JP4892962B2 - Rfid用の交信中継装置および交信処理装置 - Google Patents

Rfid用の交信中継装置および交信処理装置 Download PDF

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Description

この発明は、半導体メモリを内蔵するRFIDタグと非接触の交信を行って、前記半導体メモリに保存されている情報を読み出したり、半導体メモリに所定の情報を書き込む技術に関する。
電磁結合方式または電磁誘導方式のRFIDタグ(以下、単に「タグ」という。)への読み書き処理を行うためのアンテナ装置には、一般に、アンテナコイルを用いてコマンドや電力を含む電磁波をタグに送信する機能や、タグから受信した信号を復調して、前記コマンドに対する応答情報を抽出する機能が含まれる。
タグに対するコマンドの作成や前記応答情報に対する処理は、一般に、パーソナルコンピュータやPLCなどの上位機器で行われる。このため、従来のRFIDシステムでは、一般に、前記アンテナ装置と上位機器との間に、双方との通信機能を具備するコントローラを設けるか、上位機器と通信を行う機能が組み込まれたアンテナ装置を使用するようにしている。なお、以下では、アンテナ装置とコントローラとを別体にすることを前提に説明する。
上記したように、タグに対する交信を行うには、アンテナ装置とコントローラとが必要になる。さらに、アンテナ装置の交信可能領域より外に位置する複数のタグと交信する場合には、図11に示すように、タグ4毎にアンテナ装置100およびコントローラ2を設ける必要がある。
各コントローラ2の動作は1台の上位機器3により制御される。各コントローラ2は、上位機器3から受信したコマンド信号をアンテナ装置100に与えてタグ4に送信させる。また、アンテナ装置100で復調されたタグ4からの応答信号を受信して、上位機器3に転送する。
なお、上位機器3では、各タグに対する交信に衝突が起こることがないように、各タグ4に個別の処理時間(タイムスロット)を割り当て、各タグ4に対する交信処理がそれぞれの処理時間内に行われるように制御している。
ただし、図11のようなシステム構成では、タグ4毎にアンテナ装置100およびコントローラ2を設置する必要があるため、コストが増大するという問題がある。
この問題を防止する方法として、アンテナ装置100を一台にして、このアンテナ装置100と各タグ4との間にそれぞれ中継装置を介在させる方法が考えられる。
この点において、下記の特許文献1には、アンテナ装置のコイルに電磁結合される一次コイルと、タグ側のコイルに電磁結合される二次コイルとを、共振用のコンデンサを介して接続した構成の中継装置(アンテナアダプタ装置)が開示されている。
特開2004−94532号 公報
また下記の特許文献2には、金属製の被検物を高周波により検出するためのリモートセンサについて、被検物および高周波発振回路を有する出力部の間に、一対の中継アンテナ部(引用文献2には検出部、伝送部と記載。)をケーブルにより接続した構成の中継装置を設けることが開示されている。
実用新案登録 第2528386号 公報
特許文献2の検出部には、高周波発振回路や検波回路が含まれている。伝送部は、検出部の検波回路からの出力信号をディジタル信号に変換した上で、このディジタル信号を含む電波を出力部に送信する。また、伝送部には、検出部の動作に必要な電力を生成するための電源回路が含まれる。
引用文献1は、アンテナ装置とタグとの間のコイル径の差が大きく、交信が不安定になるのを解消するために、それぞれのコイル径に応じた径の中継用コイルを介装させたものであり、リーダライタの交信可能領域より外側に電磁波を伝搬させるという技術的思想は全く開示されていない。
仮に上記特許文献1の構成を、前記図11のシステムに適用すると、図12に示すような構成になると考えられる。すなわち、アンテナ装置100とタグ4との間に、一対のコイルL、Lを共振回路201を介して接続した構成の中継装置200が設けられることになる。
しかし、この構成では、コイルL、Lを、共振回路201を介して接続するだけである(共振回路を設けない場合も考えられる。)から、遠方まで電磁波を中継する用途に適用するのは困難である。
