JP4889312B2 - 照明制御装置、照明制御方法および照明制御プログラム - Google Patents

照明制御装置、照明制御方法および照明制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、点灯積算時間に基づき照明装置の明るさを制御する装置に関する。
点灯積算時間をカウントする場合は、マイクロコントローラを用いる。マイクロコントローラにより点灯積算時間をカウントして、点灯積算時間が設定時間を経過すると明るさの調整を行う照明装置がある。また、マイクロコントローラの動作クロックには水晶やセラミック発振子が用いられる。これら発振子の誤差は1%程度ある。
特開2001−015276号公報
水晶やセラミック発振子の誤差は1%が一般的である。また、この誤差を小さくすることは難しい。この1%の誤差は、例えば最初の規定値を500時間とした場合、±5時間の誤差を生じる。つまり、誤差により生じる時間幅は10時間になる。そのため、点灯積算時間が所定の時間になった場合に照明器具の明るさを変更すると、誤差により生じる時間幅内に同一空間内に設置される照明器具の明るさが次々と調整されるという課題がある。また、例え発振子の誤差をなくすことができた場合でも、点灯中に照明器具の明るさが変化することは望ましくないという課題がある。
本発明は、例えば、同一空間内に設置される照明器具の明るさが次々と調整されることを防止することを目的とする。また、本発明は、例えば、点灯中に照明器具の明るさが変化することを防止することを目的とする。
本発明にかかる照明制御装置は、例えば、放電ランプを点灯させる照明器具の照明制御装置において、
放電ランプの点灯積算時間に対する放電ランプの出力レベルを調光テーブルとして記憶装置に記憶する調光テーブル記憶部と、放電ランプの点灯積算時間を処理装置によりカウントする点灯積算時間カウント部と、上記照明器具が消灯から点灯になる場合、上記調光テーブル記憶部が記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを処理装置により調整する調光制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる照明制御装置によれば、例えば、照明器具が消灯から点灯になる場合に調光するため、同一空間内に設置される照明器具の明るさが次々と調整されることはない。また、点灯中に照明器具の明るさが変化することもない。
まず、図1に基づき実施の形態にかかる照明制御装置100のハードウェアについて説明する。図1は、実施の形態における照明制御装置100のハードウェア構成を示す図である。
図1において、照明制御装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、処理装置980の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、フラッシュメモリ915と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、フラッシュメモリ915は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置984の一例である。
ROM913は、例えば、後述する調光制御部112、調光テーブル記憶部114、点灯積算時間カウント部116、積算時間記憶部118を記憶している。また、CPU911は、例えば、ROM913が記憶した調光制御部112、調光テーブル記憶部114、点灯積算時間カウント部116、積算時間記憶部118を読み出し、処理を実行する。
実施の形態1.
次に、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、照明器具10が消灯から点灯になる場合に調光する照明制御装置100について説明する。
まず、図2に基づき実施の形態1にかかる照明制御装置100の機能について説明する。図2は、実施の形態1にかかる照明制御装置100、および照明制御装置100を備える照明器具10の機能を示す機能ブロック図である。
照明器具10は、放電ランプ40を点灯させる装置であり、スイッチ20、インバータ回路30、放電ランプ40、パワーオンリセット検出回路50、制御回路60、発振子70、照明制御装置100を備える。
スイッチ20は、電源ACと直列に取り付けられ、インバータ回路30へ電源の供給を行う。制御回路60は、インバータ回路30、および照明制御装置100と接続される。制御回路60は、インバータ回路30などのハードウェアを制御する回路である。パワーオンリセット検出回路50は、スイッチ20、照明制御装置100などと接続される。パワーオンリセット検出回路50は、スイッチ20のオン/オフを検出する回路である。発振子70は、照明制御装置100と接続される。また、発振子70は、例えば、水晶やセラミックなどの発振子である。
