘルツ波発生素子基板2を保持する基板保持部材4を固定するためのねじ穴14と、基板保持補助部材5を固定するためのねじ穴15と、レンズ保持部材6を固定するためのねじ穴16と、後述のリード線を固定する端子のねじ穴17と、が形成されている。
図1、図3、図4に示すように、球面側からレンズ3を保持するレンズ保持部材6が、ねじ71で図7中のねじ穴16に螺合されてホルダ1に固定されることで、レンズ3の平面部32が、レンズ3が嵌め込まれる円形穴132の周縁底部132aに押し付けられてレンズ3が固定されている。
図9は、レンズ保持部材を示す図である。レンズ保持部材6は、例えばテフロン等のプラスチック材からなり、中心にレンズ3より小径の円形穴61が形成されている。62は、ねじ71が通る穴である。図3、図4に示すように、レンズ3の球面側の一部が穴61に収められ、穴61の周囲がレンズ3の球面部に当接することにより、レンズ3の球面側がレンズ保持部材6により保持されている。レンズ3の外周31が貫通穴13の円形穴132の周壁で規制されて円形穴132の軸Z3とレンズ3の軸Z2が一致している。
また、図2乃至図5に示すように、テラヘルツ波発生素子基板2の表面側(アンテナが形成されている側)から基板2の一方の端部を保持する基板保持部材4が、ねじ72で図7中ねじ穴14に螺合されてホルダ1に固定されることで、基板2の裏面側が、レンズ3の平面部32に押し付けられる。図10は、基板保持部材4を示す図であり、図10(a)は、図1と同じ方向から見た側面図、図10(b)は、平面図、図10(c)は、下面図である。基板保持部材4は、弾性変形し易い例えばテフロン等のプラスチック材からなり、略板状の基部41と、基部41の下端、中央部からオーバーハングする略立方体状の当接部42と、を有している。当接部42の先端部中央には、凸部42aと、凸部42aを挟んで配置された孔43a、43bと、44a、44bとを通るリード線45a、45bと、を有している。リード線45aと45bの間隔dは、基板2の電極部22bの中心間隔に略一致させてある。さらに、リード線45aには、孔43aと孔43bとの間で接点部46aが融着され、リード線45bには、孔44aと孔44bとの間で接点部46bが融着されている。接点部46a、46bは、図10(a)に示すように、凸部42aよりδだけ高く設定されている。また、接点部46a、46bの材料としては、後述するように応力で塑性変形し易い例えばインジウムが望ましい。リード線45a、45bは、錫メッキ導線が望ましい。インジウムを融着することができる。
リード線45aの一端部は、ねじ47aで基部41に固定され、他端部はホルダ1に組み付け後、図示しない電圧電源に接続される。同様に、リード線45bの一端部は、ねじ47bで基部41に固定され、他端部は電圧電源に接続される。
基部41は、基板保持部材4をホルダ1のねじ穴14に螺合するねじ72で固定するためのねじ72の挿通孔48を有し、上端には、γだけ突出する突出部41aを有している。突出部41aの先端と凸部45aの先端との距離Lは、長方形穴131の深さL(図8参照。)と等しくしてある。
図3、図4に示すように、テラヘルツ波発生素子基板2が、長方形穴131に嵌め込まれてその面方向に対して保持されると共に、裏面側がレンズ3の平面部32に密着している。その密着性を高めるために、基板保持部材4の挿通穴48とホルダのねじ穴14を位置合わせして、ねじ72で螺合することで、基板2の上端部の電極部22b、23b付近に当接部42が当接される。上述のように、突出部41aの先端と凸部45aの先端との距離Lは、長方形穴131の深さLと等しくしてあるので、基部41とホルダ1との間に隙間γが生じる。ねじ72の締め付けを強くすると、基部41が撓んで、当接部42が基板2を軸方向に押し付ける。そのとき、上述のように、接点部46a、46bが凸部45aよりδだけ突出しており、且つ変形し易いインジウム製であるため、図5に示すように、変形して電極部23bに密着される。ねじ72の締め付けが過度になっても、基板保持部材4が弾性変形し易いテフロン製で、且つ基部41とホルダ1との間に隙間を有しているので、そのバネ構造によりねじ締めによる基板2への応力が吸収され、基板2に損傷を与えることを低減できる。さらに、接点部46a、46bに電極部23bとの接触を緩衝するインジウム(緩衝材)を使用しているので、電極部の損傷を低減でき、電気的コンタクトを確実にすることができる。なお、電気的コンタクトとしては、オーミックコンタクトやショットキーコンタクトなどがある。
本実施形態で、接点部46a、46bに例えばインジウムを用いたが、緩衝効果のある導電材料であれば、どのようなものでもよい。例えば、金属バネや電気伝導グリースなども使用することができる。
