JP4891621B2 - 電気計測プローブ用変位拡大機構および基板検査装置 - Google Patents

電気計測プローブ用変位拡大機構および基板検査装置 Download PDF

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本発明は、電気計測プローブをより安定した状態のもとで迅速に移動させることができる電気計測用プローブ用変位拡大機構および基板検査装置に関する技術である。
は、基板検査装置の概略構成例を示す説明図であり、通常、基板検査装置101は、装置本体102側に位置固定された固定側アーム部103と、該固定側アーム部103の長さ方向に沿わせてX軸方向への移動を自在に配設される可動側アーム部104と、該可動側アーム部104の長さ方向に沿わせてY軸方への移動を自在に配設される移動体105とを少なくとも備えている。
また、該移動体105には、介在片106を介して昇降機構107が配設されており、該昇降機構107側に電気計測プローブ108を取り付けてZ軸方向に移動させることで、装置本体102側に定置されている被検査基板109の所定の検査ポイントに電気計測プローブ108を接触させて必要な電気的な計測を行うことができるようになっている。
および図は、その際における電気計測プローブのためのZ軸方向への昇降機構の具体例を示す説明図であり、そのうちの図に示す昇降機構111は、X−Y軸方向への移動を自在に配設されてその適宜位置に電気計測用プローブ(図示せず)が取り付けられるテーブル112と、モータ軸113に固定された一方のプーリー114と、従動回転が自在に軸支された他方のプーリー115と、これらのプーリー114,115相互間に掛け渡されたベルト116とで構成され、該ベルト116の一部を固定部117を介してテーブル112側に固定して該テーブル112を直動ガイド118に案内させながらベルト116の移動方向へと従動させることで、昇降させることができるようになっている。
しかし、図に示す昇降機構111は、その製造時における組み立て作業中にベルト116に好ましいテンションを付与してプーリー114,115相互間に掛け渡すのが難しいほか、次のような問題もあった。
(1)応答特性がよくない。
(2)立ち上がりが遅い。
(3)騒音が発生する。
(4)ベルト116とプーリー114,115との間で摩擦熱が生じる。
(5)1mmの移動に4ms程度の時間を要する。
また、図に示す昇降機構121は、X−Y軸方向への移動を自在に配設されたモータ122と、該モータ122のモータ軸123に連結されて従動回転するボールねじ124と、該ボールねじ124の回転により直動ガイド125に沿って進退移動するテーブル126とで構成され、該テーブル126側の適宜位置に電気計測プローブ(図示せず)を取り付けて使用されることになる。
しかし、図に示す昇降機構121には、次のような問題があった。
(1)装置が高価である。
(2)騒音が発生する。
(3)質量が大きいので、平面位置決めX−Y移動部も大きくなってしまう。
(4)1mmの移動に4ms程度の時間を要する。
一方、上記した問題点がなく図や図に示す昇降機構に代わり得るものとしては、たとえば下記特許文献1に開示されている変位拡大機構がある。
特開2001−22445号公報
は、上記特許文献1に開示されている変位拡大機構の一例を示す説明図である。図(a)によれば、基端側がヒンジ3を介して固定台1に支持されたアーム5と、一端がアーム5先端側に接続され、かつ、他端が固定台1に接続されたバネ6と、該バネ6の弾力性に抗してアーム5の一部を押圧して、アーム5の先端側を所定の変位方向Yに沿って変位させることができる圧電体2とを備えている。この場合、アーム5は、圧電体2を伸縮動作させていない状態において、バネ6によって変位方向Yの手前側に向けて所定の角度θ1だけ傾けられた状態で維持されている。
また、アーム5は、直交座標X−YのX軸方向に平行な水平軸Hに沿って突出しており、その先端側には、変位拡大機構の出力変位端5aが位置することになる。
しかも、圧電体2は、直交座標X−YのY軸方向(変位方向Y)に沿って配置されており、その基端が固定台1に固定され、その先端はアーム5に取り付けられたピン4と連結されている。
このため、図に示す変位拡大機構によれば、圧電体2を図(b)に示すようにY軸方向に伸ばすと、その伸張量に応じた押圧力がピン4を介してアーム5側に作用し、その結果、ヒンジ3を支点にしてアーム5の先端側を所定の変位方向Yに沿って変位させることができることになる。なお、圧電体2をY軸方向に縮めると、アーム5は、バネ6の弾性力により元の位置へと自動的に戻ることになる。
したがって、図に示す変位拡大機構による場合には、小型で、かつ、安定した状態のもとで、アーム5の先端側(荷重点)を高速に動作させることができることになる。