照明制御装置100は、例えばマイクロコントローラである。照明制御装置100は、点灯時間が経過することによる光束の減少を抑制し、放電ランプ40からの光出力が点灯積算時間にかかわらず一定に維持されるよう、調光比率を時間の経過とともに上げる。つまり、照明制御装置100は、点灯積算時間が所定の時間経過した場合、放電ランプ40の出力レベルを上げる。照明制御装置100は、照明制御部110、処理装置980、記憶装置984を備える。照明制御部110は、例えばソフトウェア、プログラムなどであってもよく、その場合記憶装置984に記憶されていても構わない。照明制御部110は、調光制御部112、調光テーブル記憶部114、点灯積算時間カウント部116、積算時間記憶部118を備える。
調光制御部112は、照明器具10が消灯から点灯になる場合、調光テーブル記憶部114が記憶した調光テーブルから点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間に対する出力レベルを検索する。そして、調光制御部112は、検索した出力レベルに基づき放電ランプ40の出力レベルを処理装置980により調整する。より具体的には、調光制御部112は、照明器具10が消灯から点灯になる場合、積算時間記憶部118が記憶した点灯積算時間を読み出し、調光テーブル記憶部114が記憶した調光テーブルから点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプ40の出力レベルを調整する。つまり、調光制御部112は、照明器具10が点灯中に、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間が設定時間を経過しても放電ランプ40の出力レベルの調整を一旦保留する。そして、調光制御部112は、照明器具10が消灯から点灯になる場合に、後述する積算時間記憶部118が不揮発性メモリに記憶した点灯積算時間に基づき出力レベルの調整を行う。
調光テーブル記憶部114は、放電ランプ40の点灯積算時間に対する放電ランプ40の出力レベルを調光テーブルとして記憶装置984に記憶する。調光テーブル記憶部114は、例えば、調光テーブルに設定時間毎に出力レベルを記憶する。
点灯積算時間カウント部116は、放電ランプ40の点灯積算時間を処理装置980によりカウントする。点灯積算時間カウント部116は、例えば、発振子70などを使用して点灯積算時間をカウントする。
積算時間記憶部118は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間を記憶装置984に記憶する。
次に、図3に基づき実施の形態1にかかる照明制御装置100の動作について説明する。図3は、実施の形態1にかかる照明制御装置100の動作である照明制御処理(照明制御方法、照明制御プログラム)を示すフローチャートである。予め処理開始前に、調光テーブル記憶部114は、点灯積算時間と点灯積算時間に対する調光比率である放電ランプ40の点灯積算時間に対する放電ランプ40の出力レベルを調光テーブルとして記憶装置984に記憶する(調光テーブル記憶ステップ)。ここで、記憶装置984は、例えば不揮発性メモリであるROM913やフラッシュメモリ915である。
まず、調光制御ステップ(S101)では、スイッチ20がオンになると、調光制御部112は、点灯積算時間に対する出力レベルで放電ランプを点灯させる。つまり、調光制御部112は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間が予め設定された時間を経過した場合に、点灯回路であるインバータ回路30に接続される放電ランプ40の光束低下を補正する。すなわち、調光制御部112は、調光テーブル記憶部114が予め記憶した調光テーブルから設定された値を選択し、制御回路60を介しインバータ回路30を制御し放電ランプ40を調光して点灯させる。
次に、点灯積算時間カウントステップ(S102)では、点灯積算時間カウント部116は、放電ランプ40の点灯積算時間を処理装置980によりカウントする。つまり、スイッチ20がオンとなることによってインバータ回路30に電源が供給され、放電ランプ40が点灯すると、点灯積算時間カウント部116によって点灯積算時間のカウントが始まる。
次に、積算時間記憶ステップ(S103)では、積算時間記憶部118は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間を記憶装置984に記憶する。ここで、記憶装置984は、例えば不揮発性メモリであるフラッシュメモリ915である。積算時間記憶部118は、例えば、1時間毎に点灯積算時間を記憶装置984に書き込む。
ここで、AC電源が切断され、その後復帰された場合でも、積算時間記憶部118が記憶した不揮発性メモリである記憶装置984から点灯積算時間を読み出し、光束低下の補正を行うことが可能である。
次に、図4、図5に基づき調光テーブルと調光テーブルに基づいた調光カーブ(光束カーブ)について説明する。図4は、調光テーブルを示す図である。図5は、点灯積算時間と出力レベルであるランプ電流との関係を表す調光カーブを示す図である。調光テーブルは、例えば図4に示すように積算時間、step、出力レベルを備える。調光制御部112は、積算時間に応じた出力レベルを制御回路60に出力してインバータ回路30を制御し放電ランプ40を調光点灯させる。
