JP4891359B2 - 積分電流調整器および電流調整方法 - Google Patents

積分電流調整器および電流調整方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
〔技術的背景〕
誘導負荷によって電流を調整するための、いわゆるヒステリシス調整器、または、2点調整器(two-point regulator)が知られている。このような調整器では、負荷に電源電圧が繰り返し印加され、その際に該負荷を通って流れる電流が測定される。この場合、電流が所定の上限値を超える度に、上記電源電圧はスイッチオフされ、電流が所定の下限値を下回ると、上記電源電圧は再びスイッチオンされる。理想的な条件下、すなわち、電源電圧が印加されると電流が上昇し、電源電圧が印加されないと電流が降下するという正三角形の電流プロファイルでは、電流の平均値は、上限ヒステリシス値および下限ヒステリシス値の平均値に相当する。
より複雑な調整器は、閉制御ループを有している。この調整器では、負荷に電源電圧が繰り返し印加され、負荷を通って流れる電流が測定される。この方法で得た測定値からパルス幅が変調された駆動信号を生成するために、1つの調整器が用いられている。この駆動信号は、電源電圧を負荷に印加するために、負荷に直列接続されたスイッチを繰り返し駆動させるものである。
〔発明の概要〕
負荷を流れる電流を調整する電流調整器の様々な具体的実施形態を開示する。例えば、上記電流調整器は、負荷を流れる電流の大きさを測定するように構成された第1の回路と、負荷を流れる電流の大きさに応じたデューティサイクルを有した電圧を、該負荷に印加させるように構成された第2の回路とを含むものである。上記電流調整器の実施形態によって行われる方法も開示する。
これらおよび他の形態については、以下の発明の詳細な説明の部分に記載する。
〔図面の簡単な説明〕
以下に、本発明の典型的な実施形態を、図面を用いてさらに詳細に説明する。本発明の基本原理を説明するために図面を用いるものであり、必ずしも、機能的構成に必要な全ての回路部品を説明するものではないことを理解されたい。図面では、他に記載のない限り、同一の参照番号は、同一の意味を有する、同一の信号および同一の回路部品を示すものである。
図1は、本発明に係る電流調整器の典型的な一実施形態を示す回路図である。上記電流調整器は、負荷用接続端子と、電流測定アレンジメントと、パルス幅が変調された電源電圧を該接続端子に印加するスイッチングアレンジメントとを備えている。
図2は、図1に示した電流調整器を示す回路図であり、上記電流測定アレンジメントの典型的な実施形態、および、上記スイッチングアレンジメントの典型的な実施形態を詳細に示すものである。
図3は、図1および図2に示した電流調整器の動作方法を示す図であり、この方法は、該電流調整器内に生じた信号の時間プロファイルを用いた方法である。
図4は、図2に示したスイッチングアレンジメント内にあるパルス幅変調器の典型的な第1の実施形態を示す回路図である。
図5は、上記パルス幅変調器の典型的な第2の実施形態を示す回路図である。
図6は、上記パルス幅変調器の典型的な第3の実施形態を示す回路図である。
図7は、発明に係る電流調整器の他の典型的な一実施形態を示す回路図である。
図8は、スイッチングアレンジメントのスイッチ用のパルス幅が変調された信号を生成する駆動回路の、他の典型的な一実施形態を示す回路図である。ここで上記スイッチは、負荷と直列接続されている。
図9は、図8に示した駆動回路の動作方法を示す図であり、この方法は、該駆動回路内で生じる信号の時間プロファイルを用いたものである。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の形態に係る電流調整器の典型的な一実施形態を、図1に示す。この電流調整器は、接続端子11,12を備えており、該接続端子は、負荷、特に誘導負荷、または、少なくともインダクタンスで妨げる負荷を接続させるためのものである。分かり易いように、このような誘導負荷またはインダクタンスで妨げる(encumbered with)負荷を図1には明記し、参照番号10を用いて示している。