JP4890949B2 - 波形記録装置 - Google Patents

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本発明は、入力信号の信号波形を印刷する印刷部を備えた波形記録装置に関するものである。
この種の波形記録装置として、出願人は、特開平11−118833号公報において、入力信号についての波形を印刷可能な波形記録装置を開示している。この波形記録装置は、A/D変換部、データRAM、表示部、プリンタおよびCPU等を備えて構成されている。この波形記録装置では、A/D変換部が、記録対象の入力信号をサンプリングして波形データを生成し、データRAMが、波形データを記憶する。また、表示部が、CPUの制御に従って波形データに基づく信号波形を表示し、プリンタが、CPUの制御に従って波形データに基づく信号波形を、例えば時間軸の向きが記録紙の移動方向(送り出し方向)に対して平行となるようにして記録紙に印刷する。この場合、この波形記録装置では、プリンタによる信号波形の印刷と表示部による信号波形の表示とが並行して行われるため、記録紙に印刷された信号波形および表示部に表示された信号波形の両者を視認することが可能となっている。
特開平11−118833号公報(第4−6頁、第1図)
ところが、上記の波形記録装置には以下の改善すべき課題がある。すなわち、この波形記録装置では、プリンタが、時間軸の向きが記録紙の移動方向に対して平行となるようにして信号波形を記録紙に印刷している。このため、この波形記録装置では、例えば、長時間に亘る信号波形を印刷したときには、記録紙の長さも長大となる。一方、入力信号の特性を分析する際には、まず、信号波形の全体像を把握する必要があり、このためには印刷された信号波形の全体像を一目で観察できるのが好ましい。しかしながら、上記の波形記録装置では、長時間に亘る信号波形を印刷したときには、記録紙の長さが長大となって信号波形の全体の変化を一目では観察し難く、この点の改善が望まれている。また、この波形記録装置では、上記のような印刷形態で長時間に亘って信号波形を印刷した際には、多量の記録紙を消費することとなり、その分ランニングコストが高騰するという課題も存在し、この点の改善も望まれている
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、信号波形を観察し易く印刷すると共に、印刷に要するランニングコストを低減し得る波形記録装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の波形記録装置は、波形データに基づく入力信号の信号波形を記録紙に印刷する印刷部と、当該印刷部を制御する制御部とを備えた波形記録装置であって、時間長を指定可能に構成された操作部を備え、前記制御部は、前記信号波形の時間軸の方向において当該信号波形を前記指定された時間長毎に分割した各分割波形を印刷時における前記記録紙の移動方向と当該信号波形の時間軸の向きとが交差し、かつ当該移動方向に沿って並べた状態で印刷させる。
また、請求項2記載の波形記録装置は、請求項1記載の波形記録装置において、前記操作部は、前記各分割波形が印刷される各印刷領域における当該分割波形の振幅方向に沿った長さを指定可能に構成され、前記制御部は、前記分割波形の振幅が前記指定された長さの範囲内となるように当該分割波形を印刷させる。
請求項1記載の波形記録装置によれば、制御部が信号波形の時間軸の方向において信号波形を所定の数に分割した各分割波形を印刷時における記録紙の移動方向と信号波形の時間軸の向きとが交差し、かつ移動方向に沿って並べた状態で印刷させることにより、記録紙の移動方向と時間軸の向きとが平行となるように信号波形を印刷する構成と比較して、比較的狭い範囲内に数多くの分割波形を効率的に印刷させることができる。このため、入力信号を長時間に亘って記録したとしても、その入力信号についての信号波形の全体像を一目で把握することができる結果、入力信号の特性を確実かつ容易に把握することができる。また、比較的狭い範囲内に分割波形を効率的に印刷させることができるため、記録紙の消費量を低減することができる結果、印刷のためのランニングコストを十分に低減することができる。また、制御部が1つ当りの時間長が指定された時間長となるように分割した分割波形を印刷させることにより、例えば、その時間長を短く指定することで、分割波形を時間軸の方向に伸長して印刷させることができるため、入力信号におけるパラメータの変化が激しい場合であっても分割波形を見易く印刷することができる。また、その時間長を長く指定することで、分割波形を時間軸の方向に縮小して印刷させることができるため、信号波形を分割波形に分割するときの分割数を少なくすることができる結果、単位面積当りの記録紙に印刷可能な分割波形の数をさらに増加させることができる。したがって、入力信号をさらに長時間に亘って記録したとしても、その入力信号についての信号波形の全体像を一目で把握することができると共に、記録紙の消費量をさらに低減することができる。
