JP4894588B2 - 画像処理装置、印刷装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、印刷装置及び画像処理プログラムに関する。
コンピュータやスキャナ等を解して入力された多値のラスタデータを印刷装置により印刷する際には、例えば、入力された多値のラスタデータを画像処理装置の特性に応じて設定されたディザ配列等の閾値配列によって二値化処理が実行され、二値化処理されたラスタデータに基づいて印刷装置における印刷処理が実行される。
印刷装置では、形成可能な粒の数や大きさ、形などが異なるので、画像処理装置による二値化処理は、画像処理装置のデバイス毎に固有の特性に応じて実行する必要がある。
一方、一旦特定の印刷装置の特性に応じて二値化処理されたラスタデータを用いて、そのまま他の印刷装置で印刷処理を実行した場合、出力画像において干渉縞が生じたり、階調性が損なわれたりするなどの画質の劣化が生じる。
そこで、一旦特定の印刷装置の特性に応じて二値化処理されたラスタデータを用いて他の印刷装置で印刷処理を実行したい場合には、二値化処理されたラスタデータを、多値の画像データに変換して、他の印刷装置固有の特性に応じた二値化処理を実行することが知られている。
例えば、下記特許文献1に記載されているように、従来、入力された画像データを展開してプリンタエンジンに出力するプリンタ制御装置において、ホストコンピュータから入力された画像データを第1の解像度で二値化処理されたラスタデータを保持しておき、保持した二値化処理済みのラスタデータを更に多値(多階調)のラスタデータに変換して、第1の解像度よりも高い第2の解像度に変換した後、二値のラスタデータに変換してプリンタエンジンに出力することが提案されている。
特開2000−255120公報
本発明は、二値化処理された二値化画像情報を、多値化処理を施すことなく、好適な二値化画像情報に変換できる画像処理装置、印刷装置及び画像処理プログラムを提供することが目的である。
請求項1の発明は、画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理た第1の印刷用画像情報を他の画像処理装置より取得する画像情報取得手段と、前記第1の閾値配列を前記他の画像処理装置より取得する閾値配列情報取得手段と、前記画像情報取得手段により取得された第1の印刷用画像情報を前記閾値配列情報取得手段により取得された第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段と、を備えている。
請求項2の発明は、前記判別手段により、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の各分割領域について、各分割領域内の各画素の値の平均値をそれぞれ導出する導出手段を更に備え、前記生成手段は、前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された分割領域について、前記導出手段によりそれぞれ導出された各分割領域の平均値を分割領域内の各画素の値として前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて再二値化処理を実行することを特徴としている。
請求項3の発明は、前記第1の印刷用画像情報と前記第1の閾値配列の閾値とを各分割領域毎に比較し、各分割領域で、前記第1の閾値配列の閾値を超えた画素に対応する閾値の最大値と、前記第1の閾値配列の閾値以下の画素に対応する閾値の最小値と、を特定し、前記最小値が最大値よりも大きい場合に、当該分割領域に輪郭情報が含まれていると判別することを特徴としている。
請求項4の発明は、画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理た第1の印刷用画像情報を他の画像処理装置より取得する画像情報取得手段と、前記第1の閾値配列を前記他の画像処理装置より取得する閾値配列情報取得手段と、前記画像情報取得手段により取得された第1の印刷用画像情報を前記閾値配列情報取得手段により取得された第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段と、備えている。
また、請求項の発明は、前記生成手段により生成された第2の印刷用画像情報に基づく画像を形成する画像形成手段と、をさらに備えている。
請求項の発明は、コンピュータを、画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理した第1の印刷用画像情報を、前記第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段、及び前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段、として機能させる。
