JP4892041B2 - 位置測位端末および位置測位方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GPS(Global Positioning System)衛星等の測位装置からの測位信号を受信して位置測位する位置測位端末および位置測位方法に関する。
従来、GPS測位する移動端末として、Java(登録商標)等で構築された非ネイティブの位置測位アプリケーションを起動させて、位置測位するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の移動端末においては、位置測位アプリケーションを実行させるために、OS(Operating System)上にバーチャルマシン(VM:Virtual Machine)を構築し、特定ハードウェア等の環境の違いを吸収させている。
位置測位アプリケーションが実行されると、測位指令処理が実行される。この測位指令処理においては、バーチャルマシンの仮想計算機が読める形で記載されたコードが、ハードウェアの演算部が読める形で記載されたネイティブコードにコード変換され、測位指令が出力される。この測位指令に基づいて、GPSアプリケーションが実行されてGPS衛星から測位信号としてのGPS信号が受信され、受信されたGPS信号に基づいて移動端末の現在位置を示す位置情報が算出される。
算出された現在位置は、ナビゲーションサービスを提供する外部サーバに送信される。外部サーバは、移動端末の現在位置を示す地図データを生成して移動端末に送信し、移動端末のディスプレイに現在位置を示す地図が表示される。
特開2007−205872号公報
しかしながら、Java(登録商標)等で構築された位置測位アプリケーションで移動端末の位置測位する場合には、ネイティブコードへのコード変換が必要となり、コード変換により移動端末の消費電力が大きくなるという問題があった。さらに、位置測位アプリケーションを起動させて、ディスプレイにメニュー画像等を描画させながら位置測位するため、描画処理により移動端末の消費電力が大きくなるという問題があった。また、位置測位アプリケーションの起動中は、通話等の他の機能が制限されてしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、通話等の機能が制限されることなく位置測位することができると共に、位置測位時に節電することができる位置測位端末および位置測位方法を提供することを目的とする。
本発明の位置測位端末は、演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションによりバックグランドにおいて動作し、測位指令を出力する測位指令部と、前記測位指令に基づいて、測位装置から測位信号を受信し、受信した前記測位信号に基づいて自身の現在地を示す位置情報を算出する位置情報取得部と、外部装置に前記位置情報を送信する通信部と、自身が移動中か静止中かを判定する移動静止判定部と、ユーザの歩行時間を検出する歩行時間検出部と、セル/セクタの切替を検出するセル/セクタ切替検出部とを備え、前記移動静止判定部は、前記歩行時間が所定の歩行判定時間以上の場合には移動中と判定し、前記歩行時間が前記歩行判定時間より短い場合において、所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出された場合には移動中と判定し、前記所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出されない場合には静止中と判定し、前記移動静止判定部により、自身が移動中と判定された場合には前記測位指令部が動作され、自身が静止中と判定された場合には前記測位指令部が停止されることを特徴とする。
この構成によれば、測位指令部が、演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションにより動作するため、位置測位端末の位置測位時に、ネイティブコードへのコード変換が不要となり節電することができる。また、測位指令部がバックグランドにおいて動作されるため、アプリケーションの動作中に常にディスプレイに画像描画される構成と比較して節電することができる。また、測位指令部がバックグランドにおいて動作するため、通話等の他の機能が制限されることがない。
本発明によれば、通話等の機能が制限されることなく位置測位することができると共に、位置測位時に節電することができる。
本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末の測位機能を用いたATFシステムの概要の説明図である。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末の制御ブロック図である。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末のレイヤ構造の模式図である。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末の測位処理の処理シーケンスの一例を示す図である。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末のディスプレイの画面遷移の一例を示す図である。