上記電流調整器はまた、接続端子11,12間に、パルス幅が変調された電源電圧V10を印加する。従って負荷10を供給するスイッチング回路30を備えている。スイッチング回路30は、第1の供給電位V用の端子と第2の供給電位GND用の端子との間に印加される上記電流調整器の入力電圧Vinから、パルス幅が変調された電圧V10を生成するように構成されている。例えば、第1の供給電位Vは正の供給電位である。例えば、第2の供給電位GNDは、回路内で生じる全電圧の基準となり得る基準電位、特にグランドである。この場合、入力電圧Vinの振幅は、供給電位Vの振幅に相当する。
入力電圧Vinからパルス幅が変調された電源電圧V10を生成するために、スイッチング回路30は、スイッチ31を備えており、該スイッチ31は、負荷10が存在するならば、該負荷10と直列接続されるように、接続端子11,12に接続されている。図示した実施形態では、スイッチ31は、第2の接続端子12と第2の供給電位GND用の端子との間に接続されている。ここでは、上記電流調整器の第1の接続端子11は、第1の供給電位V用の端子に接続されている。
スイッチ31は、駆動回路32によって生成されるパルス幅が変調された駆動信号S30によって駆動される。この信号の生成については後述する。スイッチ31は、駆動信号S30によって、繰り返し、閉じられる(オン状態にされる)か、開かれる(オフ状態にされる)。ここでスイッチ31は、駆動サイクル中の、スイッチオン周期の間はいずれも閉じられており、スイッチオン周期の後に続くスイッチオフ周期の間はいずれも開かれている。避けられない配線抵抗が負荷10の抵抗よりも大幅に小さいと仮定すると、スイッチ31が閉じられた時は、ほぼ全電源電圧Vinが、接続端子11,12間、つまり負荷10に印加されることになる。このスイッチオン周期の間は、パルス幅が変調された電源電圧V10は、入力電圧Vinにほぼ相当する第1の電圧レベルとなる。スイッチ31が開かれた時は、ほぼ全入力電圧Vinがスイッチ31に印加され、従って、接続端子11,12間の電圧、つまり負荷10の電圧は、少なくともほぼ0となる。これは、スイッチオフ周期の間の、パルス幅が変調された電源電圧V10の第2の電圧レベルに相当する。
スイッチ31は、例えば、半導体スイッチ、例えばMOSFETまたはIGBTである。
図1に示した電流調整器はまた、電流測定回路20を有しており、該電流測定回路20は、負荷10を通って流れる負荷電流I10を検出して、該負荷に応じた、特に負荷電流I10に比例した電流測定信号S20を生成するように構成されている。スイッチオン周期の間は、誘導負荷10が、電気エネルギーを利用する。スイッチ31がスイッチオフされた後に、誘導負荷10内にまだ保存されているエネルギーによってスイッチ31に高電圧が生じることを回避するために、フリーホイールエレメント13(例えばダイオード)を設けることが可能である。スイッチオン周期およびスイッチオフ周期の間に負荷を通る電流を検出可能にするために、このフリーホイールエレメント13は、負荷10が存在する時には負荷10と電流測定回路20とを含む直列回路に並列接続されるように接続されている。このため本実施例では、フリーホイールエレメント13は、接続端子のうちの一方(本実施例では、第1の接続端子11)と、他方の接続端子12の反対側にある電流測定回路20の接続点との間に接続されている。
電流測定回路20によって生成された電流測定信号S20は、基準電流信号STと共に、スイッチング回路30の駆動回路32に供給される。この場合、基準電流信号STは、負荷10を通って流れる電流の平均値に、所望の値を予め定めるものである。駆動回路32は、電流測定信号S20の時間積分および基準電流信号STの時間積分に基づいて、スイッチ31用の駆動信号S30を生成するように構成されている。この駆動回路32は、例えば、駆動サイクル中の基準電流信号STの時間積分と電流測定信号S20の時間積分とを測定して、これによって得た積分を、少なくとも駆動信号のスイッチオフ周期の間に比較し、電流測定信号S20の積分が基準電流信号STの積分よりも少ない場合には、新たな駆動サイクルを開始するように構成されている。従って上記電流調整器では、パルス幅が変調された電源電圧V10のデューティ比、すなわちスイッチオン期間とスイッチオフ期間との間の比率、または、スイッチオン期間と駆動サイクルの持続時間との間の比率は、電流測定信号S20の積分および基準電流信号STの積分によって決定される。
