JP4894224B2 - 密封容器 - Google Patents

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Description

本発明は、筆記具やインキジェットプリンタ等の補充インキ類、塗料、補修液、接着剤、化粧液、薬剤、洗浄剤、調味料、甘味料などの液剤や粉剤を収容する破断開封型の密封容器に関する。
従来より、容器の内蔵剤を取り出す際、ねじキャップを外して少量づつ繰り返して取り出す容器や、ブロー成形や射出成形による可撓性容器のボトルに注出用ノズルと開封部が一体に形成された蓋からなる開封部を有した破断開封型の容器(1例として、アンプルなど)がある。この容器の開封部は、容器の外部と内部を連通する連通口を内蔵剤の注出口としたものである。また、この開封部は、その切断部の形状が円筒状であり、通常は前記蓋を指などで挟持し、捻子切るか、或いは、折り曲げることによって開封していた。また、カッターやハサミなどの刃物で切断する場合もあった。
特開2000−41486号公報。
特許文献1には、ノズルキャップ20の指押桿Aを、指押しすることによる曲折により、ノズルキャップ20の切り込み部bを容易に切断できる樹幹注入薬液容器用ノズルキャップが開示されている。
しかし、このノズルキャップを指押しすることによる曲折操作にあっては、指や衣服などに容器内蔵の薬剤を付着させてしまう場合があった。さらに、容器の使用に際して、操作が手間取るという問題があった。以下、具体的に説明する。
まず、指等に薬剤が付着する問題が生ずるのは、ボトル10内の樹幹注入薬剤が、ノズルキャップ20内にも溜まっていることによるものであった。ノズルキャップ20内に薬剤が溜まっている状態で指押桿Aを指押しで曲折すると、曲折と同時に薬剤が外部に飛散し、指や衣服に薬剤を付着させてしまうものであった。この、ノズルキャップ20内にも薬剤が溜まっているのは、容器の製造段階や流通段階やユーザー購入段階や使用段階で、容器が横向きや天地逆向き状態となった時に、さらに運搬等の振動が加わった時に、薬剤がボトル10からノズルキャップ20内にも一部移動し、移動した薬剤がノズルキャップ20内の空気と置き換わってしまうためであった。特に、ノズルキャップ20内側が細いと薬剤の毛細管力が強くなるので、ノズルキャップ20を上向きにしても、薬剤がボトル側に容易に移動しないで留まってしまうものであった。
この薬剤付着問題にて、無害な液の場合には、顕著な問題とはならないが、容器内蔵剤が劇薬等の場合には、指に障害を生じさせるとか、衣服に穴をあけてしまうとかの問題があった。また、薬剤ではなく、補充インキ等の発色の鮮やかなインキの場合には、指や衣服を汚染させてしまうという問題があった。
次に、容器使用に際しての、操作が手間取るという問題は、一旦、ノズルキャップ20の指押桿Aを指押し曲折し、ノズルキャップ20を容器から切離した後、樹幹に空けた孔に容器を挿入しなければならず面倒なものであった。特に、容器が可撓性の場合には、ノズルキャップ20を切離した後に誤って容器を強く押し過ぎて、内蔵の薬剤をこぼしてしまう問題もあった。
本発明は、上記の問題、即ち、開封操作での容器内蔵剤による指や衣服等への付着を低減させ、開封操作を簡略で取り扱い易くできる破断開封型の容器を提供することを課題とする。
本発明は、開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方にはその突起部の外形よりも大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、前記突起部の付け根に前記薄膜部より厚肉となる厚肉部を設けると共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを第1の要旨とし、開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方には前記突起部の外形より大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、この薄膜部の前記突起部の外周囲より外側の離れた位置に周状の溝部を設けと共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを第二の要旨とする。
