JP4890978B2 - 信号処理回路および信号処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理回路に関し、特にマルチパスによるノイズを除去する信号処理回路および信号処理方法に関する。
従来、FMラジオなどにおける受信装置では、マルチパスによるノイズを低減させることが行われている。受信装置は、通常、複数の伝播路を介した電波を受信している。マルチパスによるノイズとは、この複数の伝播路による受信時間のずれなどから生じるノイズである。特許文献1、2には、このようなノイズを低減させる技術が開示されている。
また、特許文献3にもマルチパスノイズを低減させる技術が開示されている。図11は、特許文献3に記載の回路の構成を示すブロック図である。特許文献3の回路は、ノイズ減衰処理部140、減衰率設定部142、差分閾値設定部144、変調度検出部146、マルチパス検出フィルタ148、レベル検出部150、電界強度検出部152、フィルタ係数設定部154、マルチパス検出部156、出力制御部158を備えている。
ノイズ減衰処理部140は、マルチパスノイズが発生する期間を検出するとともに、入力したステレオ複合信号を減衰して出力制御部158に出力する。
減衰率設定部142は、変調度検出部146の出力、レベル検出部150の出力および電界強度検出部152の出力に応じてステレオ複合信号の減衰率を設定し、ノイズ減衰処理部140に出力する。また、減衰率設定部142は、減衰率を設定する減衰率テーブル162を備えていて、減衰率テーブル162を参照して、入力される信号の大きさに応じて減衰率を設定する。さらに、減衰率設定部142は、ノイズ減衰処理部140から出力されるノイズ検出信号に基づき時間制御を行う時間制御部160を備えている。
差分閾値設定部144は、変調度検出部146の出力、レベル検出部150の出力および電界強度検出部152の出力に応じて差分判定の基準となる閾値を設定し、ノイズ減衰処理部140に出力する。また、差分閾値設定部144は、閾値テーブル164を備えていて、閾値テーブル164を参照して、閾値を設定する。
変調度検出部146は、ステレオ複合信号の振幅の大きさ、すなわちステレオ複合信号の強度を検出し、その強度を減衰率設定部142および差分閾値設定部144に出力する。
マルチパス検出フィルタ148は、例えば19kHz付近の交流成分を抽出して出力する。また、マルチパス検出フィルタ148は、フィルタ係数設定部154の出力に応じてフィルタ特性を調整する。
レベル検出部150は、マルチパス検出フィルタ148から出力される信号の包絡線の変化を示す信号を減衰率設定部142および差分閾値設定部144に出力する。電界強度検出部152は、電界強度の検出を行う。また、電界強度検出部152は、電界強度を示す信号を減衰率設定部142および差分閾値設定部144に出力する。
フィルタ係数設定部154は、電界強度検出部152の出力に応じてマルチパス検出フィルタのフィルタ特性を設定する。マルチパス検出部156は、レベル検出部150の出力から、マルチパスノイズの発生を検出する。また、マルチパス検出部156は、出力制御部158にマルチパスノイズの発生を示す制御信号を出力する。
出力制御部158は、ノイズ減衰処理部140の出力信号とステレオ複合信号を入力し、制御信号に基づいて、ノイズ減衰処理部140の出力信号とステレオ複合信号の増幅率を設定して加算出力する。なお、出力制御部158は、ステレオ複合信号の大きさを設定する増幅率aの増幅部166と、ノイズ減衰処理部140の出力信号の大きさを設定する増幅率bの増幅部168と、増幅部166の出力と増幅部168の出力を加算して出力する加算部170と、を備えている。
なお、出力制御部158は、制御信号がマルチパスノイズの検出を示す場合は、増幅率bを大きくし、制御信号がマルチパスノイズの検出を示さない場合は、増幅率aを大きくする。図12は、出力制御部158の出力制御の一例を示す図である。増幅部166の増幅率aの値を実線で示し、増幅部168の増幅率bの値を点線で示している。
t<t1ではa=1、b=0である。この場合マルチパスノイズが検出されず出力制御部58からステレオ複合信号のみが出力される。
t1<t<t2の場合、時刻t1でマルチパスノイズが検出されることで増幅率aは徐々に減少し、それに伴い増幅率bは増加する。すなわち、出力制御部158からのステレオ複合信号の出力は、経過時間に従って減少し、ノイズ低減処理部140の出力信号は、経過時間に従って増加する。