図1に示した電流調整器では、スイッチング回路30のスイッチ31、および、電流測定回路20は、第2の接続端子12と第2の供給電位GND用の端子との間に接続されている。この形態は、1つの実施例であると理解されたい。従って、電流測定回路20およびスイッチ31は、第1の供給電位V用の端子と第1の接続端子11との間に接続されていてもよいし、または、これら2つの回路部品の一方が、第1の供給電位V用の端子と第1の接続端子11との間に接続され、これら回路部品の他方が、第2の接続端子12と第2の供給電位GND用の端子との間に接続されていてもよい。
図2を参照する。電流測定回路20は、例えば、負荷10とスイッチ31とに直列接続された電流測定抵抗21を備えている。この電流測定抵抗21は、例えば実抵抗成分である。つまり、スイッチ31が閉じられると、上記電流測定抵抗21での電圧降下V21は、負荷10を通って流れる負荷電流I10に直接比例する。この電圧降下V21を検出するため、および、電流測定信号S20を供給するために、電流測定回路20はまた、電流測定増幅器22を備えている。電流測定増幅器22は、例えば、演算増幅器であり、電流測定抵抗21が電流測定増幅器22の入力部間にあるように接続されている。電流測定増幅器22の出力部では、電流測定信号S20が得られる。
図2では、駆動回路32は、例えば、第1の積分器33を備えており、該第1の積分器33は、電流測定信号S20が供給されて、該電流測定信号S20に応じた第1の積分信号S33を供給する。駆動回路32はまた、第2の積分器34を備えており、該第2の積分器34は、基準電流信号STが供給されて、この基準電流信号STに応じた第2の積分信号S34を供給する。これら積分信号S33,S34は、比較器35に供給され、比較器35は、これら2つの積分信号を比較して、この比較結果に応じた比較信号S35を生成する。この比較信号S35は、パルス幅変調器36に供給され、パルス幅変調器36は、パルス幅が変調された信号S30を生成する。この信号S30は、比較信号S35に基づいてスイッチ31を駆動させるものである。
図1および図2に示した電流調整器の動作方法、特に、パルス幅が変調された信号S30を生成する駆動回路30の動作方法を、以下に図3を用いて説明する。図3は、電流測定信号S20の時間プロファイル、基準電流信号STの時間プロファイル、パルス幅が変調された駆動信号S30の時間プロファイル、および、第1の積分信号S33と第2の積分信号S34との時間プロファイルを具体的に示す図である。
分かり易いように、基準電流信号STは、図3を用いたと想定される時間の周期中に、負荷の所望の電力消費量、つまり電力消費量の所望の値を変動させない一定の信号であると仮定する。また、寄生効果、例えば配線抵抗、または、誘導負荷の実抵抗成分のために、負荷電流I10の時間プロファイル、従って本実施例では電流測定信号S20の時間プロファイルは、その飽和領域よりも下で動作される理想的な誘導負荷の場合のような三角形ではないと仮定する。図3に示す典型的な実施形態では、負荷10を流れる電流は、スイッチ31が閉じられると、つまりスイッチオン周期Tonの間には、急激に上昇し、スイッチ31が開かれると、つまりスイッチオフ周期Toffの間には、急激に下降する。寄生効果だけでなく、飽和効果も、図示した時間プロファイルに影響を及ぼし得る。この飽和効果とは、スイッチオン期間が、誘導負荷10が飽和する程度に長い場合に生じるものである。説明のために、図3に示す時間プロファイルでは、駆動信号S30が高レベルである時に、スイッチ31がオン状態になり、駆動信号S30が低レベルである時に、スイッチ31がオフ状態になるものと仮定する。
