JP4891171B2 - 取手穴付き包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、商品の配送等に使用する取手穴付き包装箱であって、蓋をロックする手段を備えたものに関する。
一般に、通信販売等の商品の配送に際しては、各一対の側壁及び端壁を連設して周壁を形成し、側壁及び端壁の上下端からそれぞれ延びるフラップを重ね合わせて封緘する溝切型の段ボール箱が使用される。
このような段ボール箱には、通常、対向する端壁に小判型状の切込を入れて取手穴が形成され、その上縁には取手片が繋がっている。そして、段ボール箱の運搬に際し、取手片を押し込むと、取手穴が開口する。
また、下記特許文献1には、重ね合わせたフラップの先端部同士を、相互に差し込んでロックするものが記載されている。
米国特許第4878612号公報
しかしながら、上記のような溝切型段ボール箱では、重量物を梱包して、取手穴に手を入れて持ち運ぼうとすると、取手穴の上端から端壁が破れることがあり、繰り返して使用できないという問題がある。
また、上記特許文献1に記載のロックを、フラップの基端の折曲部分の反発が強い段ボールに適用すると、ロック状態が不意に解けやすいという問題がある。
そこで、この発明は、運搬時の強度に優れ、蓋を確実にロックできる取手穴付き包装箱を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明に係る包装箱は、前壁、天壁、後壁、底壁及び継代片を順次連設して、継代片を前壁の裏面に重ねて固定し、前壁への切込により基端をヒンジとして開閉する蓋を形成し、蓋の先端に外重合部及び内挿部を、継代片の先端に内重合部及び外抑部をそれぞれ設け、継代片の外抑部に取手片を連設し、蓋に折り曲げに伴い取手穴が開口する取手片を設け、蓋を閉じて、蓋の外重合部を継代片の内重合部の外側に重ねるとともに、蓋の内挿部を継代片の内側に、継代片の外抑部を蓋の外側にそれぞれ重ね、2枚の取手片を重ね合わせて、蓋の内側へ折り曲げることとしたのである。
このような包装箱は、運搬に際し、取手穴に手を入れて持ち上げると、握持部分で継代片と前壁とが重なるとともに、その内側に2枚の取手片も重なるので、強度に優れた構造となり、繰り返し使用に耐えるものとなる。
また、蓋の先端部と継代片とが相互に噛み合い、これらが取手片の折り曲げにより固定されるので、蓋が確実にロックされて、不意に開くことがなく、安心して持ち運ぶことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱の段ボール製ブランクでは、図1に示すように、前壁1、天壁2、後壁3、底壁4及び継代片5が順次連設され、底壁4の両側に側壁6が、天壁2の両側に側壁7がそれぞれ連設されている。前壁1及び後壁3と側壁2の側縁とは、折込片8を介して連結され、折込片8には、天壁2の角へ向かう斜折線8aが入れられるとともに、内隅部に折曲抵抗を軽減する逃穴8bが設けられている。
天壁2及び前壁1には、コ字状の大きな切込により蓋9が形成され、蓋9の後端の罫線は、蓋9を開閉する際、ヒンジとして作用するようになっている。
側壁6の先端には、蓋受片6aが連設され、側壁6の先端から蓋受片6aへの微小なコ字状の切込により、係合片6bが形成されている。天壁2には、側壁7との稜線に沿って係合穴2aが設けられている。側壁7の先端には差込片7aが突設され、側壁6の基部には、弧状スリットの差込穴6cが設けられている。
蓋9の先端両側部には外重合部9aが、中間部には内挿部9bが切込を介してそれぞれ設けられ、継代片5の先端両側部には内重合部5aが、中間部には外抑部5bが切込を介してそれぞれ設けられている。
継代片5の外抑部5bには取手片5cが連設され、蓋9の前壁1の部分には、内挿部9b側から蓋9の基端側へ延びるコ字状の切込により、折り曲げに伴い取手穴10が開口する取手片9cが設けられている。
また、蓋9の前壁1の部分には、間隔をあけて対向するスリット状の切目11a,11bが入れられ、その中間部は山型に屈曲し、切目11aの両端部は切目11bの方向へ曲げられて、その両端を結ぶ折目線11cが入れられている。