t2<tでは、a=0、b=1である。したがって、出力制御部158からノイズ低減処理部140の出力信号のみが出力される。
逆に、マルチパスノイズを検出した状態からマルチパスノイズが検出されなくなった場合も同様に制御を行う。
このように、出力制御部158で出力変更を行う際、ステレオ複合信号とノイズ減衰処理部140の出力信号とをフェードイン・フェードアウト処理することで、信号処理回路136からの出力が不連続となることを防止している。
しかしながら、特許文献3に記載の技術では、復調信号とノイズ減衰処理部140の出力の切り替えは、マルチパス検出フィルタ148、レベル検出部150、マルチパス検出部156によって検出されたマルチパスの有無に基づいて決定される。つまり、マルチパスがしきい値を超える場合は、図12でt2<tの領域に示すようにノイズ減衰処理部140によってノイズが減衰させられた信号を選択して出力している。また、マルチパスがしきい値以下であれば、図12でt<t1の領域に示すようにノイズ減衰処理を全く行っていないステレオ複合信号のみが出力される。そのため、仮にマルチパスが発生していてもそのマルチパスがしきい値を超えない限りは全くノイズ除去が行われていない信号が出力される。また、マルチパス有りと判定される場合には、常にノイズ減衰処理部140の出力信号のみを出力するため、マルチパスノイズの大小に関わらず、常に一定の減衰処理を施した信号が出力される。
特開2001−285096号公報 特開2002−271219号公報 特開2005−277565号公報
上記したように、特許文献3の技術では、全くノイズ減衰処理を行わない信号を出力する場合や、本来の復調信号に対して無駄なノイズ減衰処理を行った信号が、長時間出力され、ステレオセパレーションの悪化や音のこもりといった悪影響が生じる場合があった。
上記したように、マルチパスによるノイズに対応するために音質を無駄に劣化させてしまう場合があった。
本発明の1態様による信号処理回路は、受信した信号を検波し、復調信号を出力する検波部と、復調信号の所定の周波数成分に対応する信号を出力するフィルタと、復調信号とフィルタの出力信号とを所定の混合比で混合して出力する混合部と、電界強度の変化を検出し、電界強度変化量を出力する電界強度変化量検出部と、電界強度変化量に応じて所定の混合比を決定する混合比決定部と、チャネルイコライザと、前記チャネルイコライザによるイコライズ動作のオン・オフに基づいて、前記混合部による混合動作のオン・オフの制御を行う混合制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の1態様による信号処理回路は、受信した信号を検波して得られる復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号とを所定の混合比で混合して出力する信号処理回路であって、混合比は、受信した信号の電界強度の変化量に基づいて決定され、前記信号処理回路は、チャネルイコライザを有し、当該チャネルイコライザが動作中は前記混合を行わないことを特徴とする。
また、本発明の他の1態様による信号処理方法は、受信した信号を検波して得られる復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号とを混合して出力する信号処理方法であって、受信した信号の電界強度の変化量を検出し、電界強度の変化量から、復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号との混合比を計算し、混合比に基づいて復調信号及び該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号を混合させた信号を出力し、チャネルイコライジング処理中は、前記混合を行わないことを特徴とする。


不要な音質の劣化を抑えることが可能となる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に関わる信号処理回路を含む受信装置を示すブロック図である。図1に示す受信装置は、例えばFMラジオなどの受信装置であり、電波として受信した信号から音声データなどを再生して出力する装置である。本実施の形態の受信装置は、フロントエンド部100、A/D変換器200、目的局抽出部300、信号処理回路400、ステレオ復調回路500、ディエンファシス回路600を有している。
