JP4890560B2 - 映像再生装置、映像表示システムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、いわゆるマルチアングル映像を複数同時に再生する映像再生装置、映像表示システムおよび記録媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の映像再生装置として、撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像(マルチアングル映像)を記録した記録手段(DVD)を用いて、表示装置(TV)の画面を分割した複数の表示エリアに、複数のアングル映像を同時に再生させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開2001−223991号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の映像再生装置は、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生するものではなかった。例えば、記録媒体に記録された3つのアングル映像(アングル映像1、アングル映像2およびアングル映像3)を同時に再生させる場合、各アングル映像の撮影アングルに拘わらず、単純に、アングル映像1を向かって右の表示エリアに、アングル映像2を中央の表示エリアに、アングル映像3を向かって左の表示エリアにおいて再生させるようになっているとする。この場合、記録媒体に記録された撮影対象が「テニスの試合」であって、アングル映像1が、主審側から見て左の選手Aを主審側から撮影した映像、アングル映像2が、主審側から見て右の選手Bを主審側から撮影した映像、アングル映像3が、コート全体を主審側から撮影した映像になっていると、向かって右の表示エリアに選手Aの映像、中央の表示エリアに選手Bの映像、向かって左の表示エリアにコート全体の映像が再生されることになる。このような複数のアングル映像の表示位置の配列では、ユーザ(視聴者)が違和感を感ずることとなり、問題であった。
【0004】
本発明は、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生することができる映像再生装置、映像表示システムおよび記録媒体を提供することを課題としている。
課題を解決するための手段
[0005]
本発明の映像再生装置は、撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、各撮影アングルを考慮した各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、複数のアングル映像と共に再生する複数チャンネルの音声に対応する音声データと、を記録した記録手段から、アングル映像データの総数以下の複数のアングル映像データおよびこれに対応する相対表示位置情報と、音声データと、を取得するデータ取得手段と、複数のアングル映像データに基づいて、複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力する映像信号出力手段と、相対表示位置情報に基づいて、複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、音声データに基づいて、複数チャンネルの音声信号を複数チャンネルのスピーカに出力する音声信号出力手段と、相対表示位置情報に基づいて、各チャンネルの音声信号が出力されるスピーカを設定する音声出力設定手段と、を備えたことを特徴とする。
[0006]
この構成によれば、各撮影アングルを考慮した各アングル映像の相対表示位置を意味する相対表示位置情報に基づいて、複数のアングル映像の表示位置の配列が決定される。このため、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生することができる。したがって、ユーザに対し、違和感を感じさせることがないばかりか、臨場感をもって複数のアングル映像を視聴させることができる。
また、この構成によれば、複数チャンネルの音声が、これと共に再生される複数のアングル映像と方向性が一致するように、複数チャンネルのスピーカに出力される。このため、臨場感のある音場を形成することができる。
なお、記録手段としては、例えば、DVD等の各種光ディスクのほか、ハードディスク、各種半導体メモリを用いることができる。
[0007]
この場合、表示手段が、複数の表示装置で構成されている時、映像信号出力手段は、複数のアングル映像信号を複数の表示装置に個別に出力し、配列決定手段は、複数の表示装置の配置情報および相対表示位置情報に基づいて、各アングル映像信号が出力される表示装置を設定することが好ましい。
[0008]
この構成によれば、複数のアングル映像を複数の表示装置に個別に表示させることで、各アングル映像を大きく表示することが可能となる。そして、複数の表示装置の配置をも考慮して、複数のアングル映像の表示位置の配列が決定される。このため、複数の表示装置において再生される複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生することができる。
[0009]
この場合、記録手段には、画素数の異なる複数の映像タイプから成る映像タイプ情報が各アングル映像毎に記録されており、データ取得手段は、映像タイプ情報を取得し、映像タイプ情報に基づいて、各アングル映像の複数の映像タイプから、当該アングル映像が表示される表示装置の画面解像度に対応した映像タイプを選択する映像タイプ選択手段を、さらに備えたことが好ましい。
[0010]
この構成によれば、各アングル映像が表示される表示装置の画面解像度に対応した画素数のアングル映像となるように、各アングル映像の映像タイプが選択される。このため、表示装置には、その画面解像度に最適な画素数のアングル映像が再生される。したがって、表示装置の画面解像度に合わせた解像度変換を必要とすることなく、アップコンバートあるいはダウンコンバートによる画質劣化を防止することができる。
[0011]
この場合、表示手段が単一の表示装置で構成されている時、映像信号出力手段は、決定された表示位置の配列に従って、複数のアングル映像が表示装置の表示画面を区分した複数の表示エリアにそれぞれ表示されるように、複数のアングル映像信号を合成して表示装置に出力することが好ましい。
[0012]
この構成によれば、設置スペースや保有台数の関係上、複数の表示装置を設置することができないような場合にも、単一の表示装置に対して複数のアングル映像を再生することができる。そして、単一の表示装置において、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生することができる。
[0013]
[0014]
[0015]
