JP4889619B2 - Hfc網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム - Google Patents

Hfc網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム Download PDF

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Description

本発明は、HFC(Hybrid Fiber-Coax)網から発生して累積される信号の歪み及びノイズ成分を相殺させて除去するHFC網の歪み及びノイズ相殺システムに係る。さらに詳しくは、光ケーブルと同軸ケーブルを共に使用して所定の信号を伝送する光・同軸混合網であるHFC網において、光ケーブルを介して伝送された光信号をONU(Optical Network Unit)がRF(Radio Frequency)信号に変換して同軸ケーブルを介して伝送する場合、同軸ケーブルにカスケード(cascade)接続された複数の同軸幹線増幅器によって発生して累積される歪み及びノイズ成分を、同軸分配ハブ(hub)で相殺させることによって、放送及び通信網の信号伝送特性を向上させることができるHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システムに関する。
HFC網は、光ケーブルと同軸ケーブルを効率的に結合した通信網であって、多チャンネルケーブルTV放送信号の伝送と分配に多用されている。ケーブルTV放送信号を送り出す放送局では多チャンネルケーブルTV放送信号を集めてヘッドエンド(headend)で光ケーブルを使って分配センターに伝送し、分配センターでは受信された光信号を多数本の光ケーブルに分割して複数のONUに伝送する。
前記ヘッドエンドから複数のONUまでは数km〜数十km程度の比較的に長い距離であるが、広帯域の多チャンネルケーブルTV放送信号を光信号により光ケーブルを介して伝送することによって信号の減衰と歪みが極めて小さい。
そして、前記ONUでは前記光信号がRF信号に変換され、変換されたRF信号は同軸ケーブルと多数段の同軸幹線増幅器を通じて同軸分配ハブに伝送された後、同軸分配ハブから再び同軸ケーブルと増幅器を介して加入者端末機まで伝送される。
前記ONUにおいて、同軸分配ハブ間の距離は数百m〜数km程度であり、割合に短い距離であるが、同軸ケーブルを介してRF信号を伝送するので信号の減衰が極めて大きく、同軸幹線増幅器が一定した間隔毎に多数段カスケード接続で使用されているので、複数の同軸幹線増幅器によって多くの歪み及びノイズが発生して累積されてしまう。
このようなHFC網は、放送と通信の結合傾向によってTV放送信号の伝送にだけ限らず、インターネット接続、VoIP(Voice Over Internet Protocol)、VOD(Video On Demand)及び遠隔検針などを始めとした各種付加サービスまで提供できるなど、その役割が増大しつつある。
特に、最近放送のデジタル化、通信と放送の融合化及び多チャンネル、多媒体化などの技術傾向によって、前記HFC網に求められる伝送チャンネルの数と付加サービスがさらに増加して、伝送帯域幅が拡張され、高性能が求められ、通信及び放送の基幹通信網として大事なインフラ(infrastructure)と位置づけられている。
前記HFC網は比較的に広帯域の信号伝送が可能であり、信頼性と経済性に富み、作業性に優れ、網の設置、拡張及び除去が容易である。また、1本の同軸ケーブルを用いて双方向の通信を低価格で具現でき、各種能動機器の電力も同軸ケーブルにRF信号と交流電力を重畳させて供給できるなどの長所が多く、ケーブルTVの伝送及び分配網として最も幅広く使用されている。
しかし、前記HFC網は種々の短所と限界性を持っている。すなわち、光ケーブル区間は長距離を低損失で伝送でき、無限の帯域幅と平坦な帯域特性が得られる。しかし、同軸ケーブルを使って伝送する区間では比較的に広帯域の伝送は可能であるが、光ケーブル区間における損失に比べると、伝送損失が周波数によって数十倍ないし数百倍に至るほどに極めて大きく、周波数の二乗に比例して損失が増加する平坦ではない帯域特性を有する。
従って、HFC網はONUから加入者端末機まで同軸ケーブルを使って幹線(trunk line)と枝線(bridger line)に連結し、そして、同軸ケーブルの高い損失を補償するために信号の減衰が約20dB程度になる距離である約200〜400m間隔毎に同軸幹線増幅器を設けて伝送する信号を増幅することで、帯域特性を平坦に調節している。そして加入者端末機は分岐器(tap-off)を通じて引込線(drop cable)に接続している。