フロントエンド部100は、アンテナによって受信された信号を、アナログの中間周波数信号(IF信号)に変換して出力する。A/D変換器200は、フロントエンド部から出力されたアナログIF信号をデジタルIF信号に変換して出力する。目的局抽出部300は、デジタルIF信号から目的局の帯域に対応する信号を抽出し、そのIF信号を出力する。信号処理回路400は、IF信号を復調し、ベースバンド信号となるステレオ複合信号を出力する。ステレオ復調回路は、ステレオ複合信号から右チャンネル(Rch)、左チャンネル(Lch)に対応する信号を出力する。ディエンファシス回路600は、送信側で予め強調されたRch信号とLch信号の高域部を減衰させ、Rch、Lchに音声信号として出力する。
以下、図1を参照して本実施の形態の信号処理回路について説明する。図1に示すように本実施の形態の信号処理回路は、FM検波部1、電界強度検出部2、ノイズ除去部(混合部)3、落ち込み量検出部(電界強度変化量検出部)4、ブレンド比決定部(混合比決定部)5を有している。
FM検波部1は、FM変調された無線信号を復調し、ベースバンド信号(復調信号)を取り出す部分である。FMステレオ放送の場合には、このベースバンド信号はステレオ複合信号となる。電界強度検出部2は、受信した無線信号の電界強度を検出し、電界強度を示す信号(以下、電界強度信号と称す)を出力している。ノイズ除去部3は、FM検波部1で復調された信号のノイズを低減し出力する部分である。ノイズ除去部3は、FM検波部1が復調した復調信号と復調信号のノイズ成分を低減させた信号をブレンド(混合)して出力する。つまりノイズ除去部3は、復調信号とノイズ低減信号を混合させる混合部である。この混合比の決定などの詳細については後述する。落ち込み量検出部4は、電界強度の瞬間的な落ち込みを検出し、その落ち込み量を示す信号を出力する。つまり、落ち込み量検出部4は、電界強度の変化を検出する電界強度変化量検出部である。ブレンド比決定部(混合比決定部)5は、落ち込み量検出部が検出した電界強度の落ち込み量から、ノイズ除去部3でブレンドする復調信号とノイズ低減信号の比(混合比)を計算して、その混合比を示す信号を出力する。
本実施の形態の信号処理回路は、FM変調された信号から、FM検波部1が検波動作を行い、復調信号を生成する。復調信号は、ノイズ除去部3へと入力されノイズ除去動作が行われる。ノイズ除去部3は、復調信号と、復調信号をローパスフィルタ(以下、LPFと称す)に通しノイズ成分を低減させた信号(以下ノイズ低減信号と称す)を混合(ブレンド)して、出力信号を出力する。この復調信号とノイズ低減信号をブレンドする割合がブレンド比決定部5によって計算され、ノイズ除去部3は、復調信号からノイズ成分を低減させた信号を出力する。ノイズ除去部3が出力した信号がステレオ複合信号として、後段の回路などに入力される。
このように構成された信号処理回路のさらに詳細な構成について説明する。本実施の形態のノイズ除去部3は、上記したLPF31、減衰器32、33、加算部34を有している。減衰器32には、FM検波部1の出力する復調信号が入力されている。減衰器32は、後述するブレンド比決定部5によって計算されたブレンド比1−α(αは1以下の値をとる数)に基づいて復調信号を減衰し、出力している。
LPF31には、復調信号が入力されている。LPF31は、復調信号の低周波成分を通過させ、高周波成分を減衰させている。LPF31は、高周波成分を減衰させることにより、復調信号に含まれるノイズ成分を低減させている。このLPF31が出力する信号がノイズ低減信号である。減衰器33は、後述するブレンド比決定部5の計算したブレンド比αに基づいて、LPF31が出力したノイズ低減信号を減衰し、出力している。加算部34では、減衰器32、33が減衰した復調信号及びノイズ低減信号を加算(ブレンド)し、ステレオ複合信号を出力している。
落ち込み量検出部4は、包絡線検出部41及び減算部42を有している。包絡線検出部41は、電界強度検出部2が出力した電界強度信号の包絡線に対応する信号を出力する。減算部42は、包絡線検出部41の出力する電界強度の包絡線に対応する信号から電界強度信号を減算する。この減算により電界強度の落ち込み量を検出し、落ち込み量信号として出力している。
ブレンド比決定部5は、動作開始点設定レジスタ51、傾斜設定レジスタ52、ブレンド量計算部53、α調整部54を有している。動作開始点設定レジスタ51は、所定の落ち込み量を保持する記憶部である。落ち込み量信号が示す落ち込み量が、この所定の落ち込み量以上となった場合に、ブレンド量計算部53がブレンド量を計算する。