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、位置測位端末の移動静止判定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る位置測位端末の変形例を示す図であり、移動静止判定部により歩行による移動と判定された場合の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明に係る位置測位端末の変形例を示す図であり、移動静止判定部により乗物による高速移動中と判定された場合の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明に係る位置測位端末の第1の実施の形態を示す図であり、キープアライブ処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る位置測位端末の第2の実施の形態を示す図であり、移動静止判定の概要の説明図である。 本発明に係る位置測位端末の第2の実施の形態を示す図であり、移動静止判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態においては、本発明を携帯電話機に適用した例について説明するが、この構成に限定されるものではない。測位機能を有する電子機器であれば本発明を適用可能であり、例えば、腕時計、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯用ゲーム機等に適用することも可能である。
最初に、位置測位端末の詳細を説明する前に、位置測位端末の測位機能を用いたATF(Always Tracking Function)システムの概要について説明する。なお、ATFとは、コンテンツプロバイダ等のサービス提供者に現在位置を通知し、サービス提供のタイミングを知らせるものである。図1は、本発明の第1の実施の形態における位置測位端末の測位機能を用いたATFシステムの概要の説明図である。
図1に示すように、位置測位端末1は、測位機能を有して構成され、GPS衛星2a、2b、2cから受信したGPS信号に基づいて自身の現在位置を求め、自身の現在位置をサーバ装置3a、3b、3cに通知している。サーバ装置3a、3b、3cは、位置測位端末1に対してサービスを提供するコンテンツプロバイダに管理されており、通知された位置測位端末1の現在位置に応じてコンテンツ情報をPUSH型配信で位置測位端末1に配信する。
位置測位端末1は、サーバ装置3a、3b、3cから受信したコンテンツ情報をディスプレイに表示し、ユーザに対して報知する。例えば、ユーザの現在地の近辺の美味しいラーメン屋情報、お店のお得情報、駅の終電アラーム等がコンテンツプロバイダから位置測位端末1に通知され、位置測位端末1のディスプレイにポップアップされる。このように、このATFシステムにおいては、ユーザ(位置測位端末1)の現在位置に合わせてコンテンツプロバイダから最適な情報が提供される。
なお、本実施の形態においては、コンテンツプロバイダとの間で、ATFシステムを構築した例について説明するが、コンテンツプロバイダだけではなく、通信事業者からもコンテンツが配信されるようにATFシステムを構築してもよい。
図2を参照して、位置測位端末の制御構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る位置測位端末の制御ブロック図である。なお、以下の説明では、ATFシステムを利用するコンテンツプロバイダから提供されるアプリケーションをATF利用アプリケーションとする。
図2に示すように、位置測位端末1は、ATFアプリケーション実行部11と、GPSアプリケーション実行部12と、GPS信号受信部13と、通信部14と、歩行検出部15と、セル/セクタ切替検出部16と、移動静止判定部17と、ATF利用アプリケーション実行部21と、ATF制御情報記憶部22と、表示部23とを備えている。
ATFアプリケーション実行部11は、ATFアプリケーションをバックグランドで実行して測位タイミングを制御するものであり、GPSアプリケーション実行部12に測位指令を出力し、GPSアプリケーション実行部12から位置測位端末1の現在位置を示す位置情報を取得して位置情報を通信部14に出力する。ここでいう位置情報とは、ATF利用アプリケーションID、測位日時、緯度、経度、測地系、測位レベル、標高等を含んで構成されている。
また、ATFアプリケーション実行部11は、GPSアプリケーション実行部12から取得した位置情報に基づいて履歴情報を生成する。この履歴情報は、例えば、測位結果、通知先情報等を含み、ユーザの操作により表示部23を介して閲覧可能に構成されている。
GPSアプリケーション実行部12は、GPSアプリケーションを実行してGPS信号の受信タイミングを制御するものであり、測位指令に基づいてGPS信号受信部13に受信指令を出力し、GPS信号受信部13からGPS信号を受信する。また、GPSアプリケーション実行部12は、GPS信号受信部13から受信したGPS信号に基づいて位置情報を算出し、ATFアプリケーション実行部11に出力する。
GPS信号受信部13は、受信指令に基づいて複数のGPS衛星2からGPS信号を受信し、GPSアプリケーション実行部12にGPS信号を出力する。通信部14は、ATFアプリケーション実行部11から入力された位置情報をコンテンツプロバイダのサーバ装置3に送信し、サーバ装置3からコンテンツ情報を受信する。