前記同軸幹線増幅器間の距離は、使用される同軸ケーブルにおける伝送損失と、伝送しようとするチャンネル数または伝送帯域幅によって違ってくる。また、前記同軸幹線増幅器をカスケード接続できる段数は、歪み及びノイズ成分の累積量が、求められる加入者の信号品質を満足させられる範囲に制限され、求められる品質によって5〜20段を接続できる。
従って、前記HFC網の性能は、同軸幹線増幅器のカスケード接続によるノイズ成分の累積と、それぞれの同軸幹線増幅器の非線形性による相互変調及び混変調などの歪み成分の累積とによって左右される。
実際に、ケーブルTV放送システムは周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplex)方式によって60チャンネル以上200チャンネル近くのアナログTVチャンネルとデジタルTVチャンネルとを伝送している。従って、HFC網が下り(downstream)に伝送する信号には、アナログTV放送の映像搬送波、音声搬送波及び色副搬送波とデジタルTV放送の搬送波、インターネットデータ信号及び各種付加サービス用信号などを始めとして数百の搬送波が混合されている。
もし、同軸ケーブルの伝送区間に使われる同軸幹線増幅器の伝達関数に非線形性が存在する場合には、前記数百の搬送波が非線形に増幅され歪みが発生してしまう。また、任意の複数の搬送波の相互間に振幅変調が生じてしまい、各搬送波周波数の間の和と差成分が発生するようになる。従って、ケーブルTV放送システムでは各搬送波の任意の組合わせによって数千以上の和と差の周波数成分(これをbeat productまたはbeatと称する)となる信号が生成される。前記生成された信号は、伝送しようとする信号成分以外の周波数スペクトル成分なので、歪み成分としてTV伝送チャンネルに重畳され妨害を与える。
前記HFC網の伝送特性のうち最も大事な性能要素は、TV映像信号に最も影響を与える歪み成分である2次歪みを指すCSO(Composite Second Order)及び3次歪みを指すCTB(Composite Triple Beat)成分であり、ノイズの量を指す搬送波対ノイズ比であるCNR(Carrier-to-Noise Ratio)である。
本発明は前述した従来の問題点を解決するために案出されたもので、その目的はHFC網の同軸カスケード増幅段から発生するCSO及びCTBなど歪み成分とCNRで表現されるノイズ成分を相殺させてHFC網の伝送特性を向上させ、加入者端末機に伝達される信号性能を改善できるHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システムを提供するところにある。
前述した課題を解決するために本発明のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システムは、ヘッドエンド側から第1光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換して同軸ケーブルを介して同軸分配ハブに伝送するONUと、前記同軸ケーブルにカスケード接続され前記RF信号を増幅する複数の同軸幹線増幅器と、前記第1光ケーブルで光信号を分岐して第2光ケーブルを介して前記同軸分配ハブに伝送する光分岐器と、前記同軸分配ハブは、前記第2光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換し、変換したRF信号を前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号と結合して歪み及びノイズ成分を抽出する歪み及びノイズ成分抽出部と、前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号に結合して歪み及びノイズ成分を相殺させる相殺部とを含んで構成される歪み及びノイズ相殺部を含むことを特徴とする。
本発明のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システムによれば、光ケーブルを介して伝送される光信号をONUがRF信号に変換し、同軸ケーブルを介して同軸分配ハブに伝送しつつ複数の同軸幹線増幅器にRF信号を増幅して同軸ケーブルにおける伝送損失を補償する。
そして、光ケーブルに光分配器を設けて光信号を多数に分割し、分割した光信号を必要とする多数箇所の同軸分配ハブまで光ケーブルを介して伝送する。前記同軸分配ハブは歪み及びノイズ相殺部を備える。前記歪み及びノイズ相殺部は、前記光ケーブルを介して伝送された光信号をRF信号に変換し、前記同軸ケーブルと複数の同軸幹線増幅器を通じて伝送されるRF信号との差値を歪み及びノイズ成分として抽出する。