本発明の他の映像再生装置は、撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、各撮影アングルを考慮した各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、各アングル映像について、その他の複数のアングル映像のうちいずれを優先して同時に再生させるかを、各撮影アングルを考慮して指標した選択順位情報と、を記録した記録手段から、アングル映像データの総数以下の複数のアングル映像データおよびこれに対応する相対表示位置情報と、選択順位情報と、を取得するデータ取得手段と、複数のアングル映像のうち、同時に再生させる複数のアングル映像を、選択画面上でユーザに選択させるための映像選択手段と、選択された複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力する映像信号出力手段と、相対表示位置情報に基づいて、複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、を備え、映像選択手段は、ユーザにより複数のアングル映像のうち一部が選択されたときに、選択された各アングル映像の選択順位情報に基づいて、残りのアングル映像の候補映像を選択画面上に表示することを特徴とする。
[0016]
この構成によれば、映像選択手段により、再生可能なアングル映像のうち、ユーザが視聴したいアングル映像が選択される。そして、その選択に応じて、データ取得手段により、複数のアングル映像データが取得され、配列決定手段により、選択された複数のアングル映像について表示位置の配列が決定される。このため、ユーザにより選択された複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生することができる。
また、この構成によれば、選択された各アングル映像の撮影アングルを考慮して、残りのアングル映像の候補映像が選択画面上に表示される。これにより、残りのアングル映像として、同時再生させたときに違和感を感ずることのない映像の選択を促すことができる。
[0017]
[0018]
[0019]
本発明の他の映像再生装置は、撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、各撮影アングルを考慮した各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、同時に再生させる複数のアングル映像の組合せを、再生中に順次切り替えるためのシーケンスファイルと、を記録した記録手段から、アングル映像データの総数以下の複数のアングル映像データおよびこれに対応する相対表示位置情報と、シーケンスファイルと、を取得するデータ取得手段と、複数のアングル映像データおよびシーケンスファイルに基づいて、複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力する映像信号出力手段と、相対表示位置情報およびシーケンスファイルに基づいて、順次切り替えられる複数のアングル映像の組合せ毎に、複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、を備えたことを特徴とする。
[0020]
この構成によれば、シーケンスファイルに従って、複数のアングル映像の組合せが再生中に順次切り替わるようにして、複数のアングル映像が同時に再生される。このため、複数のアングル映像の組合せを、再生中に自動的に切り替えることができる。したがって、ユーザが切替え操作を行う必要がなく、利便性を向上させることができる。
【0021】
この場合、記録手段には、複数のシーケンスファイルが記録されており、複数のシーケンスファイルにそれぞれ対応した複数の映像コースから、1の映像コースを、選択画面上でユーザに選択させるためのコース選択手段を、さらに備えたことが好ましい。
【0022】
この構成によれば、ユーザの選択した映像コースに対応するシーケンスファイルに従って、複数のアングル映像の組合せが再生中に順次切り替わるようにして、複数のアングル映像が同時に再生される。このため、ユーザは、自分の好みに合った映像コースで視聴することができる。
【0023】
この場合、各シーケンスファイルには、映像コース別のコース別映像データが含まれており、映像信号出力手段は、コース別映像データに基づくコース別映像が、各アングル映像に重ねて表示されるようにして、複数のアングル映像信号を出力することが好ましい。
【0024】
この構成によれば、各映像コースに対応したコース別映像を、各アングル映像に重ねて表示することができる。
【0025】
この場合、各シーケンスファイルには、映像コース別のコース別音声データが含まれており、コース別音声データに基づいて、コース別音声信号をスピーカに出力する音声信号出力手段を、さらに備えたことが好ましい。
【0026】
この構成によれば、各映像コースに対応したコース別音声を、複数のアングル映像と共に再生することができる。
【0027】
この場合、複数のアングル映像には、撮影対象の全体を撮影した全体映像と、撮影対象の一部を撮影した部分映像とが含まれ、映像信号出力手段は、相対表示位置情報に基づいて、撮影対象における部分映像の撮影箇所を、全体映像中に視認させるようにして、複数のアングル映像信号を出力することが好ましい。
【0028】
この構成によれば、撮影対象における部分映像の撮影箇所を、全体映像中にユーザに視認させることができる。
【0029】
この場合、記録手段には、各アングル映像の撮影時刻を意味する撮影時刻情報が記録されており、データ取得手段は、記録手段から撮影時刻情報を取得し、映像信号出力手段は、撮影時刻情報に基づいて、複数のアングル映像信号を出力することが好ましい。
【0030】
この構成によれば、相互に撮影開始時刻の異なる複数のアングル映像であっても、撮影時刻を一致させて、あるいは一定の時間ずらして、同時に再生することができる。また、再生途中に時間途切れのあるアングル映像の場合であっても、他のアングル映像と撮影時刻が一致するように、再生を再開させることができる。
【0031】
本発明の映像表示システムは、請求項1に記載の映像再生装置と、表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0032】
この構成によれば、上記の映像再生装置を備えたことで、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生するように、表示することができる。
【0033】
本発明の記録媒体は、請求項1に記載の映像再生装置に備えたデータ取得手段により取得される複数のアングル映像データおよび相対表示位置情報を記録した記録手段である。
【0034】
この構成によれば、上記の映像再生装置により、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生されることを可能とする複数のアングル映像データおよび相対表示位置情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】3台の出力モニターを備えた映像表示システムの構成を示す図である。