歩行検出部15は、ユーザの歩行状況を検出するものであり、ユーザの歩行時間を検出する。この場合、歩行検出部15は、図示しない歩数計や加速度センサにより連続的に歩行が検出されている時間を計時する。また、歩行検出部15は、ユーザの歩行状況を検出可能な構成であればどのような構成でもよく、例えば、歩行時間を検出する構成に代えて所定時間内の歩行距離を検出する構成としてもよい。
セル/セクタ切替検出部16は、ユーザの乗り物等による高速移動を検出するものであり、位置測位端末1の在圏セル/セクタの切替を検出する。セル/セクタ切替検出部16は、無線基地局から通知されたセルID/セクタIDの切替を検出して、位置測位端末1の在圏セル/セクタの切替を検出する。また、セル/セクタ切替検出部16は、在圏セル/セクタの切替を検出可能な構成であればどのような構成でもよく、セルID/セクタID以外の情報に基づいて切替を検出してもよい。
移動静止判定部17は、歩行検出部15およびセル/セクタ切替検出部16の検出結果に基づいて、ユーザが移動中か静止中かを判定する。具体的には、移動静止判定部17は、歩行時間判定閾値と歩行検出部15で検出された歩行時間とを比較すると共に、切替時間判定閾値とセル/セクタ切替検出部16で検出された切替時間とを比較して、ユーザが移動中か静止中かを判定する。
移動静止判定部17は、歩行時間が歩行時間判定閾値以上である場合には、ユーザの歩行移動中と判定し、ATFアプリケーション実行部11を動作させる動作信号を出力する。また、移動静止判定部17は、切替時間が切替判定閾値より短い場合には、ユーザの乗り物による高速移動中と判定し、ATFアプリケーション実行部11に動作信号を出力する。
さらに、移動静止判定部17は、歩行時間が歩行時間判定閾値より短く、かつ切替時間が切替判定閾値以上の場合には、ユーザ静止中と判定し、ATFアプリケーション実行部11を停止させる停止信号を出力する。なお、移動静止判定部17による移動静止判定処理の詳細については後述する。
ATF利用アプリケーション実行部21は、ATF利用アプリケーションを実行して、サーバ装置3から提供されたコンテンツを表示部23に表示させる。また、ATF利用アプリケーション実行部21は、ATFサービスを有効・無効にするためのATF制御情報の登録インターフェースをユーザに提供する。ユーザにより登録インターフェースを介してATF制御情報が入力されると、ATF制御情報記憶部22にATF制御情報が記憶される。
ATF制御情報記憶部22にATF制御情報が記憶されると、ATFサービスが有効とされ、ATFアプリケーション実行部11の実行が許可される。このように、ATF制御情報の登録によりコンテンツプロバイダとの間でATFサービスが開始される。このATF制御情報とは、ATF利用アプリケーション名、ATF利用アプリケーションID、位置情報通知先情報等を含んで構成されている。
なお、上記した位置測位端末1の各部は、端末内に組み込まれたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)内のATFアプリケーション、ATF利用アプリケーション、GPSアプリケーション等の各種プログラムに従ってRAM(Random Access Memory)内のデータを演算し、さらにGPS衛星2、サーバ装置3の各部と協働して処理を実行するようになっている。
図3を参照して、位置測位端末のレイヤ構造について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る位置測位端末のレイヤ構造の模式図である。
図3に示すように、位置測位端末1は、CPU等のハードウェア、OS等の基盤ソフトウェア、各種アプリケーションの各レイヤからなる階層構造により処理を実行するように構成されている。アプリケーションのレイヤは、ATFアプリケーションのようなネイティブアプリケーションおよびATF利用アプリケーションのような非ネイティブアプリケーションを動作させる。
ATF利用アプリケーションは、Java(登録商標)等の基盤ソフトウェアに依存しないコードで記述されたプログラムであり、基盤ソフトウェア上に構築されたJava(登録商標)VM等のバーチャルマシン上で動作するように構成されている。ATFアプリケーションは、CPUが直接実行可能なネイティブコードで記述されたプログラムであり、基盤ソフトウェア上で動作するように構成されている。
ATF利用アプリケーションは、バーチャルマシンの仮想計算機によりコードが読み取られて、ネイティブコードにコード変換された後に、CPUに読み取られて実行される。この構成により、ATF利用アプリケーションは、ハードウェア環境の違いが吸収される。一方、ATFアプリケーションは、CPUによりネイティブコードが読み取られて直接実行される。
このように、ATFアプリケーションを、ネイティブアプリケーションとして構築することにより、ATF利用アプリケーションと同様な非ネイティブアプリケーションとして構築した場合と比較して、コード変換を無くして処理速度の向上および節電を可能としている。また、ATFアプリケーションは、バックグランドで動作可能に構成されており、通話等の他の機能が制限されることがない。さらに、ATFアプリケーションは、バックグランドで動作するため、アプリケーションの動作中に常にディスプレイに画像描画される構成と比較して節電が可能となる。
図4を参照して、位置測位端末による測位処理の一例について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る位置測位端末の測位処理の処理シーケンスの一例を示す図である。なお、ここでは、移動静止判定部により移動中と判定されてATFアプリケーション実行部が動作されているものとして説明する。