本発明は、開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方にはその突起部の外形よりも大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、前記突起部の付け根に前記薄膜部より厚肉となる厚肉部を設けると共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを第1の要旨とし、開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方には前記突起部の外形より大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、この薄膜部の前記突起部の外周囲より外側の離れた位置に周状の溝部を設けと共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを第二の要旨としたので、密閉容器の開封操作での容器内蔵剤による指や衣服等への付着を低減させ、開封操作が簡略で取り扱い易い破断開封型の容器を提供することができる。
以下、本発明について添付図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図4に第一実施例を示す。図1は密閉容器を断面で示した正面図を示し、図2は図1の要部拡大断面図を示し、図3は図1のキャップ3を除いた要部側面の拡大図を示し、図4は図2の使用状態図を示している。参照符号1は、可撓性材料である熱可塑性樹脂のポリプロプレン樹脂材(日本ポリプロ(株)製、ノバテックPPのEG7FT)で、ダイレクトブロー成形法で成形した略有底筒状のボトルである。このボトル1は、前方(図中上方)から後方に向けて、開口した開口部1aと、液剤を収納する収納部1bを設けている。この開口部1aの前端は、平滑な開口端1cを設けている。また、開口部1aの周囲後方には、開口部1aよりも段を介して拡径した拡周部1dを設けている。ボトル1の成形材料は、内蔵剤有無を外側から判読できるように着色していないが、内蔵剤種識別や外観見栄えのため、透視性を損なわない程度に着色しても良い。もちろん、紫外線影響等を避けるため、濃く不透明に着色しても良い。
ボトル1には、ボトル1の開口部1aを覆い前方に延びるように、略円筒状のノズル2を設けている。ノズル2は、熱可塑性樹脂のポリプロプレン樹脂材(サンアロマー(株)製のPMC20M)で射出成形法で成形したものである。このノズル2は、ボトル1の開口部1aを覆うように、周囲が垂下した円板状の後筒部2aを設けている。後筒部2aの前端の円板状部を円板部2bとしている。円板部2bの中心から前方に伸びる円筒状の中筒部2cを設けている。円板部2bの裏側には、前記ボトル1の開口端1cに向け、円周状に突出する溶着リブ2dを設けている。この溶着リブ2dは、ボトル1とノズル2とを、超音波溶着法や振動溶着法で接合するために設けているものである。円板部2bの前面には、中筒部2cの付け根の周囲が窪む窪み部2eを設けている。円板部2bと窪み部2eの境界を外縁部2fとしている。中筒部2cの前方には、段を介して縮径した円筒状の先筒部2gを設けている。先筒部2gの先端には、湾曲状に切り欠いた2箇所の切り欠き部2hを設けている。また、中筒部2cには、その中筒部2cの軸心側から前方に伸び、先筒部2gよりも突出するように、前端が閉じた円筒状の突起部2iを設けている。中筒部2cの前方内周には、中筒部2cの内周と突起部2iの後端外周とをつなぐように、薄い薄膜部2jを設けている。突起部2iの付け根の外周には、突起部2iの付け根の角を湾曲形成し、前記薄膜部2jよりも厚肉の厚肉部2kを全周に設けている。薄膜部2j後方の中筒部2cの内部には、突起部2iの外径以上の空間部Sを設けている。ノズル2の成形材料は、超音波溶着状態を外側から判読しやすいように着色をしていない。内蔵剤種識別や外観見栄えのため、透明性を損なわない程度に着色しても良い。もちろん、透明性よりも不透明性要求が勝る場合には、濃く不透明にしても良い。
ノズル2の先筒部2gの外周囲には、先筒部2gの外周囲から突起部2i以上に前方に伸びるパイプ状のキャップ3を設けている。このキャップ3は、熱可塑性樹脂の低密度ポリエチレン樹脂材(日本ポリエチレン(株)製、ノバテックLDのLJ401)で押出成形したものである。キャップ3は、ノズル2の突起部2iが開封操作の際に手指等と触れて傾いたり、薄膜部2jが破損し開封するのを防ぐために設けた保護部材である。また、キャップ3は、ボトル1とノズル2を超音波溶着する工程の際の、ノズル2の薄膜部2jの超音波振動における破損を防止するための振動緩衝部材でもある。さらに、キャップ3は、密閉容器が製造から流通段階を経て購入され、使用者に使用される直前までの保護部材ともなっている。即ち、密閉容器を使用する時は取り外される部材となっているため、ボトル1やノズル2と識別しうるように、キャップ3のみ他部品と異なる色で着色してある。具体的には、キャップ3を不透明な赤色に着色している。
