JP4894581B2 - プロファイル作成装置及びプロファイル作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ、プロジェクタなどの表示デバイスに画像を表示する際に、意図した画像表示となるよう表示デバイスの色再現特性を考慮したデバイス制御値と測色値の関係や、測定条件などを記述したプロファイルの作成を行うプロファイル作成装置及びプロファイル作成方法に関する。
表示デバイスに画像を表示する際には、意図した再現色を表示できるようにカラーマッチングを行うことが一般的である。カラーマッチングを行う際に必要となるのが、プロファイルと呼ばれるデバイス制御値と測色値の関係や、測定条件などのデータを記述したファイルであり、このプロファイルに正確にこれらの情報を記述することにより、良好なカラーマッチングが実現される。
従来、表示デバイスとしてCRT(CathodeRayTube)モニタが広く用いられたが、CRTにおいては、TRC(ToneReproductionCurve)/Matrixモデル(例えば、非特許文献1参照)や、GOG(Gain,Offset,Gamma)モデル(例えば、非特許文献2参照)と呼ばれる色再現モデルにより、デバイスの特性を高い精度で記述可能である。CRTモニタにおける色再現モデルは、再現色の三刺激値をX,Y,Zとすると、以下の式(1)によって表現される。
Figure 0004894581
ここで、Xr,max,Xg,max,Xb,max,Yr,max,Yg,max,Yb,max,Zr,max,Zg,max,Zb,maxはRed,Green,Blueチャンネルの最大発光時の三刺激値であり、R’,G’,B’はデバイス三刺激値である。
(1)式におけるデバイス三刺激値R’,G’,B’は(2)式によって表現され、デバイス制御値に対して、非線形な関係を仮定する式である。
Figure 0004894581
ここで、kg,r,kg,g,kg,bは、Red,Green,Blueチャンネルのゲイン値、ko,r,ko,g,ko,bはRed,Green,Blueチャンネルのオフセット値、nは、デバイスの表示ビット数、d,d,dはデバイス制御値、γ,γ,γはRed,Green,Blueチャンネルのガンマ値である。
また、(1)式では、各チャンネルの最大発光時(8bitのCRTであれば、デバイス制御値が255)に対応する三刺激値を行列成分としている。行列の成分として、各チャンネルの最大発光時の三刺激値を用いるということにより、デバイス制御値によって再現される色度が不変であることを仮定している。また、(1)式中の再現色の三刺激値X,Y,Zは、各チャンネルのX,Y,Z成分とデバイス三刺激値を掛け合わせた値の和から求められる。即ち、再現色のX,Y,Zに対して各チャンネルの加法性の成立を仮定している。
CRTにおいては上記3つの仮定が良く成り立ち、TRC/Matrixモデル等の色再現モデルにより、デバイスの色再現特性を良好に記述できた。
SpecificationICC.1:2004-10(Profileversion4.2.0.0) RS.Bernsetal.,「CRTColorimetry.PartI:TheoryandPractice」ColorRes.Appl.,18,299-314(1993)
しかしながら、他の方式のディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)やプロジェクタ等の表示デバイスにおいては、上記の仮定が成り立たず、TRC/Matrixモデル等CRTモニタの色再現特性を記述できた色再現モデルを用いてプロファイルを作成した場合、デバイスの色再現特性を十分な精度で記述できない可能性があるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係や、測定条件などを記述したプロファイルを作成する際、ディスプレイの加法性不成立となる特性を考慮する事により、プロファイルの色再現特性記述精度を向上させ、より良好なカラーマッチングを行うためのプロファイル作成装置及び、作成方法を提供することを目的とする。
本発明は、プロファイル作成対象の表示デバイスの画面を測色する測色計と、前記表示デバイスの制御値で定義される評価用画像が予め記憶された評価画像記憶手段と、前記プロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、前記測色計の測定データを記憶する測定データ記憶手段と、前記評価画像記憶手段に記憶された評価用画像を読み出して、前記表示デバイスに該評価用画像を表示する表示制御手段と、前記評価用画像が前記表示デバイスに表示されている状態において、前記測色計によって測定した前記表示デバイスの画面の測色値を入力して、前記測定データ記憶手段に記憶する測定データ入力手段と、前記測定データ記憶手段に記