傾斜設定レジスタ52は、落ち込み量に対するブレンド量の関係を保持する記憶部である。ブレンド量計算部53は、動作開始点設定レジスタ51の保持する所定値及び傾斜設定レジスタ52の保持する落ち込み量とブレンド量の関係に基づいて、復調信号に対するノイズ低減信号のブレンド量を計算し、出力する。α調整部54は、ブレンド量計算部53が計算したブレンド量に基づいて、αの値を0≦α≦1となるように調整し、出力する。
図2は、本実施の形態の各部で出力される波形を示した図である。以下、図1及び図2を参照して本実施の形態の信号処理回路の動作について説明する。アンテナが受信した無線信号は、中間周波数信号(IF信号)に変換された後、中間周波数増幅器(不図示)などを介して、本実施の形態の信号処理回路に入力される(図1のA点、図2(A)参照)。電界強度検出部2は、このIF信号の電界強度を測定し、電界強度信号を出力する(図1のB点、図2(B)参照)。なお、図2(B)は、測定した電界強度を、縦軸を対数軸として示したものである。以降、この対数軸を縦軸とした電界強度の変化を元に各種の波形を示していくが、電界強度を示す波形であれば特に縦軸を対数軸にとる必要はない。
この電界強度信号は、落ち込み量検出部4に入力される。落ち込み量検出部4では、包絡線検出部41が、この電界強度信号の包絡線に対応する信号を検出して出力している(図1のC点、図2(C)の実線参照)。この包絡線の検出の詳細に関しては、後述する。減算部42では、包絡線検出部41の出力する電界強度信号の包絡線から電界強度信号を減算することによって、入力された電界強度信号の落ち込み量を検出し、落ち込み量検出結果を出力している(図1のD点、図2(D)参照)。上記したように電界強度信号と包絡線検出部41の出力する信号の差が落ち込み量となる。落ち込み量検出部4は、この差を示す信号を出力している。このように、電界強度信号の包絡線を示す信号から電界強度信号を減算することで、落ち込み量検出部4は、電界強度の変化を検出している。そのため、落ち込み量検出部4は、電界強度が急峻な変化などをした場合にはその電界強度の変化に応じた信号を出力する。
落ち込み量検出結果は、ブレンド比決定部5へと入力される。ブレンド比決定部5では、ブレンド量計算部53が、ブレンド量を計算する。具体的には、ブレンド量計算部53は、動作開始点レジスタが保持している所定値以上の落ち込み量があった場合にブレンド量を計算する。本実施の形態では、このブレンド量は、落ち込み量とブレンド量の一次関数に基づいて決定される。この一次関数の傾きは、傾斜設定レジスタに保持されている。落ち込み量を元に計算されたブレンド量はα調整部へと入力される。α調整部では計算されたブレンド量を0≦α≦1の範囲内に収まるように調整し、ブレンド比を出力する(図1のE点、図2(E)参照)。本実施の形態では、ブレンド量計算部53は、落ち込み量に対してのブレンド量を1次関数で計算している。そのため、このα調整部54による調整は、計算したブレンド量の値が、1よりも大きくなってしまう場合や、0よりも小さくなってしまう場合などに、出力をα=1あるいはα=0にクリップしてしまうことで行われる。
一方、本発明の信号処理回路に入力されたIF信号は、FM検波部1によって復調信号とされる(図1のF点、図2(F)参照)。この復調信号は、そのまま減衰器32に入力される信号とLPF31を介して減衰器33に入力される信号に分岐される。ここでLPF31を介した信号は、ノイズなどの急峻な変化を抑えたノイズを低減させた信号となる(図1のG点、図2(G)参照)。これはLPF31のカットオフ周波数を例えば2kHzなどとして、パルス状のノイズを通過させないLPFとすることでノイズを低減させることが可能となる。減衰器32、33では上記したブレンド比決定部5の出力するブレンド比α、1−αに基づいて復調信号、ノイズ低減信号を減衰する。減衰器32、33の出力は、加算器34によって加算される。この加算により、復調信号を減衰した信号とノイズ低減信号を減衰した信号がブレンド(混合)され、ステレオ複合信号が出力される(図1のH点、図2(H)参照)。
このように、本実施の形態によれば電界強度の落ち込み量(電界強度変化)を計算し、その落ち込み量に基づいて復調信号とノイズを低減させた信号のブレンド比を計算している。そのため、ステレオ複合信号の出力を一定のレベルとしてしまう場合や消音してしまう場合に比べ、音質の劣化を引き起こすことなくマルチパスノイズなどを低減させることが可能となる。また、本実施の形態によれば、電界強度の落ち込み量に応じてブレンド量が常に変化している。つまり、落ち込み量が大きい時はブレンド量が大きく、落ち込み量が小さい時はブレンド量も小さくなっている。そして、このブレンドはマルチパスノイズが発生した瞬間にのみ行われ、ブレンド比の変化は、ほぼノイズ成分のみに追従したものとなる。そのため、音揺れなどが少なく、突発的なノイズにも対応することが可能となる。