尚、ボトル1とノズル2とを超音波溶着接合で例示したが、両部材に螺子を設けた螺合や、両部材の接合部にリブを設けた乗り越えリブ接合でも良い。また、密閉容器は円筒形で例示したが、角筒や三角錐や球形や動物人形等の種々の形態で設けても良い。ノズル形状も、角筒や楕円筒や三角錐等の種々の形態で設けても良い。さらに、ボトル1の容量も、使い捨て醤油容器のような小量から一升瓶のような多量でも良い。破断開封口も1箇所ではなく、必要に応じて、複数箇所設けても良い。
ボトル1とノズル2の材料は、酸化防止・粉剤や錠剤の吸湿防止・油性溶媒・水性溶媒・酸性・アルカリ性等の内蔵剤特性や、可撓性要否や、内蔵剤の残量表示となる透明性や、外観の質感見栄え等の使用目的に応じて、熱可塑性樹脂等から選定すれば良い。
例えば、熱可塑性樹脂の単一樹脂材料では、アクリロニトリル・スチレン樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂類(PA6・PA66・PA610・PA11・PA12)、ポリアリレート樹脂、熱可塑性エラストマー類(ウレタン系・オレフィン系・スチレン系・ポリアミド系・ポリエステル系・ニトリル系)、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルホン樹脂、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリブタジェン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、メタクリル樹脂、などが挙げられる。又、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性などを向上する目的で、これら各種樹脂材料を混合したポリマーアロイ材料を用いたり、各添加剤による特性を改質することもできる。さらに、一旦、市場で使われた製品を成形材料毎に分別され、再生されたリサイクル成形材料や、材料メーカーでの規格外の成形材料(オフグレード)を用いることもできる。また、土中に用いる植物用薬剤容器等には、生分解性樹脂で成形し、内蔵剤供給後に容器が自然分解するようにしても良い。
薬剤や衛生剤用途には、抗菌剤を予め練り込んだ材料を用いて成形することもできる。抗菌剤には、有機物系のものと無機物系のものとがあるが、有機物より無機物の方が好ましく、無機系の物質としては、銀・銅・亜鉛・酸化銅などや、これらの物質を酸化珪素、炭酸カルシウムなどの無機微粒子に吸着固定させたものなどが挙げられる。
また、キャップ3の材料は、ノズル2とは、異種の材料で、硬度を異ならせた材料が好ましい。さらに、キャップ3の材料は、上記の材料に加えて合成ゴムである、ジエン系合成ゴムであるブタジェンゴム、ポリイソプレン、クロロプレンゴム、ニトリルゴムや、非ジエン系合成ゴムであるブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、ウレタンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、フッ素ゴムや、その他ゴムではシリコンゴム、塩素化ポリエチレン、エピクロロヒドリン、多硫化ゴム等を選定しても良い。
作用について図4を用いて説明する。図4の符号Pは机上面で、図4はノズル2の突起2iを机上面Pに押し込んだ状態を示す。未開封状態の密閉容器のボトル1の胴部を片手で保持し、ボトル1の胴部から離れた位置にあるノズル2を机上面Pに押し当てる。さらに、ノズル2を机上面Pに向けて押し込む。すると、継続した押し込み力により、机上面Pにノズル2の突起部2i先端が接触すると同時に、薄膜部2jが破断し、突起部2iがノズル2の後方の空間部Sに押し込まれる。この時、突起部2iの前方を囲むように先筒部2gを設けているので、突起部2iを押し込む際の軸心に対する左右の振れを抑制できる。薄膜部2jが破断した部位が破断口(破断開封口)2lとなる。密閉容器の内蔵剤が破断口2lを通過し、先筒部2gの先端の切り欠き部2hから机上面Pに向け吐出する。このように、開封位置から離れた位置である密閉容器のボトル1の胴部を保持した片手で、机上等にノズル2を押付けるだけで開封操作ができるので、両手で開封部近くを保持しての開封操作するよりも、手指や衣服への内蔵剤付着を低減できるものである。また、開封操作は、片手で開封操作ができるので、両手で開封操作するよりも簡易である。密閉容器を机上面Pへ押しつけての、下向き開封操作を例示したが、上向きでも横向きでも任意の硬い面に押付ければ良く、開封操作方向は下向きに限定されるものではない。