憶された測色値から、色再現モデルの係数を算出するモデル係数算出手段と、前記測色値と、前記色再現モデルによる予測値との誤差を算出するモデル誤差算出手段と、前記誤差を近似するための近似曲線を算出する近似曲線算出手段と、前記近似曲線に基づいて、前記表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記近似曲線算出手段が求めた近似曲線の極値を求める極値算出手段と、前記誤差が極値となるデバイス制御値を使用して新たな評価用画像を生成する評価画像生成手段とをさらに備え、前記測定データ入力手段は、新たに生成された前記評価用画像を前記表示デバイスに表示して測定した場合の測色値を入力し、前記モデル誤差算出手段は、新たな測色値の誤差を算出し、前記近似曲線算出手段は、新たな誤差を加えて改めて近似曲線を算出し、前記プロファイル作成手段は、新たな近似曲線に基づいて、前記プロファイルを作成することを特徴とする。
本発明は、プロファイル作成対象の表示デバイスの画面を測色する測色計と、前記表示デバイスの制御値で定義される評価用画像が予め記憶された評価画像記憶手段と、前記プロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、前記測色計の測定データを記憶する測定データ記憶手段とを備えたプロファイル作成装置におけるプロファイル作成方法であって、前記評価画像記憶手段に記憶された評価用画像を読み出して、前記表示デバイスに該評価用画像を表示する表示制御ステップと、前記評価用画像が前記表示デバイスに表示されている状態において、前記測色計によって測定した前記表示デバイスの画面の測色値を入力して、前記測定データ記憶手段に記憶する測定データ入力ステップと、前記測定データ記憶手段に記憶された測色値から、色再現モデルの係数を算出するモデル係数算出ステップと、前記測色値と、前記色再現モデルによる予測値との誤差を算出するモデル誤差算出ステップと、前記誤差を近似するための近似曲線を算出する近似曲線算出ステップと、前記近似曲線に基づいて、前記表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、前記近似曲線算出手段が求めた近似曲線の極値を求める極値算出ステップと、前記誤差が極値となるデバイス制御値を使用して新たな評価用画像を生成する評価画像生成ステップとをさらに有し、前記測定データ入力ステップは、新たに生成された前記評価用画像を前記表示デバイスに表示して測定した場合の測色値を入力し、前記モデル誤差算出ステップは、新たな測色値の誤差を算出し、前記近似曲線算出ステップは、新たな誤差を加えて改めて近似曲線を算出し、前記プロファイル作成ステップは、新たな近似曲線に基づいて、前記プロファイルを作成することを特徴とする。
本発明によれば、表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係や、測定条件などを記述したプロファイルを作成する際、ディスプレイの加法性不成立となる特性を考慮する事により、プロファイルの色再現特性記述精度を向上した良好なカラーマッチングを実現するためのプロファイル作成を容易に作成することができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態によるプロファイル作成装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、プロファイル作成装置の処理動作を統括して制御する制御部であり、パソコン等から構成する。符号2は、キーボード等で構成する入力部である。符号3は、プロファイルを作成する対象のディスプレイ装置(表示デバイス)である。符号4は、ディスプレイ装置3の表示画像の色を測定する測色計であり、制御部1からの制御信号によって測定を開始し、その結果得られる測定データを制御部1へ出力する。符号11は、測定された評価用画像の測定データ(測色値)より、色再現モデルの係数を算出する係数算出部である。符号12は、測定された評価用画像の測色値と色再現モデルの予測値の差を算出する誤差算出部である。符号13は、算出された色再現モデルにおける誤差に対する近似曲線(近似直線を含む)を算出する近似曲線算出部である。符号14は、評価用画像データが予め記憶された評価画像記憶部である。符号15は、測色計4によって得られた測定データ(測色値)を記憶する測定データ記憶部である。符号16は、作成したプロファイルデータを記憶するプロファイル記憶部である。