このブランクから包装箱を組み立てるには、図2及び図3に示すように、前壁1、天壁2、後壁3、底壁4及び継代片5を角筒状に折り曲げ、継代片5を前壁1の下部裏面に貼り付け、底壁4から側壁6を起立させ、蓋受片6aを内側水平方向へ折り曲げ、折込片8を斜折線8aに沿って二つ折りにしつつ、側壁7を下方へ折り曲げて、係合穴2aに係合片6bを係合させ、差込片7aを差込穴6cに差し込む。
次に、商品の配送作業に際しては、蓋9を開いた状態で、箱内に商品を収納する。このとき、包装箱は、前面から天面へかけて大きく開口しているので、商品の収納を容易に行うことができる。
その後、図4及び図5に示すように、蓋9を閉じる。このとき、蓋9の外重合部9aを継代片5の内重合部5aの外側に重ねるとともに、継代片5の外抑部5bを一旦外側へ折り曲げつつ、外抑部5bの内面に沿わせて、蓋9の内挿部9bを継代片5の内側に重ね、外抑部5bを復元させて蓋9の外側に重ねる。
そして、取手片5cを取手穴10に押し込んで、2枚の取手片5c,9cを重ね合わせた状態で、蓋9の内側へ折り曲げる。
また、切目11aと折目線11cの間の部分を、折目線11cをヒンジとして蓋9の内側へ折り曲げ、切目11a,11bに伝票Cを挟み込む。
このような包装箱は、図6に示すように、運搬する際、取手穴10に手を入れて持ち上げると、握持部分で継代片5と前壁1とが重なるとともに、その内側に2枚の取手片5c,9cも重なるので、強度に優れた構造となり、繰り返し使用に耐えるものとなる。
また、蓋9の先端部と継代片5とが相互に噛み合い、これらが取手片5c,9cの折り曲げにより固定されるので、蓋9が継代片5にロックされて、不意に開くことがなく、安心して持ち運ぶことができる。
さらに、蓋9の前面において、折目線11cに沿った折り曲げに伴い、切目11aを拡大させて、伝票Cを切目11a,11bに容易に挟み込むことができるので、配送の準備作業を効率的に行うことができる。
なお、上記実施形態では、蓋9が前壁1及び天壁2に亘るものを例示したが、蓋9は、さらに後壁3まで亘るものとしてもよく、また、天壁2及び底壁4の奥行きが比較的小さく、前壁1の高さが大きい場合には、前壁1にのみ蓋9を形成してもよい。
また、前壁1、天壁2、後壁3及び底壁4が四角筒を形成するものを例示したが、各コーナーに傾斜した面取部を設けてもよい。
さらに、天壁2及び底壁4を、六角形等の多角形とし、両側に角度をなす複数面の側壁を設けた構成としてもよい。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立開口状態を示す斜視図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上のロック部分の拡大縦断側面図 同上の運搬状態を示す斜視図
符号の説明
1 前壁
2 天壁
3 後壁
4 底壁
5 継代片
5a 内重合部
5b 外抑部
5c 取手片
6 側壁
6a 蓋受片
6b 係合片
6c 差込穴
7 側壁
7a 差込片
8 折込片
8a 斜折線
8b 逃穴
9 蓋
9a 外重合部
9b 内挿部
9c 取手片
10 取手穴
11a,11b 切目
11c 折目線
C 伝票

Claims (1)

  1. 前壁(1)、天壁(2)、後壁(3)、底壁(4)及び継代片(5)を順次連設して、継代片(5)を前壁(1)の裏面に重ねて固定し、前壁(1)への切込により基端をヒンジとして開閉する蓋(9)を形成し、蓋(9)の先端に外重合部(9a)及び内挿部(9b)を、継代片(5)の先端に内重合部(5a)及び外抑部(5b)をそれぞれ設け、継代片(5)の外抑部(5b)に取手片(5c)を連設し、蓋(9)に折り曲げに伴い取手穴(10)が開口する取手片(9c)を設け、蓋(9)を閉じて、蓋(9)の外重合部(9a)を継代片(5)の内重合部(5a)の外側に重ねるとともに、蓋(9)の内挿部(9b)を継代片(5)の内側に、継代片(5)の外抑部(5b)を蓋(9)の外側にそれぞれ重ね、2枚の取手片(5c,9c)を重ね合わせて、蓋(9)の内側へ折り曲げる取手穴付き包装箱。
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