図2に示した駆動回路32の積分器33、34は、駆動サイクルの開始時から、同一の初期値、例えば0から、電流測定信号S20と基準電流信号STとをそれぞれ積分するように構成されている。説明のために、スイッチ31のスイッチオン周期の各開始時には、新たな駆動サイクルが始まるものと仮定する。この場合、各積分器33、34は、駆動サイクルの開始時に、例えば駆動信号S30によって初期値に再設定される。このような各再設定は、例えば、パルス幅が変調された駆動信号S30の立ち上がりエッジによって行われる。
基準電流信号STの時間積分を表す第2の積分信号S34は、駆動サイクルの開始時から、時間と共に直線的に上昇するが、電流測定信号S20の時間積分を表す第1の積分信号S33の立ち上がり速度は変動している。図3に示した、負荷電流または電流測定信号S20の時間プロファイルでは、第1の積分信号S33は、最初は、第2の積分信号S34よりも小さいが、駆動サイクルの開始後は、急速に第2の積分信号S34よりも大きくなる。
図2に示した駆動回路32では、比較信号S35が、スイッチ31のスイッチオン周期の開始を予め定めるスイッチオン信号の機能を実行している。図示した実施例の全ての駆動サイクルにとって、スイッチオン期間Ton、つまりスイッチオン周期の持続時間は一定であるが、スイッチオフ期間Toffまたはスイッチオフ周期の持続時間、従って駆動サイクルの全期間Tは、電力消費量を調整するために変動し得る。上記スイッチオン周期の持続時間は、電流測定信号S20に応じて決定される。図示した実施例では、駆動サイクルの終了、従って新たな駆動サイクルの開始はそれぞれ、スイッチ31が開かれた後、つまりスイッチオフ周期中の、第1の積分信号S33が第2の積分信号S34の値よりも低い時に行われる。図2に示した駆動回路32では、このような時に、比較信号またはスイッチオン信号S35の立ち上がりエッジが存在している。
図4は、パルス幅変調器36の典型的な一実施形態を示す図である。パルス幅変調器36は、スイッチオン信号S35に基づいて、パルス幅が変調された信号S30のスイッチオンレベルを生成し、従ってスイッチ31をスイッチオンすると共に、所定のスイッチオン期間Tonが過ぎた後、駆動信号S30のスイッチオフレベルを生成し、従ってスイッチ31をスイッチオフする。図示したパルス幅変調器36は、RSフリップフロップ361を備えており、該RSフリップフロップ361は、セット入力部Sと、リセット入力部Rと、パルス幅が変調された駆動信号S30が得られる非反転出力部Qとを有している。セット入力部Sには、スイッチオン信号S35が供給される。図示したRSフリップフロップ361は、スイッチオン信号S35の所定のエッジ、例えば立ち上がりエッジでセットされ、その結果、パルス幅が変調された信号S30は、所定の信号レベル(本実施例では高レベル)となる。パルス幅変調器36はまた、遅延素子362を有しており、該遅延素子362にもまたスイッチオン信号S35が供給される。この遅延素子362からの出力信号S362が、フリップフロップ361のリセット入力部Rに供給される。遅延素子362は、スイッチオン期間Tonに相当する所定の遅延時間で、スイッチオン信号S35をフリップフロップ361のリセット入力部Rに転送し、その結果、セットされたフリップフロップ361は、スイッチオン期間が過ぎた後に再びリセットされ、駆動信号S30は、スイッチオン期間が過ぎた後にスイッチオフレベル(本実施例では低レベル)となる。
図5は、パルス幅変調器36の他の典型的な一実施形態を示す図である。このパルス幅変調器は、図4に示したパルス幅変調器とは、ORゲート363が、フリップフロップ361のリセット入力部Rの前段に接続されており、ORゲート363の入力部の一方に、遅延素子362の出力部において得られる遅延信号S362が供給され、ORゲート363の入力部の他方に過電流スイッチオフ信号S364が供給されるという点において異なっている。この過電流スイッチオフ信号S364は、比較器364の出力部において得られるものであり、比較器364の入力部の一方には、電流測定信号S20が供給され、比較器364の入力部の他方には、最大電流信号Smaxが供給される。この場合、最大電流信号Smaxは最大許容負荷電流を示すものである。このパルス幅変調器36においてフリップフロップ361がリセットされるのは、遅延信号S362が高レベルとなる場合、または、過電流スイッチオフ信号S364が高レベルとなる場合、つまり、スイッチオン期間が過ぎた場合か、または、スイッチオン期間が過ぎる前に負荷電流I10が最大許容電流を超えた場合のいずれかである。従って、図5に示したパルス幅変調器36は、過電流から電流調整器を確実に保護するものである。