前記抽出した歪み及びノイズ成分を、前記同軸ケーブルと複数の同軸幹線増幅器とを通じて伝送されたRF信号に、位相が互いに反対になるようにして合成する。従って、同軸ケーブルを介して伝送されたRF信号に含まれている歪み及びノイズ成分が互いに相殺され除去され、同軸分配ハブでは次後の網や加入者端末機に歪み及びノイズ成分が除去された優れた信号性能のRF信号を供給することができる。
また、前記歪み及びノイズ相殺部は、前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号を分割して前記歪み及びノイズ成分抽出部及び前記相殺部にそれぞれ入力させる方向性結合器をさらに含む構成とすることができる。
前記歪み及びノイズ成分抽出部は、前記第2光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換する光/RF信号変換器と、前記光/RF信号変換器が変換したRF信号を遅らせる遅延器と、前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号から前記遅延器が遅延させたRF信号を減算して歪み及びノイズ成分を抽出する方向性結合器を含む構成とすることができる。
前記光/RF信号変換器と遅延器との間に前記光/RF信号変換器が変換したRF信号の総合周波数応答特性を調節する等化器をさらに含む構成とすることができる。
また、前記歪み及びノイズ成分抽出部は、前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号を減衰させる減衰器をさらに含む構成とすることができる。
前記相殺部は、前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号から前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を減算する方向性結合器を含む構成とすることができる。
また、前記相殺部は、前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を増幅して前記方向性結合器に入力させるエラー増幅器と、前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号の位相を遷移させて前記方向性結合器に入力させる位相遷移器をさらに含む構成とすることができる。
以上述べたように、本発明は、HFC網の同軸ケーブル及び同軸幹線増幅器がRF信号を伝送する過程で発生する歪み及びノイズ成分を抽出し、その抽出した歪み及びノイズ成分を同軸ケーブル及び同軸幹線増幅器が伝送するRF信号に逆位相で結合させて前記抽出した歪み及びノイズ成分と前記RF信号に含まれている歪み及びノイズ成分を互いに相殺させることによって、HFC網の最も大事な3種の性能要素である搬送波対ノイズ比(CNR)、2次歪み(CSO)及び3次歪み(CTB)を相当量軽減できるので、HFC網の伝送品質を改善することができる。
従って、本発明はHFC網の加入者端末装置に歪み及びノイズ成分のない優れた信号性能の多チャンネルケーブルTV放送信号を供給でき、信号性能の改善余裕分ほどHFC網のカスケード接続段数を増やすことができるので、HFC網の伝送距離をさらに遠く拡張することができるか、または同じ距離を伝送する場合には伝送可能な総チャンネル数を増大できる効果を奏する。これは、一般のHFC網を高性能のHFC網に進化させることを意味するものである。
以下の詳細な説明は例示に過ぎず、本発明の一実施例を示すに過ぎない。また、本発明の原理と概念は最も有用であり、容易に説明する目的として提供される。従って、本発明の基本理解のための必要以上の詳しい構造を提供しようとしていないことは勿論、通常の知識を有する者が本発明の実体から実施されうる種々の形態を図面を通じて例示する。
図1は、本発明に係る歪み及びノイズ相殺システムによるHFC網の全体構成を概略的に示した図である。HFC網はケーブルTV放送信号の送出装置であるヘッドエンド100で光信号を出力する。前記ヘッドエンド100から出力された光信号は光ケーブル102を介して分配センター104まで伝送される。前記分配センター104は前記光信号を複数に分配する。前記分配された複数の光信号はそれぞれ複数の光ケーブル106を介して各地域の光ハブに設けられている複数のONU108に伝送される。
前記ヘッドエンド100から前記ONU108までの距離は数km〜数十km程度に比較的長い距離であるが、ケーブルTV放送信号を光ケーブル102,106を介して光信号により伝送することによって信号の減衰と歪みはごく少ない。