ここで、上記で省略した本実施の形態における包絡線に対応する信号の検出について説明する。包絡線に対応する信号を検出する回路は、例えば記憶素子と比較器を用いて構成することが可能である。記憶素子は、例えばN番目に入力された電界強度信号の値S(N)を記憶する。そして比較器は、その後、N+1番目に入力された電界強度信号の値S(N+1)と記憶素子が記憶している値S(N)を比較する。ここで入力された値S(N+1)が記憶していた値S(N)よりも大きい場合は記憶素子に入力された値S(N+1)を記憶させる。入力された値S(N+1)が記憶していた値S(N)より小さい場合は記憶していた値S(N)から所定量Qを減算し、例えば、S(N)−Qを新たに記憶素子に記憶させる。このように構成した場合、出力は正確な包絡線ではないが、簡単な回路構成で入力される信号のピークに追従していく包絡線とほぼ同等の信号とすることができる。図3は、このように検出した包絡線信号を示している。上述した本実施の形態の包絡線に対応する信号の検出方法によれば、電界強度信号のピークに追従しつつ、時間の経過と共に減少していく。そして記憶素子が記憶していた電界強度信号よりも大きな値が入力されれば、再びその電界強度信号の値に追従していく波形となる。
なお、回路面積や規模に余裕がある信号処理回路であれば、包絡線に対応する信号の検出は、上記の方法によらず一定期間入力される信号を観測しその期間のピーク間を結ぶことで通常の包絡線を出力しても本実施の形態の包絡線検出部とすることは可能である。
実施の形態2
図4は、本発明の実施の形態2の信号処理回路を示すブロック図である。図4において図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態では19kHzレベル検出部6及びブレンドオン・オフ制御部(混合実施制御部)55が追加されている。
19kHzレベル検出部6はFM検波部1が出力した復調信号に含まれる19kHz成分のレベルを検出し、その検出結果を出力する。ブレンドオン・オフ制御部55は、復調信号に含まれる19kHz成分の大きさ及び電界強度の大きさからブレンド動作を行うか行わないかを判断し、ノイズ除去部3におけるブレンド動作を制御する部分である。以下に、実施の形態1とは異なる部分を中心に、実施の形態2の信号処理回路の動作について説明する。
マルチパスノイズが存在する場合、FM検波部1によって復調された復調信号に含まれる19kHzの成分のレベルが大きくなってしまうことが知られている。また、受信した信号の電界強度が弱くなった場合には、マルチパスノイズに関わらず復調信号の19kHzの成分のレベルが大きくなってしまうことも知られている。そこで、本実施の形態では、電界強度を考慮しつつ、19kHzレベル検出部6の検出した19kHz成分の大きさが所定値を超えた場合にはブレンド比決定部5が計算したブレンド比に基づいてブレンド動作を行い、19kHz成分が所定値以下である場合にはブレンド比決定部5が計算した結果にかかわらず、例えばα=0などと固定し、ブレンド動作を行わないようにするものである。
上記したようにブレンドオン・オフ制御部55には、19kHzレベル検出部が検出した復調信号における19kHz成分の大きさを示す信号と、電界強度検出部2が検出した電界強度を示す信号、α調整部54から出力されたブレンド比が入力されている。
ブレンドオン・オフ制御部55は、例えば内部にレジスタなどを有し、電界強度に応じてブレンド動作を開始する19kHz成分レベルの所定値を記憶している。図5は、ブレンドオン・オフ制御部55が記憶する電界強度とブレンド動作を開始する19kHz成分の大きさの関係を表した図である。上記したように受信した信号の電界強度が弱いと、復調信号の19kHz成分が大きくなってしまう。そこで、図5に示すように、本実施の形態のブレンドオン・オフ制御部55は、ブレンド動作を開始する所定値に電界強度に応じた傾きを設定している。つまり、電界強度が弱い場合にブレンド動作を開始する19kHz成分の大きさをX、電界強度が強い場合にブレンド動作を開始する19kHz成分の大きさをXとした場合、X>Xと言う関係が成立するように所定値を記憶している。