【図2】DVDに記録されているテニスの試合の撮影アングルを示す図である。
【図3】相対表示位置情報テーブルを示す図である。
【図4】相対表示位置を「順位」および「距離」でそれぞれ表した例を示す図である。
【図5】選択順位情報テーブルを示す図である。
【図6】撮影時刻情報テーブルを示す図である。
【図7】映像タイプ情報テーブルを示す図である。
【図8】映像切替え情報テーブルを示す図である。
【図9】オーバーレイ情報テーブルを示す図である。
【図10】オーバーレイ表示の例を示す図である。
【図11】映像表示システムのブロック図である。
【図12】1台の出力モニターを備えた映像表示システムの構成を示す図である。
【図13】全体映像における撮影箇所表示枠の表示例を示す図である。
【図14】映像選択画面上での選択例を示す図である。
【図15】通常再生処理を説明するフローチャートである。
【図16】映像選択処理を説明するフローチャートである。
【図17】モニター設定処理を説明するフローチャートである。
【図18】映像タイプ選択処理を説明するフローチャートである。
【図19】再生時刻制御処理を説明するフローチャートである。
【図20】シーケンス再生処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0036】
100…映像表示システム 101…DVDプレーヤー 102…出力モニター 102a…表示エリア 103…5.1chスピーカー 111…データ取得部 112…映像信号出力部 113…配列決定部 114…タイプ選択部 115…音声信号出力部 116…音声出力設定部 117…映像選択部 118…コース選択部 119…記憶部 120…制御部 122…映像選択画面 124…候補表示枠 125…マーキング
【発明を実施するための最良の形態】
【0037】
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態に係る映像表示システムは、DVDに記録されたマルチアングル映像を複数同時に再生・表示するものである。
【0038】
図1に示すように、映像表示システム100は、DVDである光ディスクD(記録手段)を再生するDVDプレーヤー101(映像再生装置)と、DVDプレーヤー101に接続され、光ディスクDに記録された映像を表示する3台の出力モニター102(レフトモニター102L、センターモニター102C、ライトモニター102R)と、DVDプレーヤー101に接続され、光ディスクDに記録された音声を出力する5.1chスピーカ103とで構成されている。ユーザは、例えばリモコン104により、再生等の操作を行うようになっている。また、各出力モニター102の画面解像度は、レフトモニター102L:HD(1280×720)、センターモニター102C:SD(640×480)、ライトモニター102R:フルHD(1920×1080)である。
【0039】
映像表示システム100は、光ディスクDから読み取った複数のアングル映像データに基づいて、3つのアングル映像信号を3台の出力モニター102に個別に出力し、3つのアングル映像を同時に表示するようになっている。
【0040】
光ディスクDには、複数のアングル映像データと、各アングル映像データの相対表示位置情報、選択順位情報、撮影時刻情報および映像タイプ情報と、映像切替え情報等を記載した複数のシーケンスファイルと、5.1chの音声データとが記録されている。以下、各データ・情報について説明する。
【0041】
複数のアングル映像データは、撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応するものである。
【0042】
図2に示すように、具体的には、この光ディスクDは、あるテニスの試合を記録したものである。そして、光ディスクDには、テニスの試合を互いに異なる12の撮影アングルで撮影した12のアングル映像に対応する12のアングル映像データが記録されている。本実施形態では、各撮影アングルは固定されている。なお、以下では、図示のカメラn(n=1〜12)で撮影した映像を「アングル映像n」といい、各アングル映像に対応する映像データを「アングル映像データn」、さらに各アングル映像データに対応する映像信号を「アングル映像信号n」という。
【0043】
図3は、相対表示位置情報テーブルを示すものである。相対表示位置情報は、各撮影アングルを考慮した各アングル映像の相対表示位置を意味するものである。すなわち、各アングル映像毎に、当該アングル映像を基準としたその他のアングル映像の表示位置を指標するものである。ここでは、相対表示位置(x、y)が「順序」で表現されている。アングル映像5〜7を例に挙げて説明する。図2に示したように、アングル映像5は、主審側から見て右の選手Bを主審側から撮影した映像、アングル映像6は、コート全体を主審側から撮影した映像、アングル映像7は、主審側から見て左の選手Aを主審側から撮影した映像となっている。この場合、ユーザにとって違和感なくアングル映像5〜7を再生・表示するためには、アングル映像5「選手B」を基準とすると、アングル映像6「ネット」をその左側に、アングル映像7「選手A」をさらにその左側に表示する必要がある。そこで、アングル映像5については、アングル映像5を基準したアングル映像6の表示位置が(−1,0)、アングル映像7の表示位置が(−2,0)となっている。なお、ここでは、相対表示位置を「順序」で表現したが、「距離」で表現してもよい(図4参照)。
【0044】
図5は、選択順位情報テーブルを示すものである。選択順位情報は、各アングル映像について、その他の11のアングル映像のうちいずれを優先して同時に再生させるかを、各撮影アングルを考慮して指標したものである。アングル映像12を例に挙げて説明する。図2に示したように、アングル映像12は、コート全体を主審の反対側から撮影した映像である。この場合、視聴者にとって違和感なく3つのアングル映像を再生・表示するために、アングル映像12と同時に再生する他の2つのアングル映像として最も好ましいのは、同様に主審の反対側から選手Aを撮影したアングル映像11、および主審の反対側から選手Bを撮影したアングル映像1である。次に好ましいのは、主審の斜め反対側から選手Aを撮影したアングル映像10、および主審の斜め反対側から選手Bを撮影したアングル映像2である。さらにその次に好ましいのは、選手Aの後方から選手Aを撮影したアングル映像9、および選手Bの後方から選手Bを撮影したアングル映像3である。そこで、アングル映像12について、アングル映像1およびアングル映像11が第1順位、アングル映像2およびアングル映像10が第2順位、アングル映像3およびアングル映像9が第3順位となっている。なお、この選択順位情報は、詳細は後述するが、時間途切れのあるアングル映像に対する代替映像の設定にも用いられる。
【0045】