前記複数のONU108は前記伝送された光信号をRF信号に変換し、変換されたRF信号を同軸ケーブル110を介して複数の同軸分配ハブ112に伝送する。
前記同軸ケーブル110を介してRF信号を伝送する際には減衰が発生する。従って、前記同軸ケーブル110を介して伝送するRF信号の損失が約20dBほどになる位置、例えば約200〜400mの間隔毎に同軸幹線増幅器114を設けてRF信号の減衰を補償する方式により、必要な個数の同軸幹線増幅器114を同軸ケーブル110にカスケード接続してRF信号を同軸分配ハブ112まで伝送する。そして、前記同軸分配ハブ112は前記RF信号を分岐増幅器または延長増幅器(図示せず)などを使って加入者端末機に伝送する。
このように、HFC網は、前記ONU108から出力されるRF信号を同軸ケーブル110を介して同軸分配ハブ112に伝送する過程で発生するRF信号の減衰を補償するために、複数の同軸幹線増幅器114を使用してRF信号を増幅している。しかし、前記複数の同軸幹線増幅器114でRF信号を増幅することによって歪み及びノイズが発生し、その発生した歪み及びノイズ成分は各同軸幹線増幅器114を通過する度に累積されてRF信号が劣化するようになる。
従って、本発明では、前記分配センター104から前記ONU108に光信号を伝送する光ケーブル106に光分岐器116を備えて、光ケーブル106が伝送する光信号の一部を分岐させる。前記光分岐器116で分岐された光信号は、光分配器118で複数の光信号に分配した後、光ケーブル120を介してそれぞれ複数の同軸分配ハブ112に伝送する。
前記光ケーブル106から分岐され前記光分配器118及び光ケーブル120を介して同軸分配ハブ112に伝送される光信号は損失がごく少なく、光ケーブル120だけを経由するので歪みやノイズが殆んど含まれていない。
前記複数の同軸分配ハブ112のそれぞれは、歪み及びノイズ相殺部122を備える。前記歪み及びノイズ相殺部122は前記同軸ケーブル110を介して受信されるRF信号と前記光ケーブル120を介して受信される光信号を用いて前記RF信号に含まれている歪み及びノイズ成分を抽出する。そして、前記歪み及びノイズ相殺部122は前記抽出した歪み及びノイズ成分を、前記同軸ケーブル110を介して受信されたRF信号に合成してそのRF信号に含まれている歪み及びノイズ成分を相殺させる。
図2は本発明の歪み及びノイズ相殺システムの望ましい実施形態の構成を示した図である。同図に示すように、前記同軸ケーブル110を介して受信されるRF信号が、増幅器200で増幅され、方向性結合器210に入力されることで、RF信号の一部が分離される。前記分離されたRF信号は、歪み及びノイズ相殺部122の歪み及びノイズ成分抽出部220に入力される。
前記歪み及びノイズ成分抽出部220は、光/RF信号変換器221、等化器(equalizer)223、遅延器225、減衰器227及び方向性結合器229を含む。前記光分配器118で光ケーブル120を介して受信される光信号は、前記歪み及びノイズ成分抽出部220の光/RF信号変換器221に入力され、RF信号に変換される。前記光/RF信号変換器221で変換されたRF信号は、RF信号の総合周波数応答特性を前記同軸ケーブル110を介して受信されるRF信号の総合周波数応答特性と同じく一致させるために、等化器223で等化される。
前記等化器223で等化されたRF信号は、遅延器225に入力されることで、前記同軸ケーブル110及び同軸幹線増幅器114を全て通過して伝送されるRF信号の遅延時間と同じ程度に遅延した後、方向性結合器229の負極性入力端子(−)に入力される。
そして、前記方向性結合器210で一部が分離されたRF信号は、減衰器227に入力されることで、前記遅延器225から出力されるRF信号と電圧レベルが同じくなるように減衰した後、方向性結合器229の正極性入力端子(+)に入力される。
すると、前記方向性結合器229が前記遅延器225から負極性入力端子(−)に入力されるRF信号と、前記減衰器227から正極性入力端子(+)に入力される歪み及びノイズ成分が含まれたRF信号とを合成することで、RF信号でシグナル(signal)成分が除去され、歪み(distortion)及びノイズ(noise)成分だけを抽出することができる。
前記方向性結合器229で抽出された歪み及びノイズ成分は、相殺部230のエラー増幅器231に入力されることで増幅された後、方向性結合器235の負極性入力端子(−)に入力される。
また、前記方向性結合器210を通過したRF信号は、位相遷移器233において、前記エラー増幅器231における位相遅延ほど位相が遷移され方向性結合器235の正極性入力端子(+)に入力される。