つぎに、引用文献2の被検物をタグ4、出力部をアンテナ装置100に置き換えて、引用文献2の構成を前記図11のシステムに適用すると、図13のような構成になると考えられる。このシステムの中継装置200は、一対のコイルL,Lに、それぞれ信号処理回路202,203を接続し、これらの信号処理回路202,203をケーブル204により接続した構成のものになる。なお、各信号処理回路202,203には、共振回路のほか、ディジタル変換処理のための回路が含まれる。また引用文献2の構成に合わせると、信号処理回路202,203の少なくとも一方には、電源回路が含まれる。この電源回路は、前記ディジタル変換処理用の回路を作動させるためのDC電源を生成するものと考えられる。
図13の構成によれば、ケーブル204の長さを調整することにより、アンテナ装置100は、交信可能領域より外側のタグと交信することが可能になる。しかし、この構成では、信号処理回路202,203において、ケーブル204に伝送する前の信号をディジタル信号に変換するため、信号処理回路202,203の構成が複雑になり、コストを低減するという問題を解消することはできない。また、図13の構成では、信号処理回路で電力を必要とするため、電力ロスが発生するという問題もある。
この発明は上記の問題点に着目してなされたもので、簡易な構成で、アンテナ装置とタグとの間でやりとりされる信号を安定して中継することが可能な交信中継装置を提供することにより、複数のタグと交信する場合のコストを大幅に削減できるようにすることを目的とする。
この発明にかかるRFID用の交信中継装置は、半導体メモリを具備するタグと、このタグと非接触の交信を行うアンテナ装置との間に介装されて、両者間でやりとりされる信号を中継するための装置であって、コイルを含む一対の中継アンテナ部と同軸ケーブルとから成るアンテナユニットを複数含む。前記アンテナユニットの各中継アンテナ部のコイルは、前記同軸ケーブルを介して相互に接続されており、一方の中継アンテナ部は前記アンテナ装置からの磁束に感応する位置に、他方の中継アンテナ部はタグ内のコイルを感応することが可能な位置に、それぞれ配備される。
上記において、アンテナ装置は、従来と同様に、タグに対する非接触交信を単独で行うのに必要な構成を具備する。すなわち、アンテナコイルのほか、少なくとも搬送波を含む高周波信号を生成するための変調回路と、タグからの応答信号を抽出する復調回路とを含む必要がある。さらにこのアンテナ装置には、上位機器との通信のための機能を組み込んでもよい。
一方、アンテナユニットの一対の中継アンテナ部は、最低限コイルを具備していれば良い。ただし、同軸ケーブルを長くすると、高周波信号伝送する際に反射が生じる可能性があるので、これを回避するために、インピーダンス整合用のコンデンサを含めるのが望ましい。さらに、各中継アンテナ部には、必要に応じて抵抗を含めても良い。
よって、簡易な構成で安定して送受信信号を中継することが可能になる。また、ケーブルの長さや向きを調整することにより、タグの置かれる場所にも柔軟に対応することができる。
アンテナ装置からの磁束に感応する位置に配置された中継アンテナ部(以下、後記する実施例に合わせて「サブアンテナ」という。)のコイルには、アンテナ装置からの磁束による起電力が生じる。これによりサブアンテナと他方のタグ側の中継アンテナ部(これも実施例に合わせて「タグ側アンテナ」という。)とは、同軸ケーブルを介して導通状態になり、タグ側アンテナにも磁界が生じる。
したがって、アンテナ装置において、搬送波やコマンドを含む高周波信号を電磁波に変換して送出すると、この電磁波によりサブアンテナのコイルに高周波信号が誘導され、同軸ケーブルを介してタグ側アンテナのコイルに伝送される。さらに、タグ側アンテナのコイルからは、アンテナ装置から送出されたのと同内容の電磁波が送出される。その結果、タグの内部のコイルに起電力が生じるとともに、前記電磁波により再び高周波信号が誘導され、タグ側の回路で信号復調処理や応答処理が行われる。さらにこの後も、アンテナ装置およびタグと前記アンテナユニットとの間の磁界が維持されていれば、タグからの応答信号を、アンテナユニットを介してアンテナ装置に伝送することができる。