請求項1記載の発明によれば、二値化処理された二値化画像情報を、多値化処理を施すことなく、好適な二値化画像情報に変換できる。
また、請求項記載の発明によれば、輪郭情報を損なうことを防止することができる。
請求項記載の発明によれば、各分割領域の階調性を損なうことを防止することができる。
請求項記載の発明によれば、処理内容の増大や回路構成の複雑化を招くことなく、簡単な構成で二値化画像情報を、多値化処理を施すことなく異なる手法を用いた二値化画像情報に変換できる。
請求項記載の発明によれば、二値化処理された二値化画像情報を、多値化処理を施すことなく好適な二値化画像情報に変換できる。
請求項記載の発明によれば、二値化処理された二値化画像情報を、多値化処理を施すことなく好適な二値化画像情報に変換できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷システム10の構成を概略的に示す説明図である。同図に示されるように、印刷システム10は、パーソナル・コンピュータ(PC)から成る2つのクライアントPC30と、印刷装置40A、印刷装置40B、印刷装置40Cとが、LAN等のネットワーク20に接続されている。
本実施形態に係る印刷システム10では、クライアントPC30から印刷装置40Bに対する印刷指示が送信可能に構成されている。印刷指示としては、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)によって記述されたデータ(以下、PDLデータという)と、実行すべき印刷ジョブの処理条件(印刷部数や印刷に使用する用紙のサイズ、後述する動作モード等)を示すデータも同時に指定される。
図2は、印刷装置40Bの電気系の構成を示すブロック図である。同図に示されるように、印刷装置40Bは、装置全体の動作を制御するCPU(中央処理装置)50B、ROM52B、RAM54B及び通信インタフェース(I/F)64Bを含んで構成されている。これらのCPU50B、ROM52B、RAM54B、通信I/F64Bは、それぞれバス51Bに接続されている。
ROM52Bには、主としてCPU50Bにより実行される装置全体を制御する制御プログラムを含む各種プログラムや各種データ等が予め記憶されている。また、ROM52Bには、CPU50Bにより実行する各種処理プログラムや各種データ等が記憶され、RAM54には、CPU50Bの処理に伴う各種データ等が一時的に記憶される。
また、通信I/F64Bは、ネットワーク20や通信回線を介して有線又は無線でホストコンピュータ(クライアントPC)30と接続され、ホストコンピュータ30から送信される印刷指示や画像データを受信可能に構成されている。また、印刷装置40A,40B,40C同士での印刷用画像データの送受信も可能に構成されている。
また、印刷装置40Bは、PDLデータを印刷用画像データへ展開する展開処理を行うラスタイメージプロセッサ(RIP:Raster Image Process)56B、印刷エンジン58Bを含んで構成されており、RIP56B及び印刷エンジン58Bは、それぞれバス51Bに接続されている。
RIP56Bでは、ホストコンピュータ30から送信された画像データに基づいて、印刷エンジン58B固有の特性が加味されて印刷用画像データが生成される。RIP56Bでは、受信したPDLデータを解釈し、ビットマップ形式のラスタイメージデータに二値化処理を実行する。この二値化処理では、ROM52に記憶された閾値配列情報(閾値配列B)を用いてディザ処理が行われ、印刷装置の特性(印刷エンジン58B等)に合わせた好適な二値化処理を行い、二値化処理されたラスタイメージである印刷用画像データの生成を行なう。また、この二値化処理は、頁単位で行って、印刷エンジン58Bでの印刷に使用可能な印刷用画像データを生成するRIP処理を行う。
印刷エンジン58Bは、印刷エンジン58B全体の動作を制御するCPUやメモリ、不揮発性の記憶装置を含むコンピュータから成り、入力された印刷用画像データに基づいて該印刷用画像データが表す画像を用紙に印刷する。
なお、印刷エンジン58Bとしては、印刷用画像データが表す画像の用紙への印刷を、印刷用画像データに応じて変調した光ビームを感光体に照射することで感光体上に静電潜像を形成し、形成した静電潜像をトナーによって現像することで得られたトナー像を用紙へ転写・定着させる、電子写真方式の印刷エンジンを用いてもよいし、インクジェット方式等の他の方式の印刷エンジンを採用してもよい。また、印刷エンジン58Bは、二値化された印刷用画像データの印刷を行なうように構成されている。
また、印刷装置40Bは、他の印刷装置40A,40Cから送信された印刷用画像データを受信した場合に、受信した印刷用画像データの二値化手法を変更する二値化手法変更部60Bを更に含んで構成されている。当該二値化手法変更部60Bもバス51Bに接続されており、上記CPU50Bにより動作が制御される。