従って、前記方向性結合器235は、前記位相遷移器233から正極性入力端子(+)に入力される歪み及びノイズ成分が含まれたRF信号に、前記エラー増幅器231から負極性入力端子(−)に入力される歪み及びノイズ成分を相互間に結合することで、歪み及びノイズ成分が相殺されたきれいなRF信号を出力することができる。
このような本発明の歪み及びノイズ相殺システムについて、RF信号に混合されている歪み及びノイズ成分を除去し、きれいなRF信号を出力するという動作を、図3に基づいてさらに詳述する。
例えば、歪み及びノイズ成分がないきれいなRF信号のシグナル成分をS(t)とし、RF信号に混合されている歪み及びノイズ成分をD(t)と仮定する。
すると、同軸ケーブル110(図2参照)を介して受信されるノイズ及び歪み成分が含まれたRF信号S(t)+D(t)は増幅器200で増幅される。ここで、増幅器200の増幅利得をGと仮定した場合、増幅器200の出力信号はG・S(t)+G・D(t)になる。
前記増幅器200の出力信号G・S(t)+G・D(t)は方向性結合器210でそのレベルが各々G1とG2とに分割され、G1レベルが減衰器227に入力される。ここで、前記方向性結合器210の損失値を含んだ減衰器227の総減衰値を1/G1と設定すれば、減衰器227は前記増幅器200の出力信号G1・S(t)+G1・D(t)を1/G1減衰させてS(t)+D(t)を出力する。前記減衰器227の出力信号S(t)+D(t)は方向性結合器229の正極性入力端子(+)に入力される。
そして、図2または図3に示す光分配器118と光ケーブル120を介して受信される光信号を、光/RF信号変換器221が入力して、歪み及びノイズ成分が殆んどないきれいなRF信号S(t)に変換する。前記光/RF信号変換器221が変換したRF信号S(t)は等化器223及び遅延器225を通じて方向性結合器229の負極性入力端子(−)に入力される。
ここで、前記遅延器225はRF信号S(t)を遅らせて、前記減衰器227から出力されるノイズ及び歪み成分が含まれたRF信号S(t)+D(t)の遅延時間と一致させる。
前記方向性結合器229は、前記減衰器227から正極性入力端子(+)に入力されるノイズ及び歪み成分が含まれたRF信号S(t)+D(t)と、前記遅延器225から負極性入力端子(‐)に入力されるきれいなRF信号S(t)とを結合することで、式1のようにRF信号のシグナル成分であるS(t)が互いに相殺されるので、ノイズ及び歪み成分D(t)だけを抽出することができる。
[S(t)+D(t)]−S(t)=D(t)・・・(式1)
前記方向性結合器229が抽出したノイズ及び歪み成分D(t)はエラー増幅器231で増幅される。
ここで、エラー増幅器231の増幅利得がG2と設定されていると仮定する。すると、前記エラー増幅器231の出力信号はG2・D(t)となる。前記エラー増幅器231の出力信号G2・D(t)は方向性結合器235の負極性入力端子(−)に入力される。
そして、前記方向性結合器210で損失を考慮して分配されたノイズ及び歪み成分が含まれたRF信号のレベルをG2・S(t)+G2・D(t)とすれば、これが位相遷移器233で位相を調節することで、前記エラー増幅器231から出力されるノイズ及び歪み成分G2・D(t)と位相を一致させた後、前記方向性結合器235の正極性入力端子(+)に入力される。
従って、前記方向性結合器235は、前記エラー増幅器231から負極性入力端子(−)に入力されるノイズ及び歪み成分G2・D(t)と、前記位相遷移器233から正極性入力端子(+)に入力されるノイズ及び歪み成分が含まれたRF信号G2・S(t)+G2・D(t)とを結合することで、式2のようにノイズ及び歪み成分G2・D(t)が相殺されるので、ノイズ及び歪み成分のないきれいなRF信号G2・S(t)を出力することができる。
[G2・S(t)+G2・D(t)]−G2・D(t)=G2・S(t)・・・(式2)
図4は、本発明の歪み及びノイズ相殺システムをHFC網の同軸分配ハブ分岐増幅器に適用した実施例の構成を示した図である。ここで、符号300は、既存のHFC網で典型的に使用されている同軸分岐増幅器(Bridger Amplifier)の回路構成図であって、上り及び下り信号部分と、交流電力の供給部分及び網監視(Network Management System)用トランスポンダ(transponder)部分などを含む全構成要素が含まれた商用製品の構成図を示した例である。