図6は撮影時刻情報テーブルを示すものである。撮影時刻情報は、各アングル映像の撮影時刻を意味するものである。この撮影時刻は、相対時刻、絶対時刻のいずれでもよいが、本実施形態では、相対時刻を用いている。撮影時刻情報は、各アングル映像の撮影開始時刻、撮影終了時刻、撮影中断開始時刻、撮影中断終了時刻(撮影再開時刻)を含んでいる(図6には、アングル映像データ1〜6についてのみ示す)。
【0046】
図7は、映像タイプ情報テーブルを示すものである。映像タイプ情報は、アングル映像毎に、画素数(ピクセル数)、符号化形式および必要なデータレートの異なる複数の映像タイプから成っている(図7には、アングル映像データ1〜6についてのみ示す)。すなわち、アングル映像毎に、複数の映像タイプが用意されており(例えば「映像1」の場合、タイプ1、タイプ2およびタイプ3の3つの映像タイプが用意されている)、これらは全て同一映像である。このように複数の映像タイプを用意しておくことで、出力モニター102の画面解像度や最大読出しレートに応じて適切な映像タイプを選択できるようになっている(詳細については後述する)。
【0047】
複数(3つ)のシーケンスファイルには、それぞれ、映像切替え情報、オーバーレイ情報および音声情報が記載されている。コース選択画面(図示省略)上において、3つのシーケンスファイルに対応した3つの映像コースを選択することで、映像コース別の映像を視聴することができるようになっている。この映像コースとは、例えば、映像コースAが選手Aに特化した映像、映像コースBが選手Bに特化した映像、映像コースCが通常の映像(両選手の映像)となっている。なお、後述するように、シーケンスファイルを、DVDプレーヤー101の記憶部119(図11参照)や、webサイト等から取得することも可能である。以下、各シーケンスファイルに記載された各情報・データについて説明する。
【0048】
図8は、映像切替え情報テーブルを示したものである。図面上において、「出力1」がレフトモニター102L、「出力2」がセンターモニター102C、「出力3」がライトモニター102Rによる出力映像を示している(図1参照)。映像切替え情報は、同時に再生させる複数のアングル映像の組合せを、再生中に順次切替えるためのものである。ここでは、映像コースAに対応しており、選手Aを集中的に表示するようしたものである。すなわち、選手Aは、撮影開始(試合開始)時には主審側から見て左のコートで、チェンジコートにより、10分25秒からは主審側から見て右のコートで、21分43秒からは左のコートで、33分2秒からは右のコートでプレーしたとする。そこで、左のコートでプレーした時間帯は、左側にアングル映像9を、中央にアングル映像8を、右側にアングル映像7を表示し、他方、右のコートでプレーした時間帯は、左側にアングル映像5を、中央にアングル映像4を、右側にアングル映像3を表示するようになっている。なお、ここでは、映像切替え情報は、各アングル映像の組合せにおいて、相対表示位置を加味した情報(例えば「左;9、中央;8、、右;7」)となっているが、単に組合せだけ(例えば「7・8・9」)を持たせておき、上記の相対表示位置情報を参照して、表示位置を設定するようにしてもよい。
【0049】
図9は、オーバーレイ情報テーブルを示したものである。オーバーレイ情報テーブルには、各コース別映像が出力されるタイミングおよび出力モニター102が規定されている。コース別映像データは、映像コース別に3つのものが記録されている。各コース別映像は、各アングル映像に重ねて表示(オーバーレイ表示)されるものであり、例えば、各選手やボールの動きを示すマーキング125である。映像コースAが選択された場合には選手Aに特化したマーキング125を、映像コースBが選択された場合には選手Bに特化したマーキング125を、映像コースCが選択された場合には両選手のマーキング125を再生するようになっている(図10参照)。なお、マーキング125は、図示したような矢印や点線による囲みだけでなく、特定範囲を色付けするマーキングなど種々の表示形態を適用可能である。また、マーキング125と共に、そのマーキング125の内容(「選手名○○」や「ボール」等)を示すテキスト情報を表示するようにしてもよい。
【0050】
図示省略したが、音声情報テーブルには、各コース別音声が出力されるタイミングが規定されている。コース別音声データは、映像コース別に3つのものが記録されている。各コース別音声は、各アングル映像と共に再生されるものであり、例えば、試合の解説である。映像コースAが選択された場合には選手Aに特化した解説を、映像コースBが選択された場合には選手Bに特化した解説を、映像コースCが選択された場合には両選手の解説を再生するようになっている。
【0051】
図11に示すように、DVDプレーヤー101は、機能的には、データ取得部111と、映像信号出力部112と、配列決定部113と、タイプ選択部114と、音声信号出力部115と、音声出力設定部116と、映像選択部117と、コース選択部118と、記憶部119と、制御部120とで構成されている。以下、各部について説明するが、ここでは、各部の主要な機能について説明し、一連の処理フローについては、さらに後述する。
【0052】
データ取得部111は、セットされた光ディスクDを読み取り、各種データ・情報を取得する。アングル映像データについては、映像選択部117により選択された3つを一括した形式で取得する。あるいは、記録されているすべて(12個)のアングル映像データを取得し、そのうち3つのみを再生するようにしてもよい。また、データ取得部111は、記憶部119に記憶されている各種データを取得し、さらに、接続されている出力モニター102に関する情報(台数・配置および各出力モニター102の画面解像度)を取得する。
【0053】
映像信号出力部112は、光ディスクDから読み取った3つのアングル映像データに基づいて、3つのアングル映像信号を3台の出力モニターに出力するものである。すなわち、一括した形式で取得された3つのアングル映像データを1つずつに分離し、分離された3つのアングル映像データをそれぞれデコードし、さらにデコードされた3つのアングル映像データについてそれぞれビデオ信号出力処理を行って、3つのアングル映像信号を出力する。配列決定部113は、出力モニター102の配置情報および光ディスクDから読み取った相対表示位置情報に基づいて、3つのアングル映像の表示位置の配列を決定するものである。
【0054】
ここで、出力モニター102の設定について具体的に説明する。データ取得部111は、3台の出力モニター102(レフトモニター102L、センターモニター102Cおよびライトモニター102R)が、左・中央・右に配置されていることに対応した配置情報を取得する。後述する映像選択部117により、ユーザがアングル映像5〜7を選択した場合、映像信号出力部112は、アングル映像信号5〜7をそれぞれ出力する。そして、配列決定部113は、出力モニター102の配置情報、および相対表示位置情報(アングル映像5を基準として、アングル映像6が(−1,0)、アングル映像7が(−2,0))に基づいて、3つのアングル映像の表示位置の配列を決定する。すなわち、アングル映像5の出力先をライトモニター102Rに、アングル映像6の出力先をセンターモニター102Cに、アングル映像7の出力先をレフトモニター102Lに設定する。