すなわち、受信した印刷用画像データが、送信側の印刷装置に設けられた印刷エンジンの特性に応じて生成された印刷用画像データである場合に、受信側の印刷装置40Bの印刷エンジン58Bの特性に応じた印刷用画像データに変換する必要がある。
図3は、本実施の形態に係る印刷装置40Bの画像データ受信処理に関する機能ブロック図である。なお、ここでの画像データには、クライアントPC30から送信されるPDLデータ及び他の印刷装置40A、40Cから送信される印刷用画像データが含まれる。
同図に示されるように、印刷装置40Bの画像データ受信処理に関する機能としては、受信部70B、実行処理決定部72B、RIP処理部56B、二値化手法変更部60B及び印刷用画像データ格納部82Bを含んで構成されている。
受信部70Bは実行処理決定部72Bと接続されており、実行処理決定部72BはRIP処理部56B及び二値化手法変更部60Bと接続されている。
受信部70Bでは、通信I/F64Bを介して画像データを受信すると、受信したデータを一旦メモリに格納する。実行処理決定部72Bでは、受信した画像データがPDLデータであるか、送信側の印刷装置40A、40Cに設けられた印刷エンジンの特性に応じて生成された印刷用画像データであるかを識別して、受信した画像データに施す処理をRIP処理又は二値化手法変更処理に決定する。この識別は、印刷用画像データにタグ等の識別情報に基づいて、送信側の印刷装置に設けられた印刷エンジンの特性に応じて生成された印刷用画像データであるかを識別するように構成されている。なお、このタグ等の識別情報は、印刷用画像データのヘッダー領域に付加されるように構成されている。
また、この識別情報は、別途、送信側の印刷装置から送信側の印刷装置に設けられた印刷エンジンの特性に応じて生成された印刷用画像データであることを示す情報を別途送信することにより行なうこともでき、種々の方法で行なうことができる。
実行処理決定部72Bでは、受信した画像データが送信側の印刷装置に設けられた印刷エンジンの特性に応じて生成された印刷用画像データである場合は二値化手法変更部60に受信した画像データの二値化手法の変更指示を出力する。
二値化手法変更部60Bでは、二値化手法の変更指示が入力されると、受信した画像データの二値化手法を本印刷装置40Bに搭載された印刷エンジン58Bの特性に応じて変更する処理(詳細は後述する)を実行し、二値化手法変更後の画像データを印刷用画像データとして印刷用画像データ格納部82Bに格納する。
一方、実行処理決定部72Bでは、入力された画像データがPDLデータである場合は、RIP処理部56Bに受信した画像データに基づく印刷用画像データの生成指示を出力する。
RIP処理部56Bでは、印刷用画像データの生成指示が入力されると、受信したPDLデータを解釈し、ビットマップ形式のラスタイメージデータに二値化処理を実行する。この二値化処理は、ROM52Bに記憶された閾値配列Bを用いて、印刷装置の特性に合わせた二値化処理を行い、に値化処理されたラスタイメージである印刷用画像データの生成を行なう。また、この二値化処理は、頁単位で行って、印刷エンジン58Bでの印刷に使用可能な印刷用画像データを生成し、生成した印刷用画像データを印刷用画像データ格納部82Bに格納する。
このようにして、印刷用画像データ格納部82Bには、RIP処理部56B又は二値化手法変更部60Bにより印刷装置40Bに搭載された印刷エンジン58B固有の特性に応じて二値化処理されたラスタイメージデータが格納される。
図4は、印刷装置40Aの電気系の構成を示すブロック図であり、図5は本実施の形態に係る印刷装置40Aの画像データ受信処理に関する機能ブロック図である。印刷装置40Aは、印刷装置40Bと同様の構成であるので、同様の構成には同一の符号を付して、ここでの説明は省略する。
印刷装置40Aは、ROM52Aに記憶された閾値配列情報(閾値配列A)を用いてディザ処理が行われ、印刷装置Aの特性(印刷エンジン58A等)にあわせた二値化処理を行い、二値化処理されたラスタイメージである印刷用画像データの生成を行なうように構成されている。
また、印刷装置40Cも、印刷装置Bや印刷装置Aと同様の構成であるので、図示及び説明は省略する。印刷装置40Cは、ROM52C二記憶された閾値配列情報(閾値配列C)を用いてディザ処理が行われ、印刷装置Cの特性(印刷エンジン58C等)に合わせた二値化処理を行い、二値化処理されたラスタイメージである印さsつ酔う画像データの生成を行なうように構成される。
ここで、本実施の形態では、印刷装置40Aから印刷装置40Bに対して印刷用画像データを送信する場合、印刷用画像データのタグ等に二値化手法を示す情報を付加して送信するものとして説明する。
