JP4889052B2 - 連続壁の構築方法 - Google Patents
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<請求項1記載の発明>
移動可能なベースマシンと、対象地盤を溝掘削するカッターとを備えたチェーンカッター方式掘削装置を用いて形成する連続壁の構築方法であって、
対象地盤を掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、
前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土に、粉体又は顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌する第2の工程とを有し、
前記カッターの建込み位置を始点とし一方向に当該チェーンカッター方式掘削装置が移動しつつ溝掘削しながら前記第1の工程を行い、
このチェーンカッター方式掘削装置が前記カッターの建込み位置へ戻りながら第2の工程を行い、
前記スラリー状材料は粉体量が対象土量1m 3 当たり30〜500kg/m 3 となるように吐出し、前記粉体又は顆粒状の固化材は対象土量1m 3 当たり30〜700kg/m 3 吐出する、
ことを特徴とする連続壁の構築方法。
移動可能なベースマシンと、対象地盤を溝掘削するカッターとを備えたチェーンカッター方式掘削装置を用いて形成する連続壁の構築方法であって、
前記カッターの建込み位置を1次工区開始点とし、この1次工区開始点から一方向に所定長の1次工区終了点まで当該チェーンカッター方式掘削装置が移動しつつ溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、
このチェーンカッター方式掘削装置が前記1次工区終了点から1次工区開始点へ戻りながら、スラリー状材料及び粉体若しくは顆粒状の固化材を吐出せずに、前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土をさらに混合攪拌のみを行う第2の工程と、
前記1次工区開始点に戻った後、再び前記1次工区終了点方向へ移動しつつ、前記1次工区開始点から1次工区終了点までは、粉体又は顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌し、
前記1次工区終了点を2次工区開始点として、この2次工区開始点から所定長の2次工区終了点までは、溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第3の工程と、を備え、
前記スラリー状材料は粉体量が対象土量1m 3 当たり30〜500kg/m 3 となるように吐出し、前記粉体又は顆粒状の固化材は対象土量1m 3 当たり30〜700kg/m 3 吐出し、
先行工区終了点を後行工区開始点として、上記第2の工程と第3の工程を順次繰り返すことにより、全工区の連続壁の構築を行う、
ことを特徴とする連続壁の構築方法。
前記カッターに前記スラリー状材料を吐出する第1の吐出口及び前記粉体又は顆粒状の固化材を吐出する第2の吐出口が設けられ、前記第1の吐出口は前記ベースマシンの移動方向側に設置され、前記第2の吐出口は前記ベースマシンの移動方向とは反対側に設置されている、
請求項1又は請求項2記載の連続壁の構築方法。
前記粉体又は顆粒状の固化材は空気圧送により吐出される、請求項1乃至3のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
前記混合攪拌は、前記チェーンカッター方式掘削装置の無端チェーンに備えられた、攪拌バーによって行われる、請求項1乃至4のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
前記固化材は、少なくともセメント、石灰系固化材、中性固化材、弱アルカリ固化材、軽焼マグネシアから選択される1以上の材料を含むものである、請求項1乃至5のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
前記スラリー状材料中の粉体は、少なくともベントナイト、木節粘土、カオリン系粘土鉱物、セメント、石灰系固化材、中性固化材、弱アルカリ固化材、軽焼マグネシアから選択される1以上の材料を含むものである、請求項1乃至6のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
粉体若しくは顆粒状の固化材を用いるため、通常の連続壁構築工法に比べて水量が少ないので、排泥が少なく、産業廃棄物を軽減することができる。また、第1の工程と第2の工程に分け、かつ粉体若しくは顆粒状の固化材とスラリー状材料を適切に組み合わせることにより、対象地盤の土質性状、含水率、粒度、地下水位等の地盤状況に応じた、所望の強度等を有する連続壁を構築することができる。なお、本発明にいう対象地盤とは、掘削する箇所の地盤をいい、対象土量とは、その掘削した土の量をいうものとする(以下同様)。
固化材について以下に説明する。固化材は、連続壁に強度を持たせる材料、例えば、セメント、石灰系固化材、中性固化材、弱アルカリ固化材、軽焼マグネシア等が考えられる。