次に、図2を参照して、図1に示すプロファイル作成装置において、表示デバイスの加法性不成立となる特性を考慮したプロファイルを作成する動作を説明する。まず、作業者は、評価用画像を作成して、評価画像記憶部14に記憶しておく。評価用画像を作成する際には、デバイス制御値(8bitであれば0−255の範囲)においてその指定を行うが、モデル係数算出用に各チャンネルの一次色(例えば、Redチャンネルに関しては、dr=0−255の範囲で15ステップずつ変化、dg=db=0)の画像を、また、モデルの精度を検証する為に二次色(dr,dg,dbのうち、どれかが0、例えば、dr=dg=0−255の範囲で15ステップずつ変化、db=0)及び、三次色(dr,dg,dbのいずれも0ではない、例えば、dr=dg=db=0−255の範囲で15ステップずつ変化)画像を作成する。そして、作業者が、入力部2を操作して、評価画像の選択と測色値の測定開始を指示すると、制御部1は、評価画像記憶部14から所定の評価画像データを読み出し(ステップS1)、読み出した評価画像データをディスプレイ装置3に表示する(ステップS2)。
次に、制御部1は、評価画像が表示されている状態で、測色計4に対して、ディスプレイ装置3の画面に表示されている評価用画像の色を測定を指示し(ステップS3)、測色計4が出力する測定データ(測色値)を読み込み、この測定データを測定データ記憶部15に記憶する(ステップS4)。制御部1は、ステップS1〜S4の動作を、評価画像記憶部14に記憶されている評価用画像の数だけ繰り返し行うことにより全ての評価用画像に対する測色値を測定して、測定データ記憶部15に記憶する。これにより、評価画像記憶部14に記憶されている評価用画像の数と同数の測色値が測定データ記憶部15に記憶されたことになる。
次に、係数算出部11は、測定データ記憶部15に記憶された測色値を読み出し、この測色値より前述の(1)式を使用して色再現モデルの係数を算出して内部に保持する(ステップS5)。そして、誤差算出部12は、先に算出したモデル係数を用いた色再現モデルの予測値と測定データ記憶部15に記憶された二次色、三次色に対する測色値の差(誤差)を算出する(ステップS6)。例えば、図4は二次色Yellow(dr=dg,db=0)及び、Black(dr=dg=db=0)における色再現モデルの三刺激値Yの予測値と測定データとの誤差を示す図であり、縦軸は、色再現モデルに基づく予測値に対する測定データの誤差、横軸はデバイス制御値(8bitの場合)である。同様に、図5、6、7は、それぞれ二次色Cyan(dg=db,dr=0),Magenta(dr=db,dg=0),三次色Gray(dr=dg=db)及び、Blackにおける色再現モデルの三刺激値Yの予測値と測定データとの誤差を示す図である。
次に、近似曲線算出部13は、求めた誤差の値に基づいて近似曲線を求める(ステップS7)。例えば、図4〜図7中の破線は、算出した誤差の値から求めた近似曲線である。この近似曲線は、近似曲線を求める基になる値によっては近似直線となる場合もある。続いて、近似曲線算出部13は、求めた近似曲線の最大値、最小値もしくは、極値(極大値、極小値)を算出する(ステップS8)。
次に、制御部1は、算出した最大値、最小値もしくは、極値と、デバイス制御値0,255よりプロファイル作成用のデータを算出する。例えば、図4に示す例において、デバイス制御値0とデバイス制御値50付近の誤差の極小値を基に、それらの中間値となる値を算出する(ステップS9)。そして、制御部1は、求めた近似曲線に基づくデバイス制御値及び測色値(そのデバイス制御値により求められる色再現モデルにおける測色値と予測される誤差の和)と、測定データ記憶部15にそれぞれ記憶されたデバイス制御値、測色値を使用して、CLUT(Color LookUp Table)タイプのプロファイルを作成する。制御部1は、ここで作成したプロファイルデータをプロファイル記憶部16に記憶する(ステップS10)。
このように、表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係や、測定条件などを記述したプロファイルを作成する際、ディスプレイの加法性不成立となる特性を考慮する事により、プロファイルの色再現特性記述精度を向上した良好なカラーマッチングを実現するためのプロファイル作成を容易に作成することができる。特に、最大値、最小値もしくは、極値に基づいて、プロファイルを作成するようにしたため、必要最小限の測定で精度の高いプロファイルを作成することができる。
次に、図3を参照して、図2に示すプロファイル作成動作の変形例を説明する。図3に示す動作が図2に動作と同一の部分には同一の符号(ステップS1〜S9)を付し、その説明を省略する。図3に示す動作が図2に示す動作と異なる点は、ステップS10に代えて、新たなステップS11〜S15を設けた点である。制御部1は、プロファイル作成用データ(近似曲線)を算出した(ステップS9)後に、このプロファイル作成用のデータに基づいて、プロファイル作成用データのデバイス制御値の画像を生成し(ステップS11)、この画像をディスプレイ装置3に表示する(ステップS12)。