また、二値化の手法としては、例えば、ディザ処理に用いた閾値情報やスクリーン処理に用いたスクリーン線数、スクリーン角度、ドット形状等があげられる。以下では、一例として、印刷装置40Aにおける二値化手法としてディザ処理に用いる閾値配列情報が付加される場合について説明する。
まず、図6〜図8を参照して、印刷装置40Aにおいて実行される、RIP処理部56AによるRIP処理の概要を説明する。
RIP処理部56Aでは、まず、入力されたPDLデータにより示される画像を二値化処理(展開)を実行する(図6(A)参照)。なお、同図に示す例では、展開して得られた画像をア〜エの4つのセルに分割して説明する。また、図6において、塗りつぶされた領域は画像の濃度が、黒を100%、白を0%としたときの50%(グレー)の領域であるものとして説明する。
次に、RIP処理部56Aでは、各画素を更に印刷エンジン58Aの解像度等に応じて複数(図6に示す例では、25)の領域に分割し、得られた各分割領域を1画素とする(図6(B)及び(C)参照)。
図6(C)のように、画素の一部に画像がかかっている場合には、図6(D)に示されるように、その画素については面積比が50%以上の色とする。
次に、ディザ法を適用したハーフトーン処理を実行して画像を二値化する。各画素単位の濃度値(%)データ(図7(A)、(B)参照)と、印刷エンジン58Aの特性を加味して予め設定された各画素毎の閾値配列A(図7(C)参照)と、をそれぞれ比較して、各画素毎に黒又は白の画像データに変換する。
これにより、図7(A)に示すセル(ウ)は、図7(D)に示されるように二値化され、図7(B)に示すセル(エ)は、図7(E)に示されるように二値化される。
図8には、一例として、図6(A)に示す画像に基づいて閾値配列Aを用いて生成された印刷用画像データAが示されている。すなわち、RIP処理により、図6(A)に示される50%グレーの画像は、図8に示されるような0%(白)と黒(100%)の二値画像で表現することができる。なお、閾値配列Aが異なる場合には、RIP処理後の二値画像も異なることは言うまでもない。
次に、例えば、図9(C)に示される閾値配列Bが予め設定された印刷装置において、図8に示される閾値配列Aを用いて生成された印刷用画像データAが受信された場合、各セルについて、以下の(1)式により元画像の濃度を推定することができる。
(セル内の濃度)=(セル内の黒の画素数)÷(セル内の総画素数)×100・・・(1)
つまり、図9(A)に示されるように、セル(ウ)については、25の画素の内、黒の画素は13であるので、52%であるので、図9(C)の閾値が「52」以下の画素を黒とし、閾値が「53」以上の画素を白として変換する。
また、図9(B)に示すセル(エ)についても同様に処理すると、25の画素の内、黒の画素は10であるので、濃度40%と推定され、図9(E)に示されるように、図9(C)の閾値が「40」以下の画素を黒とし、閾値が「41」以上の画素を白として変換する。このように、閾値配列Aを用いて生成された印刷用画像データAを、印刷装置40Bの印刷エンジン58Bの特性に合わせた閾値配列Bを用いて再二値化処理を行うことで、印刷装置40Bの印刷エンジン58B固有の特性に合わせた再二値化処理を実行することができる。
一方で、図10には、図9に示すようにして変換された変換データCが示されている。同図に示されるように、得られた変換データCは、印刷エンジン58Bには最適であっても、元画像(図6(A))や、受信した印刷用画像データAにより示される画像(図8)におけるエッジが損なわれており、ぼやけた画像となってしまう。
そこで、本実施の形態に係る二値化手法変更部60Bは、機能的に、二値化手法特定部74B、変換可否判定部76B、変換部78B及び保持部80Bを含んで構成されている。
二値化手法特定部74Bでは、受信した印刷用画像データAに基づいて、二値化手法の特定を実行する。二値化手法の特定は、印刷用画像データAのタグ等を解析して、RIP処理時に適用された閾値配列情報(閾値配列A)を取得することにより行なわれる。
変換可否判定部76Bでは、上述したセル単位で、エッジを含むか否かを判定し、エッジを含まないセルについては閾値配列Bを用いて変換するものと判定し、変換部78Bに当該セルの閾値配列Bを用いた変換を指示する一方、エッジを含むセルについては閾値配列Bで変換しないものと判定する。
以下、図11を参照して、エッジを含むか否かの判定方法について説明する。同図(A)には、閾値配列Aに重ねてセル(ウ)の黒の画素が太枠で示されている。同図に示されるように、黒の画素の閾値の最大値ThBmaxが「50」、白の画素の閾値の最小値ThWminが「54」であり、閾値がThBmaxよりも小さい画素は全て黒とされていることから、このセルは全体的に単一のトーンであるとみなすことができる。
したがって、図11(C)に示すセル(ウ)については、図11(E)に示す閾値配列Bを用いて変換を行なうものと判定される。