【0055】
なお、映像選択部117は、出力モニター102の台数よりも少ない数のアングル映像を選択させることもできる。この場合、配列決定部113は、選択されたアングル映像の相対表示位置情報に基づいて、アングル映像を表示しない出力モニター102を設定する。例えば、ユーザにより、アングル映像5およびアングル映像6が選択された場合には、配列決定部113は、その相対表示位置情報に基づいて、アングル映像を表示しない出力モニター102をレフトモニター102Lに設定する。その上で、アングル映像5を表示する出力モニター102をライトモニター102Rに、アングル映像6を表示する出力モニター102をセンターモニター102Cに設定する。
【0056】
本実施形態では、3つのアングル映像を3台の出力モニター102に個別に表示するようにしたが、3つのアングル映像を1台の出力モニター102に表示するようにしてもよい(図12参照)。さらに、4つのアングル映像を2台の出力モニター102にそれぞれ2つずつ表示するようにしてもよい。以下、3つのアングル映像を1台の出力モニター102に表示する場合のDVDプレーヤー101の構成について説明する。
【0057】
映像信号出力部112は、一括した形式で取得された3つのアングル映像データを1つずつに分離し、分離された3つのアングル映像データをそれぞれデコードし、さらにデコードされた3つのアングル映像データの合成処理を行い、合成処理されたアングル映像データについてビデオ信号出力処理を行って、アングル映像信号を出力している。このとき、映像信号出力部112は、配列決定部113により決定された表示位置の配列に従って、3つのアングル映像が1台の出力モニター102の表示画面を3区分した3つの表示エリア102aにそれぞれ表示されるように、3つのアングル映像信号を合成する。
【0058】
また、映像信号出力部112は、12のアングル映像に、撮影対象の全体を撮影した全体映像と、撮影対象の一部を撮影した部分映像とが含まれる場合に、相対表示位置情報に基づいて、撮影対象における部分映像の撮影箇所を、全体映像中に視認させるようにして、3つのアングル映像信号を出力する。具体的には、選手Bを撮影したアングル映像5(部分映像)、テニスコート全体を撮影したアングル映像6(全体映像)および選手Aを撮影したアングル映像7(部分映像)を同時に再生する場合、撮影対象におけるアングル映像5およびアングル映像7の各撮影箇所を示す撮影箇所表示枠121を、アングル映像6を基準とした相対表示位置情報に基づいて、アングル映像6中に表示する(図13参照)。この場合、相対表示位置情報は、「距離」で表現したものを用いるようにする。
【0059】
ここで、本実施形態では、各撮影アングル(撮影箇所)は固定されているが、各撮影アングルが移動するものであってもよい。例えば、アングル映像5やアングル映像7については、選手Bや選手Aの移動に伴って、各撮影アングルを移動するようにしてもよい。この場合、各撮影アングルの移動に伴って、相対表示位置の値(距離)も変化する。これにより、撮影箇所表示枠121を、移動する撮影箇所に対応してアングル映像6中で移動するようにして、表示することができる。
【0060】
さらに、映像信号出力部112は、撮影時刻情報に基づいて、3つのアングル映像信号を出力している。これにより、相互に撮影開始時刻の異なる複数のアングル映像であっても、撮影時刻を一致させて、あるいは一定の時間ずらして、同時に再生することができる。また、再生途中に時間途切れのあるアングル映像の場合であっても、他のアングル映像と撮影時刻が一致するように、再生を再開させることができる。さらに、その時間途切れの間、選択順位情報に基づいて、他のアングル映像を代わりに再生するようにしてもよい。具体的には、アングル映像5に時間途切れがある場合、その間、アングル映像5の選択順位情報が第1順位であるアングル映像6(図5参照)を代替映像として、同じ出力モニター102にアングル映像信号6を出力する。
【0061】
タイプ選択部114は、光ディスクDから読み取られた映像タイプ情報と、データ取得部111により取得された各出力モニター102の画面解像度とに基づいて、各アングル映像の複数の映像タイプから、当該アングル映像が表示される出力モニター102の画面解像度に対応した映像タイプを選択するものである。
【0062】
具体的には、読み取られた映像タイプ情報は、上述した図7に示したものであり、取得された各出力モニター102の画面解像度は、レフトモニター102L:HD(1280×720)、センターモニター102C:SD(640×480)、ライトモニター102R:フルHD(1920×1080)となる。このため、タイプ選択部114は、アングル映像1をレフトモニター102Lに、アングル映像2をセンターモニター102Cに、アングル映像3をライトモニター102Rに出力する場合、アングル映像1について映像タイプ2を選択し、アングル映像2について映像タイプ3を選択し、アングル映像3について映像タイプ1を選択する。
【0063】
さらに、タイプ選択部114は、DVDプレーヤー101の最大読出しレートをも考慮して、映像タイプを選択している。すなわち、上記の場合、3つのアングル映像データを読み取るのに、14+9+18=41Mbpsの読取り速度が必要になる。仮に、DVDプレーヤー101の最大読出しレートが38Mbpsであった場合、3つのアングル映像をリアルタイムで読み取ることができなくなり、遅延やコマ落ちが生じてしまう。そこで、最大読出しレートを下回るような映像タイプの組合せパターンを作成する。例えば、ライトモニター102Rに出力するアングル映像3を映像タイプ2として、14+9+10=33Mbpsとしている。
【0064】
音声信号出力部115は、音声データに基づいて、5.1chの音声信号を5.1chスピーカ103に出力するものである。また、音声出力設定部116は、相対表示位置情報に基づいて、各チャンネルの音声信号が出力されるスピーカを設定するものである。
【0065】
ここで、音声出力の設定について具体的に説明する。ユーザがアングル映像5〜7を選択した場合、音声出力設定部116は、その相対表示位置情報(アングル映像5を基準として、アングル映像6が(−1,0)、アングル映像7が(−2,0))に基づいて、アングル映像5(選手B)に対応する音声が右側から聞こえるように、アングル映像7(選手A)に対応する音声が左側から聞こえるように、各チャンネルの音声信号が出力されるスピーカを設定する。すなわち、レフトモニターに表示されている選手Aの打球音は左側から聞こえ、ライトモニターに表示されている選手Bの打球音は右側から聞こえるようになっている。
【0066】