次に、制御部1は、評価画像が表示されている状態で、測色計4に対して、ディスプレイ装置3の画面に表示されている評価用画像の色を測定を指示し(ステップS13)、測色計4が出力する測定データ(測色値)を読み込み、この測定データを測定データ記憶部15に記憶する(ステップS14)。そして、制御部1は、生成された画像の数だけ、ステップS11〜S14のステップを繰り返し行う。
次に、制御部1は、測定データ記憶部15にそれぞれ記憶されたデバイス制御値、測色値を基に、CLUT(Color LookUp Table)タイプのプロファイルを作成して、この作成したプロファイルデータをプロファイル記憶部16に記憶する(ステップS15)。
ここで、図8を参照して、図3に示す動作の詳細を説明する。図8は、図4〜7に示すように、デバイス制御値毎に誤差の値をプロットした図である。この図において、符号P1〜P8は、実測値に基づく誤差の値であり、符号C1は、実測値の誤差に対する近似曲線である。符号P9、P10は、近似曲線の極値において計算によって求めた計算値に基づく誤差の値である。制御部1は、計算値P9、P10のそれぞれに対応するデバイス制御値を近似曲線から求め、ここで求めたデバイス制御値の画像を生成して、ディスプレイ装置3に表示する。そして、この画像を表示した時に測色計4によって計測した実測値と先に算出したモデル係数を用いた色再現モデルの予測値との誤差値が符号P11と、符号P12となる。また、必要であればそれらの値を含めた近似曲線C2を作成し、プロファイル作成用データを算出してもよい。
なお、近似曲線から求めた極値に基づいて、実測値を求める場合に、図9に示すように、実測値と予測値との差の大きさに応じて、実測値を求めるか否かを判定して、実測動作を行うか否かを決定するようにしてもよい。すなわち、図9(a)に示すように、極大値に最も近い実測値(ここで、実測値P1)と極大値との差ΔVが予め決められたしきい値より小さい(ΔV<しきい値)には、実測を行わず、近似曲線からプロファイルを作成する。一方、図9(b)に示すように、極大値に最も近い実測値(ここで、実測値P2)と極大値との差ΔVが予め決められたしきい値より大きい(ΔV>しきい値)には、実測を行って、極大値の実測を行う。このようにすることにより、精度がそれほど向上しないのに極大値(または極小値)の実測を行うという無駄な処理を省略することができるため、プロファイル作成時間を短縮することができる。また、近似曲線に2つ以上の極大値または極小値がある場合、それぞれについてしきい値を用いた判定を行い、実測を行うか否かを決定するようにしてもよい。
このように、近似曲線で求めた値を実測値によって補正することができるため、プロファイルデータの精度を向上させることができる。特に、極値について実測を行うようにしたため、効率よく精度を向上させることが可能となる。
なお、前述した説明においては、(1)式の色再現モデルを用いて予測精度に対する補正を行う例を説明したが、この限りではなく、他の表示ディスプレイの色再現特性を記述する色再現モデルを用いても良い。また、色再現モデルの予測値と評価用データの測色値の差(誤差)の算出に三刺激値Yを用いたが、その限りではなく、他の測色値を用いても良い。さらに、色再現モデルの予測値と評価用データの測色値の差(誤差)の算出において、二次色Yellow(dr=dg,db=0),Cyan(dg=db,dr=0),Magenta(dr=db,dg=0)及び、三次色Gray(dr=dg=db)を用いたが、その限りではなく、dr=0,dg=128で一定で、dbのみ0−255の範囲で変化する二次色や、dr=dg=128で一定で、dbのみ0−255の範囲で変化する三次色などを用いても良い。
また、前述したプロファイル作成処理は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクタなどの表示デバイスのプロファイルの作成に適用することが可能である。
なお、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりプロファイル作成処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示すプロファイル作成装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示すプロファイル作成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明による二次色Yellowのモデルのエラー算出及び、近似直線もしくは、近似曲線の算出の例である。 本発明による二次色Cyanモデルのエラー算出及び、近似直線もしくは、近似曲線の算出の例である。 本発明による二次色Magentaモデルのエラー算出及び、近似直線もしくは、近似曲線の算出の例である。 本発明による三次色Grayモデルのエラー算出及び、近似直線もしくは、近似曲線の算出の例である。 近似曲線からプロファイルデータを生成する動作を示す説明図である。 極大値を求めるか否かを判定する動作を示す説明図である。