図4に示すように、ATFサービスが有効とされると(ステップS01)、ATFアプリケーション実行部11から測位指令がGPSアプリケーション実行部12に出力される(ステップS02)。次に、ATFアプリケーション実行部11からの測位指令に基づいて、GPSアプリケーション実行部12からGPS信号受信部13に受信指令が出力される(ステップS03)。
次に、GPSアプリケーション実行部12からの受信指令に基づいて、GPS信号受信部13によりGPS衛星2からGPS信号が受信され(ステップS04)、GPSアプリケーション実行部12にGPS信号が出力される(ステップS05)。次に、GPS信号受信部13からのGPS信号に基づいてGPSアプリケーション実行部12により位置情報が算出され(ステップS06)、算出された位置情報がATFアプリケーション実行部11に出力される(ステップS07)。
次に、ATFアプリケーション実行部11に出力された位置情報は、通信部14に送信され(ステップS08)、通信部14からサーバ装置3に送信される(ステップS09)。このシーケンスにおいては、ATFアプリケーションがバックグランドで自動的に動作されるため、位置測位端末1のディスプレイにメニュー画面等が表示されることがなく、描画処理が省略される分だけ処理速度の向上および節電される。
サーバ装置3に位置情報が送信され、サーバ装置3から位置測位端末1にコンテンツ情報が配信されると、例えば、図5(a)に示す待受画面に、図5(b)、(d)に示すようなメッセージが表示される。そして、メッセージが確認されると、ATF利用アプリケーションが起動し、図5(c)、(e)に示すような情報が表示される。このように、コンテンツプロバイダからユーザの現在位置に対応したコンテンツ情報が配信されたときだけ、ディスプレイに情報が表示される。
図6を参照して、位置測位装置による移動静止判定処理の一例について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態に係る位置測位端末の移動静止判定処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、ATFサービスが有効とされると、移動静止判定部17により移動静止判定処理が開始される(ステップS11)。次に、歩行検出部15により検出された歩行時間と歩行判定閾値とが比較される(ステップS12)。歩行時間が歩行判定閾値以上の場合(ステップS12:Yes)、歩行による移動中と判定されてATFアプリケーション実行部11が動作され(ステップS13)、ステップS12に戻って処理が行われる。
一方、歩行時間が歩行判定閾値より短い場合(ステップS12:No)、セル/セクタ切替検出部16により検出された切替時間と切替判定閾値とが比較される(ステップS14)。切替時間が切替判定閾値以上の場合(ステップS14:Yes)、静止中と判定されてATFアプリケーション実行部11が停止され(ステップS15)、ステップS12に戻って処理が行われる。
切替時間が切替判定閾値より短い場合(ステップS14:No)、所定の時間内に同一の在圏セル/セクタへの切替の有無が判定される(ステップS16)。この場合、在圏セル/セクタの切替の検出後からの経過時間を計時する図示しない在圏時間計時タイマ部(第1のタイマ部)を備えると共に、過去在圏していたセルID/セクタIDを記憶するように構成する。そして、在圏時間計時タイマ部により在圏時間判定時間が計時されるまでに、無線基地局から同一のセルID/セクタIDの通知を受けたか否かで判定される。
所定の時間内に同一の在圏セル/セクタへの切替有りと判定されると(ステップS16:Yes)、ユーザがセル/セクタの境界に在圏しているとして、静止中と判定されATFアプリケーション実行部11が停止され(ステップS15)、ステップS12に戻って処理が行われる。一方、所定の時間内に同一の在圏セル/セクタへの切替なしと判定されると(ステップS15:No)、乗り物による高速移動中と判定されてATFアプリケーション実行部11が動作され(ステップS17)、ステップS12に戻って処理が行われる。
このように、移動静止判定処理により、ユーザが静止中と判定された場合にATFアプリケーション実行部11が停止されるため、ユーザの静止中におけるATFアプリケーション実行部11の動作を抑えて位置測位端末1の節電が可能となる。
なお、上記した第1の実施の形態においては、ユーザの移動中にはATFアプリケーション実行部11が動作されるため、例えば、ユーザの移動中においては比較的短い数秒間隔で測位指令が出力される。また、ユーザの静止中にはATFアプリケーション実行部11が停止されるため、ユーザが長期間静止しているときにサーバ装置3から位置測位端末1が認識されないおそれがある。そこで、ネットワークの輻輳低減や位置測位端末1の節電の効果をさらに向上させる処理およびキープアライブ処理を追加することが考えられる。
この場合、位置測位端末1は、歩行監視タイマ部(第2のタイマ部)と、高速移動監視タイマ部(第2のタイマ部)と、キープアライブタイマ部(第3のタイマ部)とをさらに備えて構成する。歩行監視タイマ部は、歩行による移動中にATFアプリケーション実行部11による測位指令の出力後からの経過時間を計時するものであり、歩行用保留時間が計時されるまで測位指令を保留させる。高速移動監視タイマ部は、乗り物による高速移動中にATFアプリケーション実行部11による測位指令の出力後からの経過時間を計時するものであり、高速移動用保留時間が計時されるまで測位指令を保留させる。