本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、19kHzレベル検出部6の検出する19kHz成分の大きさに基づいてブレンド動作のオン・オフを決定するため、マルチパスノイズがない場合に誤動作などによって音質が劣化してしまうのを防止することができる。また、本実施の形態では、マルチパスノイズが、ほとんどない場合にはLPF31を介していない信号を出力する。LPF31を介した場合、マルチパスノイズと共にある領域よりも高域にある信号が取り除かれてしまう。その結果、本来の音よりも音がこもって聞こえたりする場合がある。また、LPF31によってステレオ複合信号に含まれるパイロット信号まで除去されてしまった場合は、後段の回路で正確な処理が行えなくなる場合もある。そのため、マルチパスノイズの有無によってブレンドオン・オフ動作を行うことにより優れた音質のステレオ複合信号を出力することが可能となる。なお、本実施の形態では復調信号の19kHz成分の大きさを元にマルチパスノイズの有無を検出しているが電界強度検出部2の出力に含まれる19kHz成分を検出しても本実施の形態と同様の動作が可能である。
実施の形態3
図6は、本発明の実施の形態3の信号処理回路を示すブロック図である。図6において図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態では変調度検出部7及びブレンドオン・オフ制御部55が追加されている。
変調度検出部7はFM検波部1が出力した復調信号の変調度を検出し、その検出結果を出力する。ブレンドオン・オフ制御部55は、復調信号の変調度の大きさからブレンド動作を行うか行わないかを判断し、ノイズ除去部3におけるブレンド動作を制御する部分である。以下に、実施の形態1とは異なる部分を中心に、実施の形態3の信号処理回路の動作について説明する。
変調度が大きい場合は、それを復調した信号もボリュームの大きな信号となる。そのため復調信号に含まれているノイズ成分が目立たなくなってくる。変調度検出部7は、復調信号の変調度を検出し、その検出結果をブレンドオン・オフ制御部55に出力する。ブレンドオン・オフ制御部55は、復調信号の変調度が予め設定されたある値を超えるとブレンド動作を行わず、例えばα=0などの固定値を出力する。ブレンドオン・オフ制御部55は、変調度がこの所定値を越えない場合はブレンド比決定部の計算したブレンド比を示す信号を出力する(図7参照)。
このように構成することで、実施の形態1の効果に加え、変調度が高い信号の場合にはLPF31を介していない優れた音質のステレオ複合信号とすることが可能である。
実施の形態4
図8は、本発明の実施の形態4の信号処理回路を示すブロック図である。図8において図1および図6と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態では、変調度検出部7、減衰器35及びゲイン調整部8が追加されている。なお、減衰器35は、LPF31と減衰器33との間に配置されている。
変調度検出部7は、FM検波部1が出力した復調信号の変調度を検出し、その検出結果を出力する。ゲイン調整部8は、復調信号の変調度の大きさに基づいて、ノイズ除去部3における減衰器35のゲイン(減衰率)を制御する。上記した各実施の形態では、LPF31を介することでマルチパスによるノイズを低減させている。しかし低周波成分でもノイズは存在し、低周波成分のノイズは、LPF31を通過してしまう。図2(G)において、正弦波に対して歪んだように見える部分がこのようなノイズである。このようなノイズは、変調度が小さい場合には、復調された信号のボリュームが小さいので、聴感上も目立ってしまう。そこで、本実施の形態では、変調度が小さくなるのにあわせてLPF31の出力のゲインを小さくすることでノイズを目立たなくする。以下に、実施の形態1とは異なる部分を中心に、実施の形態4の信号処理回路の動作について説明する。
変調度検出部7は、復調信号の変調度を検出し、その検出結果をゲイン調整部8に出力する。ゲイン調整部8は、復調信号の変調度が予め設定されたある値を以下になると減衰器35のゲインβが、変調度の低下に応じて徐々に下がっていくように制御する信号を出力する。ゲインβは変調度が下がるのに従って一定の傾斜で減少し、変調度が極めて小さい場合は0になる(図9参照)。減衰器35は、ゲイン調整部8の出力に基づいてLPF31の出力を減衰させる。
このように構成することで変調度が小さい場合のノイズを目立たなくさせ、優れた音質のステレオ複合信号とすることが可能である。
実施の形態5