図6は、パルス幅変調器36の他の典型的な一実施形態を示す図である。図5に示したパルス幅変調器と異なり、このパルス幅変調器は、一定のスイッチオン期間をセットするための遅延素子を備えていない。このパルス幅変調器では、フリップフロップ361は、電流測定信号S20と最大電流信号Smaxとの比較に基づいてのみリセットされる。このため、フリップフロップ361のリセット入力部Rには、比較器364からの出力信号S364だけが供給される。このパルス幅変調器を用いる場合、スイッチオン周期の間は常に、負荷電流が、最大電流値Smaxによって決定される電流値まで上昇し、従って、スイッチオン期間Tonは、異なる負荷および異なる入力電圧Vinの場合で、変動し得る。
積分信号S33,S34を生成するために、図2に示した電流調整器は、電流測定信号S20と基準電流信号STとを長期間に亘って持続的に積分する積分器33,34を備えている。これら積分器33,34は、例えば、電圧が制御された電流源、および、該電流源の後段に接続されたコンデンサ(不図示)を有している。この場合、上記電流源は、電流測定信号S20および基準電流信号STに応じた電流を生成し、コンデンサを初期値から充電する。この場合、コンデンサにおける電圧は、積分信号S33,S34に対応している。
積分信号S33,S34を生成する連続時間積分器33、34の代わりに、電流測定信号S20の標本値S372を加算する離散時間積分器37、および、基準電流信号STの標本値S382を加算する離散時間積分器38を、図7に関連して用いてもよい。これら離散型積分器37,38は、例えば、サンプリング素子372,382を備えており、該サンプリング素子372,382は、クロック信号CLKに応じて、クロック信号CLKによって規定された一定の時間間隔で電流測定信号S20と基準電流信号STとをサンプリングして、標本値S372,S382を生成するものである。この場合、サンプリング素子372,382の後段には、初期値、例えば0から始まる標本値S372,S382を加算する各加算器371,381が接続されている。駆動サイクルの開始時には、例えばパルス幅が変調された信号S30を用いて、これら各加算素子371,381をその初期値にリセットする。加算素子371,381の出力部において得られると共に、図2を用いて説明した連続信号S33,S34の機能を実行する信号S37,S38は、電流測定信号S20の離散時間積分信号と基準電流信号STの離散時間積分信号とを表すものである。これら離散時間信号S37,S38は、比較器35に供給され、比較器35の出力部では、これら離散時間積分信号S37,S38の比較結果に応じたスイッチオン信号S35が得られる。
分かり易いように、図3には、電流測定信号S20の標本値S372、および、基準電流信号STの標本値S382と、結果として生じる、いずれか1つの駆動サイクルの離散時間積分信号S37,S38とを示している。この場合、Tclkは、電流測定信号S20と基準電流信号STとがそれぞれ一度にサンプリングされるサンプリング周期の持続時間を示すものである。次の式がサンプリング周波数に適用される。fclk=1/Tclk。これら2つの信号S20,STはそれぞれ、同時にサンプリングされる。この連続時間の場合のように、電流測定信号S20に応じた第1の積分信号S37が、基準電流信号STに応じた第2の積分信号S38の値よりも低い時に、スイッチオン信号S35は、新たなスイッチオン周期を開始させる信号レベルとなる。