キープアライブタイマ部は、キープアライブ情報の送信後からの経過時間を計時するものであり、キープアライブ時間の計時により移動静止判定の判定結果に関わらず、サーバ装置3にキープアライブ情報を送信させる。なお、ここでいうキープアライブ情報とは、サーバ装置3に定期的に送信されるキープアライブ用の位置情報である。すなわち、ユーザが静止中であっても、位置測位端末1からサーバ装置3に対して定期的、例えば24時間毎に位置情報が送信され、サーバ装置3により位置測位端末1の位置や状態が認識される。
図7および図8を参照して、移動静止判定部により移動中と判定された場合の処理フローの一例について説明する。図7は、移動静止判定部により歩行による移動と判定された場合の処理フローの一例を示すフローチャートである。図8は、移動静止判定部により乗物による高速移動中と判定された場合の処理フローの一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、移動静止判定処理のステップS13において歩行による移動中と判定された場合、歩行監視タイマ部の計時中か否かが判定される(ステップS21)。歩行監視タイマ部の計時中ではないと判定された場合(ステップS21:No)、ATFアプリケーション実行部11が動作され測位指令が出力される(ステップS23)。一方、歩行監視タイマ部の計時中と判定された場合(ステップS21:Yes)、歩行監視タイマ部により歩行用保留時間が計時された否かが判定される(ステップS22)。
歩行監視タイマ部により歩行用保留時間が計時されないと判定された場合(ステップS22:No)、移動静止判定処理のステップS12に戻って処理が行われる。一方、歩行監視タイマ部により歩行用保留時間が計時されたと判定された場合(ステップS22:Yes)、ATFアプリケーション実行部11が動作され測位指令が出力される(ステップS23)。ATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されると、歩行監視タイマ部がリセットされて計時が開始され(ステップS24)、移動静止判定処理のステップS12に戻って処理が行われる。
図8に示すように、移動静止判定処理のステップS17において乗物による高速移動中と判定された場合、高速移動監視タイマ部の計時中か否かが判定される(ステップS31)。高速移動監視タイマ部の計時中ではないと判定された場合(ステップS31:No)、ATFアプリケーション実行部11が動作され測位指令が出力される(ステップS33)。一方、高速移動監視タイマ部の計時中と判定された場合(ステップS31:Yes)、高速監視タイマ部により高速移動用保留時間が計時された否かが判定される(ステップS32)。
高速移動監視タイマ部により高速移動用保留時間が計時されないと判定された場合(ステップS32:No)、移動静止判定処理のステップS12に戻って処理が行われる。一方、高速移動監視タイマ部により高速移動用保留時間が計時されたと判定された場合(ステップS32:Yes)、ATFアプリケーション実行部11が動作され測位指令が出力される(ステップS33)。ATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されると、高速移動用監視タイマ部がリセットされて計時が開始され(ステップS34)、移動静止判定処理のステップS12に戻って処理が行われる。
このように、ATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されてから、次の測位指令が出力されるまでの保留時間を設けることにより、位置測位端末1とサーバ装置3との通信量が減少されると共に、ATFアプリケーション実行部11の動作時間が減少される。したがって、ネットワークの輻輳低減や位置測位端末1の節電の効果をさらに向上させることが可能となる。
なお、上記した追加の処理フローにおいては、歩行用監視タイマ部と高速移動用監視タイマ部とを設けて、歩行による移動中と乗物による高速移動中とに判定された場合に応じて個別に処理する構成としたが、この構成に限定されるものではない。単一のタイマ部を設けて、歩行による移動中と乗物による高速移動中に関わらず単一の処理フローで処理する構成としてもよい。また、保留時間は適宜変更可能である。
図9を参照して、キープアライブ処理の一例について説明する。図9は、キープアライブ処理の一例を示すフローチャートである。なお、初期状態においてキープアライブタイマ部は計時を開始しているものとする。
ATFサービスが有効とされると、キープアライブタイマ部によりキープアライブ時間が計時されたか否かが判定される(ステップS41)。キープアライブタイマ部によりキープアライブ時間が計時されないと判定された場合(ステップS41:No)、キープアライブ時間が計時されるまでステップS41を繰り返す。一方、キープアライブタイマ部によりキープアライブ時間が計時されたと判定された場合(ステップS41:Yes)、ATFアプリケーション実行部11が動作され測位指令が出力される(ステップS42)。
ATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されると、キープアライブタイマ部がリセットされて計時が開始され(ステップS43)、ステップS41に戻って処理が行われる。このように、定期的にATFアプリケーション実行部11が動作されて、GPSアプリケーション実行部12を介して受信した位置情報がサーバ装置3に対して送信されるため、サーバ装置3に位置測位端末1がATFサービスがOFFの圏外か、ユーザが長期静止しているのかを区別させて認識させることが可能となる。