符号の説明
1・・・制御部、11・・・係数算出部、12・・・誤差算出部、13・・・近似曲線算出部、14・・・評価画像記憶部、15・・・測定データ記憶部、16・・・プロファイル記憶部、2・・・入力部、3・・・ディスプレイ装置(表示デバイス)、4・・・測色計

Claims (4)

  1. プロファイル作成対象の表示デバイスの画面を測色する測色計と、
    前記表示デバイスの制御値で定義される評価用画像が予め記憶された評価画像記憶手段と、
    前記プロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、
    前記測色計の測定データを記憶する測定データ記憶手段と、
    前記評価画像記憶手段に記憶された評価用画像を読み出して、前記表示デバイスに該評価用画像を表示する表示制御手段と、
    前記評価用画像が前記表示デバイスに表示されている状態において、前記測色計によって測定した前記表示デバイスの画面の測色値を入力して、前記測定データ記憶手段に記憶する測定データ入力手段と、
    前記測定データ記憶手段に記憶された測色値から、色再現モデルの係数を算出するモデル係数算出手段と、
    前記測色値と、前記色再現モデルによる予測値との誤差を算出するモデル誤差算出手段と、
    前記誤差を近似するための近似曲線を算出する近似曲線算出手段と、
    前記近似曲線に基づいて、前記表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成手段と
    を備えたことを特徴とするプロファイル作成装置。
  2. 前記近似曲線算出手段が求めた近似曲線の極値を求める極値算出手段と、
    前記誤差が極値となるデバイス制御値を使用して新たな評価用画像を生成する評価画像生成手段とをさらに備え、
    前記測定データ入力手段は、新たに生成された前記評価用画像を前記表示デバイスに表示して測定した場合の測色値を入力し、
    前記モデル誤差算出手段は、新たな測色値の誤差を算出し、
    前記近似曲線算出手段は、新たな誤差を加えて改めて近似曲線を算出し、
    前記プロファイル作成手段は、新たな近似曲線に基づいて、前記プロファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロファイル作成装置。
  3. プロファイル作成対象の表示デバイスの画面を測色する測色計と、前記表示デバイスの制御値で定義される評価用画像が予め記憶された評価画像記憶手段と、前記プロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、前記測色計の測定データを記憶する測定データ記憶手段とを備えたプロファイル作成装置におけるプロファイル作成方法であって、
    前記評価画像記憶手段に記憶された評価用画像を読み出して、前記表示デバイスに該評価用画像を表示する表示制御ステップと、
    前記評価用画像が前記表示デバイスに表示されている状態において、前記測色計によって測定した前記表示デバイスの画面の測色値を入力して、前記測定データ記憶手段に記憶する測定データ入力ステップと、
    前記測定データ記憶手段に記憶された測色値から、色再現モデルの係数を算出するモデル係数算出ステップと、
    前記測色値と、前記色再現モデルによる予測値との誤差を算出するモデル誤差算出ステップと、
    前記誤差を近似するための近似曲線を算出する近似曲線算出ステップと、
    前記近似曲線に基づいて、前記表示デバイスのデバイス制御値と測色値の関係を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成ステップと
    を有することを特徴とするプロファイル作成方法。
  4. 前記近似曲線算出手段が求めた近似曲線の極値を求める極値算出ステップと、
    前記誤差が極値となるデバイス制御値を使用して新たな評価用画像を生成する評価画像生成ステップとをさらに有し、
    前記測定データ入力ステップは、新たに生成された前記評価用画像を前記表示デバイスに表示して測定した場合の測色値を入力し、
    前記モデル誤差算出ステップは、新たな測色値の誤差を算出し、
    前記近似曲線算出ステップは、新たな誤差を加えて改めて近似曲線を算出し、
    前記プロファイル作成ステップは、新たな近似曲線に基づいて、前記プロファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロファイル作成方法。
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