しかし、図に示す変位拡大機構は、圧電体2の伸張量がアーム5の先端側(荷重点)の移動量に依存していることから、圧電体2の伸張量を小さくするとアーム5の先端側(荷重点)に必要とする移動量を付与することができない不都合があった。
本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、荷重点である変位出力端側に応答特性に優れた必要な移動量を付与して電気計測プローブをZ軸方向に迅速に移動させることができる電気計測プローブ用変位拡大機構及び基板検査装置を提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明(電気計測プローブ用変位拡大機構)は、装置本体に移動を自在に配設される移動体に取り付けられる基台部と、相手材に当接して力点として作用させる当接部をその自由端である変位端に備えて前記基台部側に伸縮制御を自在に配設される伸縮体と、該伸縮体の前記当接部からの押圧力を受けて変位出力端側に対しZ軸方向への変位量を拡大して伝達すべく、前記基台部との間に介在させた支点部を介して連結される前記相手材としてのアーム体とで少なくとも構成され、該アーム体は、上端部側を開放端とする縦辺としての変位入力側のアーム部と、該アーム部の荷重点となる下端部にその基端部が連結される横辺としての変位出力側のアーム部とで略L字形を呈して形成され、これら各アーム部相互が連結されたコーナー部に介在させた前記支点部を介して前記基台部側と連結され、前記伸縮体は、変位入力側のアーム部の前記上端部の一方の側にその当接部を当接させた一側伸縮体と、前記上端部の他方の側にその当接部を当接させた他側伸縮体とからなり、これら一側伸縮体と他側伸縮体とから変位入力側のアーム部の前記上端部に対し各別に付与される押圧力の程度に応じて変位させられる前記下端部の変位量を拡大して出力する変位出力側の前記アーム部の先端部である前記変位出力端には、変位出力端側に回動自在に軸支され、かつ、直道レールに沿って昇降する直道ブロックのZ軸方向への動きに従動する昇降体を配置し、該昇降体に連結される電気計測プローブに対し非直線的な動きを直線的な動きに変換してZ軸方向での拡大された変位量の付与を可能としたことを最も主要な特徴とする
一方、第2の発明(基板検査装置)は、移動を自在に装置本体に配設される動体に対し、請求項に記載の電気計測プローブ用変位拡大機構を前記基台部を介して取り付けたことを最も主要な特徴とする。
このため、第1の発明によれば、伸縮体の当接部からの押圧力を受けてアーム体の電気計測プローブが取り付けられる荷重点としての変位出力端側に対し、Z軸方向での拡大された非直線的な動作での変位量を直線的な動作での変位量に変換して付与することができるので、該変位出力端側に連結される電気計測プローブに対し、好ましい応答特性のもとでZ軸方向へと迅速に移動させることができる。また、第1の発明によれば、機構の全体をコンパクト化することができるので、コストの低減を図ることができるばかりでなく、その重量を軽量化して所定方向への移動を高速化することで測定速度をより速くすることができる。
2の発明によれば、移動を自在に装置本体に配設され動体に対し、請求項に記載の電気計測プローブ用変位拡大機構が前記基台部を介して取り付けられているので、その質量が小さいこともあって所定方向での平面位置決めを正確で安定したものとすることができる。また、電磁ノイズをなくすることで測定作業の高速化と安定化とを実現することができるほか、Z軸方向を位置決めした後に電気計測プローブ用変位拡大機構の変位出力端側に予圧をかけておくことができるので、Z軸側の整定性を高めて応答特性を向上させることもできる。
本発明は、被検査基板を電気的に検査するために用いられる電気計測プローブを備える変位出力端側に対し、力点側から付与された変位量を拡大してZ軸方向に向けて出力することができる電気計測プローブ用変位拡大機構(第1の発明)と、該電気計測プローブ用変位拡大機構を備える基板検査装置(第2の発明)とに適用して実施することができる。
このうち、第1の発明の基本構成につき、図1を参酌しながらその概要を説明すれば、電気計測プローブ用変位拡大機構(以下、「変位拡大機構」と略称する。)11は、例えば図に示されている装置本体102にX−Y軸方向への移動を自在に配設される移動体105への取付けが自在な基台部12と、相手材に当接して力点として作用させる当接部25(25a,25b)をその自由端である変位端24(24a,24b)に備えて基台部12側にその基端部23(23a,253)側を介して伸縮制御を自在に配設される例えば圧電素子などからなる伸縮体22(22a,22b)と、該伸縮体22(22a,22b)の当接部25(25a,25b)からの押圧力を受けて変位出力端57側に対しZ軸方向への変位量を拡大して伝達すべく、基台部12に介在させた支点部15を介して連結される相手材としてのアーム体32とで少なくとも構成されている。