そして、図4において符号400は、既存のHFC網用同軸分岐増幅器300の部分にさらに本発明によって付加する部分であって、基本的に図2に示す歪み及びノイズ相殺部122と同じ構成を有する。但し、この歪み及びノイズ相殺装置400は、実際商用製品として設置及び調整の便宜のために必要なプラグインディレイ(plug-in-delay)及びプラグインパッド(plug-in-pad)などを追加し、その他構成の少しを変更したもので、具体的な動作は図2の説明に含まれているので省略する。
前記同軸分岐増幅器300において符号302,304,306,308及び310は全て同軸ケーブル接続端子である。同軸ケーブル接続端子302はHFC網のONU108(図2参照)から同軸ケーブル110を介して伝送されるRF信号の入力端子である。また、同軸ケーブル接続端子304,306,308,310は分岐出力端子であって、全て双方向に信号を伝送する際に使用される。すなわち、低域周波数と高域周波数とを分けてそれぞれ上り(upstream)信号及び下り(downstream)信号として使う。
符号312はRF/AC分離器である。前記RF/AC分離器312は、RF信号とAC電力とを分離するLCインピーダンス回路網であって、HFC網用同軸ケーブルにRF信号を送り出しながら同時に50〜60HzのAC電力を共に通過させて、RF信号とAC電力とを分離したり、RF信号にAC電力を挿入して混合したりするものである。前記AC電力は整流器(図示せず)で整流して直流電圧に変換された後、増幅器及び全ての能動回路の動作電圧に供給される。
図4では、同軸ケーブル接続端子302にだけRF/AC分離器312を示しているが、同軸ケーブル接続端子304,306,308,310の全てにRF/AC分離器を備えることもできる。
符号314はダイプレクサ(diplexer)である。前記ダイプレクサ314は、中央に低域及び高域周波数の信号が入力されれば、高域周波数の信号は上側(H)部分に出力され、低域周波数の信号は下側(L)に出力される。また、その逆の動作も可能な高域及び低域フィルタを結合している。
従って、同軸ケーブル接続端子302に入力されるRF信号は、RF/AC分離器312からRF側に入り、AC電力は下部のAC側に分離され電源供給器(図示せず)に連結される。前記RF/AC分離器312のRF端子に出力されるRF信号はダイプレクサ314に入力されるが、高域周波数である下り信号は上側(H)に出力され等化器316に入力されることで下り信号の帯域周波数応答特性の平坦度が調節され、減衰器パッド318で後端の前置増幅器(pre-amplifier)320の入力に適するように信号レベルが適宜に減少される。
前記前置増幅器320で増幅された下り信号は、高域通過フィルタ及び利得制御器322を通過し、減衰器パッド324と等化器326で信号の振幅レベルと出力信号の帯域周波数応答特性である平坦度がそれぞれ調節された後、ピンダイオード328を通じて後置増幅器(post-amplifier)330に入力され、最終振幅レベルに増幅される。
ここで、前記ピンダイオード328は、自動振幅調整(ALC: Automatic Level Control)回路336の制御電圧に分岐回路出力用増幅器366の振幅レベルを抜粋してフィードバックされ後置増幅器330の入力レベルを加減、制御することによって分岐回路出力信号レベルを安定化させる。すなわち、前記自動振幅調整回路336は、方向性結合器332から減衰器パッド334を通過した分岐出力のレベルを感知し、レベルの変動によって出力を安定化させる負帰還回路である。
前記後置増幅器330の出力信号は、直接、出力−歪み/ノイズ相殺切換スイッチ338に入力されるが、出力−歪み/ノイズ相殺切換スイッチ338の可動端子を一側となる固定端子aに接続させる場合では、前記後置増幅器330の出力信号が本発明の歪み及びノイズ相殺装置400を通過せずに、方向性結合器340に直接入力される。そして、出力−歪み/ノイズ相殺切換スイッチ338の可動端子を他側となる固定端子bに接続させる場合では、前記後置増幅器330の出力信号が本発明の歪み及びノイズ相殺装置400に入力され、歪み及びノイズ成分が相殺された後、方向性結合器340に入力される。
前記本発明の歪み及びノイズ相殺装置400は前述した図2の動作と同じなので、具体的な動作説明は省く。
前記方向性結合器340に入力された信号の小さいレベルの一部がトランスポンダ342に入力されることで、状態監視システム(status monitoring system)や網管理システム(network management system)の作動のために、下り信号中に含まれる網装備制御用受信信号が解読される。また、前記トランスポンダ342から出力される網監視用または状態監視用の送信信号は、方向性結合器344と、上り増幅器(reverse amplifier)346と、低域通過フィルタ(LPF)及び利得制御装置348と、上り減衰器パッド350と、上り等化器352とを通じてダイプレクサ314の低域通過フィルタのL部分とRF/AC分離器312を通じて同軸ケーブル接続端子302に出力されヘッドエンドの方向に上り信号が伝送される。