また、上記した第1の実施の形態においては、通勤電車の下車時等のように、多数のユーザが同じ場所で同時に静止状態から移動状態となる場合には、ネットワークにコンテンツ情報や位置情報等の一斉送信が行われるおそれがある。そこで、ネットワークの輻輳をさらに低減させる構成が考えられる。この場合、位置測位端末1は、トラフィック分散タイマ部(第4のタイマ部)をさらに備えて構成する。
トラフィック分散タイマ部は、移動静止判定部17により静止中から移動中に判定されてからの経過時間を計時するものであり、一定時間内のランダムなランダム保留時間が計時されるまで測位指令を保留する。このように、多数のユーザが静止状態から移動状態となって場合に、各ユーザの保留時間がランダムに設定されるため、測位タイミングが重なる確率を大幅に低減し、ネットワークの輻輳をさらに低減させることが可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る位置測位端末1によれば、ATFアプリケーション実行部11が、CPUが直接実行可能なネイティブコードで記述されたATFアプリケーションにより動作するため、位置測位端末1の位置測位時に、ネイティブコードへのコード変換が不要となり節電することができる。また、ATFアプリケーション実行部11がバックグランドにおいて動作されるため、ATFアプリケーションの動作中に常にディスプレイに画像描画される構成と比較して節電することができる。また、ATFアプリケーション実行部11がバックグランドにおいて動作するため、通話等の他の機能が制限されることがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態に係る位置測位端末は、上記した第1の実施の形態に係る位置測位端末と、主に移動静止判定処理について相違する。したがって、同一の構成については極力説明を省略し、相違点についてのみ詳細に説明する。また、同一名称には同一の符号を付して説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態における移動静止判定の概要の説明図である。
図10に示すように、本実施の形態に係る位置測位端末1において、ATFアプリケーション実行部11が所定の出力周期、例えば5分間隔で測位指令を出力するように構成されている。この出力周期内で所定距離、例えば50m以上の歩行または在圏セル/セクタの切替が検出された場合に測位指令が出力され、所定の出力周期内で所定距離以上の歩行または在圏セル/セクタの切替が検出されない場合にATFアプリケーション実行部11が停止される。
さらに、歩行検出部15による所定距離の歩行検出またはセル/セクタ切替検出部16によるセル/セクタの切替の検出をトリガとして、ATFアプリケーション実行部11の停止中から動作が開始される。また、本実施の形態に係る位置測位端末1は、出力周期を計時する出力周期監視タイマ部をさらに備え、第1の実施の形態における歩行検出部15は、出力周期内の歩行距離を検出するように構成されている。
図11を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る位置測位装置による移動静止判定処理の一例について説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態に係る位置測位端末の移動静止判定処理の一例を示すフローチャートである。なお、初期状態においては、ATFアプリケーション実行部は停止されているものとする。
図11に示すように、ATFアプリケーション実行部11の停止中において、所定距離の歩行検出またはセル/セクタの切替の検出された場合(ステップS51)、ATFアプリケーション実行部11が動作されて測位指令が出力される(ステップS52)。ATFアプリケーション実行部11が動作されると、出力周期監視タイマ部の計時が開始される(ステップS53)。出力周期監視タイマ部により計時が開始されると、出力周期内に所定距離の歩行が検出されたか否かが判定される(ステップS54)。
出力周期内に所定距離の歩行が検出されたと判定されると(ステップS54:Yes)、歩行による移動中と判定されてATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されると共に、出力周期監視タイマ部がリセットされ(ステップS55)、ステップS53に戻って処理が行われる。一方、出力周期内に所定距離の歩行が検出されないと判定されると(ステップS54:No)、出力周期内にセル/セクタの切替が検出されたか否かが判定される(ステップS56)。
出力周期内にセル/セクタの切替が検出されたと判定されると(ステップS56:Yes)、乗物による高速移動と判定されてATFアプリケーション実行部11から測位指令が出力されると共に、出力周期監視タイマ部がリセットされ(ステップS55)、ステップS53に戻って処理が行われる。一方、出力周期内にセル/セクタの切替が検出されないと判定されると(ステップS56:No)、静止中と判定されてATFアプリケーション実行部11および出力周期監視タイマ部が停止されると共に、歩行距離がリセットされ(ステップS57)、ステップS51に戻って処理が行われる。