映像選択部117は、記録された12のアングル映像データに対応する12のアングル映像のうち、同時に再生させる3つのアングル映像を、いずれかの出力モニター102(例えばセンターモニター102C)に表示した映像選択画面122(図14参照)上で、ユーザに選択させるものである。さらに、映像選択部117は、ユーザにより3つのアングル映像のうち一部が選択されたときに、選択された各アングル映像の選択順位情報に基づいて、残りのアングル映像の候補映像を映像選択画面122上に表示するようにしている。
【0067】
具体的には、映像選択部117は、映像選択画面122に、12のアングル映像の選択用画像を、マトリクス状(縦3×横4)に並べて同時に表示する(図14(a)参照)。各選択用画像は、図示では単なる数字であるが、実際には各アングル映像の静止画像またはダイジェスト映像である。ユーザにより、この12のアングル映像(選択用画像)から、1つ目のアングル映像として、アングル映像6が選択された場合には、既選択として、アングル映像6を赤色の既選択表示枠123で囲んで表示する。同時に、アングル映像6の選択順位情報(図5参照)に基づいて、映像選択画面122上に、アングル映像5およびアングル映像7を候補映像として選択し、それらを黄色の候補表示枠124で囲んで表示する(図14(b)参照)。これにより、主審側からコート全体を撮影したアングル映像6に対して、同時に再生させることが好ましい映像、すなわち主審側から選手Aを撮影したアングル映像7および主審側から選手Bを撮影したアングル映像5が候補映像として表示される。
【0068】
続いて、ユーザにより、2つ目のアングル映像として、アングル映像5が選択されると、アングル映像5をも既選択表示枠123で囲んで表示する。同時に、アングル映像5の選択順位情報およびアングル映像6の選択順位情報に基づいて、映像選択画面122上に、アングル映像7を候補映像として選択し、それを候補表示枠124で囲んで表示する(図14(c)参照)。これにより、アングル映像5およびアングル映像6に対して、同時に再生させることが好ましいアングル映像7が候補映像として表示される。そして、ユーザにより、3つの目のアングル映像として、アングル映像7が選択されると、アングル映像7をも既選択表示枠123で囲んで表示する(図14(d)参照)。ユーザにより、アングル映像の決定指示がなされると(確定ボタン押下)、映像選択処理を終了する。
【0069】
なお、映像選択部117は、第2順位候補(例えば青枠)、第3順位候補(例えば緑枠)をさらに表示するようにしてもよい。また、映像選択部117は、ユーザにより、候補映像として表示したアングル映像以外のものが選択された場合にも、それを受け入れるようになっている。もちろん、ユーザが、アングル映像を3つも表示させることを希望しない場合には、2つあるいは1つだけ選択するようにすることも可能である。
【0070】
コース選択部118は、上記した複数の映像コースから、1の映像コースを、いずれかの出力モニター102(例えばセンターモニター102C)に表示したコース選択画面上でユーザに選択させるためのものである。コース選択部118により選択された映像コースに対応するシーケンスファイルに従って、映像信号出力部112が、3つのアングル映像信号を出力する。また、コース選択部118により選択された映像コースに対応するシーケンスファイルに基づいて、配列決定部113が、順次切り替えられる3つのアングル映像の組合せ毎に、3つのアングル映像の表示位置の配列を決定する。
【0071】
具体的には、ユーザにより、コース選択画面上で映像コースAが選択されると、そのシーケンスファイル(映像切替え情報、図8参照)に基づいて、再生開始時には、レフトモニター102Lにアングル映像9、センターモニター102Cにアングル映像8、ライトモニター102Rにアングル映像7を表示する。10分25秒の時点で、3つのアングル映像の組合せを切り替え、レフトモニター102Lにアングル映像5、センターモニター102Cにアングル映像4、ライトモニター102Rにアングル映像3を表示する。以下、同様にして、3つのアングル映像の組合せを切り替えながら、再生を行う。
【0072】
記憶部119は、例えばハードディスクで構成されており、上述したように、ユーザにより新たに作成されたシーケンスファイルが記憶されるものである。もちろん、光ディスクDに記憶されているアングル映像データ等を、この記憶部119に記憶させておいてもよい。制御部120は、例えばCPUで構成されており、各種演算処理、各種判定処理、ユーザの選択に基づく各種選択処理等を行っており、DVDプレーヤー101全体を制御している。
【0073】
このように構成された映像表示システム100は、通常再生処理と、シーケンス再生処理とを実行可能である。ユーザにより、出力モニター102の再生処理選択画面(図示省略)上で、いずれの再生処理を行うか、選択されるようになっている。以下、各再生処理について説明する。
【0074】
図15に示すフローチャートを参照し、映像表示システム100の通常再生処理に関する一連のフローについて説明する。まず、データ取得部111は、接続されている出力モニター102の台数・配置および各出力モニター102の画面解像度を取得する(S11)。また、データ取得部111は、セットされた光ディスクDから、複数のアングル映像データや相対表示位置情報等の各種データ・情報を読み取る(S12)。続いて、映像選択部117は、出力モニター102に表示した映像選択画面122上において、12の選択用画像を表示する(S13)。
【0075】
そして、制御部120は、ユーザからの再生開始指示を受けると(S14;Yes)、後述する映像選択処理(S15)、出力モニター設定処理(S16)、映像タイプ選択処理(S17)をそれぞれ行う。また、音声出力設定部116は、相対表示位置情報に基づいて、各チャンネルの音声信号が出力されるスピーカを設定する(S18)。さらに、後述する再生時刻制御処理を行った上で(S19)、3つのアングル映像を、決定された表示位置の配列において、同時に再生する(S20)。
【0076】
再生中に、制御部120がユーザからの出力モニター102の変更指示を受けると(S21;Yes)、再び、出力モニター設定処理(S16)以降の処理を行う。また、ユーザからの選択映像の変更の指示を受けると(S22;Yes)、再び、映像選択処理(S15)以降の処理を行う。そして、最後までアングル映像の再生を行うか、制御部120がユーザにより再生停止の指示を受けると(S23;Yes)、一連のフローを終了する。
【0077】
図16に示すフローチャートを参照し、映像選択処理(S15)に関する一連のフローについて説明する。まず、映像選択部117は、映像選択画面122上において、ユーザに3つの選択用画像(アングル映像)を選択させる(S31)。選択映像数が、取得された出力モニター102の台数よりも少ない場合には(S32;Yes)、映像選択部117が選択順位情報に基づいて候補映像となるアングル映像を選択する(S33)。そして、制御部120が、選択したアングル映像を、映像選択画面122上に候補映像として表示する(S34)。そして、ユーザにより3つのアングル映像の決定指示がなされると(S35;Yes)、映像選択部117は、その3つのアングル映像を、同時に再生する3つのアングル映像として決定する(S36)。