また、請求項2記載の波形記録装置によれば、制御部が分割波形の振幅が指定された長さの範囲内となるように分割波形を印刷させることにより、例えば、その長さを長く指定することで、分割波形を振幅方向に伸長して印刷させることができるため、入力信号の振幅が小さい場合であっても、分割波形を見易く印刷することができる。また、その長さを短く指定することで、単位面積当りの記録紙に印刷可能な分割波形の数を増加させることができるため、入力信号をさらに長時間に亘って記録したとしても、その入力信号についての信号波形の全体像を一目で把握することができると共に、記録紙の消費量をさらに低減することができる。
以下、本発明に係る波形記録装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、波形記録装置1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示す波形記録装置1は、本発明に係る波形記録装置の一例であって、図2に示すように、測定部2、データ制御部3、ストレージRAM4、ROM5、RAM6、CPU7、表示制御部8、表示部9、印刷制御部10、プリンタ11および操作部12を備えて構成されている。
測定部2は、記録対象の入力信号Siを所定の周期でサンプリングすることによってアナログ−ディジタル変換(信号処理)して波形データDwを出力する。データ制御部3は、例えばDMA(Direct Memory Access)コントローラであって、ストレージRAM4への波形データDwの書き込みや、ストレージRAM4からの波形データDwの読み出し、およびCPU7への波形データDwの転送などを制御する。ストレージRAM4(記憶部)は、データ制御部3によって転送された波形データDwを記憶する。
ROM5は、CPU7の動作プログラムを記憶する。RAM6は、CPU7の演算結果や後述するグラフデータDgなどを一時的に記憶する。CPU7は、操作部12から出力される操作信号Soに従い、波形記録装置1を構成する各部を制御する。
表示制御部8は、CPU7を介して取得した波形データDwに基づき、信号波形Wを表示するための表示用データDdを生成して表示制御部8に出力する。表示部9は、一例として、LCDパネルで構成されて、表示制御部8の制御に従って信号波形W(図1参照)を表示する。また、表示部9は、表示制御部8の制御に従って波形記録装置1に対する各種の設定や指定を行うための設定画面を表示する。
印刷制御部10は、本発明における制御部に相当し、CPU7を介して取得した波形データDwや後述するグラフデータDgに基づいて信号波形Wを印刷するための印刷用データDpを生成してプリンタ11に出力すると共に、操作部12から出力された操作信号Soに従って幅方向印刷処理および長さ方向印刷処理を実行することにより、プリンタ11による印刷を制御する。具体的には、印刷制御部10は、幅方向印刷処理を実行することにより、図1,3に示すように、記録紙100の移動方向(両図に示す矢印Xの方向)と信号波形Wの時間軸Atの向きとが直交(本発明における交差の一例)するように、つまり信号波形Wの時間軸Atが記録紙100の幅方向と一致するように信号波形Wをプリンタ11に印刷させる(以下、この印刷形態を「幅方向印刷」ともいう)。この場合、印刷制御部10は、信号波形Wの長さ(波形データDwのデータ量)が所定以上のときには、図3に示すように、信号波形Wを時間軸Atの方向において所定の数に分割した分割波形Wdを記録紙100の移動方向に沿って並べた状態で印刷させる。また、印刷制御部10は、長さ方向印刷を実行することにより、図7に示すように、記録紙100の移動方向(つまり記録紙100の長さ方向)と信号波形Wの時間軸Atの向きとが平行またはほぼ平行となるように信号波形Wをプリンタ11に印刷させる(以下、この印刷形態を「長さ方向印刷」ともいう)。
プリンタ11は、本発明における印刷部に相当し、一例として、サーマルプリンタで構成されて、ロール状態で内部にセットされた感熱型の記録紙100に信号波形Wや文字等を印刷する。この場合、プリンタ11は、印刷制御部10によって実行される上記の印刷制御に従い、上記した幅方向印刷および長さ方向印刷を実行する。