また、本実施の形態においても、位置測位端末1に在圏時間計時タイマ部、キープアライブタイマ部、トラフィック分散タイマ部をさらに備えて、ユーザがセル/セクタの境界にいる場合の移動静止判定処理、サーバ装置3に対するキープアライブ処理、複数のユーザの測位タイミングの重なりを少なくするトラフィック分散処理を行うようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る位置測位端末1によれば、所定の出力周期内において所定距離の歩行またはセル/セクタの切替が検出された場合に、ATFアプリケーション実行部11が動作するように構成されるため、位置測位端末1とサーバ装置3との通信量が減少されると共に、ATFアプリケーション実行部11の動作時間が減少される。したがって、ネットワークの輻輳低減や位置測位端末1の節電の効果をさらに向上させることが可能となる。
なお、上記した各実施の形態においては、移動静止判定部17の判定結果に応じて、移動中のみATFアプリケーション実行部11を動作させるようにしたが、この構成に限定されるものではない。ATFアプリケーション実行部11をバックグランドにおいて常時動作させておく構成としてもよいし、一定の時間間隔で間欠的に動作させるようにしてもよい。
また、上記した各実施の形態においては、歩行検出部15およびセル/セクタ切替検出部16からの検出結果に応じて、移動静止判定処理を行う構成としたが、この構成に限定されるものではない。ユーザの移動状態および静止状態を判定可能な構成であれば、どのような構成であってもよく、例えば、加速度の変化量や手動による移動・静止モードの切替に基づいて移動静止判定処理を行うようにしてもよい。さらに、歩行検出部15およびセル/セクタ切替検出部16のいずれかで検出結果に基づいて移動静止判定処理を行う構成としてもよい。
また、上記した各実施の形態においては、測位装置としてGPS衛星2を例示して説明したこの構成に限定されるものではない。位置測位端末1を測位して、位置測位端末1に測位信号を送信するものであれば、どのような装置であってもよい。
また、ATFアプリケーションによりGPSアプリケーションによる測位処理および移動静止判定部による移動静止判定処理がなされるようにしてもよいし、個別のアプリケーションにより測位処理および移動静止判定処理がなされるようにしてもよい。
また、上記した第1の実施の形態においては、移動静止判定部において、歩行時間判定閾値、切替時間判定閾値と、歩行検出部で検出された歩行時間、セル/セクタ切替検出部で検出された切替時間とを比較する構成としたが、この構成に限定されるものではない。移動静止判定部以外の機能部で行うようにしてもよく、例えば、歩行検出部やセル/セクタ検出部で行うようにしてもよいし、新たに機能部を追加するようにしてもよい。同様に、上記した第2の実施の形態で、出力周期内における所定距離以上の歩行検出、セル/セクタの切替検出の判断についても、移動静止判定部ではなく歩行検出部やセル/セクタ検出部で行うようにしてもよいし、新たに機能部を追加するようにしてもよい。
また、上記した各実施の形態においては、位置測位端末の通信部から直に位置情報をコンテンツプロバイダのサーバ装置に送信する構成としたが、この構成に限定されるものではない。位置測位端末から中継端末を介してサーバ装置に送信するようにしてもよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、通話等の機能が制限されることなく位置測位することができると共に、位置測位時に節電することができるという効果を有し、特にGPS衛星からのGPS信号を受信して位置測位する位置測位端末および位置測位方法に有用である。
1 位置測位端末
2a、2b、2c GPS衛星(測位装置)
3a、3b、3c サーバ装置(外部装置)
11 ATFアプリケーション実行部(測位指令部)
12 GPSアプリケーション実行部(位置情報取得部)
13 GPS信号受信部(位置情報取得部)
14 通信部
15 歩行検出部(歩行時間検出部、歩行距離検出部)
16 セル/セクタ切替検出部
17 移動静止判定部
21 ATF利用アプリケーション実行部
22 ATF制御情報記憶部
23 表示部

Claims (8)

  1. 演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションによりバックグランドにおいて動作し、測位指令を出力する測位指令部と、
    前記測位指令に基づいて、測位装置から測位信号を受信し、受信した前記測位信号に基づいて自身の現在地を示す位置情報を算出する位置情報取得部と、
    外部装置に前記位置情報を送信する通信部と、
    自身が移動中か静止中かを判定する移動静止判定部と、
    ユーザの歩行時間を検出する歩行時間検出部と、
    セル/セクタの切替を検出するセル/セクタ切替検出部とを備え、
    前記移動静止判定部は、前記歩行時間が所定の歩行判定時間以上の場合には移動中と判定し、前記歩行時間が前記歩行判定時間より短い場合において、所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出された場合には移動中と判定し、前記所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出されない場合には静止中と判定し、
    前記移動静止判定部により、自身が移動中と判定された場合には前記測位指令部が動作され、自身が静止中と判定された場合には前記測位指令部が停止されることを特徴とする位置測位端末。