【0078】
図17に示すフローチャートを参照し、出力モニター設定処理(S16)に関する一連のフローについて説明する。まず、制御部120は、選択映像数が出力モニター102の台数より少ないか否かを判断し、少ないと判定した場合には(S41;Yes)、配列決定部113は、アングル映像を表示しない出力モニター102を設定しておく(S42)。その上で、配列決定部113は、選択された各アングル映像の相対表示位置情報に基づいて、各アングル映像を表示する出力モニター102を設定する(S43)。続いて、制御部120は、出力モニター102の設定結果(出力モニター案)を出力モニター102に表示する(S44)。そして、ユーザにより出力モニター102の変更指示がなされた場合(S45;No)、配列決定部113は、ユーザの指示に基づいて各アングル映像を表示する出力モニター102を変更し(S46)、制御部120は、再度、出力モニター案を表示する。一方、ユーザにより出力モニター102の決定指示がなされた場合(S45;Yes)、配列決定部113は、各アングル映像を表示する出力モニター102を確定する(S46)。
【0079】
図18に示すフローチャートを参照し、映像タイプ選択処理(S17)に関する一連のフローについて説明する。まず、タイプ選択部114は、各アングル映像が表示される出力モニター102の画面解像度に応じて、当該アングル映像の映像タイプを選択する(S51)。続いて、制御部120は、選択された映像タイプのデータレートの合計を算出する(S52)。そして、制御部120は、DVDプレーヤー101の最大読出しレートを越えたか否かを判断し、越えていないと判断した場合には(S53;No)、処理を終了する。他方、越えたと判定した場合には(S53;Yes)、タイプ選択部114は、DVDプレーヤー101の最大読出しレートを下回るような映像タイプの組合せパターンを作成する(S54)。ここで、かかる組合せパターンがある場合には(S55;No)、制御部120は、その組合せ(映像タイプ案)を出力モニター102に表示する(S56)。そして、ユーザにより映像タイプの決定指示がなされる(S57)。他方、そのような組合せパターンがない場合には(S55;Yes)、制御部120は、リアルタイム再生ができないことを案内(出力モニター102に表示)する(S58)。
【0080】
図19に示すフローチャートを参照し、再生時刻制御処理(S19)に関する一連のフローについて説明する。まず、制御部120は、表示されているアングル映像の中断時間と、現在の再生時刻とを比較し(S61)、アングル映像が中断開始時刻になった否かを判定する。中断開始時刻になったと判断した場合に(S62;Yes)、映像信号出力部112は、そのアングル映像の再生(アングル映像信号の出力)を中断する(S63)。さらに、制御部120は、ユーザの選択に基づいて、代替映像を出力するか否かを判断する(S64)。代替映像を出力すると判断した場合(S64;Yes)、制御部120は、現在再生中のアングル映像を基準とした選択順位情報に基づいて、代替映像を設定し(S65)、映像信号出力部112は、代替映像を再生する。
【0081】
続いて、制御部120は、中断映像の中断終了時刻になったか否かを判定し、中断終了時刻になったと判断した場合に(S66;Yes)、代替映像を出力中であるか否かを判定し、出力中であると判断した場合に(S67;Yes)、元のアングル映像と代替映像のどちらを出力するかユーザに選択させる(S68)。制御部120は、代替映像の選択を受けた場合(S69;Yes)、代替映像をアングル映像として設定する(S70)。他方、元のアングル映像の選択を受けた場合(S69;No)、映像信号出力部112は、中断処理を解除(代替映像の再生を停止)し、元のアングル映像を再生する(S71)。
【0082】
図20に示すフローチャートを参照し、シーケンス再生処理に関する一連のフローについて説明する。まず、データ取得部111は、光ディスクD内に記録されているシーケンスファイルを読み取る(S81)。また、データ取得部111は、記憶部119に記憶されているシーケンスファイルを取得する(S82)。続いて、制御部120は、ユーザの選択に基づいて、新たなシーケンスファイルを取得するか否かを判断する。取得する場合(S83;Yes)、データ取得部111は、外部メモリ、webサイト等から、新たなシーケンスファイルをダウンロードする(S84)。
【0083】
コース選択部118は、このようにして取得された複数のシーケンスファイルから、ユーザの選択に基づいて、実行するシーケンスファイルを設定する(S85)。映像信号出力部112は、設定されたシーケンスファイルに基づいて、同時に再生する3つのアングル映像の組合せを順次切り替えながら、再生を行う(S86)。このとき、上述したコース別映像(オーバーレイ表示)およびコース別音声も再生される。
【0084】
最後までアングル映像の再生を行う前か、ユーザにより再生停止の指示を受ける前に(S87;No)、制御部120が、アングル映像の組合せや出力モニター102等の再生仕様を変更する旨、ユーザからの指示を受けると(S88;Yes)、各部は、再生仕様を変更し(S89)、変更した再生仕様を記憶部119に記憶して(S90)、再生を続ける(S86)。
【0085】
最後までアングル映像の再生を行うか、ユーザにより再生停止の指示を受けると(S87;Yes)、制御部120は、ユーザの選択に基づいて、今までの再生仕様を保存するか否かを判定し、保存すると判断した場合には(S91;Yes)、これを新たなシーケンスファイルとして、光ディスクDに書き込むか、あるいは記憶部119に記憶する(S92)。
【0086】
以上のように、本実施形態の映像表示システム100によれば、同時に再生する複数のアングル映像を、各アングル映像の撮影アングルを考慮した表示位置の配列で再生するように、表示することができる。なお、本実施形態では、複数のアングル映像データや各種データ・情報を、光ディスクDに記録させているが、DVDプレーヤー101の記憶部119等、他の記録媒体を用いることも可能である。また、セットトップボックスを用いて、VOD等で配信された映像をメモリに蓄積するようにしてもよい。

Claims (12)

  1. 撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、前記各撮影アングルを考慮した前記各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、前記複数のアングル映像と共に再生する複数チャンネルの音声に対応する音声データと、を記録した記録手段から、前記アングル映像データの総数以下の前記複数のアングル映像データおよびこれに対応する前記相対表示位置情報と、前記音声データと、を取得するデータ取得手段と、