この場合、アーム体32は、伸縮体22(22a,22b)からの押圧力を受ける変位入力側のアーム部4と、の変位出力端57側にZ軸方向への変位量が拡大して伝達される変位出力側のアーム部55とを一体に連結して構成されている。そして、このような構成を具備させることにより、電気計測プローブPが取り付けられる荷重点としての変位出力端57側へは、アーム体32を介してZ軸方向での拡大された変位量の付与を自在とすることができるようになっている。
すなわち、1によれば縮体22は、一側圧伸縮体22aと他側伸縮体22bとを組み合わせることで配設されている。
また、アーム体32は、上端54a側を開放端とする縦辺としての変位入力側のアーム部54と、該アーム部54の荷重点となる下端54b側にその基端55a側が連結される横辺としての変位出力側のアーム部55とで略L字形を呈して一体形成されている。
この場合、アーム体32は、変位入力側のアーム部54と変位出力側のアーム部55との連結部位であって、該アーム部55の延長方向に位置するコーナー部56側に介在させた支点部1を介して基台部12と連結されており、変位出力側のアーム部55は、これにより支点部1を介してその長さ方向でのシーソ状の動作が可能となっている。
しかも、変位入力側のアーム部54の上端54a側に対しては、その一方の側に一側伸縮体22aの当接部25aが、他方の側に他側伸縮体22bの当接部25bがそれぞれ当接する配置関係となっている。したがって、変位入力側のアーム部54の荷重点側に位置する下端54b側に対しては、一側伸縮体22aと他側伸縮体22bとの押し出し方向とは逆向きの動きを付与することができることになり、この動きに応じてその変位出力端57である変位出力側のアーム部55の先端55b側に対し上下方向に振れるような動作をさせることができることになる。なお、変位出力側のアーム部55の先端55b側には、直動レール61に沿って昇降する直動ブロック62が支軸部63を介して回動自在に軸支され、該直動ブロッ62のZ軸方向への動きに従動する昇降体64(直動システム)に電気計測用プローブPが取り付けられている。
次に、第2の発明に係る基板検査装置につき、上記構成からなる第1の発明の作用・効果とともに以下に説明すれば、図示しない基板検査装置は、例えば図に示されているようにX−Y軸方向への移動を自在に装置本体102に配設される移動体105に対し、既述の変位拡大機構11を具備させることで、その全体が形成されている。
すなわち、変位拡大機構11は、図に示す装置本体102が備える移動体105に対し基台部12を介して取り付けた上で、移動体105を被検査基板109の検査ポイントの位置へとX−Y軸方向に移動させることで、所定の検査ポイントの位置に向けて位置決めさせることができる。
この場合、変位拡大機構11は、その全体を軽量・コンパクト化することでその質量も小さなものとなっていることもあって、X−Y軸方向での平面位置決めを行う際に、移動体105自体を正確で安定した状態のもとで高速に移動させることができる。また、変位拡大機構11を搭載した基板検査装置は、モータを使用することなくZ軸方向へ駆動させることができる。このため、モータを使用する場合に発生する電磁ノイズからの影響をなくす処理(アナログ回路でのフィルタ処理やソフトでのフィルタ処理)を不要とすることで、測定作業の高速化と安定化とを実現することができるほか、Z軸方向を位置決めした後に電気計測プローブ用変位拡大機構11の変位出力端側に予圧をかけておくことができるので、Z軸側の整定性を高めて応答特性を向上させることもできる。
この場合における変位拡大機構11の作用・効果をより詳しく説明すれば、変位拡大機構11は、その全体をコンパクト化してコストの低減を図ることができるばかりでなく、その重量を軽量化してX−Y軸方向への移動を高速化することで測定速度をより速くすることができる。
また、アーム体32は、例えば圧電素子からなる伸縮体22(22a,22b)に電圧を印加することで、それぞれの先端側に位置している変位端24(24a,24b)を伸張させ、該変位端24(24a,24bが備える当接部25(25a,25b)からの押圧力を受けて電気計測プローブPが取り付けられる荷重点としての変位出力端57側に対し、Z軸方向での拡大された変位量を付与することができる。
このため、電気計測プローブPは、非直線的な動作が少なく、かつ、機械的な駆動源ではなく例えば電磁歪などの非機械的な動きをその駆動源としてZ軸方向に移動させることができることになる。つまり、電気計測プローブPの移動は、高い応答性のもとで例えば1mmの移動を1ms程度の時間で行うことができるので、図よび図に示す従来機構に比較してその移動時間を1/4程度にまで短縮することができる。なお、電気計測プローブPの上昇は、伸縮体22の当接部25に付与される押圧力を逆に弱めてやる(その変位端24の位置を初期位置方向へと復帰させる)ことにより行うことができる。