図10は、本発明の実施の形態5の信号処理回路を示すブロック図である。図10において図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態ではチャネルイコライザ9、ブレンドオン・オフ制御部55が追加されている。なお、チャネルイコライザ9は、FM検波部1及び電界強度検出部2の前段に配置されている。ブレンドオン・オフ制御部55は、チャネルイコライザ9の動作に基づいてノイズ除去部3におけるブレンド動作を制御する部分である。
信号処理回路は、マルチパスの影響を低減するためにチャネルイコライザと呼ばれるイコライザ9をその前段に備えている場合がある。このチャネルイコライザ9を備えている場合は、電界強度検出部2、落ち込み量検出部4にて検出した電界強度の落ち込みの位置が必ずしもノイズが発生している位置と一致しない場合が発生する。そのため、本実施の形態ではチャネルイコライザ9に対するオン、オフを制御する信号をブレンドオン・オフ制御部55にも入力している。
実施の形態5では、チャネルイコライザ9とブレンドオン・オフ制御部55の動作は相補的になっている。つまり、チャネルイコライザ9がオンとされている間は、ブレンド動作はオフとなり、ブレンドオン・オフ制御部55は、例えばα=0などの固定値を出力する。チャネルイコライザ9がオフ状態のときはブレンド動作はオン状態となりブレンドオン・オフ制御部は、ブレンド比決定部5が計算したブレンド比をノイズ除去部3に出力している。したがって、ブレンドオン・オフ制御部55は、チャネルイコライザ9に対するオン・オフを示す信号と同一の信号に基づいて動作すればよい。
このように構成することで、チャネルイコライザを備えた信号処理回路であっても、チャネルイコライザが動作していないときはノイズを確実に低減させることが可能である。
以上、本発明の実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は、本発明の実施の形態に限らず、種々の変形が可能である。例えば、傾斜設定レジスタは、落ち込み量に対してのブレンド量を1次関数で保持しているものとしたが、あらかじめ落ち込み量に対するブレンド比の関係を定義したテーブルのようなものを保持するものであってもよい。このような場合は、α調整部によるブレンド比の調整は行わずに、ブレンド量計算部が入力された落ち込み量の大きさに基づいて、傾斜設定レジスタに保持されている値を読み出すことなどでブレンド比を決定することも可能である。
また、上記に示された実施の形態を、適宜組み合わせた信号処理回路とすることなども可能である。このように、本発明は、本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者において種々の変形が可能である。
本発明の実施の形態1に関わる受信装置を示すブロック図である。 実施の形態1の各部で出力される波形を示した図である。 落ち込み量検出部の動作をより詳細に説明する図である。 本発明の実施の形態2の信号処理回路を示すブロック図である。 電界強度とブレンド動作を開始する19kHz成分の大きさの関係を表した図である。 本発明の実施の形態3の信号処理回路を示すブロック図である。 変調度とブレンド動作の関係を表した図である。 本発明の実施の形態4の信号処理回路を示すブロック図である。 変調度と減衰器35のゲインの関係を表した図である。 本発明の実施の形態5の信号処理回路を示すブロック図である。 従来の信号処理回路を示すブロック図である。 従来の信号処理回路の出力制御を示す図である。
符号の説明
1 FM検波部
2 電界強度検出部
3 ノイズ除去部
4 落ち込み量検出部
5 ブレンド比決定部
6 19kHz成分レベル検出部
7 変調度検出部
8 ゲイン調整部
9 チャネルイコライザ
32、33、35 減衰器
34 加算器
41 包絡線検出部
42 減算部
51 動作開始点設定レジスタ
52 傾斜設定レジスタ
53 ブレンド量計算部
54 α調整部
55 ブレンドオン・オフ制御部
100 フロントエンド部
200 A/D変換器
300 目的局抽出部
400 信号処理回路
500 ステレオ復調回路
600 ディエンファシス回路
136 信号処理回路
140 ノイズ減衰処理部
148 マルチパス検出フィルタ
150 レベル検出部
156 マルチパス検出部
158 出力制御部

Claims (12)

  1. 受信した信号を検波し、復調信号を出力する検波部と、
    前記復調信号の所定の周波数成分に対応する信号を出力するフィルタと、