発明に関連して「積分信号」とは、電流測定信号S20または基準電流信号STの連続時間積分によって形成される連続時間積分信号、および、電流測定信号S20または基準電流信号STの標本値を加算することによって形成される離散時間積分信号の両方の意味に理解されるものであることに留意されたい。
図8は、パルス幅が変調された駆動信号S30を生成する駆動回路30の他の典型的な一実施形態を示す図である。この駆動回路30は、電流測定信号S20と基準電流信号STとが供給される減算器39を備えており、減算器39の出力部では、電流測定信号S20と基準電流信号STとの間の差を表す差分信号Sdiffが得られる。この差分信号Sdiffは、積分器40に供給され、積分器40は、差分信号Sdiffを積分して、積分信号S40を生成する。上述の典型的な実施形態とは対照的に、この積分器40は、駆動サイクルの開始時にリセットされる必要はない。積分信号S40は、積分信号S40の0地点を検出するために用いられる比較器35に供給される。該比較器は、この検出のために、例えば、積分信号S40と基準電位GNDまたは0とを比較する。
図9は、図3に示した電流測定信号S20の時間プロファイルと基準電流信号STの時間プロファイルとに基づいた、差分信号Sdiffの時間積分S40を示す図である。図9にはまた、この積分された差分信号から生じる比較信号S35が示されている。差分信号Sdiffの積分S40が0よりも小さい場合に、比較信号S35は高レベルとなり、差分信号Sdiffの積分S40が0よりも大きい場合に、比較信号S35は低レベルとなるように、比較器35を実施するものと仮定するものである。図8に示した駆動回路30では、各駆動サイクル、すなわちスイッチオン周期の各開始時は、比較器35からの出力信号S35の立ち上がりエッジと共に、すなわちスイッチオン信号の立ち上がりエッジと共に始まる。スイッチオン周期の期間Tonは、パルス幅変調器36によって、既に説明したように決定されるものである。分かり易いように、図9には、スイッチオン信号S35に基づいた駆動信号S30の時間プロファイルも示している。
図8に示した駆動回路30を備える電流調整器の場合には、スイッチオン期間Tonとスイッチオフ期間Toffとの間の比率は、電流測定信号S20と基準電流信号STとの間の差Sdiffの積分に応じて、従って、電流測定信号S20の積分と、基準電流信号STの積分との間の差に応じて決定される。
図8に示した駆動回路30では、連続時間積分器40を、図7に関連して行った説明に応じて(詳細には説明していないが)、サンプリング素子と、該サンプリング素子の後段に接続された加算器とに置き換えてもよい。
上述の電流調整器、および、本電流調整器を用いた上述の電流調整方法は、用いられる負荷の種類とは無関係に、特に誘導負荷10がスイッチオン周期中に飽和するか否かに無関係に機能するものである。さらに、本電流調整器および電流調整方法は、基準電流値STの変動に敏速に反応することが可能である。負荷10を通って流れる電流I10が平均値である場合、新たな基準値に調整するためにかかるのは、1つの駆動サイクルだけである。加えて、本電流調整器および電流調整方法は、入力電圧Vinの変動に対してロバスト性を有している。
本発明に係る電流調整器の典型的な一実施形態を示す回路図である。上記電流調整器は、負荷用接続端子と、電流測定アレンジメントと、パルス幅が変調された電源電圧を該接続端子に印加するスイッチングアレンジメントとを備えている。 図1に示した電流調整器を示す回路図であり、上記電流測定アレンジメントの典型的な実施形態、および、上記スイッチングアレンジメントの典型的な実施形態を詳細に示すものである。 図1および図2に示した電流調整器の動作方法を示す図であり、この方法は、該電流調整器内に生じた信号の時間プロファイルを用いた方法である。 図2に示したスイッチングアレンジメント内にあるパルス幅変調器の典型的な第1の実施形態を示す回路図である。 上記パルス幅変調器の典型的な第2の実施形態を示す回路図である。 上記パルス幅変調器の典型的な第3の実施形態を示す回路図である。 発明に係る電流調整器の他の典型的な一実施形態を示す回路図である。 スイッチングアレンジメントのスイッチ用のパルス幅が変調された信号を生成する駆動回路の、他の典型的な一実施形態を示す回路図である。ここで上記スイッチは、負荷と直列接続されている。 図8に示した駆動回路の動作方法を示す図であり、この方法は、該駆動回路内で生じる信号の時間プロファイルを用いたものである。