尚、破断口2lは、突起部2iの付け根を湾曲形成した厚肉部2kを設けていて、この厚肉部2kが薄膜部2jより厚肉に設けているので、厚肉部2kを設けない場合より、ばらつきを抑えて確実に大きく開口させることができる。これは、厚肉部2kを設けないと、薄膜部2jの破断位置が突起部2i付け根で生じる場合があるからである。薄膜部2jの破断位置が突起部2i付け根で生じると、破断口2lの開口面積が微小になってしまう(薄膜部2jの破断位置が、薄膜部2jの外周縁から内周縁間で生じる)。つまり、破断口2lの開口面積は、破断口2lの開口径である突起部2iの付け根の外径値から、破断口2l直近に残存する突起部2iの外周径値を差し引いた面積となることによるものである。これ対して、厚肉部2kを設けると、破断口2lの開口部は、突起部2i付け根の外周径に、軸心に対して直角方向の厚肉部2kの長さが加えられた大きさとなる。故に、破断口2lの開口面積は、厚肉部2kを設けない場合より、厚肉部2kの軸心に対して直角方向の寸法代分を大きくすることができるものである。このことにより、内蔵剤吐出を極微量とさせないで、多く吐出させることができる。尚、内蔵剤を極微量に、ばらつきを少なくして吐出させるには、厚肉部2kを薄膜部2jの外周縁に設ければ良い。また、密閉容器のボトル1を可撓性に設けてボトル1を押圧するようにしたり、ボトル1を硬質にすると共に、内蔵剤に噴射剤を添加した高圧剤を充填して、その圧力によって内蔵剤を吐出させ、すぐに使い切ってしまうようにしても良い。もちろん、密閉容器を上向きで開封して、シリンジに内蔵剤を吸引注入させても良い。
図5に第二実施例の、要部拡大断面図を示す。第一実施例との差異事項は、ノズル12の薄膜部12jの後面側に、全周の凹部12mを設けている。凹部12mの最も窪む部位を、突起部12i付け根の外周より拡径した位置に設けている。また、突起部12iの付け根の外周には、薄膜部12jの外周縁に向け、全周で前方から後方に傾斜状に広がる前傾斜部12nを設けている。さらに、薄膜部12jの中心側から外周縁までの長さを短く設けている。
突起部12iの付け根の外周囲の軸前後方向の厚さは、凹部12mが位置する薄膜部12jより厚肉となる。故に、ノズル12の薄膜部12jは、突起部12iの付け根の外周囲より拡径した位置に設けられることになる。本実施例では、凹部12mを設けているので、ばらつきを抑えて大きく開口させることができる。尚、前傾斜部12nを設けたのは、開封時における開口面積の拡大化をより確実にするためである。つまり、凹部12mによる突起部12iの付け根の外周囲の軸前後方向の厚肉化に加えて、前傾斜部12nが、突起部12iの付け根の外周囲の軸前後方向の厚肉化に加わるためである。凹部12mと前傾斜部12nの双方で厚肉化されるので、薄膜部12jとの肉厚差が大きくなり、開封時の開口面積を大きくすることが、より確実になるものである。
さらに、薄膜部12jの破断状態であるが、ノズル12にポリプロピレン樹脂を用いると、アクリロニトリル・スチレン樹脂やポリカーボネート樹脂に比較し、破断部の樹脂伸びが長く、破断縁形状も鋸目のようになる傾向にある。本実施例では、薄膜部12jの軸心側から外周縁までの長さが短いので、この長さが長いよりも、破断時の樹脂伸びを短くすることができる。破断時の樹脂伸びが短い分、大きく開口できる。
図6と図7に第三実施例を示す。図6は要部拡大断面図を示し、図7は図6の上面図を示す。第一実施例や第二実施例との差異事項は、ノズル22の突起部22iの付け根外周に、前方から薄膜部22jの外周縁後方に向け傾斜し、かつ、放射状に伸びる10本のリブ22oを設けている。さらに、先筒部22gの内周側の後端径より、薄膜部22jの裏面の内周径を大きくしている。突起部22iの付け根の外周のリブ22oの位置における厚さは、薄膜部22jよりも厚肉となる。また、ノズル22の薄膜部22jの最薄肉部は、突起部22iの付け根の外周よりも外側の離れた位置に設けられることとなる。故に、本実施例では、リブ22oを設けたので、開封時の開口面積を大きくできる。