つまり、初期はstep0であり、調光制御部112は約70%の出力レベルで放電ランプ40を点灯させる。図4に示すように、stepを500時間毎に設定した場合、調光制御部112は、点灯積算時間が500時間を経過した後に光束低下を補正するように動作する。しかし、上述したように、調光制御部112は、即、光束低下を補正する動作には移行しない。調光制御部112は、パワーオンリセット検出回路50に基づき、パワーオンリセット操作されて再度インバータ回路30に電源供給され点灯復帰したか否かを判定する。そして、調光制御部112は、パワーオンリセット操作されたと判定した場合に、調光テーブルに予め設定されている調光度で放電ランプ40を点灯させる。これによって同一空間内の設置される照明器具10の明るさが次々と調整されること無く光束補正が可能となる。また、図5において調光カーブが一定時間毎に一定の割合で出力レベルが上がっていないのは、例えば、インバータ回路30をコントロールできる区切りが細かくできないためであり、またランプの減衰率が時間により差があるためである。
つまり、実施の形態1にかかる照明制御装置100は、放電ランプ40を搭載した照明器具10において、照明器具10に搭載された放電ランプ40の点灯積算時間をカウントし、この積算時間に応じて減少する前記放電ランプ40の光束を補正するように放電ランプ40の調光度を前記点灯積算時間に応じて調整する制御手段と、前記放電ランプ40の調光度及び前記点灯積算時間の情報を記憶する記憶手段と、前期制御手段は、点灯積算時間が予めそれぞれ設定した時間を経過する毎に、調光度を段階的に変化させるものあり、点灯中に前記点灯積算時間が予め設定したそれぞれの時間を経過したときは、調光度の変化を保留し、照明が一旦消灯し次に点灯するときに実行させることを特徴とする。
また、実施の形態1にかかる照明制御装置100は、上記点灯積算時間がそれぞれの設定した時間が経過した時は、設定時間が経過したことを記憶手段に記憶し、照明を一旦消灯し次に点灯するときに、前記記憶手段の情報を読み出して調光度を調整することを特徴とする。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、照明器具10が消灯されない場合の照明制御装置100の調光する動作の一例について説明する。
まず、実施の形態2にかかる照明制御装置100の機能について実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
調光制御部112は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間が設定時間を経過してから照明器具10が所定の時間消灯しない場合、調光テーブル記憶部114が記憶した調光テーブルから点灯積算時間に対する出力レベルを検索する。そして、調光制御部112は、検索した出力レベルに基づき放電ランプ40の出力レベルを調整する。
例えば、図4に示すように、stepを500時間毎に設定した場合について説明する。ここで、上記所定の時間を100時間であるとする。上述したように調光制御部112は、点灯積算時間が500時間を経過しても放電ランプ40の出力レベルの調整を保留する。そして、パワーオンリセットされた場合に、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整する。しかし、点灯積算時間が500時間を経過後、さらに100時間経過してもパワーオンリセットされない場合、つまり、点灯積算時間が500時間を経過後、さらに100時間経過しても照明器具10が消灯されない場合、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整する。
これにより、照明器具10が消灯されない環境において、光束低下の補正がされないということを防止できる。
つまり、実施の形態2にかかる照明制御装置100は、上記点灯積算時間が予め設定した時間を所定時間経過しても照明が消灯しないときは、上記調光度変化の保留を行わずに、調光度を調整することを特徴とする。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3では、照明器具10が消灯されない場合の照明制御装置100の調光する動作の実施の形態2と異なる一例について説明する。
まず、実施の形態3にかかる照明制御装置100の機能について実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
調光制御部112は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間が第1の設定時間を経過して、さらに第2の設定時間を経過しても照明器具10が消灯しない場合、調光テーブル記憶部114が記憶した調光テーブルから点灯積算時間に対する出力レベルを検索する。そして、調光制御部112は、検索した出力レベルに基づき放電ランプ40の出力レベルを調整する。
例えば、図4に示すように、stepを500時間毎に設定した場合について説明する。上述したように調光制御部112は、点灯積算時間が500時間を経過しても放電ランプ40の出力レベルの調整を保留する。そして、パワーオンリセットされた場合に、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整する。しかし、点灯積算時間が500時間を経過して、点灯積算時間が次の設定時間である1000時間経過してもパワーオンリセットされない場合、つまり、点灯積算時間が500時間を経過して、点灯積算時間が1000時間を経過しても照明器具10が消灯されない場合、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整する。
