JP4892911B2 - 交通渋滞計測システムおよび交通渋滞計測方法 - Google Patents
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Description
本発明の別の局面に従った交通渋滞計測方法は、道路上の第1の領域および第2の領域を含む判定領域における渋滞領域を検出する交通渋滞計測方法であって、前記第1の領域における渋滞領域を決定するステップと、前記第2の領域における渋滞領域を決定するステップと、前記第1の領域における渋滞領域と前記第2の領域における渋滞領域に基づいて、前記判定領域における渋滞領域を決定するステップとを含み、前記第2の領域は、前記第1の領域と、第3の領域を挟んで隣接し、かつ、車両の進行方向について前記第1の領域よりも上流側に位置し、前記第2の領域における渋滞領域が前記第1の領域と対向する側の端部を含むように決定され、かつ、前記第1の領域における渋滞領域が前記第2の領域と対向する側の端部を含まないように決定された場合には、前記第2の領域における渋滞領域またはそれに前記第3の領域の中の車両の進行方向についての所定の長さの領域を接続させた領域を前記判定領域における渋滞領域に決定することを特徴とする。
また、本発明によれば、直接的に渋滞領域の決定を行なった結果に基づいて、直接的には渋滞領域の決定を行なわない領域に対しても、渋滞の有無を予測し、その予測の結果を判定領域についての渋滞領域の検出の結果に反映できる。
図1は、本実施の形態の交通渋滞計測システムのブロック構成を示す図である。
交通渋滞計測システムは、カメラ1の撮影した画像を処理する第1の画像処理装置10と、カメラ2の撮影した画像を処理する第2の画像処理装置20と、これらの画像処理装置における画像処理の結果を解析する解析装置30とを含む。
RAM34に、撮影領域1Aおよび撮影領域2Aの双方で渋滞が検出されなかった情報が入力された場合には、CPU31は、撮影領域1A、撮影領域2A、および、これらに挟まれた領域3Aにおいて渋滞が発生していないと判断する。つまり、判定領域3Xにおいて渋滞が発生していないと判断し、通信インターフェイス32を介してそのような情報を出力する。
2−1) 一方の領域で、他方の領域と対向する端部では渋滞が検出されなかった場合
RAM34に、撮影領域1Aか撮影領域2Aのいずれか一方だけで渋滞が検出され、さらに、撮影領域1Aの中の撮影領域2Aと対向する側の端部以外の場所または撮影領域2Aの中の撮影領域1Aと対応する側の端部以外の場所で渋滞が検出された旨の情報が入力された場合には、CPU31は、一方の領域のみで渋滞が発生したもの、つまり、他方の領域では渋滞が発生していないものと判断する。
RAM34に、撮影領域1Aか撮影領域2Aのいずれか一方だけで渋滞が検出され、さらに、撮影領域1Aの中の撮影領域2Aと対向する側の端部または撮影領域2Aの中の撮影領域1Aと対応する側の端部で渋滞が検出された旨の情報が入力された場合には、CPU31は、以下に示すA〜Cの3通りのいずれかで、渋滞領域を決定する。
A−1) 一定の領域→領域3Aの半分
このような場合、図10に示された例では、CPU31は、判定領域3Xにおいて、停止線Lから110〜205mにおいて渋滞が発生していると判断する。
このような場合、図10に示された例では、CPU31は、判定領域3Xにおいて、停止線Lから110〜200mにおいて渋滞が発生していると判断する。
このような場合、図10に示された例では、CPU31は、判定領域3Xにおいて、停止線Lから110〜210mにおいて渋滞が発生していると判断する。
渋滞領域の終端位置が撮影領域1Aの端部または領域3A内にあると考えられる場合、つまり、図10または図11に示すような場合には、過去の、渋滞領域の終端位置の変化に基づいて、渋滞領域の終端位置を決定する。
渋滞領域の終端位置が撮影領域1Aの端部または領域3A内にあると考えられる場合、つまり、図10または図11に示すような場合には、撮影領域2Aの撮影領域1Aと対向する側の端部を通過した車両の情報を利用して、渋滞領域の終端位置を決定する。
渋滞領域が図13(A)〜図13(D)に示すように変化した場合には、CPU31は、図13(C)の状態であるか図13(D)の状態であるかを、撮影領域1Aの、撮影領域2Aと対向する側の端部を通過した車両の情報を利用して決定する。なお、図13(D)は、図12と同じ状態を示す図である。
3−1) 各領域で、相手の領域と対向する端部で渋滞が検出された場合
RAM34に、撮影領域1Aの撮影領域2Aと対向する側の端部で渋滞が検出され、さらに、撮影領域2Aの撮影領域1Aと対向する側の端部で渋滞が検出された旨の情報が入力された場合には、CPU31は、領域3Aにも渋滞が発生していると判断する。
RAM34に、撮影領域1Aの撮影領域2Aと対向する側の端部以外で渋滞が検出され、さらに、撮影領域2Aの撮影領域1Aと対向する側の端部以外で渋滞が検出された旨の情報が入力された場合には、CPU31は、各領域内のそれぞれで渋滞が発生していると判断する。
Claims (11)
- 道路上の第1の領域および第2の領域を含む判定領域における渋滞領域を検出する交通渋滞計測システムであって、
前記第1の領域における渋滞領域を決定する第1の決定部と、
前記第2の領域における渋滞領域を決定する第2の決定部と、
前記第1の領域における渋滞領域と前記第2の領域における渋滞領域に基づいて、前記判定領域における渋滞領域を決定する第3の決定部とを含み、