このように、アンテナ装置とタグとは、アンテナユニットを介して信号のやりとりが可能な状態となるから、前記タグがアンテナ装置の交信可能領域に含まれていない場合でも、支障なく交信を行うことが可能になる。
さらに交信中継装置に複数のアンテナユニットを設けた場合には、いずれのアンテナユニットでも、上記の要領でアンテナ装置とタグとの間の交信を中継することが可能になる。よって、図11に示したように、タグ毎にアンテナ装置とコントローラとを設けなくとも、1台のアンテナ装置で各タグと交信することが可能になる。また前記したように、アンテナユニットをきわめて簡易な構成にすることができるから、システム構成にかかるコストを大幅に低減することができる。
この発明の第1のタイプの交信中継装置では、複数のアンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部(サブアンテナ)が、それぞれ前記コイルのをアンテナ装置のコイルのに対応させた状態で、アンテナ装置のコイルの軸方向に沿って並べて配置される。
なお、サブアンテナは、それぞれ相互に接触させても良いし、間隙をあけて配置してもよい。先頭のサブアンテナとアンテナ装置との間の関係も同様である。
さらに、第1のタイプの交信中継装置では、各サブアンテナにおいて、アンテナ装置から遠ざかるほど前記コイルのQ値が大きく設定される。たとえば、コイルの断面積、巻数、抵抗値のいずれかを調整するとよい。Q値を大きくすることにより、共振のピークを鋭くすることができるので、磁束が減衰しても、共振周波数に対応する信号(搬送波)の受信強度を高めることができ、信号の中継処理を支障なく行うことが可能になる。
この発明の第2のタイプの交信中継装置では、各アンテナユニットのサブアンテナは、それぞれ前記アンテナ装置のコイルより軸方向に直交する方向に沿う断面が小さなコイルを有するとともに、これらのコイルの軸方向が前記アンテナ装置のコイルの軸方向に対応し、かつ各軸の位置が重ならないようにして、アンテナ装置の磁束の出射面に対向配備される。
たとえば、アンテナ装置をその磁束出射面を上にして配置し、磁束出射面上に各サブアンテナを設置する。または、アンテナ装置の磁束出射面から所定の距離を隔てた位置に、各サブアンテナを配置してもよい。
なお、各サブアンテナとアンテナ装置の磁束出射面との距離とは均一であっても良いが、これに限らず、サブアンテナ側のコイルに起電力を発生させることが可能であれば、前記距離にばらつきがあってもよい。たとえば、サブアンテナ側のコイルがアンテナ装置側のコイルの中心から離れるほど、サブアンテナとアンテナ装置との距離を小さくするようにしてもよい。
さらに、この発明にかかるRFID用の交信処理装置は、タグに対し非接触の交信を行うアンテナ装置と、上記構成の交信中継装置とを具備する。交信中継装置には、上記第1のタイプおよび第2のタイプのいずれを適用してもよい。
なお、いずれの構成においても、アンテナ装置は、交信中継装置の各アンテナユニットを介してタグと交信することができるが、そのほかにアンテナ装置の交信可能領域に含まれるタグに対し、直接交信を行うこともできる。
この発明によれば、アンテナ装置の交信可能領域に含まれていないタグとの交信を、簡易な構成の交信中継装置を用いて安定して行うことが可能になる。よって、交信対象のタグが複数あり、これらのタグを前記アンテナ装置の交信可能領域に同時に含めることができない場合でも、アンテナ装置を増やす代わりに交信中継装置を配置すれば良くなり、コストを大幅に削減することができる。
図1は、この発明にかかるRFID用の交信処理装置が導入されたRFIDシステムの構成例を示す。
この実施例の交信処理装置1は、メインアンテナ10と複数のアンテナユニット15とにより構成される。メインアンテナ10は、前記図11に示した従来のアンテナ装置100と同様の機能を有するもので、コントローラ2の制御下で複数のタグ4と個別に交信する。
各アンテナユニット15は、一対の中継アンテナ部11,12を同軸ケーブル13を介して接続した構成のものである。各中継アンテナ部11,12には、それぞれ送受信用のコイルL1,L2が含まれる。一方の中継アンテナ部11は、前記メインアンテナ10からの磁束に感応する位置に設置される(以下、この中継アンテナ部11を「サブアンテナ11」という。)。他方の中継アンテナ部12は、その中継アンテナ部12が発した磁束によりタグ4を感応させることができるように、前記タグ4の近傍位置に設置される(以下、この中継アンテナ部12を「タグ側アンテナ12」という。)。