また、図2乃至図5に示すように、基板2とレンズ3の密着性を高めるため、テラヘルツ波発生素子基板2の表面側(アンテナが形成されている側)から基板2の三方の端部を保持する基板保持補助部材5が、ねじ73で図7中ねじ穴15に螺合されてホルダ1に固定されることで、基板2の裏面側が、レンズ3の平面部に当接される。図11は、基板保持補助部材5を示す図であり、図11(a)は、正面図、図11(b)は、上面図、図11(c)は、図11(a)のA−A線断面の端面図である。基板保持補助部材5は、弾性変形し易い例えばテフロン等のプラスチック材からなり、略板状の基部51と、基部51の上部中央に基板2の三方端部に当接するコの字状の基板当接部52と、を有している。基部51は、基板保持補助部材5をホルダ1のねじ穴16に螺合するねじ73で固定するためのねじ73の挿通孔53を有し、周縁部にγだけ突出するコの字状の突出部54とを有している。基板当接部52の先端とコの字状の突出部54との距離Lは、長方形穴131の深さL(図8参照。)と等しくしてある。
図3、図4に示すように、テラヘルツ波発生素子基板2が、長方形穴131に嵌め込まれてその面方向に対して保持されると共に、裏面側がレンズ3の平面部に密着している。その密着性を高めるために、基板保持補助部材5の挿通穴53とホルダのねじ穴16を位置合わせして、ねじ73で螺合することで、基板2の両側端部と下端部付近に基板当接部52が当接される。すなわち、基板当接部52bが基板2の両側端部に当接され、基板当接部52aが基板2の下端部に当接される。上述のように、突出部54の先端と基板当接部52の先端との距離Lは、長方形穴131の深さLと等しくしてあるので、基部51とホルダ1との間に隙間γが生じる。ねじ73の締め付けを強くすると、基部51が撓んで、当接部52が基板2を軸方向に押し付ける。ねじ73の締め付けが過度になっても、基板保持補助部材5が弾性変形し易いテフロン製で、且つ基部51とホルダ1との間に隙間を有しているので、そのバネ構造によりねじ締めによる基板2への応力が吸収され、基板2に損傷を与えることを低減できる。
図12は、図3の点線円内を拡大して模式的に示した図である。テラヘルツ波発生器及び検出器では、発生効率及び検出効率の点でレンズ3とテラヘルツ波発生素子基板2との密着性が重要である。レンズ3の平面部32は鏡面仕上げ(例えば、ニュートンリングN3仕上げ)されているが、基板2の裏面(アンテナが形成れている面の反対側で、レンズ3の平面部32に当接される面)は、通常梨地仕上げされている。従って、図12に示すように、基板2で発生したテラヘルツ波の内、基板2とレンズ3が物理的に接触する部分を通過する波(イ)は、直進するが、物理的に接触しない部分を通過する波(ロ)は界面で多重反射し、波(イ)と干渉してしまう。上述のように、基板保持部材4と基板保持補助部材5とで基板2をレンズ3の平面部32に押し付けるだけでなく、基板2とレンズ3の平面部32の間に真空グリースやシリコンコンパウンドを塗布するとよい。インデックスマッチングがよくなり、界面反射が減る。その結果干渉が減り、テラヘルツ波を効率よく発生することができる。
しかし、本実施形態のように、基板2がGaAsで、レンズ3がSiであると、それらの屈折率は約3程度であり、真空グリースの屈折率約1.5の倍近いため、インデックスマッチングがあまりよくなく、干渉を押さえることができても、無視できる程度に小さくすることができない。
テラヘルツ波発生効率を高めるために、基板2の裏面も鏡面仕上げにするか、粗面仕上げにするとよい。鏡面仕上げ、或いは粗面仕上げにすることで、図12に示すような多重反射する波(ロ)を低減することができる。
図3、図4に示すように、テラヘルツ波発生素子基板2が基板保持部材4で上端部の電極付近に当接され、基板保持補助部材5で両側端部と下端部に当接されるので、基板2の中央部分を覆うものがなく、ここを通してパルスレーザ光を照射することができる。
ここで、ホルダ1に前述の部材等を組み立てる方法について、説明する。
まず、レンズ3をホルダ1の円形穴132に嵌め込み、レンズ保持部材6をレンズ3の球面側からホルダ1に位置決めし、ねじ71をねじ込んでレンズ保持部材6で球面側からレンズ3をホルダ1に押し付ける。レンズ3の外周が円形穴132の周壁で規制されて円形穴132の軸とレンズ3の軸が自動的に一致する。
次いで、テラヘルツ波発生素子基板2の裏面に真空グリースを薄く塗布して裏面側がレンズ3の平面部32に当接するように、ホルダ1の長方形穴131に嵌め込む。基板2の外辺が長方形穴131の周壁で規制されて基板2の軸と長方形穴131の軸とが自動的に一致する。円形穴132の軸と長方形穴131の軸が一致しているので、レンズ3の軸と基板2の軸が自動的に一致する。
次いで、基板保持補助部材5をホルダ1に対して位置決めし、ねじ73をねじ込んで基板保持補助部材5で基板2の両側端部と下端部を押し付ける。
次いで、基板保持部材4をホルダ1に対して位置決めし、ねじ72をねじ込んで基板保持部材4で基板2の上端部を押し付ける。接点部46a、46bが電極13bに押し付けられ、リード線45a、45bが電極23bに接続された状態になる。これによりホルダ1に対する部材の組立が完了する。
テラヘルツ波発生素子基板2が光損傷などで使用できなくなった場合、交換する必要があるが、本願発明のテラヘルツ波発生器では、レンズ3を外す必要がない。基板2にはリード線がボンディングされていないので、基板保持部材4と基板保持補助部材5とをホルダ1から外し、基板2を外せばよい。基板2を嵌め込む長方形穴131には、図8に示すように逃げ131aがあるので、この部分からピンセットなどで持ち上げるようにすることで、基板2を簡単に取り出すことができる。さらに、新しい基板は、上述の手順で取り付けることができる。ワイヤボンディングなどの工程が不要のため、簡単に交換作業を終了することができる。