ここでは、第2の設定時間を第1の設定時間の次の設定時間であるとした。しかし、これに限られるわけではなく、第2の設定時間は、第1の設定時間のn回後の設定時間であっても構わない。例えば、24時間点灯され続け、パワーオンリセットされない場合は、規定されたn回目のstep経過時に即、その調光度に点灯させるとする設定も可能である。
これにより、実施の形態2同様、照明器具10が消灯されない環境において、光束低下の補正がされないということを防止できる。
つまり、実施の形態3にかかる照明制御装置100は、点灯積算時間が予め設定した次の積算時間を経過しても照明が消灯しないときは、上記調光度の保留を行わずに、調光度を前回の点灯積算時間設定に対する調光度に調整することを特徴とする。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。実施の形態4では、照明器具10が消灯されない場合の照明制御装置100の調光する動作の実施の形態2および実施の形態3と異なる一例について説明する。
まず、実施の形態4にかかる照明制御装置100の機能について実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
調光制御部112は、点灯積算時間カウント部116がカウントした点灯積算時間が、調光テーブル記憶部114が記憶した調光テーブルの設定値が奇数または偶数のいずれか一方の設定値に割当てられた設定時間を経過した場合、調光テーブルから点灯積算時間に対する出力レベルを検索する。そして、調光制御部112は、検索した出力レベルに基づき放電ランプ40の出力レベルを調整する。
例えば、図6に示すように、各設定値に対してstep、出力レベルを登録した調光テーブルである場合について説明する。図6は、調光テーブルを示す図である。ここで、設定値1は0から500時間まで、設定値2は500時間から1000時間までというように、各設定値は500時間毎の設定時間が割当てられているとする。つまり、図6に示す調光テーブルは、設定値に割当てられた積算時間に合った出力をstepで表す。また、ここでは、調光制御部112は、調光テーブルの奇数の設定値に割当てられた設定時間を経過した場合に放電ランプ40の出力レベルを調整するものとする。上述したように調光制御部112は、点灯積算時間が設定時間である500時間を経過しても放電ランプ40の出力レベルの調整を保留するのが原則である。そして、パワーオンリセットされた場合に、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整するのが原則である。しかし、ここでは、点灯積算時間が奇数の設定値である設定値1に割当てられた設定時間の500時間を経過しているため、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルを調整する。一方、点灯積算時間が1000時間を経過した場合には、1000時間は偶数の設定値である設定値2に割当てられた設定時間であるため、調光制御部112は、放電ランプ40の出力レベルの調整を保留する。
また、図6において1つのステップに複数の設定時間が割当てられているのは、図5の説明と同様に、インバータ回路30をコントロールできる区切りが細かくできないためであり、またランプの減衰率が時間により差があるためである。
これにより、照明器具10が消灯されない環境において、光束低下の補正がされないということを防止できる。また、実施の形態2および実施の形態3に比べ、処理が単純であるため、照明制御装置100であるマイクロコントローラの記憶装置984の節約ができ、またマイクロコントローラの処理負荷を軽減することができる。
図7は、上述した実施の形態にかかる照明制御装置100、照明器具10が同一空間内に複数設置された照明制御システムを示す図である。照明制御装置100A、照明制御装置100B、照明制御装置100C、照明制御装置100D、照明制御装置100E、照明制御装置100Fは、上記実施の形態にかかる照明制御装置100である。また、照明器具10A、照明器具10B、照明器具10C、照明器具10D、照明器具10E、照明器具10Fは、上記実施の形態にかかる照明器具10である。また、照明器具10Aから照明器具10Fまでは、共通の電源ラインに接続されている。つまり、上記実施の形態にかかる照明制御装置100によれば、図7に示すように同一空間内に共通の電源ラインに複数の照明器具が設置されている場合に、各照明器具10が点灯中にバラバラに照度を変更することがない。
実施の形態における照明制御装置100のハードウェア構成を示す図。 実施の形態1にかかる照明制御装置100、および照明制御装置100を備える照明器具10の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態1にかかる照明制御装置100の動作である照明制御処理(照明制御方法、照明制御プログラム)を示すフローチャート。 調光テーブルを示す図。 点灯積算時間と出力レベルであるランプ電流との関係を表す調光カーブを示す図。 調光テーブルを示す図。 実施の形態にかかる照明制御装置100、照明器具10が同一空間内に複数設置された照明制御システムを示す図。