前記メインアンテナ10,サブアンテナ11,タグ側アンテナ12は、いずれも樹脂製ケースによる本体部内にコイルを含む回路が組み込まれた構成のものである。
この実施例では、各アンテナユニット15のサブアンテナ11の外形を、メインアンテナ10と同一形状(薄型の直方体)に形成するとともに、コイルL1の径がメインアンテナ10のコイルL0(図3に示す。)に等しくなるようにしている。そして、メインアンテナ10および各サブアンテナ11を、それぞれのコイルL0,L1の軸中心を合わせ、かつ相互に当接させた状態にして、メインアンテナ10を先頭に、前記コイルの軸方向に沿って整列配置させている。
なお、上記の配置状態を安定させるには、たとえば、各アンテナ10,11の底面に突条部を設けるとともに、前記突条部に応じた形状の孔部が複数一連に形成された基台を準備し、各アンテナ10,11の突条部を前記孔部に順次挿入すればよい。または、各アンテナ10,11間を連結部材で繋いでもよい。または、各アンテナ10,11の背面にそれぞれ凹部を形成するとともに、各サブアンテナ11の前面にそれぞれ凸部を形成し、各凸部を前方のアンテナの凹部に嵌合する方法により、メインアンテナ10および各サブアンテナ11を一体化してもよい。
一方、各タグ側アンテナ12は、それぞれの交信対象のタグ4に応じた位置に個別に配置される。タグ側アンテナ12の形状は、メインアンテナ10やサブアンテナ11と同一形状にしても良いし、設置位置等に応じて適宜変更してもよい。
図2(1)は、前記RFIDシステムについて、複数のアンテナユニット15のうちの1ユニットに関わる電気構成を示している。また、図2(2)では、前記アンテナユニット15の詳細な構成を示す。
図2(1)に示すように、メインアンテナ10は、前記コントローラ2に電気接続されるとともに、アンテナユニット15のサブアンテナ11に電磁結合可能な状態に置かれる。またアンテナユニット15のタグ側アンテナ12は、前記タグ4内のコイルL(図3に示す。)に電磁結合可能な状態に置かれている。
図2(2)に示すように、サブアンテナ11およびタグ側アンテナ12には、それぞれ前記コイルL1,L2のほか、コンデンサC1,C2による整合回路MCが含まれる。各コイルL1,L2は、それぞれ整合回路MCを介して前記同軸ケーブル13に接続される。
上記構成によれば、メインアンテナ10からの磁束によりサブアンテナ11のコイルL1が感応して誘導電流が生じる。この結果、サブアンテナ11のコイルL1とタグ側アンテナ12のコイルL2との間が導通し、サブアンテナ11のコイルL2にも磁界が発生し、このコイルL2とタグ4内のコイルLとが電磁結合する。よって、メインアンテナ10とタグ4とは、アンテナユニット15を介して間接的に電磁結合した状態になり、タグ4がメインアンテナ10の交信可能領域に含まれていなくとも、交信を行うことが可能になる。
また前記サブアンテナやタグ側アンテナ12に整合回路MCを組み込んで、コイルL1,L2間のインピーダンス整合をとるようにしているので、同軸ケーブル13を長くしても、高周波信号の反射を防止することができる。
なお、サブアンテナ11やタグ側アンテナ12には、必要に応じて抵抗を組み込んでも良いが、変調回路や復調回路等の複雑な回路を組み込む必要はない。以下に述べるように、アンテナ装置からの磁束に含まれる高周波信号を復元してタグ側まで伝送するには、最低限、一対のコイルと同軸ケーブルとがあれば足りるからである。
よって、アンテナユニット15の構成をごく簡単にすることができるので、タグ4毎に専用のリーダライタを設ける従来の構成よりも、コストを低減することができる。
なお、各サブアンテナ11は、上記したように、各コイルL1の軸を位置合わせした状態で配置されるのが望ましいが、これに限らず、メインアンテナ10からの磁束の範囲内であれば、各コイルL1間の軸の位置に多少のずれがあってもよい。また各サブアンテナ11のコイルL1の軸方向やサブアンテナ11の並び方向はメインアンテナ10のコイルの軸方向に平行になるのが望ましいが、これに限らず、若干の角度ずれがあってもよい。