テラヘルツ波を発生するための励起光として用いるパルスレーザ光、或いはテラヘルツ波を検出するためのゲート光として用いるパルスレーザ光の光軸は、図3或いは図4の軸に一致していることが望ましいが、レーザ光が基板保持部材4と基板保持補助部材5で蹴られない程度であれば、角度がついた状態で入射してもよい。レーザ光がアンテナ構造の中心(図6のO1)に集光されることで、より効率的にテラヘルツ波を発生或いは検出することができる。
本発明の実施形態によるテラヘルツ波発生器を示す側面図である。 図1のA矢視図である。 図2のA−A線断面の端面図である。 図2のB−B線断面の部分端面図である。 図2のC−C線断面の端面図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられているテラヘルツ波発生素子基板を示す図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられているレンズを示す図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられているホルダを示す図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられているレンズ保持部材を示す図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられている基板保持部材を示す図である。 図1乃至図5に示すテラヘルツ波発生器で用いられている基板保持補助部材を示す図である。 図3の点線円内の拡大模式図である。 従来のテラヘルツ波検出器の要部断面図である。 図13における基板保持部材を示す図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・ホルダ
2・・・・・・・・・・テラヘルツ波発生素子基板
3・・・・・・・・・・レンズ
4・・・・・・・・・・基板保持部材
6・・・・・・・・・・レンズ保持部材
13・・・・・・・・・貫通穴
22b、23b・・・・電極部
24・・・・・・・・・アンテナ
32・・・・・・・・・平面部
42a・・・・・・・・凸部
46a、46b・・・・接点部

Claims (8)

  1. 貫通穴を有するホルダと、
    前記貫通穴内に配置されたパルスレーザ光の照射によりテラヘルツ波を発生するテラヘルツ波発生素子基板と、
    光軸に直交する平面からなる平面部を有し、前記テラヘルツ波発生素子基板と同軸的に前記平面部が前記テラヘルツ波発生素子基板に対面するように前記貫通穴に配置され前記テラヘルツ波を出射させるレンズと、
    前記ホルダに保持され前記レンズを前記貫通穴の一端側に押し付けるレンズ保持部材と、
    前記ホルダに保持され前記テラヘルツ波発生素子基板を前記貫通穴の他端側に押し付け前記テラヘルツ波発生素子基板と前記レンズを当接させる基板保持部材と、
    を備えることを特徴とするテラヘルツ波発生器。
  2. 前記基板保持部材は、前記テラヘルツ波発生素子基板を前記レンズの平面部に押し付ける弾性を有する請求項に記載のテラヘルツ波発生器。
  3. 前記テラヘルツ波発生素子基板は、アンテナを有し、前記基板保持部材は、前記アンテナの二つの電極部にそれぞれ変形可能に当接して電気的にコンタクトする二つの接点部を有する請求項1又は2に記載のテラヘルツ波発生器。
  4. 前記基板保持部材は、前記二つの接点部の間に前記二つの接点部を電気的に分離する凸部を有する請求項3に記載のテラヘルツ波発生器。
  5. 貫通穴を有するホルダと、
    前記貫通穴内に配置されたパルスレーザ光の照射によりテラヘルツ波を検出するテラヘルツ波検出素子基板と、
    光軸に直交する平面からなる平面部を有し、前記テラヘルツ波検出素子基板と同軸的に前記平面部が前記テラヘルツ波検出素子基板に対面するように前記貫通穴に配置され前記テラヘルツ波を入射させるレンズと、
    前記ホルダに保持され前記レンズを前記貫通穴の一端側に押し付けるレンズ保持部材と、
    前記ホルダに保持され前記テラヘルツ波検出素子基板を前記貫通穴の他端側に押し付け前記テラヘルツ波検出素子基板と前記レンズを当接させる基板保持部材と、
    を備えることを特徴とするテラヘルツ波検出器。
  6. 前記基板保持部材は、前記テラヘルツ波検出素子基板を前記レンズの平面部に押し付ける弾性を有する請求項5に記載のテラヘルツ波検出器。
  7. 前記テラヘルツ波検出素子基板は、アンテナを有し、前記基板保持部材は、前記アンテナの二つの電極部にそれぞれ変形可能に当接して電気的にコンタクトする二つの接点部を有する請求項5又は6に記載のテラヘルツ波検出器。
  8. 前記基板保持部材は、前記二つの接点部の間に前記二つの接点部を電気的に分離する凸部を有する請求項7に記載のテラヘルツ波検出器。
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