Claims (14)

  1. 負荷を流れる電流を調整する電流調整器であって、
    負荷を通って流れる電流の大きさを測定すると共に、上記電流の大きさに応じた電流測定信号を生成するように構成された電流測定回路と、
    第1の状態と第2の状態とを繰り返すように構成されると共に、基準電流信号を受信して上記負荷に電源電圧を印加するように構成されたスイッチング回路とを備え、
    上記電源電圧は、上記第1の状態の間は第1の電圧レベルを有し、上記第2の状態の間は第2の電圧レベルを有しており、上記第1の状態の持続時間と上記第2の状態の持続時間との間の比率は、上記電流測定信号の時間積分と、上記基準電流信号の時間積分とに基づいており、
    上記スイッチング回路は、
    複数の駆動サイクルのそれぞれにおいて、上記電流測定信号と上記基準電流信号との差を積分して差分積分信号を得るように構成されていると共に、
    上記第1の状態の持続時間が終了した後に、上記差分積分信号が所定の閾値に達することに基づき、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように構成されており、
    上記第1の状態の持続時間は、複数の駆動サイクルに亘って一定である電流調整器。
  2. 上記スイッチング回路は、
    上記差分積分信号が入力されて、上記差分積分信号が所定の閾値に達しているかを検出して検出信号を出力する比較器(35)と、
    上記検出信号が入力されて、達していれば、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように、上記負荷への上記電源電圧の印加をオンに切り替えるパルス幅変調器(36)とを有する請求項1に記載の電流調整器。
  3. 上記パルス幅変調器(36)は、
    上記検出信号が入力されて、その信号を、上記駆動サイクルの第1の状態の時間に等しい所定の時間分、遅延させる遅延素子(362)を有する請求項2に記載の電流調整器。
  4. 負荷を流れる電流を調整する電流調整器であって、
    負荷を通って流れる電流の大きさを測定すると共に、上記電流の大きさに応じた電流測定信号を生成するように構成された電流測定回路と、
    第1の状態と第2の状態とを繰り返すように構成されると共に、基準電流信号を受信して上記負荷に電源電圧を印加するように構成されたスイッチング回路とを備え、
    上記電源電圧は、上記第1の状態の間は第1の電圧レベルを有し、上記第2の状態の間は第2の電圧レベルを有しており、上記第1の状態の持続時間と上記第2の状態の持続時間との間の比率は、上記電流測定信号の時間積分と、上記基準電流信号の時間積分とに基づいており、
    上記スイッチング回路は、
    複数の駆動サイクルのそれぞれにおいて、上記電流測定信号および上記基準電流信号を、上記第1の状態の持続時間中積分して、上記電流測定信号の時間積分および上記基準電流信号の時間積分を得るように構成されていると共に、
    上記第1の状態の持続時間が終了した後に、上記電流測定信号の積分値が上記基準電流信号の積分値よりも小さいことに基づき、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように構成されており、
    上記第1の状態の持続時間は、複数の駆動サイクルに亘って一定である電流調整器。
  5. 上記スイッチング回路は、上記電流測定信号の時間積分と上記基準電流信号の時間積分とを得るために、上記電流測定信号と上記基準電流信号とを連続時間的に積分するように構成されている請求項4に記載の電流調整器。
  6. 上記スイッチング回路は、上記電流測定信号の時間積分を得るために上記電流測定信号の標本値を積算するとともに、上記基準電流信号の時間積分を得るために上記基準電流信号の標本値を積算するように構成されている、請求項4に記載の電流調整器。