図3は、前記メインアンテナ10およびタグ4の詳細な構成を示す。
前記メインアンテナ10には、コイルL0のほかに、マイクロコンピュータによる制御部101、変調回路102、復調回路103、整合回路104、および前記コントローラ2に対するインターフェース(I/F)回路105や入出力(I/O)回路106などが組み込まれる。
なお、変調回路102には、搬送波の生成のための発振回路や整合回路などが含まれる。また復調回路103には、前記搬送波からタグ4側のコマンド信号を検出するために、検波回路やローパスフィルタなどが含まれる。
前記タグ4には、信号処理回路41や半導体メモリ42を含むIC40が組み込まれるほか、メインアンテナ10との交信のために、コイルL、コンデンサ43、ロードスイッチ44(この実施例では接点付抵抗を使用する。)などが組み込まれる。なお、信号処理回路41には、マイクロコンピュータ、変復調処理のための回路、コイルに生じた交流電流を直流に変換するための回路などが含まれる。
上記構成において、メインアンテナ10のコイルL0とタグのコイル の間には、前記アンテナユニット15が配備される。
メインアンテナ10では、前記搬送波やコマンド信号を含む送信信号を電磁波に変換して送出する。この電磁波がアンテナユニット15を介してタグ4に伝えられることにより、タグ4側に動作に必要な電力が発生し、メインアンテナ10との交信が可能な状態になる。
タグ4の信号処理回路41では、前記アンテナユニット15を介して受信した信号からコマンド信号を復調し、そのコマンドの内容に応じた処理(前記メモリ42からの情報の読み出し、またはメモリ42への情報の書き込み)を実行する。さらに、この処理が終了すると、メインアンテナ10に応答信号を返送する。
なお、この応答信号の返送は、前記ロードスイッチ44のオン/オフの切替によりタグ4のインピーダンスを変化させる方法で行われる。タグ4側のインピーダンス変化により、前記アンテナユニット15およびメインアンテナ10のインピーダンスも変化して、各コイルL2,L1,L0に流れる電流が変化する。メインアンテナ10の復調回路102は、この電流の変化に基づき、前記コマンド信号を復調する。
図4(1)は、前記メインアンテナ10で行われる送信信号の生成処理の具体例を示す。また図4(2)は、前記送信信号に対するタグ側の応答信号の生成、およびメインアンテナ10における応答信号の復調処理の具体例を示す。
図4(1)において、(a)は前記した搬送波であり、(b)はタグ4へのコマンド信号(2値信号)である。前記メインアンテナ10の復調回路103では、このコマンド信号により搬送波を振幅変調(ASK変調)して、(c)に示すような送信信号を生成する。
タグ4の信号処理回路41では、前記送信信号を復調してコマンドの内容を認識すると、そのコマンドに応じた処理を実行するとともに、複数ビット構成の応答信号を生成する。この処理では、図4(2)の(d)(e)に示すように、応答信号を構成する各ビットの信号に所定長さの送信期間を設定し、各信号を順に送信する。具体的には、「0」の信号を送信する場合には、前記期間の前半にロードスイッチ44のオン/オフの切替を複数回行った後、期間の後半では前記ロードスイッチ44をオフ状態にする。「1」の信号を送信する場合には、上記とは反対に、期間の前半でロードスイッチ44をオフ状態にし、後半にオン/オフの切替を行う。
上記のロードスイッチ44の切替動作により、メインアンテナ10の前記復調回路103は、図4(2)の(f)に示すような信号を抽出する。さらに復調回路103は、この信号を所定のしきい値により2値化することにより、図4(2)の(g)に示すように、前記ロードスイッチ44の切替動作を反映した信号を復調する。さらに、この信号を、前記1ビット分の送信期間毎に切り分けて、各期間内の信号変化のパターンを認識することにより、図4(2)の(h)に示すように、前記応答信号が復調される。
この実施例では、アンテナユニット15毎に、前記図2(1)に示した関係を設定しているので、メインアンテナ10は、いずれのタグ4に対しても、そのタグ4に対応するアンテナユニット15を介して、上記図4の(c)(f)に示した信号のやりとりを行うことができる。