さらに、射出成形での、薄膜部22jを境界とした前後形状の多少の軸心ずれを、先筒部22gの内周側の後端径より、薄膜部22jの裏面の内周径を大きくしている分、許容できるようになる。詳しくは、ノズル22の軸心側を成形する金型のコアピンは、薄膜部22jを境界として、前方側の先筒部22g内形を形成する固定側コアピンと、後方側の中筒部22c内形を形成する可動側コアピンで構成される。この固定側コアピンと可動側コアピンが、多少軸心ずれしても、薄膜部22jの膜厚大小には殆ど影響しないことによるものである。つまり、可動側コアピンの先端径は、固定側コアピンの後端径より大きく設けているので、この双方のコアピンの径差分、固定側コアピンの後端径の軸心が可動側コアピンの軸心に対して偏心しても、薄膜部22jの円形状が欠けないことによるものである。
また、薄膜部22jを第一実施例等含めて、軸心に対して直角な水平形状に設けているので、薄膜部を円錐筒形状等の斜め形状にするよりも、両コアピンの軸心ずれによる薄膜部22jの膜厚不均等化を抑制できる。これは、薄膜部22jを円錐筒形状にすると、固定側コアピンと可動側コアピンの軸心ずれが、円錐筒形状のずれ側面側が薄くなり、円錐筒形状のずれ側面反対側が厚くなることによるものである。しかるに、薄膜部22jを水平形状に設けた場合には、軸心ずれの側面厚さに相当する部位がないので、軸心ずれしても肉厚差が生じないことによるものである。
図8と図9に第四実施例を示す。図8は要部拡大断面図を示し、図9は図8の上面図を示す。第一実施例から第三実施例との差異事項は、ノズル32の突起部32iの外周囲に、突起部32i付け根から前方に向けノズル32の軸心と並行に、8本の縦リブ32pを設けている。突起部32iの付け根の外周の縦リブ32p部位は、縦リブ32pにより、薄膜部32jより厚肉となる。また、ノズル32の薄膜部32jの最薄肉部は、突起部32iの付け根の外周よりも外側の離れた位置に設けられることとなる。故に、本実施例では、縦リブ32pを設けたので、開封時の開口面積を大きくできる。さらに、先筒部32g内周面と突起部32i外周との間隙が、縦リブ32pにより狭くなるので、開封時に突起部32iを押し込むときの突起部32iの振れをより少なく抑制できるので、安定した押し込み開封操作ができるものである。
図10に第五実施例の要部拡大断面図を示す。第一実施例との差異事項は、ノズル42の薄膜部42jの後面側に、突起部42i付け根の外周よりも外側の離れた位置に、全周の溝部42qを設けている。本実施例では、薄膜部42jより溝部42qが薄肉となるので、開封時の開口面積を大きくできる。尚、溝部42qは、薄膜部42jの前面側に設けても良い。また、溝部42qは、薄膜部42jの前後側の両面に設けても良い。
図11に第六実施例の要部拡大断面図を示す。第一実施例から第五実施例との差異事項は、ノズル52の薄膜部52jを先筒部52g先端より少し後方となる位置に設けた点である。さらに、薄膜部52jを境界にして、薄膜部52jの裏面側に後方に向け伸びる筒状の後突起部52rを設けている。突起部52iと後突起部52rは、前方が開口し後端が閉じるように設けている。突起部52iの後方付け根の外周径より、後突起部52rの前方付け根の外周径が少し大きくなるように設けている。先筒部52gの内周面には、薄膜部52jから後方に向けノズル52の軸心と並行に多数の内縦リブ52sを設けている。
突起部52iの前方付け根の外周径より、後突起部52rの後方付け根の外周径を大きくしているので、開封時の薄膜部52iの破断開口を、前方突起部52iの付け根の外周径より大きく開口させることができる。また、先筒部52g内面に多数の内縦リブ52sを設けているので、開封時に突起部52iを押し込むときの突起部52iの振れを、先筒部52g内面で抑制できるものである。
図12〜図15に第七実施例を示す。図12は密閉容器を断面で示した正面図を示し、図13は図12の要部拡大断面図を示し、図14は後述する先蓋66の拡大底面図を示し、図15は図13の使用状態図を示している。参照符号64は、熱可塑性樹脂を射出成形法で成形した後端が開口した軸である。軸64の後方には、筒状の内蔵剤の収納部64aを設けている。軸64前方には、収納部64aより細筒状のノズル部64bを設けている。ノズル部64bより前方には、段を介して縮径した円筒状の先筒部64cを設けている。先筒部64cの軸心側には、先筒部64cよりも突出するように、前端が閉じた円筒状の突起前部64dと突起後部64eとを前方から後方に向け順に設けている。突起前部64dより、突起後部64eが拡径するように設けている。ノズル部64bの前方内周には、この内周と突起後部64eの後端外周とをつなぐように、薄い薄膜部64fを設けている。
軸64後端を密閉し塞ぐように、有底円筒状の蓋65を設けている。軸64の後方内周に設けた内周リブと、蓋65外周に設けた外周リブとを軸方向に乗り越え嵌会させるようにして、軸64と蓋65を接合させている。