操作部12は、図1に示すように、入力信号Siの記録開始および記録終了を指示するためのスタートキー21およびストップキー22、信号波形Wを表示部9に表示させるための表示キー23、信号波形Wをプリンタ11に印刷させるためのプリントキー24並びにカーソルキー等の各種の操作キーを備えて構成され、これらの操作キーが操作されたときに操作信号Soを出力する。また、この波形記録装置1では、プリンタ11に信号波形Wを印刷させる際の印刷形態(上記した幅方向印刷および長さ方向印刷)、各分割波形Wdがそれぞれ印刷される各印刷領域Fp(図3参照)における分割波形Wdの振幅方向に沿った長さL(同図参照)、および分割波形Wdの1つ当りの時間長T(つまり印刷領域Fpにおける分割波形Wdの時間軸Atの方向に沿った長さ。同図参照)を指定する操作を、操作部12のカーソルキー等を用いて行うことが可能に構成されている。
次に、波形記録装置1の全体的な動作について説明する。
まず、記録対象の入力信号Siを波形記録装置1に記録させる際には、入力信号Siを入力している状態において、操作部12のスタートキー21を操作する。この際に、操作部12がスタートキー21に対応する操作信号Soを出力し、CPU7が操作信号Soに従って測定部2を制御して、入力信号Siをアナログ/ディジタル変換した波形データDwの出力を開始させる。また、CPU7は、データ制御部3を制御して、測定部2から出力された波形データDwのストレージRAM4への書き込み(記録)を開始させる。次いで、入力信号Siの記録を終了する際には、操作部12のストップキー22を操作する。これに応じて、測定部2が波形データDwの出力を停止すると共に、データ制御部3が波形データDwのストレージRAM4への書き込みを停止する。
次に、入力信号Siについての信号波形Wを表示部9に表示させる際には、操作部12の表示キー23を操作する。この際に、操作部12が操作信号Soを出力し、これに応じて、CPU7が、データ制御部3を制御して、ストレージRAM4に記憶されている波形データDwを読み出させて転送させると共に、波形データDwを表示制御部8に出力する。次いで、表示制御部8が波形データDwに基づいて表示用データDdを生成して表示部9に出力する。続いて、表示部9が、表示制御部8の制御に従って表示処理を実行する。これにより、図1に示すように、入力信号Siについての信号波形Wが表示部9に表示される。
一方、入力信号Siについての信号波形Wを印刷させる際には、まず、印刷形態を指定する。ここで、この波形記録装置1では、上記したように、幅方向印刷および長さ方向印刷の2種類の印刷形態で信号波形Wを印刷することが可能となっている。この場合、信号波形Wを例えば幅方向印刷で印刷させる際には、表示部9に設定画面(図示せず)を表示させて、操作部12のカーソルキーを操作して「幅方向印刷」を指定する。次いで、操作部12のカーソルキー等を操作して、分割波形Wdが印刷される印刷領域Fpの長さL(図3参照)を例えば「mm」単位で入力(指定)すると共に、分割波形Wdの1つ当りの時間長T(同図参照)を「秒」単位で入力(指定)する。この際に、CPU7は、操作部12から出力される操作信号Soに基づいて長さLおよび時間長Tを示すグラフデータDgデータを生成して、RAM6に記憶させる。
続いて、操作部12のプリントキー24を操作する。これに応じて、CPU7が、印刷制御部10を制御して、図4に示す幅方向印刷処理50を実行させる。この幅方向印刷処理50では、印刷制御部10は、CPU7を介してRAM6からグラフデータDgを取得する(ステップ51)。次いで、印刷制御部10は、CPU7を介してデータ制御部3に対して波形データDwの読み出しを要求することによりストレージRAM4から波形データDwを取得する(ステップ52)。
続いて、印刷制御部10は、取得したグラフデータDgおよび波形データDwに基づき、印刷用データDpを生成する。この場合、印刷制御部10は、信号波形Wの全体としての時間長が指定された時間長Tよりも長いときには、信号波形Wを複数に分割した分割波形Wdを表示させるための表示用データDdを生成する。具体的には、印刷制御部10は、時間長T分の信号波形Wに相当する1つ分の分割波形Wdについての印刷用データDpを生成する(ステップ53)。この場合、印刷制御部10は、分割波形Wdの振幅が指定された印刷領域Fpの長さLの範囲内となるように印刷用データDpを生成する。次いで、印刷制御部10は、全ての分割波形Wdについての印刷用データDpを生成したか否かを判別する(ステップ54)。この場合、印刷制御部10は、全ての分割波形Wdについての印刷用データDpの生成が終了していないときには、ステップ53,54を繰り返して実行する。