前記第2の領域は、前記第1の領域と、第3の領域を挟んで隣接し、かつ、車両の進行方向について前記第1の領域よりも上流側に位置し、
前記第1の決定部が前記第2の領域と対向する側の端部を含むように前記第1の領域における渋滞領域を決定し、かつ、前記第2の決定部が前記第1の領域と対向する側の端部を含まないように前記第2の領域における渋滞領域を決定した場合には、前記第3の決定部は、前記第1の決定部が決定した渋滞領域またはそれに前記第3の領域の中の車両の進行方向についての所定の長さの領域を接続させた領域を前記判定領域における渋滞領域に決定する、交通渋滞計測システム。 - 前記所定の長さは、直前に前記第1の決定部が決定した前記第1の領域における渋滞領域の前記第2の領域側の端部の位置と、前記第1の決定部が決定した前記第1の領域における前記第2の領域側の端部の単位時間当たりの変化量に基づいて決定される長さである、請求項1に記載の交通渋滞計測システム。
- 前記第3の決定部は、前記第2の領域の前記第1の領域側の端部を通過した車両が前記第1の領域における渋滞領域の第2の領域と対向する側の端部に到達すると考えられるタイミングで、前記第1の決定部が決定した渋滞領域に前記所定の長さの領域を接続させた領域を前記判定領域における渋滞領域に決定し、
前記所定の長さは、前記車両の長さである、請求項1に記載の交通渋滞計測システム。 - 前記タイミングは、前記第2の領域の前記第1の領域側の端部を通過した車両の速度を計測することによって求められる、請求項3に記載の交通渋滞計測システム。
- 前記タイミングは、前記第2の領域の前記第1の領域側の端部を通過した車両の速度に対して予め定められた値を利用することによって決定される、請求項3に記載の交通渋滞計測システム。
- 道路上の第1の領域および第2の領域を含む判定領域における渋滞領域を検出する交通渋滞計測システムであって、
前記第1の領域における渋滞領域を決定する第1の決定部と、
前記第2の領域における渋滞領域を決定する第2の決定部と、
前記第1の領域における渋滞領域と前記第2の領域における渋滞領域に基づいて、前記判定領域における渋滞領域を決定する第3の決定部とを含み、
前記第2の領域は、前記第1の領域と、第3の領域を挟んで隣接し、かつ、車両の進行方向について前記第1の領域よりも上流側に位置し、
前記第3の決定部は、前記第2の決定部が前記第1の領域と対向する側の端部を含むように前記第2の領域における渋滞領域を決定し、かつ、前記第1の決定部が前記第2の領域と対向する側の端部を含まないように前記第1の領域における渋滞領域を決定した場合には、前記第2の決定部が決定した渋滞領域またはそれに前記第3の領域の中の車両の進行方向についての所定の長さの領域を接続させた領域を前記判定領域における渋滞領域に決定する、交通渋滞計測システム。 - 前記所定の長さは、直前に前記第2の決定部が決定した前記第2の領域における渋滞領域の前記第1の領域側の端部の位置と、前記第2の決定部が決定した前記第2の領域における前記第1の領域側の端部の単位時間当たりの変化量に基づいて決定される長さである、請求項6に記載の交通渋滞計測システム。
- 前記所定の長さは、前記第3の領域の車両の進行方向についての長さから、前記第1の領域の前記第2の領域と対向する側の端部を通過した車両の長さを差し引いた長さである、請求項6に記載の交通渋滞計測システム。
- 前記所定の長さは、予め定められた長さである、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の交通渋滞計測システム。
- 道路上の第1の領域および第2の領域を含む判定領域における渋滞領域を検出する交通渋滞計測方法であって、
前記第1の領域における渋滞領域を決定するステップと、
前記第2の領域における渋滞領域を決定するステップと、
前記第1の領域における渋滞領域と前記第2の領域における渋滞領域に基づいて、前記判定領域における渋滞領域を決定するステップとを含み、
前記第2の領域は、前記第1の領域と、第3の領域を挟んで隣接し、かつ、車両の進行方向について前記第1の領域よりも上流側に位置し、
前記第1の領域における渋滞領域が前記第2の領域と対向する側の端部を含むように決定され、かつ、前記第2の領域における渋滞領域が前記第1の領域と対向する側の端部を含まないように決定された場合には、前記第1の領域における渋滞領域またはそれに前記第3の領域の中の車両の進行方向についての所定の長さの領域を接続させた領域を、前記判定領域における渋滞領域に決定する、交通渋滞計測方法。 - 道路上の第1の領域および第2の領域を含む判定領域における渋滞領域を検出する交通渋滞計測方法であって、
前記第1の領域における渋滞領域を決定するステップと、
前記第2の領域における渋滞領域を決定するステップと、
前記第1の領域における渋滞領域と前記第2の領域における渋滞領域に基づいて、前記判定領域における渋滞領域を決定するステップとを含み、
前記第2の領域は、前記第1の領域と、第3の領域を挟んで隣接し、かつ、車両の進行方向について前記第1の領域よりも上流側に位置し、
前記第2の領域における渋滞領域が前記第1の領域と対向する側の端部を含むように決定され、かつ、前記第1の領域における渋滞領域が前記第2の領域と対向する側の端部を含まないように決定された場合には、前記第2の領域における渋滞領域またはそれに前記第3の領域の中の車両の進行方向についての所定の長さの領域を接続させた領域を前記判定領域における渋滞領域に決定する、交通渋滞計測方法。
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