すなわち辺である変位入力側のアーム部54の上端54a側には、その一方の側に一側伸縮体22aの当接部25aが、他方の側に他側伸縮体22bの当接部25bがそれぞれ当接配置されているので、変位入力側のアーム部54の荷重点側に位置する下端54b側に対し一側伸縮体22aと他側伸縮体22bとの押し出し方向とは逆向きの動きを付与することができることになる。
つまり、図において右側に位置している他側伸縮体22bの当接部25bの押圧力を左側の一側伸縮体22aの当接部25aの押圧力よりも強くすることで、変位入力側のアーム部54の荷重点である下端54b側を右方向へと変位させることができる。
変位入力側のアーム部54の下端54b側を右方向に変位させると、これと連結されている変位出力側のアーム部55の先端55bは、Z軸方向である非直線的な動作のもとで上昇方向へとその変位量を拡大させて変位することになる。
しかも、変位入力側のアーム部54の上端54a側に与えられた非直線的な動作での変位量は、変位出力側のアーム部55の先端55b側に昇降体64を含む直動システムのもとで取り付けられている電気計測プローブPに対し、高い剛性のもとでZ軸方向への拡大された直線的な動作での変位量として付与することができることになる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な内容はこれに限定されるものではない。例えば、基台部12は、位置固定タイプのものであってもよい。また、移動体105は、X−Y軸方向を含む所定方向への移動を自在に配設するものであればよい
さらに、側伸縮体22aと他側伸縮体22bとのそれぞれの基端部23a,23bの底面側に左側のものは右側方向へと、右側のものは左側方向へと押し出すことができる予圧を加えておくことにより、計測時における電気計測用プローブPに対しより好ましい剛性を付与することができるようにしておくこともできる。
本発明に用いられる伸縮体22(22a,22b)としては、圧電素子を好適に用いることができるものの、例えば磁歪素子や電動機を利用して伸縮制御できる構造を備えているものであってもよい。
本発明の例を示す概念図。 基板検査装置の概略構成例を示す説明図。 従来からある電気計測用プローブのZ軸方向への移動機構の一例を示す説明図。 従来からある電気計測用プローブのZ軸方向への移動機構の他例を示す説明図。 特許文献1に開示されている変位拡大機構の一例を示す説明図。
11 電気計測プローブ用変位拡大機構
12 基台部
支点部
22 伸縮体
22a 一側伸縮体
22b 他側伸縮体
2323a,23b 基端部
2424a,24b 変位端
2525a,25b 当接部
32 アーム体
54 変位入力側のアーム部
54a 上端
54b 下端
55 変位出力側のアーム部
55a 基端
55b 先端
56 コーナー部
57 変位出力端
61 直動レール
62 直動ブロック
63 支軸部
64 昇降体
P 電気計測プローブ

Claims (2)

  1. 装置本体に移動を自在に配設される移動体に取り付けられる基台部と、相手材に当接して力点として作用させる当接部をその自由端である変位端に備えて前記基台部側に伸縮制御を自在に配設される伸縮体と、該伸縮体の前記当接部からの押圧力を受けて変位出力端側に対しZ軸方向への変位量を拡大して伝達すべく、前記基台部との間に介在させた支点部を介して連結される前記相手材としてのアーム体とで少なくとも構成され
    該アーム体は、上端部側を開放端とする縦辺としての変位入力側のアーム部と、該アーム部の荷重点となる下端部にその基端部が連結される横辺としての変位出力側のアーム部とで略L字形を呈して形成され、これら各アーム部相互が連結されたコーナー部に介在させた前記支点部を介して前記基台部側と連結され、
    前記伸縮体は、変位入力側のアーム部の前記上端部の一方の側にその当接部を当接させた一側伸縮体と、前記上端部の他方の側にその当接部を当接させた他側伸縮体とからなり、
    これら一側伸縮体と他側伸縮体とから変位入力側のアーム部の前記上端部に対し各別に付与される押圧力の程度に応じて変位させられる前記下端部の変位量を拡大して出力する変位出力側の前記アーム部の先端部である前記変位出力端には、変位出力端側に回動自在に軸支され、かつ、直道レールに沿って昇降する直道ブロックのZ軸方向への動きに従動する昇降体を配置し、該昇降体に連結される電気計測プローブに対し非直線的な動きを直線的な動きに変換してZ軸方向での拡大された変位量の付与を可能としたことを特徴とする電気計測プローブ用変位拡大機構。
  2. 移動を自在に装置本体に配設される動体に対し、請求項に記載の電気計測プローブ用変位拡大機構を前記基台部を介して取り付けたことを特徴とする基板検査装置
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