一方、図11(B)には、閾値配列Aに重ねてセル(エ)の黒の画素が太枠で示されている。同図に示されるように、セル内に含まれる黒の画素の閾値の最大値ThBmaxが「50」、セル内に含まれる白の画素の閾値の最小値ThWminが「22」である。
ここで、図11(D)に×印で示す画素については、閾値がThBmaxよりも小さいにも関わらず、白とされていることから、この画素の値はもともと白であることになる。したがって、このセル(エ)には、白の画素と黒の画素が確実に存在し、画像のエッジが存在すると推定する。
なお、白の画素が存在するにも拘らず、単純に上記(1)式を用いて当該セルの画像濃度を導出した場合、濃度40%となることからも、このセルは単一のトーンではなく、画像の輪郭(エッジ)が存在すると考える。
このように、エッジが存在するとみなされたセルについては、閾値配列Bを用いた変換は行なわずに、そのまま印刷用画像データBとして保持部80Bに保持する。
変換部78Bでは、上記(1)式を用いて、受信した印刷用画像データ(閾値配列Aを適用して生成されたデータ)の処理対象とするセルの濃度を導出し、閾値配列Bを用いて、導出した濃度に応じた閾値以下の画素を黒とし、導出した濃度以上の画素を白とすることにより、閾値配列Bを適用した二値化を実行する。
例えば、図11(C)に示すセル(ウ)であれば、25の画素のうち、13の画素が黒であるので、濃度52%であり、図11(E)に示す閾値配列Bを適用すると、図11(F)に示されるように変換される。
したがって、保持部80Bには、画像の輪郭を維持しつつ、印刷エンジン58Bの特性に応じた閾値配列Bに変換された印刷用画像データが格納される。当該保持部80Bでは、受信した印刷用画像データの全てのセルのデータが保持されると、まとめて新たな印刷用画像データBとして印刷用画像データ格納部82Bに格納される。
図12には、このようにして得られた印刷用画像データBが示されている。同図に示されるように、二値化手法変更部60Bから出力される印刷用画像データBには、図10に示す変換データCと比較して図6に示す元画像の輪郭の崩れが少ない。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
印刷装置40Bでは、通信I/F64Bを介してクライアントPC30や他の印刷装置40A,40C等の外部装置から画像データを受信すると、CPU50により受信した画像データの解析を行なう。この受信データの解析として、まず、画像データが他の印刷装置40A,40C固有の特性に応じて二値化された印刷用画像データか、PDLデータかを識別する。
受信した画像データがPDLデータである場合は、RIP処理部56BによりRIP処理が施され(例えば、図6及び図7)、印刷用画像データを生成する(図8参照)。
一方、受信した画像データが他の印刷装置40A,40C固有の特性に応じて二値化された印刷用画像データである場合には、二値化手法変更部60Bにより、二値化手法変更処理を実行する。
図13は、二値化手法変更部60Bにより、印刷用画像データの各セルを処理対象として実行される二値化手法変換処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図を参照して、本実施の形態に係る二値化手法変換処理について説明する。
まず、ステップ100では、処理対象となるセル内における黒の画素の閾値の最大ThBmaxを検出し、次のステップ102では、処理対象となるセル内における白の画素の閾値の最小値ThWminを検出する(例えば、図11(A)、(B))。
次のステップ104では、検出されたThBmaxとThWminとを比較して、ThBmaxの方が小さいか否かを判定する。当該判定の結果、肯定判定となった場合はステップ106に移行する一方、否定判定となった場合はステップ110に移行する。
ステップ106では、処理対象のセル全体の推定濃度の導出を行ない、次のステップ108に移行する。ステップ108では、セル内の全ての画素の値が導出した推定濃度に応じた値であるものとみなし、印刷エンジンに応じた閾値配列(例えば、図11(E))を適用して当該セル内の画素を二値化して(例えば、図11(F))保持し、その後にステップ112に移行する。
なお、上記推定濃度の導出は、例えば、上記(1)式を用いた演算により導出することができる。
また、ステップ110では、印刷用画像データAの各画素のデータを変更することなく印刷用画像データBの各画素のデータとして保持し(例えば、図11(G))、その後にステップ112に移行する。
ステップ112では、受信した画像データの全セルについて処理を実行したか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は、再びステップ100に戻る。
一方、ステップ112で肯定判定となった場合はステップ114に移行し、保持された各セルの変換結果(例えば、図12)を印刷用データとして記憶し、その後に本二値化手法変更処理を終了する。