よって、メインアンテナ10では、各タグ4がメインアンテナ10の交信可能領域内に置かれている場合と同様のシークエンスに基づいて交信処理を行うことが可能になる。
なお、前記コントローラ2では、従来と同様に、上位機器3からの指示に基づき、各タグ4に個別の処理時間を割り当ててメインアンテナ10に交信処理を行わせるので、交信の衝突が起こるのを防止することができる。よって、各タグ4が他のタグ4に対するコマンドを誤って処理したり、コントローラ2や上位機器3での応答信号の認識に混同が生じるおそれはない。
ところで図1の構成によれば、各サブアンテナ11を、メインアンテナ10の磁束の届く範囲に設置する必要があるが、この磁束はメインアンテナ10から遠ざかるほど弱くなる。したがって、アンテナユニット15の数が増加すると、メインアンテナ10から離れたサブアンテナ11に十分な量の磁束が届かなくなり、信号の中継処理が不安定になる可能性がある。
つぎの図5〜8に示す実施例は、上記の問題に対応できるように、図1の構成のサブアンテナ11に若干の変更を加えている(実施例によっては、メインアンテナ10にも同様の変更を加える場合がある。)。以下、各実施例毎に変更された部分について説明する。
図5,6の実施例では、サブアンテナ11のコイルL1の内側にフェライトコア16を設けている。このフェライトコア16は、サブアンテナ11の本体部を型成形する際に、本体部に一体形成されるもので、図6に示すように、本体部の横幅方向にわたって設けられる。またサブアンテナ11間でフェライトコア16の形成位置や径を統一しているので、サブアンテナ11同士を当接させることにより、各コア16が連なった状態にすることができる。なお、図示はしていないが、メインアンテナ10にも同様のフェライトコア16を設けてもよい。
上記の構成によれば、一連に並べられたフェライトコア16にメインアンテナ10からの磁束を集めることで、磁束をより平衡化することができるので、メインアンテナ10からの離れたサブアンテナ11にも電磁誘導に必要な量の磁束を作用させて、安定した中継処理を行うことが可能になる。
つぎに図7の実施例も、フェライトコアを設けることで磁束をより平衡化するものである。この実施例では、メインアンテナ10および各サブアンテナ11のコイルの内側に、それぞれ幅方向に貫通する孔部17を形成するとともに、前記孔部17に応じた径を有するフェライト棒18を用意し、このフェライト棒18に各アンテナ10,11を前記孔部17の位置で挿通する。
この構成によれば、各アンテナ10,11は、フェライト棒18を介して連結した状態になるから、前記した連結部材や嵌合部による連結を不要にすることができる。
つぎの図8の例では、フェライトコアを設ける方法に代えて、サブアンテナ11のコイルL1の断面積を、メインアンテナ10からの距離に応じて調整するようにしている。具体的には、図8の(A)枠内に示すように、各コイルL1の軸中心を合わせ、かつメインアンテナ10からの距離が大きくなるほど、コイルL1の径が大きくなるように調整する。
上記構成のように、各サブアンテナ11のコイルL1の径は、メインアンテナ10から離れるほど大きくなるので、インダクタンスが高められる。この結果、Q値が高められて、共振のピークが鋭くなり、もって搬送波の受信強度が高められるので、コイルL1に作用する磁束が弱くなっても、信号の中継を支障なく行うことが可能になる。
なお、コイルL1の径を調整する方法に代えて、コイルL1に抵抗を接続し、その抵抗値を変化させるようにしてもよい。すなわち、メインアンテナ10から遠ざかるほど抵抗値を小さくすることにより、Q値が高められるので、図8の実施例と同様に、磁束の減衰に対応することが可能になる。または、コイルL1の巻数を変えることによって、コイルL1のQ値を変化させるようにしてもよい。
なお、これまでの実施例では、メインアンテナ10とサブアンテナ11とを同一形状にして、各アンテナ10,11をコイルの軸方向に沿って整列配置したが、各アンテナ10,11の構成はこれに限定されるものではない。たとえば、図9,10に示すように、メインアンテナ10をサブアンテナ11より大きく形成し、その磁束出射面に対向する位置に、各サブアンテナ11を面状に配置してもよい。