    前記複数のアングル映像データに基づいて、前記複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力する映像信号出力手段と、
    前記相対表示位置情報に基づいて、前記複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、
    前記音声データに基づいて、複数チャンネルの音声信号を複数チャンネルのスピーカに出力する音声信号出力手段と、
    前記相対表示位置情報に基づいて、前記各チャンネルの音声信号が出力される前記スピーカを設定する音声出力設定手段と、
    を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記表示手段が、複数の表示装置で構成されている時、
    前記映像信号出力手段は、前記複数のアングル映像信号を前記複数の表示装置に個別に出力し、
    前記配列決定手段は、前記複数の表示装置の配置情報および前記相対表示位置情報に基づいて、前記各アングル映像信号が出力される前記表示装置を設定することを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  3. 前記記録手段には、画素数の異なる複数の映像タイプから成る映像タイプ情報が前記各アングル映像毎に記録されており、
    前記データ取得手段は、前記映像タイプ情報を取得し、
    前記映像タイプ情報に基づいて、前記各アングル映像の前記複数の映像タイプから、当該アングル映像が表示される前記表示装置の画面解像度に対応した映像タイプを選択する映像タイプ選択手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の映像再生装置。
  4. 前記表示手段が、単一の表示装置で構成されている時、
    前記映像信号出力手段は、決定された前記表示位置の配列に従って、前記複数のアングル映像が前記表示装置の表示画面を区分した複数の表示エリアにそれぞれ表示されるように、前記複数のアングル映像信号を合成して前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  5. 撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、前記各撮影アングルを考慮した前記各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、前記各アングル映像について、その他の前記複数のアングル映像のうちいずれを優先して同時に再生させるかを、前記各撮影アングルを考慮して指標した選択順位情報と、を記録した記録手段から、前記アングル映像データの総数以下の前記複数のアングル映像データおよびこれに対応する前記相対表示位置情報と、前記選択順位情報と、を取得するデータ取得手段と、
    前記複数のアングル映像のうち、同時に再生させる複数のアングル映像を、選択画面上でユーザに選択させるための映像選択手段と、
    選択された前記複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力する映像信号出力手段と、
    前記相対表示位置情報に基づいて、前記複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、
    を備え、
    前記映像選択手段は、ユーザにより前記複数のアングル映像のうち一部が選択されたときに、選択された前記各アングル映像の前記選択順位情報に基づいて、残りの前記アングル映像の候補映像を前記選択画面上に表示することを特徴とする映像再生装置。
  6. 撮影対象を互いに異なる複数の撮影アングルで撮影した複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像データと、前記各撮影アングルを考慮した前記各アングル映像の相対表示位置を表した相対表示位置情報と、同時に再生させる前記複数のアングル映像の組合せを、再生中に順次切り替えるためのシーケンスファイルと、を記録した記録手段から、前記アングル映像データの総数以下の前記複数のアングル映像データおよびこれに対応する前記相対表示位置情報と、前記シーケンスファイルと、を取得するデータ取得手段と、
    前記複数のアングル映像データおよび前記シーケンスファイル基づいて、前記複数のアングル映像に対応する複数のアングル映像信号を表示手段に出力すると、映像信号出力手段と、
    前記相対表示位置情報および前記シーケンスファイルに基づいて、順次切り替えられる前記複数のアングル映像の組合せ毎に、前記複数のアングル映像の表示位置の配列を決定する配列決定手段と、
    を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  7. 前記記録手段には、複数の前記シーケンスファイルが記録されており、
    前記複数のシーケンスファイルにそれぞれ対応した複数の映像コースから、1の映像コースを、選択画面上でユーザに選択させるためのコース選択手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の映像再生装置。
  8. 前記各シーケンスファイルには、前記映像コース別のコース別映像データが含まれており、
    前記映像信号出力手段は、前記コース別映像データに基づくコース別映像が、前記各アングル映像に重ねて表示されるようにして、前記複数のアングル映像信号を出力することを特徴とする請求項9に記載の映像再生装置。
  9. 前記各シーケンスファイルには、前記映像コース別のコース別音声データが含まれており、
    前記コース別音声データに基づいて、コース別音声信号をスピーカに出力する音声信号出力手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の映像再生装置。
  10. 前記複数のアングル映像には、前記撮影対象の全体を撮影した全体映像と、前記撮影対象の一部を撮影した部分映像とが含まれ、
    前記映像信号出力手段は、前記相対表示位置情報に基づいて、前記撮影対象における前記部分映像の撮影箇所を、前記全体映像中に視認させるようにして、前記複数のアングル映像信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  11. 前記記録手段には、前記各アングル映像の撮影時刻を意味する撮影時刻情報が記録されており、
    前記データ取得手段は、前記記録手段から前記撮影時刻情報を取得し、
    前記映像信号出力手段は、前記撮影時刻情報に基づいて、前記複数のアングル映像信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  12. 請求項1に記載の映像再生装置と、
    前記表示手段と、
    を備えたことを特徴とする映像表示システム。
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