前記方向性結合器340の主経路側に出力される信号は、分岐出力用等化器354と、分岐出力用減衰器パッド356を通じて高周波分配器(RF splitter)358で同等なレベルの二つの信号に分割される。前記高周波分配器358で分割された一方の信号は分岐増幅器360及びダイプレクサ362を通じて同軸ケーブル接続端子304、306に出力され加入者端末機側に伝送される。
そして、前記高周波分配器358で分割されたもう一方の信号は、分岐用パッド364と方向性結合器332及びダイプレクサ368を通じて同軸ケーブル接続端子308,310に出力され加入者端末機側に伝送される。前記方向性結合器332は前述したように分岐出力のレベルを検出して自動振幅調節に使われる。
また、加入者端末機や本装置の後端に位置する装置から同軸ケーブル接続端子304,306と同軸ケーブル接続端子308,310に入力される上り信号は、ダイプレクサ362,368の低域通過フィルタとリターンスイッチ370,372を通じて高周波合成器(RF Combiner)374に入力され、一つの信号に合成される。前記合成された信号は方向性結合器344を通じて上り増幅器346で増幅された後低域通過フィルタ及び利得制御装置348と、上り減衰器パッド350と、上り等化器352を通じてダイプレクサ314の低域通過フィルタとRF/AC分離器312を通じて同軸ケーブル接続端子302に出力されヘッドエンドの方向に信号が伝送される。
前記リターンスイッチ370,372は、上り信号が存在する場合には通過させ、存在しない場合には回路を遮断させて上流に向かう不要なノイズを除去する役割を果たす。
以上、代表的な実施形態を通じて本発明について詳述してきたが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は前述した実施形態について、本発明の範疇に逸脱しない限度内で多様な変形が可能であることが理解できよう。
従って、本発明の権利範囲は、説明された実施例に限定すべきでものではなく、特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定まるべきである。
本発明に係る歪み及びノイズ相殺システムをHFC網に構成する場合にシステム装備の構築によって差があるが、CNR、CSO及びCTBがそれぞれ最小限2db、4dB及び10dB以上向上させることができる。これは、既存のHFC網の同軸ケーブル区間距離が約2kmと仮定する場合、これを4〜6km程度とすることで伝送距離を2〜3倍に増加させることができる。そして、伝送距離を既存の距離のままにすれば、このような性能マージンによって収容できるチャンネルの数を約2倍近く(例えば、伝送したTVチャンネル数が60チャンネルであったとすれば90〜120チャンネルほどに増大する)拡張して伝送できる。
従って、本発明の歪み及びノイズ相殺システムのうち歪み及びノイズ相殺装置400を既に設けられている既存HFC網にさらに付加すれば、既存のHFC網の伝送特性を高性能にアップグレードして改造することができ、新規に設けるHFC網に本発明のシステムを適用すれば、高性能のHFC網を新たに構築することができる。
本発明の歪み及びノイズ相殺システムを含むHFC網の全体構成を概略的に示した図である。 本発明の歪み及びノイズ相殺システムの望ましい実施例の構成を示した図である。 本発明の歪み及びノイズ相殺システムの動作原理を説明するための図である。 本発明の歪み及びノイズ相殺システムをHFC網の同軸分配ハブ分岐増幅器に適用した実施例の構成を示した図である。
符号の説明
100 ヘッドエンド
102 光ケーブル
104 分配センター
106 光ケーブル
108 ONU
110 同軸ケーブル
112 同軸分配ハブ
114 同軸幹線増幅器
116 光分岐器
118 光分配器
120 光ケーブル
122 歪み及びノイズ相殺部
200 増幅器
210 方向性結合器
220 歪み及びノイズ成分抽出部
221 光/RF信号変換器
223 等化器
225 遅延器
227 減衰器
229 方向性結合器
230 相殺部
231 エラー増幅器
233 位相遷移器
235 方向性結合器
300 同軸分岐増幅器
302,304,306,308,310 同軸ケーブル接続端子
312 RF/AC分離器