すなわち、図13に示す二値化手法変更処理では、セル毎に、印刷用画像データAに変更を施すか否かを判定する。
図14は、上記二値化手法変更処理におけるThBmaxの導出処理ルーチン(図13のステップ100)の流れを示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実施の形態に係るThBmax導出処理について説明する。
まず、ステップ120では、変数mに1を、ThBmaxに0を、それぞれセットし、次のステップ122では、変数nに1をセットする。
次のステップ124では、処理対象のセル内の画素(m,n)の画素(セル内の左からm列目、n行目の画素)が黒か否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ126に移行して、閾値配列Aにおける位置(m,n)の閾値Th(m,n)の値を特定する。次のステップ128では、Th(m,n)とThBmaxとを比較して、Th(m,n)の方が大きいか否かを判定する。
ステップ128で肯定判定となった場合はステップ130に移行して、ThBmaxにTh(m,n)の値をセットし、その後にステップ132に移行する。
一方、ステップ124で否定判定となった場合はステップ126乃至ステップ130の処理を実行することなくステップ132に移行する。
また、ステップ128で否定判定となった場合はステップ130の処理を実行することなくステップ132に移行する。
ステップ132では、変数nをインクリメントし、次のステップ134では、変数nが閾値Nよりも大きいか否かを判定する。当該判定が否定判定となった場合は再びステップ124に戻る。その後、ステップ134が肯定判定となった場合は、ステップ136に移行する。
ステップ136では、変数mをインクリメントし、その後にステップ138に移行して、変数mが閾値Mよりも大きいか否かを判定する。当該判定が否定判定となった場合は再びステップ122に戻る。その後、ステップ138が肯定判定となった場合は、本ThBmax導出処理ルーチンを終了する。
なお、すなわち、閾値M及び閾値Nは、1つのセルに含まれる画素の個数に応じた値であり、図6乃至図12に示す例では、閾値M=5、閾値N=5である。
また、閾値M、閾値N及び1つのセルに含まれる画素の数は、二値化処理に用いた閾値配列に応じて決まる。
また、図15は、上記二値化手法変更処理におけるThWminの導出処理ルーチン(図13のステップ102)の流れを示すフローチャートであり、以下、同図を参照して本実施の形態に係るThWmin導出処理について説明する。
まず、ステップ140では、変数mに1を、ThWminに100を、それぞれセットし、次のステップ142では、変数nに1をセットする。
次のステップ144では、処理対象のセル内の画素(m,n)の画素が白か否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ146に移行して、閾値配列Aにおける位置(m,n)の閾値Th(m,n)の値を特定する。次のステップ148では、Th(m,n)とThWminとを比較して、Th(m,n)の方が小さいか否かを判定する。
ステップ148で肯定判定となった場合はステップ150に移行して、ThWminにTh(m,n)の値をセットし、その後にステップ152に移行する。
一方、ステップ144で否定判定となった場合はステップ146乃至ステップ150の処理を実行することなくステップ152に移行する。
また、ステップ148で否定判定となった場合はステップ150の処理を実行することなくステップ152に移行する。
ステップ152では、変数nをインクリメントし、次のステップ154では、変数nが閾値Nよりも大きいか否かを判定する。当該判定が否定判定となった場合は再びステップ144に戻る。その後、ステップ154が肯定判定となった場合は、ステップ156に移行する。
ステップ156では、変数mをインクリメントし、その後にステップ158に移行して、変数mが閾値Mよりも大きいか否かを判定する。当該判定が否定判定となった場合は再びステップ142に戻る。その後、ステップ158が肯定判定となった場合は、本ThBmax導出処理ルーチンを終了する。
また、本実施の形態では、各印刷装置40B内に二値化手法変更部60Bを備えた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、二値化手法の変更を実行するための端末をネットワーク20に更に接続し、当該端末を介して印刷用画像データの送受信を行い、二値化手法の変更を行なう形態とすることもできる。
なお、本実施の形態では、送信元で用いた閾値配列(閾値配列A)が画像データのタグに付加されている形態について説明したが、別途通信により取得する形態としてもよいし、予め各印刷装置で用いる閾値配列を複数格納しておき、送信元に応じて読出して適用する形態としてもよい。