軸64の先筒部64cの外周囲には、外周囲から突起前部64d以上に前方に伸びる、前端が閉じた円筒状のキャップ63を被せている。
キャップ63内には、軸64の突起前部64dの前端に、平板状の先蓋66を固着させている。先蓋66は、側面周囲に3箇所の円弧状に切り欠いた切り欠き部66aを設け、後方に穴部66bを設けている。先蓋66の穴部66bを、軸64の突起前部64d前端に挿入・固着している。先蓋66の外周囲は、軸64の先筒部64c外周より小さく、かつ、先筒部64c内周より大きくなるように設けている。
作用について図15を用いて説明する。図15の符号Pは机上面である。図15は、軸64の突起前部64dの前端に固着させた蓋66の前面を、机上面Pに押し込んだ状態を示す。開封時、突起後部64eの付け根外周部で薄膜部64fが破断開口しても、突起前部64dの後端外周径が突起後部64eの前端外周径より小径なので、開口面積を大きくできる。密閉容器の内蔵剤は、破断口64lを通過し、先筒部64cの内周と突起前部64dの外周とで形成される空間を通過し、先蓋66の切り欠き部66aから机上面Pに向け吐出する。また、上向きで密閉容器を開封しても、突起前部64dの前端に先蓋66を固着しているので、薄膜部64fから破断分離した突起部は、軸64の収納部64a側に移動しない。
尚、突起前部64dと突起後部64eを、2段形で示したが、突起部を円錐状に設けても良い。しかし、突起部を押し込み開封する時の振れが大きくなり、開封操作が不安定になるので、突起後部64eの付け根径を広げて、安定した押し込みができるようにすると良い。
図16と図17に参考例を示す。図16は要部拡大断面図を示し、図17は図16の使用状態図を示している。第一実施例から第七実施例との差異事項は、ノズル72の薄膜部72jの前方中心に突球面状の凸球面部72tを設けている。薄膜部72jの上面には、1箇所、凸球面部72tと先筒部72gの内周とを連結する連結リブ72uを設けている。先筒部72gの外周前方には、前後に周状に2本の外突部72vを設けている。
キャップ73の内側には、前方からノズル72の凸球面部72tの近傍まで伸びる円柱無垢状の突起部73aを設けている。キャップ73の前端には、前後に貫通する貫通穴73bを複数設けている。キャップ73の前端面には、平滑な面状部73cを設けている。キャップ73の内周には、ノズル72の外突部72vで、前後位置決めされる軸心側に突出する点状の内突部73dを設けている。
作用について図17を用いて説明する。図17は、密閉容器を上向きにして、片手にボトルを保持し、保持した手の親指等でキャップ73の面状部73cをボトル側に押し込んだ状態を示す。片手でボトル保持(操作)と、キャップ73の突起部73aを介して、ノズル72の薄膜部72jを破断開封する操作ができる。故に、開封操作が簡易となるものである。また、密閉容器の開封操作で内蔵剤が飛散しても、保持した手の親指のみに留まる。だから、内蔵剤の飛散汚染は、手周囲や衣服までに及ばないものである。密閉容器を開封すると、ノズル72の連結リブ72uとキャップ73の突起部73aとを設けているので、薄膜部72jは先筒部72g内周の連結リブ72uの方向に寄せられる。故に、大きく開口させることができる。また、密閉容器を開封しても、ノズル72の薄膜部72jやキャップ73の突起部73aは、各々連結されているので、ボトル側に移動することもない。
キャップ73の内突部73dとノズル72の外突部72vとで、キャップ73をノズル72の適正な位置に装着・固定することができる。キャップ73の位置決めを要してのノズル72への組立は、両部材の両突部を係止・位置決めして組立られるので、その作業効率を高められるものである。また、密閉容器の未使用状態で、キャップ73の後方の内突部73dは、ノズル72の前方の外突部72vを乗り越えているので、密閉容器を下向きにしても、キャップ73は外れない。
第一実施例の正面図。 図1の要部拡大断面図。 図1の要部側面拡大図。 図2の使用状態図。 第二実施例の要部拡大断面図。 第三実施例の要部拡大断面図。 図6の上面図。 第四実施例の要部拡大断面図。 図8の上面図。 第五実施例の要部拡大断面図。 第六実施例の要部拡大断面図。 第七実施例の正面図。 図12の要部拡大断面図。 先蓋66の拡大底面図。 図13の使用状態図。 参考例の要部拡大断面図。 図16の使用状態図。
1 ボトル
1a 開口部
1b、64a 収納部
1c 開口端
1d 拡周部
2、12、22、32、42,52,72 ノズル