図9の実施例のメインアンテナ10は、磁束出射面(コイルL0の軸方向に直交する面)がサブアンテナ11の該当部位の複数倍になるように形成される。メインアンテナ10は、この磁束の出射面を上方に向けて、図示しない水平面上に設置される。またメインアンテナ10のコイルL0(この実施例では長方形状とする。)も、サブアンテナ11側のコイルL1の複数倍の大きさになるように設定される。
各サブアンテナ11は、それぞれのコイルL1の軸方向をメインアンテナ10のコイルL0の軸方向に平行にした状態で、前記メインアンテナ10の上面に、前記コイルL0の巻き方向に沿って配置される。なお、ここには図示していないが、サブアンテナ11とメインアンテナ10とは、前記した凸部と凹部などの嵌合部材により連結されるのが望ましい。
図10の実施例のメインアンテナ10も、サブアンテナ11に対し、コイルL0や磁束出射面の面積が複数倍になるように形成されている。
一方、サブアンテナ11の構成は、図9に示したのと同様であるが、この実施例では、各サブアンテナ11を、メインアンテナ10の上面から所定距離を隔てた地点に設置している。たとえば、所定長さの足部を有する樹脂製の基台を設置し、その基台の下方にメインアンテナ10を設置し、基台の上面に各サブアンテナ11を設置することで、図10の設置状態を実現させることができる。
このような設置状態でも、各サブアンテナ11がメインアンテナ10からの磁束に感応する位置に設置されていれば、その磁束により生じた誘導電流によって、サブアンテナ11とタグ側アンテナ12とを導通させることができるので、メインアンテナ10とタグ4との間での信号中継処理を、支障なく行うことが可能になる。
なお、上記した実施例では、いずれも、アンテナユニット15につき、中継対象のタグ4を1つずつ割り当てているが、タグ側アンテナ12の磁束の届く範囲に複数個のタグ4を含めることができれば、これらのタグ4については、共通のアンテナユニット15により信号の中継処理を行うことが可能である。また、メインアンテナ10の交信可能領域に含まれるタグ4がある場合には、メインアンテナ10は、そのタグ4に対しては、アンテナユニット15を介さずに、直接交信を行うようにしてもよい。
またいずれの実施例でも、メインアンテナ10にコントローラ2の機能まで組み込んで、上位機器3にメインアンテナ10を直接接続するようにしてもよい。
この発明にかかる交信処理装置が導入されたRFIFシステムの構成例を示す説明図である。 RFIDシステムの電気構成を示すブロック図およびアンテナユニットの構成を示す回路図である。 メインアンテナおよびタグの構成を示すブロック図である。 コマンド送信および応答信号の生成/復調に関する信号処理を示すタイミングチャートである。 RFIDシステムの他の例を示す説明図である。 図5のシステムに使用されるサブアンテナの断面図である。 RFIDシステムの他の例を示す説明図である。 RFIDシステムの他の例を示す説明図である。 RFIDシステムの他の例を示す説明図である。 RFIDシステムの他の例を示す説明図である。 従来のRFIDシステムの構成を示すブロック図である。 特許文献1に開示された技術を適用したRFIDシステムのブロック図である。 特許文献2に開示された技術を適用したRFIDシステムのブロック図である。
符号の説明
1 交信処理装置
4 RFIDタグ
10 メインアンテナ
11 サブアンテナ
12 タグ側アンテナ
13 同軸ケーブル
15 アンテナユニット
L1,L2 コイル

Claims (6)

  1. 半導体メモリを具備するRFIDタグと、このRFIDタグと非接触の交信を行うアンテナ装置との間に介装されて、両者間でやりとりされる信号を中継するための装置であって、
    コイルを含む一対の中継アンテナ部と同軸ケーブルとから成るアンテナユニットを複数含み、
    前記アンテナユニットの各中継アンテナ部のコイルは、前記同軸ケーブルを介して相互に接続されており、一方の中継アンテナ部はアンテナ装置からの磁束に感応する位置に、他方の中継アンテナ部はRFIDタグ内のコイルを感応させることが可能な位置に、それぞれ配置され、