また、閾値配列を用いる画像処理としては、例えば、ディザ法や誤差拡散法を用いた画像処理、スクリーン処理等があげられる。また、これらを適宜組み合わせて実行する形態としてもよい。
なお、図16は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の二値化手法変更処理の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。図中、550はプログラム、552はコンピュータ、554は光磁気ディスク、556は光ディスク、558は磁気ディスク、560はメモリ、562は内部メモリ、566は読取部、570はハードディスク、568、574はインタフェース、572は通信部である。
上述の実施の形態で説明した本発明の画像処理装置の各部の機能の一部または全部を、コンピュータにより実行可能なプログラム550によって実現することが可能である。その場合、そのプログラム550及びそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体としては、コンピュータのハードウエア資源に備えられている読取部566に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取部566にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク554、光ディスク556(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク558、メモリ560(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム550を格納しておき、例えばコンピュータ552の読取部566あるいはインタフェース574にこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム550を読み出し、内部メモリ562またはハードディスク570に記憶し、CPU564によってプログラム550を実行することによって、本発明の画像処理装置の機能を実現することができる。あるいは、ネットワークなどを介してプログラム550をコンピュータ552に転送し、コンピュータ552では通信部572でプログラム550を受信して内部メモリ562またはハードディスク570に記憶し、CPU564によってプログラム550を実行することによって、本発明の画像処理装置の機能を実現してもよい。なお、コンピュータ552には、このほかインタフェース568を介して様々な装置と接続することができ、例えば情報を表示する表示装置やユーザが情報を入力する入力装置等も接続されている。
もちろん、一部の機能についてハードウエアによって構成することもできるし、すべてをハードウエア構成としてもよい。あるいは、他の構成とともに本発明も含めたプログラムとして構成することも可能である。
実施の形態に係る印刷システムの概略を示す図である。 実施の形態に係る印刷装置40Bの電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る印刷装置40Bの画像データ受信後の処理に関する機能ブロック図である。 実施の形態に係る印刷装置40Aの電気的な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る印刷装置40Aの画像データ受信後の処理に関する機能ブロック図である。 PDLデータを各画素毎の画像データに変換する際の概念図である。 (A)及び(B)は複数の画素により構成されたセル内の各画素の画素値を示す説明図、(C)はセル内の各画素の値を二値化するための閾値配列を示す説明図、(D)及び(E)は(A)及び(B)に示されるセルを(C)の閾値配列を用いて二値化して得られる印刷用画像データを示す説明図である。 図5に示すようにして図4(A)のPDLデータに基づいて生成される印刷用画像データの一例を示す説明図である。 画像のエッジの存在を考慮しないで二値化手法を変更する際の説明図である。 図4(A)に示される画像データを、画像のエッジの位置を考慮しないで二値化手法を変更した場合に得られる変更データの一例を示す説明図である。 実施の形態に係る二値化手法変更処理部による処理における各段階での画像データを模式的に示す説明図である。 実施の形態に係る二値化手法変更処理部により二値化手法の変更後の印刷用画像データの一例を示す説明図である。 実施の形態に係る二値化手法変更処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る二値化手法変更処理において実行されるThBmax導出処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る二値化手法変更処理において実行されるThWmin導出処理の流れを示すフローチャートである。 画像データ変更処理の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。