    前記復調信号と前記フィルタの出力信号とを所定の混合比で混合して出力する混合部と、
    電界強度の変化を検出し、電界強度変化量を出力する電界強度変化量検出部と、
    前記電界強度変化量に応じて前記所定の混合比を決定する混合比決定部と
    チャネルイコライザと、
    前記チャネルイコライザによるイコライズ動作のオン・オフに基づいて、前記混合部による混合動作のオン・オフの制御を行う混合制御部と、を備えることを特徴とする信号処理回路。
  2. 前記電界強度変化量検出部は、前記電界強度の包絡線に対応する包絡線信号を出力する包絡線検出部と、
    前記包絡線信号から、前記電界強度を示す信号を減算する減算部を有することを特徴とする請求項1に記載の信号処理回路。
  3. 前記混合部は、
    前記復調信号を前記所定の混合比に基づいて減衰する第1の減衰器と、
    前記フィルタの出力信号を前記所定の混合比に基づいて減衰する第2の減衰器と、
    前記第1の減衰器の出力と前記第2の減衰器の出力を加算する加算器とを有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の信号処理回路。
  4. 前記第1の減衰器は、前記復調信号を(1−α)(αは1以下の数)倍に減衰し、前記第2の減衰器は前記フィルタの出力信号をα倍に減衰することを特徴とする請求項3に記載の信号処理回路。
  5. 前記混合比決定部は、
    前記電界強度変化量に対する混合量の関係を記憶するレジスタと、
    前記電界強度変化量及び前記レジスタに記憶されている当該電界強度変化量に対する混合量の関係から、混合量を計算する混合量計算部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号処理回路。
  6. 前記混合比決定部は、
    前記電界強度変化量が所定の変化量以上であった場合に前期所定の混合比を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の信号処理回路。
  7. 前記混合制御部は、前記チャネルイコライザによるイコライズ動作がオンの場合、前記混合部による混合動作をオフに制御し、前記チャネルイコライザによるイコライズ動作がオフの場合、前記混合部による混合動作をオンに制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の信号処理回路。
  8. 受信した信号を検波して得られる復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号とを所定の混合比で混合して出力する信号処理回路であって、
    前記混合比は、前記受信した信号の電界強度の変化量に基づいて決定され
    前記信号処理回路は、チャネルイコライザを有し、当該チャネルイコライザが動作中は前記混合を行わないことを特徴とする信号処理回路。
  9. 前記受信した信号の電界強度の変化量は、前記受信した信号の電界強度の包絡線に対応する波形より、前記受信した信号の電界強度を減算することにより求められることを特徴とする請求項記載の信号処理回路。
  10. 受信した信号を検波して得られる復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号とを混合して出力する信号処理方法であって、
    前記受信した信号の電界強度の変化量を検出し、
    前記電界強度の変化量から、前記復調信号と該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号との混合比を計算し、
    前記混合比に基づいて前記復調信号及び該復調信号の所定の周波数成分に対応する信号を混合させた信号を出力し、
    チャネルイコライジング処理中は、前記混合を行わないことを特徴とする信号処理方法。
  11. 前記電界強度の変化量の検出は、
    電界強度を示す信号の包絡線に対応する波形を検出し、当該波形から前記電界強度を示す信号を減算することにより行われることを特徴とする請求項10に記載の信号処理方法。
  12. 前記混合比の計算は、
    前記検出によって検出された電界強度の変化の変化量に基づいて、当該変化量に対する混合量を計算し、当該混合量に応じた混合比とすることで行われる請求項10あるいは11に記載の信号処理方法。
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