    各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部は、それぞれのコイルの軸をアンテナ装置のコイルの軸に対応させた状態で、アンテナ装置のコイルの軸方向に沿って並べて配置されると共に、アンテナ装置から遠ざかるほど前記コイルのQ値が大きく設定される、RFID用の交信中継装置。
  2. 各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部のコイルは、アンテナ装置から遠ざかるほど軸方向に直交する方向に沿う断面が大きくなるように形成されている請求項1に記載されたRFID用の交信中継装置。
  3. 半導体メモリを具備するRFIDタグと、このRFIDタグと非接触の交信を行うアンテナ装置との間に介装されて、両者間でやりとりされる信号を中継するための装置であって、
    コイルを含む一対の中継アンテナ部と同軸ケーブルとから成るアンテナユニットを複数含み、
    前記アンテナユニットの各中継アンテナ部のコイルは、前記同軸ケーブルを介して相互に接続されており、一方の中継アンテナ部はアンテナ装置からの磁束に感応する位置に、他方の中継アンテナ部はRFIDタグ内のコイルを感応させることが可能な位置に、それぞれ配置され、
    各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部は、それぞれ前記アンテナ装置のコイルより軸方向に直交する方向に沿う断面が小さなコイルを有するとともに、これらのコイルの軸方向が前記アンテナ装置のコイルの軸方向に対応し、かつ各コイルの軸が重ならないようにして、前記アンテナ装置の磁束の出射面に対向配備される、RFID用の交信中継装置。
  4. 半導体メモリを含むRFIDタグに対し非接触の交信を行うアンテナ装置と、このアンテナ装置と前記RFIDタグとの間に介装されて、両者間でやりとりされる信号を中継する交信中継装置とを具備し、
    前記交信中継装置は、コイルを含む一対の中継アンテナ部と同軸ケーブルとから成るアンテナユニットを複数含み、前記アンテナユニットの各中継アンテナ部のコイルは、前記同軸ケーブルを介して相互に接続されており、一方の中継アンテナ部はアンテナ装置からの磁束に感応する位置に、他方の中継アンテナ部はRFIDタグ内のコイルを感応させることが可能な位置に、それぞれ配置され、
    各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部は、それぞれのコイルの軸をアンテナ装置のコイルの軸に対応させた状態で、アンテナ装置のコイルの軸方向に沿って並べて配置されると共に、アンテナ装置から遠ざかるほど前記コイルのQ値が大きく設定される、RFID用の交信処理装置。
  5. 各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部のコイルは、アンテナ装置から遠ざかるほど軸方向に直交する断面が大きくなるように形成されている請求項4に記載されたRFID用の交信処理装置。
  6. 半導体メモリを含むRFIDタグに対し非接触の交信を行うアンテナ装置と、このアンテナ装置と前記RFIDタグとの間に介装されて、両者間でやりとりされる信号を中継する交信中継装置とを具備し、
    前記交信中継装置は、コイルを含む一対の中継アンテナ部と同軸ケーブルとから成るアンテナユニットを複数含み、前記アンテナユニットの各中継アンテナ部のコイルは、前記同軸ケーブルを介して相互に接続されており、一方の中継アンテナ部はアンテナ装置からの磁束に感応する位置に、他方の中継アンテナ部はRFIDタグ内のコイルを感応させることが可能な位置に、それぞれ配置され、
    各アンテナユニットのアンテナ装置側の中継アンテナ部は、それぞれ前記アンテナ装置のコイルより軸方向に直交する方向に沿う断面が小さなコイルを有するとともに、これらのコイルの軸方向が前記アンテナ装置のコイルの軸方向に対応し、かつ各コイルの軸が重ならないようにして、前記アンテナ装置の磁束の出射面に対向配備される、RFID用の交信処理装置。
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