符号の説明
10 印刷システム
20 ネットワーク
30 ホストコンピュータ
40A〜C 印刷装置
50A〜C CPU
51A〜C バス
52A〜C ROM
54A〜C RAM
56A〜C RIP処理部
58A〜C 印刷エンジン
60A〜C 二値化手法変更部
64A〜C 通信インタフェース
70A〜C 受信部
72A〜C 実行処理決定部
74A〜C 二値化手法特定部
76A〜C 変換可否判定部
78A〜C 変換部
80A〜C 保持部
82A〜C 印刷用画像データ格納部

Claims (5)

  1. 画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理た第1の印刷用画像情報を他の画像処理装置より取得する画像情報取得手段と、
    前記第1の閾値配列を前記他の画像処理装置より取得する閾値配列情報取得手段と、
    前記画像情報取得手段により取得された第1の印刷用画像情報を前記閾値配列情報取得手段により取得された第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、
    前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記判別手段により、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の各分割領域について、各分割領域内の各画素の値の平均値をそれぞれ導出する導出手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された分割領域について、前記導出手段によりそれぞれ導出された各分割領域の平均値を分割領域内の各画素の値として前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて再二値化処理を実行することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記判別手段は、前記第1の印刷用画像情報と前記第1の閾値配列の閾値とを各分割領域毎に比較し、各分割領域で、前記第1の閾値配列の閾値を超えた画素に対応する閾値の最大値と、前記第1の閾値配列の閾値以下の画素に対応する閾値の最小値と、を特定し、前記最小値が最大値よりも大きい場合に、当該分割領域に輪郭情報が含まれていると判別することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理た第1の印刷用画像情報を他の画像処理装置より取得する画像情報取得手段と、
    前記第1の閾値配列を前記他の画像処理装置より取得する閾値配列情報取得手段と、
    前記画像情報取得手段により取得された第1の印刷用画像情報を前記閾値配列情報取得手段により取得された第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、
    前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された第2の印刷用画像情報に基づく画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた印刷装置。
  5. コンピュータを、
    画像を所定数の画素を含む複数の領域に分割するように、前記所定の画素数の領域からなる複数の分割領域を設定し、分割領域の各画素の濃度に対する閾値を分割領域の各画素に対応して有する第1の閾値配列を、前記分割領域の各々に用いて、前記画像を二値化処理した第1の印刷用画像情報を、前記第1の閾値配列に応じた分割領域に分割し当該各分割領域毎に輪郭情報を含むか否かを判別する判別手段、及び前記判別手段により輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については、前記第1の閾値配列とは異なる第2の閾値配列を用いて、輪郭情報を含まないと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域の再二値化処理を実行し、前記判別手段により輪郭情報を含むと判別された前記第1の印刷用画像情報の分割領域については前記再二値化処理を実行せず、
    前記再二値化処理を実行した分割領域及び前記再二値処理を実行しなかった分割領域の各々を対応する分割領域とする第2の印刷用画像情報を生成する生成手段、
    として機能させるための画像処理プログラム。
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