(参考の態様1)
対象地盤を掘削しながら、粉体若しくは顆粒状の固化材、又は当該固化材及びスラリー状材料を吐出し、この固化材、又は当該固化材及びスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する、連続壁の構築方法については、粉体若しくは顆粒状の固化材の量を、対象土量1m3当たり30〜700kg/m3とし、スラリー状材料中の粉体量を、対象土量1m3当たり30〜500kg/m3とするものである。
対象地盤を掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土に、粉体若しくは顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌する第2の工程とからなる、連続壁の構築方法については、前記第1の工程における前記スラリー状材料中の粉体量を、対象土量1m3当たり30〜500kg/m3とし、前記第2の工程における前記粉体若しくは顆粒状の固化材の量を、対象土量1m3当たり30〜700kg/m3とするものである。
移動可能なベースマシンと、対象地盤を溝掘削するカッターとを備えたチェーンカッター方式掘削装置を用いて形成する連続壁の構築方法であって、前記カッターの建込み位置を1次工区開始点とし、この1次工区開始点から一方向に所定長の1次工区終了点まで当該チェーンカッター方式掘削装置が移動しつつ溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、このチェーンカッター方式掘削装置が前記1次工区終了点から1次工区開始点へ戻りながら、スラリー状材料及び粉体若しくは顆粒状の固化材を吐出せずに、前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土をさらに混合攪拌のみを行う第2の工程と、前記1次工区開始点に戻った後、再び前記1次工区終了点方向へ移動しつつ、前記1次工区開始点から1次工区終了点までは、粉体若しくは顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌し、前記1次工区終了点を2次工区開始点として、この2次工区開始点から所定長の2次工区終了点までは、溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第3の工程と、を備え、先行工区終了点を後行工区開始点として、上記第2の工程と第3の工程を順次繰り返すことにより、全工区の連続壁の構築を行う、連続壁の構築方法については、前記第1の工程における前記スラリー状材料中の粉体量を、対象土量1m3当たり30〜500kg/m3とし、前記第3の工程における1次工区開始点から1次工区終了点までの前記粉体若しくは顆粒状の固化材の量を、対象土量1m3当たり30〜700kg/m3とし、前記第3の工程における2次工区開始点から所定長の2次工区終了点までの前記スラリー状材料中の粉体量を、対象土量1m3当たり30〜500kg/m3とするものである。
連続壁の構築を含む、一般的な地盤改良工法(例えば、RSW工法やSMW工法)では、地盤改良を行うに際し、掘削対象土量1m3あたり、例えば、高炉セメントB種を300kg/m3、W/C(水セメント比)200%の配合で練混ぜたセメントミルクを投入して攪拌混合すると、セメントミルクの容積は、単位セメント300kg/m3をセメント比重(3.15)で除した値である、セメント容積95リットル/m3と、W/C(水セメント比)200%に基づく値である、水の容積600リットル/m3と、の合計値695リットル/m3となる。すなわち、掘削対象土量1m3あたり約695リットルの容積が増加することとなる。
チェーンカッター方式掘削装置21は、たとえば図1(1),(2)に示す全体構造を有するものである。なお、図1(1)はチェーンカッター方式掘削装置21の側面図であり、図1(2)はその正面図である。ベースマシン22の前方において支持され設置されたリーダ23はベースマシン22のリーダ受台24とバックステイ25により支えられる構造となっている。前記リーダ23には、カッター26の一部を構成する無端チェーン27をガイドするための複数の単位ガイドポストを長手方向に連結して構成された、ガイドポスト28が鉛直方向に移動可能なように設けられ、そのガイドポスト28の頭部にはリーダ3に沿ってスライドする電動モータ等による動力源29が搭載されている。この動力源29の動力は、チェーン駆動用ドライブホイール(図示せず)を介して後述する無端チェーン27に伝達される。
チェーンカッター方式掘削装置の場合の本発明に係る連続壁の構築方法について、図3に基づいて説明する。なお、パターン1は、前述した参考の態様1に基づくものである。まず、事前に所定深度まで掘削された掘削孔にカッター26を貫入するか、若しくは単位ガイドポストを順次連結させつつ、所定深度まで掘削しながら自力建込みを行うことによって、図3(1)に示すように、対象地盤中にカッター26を建込む。この建込みの際には、後述するように、スラリー状材料等を吐出して、掘削しながら行われるものである。