  7. 上記スイッチング回路は、
    上記電流測定信号の積分値および上記基準電流信号の積分値が入力されて、上記電流測定信号の積分値が上記基準電流信号の積分値よりも小さいかを検出して検出信号を出力する比較器(35)と、
    上記検出信号が入力されて、小さければ、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように、上記負荷への上記電源電圧の印加をオンに切り替えるパルス幅変調器(36)とを有する請求項4に記載の電流調整器。
  8. 上記パルス幅変調器(36)は、
    上記検出信号が入力されて、その信号を、上記駆動サイクルの第1の状態の時間に等しい所定の時間分、遅延させる遅延素子(362)を有する請求項7に記載の電流調整器。
  9. 負荷を流れる電流を調整する電流調整方法であって、
    第1の周期の間は第1の電圧レベルを有することと、第2の周期の間は第2の電圧レベルとを有することとを繰り返す電源電圧を負荷に印加する工程と、
    上記負荷を通って流れる電流の大きさに応じた電流測定信号を生成する工程とを含み、
    上記第1の周期の持続時間と上記第2の周期の持続時間との比率は、上記電流測定信号の時間積分と基準電流信号の時間積分とに基づいており、
    複数の駆動サイクルのそれぞれにおいて、上記電流測定信号と上記基準電流信号との差を積分して、差分積分信号を得る工程と、
    上記第1の周期の持続時間が終了した後に、上記差分積分信号が所定の閾値に達することに基づいて、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始する工程とを含み、
    上記第1の周期の持続時間は、複数の駆動サイクルに亘って一定である方法。
  10. 上記差分積分信号が所定の閾値に達しているかを検出し、
    達していれば、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように、上記負荷への上記電源電圧の印加をオンに切り替える請求項9に記載の方法。
  11. 負荷を流れる電流を調整する電流調整方法であって、
    第1の周期の間は第1の電圧レベルを有することと、第2の周期の間は第2の電圧レベルとを有することとを繰り返す電源電圧を負荷に印加する工程と、
    上記負荷を通って流れる電流の大きさに応じた電流測定信号を生成する工程とを含み、
    上記第1の周期の持続時間と上記第2の周期の持続時間との比率は、上記電流測定信号の時間積分と基準電流信号の時間積分とに基づいており、
    複数の駆動サイクルのそれぞれにおいて、上記電流測定信号および上記基準電流信号を、上記第1の周期の持続時間中積分して、上記電流測定信号の時間積分と上記基準電流信号の時間積分とを得る工程と、
    上記第1の周期の持続時間が終了した後に、上記電流測定信号の積分値が上記基準電流信号の積分値よりも小さいことに基づいて、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始する工程とをさらに含み、
    上記第1の周期の持続時間は、複数の駆動サイクルに亘って一定である方法。
  12. 上記電流測定信号と上記基準電流信号とを連続時間的に積分して、上記電流測定信号の時間積分と上記基準電流信号の時間積分とを得る工程をさらに含む請求項11に記載の方法。
  13. 上記電流測定信号の標本値を積算して、上記電流測定信号の時間積分を得るとともに、上記基準電流信号の標本値を積算して、上記基準電流信号の時間積分を得る工程をさらに含む請求項11に記載の方法。
  14. 上記電流測定信号の積分値が上記基準電流信号の積分値よりも小さいかを検出し、
    小さければ、上記駆動サイクルの次のサイクルを開始するように、上記負荷への上記電源電圧の印加をオンに切り替える請求項11に記載の方法。
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