  2. 前記セル/セクタの切替検出後からの経過時間を計時する第1のタイマ部を備え、
    前記第1のタイマ部により前記セル/セクタにおける所定の在圏時間が計時されるまでに、在圏時間中に過去に切替が検出されたセル/セクタへの切替が再び検出された場合に前記移動静止判定部は静止中と判定することを特徴とする請求項1に記載の位置測位端末。
  3. 前記測位指令の出力後からの経過時間を計時する第2のタイマ部を備え、
    前記第2のタイマ部により次回の測位指令の出力を保留する保留時間が計時されるまで、前記移動静止判定部による移動中か静止中かの判定が繰り返されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の位置測位端末。
  4. 演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションによりバックグランドにおいて動作し、測位指令を出力する測位指令部と、
    前記測位指令に基づいて、測位装置から測位信号を受信し、受信した前記測位信号に基づいて自身の現在地を示す位置情報を算出する位置情報取得部と、
    外部装置に前記位置情報を送信する通信部と、
    自身が移動中か静止中かを判定する移動静止判定部と、
    ユーザの歩行距離を検出する歩行距離検出部と
    セル/セクタの切替を検出するセル/セクタ切替検出部とを備え、
    前記測位指令部は所定の出力周期で測位指令を出力し、
    前記移動静止判定部は、前記出力周期内における前記歩行距離が所定距離以上の場合には移動中と判定し、前記出力周期内における前記歩行距離が所定距離より短い場合において、前記出力周期内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出された場合には移動中と判定し、前記出力周期内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出されない場合には静止中と判定し、
    前記移動静止判定部により、自身が移動中と判定された場合には前記測位指令部が動作され、自身が静止中と判定された場合には前記測位指令部が停止されることを特徴とする位置測位端末。
  5. キープアライブ情報として送信される位置情報が前記サーバ装置に送信されてからの経過時間を計時する第3のタイマ部を備え、
    前記第3のタイマ部により前記キープアライブ用の位置情報の送信間隔を示すキープアライブ時間が計時された場合に、前記移動判定部の判定に関わらず、前記測位指令部から測位指令が出力されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の位置測位端末。
  6. 移動静止判定部により静止中から移動中に判定されてからの経過時間を計時する第4のタイマ部を備え、
    前記4のタイマ部により、一定時間内のランダム時間であって前記測位指令を保留するランダム保留時間が計時されるまで、前記測位指令部の測位指令が保留されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の位置測位端末。
  7. 演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションによりバックグランドにおいて動作し、測位指令を出力する測位指令部と、
    前記測位指令に基づいて、測位装置から測位信号を受信し、受信した前記測位信号に基づいて自身の現在地を示す位置情報を算出する位置情報取得部と、
    外部装置に前記位置情報を送信する通信部と、
    自身が移動中か静止中かを判定する移動静止判定部と、
    前記移動静止判定部により静止中から移動中に判定されてからの経過時間を計時する第4のタイマ部とを備え、
    前記移動静止判定部により、自身が移動中と判定された場合には前記測位指令部が動作され、自身が静止中と判定された場合には前記測位指令部が停止され、
    前記4のタイマ部により、一定時間内のランダム時間であって前記測位指令を保留するランダム保留時間が計時されるまで、前記測位指令部の測位指令が保留されることを特徴とする位置測位端末。
  8. 演算部が直接実行可能なネイティブコードで記述されたアプリケーションによりバックグランドにおいて動作し、測位指令を出力するステップと、
    前記測位指令に基づいて、測位装置から測位信号を受信するステップと、
    前記測位信号に基づいて自身の現在位置を示す位置情報を算出するステップと、
    前記位置情報を利用したサービスを提供するサーバ装置に前記位置情報を送信するステップと、
    ユーザの歩行時間を検出するステップと、
    セル/セクタの切替を検出するステップと、
    前記歩行時間が所定の歩行判定時間以上の場合には自身を移動中と判定し、前記歩行時間が前記歩行判定時間より短い場合において、所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出された場合には自身を移動中と判定し、前記所定の時間内に異なる前記セル/セクタの切替が複数回検出されない場合には自身を静止中と判定するステップと、
    自身を移動中と判定した場合には前記測位指令部を動作させ、自身を静止中と判定した場合には前記測位指令部を停止させるステップとを備えたことを特徴とする位置測位方法。
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