続いて、全ての分割波形Wdについての印刷用データDpの生成が終了しているときには、印刷制御部10は、生成した印刷用データDpをプリンタ11に出力すると共に(ステップ55)、プリンタ11に対して分割波形Wdの印刷を開始させる。この場合、印刷制御部10は、プリンタ11に対して印刷用データDpに基づく分割波形Wdの印刷領域Fpへの印刷を繰り返して実行させることにより、各分割波形Wdを記録紙100の移動方向に沿って並べた状態で印刷させる。これにより、図3に示すように、各分割波形Wdが記録紙100に印刷される。
次いで、印刷制御部10は、ストレージRAM4に他の波形データDwが記憶されているか否かを判別する(ステップ56)。この場合、他の波形データDwが記憶されているときには、印刷制御部10は、ステップ52〜56を繰り返して実行し、他の波形データDwが記憶されていないときには、幅方向印刷処理50を終了する
この場合、入力信号Siを長時間に亘って記録したとしても、信号波形Wを分割した分割波形Wdの全て、つまり信号波形Wの全てが記録紙100における比較的狭い範囲内(長さ方向において短い範囲内)に印刷されるため、信号波形Wの全体像を一目で把握することができる。このため、入力信号Siの特性を確実かつ容易に把握することが可能となる。また、全ての信号波形Wが記録紙100における比較的狭い範囲内に印刷されるため、記録紙100の消費量を低減することが可能なため、印刷のためのランニングコストが低減される。
ここで、例えば、分割波形Wd(信号波形W)を振幅方向に伸長(または縮小)して表示させる際には、設定画面において、上記した長さLを長い値(または短い値)に変更した後にプリントキー24を操作する。これに応じて、CPU7、印刷制御部10およびプリンタ11が上記の各処理を実行することにより、図5に示すように、振幅方向に伸長した各分割波形Wdが記録紙100に印刷される。
また、分割波形Wd(信号波形W)を時間軸Atの方向に縮小(または伸長)して表示させる際には、設定画面において、上記した時間長Tを長い値(または短い値)に変更した後にプリントキー24を操作する。これに応じて、CPU7、印刷制御部10およびプリンタ11が上記の各処理を実行することにより、図6に示すように、時間軸Atの方向に縮小した各分割波形Wdが記録紙100に印刷される。
一方、信号波形Wを長さ方向印刷で印刷させる際には、操作部12のカーソルキーを操作(本発明における所定の操作に相当する)して上記の設定画面において「長さ方向印刷」を指定した後に、操作部12のプリントキー24を操作する。これに応じて、CPU7が、印刷制御部10を制御して、長さ方向印刷処理を実行させる。この長さ方向印刷処理では、印刷制御部10は、ストレージRAM4から波形データDwを取得すると共に、取得した波形データDwに基づき、信号波形Wについての印刷用データDpを生成する。次いで、印刷制御部10は、生成した印刷用データDpをプリンタ11に出力すると共に、プリンタ11を制御して、印刷用データDpに基づく信号波形Wの長さ方向印刷を開始させる。これにより、図7に示すように、記録紙100の移動方向と信号波形Wの時間軸Atの向きとが平行となるようにして信号波形Wが印刷される。
このように、この波形記録装置1によれば、印刷制御部10が幅方向印刷処理を実行することによって印刷時における記録紙100の移動方向と信号波形Wの時間軸Atの向きとが交差するように信号波形Wをプリンタ11に印刷させ、かつ、その際に、信号波形Wを時間軸Atの方向において分割した各分割波形Wdを記録紙100の移動方向に沿って並べた状態で印刷させることにより、記録紙100の移動方向と時間軸Atの向きとが平行となるように信号波形Wを印刷する構成と比較して、比較的狭い範囲内に数多くの分割波形Wdを効率的に印刷させることができる。このため、入力信号Siを長時間に亘って記録したとしても、その入力信号Siについての信号波形Wの全体像を一目で把握することができる結果、入力信号Siの特性を確実かつ容易に把握することができる。また、比較的狭い範囲内に分割波形Wdを効率的に印刷させることができるため、記録紙100の消費量を低減することができる結果、印刷のためのランニングコストを十分に低減することができる。