314 ダイプレクサ
316 等化器
320 前置増幅器
322 高域通過フィルタ及び利得制御器
324 減衰器パッド
326 等化器
328 ピンダイオード
330 後置増幅器
332 方向性結合器
334 減衰器パッド
336 自動振幅調整回路
338 出力−歪み/ノイズ相殺切換スイッチ
340 方向性結合器
342 トランスポンダ
344 方向性結合器
346 上り増幅器
348 低域通過フィルタ及び利得制御装置
350 上り減衰器パッド
352 上り等化器
354 分岐出力用等化器
356 分岐出力用減衰器パッド
358 高周波分配器
360 分岐増幅器
362 ダイプレクサ
364 分岐用パッド
366 分岐回路出力用増幅器
368 ダイプレクサ
370 リターンスイッチ
374 高周波合成器
400 歪み及びノイズ相殺装置

Claims (6)

  1. ヘッドエンド側から第1光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換して同軸ケーブルを介して同軸分配ハブに伝送するONUと、
    前記同軸ケーブルにカスケード接続され前記RF信号を増幅する複数の同軸幹線増幅器と、
    前記第1光ケーブルで光信号を分岐して第2光ケーブルを介して前記同軸分配ハブに伝送する光分岐器と、
    前記第2光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換し、変換したRF信号を前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号と結合して歪み及びノイズ成分を抽出する歪み及びノイズ成分抽出部、および前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号に結合して歪み及びノイズ成分を相殺させる相殺部を含んで構成され、前記同軸分配ハブに備えられる歪み及びノイズ相殺部とを含み、
    前記歪み及びノイズ成分抽出部は、
    前記第2光ケーブルを介して受信される光信号をRF信号に変換する光/RF信号変換器と、
    前記光/RF信号変換器が変換したRF信号を遅らせる遅延器と、
    前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号から前記遅延器が遅延させたRF信号を減算して歪み及びノイズ成分を抽出する方向性結合器とを含んで構成されることを特徴とするHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
  2. 前記歪み及びノイズ相殺部は、
    前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号を分割して前記歪み及びノイズ成分抽出部及び前記相殺部にそれぞれ入力させる方向性結合器をさらに含む請求項1に記載のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
  3. 前記光/RF信号変換器と遅延器との間に、前記光/RF信号変換器が変換したRF信号の総合周波数応答特性を調節する等化器をさらに含む請求項に記載のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
  4. 前記歪み及びノイズ成分抽出部は、
    前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号を減衰させる減衰器をさらに含む請求項に記載のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
  5. 前記相殺部は、
    前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号から前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を減算する方向性結合器を含む請求項1に記載のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
  6. 前記相殺部は、
    前記歪み及びノイズ成分抽出部が抽出した歪み及びノイズ成分を増幅して前記方向性結合器に入力させるエラー増幅器と、
    前記同軸ケーブルを介して受信されるRF信号の位相を遷移させて前記方向性結合器に入力させる位相遷移器をさらに含む請求項に記載のHFC網における同軸カスケード増幅区間の歪み及びノイズ相殺システム。
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