パターン2は、前述した実施の態様1に基づくものである。まず、事前に所定深度まで掘削された掘削孔にカッター26を貫入するか、若しくは単位ガイドポストを順次連結させつつ、所定深度まで掘削しながら自力建込みを行うことによって、図2(1)に示すように、対象地盤中にカッター26を建込む。この建込みの際には、後述するように、スラリー状材料等を吐出して、掘削しながら行われるものである。
その結果、溝掘削した部分に、連続壁を対象地盤中に構築することができる。
パターン3は、前述した実施の態様2に基づくものである。図4(1)に示すように、第1の工程としては、カッターの建込み位置を1次工区開始点とし、図4(2)に示すように、この1次工区開始点からベースマシン22を矢印(往路)の方向に移動させつつ、所定長の1次工区終了点まで溝掘削させながら、スラリー状材料をガイドポスト28a,28,28…に形成された第1及び第2の吐出口(図示せず)から吐出し、地盤中の地盤土砂とスラリー状材料とを攪拌バーにより混合攪拌して、掘削溝の崩壊等を防止しつつ、カッタービットで対象地盤を溝掘削する。
Claims (7)
- 移動可能なベースマシンと、対象地盤を溝掘削するカッターとを備えたチェーンカッター方式掘削装置を用いて形成する連続壁の構築方法であって、
対象地盤を掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、
前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土に、粉体又は顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌する第2の工程とを有し、
前記カッターの建込み位置を始点とし一方向に当該チェーンカッター方式掘削装置が移動しつつ溝掘削しながら前記第1の工程を行い、
このチェーンカッター方式掘削装置が前記カッターの建込み位置へ戻りながら第2の工程を行い、
前記スラリー状材料は粉体量が対象土量1m 3 当たり30〜500kg/m 3 となるように吐出し、前記粉体又は顆粒状の固化材は対象土量1m 3 当たり30〜700kg/m 3 吐出する、
ことを特徴とする連続壁の構築方法。 - 移動可能なベースマシンと、対象地盤を溝掘削するカッターとを備えたチェーンカッター方式掘削装置を用いて形成する連続壁の構築方法であって、
前記カッターの建込み位置を1次工区開始点とし、この1次工区開始点から一方向に所定長の1次工区終了点まで当該チェーンカッター方式掘削装置が移動しつつ溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第1の工程と、
このチェーンカッター方式掘削装置が前記1次工区終了点から1次工区開始点へ戻りながら、スラリー状材料及び粉体若しくは顆粒状の固化材を吐出せずに、前記第1の工程により混合攪拌される泥水混合土をさらに混合攪拌のみを行う第2の工程と、
前記1次工区開始点に戻った後、再び前記1次工区終了点方向へ移動しつつ、前記1次工区開始点から1次工区終了点までは、粉体又は顆粒状の固化材を吐出し、この固化材と前記泥水混合土とを混合攪拌し、
前記1次工区終了点を2次工区開始点として、この2次工区開始点から所定長の2次工区終了点までは、溝掘削しながら、スラリー状材料を吐出し、このスラリー状材料と前記地盤中の地盤土砂とを混合攪拌する第3の工程と、を備え、
前記スラリー状材料は粉体量が対象土量1m 3 当たり30〜500kg/m 3 となるように吐出し、前記粉体又は顆粒状の固化材は対象土量1m 3 当たり30〜700kg/m 3 吐出し、
先行工区終了点を後行工区開始点として、上記第2の工程と第3の工程を順次繰り返すことにより、全工区の連続壁の構築を行う、
ことを特徴とする連続壁の構築方法。 - 前記カッターに前記スラリー状材料を吐出する第1の吐出口及び前記粉体又は顆粒状の固化材を吐出する第2の吐出口が設けられ、前記第1の吐出口は前記ベースマシンの移動方向側に設置され、前記第2の吐出口は前記ベースマシンの移動方向とは反対側に設置されている、
請求項1又は請求項2記載の連続壁の構築方法。 - 前記粉体又は顆粒状の固化材は空気圧送により吐出される、請求項1乃至3のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
- 前記混合攪拌は、前記チェーンカッター方式掘削装置の無端チェーンに備えられた、攪拌バーによって行われる、請求項1乃至4のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
- 前記固化材は、少なくともセメント、石灰系固化材、中性固化材、弱アルカリ固化材、軽焼マグネシアから選択される1以上の材料を含むものである、請求項1乃至5のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
- 前記スラリー状材料中の粉体は、少なくともベントナイト、木節粘土、カオリン系粘土鉱物、セメント、石灰系固化材、中性固化材、弱アルカリ固化材、軽焼マグネシアから選択される1以上の材料を含むものである、請求項1乃至6のいずれか1項記載の連続壁の構築方法。
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