符号の説明
10 照明器具、20 スイッチ、30 インバータ回路、40 放電ランプ、50 パワーオンリセット検出回路、60 制御回路、70 発振子、100 照明制御装置、110 照明制御部、112 調光制御部、114 調光テーブル記憶部、116 点灯積算時間カウント部、118 積算時間記憶部、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 フラッシュメモリ、980 処理装置、984 記憶装置。

Claims (7)

  1. 放電ランプを点灯させる照明器具を制御する照明制御装置において、
    放電ランプの点灯積算時間に対する放電ランプの出力レベルを設定時間毎に調光テーブルとして記憶装置に記憶する調光テーブル記憶部と、
    放電ランプの点灯積算時間をカウントする点灯積算時間カウント部と、
    上記照明器具が消灯から点灯になる場合、上記調光テーブル記憶部が記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整するとともに、上記照明器具が点灯中に、上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間が設定時間を経過しても放電ランプの出力レベルの調整を保留する調光制御部と
    を備えることを特徴とする照明制御装置。
  2. 上記調光テーブル記憶部は、調光テーブルに設定時間毎に出力レベルを記憶し、
    上記調光制御部は、上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間が設定時間を経過してから上記照明器具が所定の時間消灯しない場合、上記調光テーブル記憶部が記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  3. 上記調光テーブル記憶部は、調光テーブルに設定時間毎に出力レベルを記憶し、
    上記調光制御部は、上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間が第1の設定時間を経過して、さらに第2の設定時間を経過しても上記照明器具が消灯しない場合、上記調光テーブル記憶部が記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  4. 上記照明制御装置は、さらに、
    上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間を記憶装置に記憶する積算時間記憶部を備え、
    上記調光制御部は、上記照明器具が消灯から点灯になる場合、上記積算時間記憶部が記憶した点灯積算時間を読み出し、上記調光テーブル記憶部が記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の照明制御装置。
  5. 放電ランプを点灯させる照明器具を制御する照明制御方法において、
    処理装置が、放電ランプの点灯積算時間をカウントする点灯積算時間カウントステップと、
    処理装置が、上記照明器具が消灯から点灯になる場合、予め記憶装置に記憶した調光テーブルであって、放電ランプの点灯積算時間に対する放電ランプの出力レベルを設定時間毎に記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間カウントステップでカウントした点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整するとともに、上記照明器具が点灯中に、上記点灯積算時間カウントステップでカウントした点灯積算時間が設定時間を経過しても放電ランプの出力レベルの調整を保留する調光制御ステップと
    を備えることを特徴とする照明制御方法。
  6. 放電ランプを点灯させる照明器具を制御する照明制御プログラムにおいて、
    放電ランプの点灯積算時間をカウントする点灯積算時間カウントステップと、
    上記照明器具が消灯から点灯になる場合、予め記憶装置に記憶した調光テーブルであって、放電ランプの点灯積算時間に対する放電ランプの出力レベルを設定時間毎に記憶した調光テーブルから上記点灯積算時間カウントステップでカウントした点灯積算時間に対する出力レベルを検索し、検索した出力レベルに基づき放電ランプの出力レベルを調整するとともに、上記照明器具が点灯中に、上記点灯積算時間カウントステップでカウントした点灯積算時間が設定時間を経過しても放電ランプの出力レベルの調整を保留する調光制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする照明制御プログラム。
  7. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の照明制御装置を備える複数の照明器具を、共通の電源ラインに接続することを特徴とする照明制御システム。
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