2a 後筒部
2b 円板部
2c、12c,22c、32c、42c、52c、72c 中筒部
2d 溶着リブ
2e 窪み部
2f 外縁部
2g、12g、22g、32g、42g、52g、64c、72g 先筒部
2h、12h、22h、32h、42h、52h、66a 切り欠き部
2i、12i、22i、32i、42i、52i 突起部
2j、12j、22j、32j、42j、52j、64f、72j 薄膜部
2k 厚肉部
2l、64l、72l 破断口
12m 凹部
12n 前傾斜部
22o リブ
32p 縦リブ
42q 溝部
52r 後突起部
52s 内縦リブ
72t 凸球面部
72u 連結リブ
72v 外突部
3、63、73 キャップ
73a 突起部
73b 貫通穴
73c 面状部
73d 内突部
64 軸
64b ノズル部
64d 突起前部
64e 突起後部
65 蓋
65a 筒状部
66 先蓋
66b 穴部
S 空間部
P 机上面

Claims (8)

  1. 開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方にはその突起部の外形よりも大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、前記突起部の付け根に前記薄膜部より厚肉となる厚肉部を設けると共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを特徴とする密封容器。
  2. 前記突起部の付け根の角を湾曲形成することによって厚肉部を形成し、また、その厚肉部を付け根の全周に渡って設けたことを特徴とする請求項1に記載の密封容器。
  3. 前記薄膜部の後面側には周状の凹部を設け、さらに、この凹部の最も窪む部位を突起部の付け根の外形より外側の離れた部位に位置させことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の密封容器。
  4. 前記突起部の付け根の外周のやや前方から薄膜部の外周縁後方に向け傾斜し、かつ、放射状に伸びる複数の放射リブを薄肉部の前面に形成し、その放射リブの部位を厚肉部としたことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の密封容器。
  5. 前記突起部の付け根の外周から前方に向けて伸びる縦リブを、突起部の外周囲に複数設け、その縦リブの部位を厚肉部としたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の密封容器。
  6. 開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方には前記突起部の外形より大形の内形を有する筒部を設け、その筒部を後筒部とその後筒部の前方に形成した中筒部とその中筒部の前方に形成した先筒部から構成し、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設けるが、その薄肉部を前記筒部の中筒部に設け、かつ、この薄膜部の前記突起部の外周囲より外側の離れた位置に周状の溝部を設けと共に、前記筒部の先筒部の先端に切り欠き部を設けたことを特徴とする密封容器。
  7. 開口部と収納部を有したボトルの前方に、略筒状の前方が閉じたノズルを固着した破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズルの先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方にはその突起部の外形より大形の内形を有する筒部を設け、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設け、前記筒部内の薄膜部の後方側にも後突起部を設け、かつ、前記突起部後方の付け根の外周よりも後突起部前方の付け根の外周を大きくしたことを特徴とする密封容器。
  8. 前方から略筒状の前方が閉じたノズル部と、このノズル部の後方にノズル部と収納部とを一体に有した後端が開口した軸と、その軸の後端を蓋で塞いだ破断開封型の密封容器に於いて、前記ノズル部の先端から突出させた状態で突起部を設け、この突起部の後方にはその突起部の外形よりも大形の内形を有する筒部を設け、前記突起部と筒部とを連結する薄肉状の薄膜部を設け、かつ、前記突起部の前側を後側よりも細く形成したことを特徴とする密封容器。
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