また、この波形記録装置1によれば、印刷制御部10が幅方向印刷処理の実行時において、分割波形Wdの振幅が指定された長さLの範囲内となるように分割波形Wdを印刷させることにより、例えば、長さLを長く指定することで、分割波形Wdを振幅方向に伸長して印刷させることができるため、入力信号Siの振幅が小さい場合であっても、分割波形Wdを見易く印刷することができる。また、長さLを短く指定することで、単位面積当りの記録紙100に印刷可能な分割波形Wdの数を増加させることができるため、入力信号Siをさらに長時間に亘って記録したとしても、その入力信号Siについての信号波形Wの全体像を一目で把握することができると共に、記録紙100の消費量をさらに低減することができる。
さらに、この波形記録装置1によれば、印刷制御部10が幅方向印刷処理の実行時において、指定された時間長Tとなるように分割した分割波形Wdを印刷させることにより、例えば、時間長Tを短く指定することで、分割波形Wdを時間軸Atの方向に伸長して印刷させることができるため、入力信号Siにおけるパラメータの変化が激しい場合であっても分割波形Wdを見易く印刷することができる。また、時間長Tを長く指定することで、分割波形Wdを時間軸Atの方向に縮小して印刷させることができるため、信号波形Wを分割波形Wdに分割するときの分割数を少なくすることができる結果、単位面積当りの記録紙100に印刷可能な分割波形Wdの数をさらに増加させることができる。したがって、入力信号Siをさらに長時間に亘って記録したとしても、その入力信号Siについての信号波形Wの全体像を一目で把握することができると共に、記録紙100の消費量をさらに低減することができる。
また、この波形記録装置1によれば、印刷制御部10が長さ方向印刷処理を実行することによって記録紙100の移動方向と信号波形Wの時間軸Atの向きとが平行(ほぼ平行)となるように信号波形Wをプリンタ11に印刷させることにより、用途に応じて長さ方向印刷の形態で信号波形Wを印刷させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、信号波形Wを表示部9に表示させた後に、プリンタ11に対して信号波形Wを印刷させる例について上記したが、これに限らない。例えば、信号波形Wの表示を行わせることなく信号波形Wの印刷を行わせることもできる。また、入力信号Siを測定(記録)しつつリアルタイムで信号波形Wの印刷を行わせることもできる。
また、幅方向印刷処理において、記録紙100の移動方向と分割波形Wd(信号波形W)の時間軸Atの向きとが直交するようにして分割波形Wdを印刷させる例について上記したが、記録紙100の移動方向と時間軸Atの向きとが直角以外の角度で交差するようにして分割波形Wdを印刷させることもできる。
また、分割波形Wdの長さLを「mm」単位で指定する例について上記したが、例えば、プリンタ11による印刷時の印刷ドット数で長さLを指定する構成を採用することもできる。また、印刷領域Fpにおける分割波形Wdにおける時間軸Atの方向に沿った長さを操作部12の操作によって例えば「mm」単位や「ドット」単位で指定可能な構成を採用することもできる。
波形記録装置1の外観図である。 波形記録装置1のブロック図である。 幅方向印刷によって印刷した信号波形Wの波形図である。 幅方向印刷処理50のフローチャートである。 振幅方向に伸長させた状態で印刷した信号波形Wの波形図である。 時間軸Atの方向に縮小させた状態で印刷した信号波形Wの波形図である。 長さ方向印刷によって印刷した信号波形Wの波形図である。
符号の説明
1 波形記録装置
2 測定部
4 ストレージRAM
10 印刷制御部
11 プリンタ
12 操作部
100 記録紙
At 時間軸
Dw 波形データ
Fp 印刷領域
L 長さ
Si 入力信号
T 時間長
W 信号波形
Wd 分割波形

Claims (2)

  1. 波形データに基づく入力信号の信号波形を記録紙に印刷する印刷部と、当該印刷部を制御する制御部とを備えた波形記録装置であって、
    時間長を指定可能に構成された操作部を備え、
    前記制御部は、前記信号波形の時間軸の方向において当該信号波形を前記指定された時間長毎に分割した各分割波形を印刷時における前記記録紙の移動方向と当該信号波形の時間軸の向きとが交差し、かつ当該移動方向に沿って並べた状態で印刷させる波形記録装置。
  2. 前記操作部は、前記各分割波形が印刷される各印刷領域における当該分割波形の振幅方向に沿った長さを指定可能に構成され、
    前記制御部は、前記分割波形の振幅が前記指定された長さの範囲内となるように当該分割波形を印刷させる請求項1記載の波形記録装置。
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